JP2829038B2 - 電話端末装置 - Google Patents

電話端末装置

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JP2829038B2
JP2829038B2 JP1174162A JP17416289A JP2829038B2 JP 2829038 B2 JP2829038 B2 JP 2829038B2 JP 1174162 A JP1174162 A JP 1174162A JP 17416289 A JP17416289 A JP 17416289A JP 2829038 B2 JP2829038 B2 JP 2829038B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は各種情報を記憶する携帯形情報記録媒体を用
いて音声通話またはデータ通信を行う電話端末装置の改
良に関するものである。
(従来の技術) 近年、電話通信技術の急速な発展と電話通信サービス
の自由化により、日本電信電話会社の電話網である従来
の一般公衆電話網による電話サービスに加え、第二、第
三の電話サービス会社による国内電話サービス並びに国
際電話サービスが実現されつつある。
第7図は近年における複合電話サービス交換網の概略
図である。図中100はデータの記録と読み出しが出来るI
Cカードなどの携帯形情報記録媒体を用いることができ
る音声通信またはデータ通信を行う電話端末装置、701a
〜701nは電話機、703は公衆電話回線、705は複合電話サ
ービス交換網を示す。707は従来からの一般公衆電話交
換装置、709は交換網内の接続回線、711は国際電話サー
ビス会社の交換装置、711aは国際電話サービス会社のサ
ービスセンタ(交換装置制御センタ)、713は新しい第
一の国内電話サービス会社の交換装置、713aは同会社の
サービスセンタ(交換装置制御センタ)、715は新しい
第二の国内電話サービス会社の交換装置、713aは同会社
のサービスセンタ(交換装置制御センタ)である。
この図で示されるような複合電話サービス交換網にお
いては、電話機701a〜701nや電話端末装置100から、一
般公衆電話交換装置707を介しての従来の電話網による
通話サービスの他、上記特定電話サービス会社を指定し
てその特定電話サービス会社の電話網を利用して通話す
ることが出来る。例えば、電話端末装置100から国際自
動通話サービスを指定する特別な番号である特定サービ
ス番号(特番;例えば、「001」番)に続いて相手先電
話番号(例えば、「1−714−730−5000」番)を入力す
ると、一般公衆交換装置707は特番「001」を認識して、
国際自動通話サービス用の交換機へ回線を接続し、相手
先電話番号を交換装置711に送出する。交換装置711及び
サービスセンタ711aは交換装置707から送られて来た相
手先電話番号を認識し、国際電話回線を接続し、相手国
の交換局に対して番号を送る。
国内の新しい電話サービス会社についても、それぞれ
のサービスに対応した特番を入力すると、交換装置707
がその特番を認識してサービス会社の交換装置713また
は715へ回線を接続し、その交換装置が相手先の電話機
を呼び出す。
このように最近の電話交換網では、交換装置に特定サ
ービス番号を送ることによりその番号に対応する電話サ
ービスを受けることが出来る。
ところで、携帯形情報記録媒体を使用できる電話端末
装置100の従来の構成および上記特番送出の手順は以下
のようであった。第8図は従来のこの種の電話端末装置
100の構成例であり、図中101はハンドセット(送受話
器)、103は通話回路部、105bはダイヤルキー、107はキ
ー入力インターフェース部、109は表示部、111は表示デ
ータ・バッファ・メモリ、113は携帯形情報記録媒体、1
15は情報書き込み/読取り部(以後、情報R/W部と称す
る)、117はデータ・バッファ・メモリ、119bは制御
部、121はデータ通信部、123は回線接続制御部、125は
公衆電話回線、127aは電話端末内の伝送路、127bは電話
端末内の制御線路、129は通話線路である。
ハンドセット101は通話線路129によって通話回路部10
3に接続される。通話回路部103には2線−4線変換回
路、リング・トリップ回路などが設けられていおり、発
着信検出や通話信号の伝送を行う。ダイヤルキー105bは
「0」から「9」までの番号入力用キーと「*」,
「#」を持ち、入力操作されるキーより得られる数字情
報(番号情報)をキー入力インターフェース部107に送
る。キー入力インターフェース部107はその数字情報を
制御部119bに対して送出する。109は表示部であり、LCD
(液晶)表示器とその駆動回路等からなり、各種情報を
制御部119bの制御に従い文字表示する。111は表示デー
タ・バッファであり、制御部119bから送られて来る表示
データを一次記憶し、表示部109の表示速度に合せてデ
ータを送出する。113はICカードなどの携帯形情報記録
媒体であり、情報の書き込みと読み出しが行える。携帯
形情報記録媒体113はその情報記憶部にバッテリー・バ
ックアップされたRAM(Random Access Memory)またはE
EPROM(Electric Erasable Programable Read Only Mem
ory)が使用され、情報が保持されるようになってい
る。
情報R/W部115は制御部119bの制御に従い携帯形情報記
録媒体113に情報を書き込み或いは情報を読み出す。デ
ータ・バッファ・メモリ117は情報R/W部115と制御部119
bとの間のデータ伝送速度の整合を取り、また制御命令
や応答信号を仲介する。また、制御部119bは各種制御用
ハードウエア及びソフトウエアモジュールから成り、構
成各部の動作を制御する。121はデータ通信用ハードウ
エアからなり、データ信号の変復調と信号の送受信を行
う。123は回線を通話路またはデータ伝送路に切替え接
続する。尚、上記各構成部間において、データ信号は電
話端末内の伝送路127aを介して、また制御信号は電話端
末内の制御線路127bを介してそれぞれ伝送される。
このような構成による従来の電話端末装置100では、
当該電話端末装置100において記録媒体113に情報を書込
む手段がないため、新たに利用可能になったサービスや
記録媒体に記録されていない特定サービスを指定する場
合、必ずダイヤルキー105bを操作してサービス特番を入
力しなければならない。
第9図は従来の電話端末装置100における特番指定通
話の動作フローチャートである。図に示すように、ステ
ップs1においてオフ・フックか否かを調べ、オフ・フッ
クであれば情報入力待ちとなるので、利用者がキー操作
して特定サービス番号を入力することによりこの特定サ
ービス番号を取込む(s2)。そして、この入力した特定
サービス番号を表示し(s3)、特定サービス番号を回線
へと送出する(s4)。一般公衆交換装置707ではこの特
定サービス番号により対応するサービス会社の交換装置
を介して特定サービスセンタに送られ当該サービス会社
によるサービスが可能になる。
続いて利用者がキー操作して相手先番号を入力すると
この入力相手先番号を取込み(s5)、そして、取込んだ
電話番号を表示器に表示する(s6)。そして、この相手
先電話番号を回線へ送出する(s7)。この相手先電話番
号は上記特定サービスセンタに送られ、この特定サービ
スセンタでは相手先が応答したかを判定する(s8)。そ
して応答したならば通話を行い(s10)、オン・フック
となったならば(s11)通話終了する。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように近年においては、複数の通信サービス会
社による各種通信サービスが受けられるようになり、極
めて便利となったが、このようなサービス会社によるサ
ービスを受けようとした場合、特定サービス番号を送る
必要がある。一方、電話機も半導体技術の進歩に伴い、
マイクロプロセッサによるソフトウエア制御によって多
機能化、高インテリジェント化されてきた。そして、IC
カードのような携帯形記憶媒体をデータの記憶に利用す
る電話端末装置が出現し、これを電話端末装置に差込ん
で暗証番号を入力し、一致の確認がとれれば携帯形記憶
媒体のデータやプログラムを利用できるようになり、こ
の携帯形記憶媒体をデータ・ベースの検索や切符等の予
約等様々な利用が可能になった。しかし、携帯形記憶媒
体はユーザがデータを自由に操作できないように、携帯
形記憶媒体自信には書き込みを行う手段を持たせていな
い。また、電話端末装置にはダイヤルのための数字入力
キーがあるのみで、そのため、電話帳に電話番号等を追
加しようとしても精々数字を入力できる程度に止まり、
メモ機能としてできればアルファベットやカタカナ等の
文字入力を望んだとしても携帯形記憶媒体用の書き込み
入力装置を持つメーカやサービスステーションに行って
記録してもらわなければそれができない。そのため、新
たに特別サービスが実施されたとしても、そのサービス
を利用するための特定サービス番号を記憶させただけで
は後日これが何のサービスであるかわからなくなるな
ど、そのままでは実用価値が薄くなる。従って、従来の
電話端末装置は携帯形記憶媒体が使用可能なものであっ
ても、登録されていない特別サービスを利用するときは
必ずダイヤルキー105bを操作して特番を入力しなければ
ならない。特番を入力するためには、使用者が特番をメ
モなどを頼りに確めつつ行わなければならない等、特番
入力から発信までの時間を要し、迅速に発信できない。
また、特番の桁数が大きくなると、入力する番号情報全
体の桁数も当然大きくなるので、番号の誤入力率も高く
なり、間違い電話をかけることが多くなって問題であ
る。
そこで、この発明の目的とするところは、迅速にしか
も正確に通信事業者を識別するための特番及び相手先電
話番号を送出することが出来るようにした電話端末装置
を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は次のように構成す
る。すなわち、各種情報の書き込み/読み出しができる
携帯形情報記録媒体を用いて通信を行う電話端末装置に
おいて、ダイヤル・キー及び文字入力キー及びカーソル
・キーを有するキー入力部と、情報をキャラクタ表示す
る表示部と、登録モードが設定された状態で、前記キー
入力部の操作により通信事業者の識別番号情報および当
該通信事業者の少なくとも名称を表す文字情報が入力さ
れるごとに、これらの入力情報を前記携帯形情報記録媒
体に記憶する制御を行う登録制御手段と、発信時に、前
記キー入力部の操作により前記携帯形情報記録媒体から
記憶されている複数の通信事業者の識別番号情報および
文字情報を読み出して前記表示部に一覧表示する制御を
行い、この一覧表示された複数の通信事業者の中から所
望の通信事業者を選択するための操作が行われた場合
に、この選択された通信事業者の識別番号情報を前記携
帯形情報記録媒体から読み出す機能を備えた発信制御手
段と、この発信制御手段により選択的に読み出された通
信事業者の識別番号情報を相手先電話番号情報に付加し
て出力する送出手段とを具備して構成する。
(作 用) このような構成において、各種情報の書き込み/読み
出しができる携帯形情報記録媒体を電話端末装置に装着
し、キー入力部により登録操作すると、制御部は前記キ
ー入力部の操作により入力された通信事業者の識別番号
情報を通信事業者の少なくとも名称を表す文字情報とと
もにこの記録媒体に記憶すべく制御する。また、制御部
は前記キー入力部の操作により前記記録媒体から複数の
通信事業者の識別番号情報及び文字情報を読み出して表
示部に一覧できるように表示制御し、操作者がこの一覧
表示された複数の通信事業者の中から所望の通信事業者
を選択指定すると、この選択された通信事業者の識別番
号情報を携帯型情報記録媒体から読み出す。そして、送
出手段はこの選択した通信事業者の識別番号情報を相手
先電話番号情報に付加して送出する。このように文字入
力キーを持ち文字情報と共に通信事業者の識別番号情報
を記録媒体に記憶させることが出来、且つ、この記憶情
報を読み出して上記文字情報を参照しつつキー操作によ
り選択すると、前記通信事業者の識別番号情報をその後
入力される相手先電話番号情報に付加して電話交換網に
自動送出するように動作するので、迅速に且つ、正確に
通信事業者の識別番号を選択して、この識別番号を相手
電話番号とともに送出することが出来るようになる。
またこの発明では、発信に際して、携帯型記録媒体か
ら登録されている複数の通信事業者名を表す文字情報を
それぞれ読み出して表示部に一覧表示し、この一覧表示
された複数の通信事業者の中から所望の通信事業者が選
択指定された場合に、対応する識別番号情報を携帯型記
録媒体から読み出して相手先電話番号情報に付加して送
出するようにしている。したがって、ユーザは一覧表示
された複数の情報を相互に比較することで、この中から
所望の通信事業者を誤ることなく簡単かつ迅速に選択す
ることが可能となり、これにより発信操作性を著しく高
めることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図は本発明の一実施例を示す構成図であり、
また、第3図に本装置の外観を示す。ここで基本的な構
成については第8図で説明した従来の電話端末装置100
と同じであるので、従来例と同一物には同一符号を付し
てその説明は省略し、異なる部分のみ説明する。本電話
端末装置100Aは携帯形記憶媒体113に対し、数字データ
のほか、文字データを入力して記憶させることが出来る
ようにした点に特徴がある。従って、この部分の機能を
得ることが出来るように構成要素を追加している。
図中105aは情報入力部であり、数字及び文字情報を入
力するキーを持つ。106は情報選択部であり、以下のキ
ーよりなる。すなわち、前ページに戻ることを支持する
前ページキー106a、次ページに進むことを指示する後ペ
ージキー106b、選択キー106c、取消しを指示する取消し
キー106d、実行を指示する実行キー106e、作業の終了を
指示する終了キー106f、カーソル操作を行うためのカー
ソルキー106gである。119aは制御部であり、システム全
体の各種制御を司る。
第2図は上記制御部119aの内部構成を示すブロック図
である。図において、119a−1〜119a−7はそれぞれ制
御手段であり、入力された通信事業者の識別番号からな
る特定サービス番号情報の書き込みを指示する機能手
段,特定サービス番号情報の読み出しを指示する機能手
段,読み出された情報の表示を指示する機能手段,入力
された相手先電話番号情報を一時記憶する機能手段,特
定サービス番号情報を相手先電話番号情報に付加して自
動送出する機能手段,各部の動作を制御する機能手段を
持つソフトウエア・プログラム・モジュールにより構成
されている。
第4図は本実施例における特定サービス番号登録時の
動作フローである。先ず電話端末装置100Aの情報入力部
105aを操作して特定サービス番号登録モードにする。す
ると、制御部119aはカードすなわち記録媒体113が挿入
されているか否かを検出して挿入されるまで待つので
(s21)、操作者は電話端末装置100Aの記録媒体113を挿
入する。すると制御部119aはカードすなわち記憶媒体11
3が挿入されたことを検出し(s21)、挿入された記録媒
体113の情報を読込む(s22)。そして、次に暗証番号入
力待ちとなり(s23)、暗証番号が入力されると入力さ
れた暗証番号が記録媒体113に登録された暗証番号と一
致するか否かを調べる(s24)。不一致ならば再度入力
を促す。
暗証番号が記録媒体113に登録された暗証番号と一致
したならば、例えば、「特番登録」、「電話帳入力」、
「電話帳表示」等のサービス種別を表示部109にメニュ
ー表示する(s25)。操作者は所望のサービス種別(例
として、「特番登録」)を、カーソルキー106gと選択キ
ー106cの操作により、表示された複数のサービス種別か
ら選択する(s26)。この選択キー106cが押されること
により制御部119aは「特番登録」すなわち、「特定サー
ビス番号の登録」を知り(s26)、特定サービス種別の
名称入力を待つ。文字キーが押されて特定サービス種別
の名称が入力されると、制御部119aは文字情報であるこ
とを確認して(s27)、入力された特定サービス種別で
あるその特番登録の名称の内容表示を表示部109上に行
う(s28)。内容表示は登録対象が「国際通信電話会
社」であるとすると「KDD」の如くである。この時、例
えば「国際ダイヤル通話」などのような関連内容を示す
メモもキー入力して登録することが出来る。尚、この説
明では特番登録を中心に説明しているので、その他の種
別の操作については説明を省略するが、s26において他
のサービスを選択したならば当然、該当のサービスに対
する処理ルーチンに入るものである。
次にそのサービスを受けるための特定サービス番号の
入力待ちとなり(s29)、「KDD」による国際ダイヤル通
話の特定サービス番号例えば「001」をキー入力すると
制御部119aはこれを表示部109に表示させる(s30)。操
作者はこの表示内容を確認し、訂正する場合は「取消」
キーを押すことにより制御部119aは訂正と判断し(s3
1)、s27に戻って再度の入力を行うことになる。訂正し
ない場合は「実行キー」106eを押すと制御部119aはこれ
を知って(s32)特定サービス番号情報を記録媒体113に
記録する作業に入る(s33)。これにより制御部119aは
機能手段119a−1が作動し、データ・バッファ117を介
して情報R/W部115に対して上記入力された特定サービス
番号情報を送り、次に情報R/W部115に対してその情報を
記録媒体113に書込むよう指令する。このようにして登
録がなされると、登録を続行するか否かの指示待ちとな
り(s34)、登録を続行するならば「実行キー」106eを
押すことにより再びs27に戻って先の手順を実行し、登
録を中止する場合は「終了キー」106fを押すことにより
これを検知(s35)してこの処理を抜ける。
第5図は本実施例における特定サービス番号により通
話する場合の動作フローである。先ず電話端末装置100A
の情報入力部105aを操作して起動する。すると、制御部
119aはカードすなわち記録媒体113が挿入されているか
否かを検出して挿入されるまで待つので(s41)、操作
者は電話端末装置100Aの記録媒体113を挿入する。する
と制御部119aはカードすなわち記録媒体113が挿入され
たことを検出し(S41)、挿入された記録媒体113の情報
を読込む(S42)。そして、次に暗証番号入力待ちとな
り(S43)、暗証番号が入力されると制御部119aは入力
された暗証番号が記録媒体113に登録された暗証番号と
一致するか否かを調べる(S44)。不一致ならば再度の
入力を促す。暗証番号が記録媒体113に登録された暗証
番号と一致したならば、制御部119aは登録されているサ
ービス種別、例えば、第6図(a)に示すようなサービ
ス種別を表示部109にメニュー表示する(S45)。
操作者は所望のサービス種別をカーソルキー106gと選
択キー106cの操作により表示された複数のサービス種別
から選択する(s46)。例えば、「1.KDD」の位置にカー
ソルがある状態で選択キー106cが押されると「国際ダイ
ヤル通話の特定サービス」指定であることを知り(s4
6)、s51に入る。s51では電子電話帳からの選択による
入力「電話帳入力」と手動による入力を示す「手動入
力」のメニュー表示が表示部119になされ、キー操作に
より「電話帳入力」を選択すれば記録媒体113より記録
されている電子電話帳を読み出し表示部109に表示する
(s52)。電子電話帳はs42において読み出され、バッフ
ァ・メモリ117に格納されているので、これを読み出し
て表示部109に表示することになる。
電子電話帳から相手先電話番号を選択する場合は、表
示画面のメニューをカーソル・キー106g及び選択キー10
6c等を使用して指定し、電話帳から該当番号を選択して
入力する(s53)。このようにして選択すると選択した
電話番号情報は制御手段119aの一時記憶機能手段119a−
5により記憶部に記憶され、且つ、表示データ・バッフ
ァ111にも与えられて表示部109に表示される(s54)。
一方、相手先電話番号を手動入力する「手動入力」モ
ードを選択した場合はs51よりs55に入る。そして、電話
番号のキー入力があればその入力された番号を表示部11
9に表示してゆく(s56)。この表示形態は最終的には前
記メモも含めて第6図(b)のような形となる。
誤キー入力により電話番号訂正があれば(s57)、s55
に戻り入力をしなおす。s57において、訂正なしの場合
はs59に入り、手動入力したサービス番号+相手先電話
番号などの電話番号情報は制御手段119aの一時記憶機能
手段119a−5により記憶される。
そして、電子電話帳から選択したあるいは手動入力し
たサービス番号+相手先電話番号などの電話番号情報は
制御部119a−6の制御のもとにデータ通信部121及び回
線接続制御部123を介して交換網へと送出される。
このようにして送出された電話番号情報を受けると交
換網では、電話番号情報に特定サービス番号が付加され
ていれば交換装置707を介して特定サービス番号により
指定される特定サービスセンタへ回線を接続し、特定サ
ービスセンタでは送られて来た相手先電話番号よりその
電話番号の相手方へと接続するように制御する。そし
て、相手先より応答があれば通話に入り(S60,S61)、
オンフックを検知すると通話を終了させる(S62)。
以上のように、本装置では特定サービス番号を文字情
報とともに使用者が情報記録媒体に記憶させることがで
きるようにしてあり、この記憶された複数の通信事業者
の識別番号情報を、その名称を表す文字情報とともに読
み出して電話端末装置に一覧表示して使用者に選択させ
ることにより抽出して利用できるようにし、また、相手
先電話番号も必要に応じて前もって作成された電子電話
帳から選択できるようにしており、電話番号入力が迅速
且つ、正確に行える。また、本装置では特定サービス番
号情報を暗証番号の一致により読み出し/書き込みでき
る携帯形記録媒体に記憶しているので、使用者以外の者
が携帯形記録媒体の記憶情報を利用することができない
ので、特に使用者個人のプライベートな特定サービスを
利用する場合に有効であり、安全である。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明は、電話端末装置により
通信事業者の識別番号情報をメモとともに記録媒体に書
込むことが出来、また、電話端末装置にこの記録媒体を
差込んでこの記録媒体から記憶情報を読み出し、選択す
ることで通信事業者の識別番号情報をピックアップする
ことが出来、これを入力あるいは選択された相手先電話
番号に付加して自動的に交換網に送出するので、通信事
業者の識別番号情報が長い場合でも、使用者はその通信
事業者の識別番号情報を記憶する必要がなく、迅速且
つ、正確に発信することが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成ブロック図、
第2図は第1図構成における制御部の構成を示す図、第
3図は本装置の外観を示す斜視図、第4図は本発明の一
実施例における特定サービス番号登録時の動作フローを
示す図、第5図は本発明の一実施例における特定サービ
ス番号送出時の動作フローを示す図、第6図は画面表示
例を示す図、第7図は従来より使用されている交換網の
概略を説明するための図、第8図は従来の電話端末装置
の概略構成図、第9図は従来における特定サービス番号
送出の動作フローを示す図である。 100A……電話端末装置、101……送受話器、103……通話
回路部、105a……情報入力部、106……情報選択部、106
a〜106f……機能キー、107……キー入力インターフェー
ス、109……表示部、111……表示データ・バッファ、11
3……情報記録媒体、115……情報読み出し/書き込み
部、119a……制御部、121……データ通信部、123……回
線接続制御部、125……電話回線、701……電話機、705
……交換網、707……一般公衆交換装置、709……交換網
内接続回線、711,713,715……交換装置、711a,713a,715
a……サービスセンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 公俊 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−274972(JP,A) 特開 平1−277044(JP,A) 実開 昭63−171850(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/27 H04M 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種情報の書き込み/読み出しができる携
    帯形情報記録媒体を用いて通信を行う電話端末装置にお
    いて、 ダイヤル・キー、文字入力キーおよびカーソル・キーを
    有するキー入力部と、 情報をキャラクタ表示する表示部と、 登録モードが設定された状態で、前記キー入力部の操作
    により通信事業者の識別番号情報および当該通信事業者
    の少なくとも名称を表す文字情報が入力されるごとに、
    これらの入力情報を前記携帯形情報記録媒体に記憶する
    制御を行う登録制御手段と、 発信時に、前記キー入力部の操作により前記携帯形情報
    記録媒体から記憶されている複数の通信事業者の識別番
    号情報および文字情報を読み出して前記表示部に一覧表
    示する制御を行い、この一覧表示された複数の通信事業
    者の中から所望の通信事業者を選択するための操作が行
    われた場合に、この選択された通信事業者の識別番号情
    報を前記携帯形情報記録媒体から読み出す機能を備えた
    発信制御手段と、 この発信制御手段により選択的に読み出された通信事業
    者の識別番号情報を相手先電話番号情報に付加して出力
    する送出手段とを具備したことを特徴とする電話端末装
    置。
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