JP3284022B2 - 一斉指令端末装置における未応答指令回線の表示制御方式 - Google Patents

一斉指令端末装置における未応答指令回線の表示制御方式

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JP3284022B2 JP10172595A JP10172595A JP3284022B2 JP 3284022 B2 JP3284022 B2 JP 3284022B2 JP 10172595 A JP10172595 A JP 10172595A JP 10172595 A JP10172595 A JP 10172595A JP 3284022 B2 JP3284022 B2 JP 3284022B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換システムにお
ける一斉指令端末装置の未応答指令回線の表示制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話交換システムにおける一斉指
令端末装置の未応答指令方式としては、特開昭53−1
32916号公報に開示されているように、一斉指令に
対する未応答の相手端末は保留されることにより記憶さ
れ、次の一斉指令で、保留された相手端末を呼び出して
指令を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の未応答指令方式では、未応答の相手端末が全て応答
しないかぎり全相手端末に対し指令を行うことができ
ず、電話交換システムの交換機負荷が大きくなるという
問題があった。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するものであり、指令操作終了後に未応答の指令回線の
みを表示しておき、未応答の指令回線に再指令が必要と
認識されたときに未応答指令回線のみを指令の対象にす
ることにより、一度応答した指令回線を呼び出すことを
不要にして、交換機の負荷を軽減した一斉指令端末装置
の未応答指令方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、電話交換システムに収容され指令
機能を有する複数の端末装置を備え、この各端末装置は
自己の端末装置に収容する指令回線及び未応答の指令回
線をページ切り替えで表示するタッチセンサ付き表示手
段を有し、任意の端末装置から他の全端末装置または選
択された端末装置を呼出して、任意の端末装置から一斉
指令を発信したときの未応答端末装置の指令回線状態を
表示する未応答指令回線の表示制御方式において、前記
端末装置に収容される回線種別と回線名称からなる回線
収容データを基に指令回線の回線番号を登録することで
構築された指令回線データを複写することにより構成さ
れる未応答指令回線データテーブルと、前記指令発信用
端末装置が未応答指令ページの表示を判定したときに前
記未応答指令回線データテーブルを先頭から順次検索し
て回線番号を抽出する第1の手段と、前記抽出された該
回線番号が指令応答中の回線番号と一致するかを判定す
る第2の手段と、前記抽出された該回線番号が指令応答
中の回線番号と一致ときは該回線番号を未応答指令回線
データテーブルから削除するとともに該回線番号に対応
する回線名称を前記表示手段から消去する第3の手段
と、前記抽出された該回線番号が指令応答中の回線番号
と不一致のときは該回線番号を未応答指令回線データテ
ーブルに未応答の指令回線として残すとともに該回線番
号に対応する回線名称を前記表示手段に表示する第4の
手段とを備えてなるものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の一斉指
令端末装置における未応答指令回線の表示制御方式にお
いて、前記端末装置から前記電話交換システムに対して
送信する呼制御メッセージ指令種別として未応答の指
令対象回線に指令呼出を行うことを示す未応答指令情報
を設定する未応答指令設定手段と、前記未応答指令回線
データテーブルの先頭から順に未応答の回線番号を抽出
する回線番号抽出手段と、前記呼制御メッセージに前記
抽出した回線番号を設定する設定手段を更に備えてなる
ものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1記載の一斉指
令端末装置における未応答指令回線の表示制御方式にお
いて、前記未応答指令回線データテーブルの先頭から順
に回線番号を抽出して応答済みの指令対象回線を前記未
応答指令回線データテーブルから除去するとともに未応
答指令対象回線を残す第1の処理手段と、前記未応答指
令対象回線を頭づめ処理する第2の処理手段を更に備え
てなるものである。
【0008】
【作用】従って、本発明においては、端末装置が指令操
作終了後に未応答の指令回線のみを表示しておくことに
より、端末装置の取扱者に対して再指令が必要であるこ
とを認識させることができ、未応答の指令状態を集約管
理できる。
【0009】また、本発明においては、再指令の際に一
度応答した指令回線を呼び出すことがなくなり、電話交
換システムの交換機の負荷を軽減することができる。
【0010】さらに、本発明においては、応答済み指令
対象回線を除外し、未応答指令対象回線のみを頭づめす
ることにより、未応答の指令対象ページの範囲を越えた
未応答指令対象回線を表示することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明かかる未応答指令回線の表
示制御方式を適用した電話交換システムの一構成例を示
すブロック図である。
【0013】図1において、電話交換装置100は端末
装置間あるいは端末装置と局線間等で通話路を形成する
通話路スイッチ101と、電話交換装置100全体を制
御する中央制御装置(CC)102と、電話交換システ
ムを制御するためのプログラム、局データ及び各種テー
ブル等を記憶する記憶装置(MM)103を備え、この
中央制御装置102及び記憶装置103はバス104を
介して通話路スイッチ101に接続されている。さら
に、通話路スイッチ101には端末装置を接続制御する
専用内線回路(DLIN)105、局線回線及び指令回
線を収容し、これらを接続制御するトランク(TRK)
106、及びIインタフェース内線回路(ILIN)1
07が接続されている。
【0014】専用内線回路105には、音声信号及び呼
制御信号を送受信する接続ケーブル201を介して指令
台等の端末装置200が接続されている。また、Iイン
タフェース内線回路107には接続ケーブル301を介
してターミナルアダプタ(TA)300が接続され、こ
のターミナルアダプタ300には通信ケーブル401を
介してデータ管理装置400が接続されている。
【0015】データ管理装置400は、端末装置200
に対し通信により設定される回線に付与する名称データ
の投入や修正を行うもので、汎用インタフェースが使用
され、全ての端末装置200に対する指令回線の名称等
のデータの送受信はISDNインタフェースにより行わ
れる。
【0016】図2は端末装置200の盤面の概略図であ
り、図3は端末装置200の機能ブロック図である。
【0017】図2において、端末装置200は通話用ハ
ンドセット202、タッチセンサ付きプラズマディスプ
レイ203を備えている。タッチセンサ付きプラズマデ
ィスプレイ203は、キャラクタ及びグラフィック表示
可能なプラズマディスプレイの表面に、例えば指先など
の進入による光の遮断を検出するセンサ、またはディス
プレイ表面への接触による圧力を検出するセンサを備え
ており、このセンサで検知した位置情報を得ることで釦
押しと同様の効果を有する。また、プラズマディスプレ
イ203には、予め局データにより設定される回線名称
が表示されている。
【0018】プラズマディスプレイ203での回線表示
方式は、ページ切り替え可能になっており、そのページ
には、自己の端末装置に収容する指令回線を登録するペ
ージや未応答の指令対象回線のみを表示するページがあ
る。また、指令回線は数回線ずつ複数のページに分割さ
れ、この分割された各回線名称の表示はページ送り等の
操作で行われる。
【0019】この回線名称表示のページ送りを可能にす
るために端末装置200の盤面には、プラズマディスプ
レイ203に表示されている画面の前ページにスクロー
ルする前ページ釦204、及びプラズマディスプレイ2
03に表示されている画面の次ページにスクロールする
次ページ釦205が設けられている。また、206はプ
ラズマディスプレイ203を未応答の指令対象ページに
切り替える釦(L1)、207は釦206に対応する表
示ランプであり、この表示ランプ207は、現在未応答
指令対象ページを表示しているか否かを可視表示するも
ので、未応答指令対象ページ表示中は点灯し、未応答指
令対象ページ以外では消灯している。208は未応答指
令対象ページに収容されている指令回線を頭づめするた
めの釦(L2)である。
【0020】図3において、端末装置200は端末装置
全体を制御する呼制御プロセッサ(MPU)211を有
し、バス212に接続されている。呼制御プロセッサ2
11には、バス212を介して、指令回線等のデー
含む局データ、即ち納入局毎に異なるデータを格納する
一時記憶装置(RAM)213、呼制御プログラムや固
定データを記憶する固定記憶装置(ROM)214、表
示ランプ207のランプドライバ215、未応答指令対
象ページへの切り替えを走査してその開閉を検出するキ
ースキャンインタフェース216、プラズマ画面コント
ローラ217、プラズマディスプレイ203のタッチ情
報レシーバ218等が接続されている。
【0021】呼制御プロセッサ211と電話交換装置1
00との間には、呼制御メッセージの送受信を行うため
の呼制御メッセージ送受信バッファ219が接続され、
呼制御プログラムにより制御される。呼制御メッセージ
送受信バッファ219と電話交換装置100との間に
は、ISDN基本インタフェースの信号用チャネル(B
チャネル)220を介して、電話交換装置100に収容
される回線の状態を示す呼制御メッセージを受信する受
信バッファ221と、電話交換装置100に対して端末
装置200の操作内容などを示す呼制御メッセージを送
信する送信バッファ222が接続されている。
【0022】通話用ハンドセット202は、ISDN基
本インタフェースの音声またはデータ用チャネル(Dチ
ャネル)223に接続され、さらに電話交換装置100
の専用内線回線105を介して通話路スイッチ101に
接続されている。
【0023】タッチセンサ付きのプラズマディスプレイ
203のプラズマ画面コントローラには、画面にグラフ
ィックまたはキャラクタ文字(キー枠、回線名称など)
を表示するためのデータを記憶する画面メモリ217A
が接続されている。この画面メモリ217Aの内容は、
呼制御プロセッサ211により画面コントローラ217
経由で読み出され、画面コントローラ217によりプラ
ズマディスプレイ203に表示される。また、タッチ情
報レシーバ218は、プラズマディスプレイ203のタ
ッチセンサ部から位置情報を受信するものであり、釦と
同様の機能を果たす。
【0024】なお、本実施例において、呼制御プロセッ
サ211、一時記憶装置(RAM)213及び固定記憶
装置(ROM)214は第1、第2、第3、第4の手段
及び未応答指令設定手段、回線番号抽出手段、設定手
段、第1の処理手段、第2の処理手段をそれぞれ構成
し、また、タッチセンサ付きプラズマディスプレイ20
3は表示手段を構成する。
【0025】図10に端末装置200の回線収容データ
の構成例を示し、この回線収容データは一時記憶装置2
13に記憶されている。回線収容データはデータ管理装
置400から入力され、各端末装置200にダウンロー
ドされるが、その手段は本発明に直接関係がないので、
その説明は省略する。また、回線収容データは回線番号
順に登録され、局線回線または指令回線等の回線種別
と、プラズマディスプレイ203に表示する回線名称か
ら構成される。
【0026】図4は、回線収容データを自己の端末装置
に収容したプラズマディスプレイに表示した表示例であ
り、収容する回線は数回線ずつ分割して登録されてい
る。
【0027】また、図5は、指令呼出中の回線状態の表
示例である。
【0028】本実施例では、上記状態表示の詳細な説明
は省略するが、例えば、図4に示すようにキー枠自体を
太枠にしたり、また、図5に示すようにキー枠を二重枠
にしたりして、現在の指令回線の状態表示を行う。この
状態表示のうち、太枠の指令回線は呼出中を表し、二重
枠は既に応答済みの指令回線状態を表しており、未応答
の指令回線を一目で把握することができる。ただし、数
百〜数千回線を収容する大規模な端末装置では回線収容
したページが多大になるため、ページを順送りで切り替
えてどのページに未応答の指令回線があるかを探す手間
がかかる。
【0029】図6は、未応答の指令対象回線のみを表示
するページの表示例であり、応答済みの指令回線の表示
はなく、呼出中の指令回線のみを表示している。
【0030】次に、図7、図8及び図11、図12を参
照して未応答指令対象ページの表示制御について説明す
る。
【0031】図7及び図8は端末装置200の指令対象
回線のみを集約して全指令回線データWORK1と未応
答指令回線データWORK2を示す。この指令回線デー
タWORK1と未応答指令回線データWORK2は、図
10に示す回線収容データと同様に一時記憶装置213
に記憶されるが、データ管理装置400からの入力では
なく、端末装置200がイニシャライズされる時に図1
0に示す回線収容データの回線種別を検索し、この回線
種別の内容が指令回線と判断した場合に検索順に指令回
線の回線番号を登録することで作成される二次テーブル
データで構成される。
【0032】また、未応答指令回線データWORK2
は、全指令対象回線に対しての一斉指令発信時に指令回
線データWORK1の内容を複写することにより作成さ
れる。
【0033】本実施例では、一斉指令発信制御について
の詳細な説明は省略するが、端末装置200で一斉指令
の呼制御メッセージを編集し、内線専用回路を経由して
電話交換装置100に送信する。また、未応答指令回線
データWORK2の登録順序は、未応答指令対象ページ
の表示順であり、図7及び図8に示すK1〜K24が未
応答指令対象ページの表示位置を示す。
【0034】電話交換装置100では、指令呼出中に指
令応答を認識すると呼制御メッセージを編集し、端末装
置200に対して専用内線回路を経由して送信する。呼
制御メッセージは、図11に示すように、メッセージの
種別を識別するための情報識別子と個別情報とから構成
される。また、本実施例における指令応答時の回線ラン
プ情報は、図11に示すように、指令呼出中、指令応答
中あるいは指令未使用中等を表す状態種別と、指令呼出
中、指令応答中、指令未使用中の状態の対象回線を表す
回線番号とから構成される。
【0035】以下、未応答ページ制御の処理動作を図1
2を参照して述べる。
【0036】まず、端末装置200では、図11に示す
回線ランプ情報を基に状態種別を判定し(ステップS
1)、指令応答以外の場合は未応答ページ制御が終了す
る。また、指令応答中の場合は回線番号を抽出する(ス
テップS2)。次のステップS3では、現在の指令ペー
ジ(画面種別)を判定し、未応答指令ページの時は未応
答指令回線データWORK2の先頭アドレスを抽出し
(ステップS4)、次いで未応答指令回線データWOR
K2の終了アドレスを抽出する(ステップS5)。ステ
ップS6では、回線名称の消灯を行うためのループカウ
ンタをクリアして初期設定する。このループカウンタは
指令対象回線の表示位置を示している。
【0037】次に、ステップS4で抽出したWORK2
の先頭アドレスを更新し(ステップS7)、次いでステ
ップS5で抽出したWORK2の終了アドレスと比較
し、検索処理を最後まで行ったかの終了判定を行う(ス
テップS8)。ここで、終了が判定された場合は未応答
ページ制御が終了する。また、処理が未終了の場合はル
ープカウンタを更新し(ステップS9)、WORK2の
アドレスに対応したエリアから順に回線番号を抽出する
(ステップS10)。
【0038】次のステップS11では、ステップS2で
抽出した回線番号とWORK2の回線番号とが一致して
いるかを判定し、不一致のときはステップS7に戻り、
ステップS7以下の処理を続行する。また、一致したと
きはステップS12に進み、WORK2のアドレス
アから回線番号を削除する。次にループカウンタの計数
値が32かを判定する(ステップS13)。ここで、指
令対象ページの表示範囲は32キーまでであるから、ル
ープカウンタの計数値が32以下の場合は既に未応答指
令対象ページに表示中であると判断し、ループカウンタ
対応のキー名称を消灯し(ステップS14)、処理を終
了する。
【0039】また、ステップS3において、画面種別が
未応答指令対象ページ以外の時はステップS15に進
み、図5に示すように、応答回線に対して二重枠の応答
表示を行う。
【0040】このように未応答指令対象ページは常に未
応答指令対象回線のみの表示となり、指令状態が一目で
把握することができる。
【0041】次に、図6、図8及び図13により未応答
指令対象ページの指令回線の頭づめ処理について説明す
る。
【0042】数百〜数千回線を収容する大規模な端末装
置の指令では、未応答指令対象ページでも表示しきれな
い指令回線がある。
【0043】前記表示制御による未応答指令対象ページ
において、指令応答があると応答指令回線は消灯するた
めに、未応答指令対象ページは歯抜け状態になる。この
時に未応答指令回線の頭づめ釦208を押すことにより
未応答指令対象ページの表示範囲を越えた未応答指令回
線を常に32キーまで表示することができる。
【0044】以下、未応答指令対象ページの頭づめ処理
を図13のフローチャートを参照して述べる。
【0045】端末装置200において未応答頭づめ処理
プログラムがスタートすると、まず未応答指令回線デー
タWORK2の最終アドレスまで検索するためのループ
カウンタCNT1をクリアし初期設定する(ステップS
21)。次にWORK2+CNT1に対応するメモリエ
リアから未応答指令回線の回線番号をを抽出し(ステッ
プS22)、この回線番号が存在するか否かを判定する
(ステップS23)。回線番号が存在しないと判定され
た時はステップS24に移行してループカウンタCNT
1を更新し、未応答指令回線データWORK2の最終エ
リアまで検索を行ったかを判定する(ステップS2
5)。ステップS25で未終了と判定された時はステッ
プS22に戻って処理を続行し、また、終了したことが
判定された場合は未応答頭づめ処理が終了する。
【0046】一方、ステップS23において回線番号が
存在すると判定された場合は、ステップS26に移行し
てループカウンタCNT1を更に更新し、この更新した
ループカウンタCNT1の内容を、頭づめ対象の未応答
指令回線を検索するためのカウンタCNT2へ移す(ス
テップS26)。次のステップS28ではカウンタCN
T2の内容が未応答指令回線データWORK2の最終ア
ドレスまで検索されたかを判定し、未終了の時はステッ
プS29に進む。ステップS29では、WORK2+C
NT2に対応するメモリエリアから頭づめ対象の未応答
指令回線の回線番号を抽出し、次のステップS30にお
いて、抽出した回線番号が存在するか否かを判定する。
回線番号が存在しないと判定された時はステップS31
に移行してカウンタCNT2を更新し、未応答指令回線
データWORK2の最終エリアまで検索を行ったかを判
定する(ステップS32)。ステップS32で未終了と
判定された時はステップS29に戻って処理を続行し、
また、終了したことが判定された場合は未応答頭づめ処
理が終了する。
【0047】ステップS30において、頭づめ対象の回
線番号が存在すると判定された場合は、この回線番号を
WORK2+CNT1の対応エリアに移す(ステップS
33)。その後、移行元のWORK2+CNT2の対応
エリアをクリアし(ステップS34)、ループカウンタ
CNT1を減算してステップS22に戻り、次の頭づめ
処理を続行する。
【0048】このような未応答指令回線の頭づめ処理を
行うことにより、図8(A)に示すように、歯抜け状態
にある未応答指令回線データWORK2は図8(B)に
示すように頭づめされた未応答指令回線データWORK
2となる。また、これに伴い未応答指令対象ページの未
応答指令回線の表示は図6に示すようになる。
【0049】これにより、未応答の指令対象ページの範
囲を越えた未応答対象回線の表示が可能になる。
【0050】次に、図7、図9及び図14により未応答
の指令対象回線のみを指令対象とする指令呼出について
説明する。
【0051】図9は、端末装置200が未応答の指令対
象回線のみに指令呼出を行う時に電話交換装置100に
対して送信する呼制御メッセージを示す。この呼制御メ
ッセージは未応答指令であることを示す指令種別と未応
答指令対象回線の回線番号とから構成される。回線番号
の設定は未応答指令対象ページの表示範囲である32回
線まで可能である。
【0052】未応答指令の発信制御に際しては、まず、
ステップS41において呼制御メッセージの指令種別に
未応答指令を設定する。次にループカウンタを初期設定
する(ステップS42)。次いでループカウンタを更新
してCNT+1とし(ステップS43)、その計数値が
32に達したかを判定する(ステップS44)。ここ
で、計数値が33以上の時は未応答指令の発信処理が終
了し、計数値が32以下の時は未応答指令回線データW
ORK2の先頭から図8(A)に示す回線番号を順に抽
出し(ステップS45)、図9に示す呼制御メッセージ
の回線番号を設定する(ステップS46)。その後、ス
テップS43に戻ってカウンタの更新を行う処理を続行
する。
【0053】これにより、未応答の指令対象回線のみに
再び指令を行うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端末装置
が指令操作終了後に未応答の指令回線のみを表示してお
くことにより、端末装置の取扱者に対して再指令が必要
であることを認識させることができ、未応答の指令状態
を集約管理できる。
【0055】また、本発明によれば、再指令の際に一度
応答した指令回線を呼び出すことがなくなり、電話交換
システムの交換機の負荷を軽減することができる。
【0056】さらに、本発明によれば、応答済み指令対
象回線を除外し、未応答指令対象回線のみを頭づめする
ことにより、未応答の指令対象ページの範囲を越えた未
応答指令対象回線を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明かかる未応答指令回線の表示制御方式を
適用した電話交換システムの一構成例を示すブロック図
である。
【図2】本実施例における端末装置の盤面の概略図であ
る。
【図3】本実施例における端末装置の構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図4】本実施例における指令対象ページの指令回線の
表示例を示す説明図である。
【図5】本実施例における指令対象ページの指令回線の
表示例を示す説明図である。
【図6】本実施例における未応答指令対象ページの未応
答指令回線の表示例を示す説明図である。
【図7】同図(A)は本実施例における端末装置の指令
回線データの構成図であり、同図(B)は未応答指令回
線データの構成図である。
【図8】同図(A)、(B)は本実施例における端末装
置の未応答指令回線データの構成図である。
【図9】本実施例における未応答呼制御メッセージの構
成図である。
【図10】本実施例における端末装置の指令収容データ
の構成図である。
【図11】本実施例における電話交換装置の呼制御メッ
セージの構成図である。
【図12】本実施例における未応答指令対象ページの表
示制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本実施例における未応答指令対象ページの頭
づめ制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本実施例における未応答指令発信制御の処理
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 電話交換装置 101 通話路スイッチ 102 中央制御装置 103 記憶装置 200 端末装置 202 通話用ハンドセット 203 タッチセンサ付きプラズマディスプレイ 206 切り替え釦 207 頭づめ釦 211 呼制御プロセッサ 213 一時記憶装置 214 固定記憶装置 216 キースキャンインタフェース 217 プラズマ画面コントローラ 217A 画面メモリ 219 送受信バッファ 300 ターミナルアダプタ 400 データ管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 3/58 107 H04Q 3/58 107 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換システムに収容され指令機能を
    有する複数の端末装置を備え、この各端末装置は自己の
    端末装置に収容する指令回線及び未応答の指令回線をペ
    ージ切り替えで表示するタッチセンサ付き表示手段を有
    し、任意の端末装置から他の全端末装置または選択され
    た端末装置を呼出して、任意の端末装置から一斉指令を
    発信したときの未応答端末装置の指令回線状態を表示す
    る未応答指令回線の表示制御方式において、 前記端末装置に収容される回線種別と回線名称からなる
    回線収容データを基に指令回線の回線番号を登録するこ
    とで構築された指令回線データを複写することにより構
    成される未応答指令回線データテーブルと、 前記指令発信用端末装置が未応答指令ページの表示を判
    定したときに前記未応答指令回線データテーブルを先頭
    から順次検索して回線番号を抽出する第1の手段と、 前記抽出された該回線番号が指令応答中の回線番号と一
    致するかを判定する第2の手段と、 前記抽出された該回線番号が指令応答中の回線番号と一
    致ときは該回線番号を未応答指令回線データテーブルか
    ら削除するとともに該回線番号に対応する回線名称を前
    記表示手段から消去する第3の手段と、 前記抽出された該回線番号が指令応答中の回線番号と不
    一致のときは該回線番号を未応答指令回線データテーブ
    ルに未応答の指令回線として残すとともに該回線番号に
    対応する回線名称を前記表示手段に表示する第4の手段
    とを備えてなる一斉指令端末装置における未応答指令回
    線の表示制御方式。
  2. 【請求項2】 前記端末装置から前記電話交換システム
    に対して送信する呼制御メッセージ指令種別として未
    応答の指令対象回線に指令呼出を行うことを示す未応答
    指令情報を設定する未応答指令設定手段と、 前記未応答指令回線データテーブルの先頭から順に未応
    答の回線番号を抽出する回線番号抽出手段と、前記呼制
    御メッセージに前記抽出した回線番号を設定する設定手
    段を更に備えてなる請求項1記載の一斉指令端末装置に
    おける未応答指令回線の表示制御方式。
  3. 【請求項3】 前記未応答指令回線データテーブルの先
    頭から順に回線番号を抽出して応答済みの指令対象回線
    を前記未応答指令回線データテーブルから除去するとと
    もに未応答指令対象回線を残す第1の処理手段と、前記
    未応答指令対象回線を頭づめ処理する第2の処理手段を
    更に備えてなる請求項1記載の一斉指令端末装置におけ
    る未応答指令回線の表示制御方式。
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