JP3282663B2 - オンチップソースフォロアアンプを有する固体撮像素子 - Google Patents

オンチップソースフォロアアンプを有する固体撮像素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は固体撮像素子に関
し、特に固体撮像素子出力部のオンチップソースフォロ
アアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の固体撮像素子出力部のオンチップ
ソースフォロアアンプにおいては、特開昭60−223
161に示される手法によりゲイン向上が実現されてい
る。図7および図8に特開昭60−223161に示さ
れる固体撮像素子オンチップソースフォロアアンプの構
造を示す。ドライバトランジスタ12以外は、一導電性
を有する半導体基板14内に形成された半導体基板14
とは反対の導電性を有する第1の反対導電性領域15に
形成され、ドライバトランジスタ12は第1の反対導電
性領域15と独立した第2の反対導電性領域16に形成
され、かつ、第2の反対導電性領域16とドライバトラ
ンジスタソース18aが接続されている。
【0003】ソースフォロアアンプのゲインGは、ドラ
イバトランジスタの相互のコンダクタンスをgm、第2
の反対導電性領域(以下、バックゲートと称する)のコ
ンダクタンスをgmb、ドライバトランジスタの出力コ
ンダクタンスをgds1、ロードトランジスタの出力コ
ンダクタンスをgds2として、G=gm/(gm+g
mb+gds1+gds2) (1)で表せるの
で、上記従来例のように、バックゲートとドライバトラ
ンジスタのソースを接続すればgmb=0となり、ゲイ
ンGを高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】固体撮像素子におい
て、一般に半導体基板14はN型であり反対導電性領域
15,16はP型である。ソースフォロアアンプの電源
電圧2は15Vであり、半導体基板14には従来15V
程度印加されていたが、低電圧化に伴い現状では5V程
度の電圧が印加される。また、第1の反対導電性領域1
5は0Vであり、第2の反対導電性領域16はドライバ
トランジスタソース18aと接続されるため、8V程度
にはなる。従来のように、半導体基板14電圧が15V
の場合は問題ないが、5V程度になった場合、P型の第
2の反対導電性領域16とN型の半導体基板14が順バ
イアスとなってしまい、素子としての機能を失うという
欠点がある。
【0005】本発明の目的は、低電圧化に伴い半導体基
板電圧が5V程度になっても、高いゲインが得られるオ
ンチップソースフォロアアンプを有する固体撮像素子を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のオンチップソー
スフォロアアンプを有する固体撮像素子は、1段または
多段オンチップソースフォロアアンプを有する固体撮像
素子において、前記オンチップソースフォロアアンプ
は、ドライバトランジスタ以外の部分は、一導電性を有
する半導体基板内に形成された前記半導体基板とは反対
の導電性を有する第1の反対導電性領域に形成され、ド
ライバトランジスタは前記第1の反対導電性領域と独立
した第2の反対導電性領域に形成され、かつ、前記第2
の反対導電性領域とドライバトランジスタソースは容量
を介してカップリングされ、前記第2の反対導電性領域
は高抵抗を介してDC電圧が印加された構成を有してい
る。ソースフォロアアンプのゲインは前述の(1)式に
示すようにドライバトランジスタのバックゲートコンダ
クタンスが小さい方が大きい。これは、ドライバトラン
ジスタの反対導電性領域と他の反対導電性領域が共通で
あるソースフォロアのドライバトランジスタのチャネル
は、ゲート酸化膜を介してゲート電極と、空乏層容量を
介して反対導電性領域とカップリングしているため、ゲ
ート電極より入力された信号によるチャネル電位の変調
は、ゲート電極とチャネルのカップリング(gm)が大
きい方が促進され、信号に無関係に一定電位になってい
る反導電性領域とチャネルのカップリング(gmb)が
小さい方が促進されることによる。ソースフォロアドラ
イバトランジスタにおいてチャネルはソースと共通の導
電体となっているので、ドライバトランジスタの反対導
電性領域を他と分離し、(前者を第2、後者を第1の反
対導電性領域とする。)ソースと第2の反対導電性領域
を同電位にする、もしくは同位相、同振幅で振ってやれ
ばバックゲ−トコンダクタンスを除去しゲインを高める
ことができる。
【0007】固体撮像素子の場合、同電位にすると
【発明が解決しようとする課題】に記載したように、半
導体基板と第2の判定導電性領域が順バイアスになるこ
とがあるが、本発明では、十分に大きな容量を介してソ
ースと第2の反対導電性領域をカップリングさせ両者を
同位相、同振幅で振り、第2の反対導電性領域のDC電
位は高抵抗を介することにより第2の反対導電性領域と
半導体基板が順バイアスにならない電圧に規定すること
ができる。
【0008】また、本発明のオンチップソースフォロア
アンプを有する固体撮像素子は前記構成がオンチップソ
ースフォロアアンプの全段に適用されていてもよい。
【0009】あるいは、前記構成がオンチップソースフ
ォロアアンプの初段以外の各段に適用されているもので
あってもよい。
【0010】また、前記第2の反対導電性領域とドライ
バトランジスタとのカップリングに用いられる容量が、
ポリシリコンによる電極を多層重ねることにより形成さ
れていてもよい。
【0011】さらに、前記カップリングに用いられる容
量を形成するポリシリコンによる電極が、固体撮像素子
本体のポリシシコンによる電極と同時に形成されている
ものを含む。
【0012】また、前記第2の反対導電性領域とドライ
バトランジスタとのカップリングに用いられる容量が前
記第2の反対導電性領域の外部に形成されていることが
好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明のオンチップソースフォロア
アンプを有する固体撮像素子の第1実施形態のオンチッ
プ3段ソースフォロアアンプの回路図、図2は図1の3
段目ソースフォロアアンプの縦断面図、図3は図1の3
段目ソースフォロアアンプの平面図である。
【0015】この固体撮像素子は、図1に示すように、
3段ソースフォロアを形成する6個のトランジスタはN
チャネルとなっており、上段はドライバトランジスタ1
2、下段はロードトランジスタ13と呼ばれる。3個の
ドライバトランジスタ12のドレインはVDD2に、3個
のロードトランジスタ13のソースはGND(グラン
ド)11に接続されている。各段のドライバトランジス
タ12のソースはロードトランジスタ13のドレインと
接続され、かつ次段のドライバトランジスタ12のゲー
トに接続されている。ただし最終段は次段のドライバト
ランジスタ12のゲートには接続されず信号を外部に取
り出すため出力3が外部回路に接続される。また、2,
3段目ドライバトランジスタ12のバックゲートは容量
5,9を介して半導体基板と接続され半導体基板電位V
sub 7が印加され、容量5,9より十分大きな容量4,
8を介してソースと接続され、高抵抗6,10を介して
所望のDC電圧を印加されている。ソース・バックゲ−
ト間の容量4,8と高抵抗6,10で構成されるハイバ
スフィルタのカットオフ周波数は、ソースから伝わる信
号周波数より十分小さくなるように、ソース・バックゲ
ート間の容量4,8と高抵抗6,10が決定されてい
る。また、ソース・バックゲート間の容量4,8はバッ
クゲート・半導体基板間の容量5,9より十分大きくな
るように決定されている。ロードトランジスタ13は定
電流源として所望の電流が得られるように、ゲートにバ
イアスされている(図中では接地されている)。
【0016】図2に示されるように、3段目ソースフォ
ロアアンプは、ドライバトランジスタ12は半導体基板
(N型)14上のバックゲートすなわち、第2の反対導
電性領域(P型)16に形成されている。他は半導体基
板上(N型)14の第1の反対導電性領域(P型)15
に形成されている。第1と第2の反対導電性領域15,
16は半導体基板14により分離されている。ソース1
8aにコンタクト22された配線は第2の反対導電性領
域16と容量8を介してカップリングされ、ロードトラ
ンジスタドレイン17bと接続されている。初段と3段
目のドライバトランジスタ12は、図2の右部に示すよ
うにP型領域16にチャンネルが形成されるサーフィス
型となっており、他のトランジスタは、図2の左部に示
すように、P型領域15上部にN型領域20が形成さ
れ、チャネルもN型領域20内に形成される埋め込み型
となっている。サーフィス型同志、埋め込み型同志では
プロセスの簡略化のためゲート長とゲート幅が異なる以
外は同じ構造となっている。ゲート絶縁膜はシリコン酸
化膜によるか、もしくはシリコン酸化膜により窒化シリ
コン膜を挟んだ構造よりなっている。ゲート電極19
a,19bはポリシリコンよりなり、リン等のN型不純
物を拡散することにより金属とみなせる程度低抵抗化さ
れている。ソース18a,18b、ドレイン17a,1
7b等の拡散層はリン等のN型不純物をドープすること
により形成される。
【0017】イオン注入はP型領域、N型領域とも数百
keV、1E12/cm 2 のオーダーで行われている。
また、各トランジスタのゲート長とゲート幅はゲイン、
帯域等が設計基準を満たすように決定されている。
【0018】図3に3段目ソースフォロアアンプの平面
図が示されているように、ドライバトランジスタは半導
体基板上(N型)14の第2の反対導電性領域(P型)
16に形成されている。他は半導体基板上14の第1の
反対導電性領域(P型)15に形成されている。第2の
反対導電性領域16は半導体基板14により周囲を囲ま
れ、島状に第1の反対導電性領域15と分離されてい
る。ソース18aにコンタクト22された配線21cは
第2の反対導電性領域16と容量8を介してカップリン
グされ、ロードトランジスタドレイン17bと接続され
ている。
【0019】本実施形態の固体撮像素子はソースフォロ
アアンプのゲインが高く、かつ半導体基板電圧が5V程
度になってもバックゲートと半導体基板が順バイアスに
ならないので、電源電圧の低電圧化に対応できる。
【0020】図4は本発明のオンチップソースフォロア
アンプを有する固体撮像素子の第2実施形態のドライバ
トランジスタ部の縦断面図である。
【0021】この固体撮像素子は第1実施形態の固体撮
像素子とほぼ同様の構成であるが、図4に示すように、
第2の反対導電性領域(P型)16とソース18aとの
カップリング容量がポリシリコンによるコンデンサ電極
23を多層重ねることにより形成されている点が異な
る。コンデンサ電極23は図の下側より数えて奇数段目
は配線21cに、偶数段目は第2の反対導電性領域16
に接続されている。このようにコンデンサ電極23をn
段重ねることにより、横方向に面積を広げることなく、
容量を、コンデンサ電極23が1段の場合の約n倍にす
ることができる。また、コンデンサ電極23が2〜3段
の場合、ポリシリコンは固体撮像素子本体の電極として
2〜3層用いられているので、本体電極形成時に同時に
コンデンサ電極23を形成すれば、マスク枚数が増加す
ることもない。
【0022】本実施形態の固体撮像素子は、第1実施形
態と同様にソースフォロアアンプのゲインが高く、電源
電圧の低電圧化に対応できるとともに、コンデンサ電極
の形成時マスク枚数を増加する必要がないので、製作時
の効率が向上する。
【0023】図5は本発明のオンチップソースフォロア
アンプを有する固体撮像素子の第3実施形態のドライバ
トランジスタ部の平面図である。
【0024】この固体撮像素子は第1実施形態の固体撮
像素子とほぼ同様の構成であるが図5に示すように、バ
ックゲートすなわち、第2の反対導電性領域(P型)1
6とソース18aとのカップリング容量8が、第2の反
対導電性領域16の外部に形成されている点が異なる。
カップリング容量8を外部に形成するのは、第2の反対
導電性領域16内に容量8を形成した場合、容量8を増
加させると図1に示された容量9も増加してしまうので
後述するように、ゲインを高める効果が減少するためで
ある。
【0025】本実施形態の固体撮像素子は第1実施形態
と同様に電源電圧の低電圧化に対応できるとともに容量
9の増加が防げるので、ソースフォロアアンプのゲイン
を高くすることができる。
【0026】上述した第1、第2のおよび第3の実施形
態では3段ソースフォロアにおいて、2,3段目ドライ
バトランジスタのみ本発明の構成を適用している。本発
明の構成を初段ドライバトランジスタに適用すると配線
長が長くなり、アンプゲインは向上するものの、信号検
出容量が増加してしまうため、初段に関して本発明の構
成を適用していないが、ゲインと信号検出容量の増減関
係に応じて、初段ドライバトランジスタにも本発明の構
成を適用した構造も考えられる。また、3段以上のソー
スフォロアにおいても、全段に本発明の構成を適用した
ものと、初段以外に適用したものが考えられる。また、
ソースフォロアアンプを構成する各トランジスタが表面
型か埋込型かについては上記実施形態のタイプのみでな
くどのような構成についても適用することができる。
【0027】また、上記実施形態ではNチャネルトラン
ジスタについて述べているが、Pチャネルトランジスタ
についても極性を変えて同様に本発明の構成を適用する
ことができる。
【0028】
【実施例】上記各実施形態において、信号周波数が16
MHzである場合、ソース18aと第2の反対導電性領
域16の間の容量4,8は、第2の反対導電性領域16
と半導体基板間14の容量5,9の約十倍の10pF程
度がよい結果が得られた。また、高抵抗6,10は1M
オーム程度がよい。
【0029】図5は、本実施例においてソース18aと
第2の反対導電性領域16の間の容量4,8と、第2の
反対導電性領域16と半導体基板14間の容量5,9の
比すなわちC1 /C2 およびC1 ’/C2 ’と、1段お
よび3段オンチップソースフォロアのゲイン向上度の関
係を示している。図で示すように、容量比を約十倍にす
れば、ゲインは1段当たり約1.07倍になる。多段ソ
ースフォロアにおいて、n段に本発明を施せばゲインは
通常の1.07のn乗倍にすることができることが判
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ドライバ
トランジスタと他の部分の形成領域を分離し、ドライバ
ソースとドライバトランジスタの形成領域であるバック
ゲートを容量によりカップリングし、かつ前記バックゲ
ートを高抵抗を介して加圧することにより、ソースフォ
ロアアンプのゲインが高く、かつ半導体基板電圧を低く
しても、バックゲートと半導体基板とが順バイアスとな
らないので、電源電圧の低電圧化に対応できるオンチッ
プソースフォロアアンプを有する固体撮像素子が実現す
るという効果がある。
【0031】また、前記カップリングのための容量をポ
リシリコンによる電極を重ねることにより、固体撮像素
子本体の電極と同時形成したものは、製造工程の効率を
向上する効果がある。
【0032】前記カップリングのための容量をバックゲ
ートである第2の反対導電性領域の外部に形成したもの
は、前記領域の内部に形成するよりもソースフォロアア
ンプのゲイン向上に有効に働くという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオンチップソースフォロアアンプを有
する固体撮像素子の第1実施形態のオンチップ3段ソー
スフォロアアンプの回路図である。
【図2】図1の3段目ソースフォロアアンプの縦断面図
である。
【図3】図1の3段目ソースフォロアアンプの平面図で
ある。
【図4】本発明のオンチップフォロアアンプを有する固
体撮像素子の第2実施形態のドライバトランジスタ部の
縦断面図である。
【図5】本発明のオンチップソースフォロアアンプを有
する固体撮像素子の第3実施形態のドライバトランジス
タ部の平面図である。
【図6】図1の容量4,8と容量5,9との比とオンチ
ップソースフォロアのゲインとの関係を示すグラフであ
る。
【図7】固体撮像素子のオンチップフォロアアンプの従
来例の回路図である。
【図8】図7の固体撮像素子の縦断面図である。
【符号の説明】
1 入力VIN 2 電源電圧VDD 3 出力VO 4 容量C1 5 容量C2 6,10 抵抗 7 半導体基板電圧Vsub 8 容量C1 ’ 9 容量C2 ’ 11 GND 12 ドライバトランジスタ 13 ロードトランジスタ 14 半導体基板(N型) 15 第1の反対導電性領域(P型) 16 第2の反対導電性領域(P型) 17a,17b ドレイン 18a,18b ソース 19a,19b ゲート電極 20 N型領域 21a,21b,21c,21d 配線 22 コンタクト 23 コンデンサ電極

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1段または多段オンチップソースフォロ
    アアンプを有する固体撮像素子において、 前記オンチップソースフォロアアンプは、ドライバトラ
    ンジスタ以外の部分は、一導電性を有する半導体基板内
    に形成された前記半導体基板とは反対の導電性を有する
    第1の反対導電性領域に形成され、ドライバトランジス
    タは前記第1の反対導電性領域と独立した第2の反対導
    電性領域に形成され、かつ、前記第2の反対導電性領域
    とドライバトランジスタソースは容量を介してカップリ
    ングされ、前記第2の反対導電性領域は高抵抗を介して
    DC電圧が印加された構成を有していることを特徴とす
    るオンチップソースフォロアアンプを有する固体撮像素
    子。
  2. 【請求項2】 前記構成がオンチップソースフォロアア
    ンプの全段に適用されている請求項1記載のオンチップ
    ソースフォロアアンプを有する固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記構成がオンチップソースフォロアア
    ンプの初段以外の各段に適用されている請求項1記載の
    オンチップソースフォロアアンプを有する固体撮像素
    子。
  4. 【請求項4】 前記第2の反対導電性領域とドライバト
    ランジスタとのカップリングに用いられる容量が、ポリ
    シリコンによる電極を多層重ねることにより形成されて
    いる請求項2または3記載のオンチップソースフォロア
    アンプを有する固体撮像素子。
  5. 【請求項5】 前記カップリングに用いられる容量を形
    成するポリシリコンによる電極が、固体撮像素子本体の
    ポリシリコンによる電極と同時に形成されている請求項
    4記載のオンチップフォロアアンプを有する固体撮像素
    子。
  6. 【請求項6】 前記第2の反対導電性領域とドライバト
    ランジスタとのカップリングに用いられる容量が前記第
    2の反対導電性領域の外部に形成されている請求項2ま
    たは3記載のオンチップソースフォロアアンプを有する
    固体撮像素子。
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