JP3282378B2 - パワー素子駆動保護回路及びmosfet駆動保護回路 - Google Patents
パワー素子駆動保護回路及びmosfet駆動保護回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOSFET等のパワ
ー素子の素子破壊によってパワー素子駆動回路までも破
壊されてしまうのを防止するパワー素子駆動保護回路ま
たはMOSFET駆動保護回路に関するものである。
ー素子の素子破壊によってパワー素子駆動回路までも破
壊されてしまうのを防止するパワー素子駆動保護回路ま
たはMOSFET駆動保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパワー素子駆動回路の一例として
MOSFET駆動回路を図3に基づいて説明する。図3
はnチャネル形のMOSFET1にMOSFET駆動回
路2を接続した回路図である。図で、MOSFET1の
ゲート・ソース間には、ツェナーダイオード3及び第1
ゲート電圧制御抵抗4がそれぞれ並列に接続されてい
る。このツェナーダイオード3は、アノードがMOSF
ET1のソースに接続され、カソードがMOSFET1
のゲートに接続されている。また、MOSFET1のゲ
ートには、第2ゲート電圧制御抵抗5を介してPNPト
ランジスタ6のエミッタが接続され、PNPトランジス
タ6のコレクタはMOSFET1のソースに接続されて
いる。さらに、PNPトランジスタ6のベースは、第1
オフ電圧保持抵抗7を介して制御電源8の高電位側に接
続され、PNPトランジスタ6のエミッタは、第2オフ
電圧保持抵抗9を介して制御電源8の高電位側に接続さ
れている。制御電源8の低電位側はMOSFET1のソ
ースに接続されている。MOSFET1のドレインが接
続された出力端子aと、MOSFET1のソースが接続
された出力端子bとの間には、負荷10及び高電圧電力
電源11が接続されている。
MOSFET駆動回路を図3に基づいて説明する。図3
はnチャネル形のMOSFET1にMOSFET駆動回
路2を接続した回路図である。図で、MOSFET1の
ゲート・ソース間には、ツェナーダイオード3及び第1
ゲート電圧制御抵抗4がそれぞれ並列に接続されてい
る。このツェナーダイオード3は、アノードがMOSF
ET1のソースに接続され、カソードがMOSFET1
のゲートに接続されている。また、MOSFET1のゲ
ートには、第2ゲート電圧制御抵抗5を介してPNPト
ランジスタ6のエミッタが接続され、PNPトランジス
タ6のコレクタはMOSFET1のソースに接続されて
いる。さらに、PNPトランジスタ6のベースは、第1
オフ電圧保持抵抗7を介して制御電源8の高電位側に接
続され、PNPトランジスタ6のエミッタは、第2オフ
電圧保持抵抗9を介して制御電源8の高電位側に接続さ
れている。制御電源8の低電位側はMOSFET1のソ
ースに接続されている。MOSFET1のドレインが接
続された出力端子aと、MOSFET1のソースが接続
された出力端子bとの間には、負荷10及び高電圧電力
電源11が接続されている。
【0003】図3に示す回路の動作を説明する。制御電
源8が正電圧のパルス状駆動電圧を出力すると、そのパ
ルス状駆動電圧は第1ゲート電圧制御抵抗4と第2ゲー
ト電圧制御抵抗5と第2オフ電圧保持抵抗9とで構成さ
れる直列回路で分圧されて、第1ゲート電圧制御抵抗4
の両端電圧がMOSFET1の入力であるゲート・ソー
ス間に印加されMOSFET1がオン状態となり、高電
圧電力電源11から負荷10に電力が供給される。ツェ
ナーダイオード3はMOSFET1のゲート・ソース間
電圧を定電圧化するためのものである。また、制御電源
8から正電圧のパルス状駆動電圧が出力されている間、
PNPトランジスタ6は、第2オフ電圧保持抵抗9に印
加される電圧によって逆バイアスされオフ状態となって
いる。
源8が正電圧のパルス状駆動電圧を出力すると、そのパ
ルス状駆動電圧は第1ゲート電圧制御抵抗4と第2ゲー
ト電圧制御抵抗5と第2オフ電圧保持抵抗9とで構成さ
れる直列回路で分圧されて、第1ゲート電圧制御抵抗4
の両端電圧がMOSFET1の入力であるゲート・ソー
ス間に印加されMOSFET1がオン状態となり、高電
圧電力電源11から負荷10に電力が供給される。ツェ
ナーダイオード3はMOSFET1のゲート・ソース間
電圧を定電圧化するためのものである。また、制御電源
8から正電圧のパルス状駆動電圧が出力されている間、
PNPトランジスタ6は、第2オフ電圧保持抵抗9に印
加される電圧によって逆バイアスされオフ状態となって
いる。
【0004】次に、制御電源8の出力が0Vとなると、
MOSFET1のゲートに蓄積された電荷がMOSFE
T駆動回路2側に流れるようになり、第2オフ電圧保持
抵抗9に印加される電圧によってPNPトランジスタ6
が順バイアスされてオン状態となり、MOSFET1の
ゲートに蓄積された電荷が放電される。
MOSFET1のゲートに蓄積された電荷がMOSFE
T駆動回路2側に流れるようになり、第2オフ電圧保持
抵抗9に印加される電圧によってPNPトランジスタ6
が順バイアスされてオン状態となり、MOSFET1の
ゲートに蓄積された電荷が放電される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したMOSF
ET駆動回路2では、MOSFET1が素子破壊する
と、ドレイン・ソース間が短絡したり、ドレイン・ゲー
ト間が短絡して、MOSFET1のゲートに接続された
MOSFET駆動回路2にMOSFET1のドレイン側
の高電圧が印加され、MOSFET駆動回路2に急激な
電圧変動が生じ、過電流が流れ込むことになる。そのた
め、ツェナーダイオード3、PNPトランジスタ6、制
御電源8等が破壊してしまうという問題点があった。
ET駆動回路2では、MOSFET1が素子破壊する
と、ドレイン・ソース間が短絡したり、ドレイン・ゲー
ト間が短絡して、MOSFET1のゲートに接続された
MOSFET駆動回路2にMOSFET1のドレイン側
の高電圧が印加され、MOSFET駆動回路2に急激な
電圧変動が生じ、過電流が流れ込むことになる。そのた
め、ツェナーダイオード3、PNPトランジスタ6、制
御電源8等が破壊してしまうという問題点があった。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、MOSFET等のパワー素子
破壊時にパワー素子駆動回路またはMOSFET駆動回
路の破壊を防止することができるパワー素子駆動保護回
路またはMOSFET駆動保護回路の構造を提供するこ
とにある。
その目的とするところは、MOSFET等のパワー素子
破壊時にパワー素子駆動回路またはMOSFET駆動回
路の破壊を防止することができるパワー素子駆動保護回
路またはMOSFET駆動保護回路の構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のMOSFET駆動保護回路は、MO
SFETのゲートにカソードが接続され前記MOSFE
Tのソースにアノードが接続されたツェナーダイオード
と、前記MOSFETのゲート・ソース間に接続された
第1ゲート電圧制御抵抗と、エミッタが第2ゲート電圧
制御抵抗を介して前記MOSFETのゲートに接続され
コレクタが前記MOSFETのソースに接続されベース
が第1オフ電圧保持抵抗を介して制御電源の高電位側に
接続されたPNPトランジスタと、そのPNPトランジ
スタのエミッタと前記制御電源の高電位側間に接続され
た第2オフ電圧保持抵抗とを備えたMOSFET駆動回
路を保護するMOSFET駆動保護回路において、前記
ツェナーダイオードのアノードと前記MOSFETのソ
ース間に接続された第1過電流限流抵抗と、前記MOS
FETの破壊により前記MOSFETのゲートに高電圧
が印加された場合に前記第1過電流限流抵抗に印加され
る所定電圧を検知して閉状態となる過電流限流バイパス
経路とを備えたことを特徴とするものである。
め、請求項1記載のMOSFET駆動保護回路は、MO
SFETのゲートにカソードが接続され前記MOSFE
Tのソースにアノードが接続されたツェナーダイオード
と、前記MOSFETのゲート・ソース間に接続された
第1ゲート電圧制御抵抗と、エミッタが第2ゲート電圧
制御抵抗を介して前記MOSFETのゲートに接続され
コレクタが前記MOSFETのソースに接続されベース
が第1オフ電圧保持抵抗を介して制御電源の高電位側に
接続されたPNPトランジスタと、そのPNPトランジ
スタのエミッタと前記制御電源の高電位側間に接続され
た第2オフ電圧保持抵抗とを備えたMOSFET駆動回
路を保護するMOSFET駆動保護回路において、前記
ツェナーダイオードのアノードと前記MOSFETのソ
ース間に接続された第1過電流限流抵抗と、前記MOS
FETの破壊により前記MOSFETのゲートに高電圧
が印加された場合に前記第1過電流限流抵抗に印加され
る所定電圧を検知して閉状態となる過電流限流バイパス
経路とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載のMOSFET駆動保護回路
は、請求項2記載のMOSFET駆動保護回路で、前記
過電流限流バイパス経路が、第2過電流限流抵抗と、ベ
ースがベース電流制御用抵抗を介して前記ツェナーダイ
オードと前記第1過電流限流抵抗との接続点に接続され
コレクタが第2過電流限流抵抗を介して前記PNPトラ
ンジスタのエミッタに接続されエミッタが前記MOSF
ETのソースに接続されたNPNトランジスタとで構成
されていることを特徴とするものである。
は、請求項2記載のMOSFET駆動保護回路で、前記
過電流限流バイパス経路が、第2過電流限流抵抗と、ベ
ースがベース電流制御用抵抗を介して前記ツェナーダイ
オードと前記第1過電流限流抵抗との接続点に接続され
コレクタが第2過電流限流抵抗を介して前記PNPトラ
ンジスタのエミッタに接続されエミッタが前記MOSF
ETのソースに接続されたNPNトランジスタとで構成
されていることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載のMOSFET駆動保護回路
は、請求項2記載のMOSFET駆動保護回路で、ベー
ス電流制御用抵抗と、ベースが前記ベース電流制御用抵
抗を介して前記ツェナーダイオードと前記第1過電流限
流抵抗との接続点に接続されコレクタが前記PNPトラ
ンジスタのベースに接続されエミッタが前記MOSFE
Tのソースに接続されたNPNトランジスタとを備え、
前記PNPトランジスタを前記過電流限流バイパス経路
としたことを特徴とするものである。
は、請求項2記載のMOSFET駆動保護回路で、ベー
ス電流制御用抵抗と、ベースが前記ベース電流制御用抵
抗を介して前記ツェナーダイオードと前記第1過電流限
流抵抗との接続点に接続されコレクタが前記PNPトラ
ンジスタのベースに接続されエミッタが前記MOSFE
Tのソースに接続されたNPNトランジスタとを備え、
前記PNPトランジスタを前記過電流限流バイパス経路
としたことを特徴とするものである。
【0010】
【0011】
【作用】MOSFETのゲート・ソース間に接続されて
MOSFETのゲート・ソース間電圧を定電圧化するツ
ェナーダイオードのアノードとMOSFETのソース間
に第1過電流限流抵抗を接続することによって、MOS
FET破壊時、ドレインとゲートが短絡して過電流がゲ
ートに流れ込んだ場合に、ツェナーダイオードに流れる
電流を制限することができるのでツェナーダイオードを
保護することができる。
MOSFETのゲート・ソース間電圧を定電圧化するツ
ェナーダイオードのアノードとMOSFETのソース間
に第1過電流限流抵抗を接続することによって、MOS
FET破壊時、ドレインとゲートが短絡して過電流がゲ
ートに流れ込んだ場合に、ツェナーダイオードに流れる
電流を制限することができるのでツェナーダイオードを
保護することができる。
【0012】また、MOSFET破壊時、ドレインとゲ
ートが短絡して高電圧がゲートに印加され第1過電流限
流抵抗に所定電圧が印加された場合、MOSFETのゲ
ート・ソース間に設けた過電流限流バイパス経路が閉状
態となるので、MOSFETのソースに過電流をバイパ
スすることができ制御電源等を保護することができる。
ートが短絡して高電圧がゲートに印加され第1過電流限
流抵抗に所定電圧が印加された場合、MOSFETのゲ
ート・ソース間に設けた過電流限流バイパス経路が閉状
態となるので、MOSFETのソースに過電流をバイパ
スすることができ制御電源等を保護することができる。
【0013】図1に請求項3記載のMOSFET駆動保
護回路を組み込んだ回路の一実施例を示す。但し、図3
に示した構成と同等構成については同符号を付すことと
する。請求項3記載のMOSFET駆動保護回路では、
過電流限流バイパス経路を、第2過電流限流抵抗14
と、ベースがベース電流制御用抵抗12を介してツェナ
ーダイオード3と第1過電流限流抵抗13との接続点に
接続され、コレクタが第2過電流限流抵抗14を介して
PNPトランジスタ6のエミッタに接続され、エミッタ
がMOSFET1のソースに接続されたNPNトランジ
スタ15とで構成したものである。これにより、MOS
FET1が素子破壊しドレインとゲートが短絡状態にな
った場合、MOSFET1のゲートに高電圧が印加さ
れ、高電圧電力電源11の正極から、負荷10、MOS
FET1、ツェナーダイオード3、第1過電流限流抵抗
13を経由して高電圧電力電源11の負極に至る回路、
及び、高電圧電力電源11の正極から、負荷10、MO
SFET1、ツェナーダイオード3、ベース電流制御用
抵抗12、バイパス経路用のNPNトランジスタ15の
ベース及びエミッタを経由して高電圧電力電源11の負
極に至る回路に過電流が流れ込む。ここで、この過渡期
における過電流は、第1過電流限流抵抗13によって制
限されるため、ツェナーダイオード3の素子破壊を防止
することができる。また、バイパス経路用のNPNトラ
ンジスタ15へベース電流限流用抵抗12を介してベー
ス電流が供給され、NPNトランジスタ15がターンオ
ンし、第2過電流限流抵抗14によって電流制限された
過電流限流バイパス経路が形成される。この経路を介し
てMOSFET1のソースに過電流をバイパスすること
ができるので制御電源8等を保護することができる。
護回路を組み込んだ回路の一実施例を示す。但し、図3
に示した構成と同等構成については同符号を付すことと
する。請求項3記載のMOSFET駆動保護回路では、
過電流限流バイパス経路を、第2過電流限流抵抗14
と、ベースがベース電流制御用抵抗12を介してツェナ
ーダイオード3と第1過電流限流抵抗13との接続点に
接続され、コレクタが第2過電流限流抵抗14を介して
PNPトランジスタ6のエミッタに接続され、エミッタ
がMOSFET1のソースに接続されたNPNトランジ
スタ15とで構成したものである。これにより、MOS
FET1が素子破壊しドレインとゲートが短絡状態にな
った場合、MOSFET1のゲートに高電圧が印加さ
れ、高電圧電力電源11の正極から、負荷10、MOS
FET1、ツェナーダイオード3、第1過電流限流抵抗
13を経由して高電圧電力電源11の負極に至る回路、
及び、高電圧電力電源11の正極から、負荷10、MO
SFET1、ツェナーダイオード3、ベース電流制御用
抵抗12、バイパス経路用のNPNトランジスタ15の
ベース及びエミッタを経由して高電圧電力電源11の負
極に至る回路に過電流が流れ込む。ここで、この過渡期
における過電流は、第1過電流限流抵抗13によって制
限されるため、ツェナーダイオード3の素子破壊を防止
することができる。また、バイパス経路用のNPNトラ
ンジスタ15へベース電流限流用抵抗12を介してベー
ス電流が供給され、NPNトランジスタ15がターンオ
ンし、第2過電流限流抵抗14によって電流制限された
過電流限流バイパス経路が形成される。この経路を介し
てMOSFET1のソースに過電流をバイパスすること
ができるので制御電源8等を保護することができる。
【0014】図2に請求項4記載のMOSFET駆動保
護回路を組み込んだ回路の一実施例を示す。但し、図1
に示した構成と同等構成については同符号を付すことと
する。請求項4記載のMOSFET駆動保護回路は、P
NPトランジスタ6を過電流限流バイパス経路として流
用することを特徴とするもので、PNPトランジスタ6
を過電流限流バイパス経路としてオン状態とするため
に、ベース電流制御用抵抗17と、ベースがベース電流
制御用抵抗17を介してツェナーダイオード3と第1過
電流限流抵抗13との接続点に接続され、コレクタがP
NPトランジスタ6のベースに接続され、エミッタがM
OSFET1のソースに接続されたNPNトランジスタ
17とを備えたものである。このように構成したことに
より、MOSFET1が素子破壊し、ドレインとゲート
が短絡状態になった場合、MOSFET1のゲートに高
電圧が印加され、高電圧電力電源11の正極から、負荷
10、MOSFET1、ツェナーダイオード3、第1過
電流限流抵抗13を経由して高電圧電力電源11の負極
に至る回路、及び、高電圧電力電源11の正極から、負
荷10、MOSFET1、ツェナーダイオード3、ベー
ス電流制御用抵抗17、NPNトランジスタ18のベー
ス及びエミッタを経由して高電圧電力電源11の負極に
至る回路に過電流が流れ込む。ここで、この過渡期にお
ける過電流は、第1過電流限流抵抗13によって制限さ
れるため、ツェナーダイオード3の素子破壊を防止する
ことができる。また、NPNトランジスタ18へベース
電流限流用抵抗17を介してベース電流が供給され、N
PNトランジスタ18がターンオンし、PNPトランジ
スタ6が順バイアスされてターンオンし、高電圧電力電
源11の正極から、負荷10、MOSFET1、第2ゲ
ート電圧制御抵抗5、PNPトランジスタ6を経由し高
電圧電力電源11の負極に至る回路に過電流が流れ、M
OSFET1のソースに過電流をバイパスすることがで
きるので制御電源8等を保護することができる。
護回路を組み込んだ回路の一実施例を示す。但し、図1
に示した構成と同等構成については同符号を付すことと
する。請求項4記載のMOSFET駆動保護回路は、P
NPトランジスタ6を過電流限流バイパス経路として流
用することを特徴とするもので、PNPトランジスタ6
を過電流限流バイパス経路としてオン状態とするため
に、ベース電流制御用抵抗17と、ベースがベース電流
制御用抵抗17を介してツェナーダイオード3と第1過
電流限流抵抗13との接続点に接続され、コレクタがP
NPトランジスタ6のベースに接続され、エミッタがM
OSFET1のソースに接続されたNPNトランジスタ
17とを備えたものである。このように構成したことに
より、MOSFET1が素子破壊し、ドレインとゲート
が短絡状態になった場合、MOSFET1のゲートに高
電圧が印加され、高電圧電力電源11の正極から、負荷
10、MOSFET1、ツェナーダイオード3、第1過
電流限流抵抗13を経由して高電圧電力電源11の負極
に至る回路、及び、高電圧電力電源11の正極から、負
荷10、MOSFET1、ツェナーダイオード3、ベー
ス電流制御用抵抗17、NPNトランジスタ18のベー
ス及びエミッタを経由して高電圧電力電源11の負極に
至る回路に過電流が流れ込む。ここで、この過渡期にお
ける過電流は、第1過電流限流抵抗13によって制限さ
れるため、ツェナーダイオード3の素子破壊を防止する
ことができる。また、NPNトランジスタ18へベース
電流限流用抵抗17を介してベース電流が供給され、N
PNトランジスタ18がターンオンし、PNPトランジ
スタ6が順バイアスされてターンオンし、高電圧電力電
源11の正極から、負荷10、MOSFET1、第2ゲ
ート電圧制御抵抗5、PNPトランジスタ6を経由し高
電圧電力電源11の負極に至る回路に過電流が流れ、M
OSFET1のソースに過電流をバイパスすることがで
きるので制御電源8等を保護することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のパワー素子駆動保護回路の一
実施例を図1に基づいて説明する。但し、図3に示した
構成と同等構成については同符号を付すこととし詳細な
説明を省略する。図で、MOSFET1のゲート・ソー
ス間には、ツェナーダイオード3と第1過電流限流抵抗
13とで構成される直列回路及び第1ゲート電圧制御抵
抗4がそれぞれ並列に接続されている。このツェナーダ
イオード3は、アノードが第1過電流限流抵抗13を介
してMOSFET1のソースに接続され、カソードがM
OSFET1のゲートに接続されている。また、MOS
FET1のゲートには、第2ゲート電圧制御抵抗5を介
してPNPトランジスタ6のエミッタが接続され、PN
Pトランジスタ6のコレクタはMOSFET1のソース
に接続されている。さらに、PNPトランジスタ6のベ
ースは、第1オフ電圧保持抵抗7を介して制御電源8の
高電位側に接続され、PNPトランジスタ6のエミッタ
は、第2オフ電圧保持抵抗9を介して制御電源8の高電
位側に接続されている。制御電源8の低電位側はMOS
FET1のソースに接続されている。さらに、NPNト
ランジスタ15のベースがベース電流制御用抵抗12を
介して、ツェナーダイオード3と第1過電流限流抵抗1
3との接続点に接続され、NPNトランジスタ15のエ
ミッタがMOSFET1のソースに接続され、NPNト
ランジスタ15のコレクタが第2過電流限流抵抗14を
介してPNPトランジスタ6のエミッタに接続されてい
る。MOSFET1のドレインが接続された出力端子a
と、MOSFET1のソースが接続された出力端子bと
の間には、負荷10及び高電圧電力電源11が接続され
ている。
実施例を図1に基づいて説明する。但し、図3に示した
構成と同等構成については同符号を付すこととし詳細な
説明を省略する。図で、MOSFET1のゲート・ソー
ス間には、ツェナーダイオード3と第1過電流限流抵抗
13とで構成される直列回路及び第1ゲート電圧制御抵
抗4がそれぞれ並列に接続されている。このツェナーダ
イオード3は、アノードが第1過電流限流抵抗13を介
してMOSFET1のソースに接続され、カソードがM
OSFET1のゲートに接続されている。また、MOS
FET1のゲートには、第2ゲート電圧制御抵抗5を介
してPNPトランジスタ6のエミッタが接続され、PN
Pトランジスタ6のコレクタはMOSFET1のソース
に接続されている。さらに、PNPトランジスタ6のベ
ースは、第1オフ電圧保持抵抗7を介して制御電源8の
高電位側に接続され、PNPトランジスタ6のエミッタ
は、第2オフ電圧保持抵抗9を介して制御電源8の高電
位側に接続されている。制御電源8の低電位側はMOS
FET1のソースに接続されている。さらに、NPNト
ランジスタ15のベースがベース電流制御用抵抗12を
介して、ツェナーダイオード3と第1過電流限流抵抗1
3との接続点に接続され、NPNトランジスタ15のエ
ミッタがMOSFET1のソースに接続され、NPNト
ランジスタ15のコレクタが第2過電流限流抵抗14を
介してPNPトランジスタ6のエミッタに接続されてい
る。MOSFET1のドレインが接続された出力端子a
と、MOSFET1のソースが接続された出力端子bと
の間には、負荷10及び高電圧電力電源11が接続され
ている。
【0016】図1に示す回路で、MOSFET駆動保護
回路は、ツェナーダイオード3に流れる電流を制限する
ための第1過電流限流抵抗13と、ベース電流制御用抵
抗12と、第2過電流限流抵抗14、NPNトランジス
タ15とで構成され、正常動作時にはNPNトランジス
タ15がターンオンしないように第1過電流限流抵抗1
3及びベース電流制御用抵抗12が設定されている。
回路は、ツェナーダイオード3に流れる電流を制限する
ための第1過電流限流抵抗13と、ベース電流制御用抵
抗12と、第2過電流限流抵抗14、NPNトランジス
タ15とで構成され、正常動作時にはNPNトランジス
タ15がターンオンしないように第1過電流限流抵抗1
3及びベース電流制御用抵抗12が設定されている。
【0017】次に、図1に示す回路の動作について説明
する。正常動作時は、NPNトランジスタ15はターン
オンせず、第2過電流限流抵抗14及びNPNトランジ
スタ15で構成される過電流限流バイパス経路は開状態
となるので、図1に示す回路は、図3に示した従来の回
路にツェナーダイオード3に流れる電流を制限するため
の第1過電流限流抵抗13のみを追加した回路と等価な
回路となる。第1過電流限流抵抗13に印加される電圧
を考慮してツェナーダイオード3のツェナー電圧を調整
してやれば図3に示した従来の回路と同様に動作するの
で正常時の回路動作についての説明は省略することとす
る。
する。正常動作時は、NPNトランジスタ15はターン
オンせず、第2過電流限流抵抗14及びNPNトランジ
スタ15で構成される過電流限流バイパス経路は開状態
となるので、図1に示す回路は、図3に示した従来の回
路にツェナーダイオード3に流れる電流を制限するため
の第1過電流限流抵抗13のみを追加した回路と等価な
回路となる。第1過電流限流抵抗13に印加される電圧
を考慮してツェナーダイオード3のツェナー電圧を調整
してやれば図3に示した従来の回路と同様に動作するの
で正常時の回路動作についての説明は省略することとす
る。
【0018】図1に示す回路で、MOSFET1が素子
破壊し、ドレインとゲートが短絡状態になった場合、M
OSFET1のゲートに高電圧が印加され、高電圧電力
電源11の正極から、負荷10、MOSFET1、ツェ
ナーダイオード3、第1過電流限流抵抗13を経由して
高電圧電力電源11の負極に至る回路、及び、高電圧電
力電源11の正極から、負荷10、MOSFET1、ツ
ェナーダイオード3、ベース電流制御用抵抗12、バイ
パス経路用のNPNトランジスタ15のベース及びエミ
ッタを経由して高電圧電力電源11の負極に至る回路に
過電流が流れ込む。ここで、この過渡期における過電流
は、第1過電流限流抵抗13によって制限されるため、
ツェナーダイオード3の素子破壊を防止することができ
る。また、バイパス経路用のNPNトランジスタ15へ
ベース電流制御用抵抗12を介してベース電流が供給さ
れ、NPNトランジスタ15がターンオンし、第2過電
流限流抵抗14及びNPNトランジスタ15で構成され
る過電流限流バイパス経路16が形成されることにな
る。過電流限流バイパス経路16に流れる電流は、略第
2ゲート電圧制御抵抗5及び第2過電流限流抵抗14に
よって制限されることになる。これにより、MOSFE
T1のソースに過電流をバイパスすることができるので
制御電源8等を保護することができる。
破壊し、ドレインとゲートが短絡状態になった場合、M
OSFET1のゲートに高電圧が印加され、高電圧電力
電源11の正極から、負荷10、MOSFET1、ツェ
ナーダイオード3、第1過電流限流抵抗13を経由して
高電圧電力電源11の負極に至る回路、及び、高電圧電
力電源11の正極から、負荷10、MOSFET1、ツ
ェナーダイオード3、ベース電流制御用抵抗12、バイ
パス経路用のNPNトランジスタ15のベース及びエミ
ッタを経由して高電圧電力電源11の負極に至る回路に
過電流が流れ込む。ここで、この過渡期における過電流
は、第1過電流限流抵抗13によって制限されるため、
ツェナーダイオード3の素子破壊を防止することができ
る。また、バイパス経路用のNPNトランジスタ15へ
ベース電流制御用抵抗12を介してベース電流が供給さ
れ、NPNトランジスタ15がターンオンし、第2過電
流限流抵抗14及びNPNトランジスタ15で構成され
る過電流限流バイパス経路16が形成されることにな
る。過電流限流バイパス経路16に流れる電流は、略第
2ゲート電圧制御抵抗5及び第2過電流限流抵抗14に
よって制限されることになる。これにより、MOSFE
T1のソースに過電流をバイパスすることができるので
制御電源8等を保護することができる。
【0019】ところで、図1に示した回路では、過電流
限流バイパス経路16は、PNPトランジスタ6のエミ
ッタ・コレクタ間に接続されていたが実施例に限定され
ず、例えば、第1ゲート電圧制御抵抗4に並列となるよ
うに接続してもよい。
限流バイパス経路16は、PNPトランジスタ6のエミ
ッタ・コレクタ間に接続されていたが実施例に限定され
ず、例えば、第1ゲート電圧制御抵抗4に並列となるよ
うに接続してもよい。
【0020】以下、本発明のMOSFET駆動保護回路
の異なる実施例を図2に基づいて説明する。但し、図1
に示した回路の構成と同等構成については同符号を付し
詳細な説明を省略することとする。図2に示す回路は、
図3に示した従来の回路に、ベース電流制御用抵抗17
及びNPNトランジスタ18を付加した回路であり、P
NPトランジスタ6を過電流限流バイパス経路として流
用する回路である。NPNトランジスタ18のベースは
ベース電流制御用抵抗17を介してツェナーダイオード
3と第1過電流限流抵抗13との接続点に接続され、N
PNトランジスタ18のエミッタはMOSFET1のソ
ースに接続され、NPNトランジスタ18のコレクタは
PNPトランジスタ6のベースに接続されている。
の異なる実施例を図2に基づいて説明する。但し、図1
に示した回路の構成と同等構成については同符号を付し
詳細な説明を省略することとする。図2に示す回路は、
図3に示した従来の回路に、ベース電流制御用抵抗17
及びNPNトランジスタ18を付加した回路であり、P
NPトランジスタ6を過電流限流バイパス経路として流
用する回路である。NPNトランジスタ18のベースは
ベース電流制御用抵抗17を介してツェナーダイオード
3と第1過電流限流抵抗13との接続点に接続され、N
PNトランジスタ18のエミッタはMOSFET1のソ
ースに接続され、NPNトランジスタ18のコレクタは
PNPトランジスタ6のベースに接続されている。
【0021】図2に示す回路で、MOSFET駆動保護
回路は、ツェナーダイオード3に流れる電流を制限する
ための第1過電流限流抵抗13と、ベース電流制御用抵
抗17と、NPNトランジスタ18とで構成され、正常
動作時にはNPNトランジスタ18がターンオンしない
ように第1過電流限流抵抗13及びベース電流制御用抵
抗17が設定されている。
回路は、ツェナーダイオード3に流れる電流を制限する
ための第1過電流限流抵抗13と、ベース電流制御用抵
抗17と、NPNトランジスタ18とで構成され、正常
動作時にはNPNトランジスタ18がターンオンしない
ように第1過電流限流抵抗13及びベース電流制御用抵
抗17が設定されている。
【0022】図2に示す回路の正常時の動作は、図1に
示した回路の動作と同様であるので説明を省略する。図
2に示す回路で、MOSFET1が素子破壊し、ドレイ
ンとゲートが短絡状態になった場合、MOSFET1の
ゲートに高電圧が印加され、高電圧電力電源11の正極
から、負荷10、MOSFET1、ツェナーダイオード
3、第1過電流限流抵抗13を経由して高電圧電力電源
11の負極に至る回路、及び、高電圧電力電源11の正
極から、負荷10、MOSFET1、ツェナーダイオー
ド3、ベース電流制御用抵抗17、NPNトランジスタ
18のベース及びエミッタを経由して高電圧電力電源1
1の負極に至る回路に過電流が流れ込む。ここで、この
過渡期における過電流は、第1過電流限流抵抗13によ
って制限されるため、ツェナーダイオード3の素子破壊
を防止することができる。また、NPNトランジスタ1
8へベース電流限流用抵抗17を介してベース電流が供
給され、NPNトランジスタ18がターンオンする。こ
れにより、PNPトランジスタ6が順バイアスされてタ
ーンオンし、高電圧電力電源11の正極から、MOSF
ET1、第2ゲート電圧制御抵抗5、PNPトランジス
タ6を経由して高電圧電力電源11の負極に至る回路に
過電流が流れることになる。この経路に流れる電流は第
2ゲート電圧制御抵抗5によって制限されるので、PN
Pトランジスタ6を破壊することなく、MOSFET1
のソースに過電流をバイパスすることができ制御電源等
を保護することができる。
示した回路の動作と同様であるので説明を省略する。図
2に示す回路で、MOSFET1が素子破壊し、ドレイ
ンとゲートが短絡状態になった場合、MOSFET1の
ゲートに高電圧が印加され、高電圧電力電源11の正極
から、負荷10、MOSFET1、ツェナーダイオード
3、第1過電流限流抵抗13を経由して高電圧電力電源
11の負極に至る回路、及び、高電圧電力電源11の正
極から、負荷10、MOSFET1、ツェナーダイオー
ド3、ベース電流制御用抵抗17、NPNトランジスタ
18のベース及びエミッタを経由して高電圧電力電源1
1の負極に至る回路に過電流が流れ込む。ここで、この
過渡期における過電流は、第1過電流限流抵抗13によ
って制限されるため、ツェナーダイオード3の素子破壊
を防止することができる。また、NPNトランジスタ1
8へベース電流限流用抵抗17を介してベース電流が供
給され、NPNトランジスタ18がターンオンする。こ
れにより、PNPトランジスタ6が順バイアスされてタ
ーンオンし、高電圧電力電源11の正極から、MOSF
ET1、第2ゲート電圧制御抵抗5、PNPトランジス
タ6を経由して高電圧電力電源11の負極に至る回路に
過電流が流れることになる。この経路に流れる電流は第
2ゲート電圧制御抵抗5によって制限されるので、PN
Pトランジスタ6を破壊することなく、MOSFET1
のソースに過電流をバイパスすることができ制御電源等
を保護することができる。
【0023】なお、実施例では過電流限流バイパス経路
の開閉状態を制御するスイッチング素子は電流制御素子
であるトランジスタとして説明したが実施例に限定され
るものではなく、電圧制御素子であるFET等を用いて
構成してもよい。また、実施例では、パワー素子はMO
SFETであるとして説明したが実施例に限定されるも
のではなく、例えば、バイポーラトランジスタまたはサ
イリスタ等のパワー素子を駆動する駆動回路にも本発明
に係るパワー素子駆動保護回路を適用することができ
る。
の開閉状態を制御するスイッチング素子は電流制御素子
であるトランジスタとして説明したが実施例に限定され
るものではなく、電圧制御素子であるFET等を用いて
構成してもよい。また、実施例では、パワー素子はMO
SFETであるとして説明したが実施例に限定されるも
のではなく、例えば、バイポーラトランジスタまたはサ
イリスタ等のパワー素子を駆動する駆動回路にも本発明
に係るパワー素子駆動保護回路を適用することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項3記
載のMOSFET駆動保護回路によれば、MOSFET
が素子破壊しMOSFETのゲートに高電圧が印加され
過電流がゲートに流れ込んだ場合、第1過電流限流抵抗
によって過電流が制限されるので、ツェナーダイオード
を保護することができる。また、ツェナーダイオード及
び第1過電流限流抵抗に過電流が流れることによって、
過電流限流バイパス回路が閉状態となり過電流をMOS
FETのソースにバイパスすることができるのでMOS
FET駆動回路を保護することができる。
載のMOSFET駆動保護回路によれば、MOSFET
が素子破壊しMOSFETのゲートに高電圧が印加され
過電流がゲートに流れ込んだ場合、第1過電流限流抵抗
によって過電流が制限されるので、ツェナーダイオード
を保護することができる。また、ツェナーダイオード及
び第1過電流限流抵抗に過電流が流れることによって、
過電流限流バイパス回路が閉状態となり過電流をMOS
FETのソースにバイパスすることができるのでMOS
FET駆動回路を保護することができる。
【0025】さらに、請求項2及び請求項3記載のMO
SFET駆動保護回路によれば、MOSFETのゲート
と制御電源の高電位側間の抵抗値は従来の回路の場合と
同じになるので、正常動作時において大きな動作遅延を
伴うことなく、MOSFETの駆動を行うことができ
る。
SFET駆動保護回路によれば、MOSFETのゲート
と制御電源の高電位側間の抵抗値は従来の回路の場合と
同じになるので、正常動作時において大きな動作遅延を
伴うことなく、MOSFETの駆動を行うことができ
る。
【0026】
【図1】本発明に係るMOSFET駆動保護回路の一例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】本発明に係るMOSFET駆動保護回路の異な
る例を示す回路図である。
る例を示す回路図である。
【図3】MOSFET駆動回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
1 MOSFET(パワー素子) 2 MOSFET駆動回路(パワー素子駆動
回路) 3 ツェナーダイオード 4 第1ゲート電圧制御抵抗 5 第2ゲート電圧制御抵抗 6 PNPトランジスタ(図2に示す回路の
場合、過電流限流バイパス経路を兼ねる。) 7 第1オフ電圧保持抵抗 8 制御電源 9 第2オフ電圧保持抵抗 12 ベース電流制御用抵抗 13 第1過電流限流抵抗 14 第2過電流限流抵抗 15 NPNトランジスタ 16 過電流限流バイパス経路 17 ベース電流制御用抵抗 18 NPNトランジスタ
回路) 3 ツェナーダイオード 4 第1ゲート電圧制御抵抗 5 第2ゲート電圧制御抵抗 6 PNPトランジスタ(図2に示す回路の
場合、過電流限流バイパス経路を兼ねる。) 7 第1オフ電圧保持抵抗 8 制御電源 9 第2オフ電圧保持抵抗 12 ベース電流制御用抵抗 13 第1過電流限流抵抗 14 第2過電流限流抵抗 15 NPNトランジスタ 16 過電流限流バイパス経路 17 ベース電流制御用抵抗 18 NPNトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70
Claims (3)
- 【請求項1】 MOSFETのゲートにカソードが接続
され前記MOSFETのソースにアノードが接続された
ツェナーダイオードと、前記MOSFETのゲート・ソ
ース間に接続された第1ゲート電圧制御抵抗と、エミッ
タが第2ゲート電圧制御抵抗を介して前記MOSFET
のゲートに接続されコレクタが前記MOSFETのソー
スに接続されベースが第1オフ電圧保持抵抗を介して制
御電源の高電位側に接続されたPNPトランジスタと、
そのPNPトランジスタのエミッタと前記制御電源の高
電位側間に接続された第2オフ電圧保持抵抗とを備えた
MOSFET駆動回路を保護するMOSFET駆動保護
回路において、前記ツェナーダイオードのアノードと前
記MOSFETのソース間に接続された第1過電流限流
抵抗と、前記MOSFETの破壊により前記MOSFE
Tのゲートに高電圧が印加された場合に前記第1過電流
限流抵抗に印加される所定電圧を検知して閉状態となる
過電流限流バイパス経路とを備えたことを特徴とするM
OSFET駆動保護回路。 - 【請求項2】 前記過電流限流バイパス経路が、第2過
電流限流抵抗と、ベースがベース電流制御用抵抗を介し
て前記ツェナーダイオードと前記第1過電流限流抵抗と
の接続点に接続されコレクタが第2過電流限流抵抗を介
して前記PNPトランジスタのエミッタに接続されエミ
ッタが前記MOSFETのソースに接続されたNPNト
ランジスタとで構成されていることを特徴とする請求項
1記載のMOSFET駆動保護回路。 - 【請求項3】 ベース電流制御用抵抗と、ベースが前記
ベース電流制御用抵抗を介して前記ツェナーダイオード
と前記第1過電流限流抵抗との接続点に接続されコレク
タが前記PNPトランジスタのベースに接続されエミッ
タが前記MOSFETのソースに接続されたNPNトラ
ンジスタとを備え、前記PNPトランジスタを前記過電
流限流バイパス経路としたことを特徴とする請求項1記
載のMOSFET駆動保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14366494A JP3282378B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | パワー素子駆動保護回路及びmosfet駆動保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14366494A JP3282378B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | パワー素子駆動保護回路及びmosfet駆動保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818417A JPH0818417A (ja) | 1996-01-19 |
JP3282378B2 true JP3282378B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=15344068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14366494A Expired - Fee Related JP3282378B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | パワー素子駆動保護回路及びmosfet駆動保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3282378B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002246886A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-30 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 半導体回路部品 |
JP4221991B2 (ja) * | 2002-10-07 | 2009-02-12 | 富士電機デバイステクノロジー株式会社 | 半導体集積回路装置 |
CN106301318B (zh) * | 2015-05-12 | 2023-07-18 | 中车大连电力牵引研发中心有限公司 | Mosfet器件的隔离驱动电路 |
JP7082758B2 (ja) * | 2019-05-15 | 2022-06-09 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電圧レギュレータ及び車載用のバックアップ電源 |
WO2023007569A1 (ja) * | 2021-07-27 | 2023-02-02 | 三菱電機株式会社 | スイッチング素子駆動回路 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP14366494A patent/JP3282378B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0818417A (ja) | 1996-01-19 |
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