JP3282115B2 - ヘテロ接合トランジスタ - Google Patents

ヘテロ接合トランジスタ

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JP3282115B2
JP3282115B2 JP14890492A JP14890492A JP3282115B2 JP 3282115 B2 JP3282115 B2 JP 3282115B2 JP 14890492 A JP14890492 A JP 14890492A JP 14890492 A JP14890492 A JP 14890492A JP 3282115 B2 JP3282115 B2 JP 3282115B2
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秀樹 深野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタの高耐圧
化が可能であり、また、超高速動作の可能なヘテロ接合
トランジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】Gau In1-uv As1-v およびAl
w Gaz In1-w-z As系材料は、電子の輸送特性が優
れている。この材料系の中でも最も特性の優れたGaI
nAsをベースおよびコレクタに使用したヘテロ接合ト
ランジスタが主に研究されている。
【0003】しかし、この材料はバンドギャップ(E
g )が小さいためトランジスタの耐圧が1〜2Vと非常
に小さく、この点を改良するためにコレクタとしてバン
ドギャップ(Eg )のより大きなAlGaInAsやI
nPを用いるダブルヘテロ構造が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの材料
をGaInAsコレクタと入れ換えただけでは、コレク
タとして入り口に電子の障壁となるヘテロ接合バンド不
連続△Ec が生じ、トランジスタの利得が激減するた
め、AlGaInAs等の組成変化層を導入して改善を
図っている。
【0005】この場合のエネルギーバンド図を図9に示
す。この図で、EはAlGaInAsのエミッタ用半導
体層、BはInGaAsのベース用半導体層、CはAl
GaInAsのコレクタ用半導体層、WはAlGaIn
Asの組成変化層である。また、EgE,EgB,EgCは各
層のエネルギーバンドギャップを示す。
【0006】このように、組成変化層Wを形成すると、
ベース用半導体層Bと組成変化層Wとの間に障壁が発生
しないようになり、エミッタ用半導体層Eから注入され
た電子が走行中にエネルギーが低下してもコレクタ用半
導体層Cに入ることができる。
【0007】しかし、この組成変化層Wは格子の整合を
とりながら徐々に組成を変化させる必要があるため、結
晶成長が極めて難しい。この他に、図10のようにGa
InPAsのスペーサ層Yを用いて電子に対する障壁の
低減を図っている場合もある。なお、図10でE′はI
nPのエミッタ用半導体層、C´はInPのコレクタ用
半導体層であり、Bは図9と同じ組成のベース用半導体
層である。
【0008】この場合、電流利得およびトランジスタ耐
圧がスペーサ層厚および不純物濃度にかなり敏感であ
り、成長において極めて高い制御性が要求されるという
欠点がある。また、これらのトランジスタは、高電流密
度領域での動作において、利得の低下や、電流利得遮断
周波数(fT )の急激な劣化がみられる。
【0009】本発明の目的は、トランジスタの耐圧を向
上させるためにコレクタにワイドギャップの半導体を用
いるにあたって、従来は界面にAlGaInAs等の半
導体の組成変化層やスペーサ層を導入しなければならな
かった点を解決したヘテロ接合トランジスタを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるヘテロ接
合トランジスタは、半導体基板上に、n型でGau In
1-uv As1-v (ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)
のコレクタ用半導体層と、p型でGax In1-x Asy
Sb1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第1ベ
ース用半導体層と、p型でGak In1-kj As1-j
(ただし、0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm Ga
n In1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)
の第2ベース用半導体層と、n型で、かつ第2ベース用
半導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有する
Gaw In1-wz As1-z (ただし、0≦w≦1,0
≦z≦1)のエミッタ用半導体層とが積層されており、
かつ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体
層との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベ
ース用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタ
ガード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続
がゼロである構造を有するものである。
【0011】また、半導体基板上に、n型でAlu Ga
v In1-u-v As(ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)
のコレクタ用半導体層と、p型でGax In1-x Asy
Sb1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第1ベ
ース用半導体層と、p型でGak In1-kj As1-j
(ただし、0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm Ga
n In1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)
の第2ベース用半導体層と、n型で、かつ第2ベース用
半導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有する
Gaw In1-wz As1-z (ただし、0≦w≦1,0
≦z≦1)のエミッタ用半導体層とが積層されており、
かつ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体
層との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベ
ース用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタ
ガード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続
がゼロである構造を有するものである。
【0012】さらに、半導体基板上に、n型でAlu
v In1-u-v As(ただし、0≦u≦1,0≦v≦
1)のコレクタ用半導体層と、p型でGax In1-x
y Sb1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第
1ベース用半導体層と、p型でGak In1-kj As
1-j (ただし、0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm
Gan In1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦
1)の第2ベース用半導体層と、n型で、かつ第2ベー
ス用半導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有
するAlw Gaz In1-w-z As(ただし、0≦w≦
1,0≦z≦1)のエミッタ用半導体層とが積層されて
おり、かつ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用
半導体層との接合部はスタガード型バンド構造を有し、
第1ベース用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部
はスタガード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー
不連続がゼロである構造を有するものである。
【0013】また、半導体基板上に、n型でGau In
1-uv As1-v (ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)
のコレクタ用半導体層と、p型のGax In1-x Asy
Sb1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第1ベ
ース用半導体層と、p型でGak In1-kj As1-j
(ただし、0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm Ga
n In1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)
の第2ベース用半導体層と、n型で、かつ第2ベース用
半導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有する
Alw Gaz In1-w-z As(ただし、0≦w≦1,0
≦z≦1)エミッタ用半導体層とが積層されており、か
つ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体層
との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベー
ス用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタガ
ード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続が
ゼロである構造を有するものである。
【0014】さらに、半導体基板がInPからなり、こ
の上に形成されるコレクタ用半導体層,ベース用半導体
層およびエミッタ用半導体層がInPの半導体基板と格
子整合がとれた組成にしたものである。
【0015】
【作用】本発明によるヘテロ接合トランジスタは、第1
ベース用半導体層にGax In1-x Asy Sb1-y を用
い、第2ベース用半導体層として、Gak In1-kj
As1-j またはAlm Gan In1-m-n Asを設け、か
つ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体層
との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベー
ス用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタガ
ード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続が
ゼロである構造を有することを最も主要な特徴とする。
【0016】GaInPAs/GaInAsSbおよび
AlGaInAs/GaInAsSbヘテロ接合では、
組成を適当に選ぶことにより伝導帯のエネルギー不連続
(△Ec )が後述する図2に示すようなスタガード型
(エネルギーギャップEg が千鳥状になっているもの)
や、△Ec がほとんどゼロにできるため、コレクタとし
て用いるGaInAsPもしくはAlGaInAsと第
1ベース用半導体層のGaInAsSb層との界面に電
子の通過を妨げる障壁が発生しない。
【0017】また、第1ベース用半導体層としてGaI
nAsSbを用いることにより、コレクタ層の材料組成
に合わせて△Ec を設計することが可能となり、素子の
高速性能を大きく向上させることができる。
【0018】また、第2ベース用半導体層として、Ga
k In1-kj As1-j またはAlm Gan In1-m-n
Asを用いることにより伝導帯のエネルギー不連続がエ
ミッタ・ベース間に生じ、後述する図2に示すΔEc EB
に相当する高いエネルギーがベースに注入される電子に
対して、運動エネルギーとして付与され、電子はベース
中を高速に走行することができる。
【0019】さらに、半導体基板をInPとしたので、
その上に形成する各層の格子整合が容易となる。
【0020】
【実施例】
〔実施例1〕図1に本発明によるヘテロ接合トランジス
タの第1の実施例を示す。InPの半絶縁性の半導体基
板11上に、n+ 型でIn0.53Ga0.47Asの第1サブ
コレクタ用半導体層12−1が、半導体基板11の上面
を一部外部に臨ませるように積層して形成されている。
【0021】また、第1サブコレクタ用半導体層12−
1上に、n+ 型でInPの第2サブコレクタ12−2
と、n型でInPのコレクタ用半導体層13と、p+
でGax In1-x Asy Sb1-y (1例として、x=
1,y=0.5)の第1ベース用半導体層14−1と、
+ 型でIn0.53Ga0.47Asの第2ベース用半導体層
14−2の薄層とが順次、第2ベース用半導体層14−
2の上面を一部外部に臨ませるように積層して形成され
ている。
【0022】さらに、第2ベース用半導体層14−2上
に、n型でInPのエミッタ用半導体層15と、n型で
InPおよびIn0.53Ga0.47Asの2つのエミッタ電
極付用半導体層16および17とが順次、第2ベース用
半導体層14−2の上面を一部外部に臨ませるように積
層して形成されている。また、第1サブコレクタ用半導
体層12−1に、その上面の外部に臨んでいる領域にお
いて、コレクタ電極18がオーミックに付されている。
【0023】さらに、第2ベース用半導体層14−2
に、その上面の外部に臨んでいる領域において、ベース
電極19がオーミックに付されている。また、エミッタ
電極付用半導体層17に、その上面において、エミッタ
電極20がオーミックに付されている。
【0024】上記の実施例1におけるエミッタ,ベー
ス,コレクタ各部のエネルギーバンド構造は図2のよう
になっている。コレクタ用半導体層13に第1ベース用
半導体層14−1よりエネルギーギャップ(Eg )の大
きなInPを用いているにもかかわらず、図2のように
ベース・コレクタ界面には電子に対する障壁が発生しな
いためエネルギーギャップ(Eg )の大きなInPコレ
クタによりトランジスタの耐圧は、例えばベース/コレ
クタがGaInAs/GaInAsのホモ接合のトラン
ジスタの場合の1.5V程度に比べ2〜3倍以上向上し
ながら、トランジスタのIc −VCE特性の立上りもよ
く、高電流密度領域になっても殆ど電流利得の減少はな
く、また、電流利得遮断周波数(fT )の急激な低下も
105 A/cm2 程度の電流密度領域ではみられなかっ
た。
【0025】このように高電流密度領域おいても電流利
得および電流利得遮断周波数(fT)が低下しないの
は、図2のようなヘテロ不連続のため電子がコレクタへ
入る時に△Ec BCに相当するエネルギーを得るため電子
速度が急上昇し、コレクタでの空間電荷効果が抑制され
るためであり、この構造により素子の高速動作性能が著
しく向上したためである。
【0026】また、エミッタ用半導体層15と第1ベー
ス用半導体層14−1との間に、p+ 型でInGaAs
の第2ベース用半導体層14−2の薄層を設けているこ
とにより、図2のようなヘテロ不連続がエミッタ・べー
ス界面に生じ、ベースへ注入される電子はΔEC EB に相
当する高いエネルギーを有するようになるため、ベース
内の走行時間が短くなり、素子の高速動作性能のさらな
る向上が図れている。
【0027】また、第1ベース用半導体層14−1のG
x In1-x Asy Sb1-y において組成x,yを変化
させ、エミッタ端ではエネルギーギャップ(Eg )が大
きくコレクタ端に向かって徐々に小さくなるようにする
ことにより第1ベース用半導体層14−1内部で電子を
加速する電界を形成することも可能であり、これにより
高速性能をさらに向上させることもできる。
【0028】この実施例は、半導体基板11としてIn
Pを用いた格子整合系であるが、半導体基板11として
GaAsやSi等の他の材料を用いたヘテロエピ構造や
格子歪を内在する格子歪系でもよい。また、これらの層
構造で受光用の窓を有するデバイス構造にすればベース
層で光を受光でき、ヘテロ接合フォトトランジスタとし
ても動作させることができる。
【0029】なお、この実施例では、コレクタ用半導体
層13とエミッタ用半導体層15はいずれもInPを用
いているが、これらはGaInPAsであってもよい。
一般式でかけば、コレクタ用半導体層13は、Gau
1-uv As1-v (ただし、0≦u≦1,0≦v≦
1),エミッタ用半導体層15はGaw In1-wz
1-z (ただし、0≦w≦1,0≦z≦1)となる。ま
た、第2ベース用半導体層14−2としてp+ 型でIn
0.53Ga0.47Asを用いているが、これは、p型でGa
k In1-kj As1-j (ただし、0≦k≦1,0≦j
≦1)またはAlm Gan In1-m-n As(ただし、0
≦m≦1,0≦n≦1)であってもよい。 〔実施例2〕 図3に本発明によるヘテロ接合トランジスタの第2の実
施例を示す。図1との対応部分には同一符号を付して詳
細説明は省略する。22はn+ 型で、Al0.48In0.52
Asの第2サブコレクタ用半導体層、23はn型で、A
0.48In0.52Asのコレクタ用半導体層、24−1は
+ 型で、GaAs0.5 Sb0.5 の第1ベース用半導体
層、24−2はp+ 型で、In0.53Ga0.47Asの薄層
の第2ベース用半導体層である。
【0030】上記実施例2におけるエミッタ,ベース,
コレクタ各部のエネルギーバンド構造は図4のような形
になっており、ベース・コレクタ界面には電子に対する
障壁はほとんど発生しない。また、コレクタ用半導体層
23のAl0.48In0.52AsはInPよりさらにエネル
ギーギャップ(Eg )が大きいため実施例1の場合より
さらに大きなトランジスタ耐圧が得られた。
【0031】また、Ic −VCE特性の立上り特性も良好
であり、高電流密度領域でも電流利得の減少はない。ま
た、電流利得遮断周波数(fT )についても実施例1に
比べると特性的にはわずかに劣るが同様の超高速動作が
可能であった。また、エミッタ用半導体層15と第1ベ
ース用半導体層24−1との間に、p+ 型でInGaA
sの第2ベース用半導体層24−2の薄層を設けている
ことにより、図4のようなヘテロ不連続がエミッタ・べ
ース界面に生じ、ベースへ注入される電子はΔEC EB
相当する高いエネルギーを有するようになるため、ベー
ス内の走行時間が短くなり、素子の高速動作性能のさら
なる向上が図れている。また、第1ベース用半導体層2
4−1をGax In1-x Asy Sb1-y にし、組成x,
yを変化させ、エミッタ端ではエネルギーギャップ(E
g )が大きくコレクタ端に向かって徐々に小さくなるよ
うにすることにより第1ベース用半導体層24−1内部
で電子を加速する電界を形成することも可能であり、こ
れにより高速性能をさらに向上させることもできる。
【0032】この実施例は、半導体基板11としてIn
Pを用いた格子整合系であるが、半導体基板11として
GaAsやSi等の他の材料を用いたヘテロエピ構造
や、格子歪を内在する格子歪系でもよい。また、これら
の層構造で受光用の窓を有するデバイス構造にすればベ
ース層で光を受光でき、ヘテロ接合フォトトランジスタ
としても動作させることができる。
【0033】なお、この実施例では、コレクタ用半導体
層23にAl0.48In0.52Asを用いているが、一般に
はAlu Gav In1-u-v As(ただし、0≦u≦1,
0≦v≦1)でよく、また、エミッタ用半導体層15は
InPを用いたが、これもGaw In1-wz As1-z
(ただし、0≦w≦1,0≦z≦1)であればよい。ま
た、第1ベース用半導体層24−1はGaAs0.5 Sb
0.5 を用いたが、これは、Gax In1-x Asy Sb
1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)であればよ
い。また、第2ベース用半導体層24−2はGak In
1-kj As1-j (ただし、0≦k≦1,0≦j≦1)
またはAlm Gan In1-m-n As(ただし、0≦m≦
1,0≦n≦1)であればよい。 〔実施例3〕 図5に本発明によるヘテロ接合トランジスタの第3の実
施例を示す。図1との対応部分には同一符号を付して詳
細説明は省略する。32はn+ 型で、Al0.48In0.52
Asの第1サブコレクタ用半導体層であり、33はn型
で、Al0.48In0.52Asのコレクタ用半導体層、34
−1はp+ 型で、GaAs0.5 Sb0.5の第1ベース用
半導体層、34−2はp+ 型で、In0.53Ga0.47As
の薄層の第2ベース用半導体層、35はn型でAl0.48
In0.52Asのエミッタ用半導体層であり、36はn+
型で、Al0.48In0.52Asのエミッタ電極付用半導体
層である。
【0034】上記実施例3におけるエミッタ,ベース,
コレクタ各部のエネルギーバンド構造は図6のような形
になっており、ベース・コレクタ界面には電子に対する
障壁はほとんど発生しない。また、Al0.48In0.52
sはInPよりさらにエネルギーギャップ(Eg )が大
きいため、実施例1の場合よりさらに大きなトランジス
タ耐圧が得られた。
【0035】また、Ic −Vce特性の立上り特性も良好
であり、高電流密度領域でも電流利得の減少はない。ま
た、電流利得遮断周波数(fT )についても実施例1に
比べると特性的にはわずかに劣るが同様の超高速動作が
可能であった。また、エミッタ用半導体層35と第1ベ
ース用半導体層34−1との間に、p+ 型でInGaA
sの第2ベース用半導体層34−2の薄層を設けている
ことにより、図6のようなヘテロ不連続がエミッタ・べ
ース界面に生じ、ベースへ注入される電子はΔEC EB
相当する高いエネルギーを有するようになるため、ベー
ス内の走行時間が短くなり、素子の高速動作性能のさら
なる向上が図れている。また、第1ベース用半導体層3
4−1をGax In1-x Asy Sb1-y にし、組成x,
yを変化させ、エミッタ端ではエネルギーギャップ(E
g )が大きくコレクタ端に向かって徐々に小さくなるよ
うにすることにより第1ベース用半導体層34−1内部
で電子を加速する電界を形成することも可能であり、こ
れにより高速性能をさらに向上させることもできる。
【0036】この実施例は、半導体基板11としてIn
Pを用いた格子整合系であるが、半導体基板11として
GaAsやSi等の他の材料を用いたヘテロエピ構造や
格子歪を内在する格子歪系でもよい。また、これらの層
構造で受光用の窓を有するデバイス構造にすればベース
層で光を受光でき、ヘテロ接合フォトトランジスタとし
も動作させることができる。
【0037】また、この実施例では、コレクタ用半導体
層33にAl0.48In0.52Asを用いているが、一般に
は、Alu Gav In1-u-v As(ただし、0≦u≦
1,0≦v≦1)でよく、また、エミッタ用半導体層3
5にAl0.48In0.52Asを用いたが、これはAlw
z In1-w-z As(ただし、0≦w≦1,0≦z≦
1)であればよい。また、第1ベース用半導体層34−
1としてGaAs0.5 Sb0.5 を用いたが、これは、G
k In1-k Asy Sb1-y (ただし、0≦x≦1,0
≦y≦1)であればよく、また、第2ベース用半導体層
34−2としてIn0.53Ga0.47Asを用いたが、これ
は、Gak In1-kj As1-j (ただし、0≦k≦
1,0≦j≦1)またはAlm Gan In1-m-n As
(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)であればよい。
【0038】上記実施例4におけるエミッタ,ベース,
コレクタ各部のエネルギーバンド構造は図8のようにな
っている。コレクタ用半導体層13に第1ベース用半導
体層14−1よりエネルギーギャップ(Eg )の大きな
InPを用いているにもかかわらず、図8のようにベー
ス・コレクタ界面には電子に対する障壁が発生しないた
め、エネルギーギャップ(Eg )の大きなInPコレク
タによりトランジスタの耐圧は、例えばベース/コレク
タがGaInAs/GaInAsのホモ接合のトランジ
スタの場合の1.5V程度に比べ2〜3倍以上向上しな
がら、トランジスタのIc −VCE特性の立上りもよく、
高電流密度領域になっても殆ど電流利得の減少はなく、
また、電流利得遮断周波数(fT )の急激な低下も10
5 A/cm2 程度の電流密度領域ではみられなかった。
【0039】このように、電流利得遮断周波数(fT
が通常より高電流密度領域まで伸びるのは、図8のよう
なヘテロ不連続のため電子がコレクタへ入る時に△Ec
BCに相当するエネルギーを得るため電子速度が急上昇す
るためであり、この構造により素子の高速動作性能も向
上した。
【0040】また、エミッタ用半導体層45と第1ベー
ス用半導体層14−1との間に、p+ 型でInGaAs
の第2ベース用半導体層14−2の薄層を設けているこ
とにより、図8のようなヘテロ不連続がエミッタ・べー
ス界面に生じ、ベースへ注入される電子はΔEC EB に相
当する高いエネルギーを有するようになるため、ベース
内の走行時間が短くなり、素子の高速動作性能のさらな
る向上が図れている。
【0041】また、第1ベース用半導体層14−1のG
x In1-x Asy Sb1-y において組成x,yを変化
させ、エミッタ端ではエネルギーギャップ(Eg )が大
きくコレクタ端に向かって徐々に小さくなるようにする
ことにより第1ベース用半導体層14−1内部で電子を
加速する電界を形成することも可能であり、これにより
高速性能をさらに向上させることもできる。
【0042】この実施例は、半導体基板11としてIn
Pを用いた格子整合系であるが、半導体基板11として
GaAsやSi等の他の材料を用いたヘテロエピ構造や
格子歪を内在する格子歪系でもよい。また、これらの層
構造で受光用の窓を有するデバイス構造にすればベース
層で光を受光でき、ヘテロ接合フォトトランジスタとし
も動作させることができる。
【0043】また、この実施例では、コレクタ用半導体
層13にInPを用いているが、一般には、Gau In
1-uv As1-v (ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)
でよく、また、エミッタ用半導体層45にAl0.48In
0.52Asを用いているが、これも一般にはAlw Gaz
In1-w-z As(ただし、0≦w≦1,0≦z≦1)で
あればよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るヘテ
ロ接合トランジスタは、コレクタにベースよりエネルギ
ーギャップの大きなGaInPAsやAlGaInAs
半導体材料を用いるヘテロ接合トランジスタにおいて、
p型の第1ベース用半導体層としてGax In1-x As
y Sb1-y 、p型の第2ベース用半導体層としてGak
In1-kj As1-j またはAlm Gan In1-m-n
sを用い、かつ、前記第2ベース用半導体層と第1ベー
ス用半導体層との接合部はスタガード型バンド構造を有
し、第1ベース用半導体層とコレクタ用半導体層との接
合部はスタガード型バンド構造もしくは伝導帯のエネル
ギー不連続がゼロである構造を有することにより、ベー
ス・コレクタ界面に電子の通過の妨げになる障壁が発生
しないため、従来のような電子障壁を除去するための組
成変化層やスペーサ層が不要になり、トランジスタのI
c −VCE特性の立上がりも良好である。
【0045】また、エミッタ・ベース間には、伝導帯不
連続(ΔEc EB )が発生するため、電子は高いエネルギ
ーでベースに注入され、高速に走行できるように設計で
きる。また、ベース・コレクタ接合部をスタガード型の
ヘテロ構造になるように層組成を設定することにより、
コレクタ入口で、電子はΔEc bc に相当するエネルギー
を得て電子速度が急増するため、高電流密度領域になっ
ても、ほとんど電流利得の減少はなく、また、電流利得
遮断導波数(fT )の急激な低下も105 A/cm2
度の電流密度領域ではみられず、コレクタ内の平均電子
速度は極めて大きくなる。なお、第1のベース用半導体
層としてGaInAsSbを用いることにより、コレク
タ層の材料組成に合わせてΔEc を設計でき、素子の高
速性能を大きく向上させることができる。
【0046】また、この層構造は、共鳴トンネル構造を
有するバイポーラトランジスタやホットエレクトロント
ランジスタ等にも適用可能であり、それらの性能や機能
向上にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面略図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるエネルギーバン
ド図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面略図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるエネルギーバン
ド図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す断面略図である。
【図6】本発明の第3の実施例におけるエネルギーバン
ド図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す断面略図である。
【図8】本発明の第4の実施例におけるエネルギーバン
ド図である。
【図9】従来のベース・コレクタ間に組成変化層を有す
るダブルヘテロ構造トランジスタのエネルギーバンド図
である。
【図10】従来のベース・コレクタ間にスペーサ層を有
するダブルヘテロ構造トランジスタのエネルギーバンド
図である。
【符号の説明】
11 半導体基板 12−1 第1サブコレクタ用半導体層 12−2 第2サブコレクタ用半導体層 13 コレクタ用半導体層 14−1 第1ベース用半導体層 14−2 第2ベース用半導体層 15 エミッタ用半導体層 16 エミッタ電極付用半導体層 17 エミッタ電極付用半導体層 18 コレクタ電極 19 ベース電極 20 エミッタ電極 22 第2サブコレクタ用半導体層 23 コレクタ用半導体層 24−1 第1ベース用半導体層 24−2 第2ベース用半導体層 32 第1サブコレクタ用半導体層 33 コレクタ用半導体層 34−1 第1ベース用半導体層 34−2 第2ベース用半導体層 35 エミッタ用半導体層 36 エミッタ電極付用半導体層 45 エミッタ用半導体層 46 エミッタ電極付用半導体層

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、n型でGau In1-u
    v As1-v (ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)のコ
    レクタ用半導体層と、p型でGax In1-xAsy Sb
    1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第1ベース
    用半導体層と、p型でGak In1-kj As1-j (た
    だし、0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm Gan
    1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)の第
    2ベース用半導体層と、n型で、かつ前記第2ベース用
    半導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有する
    Gaw In1-wz As1-z (ただし、0≦w≦1,0
    ≦z≦1)のエミッタ用半導体層とが積層されており、
    かつ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体
    層との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベ
    ース用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタ
    ガード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続
    がゼロである構造を有することを特徴とするヘテロ接合
    トランジスタ。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に、n型でAlu Gav
    1-u-v As(ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)のコ
    レクタ用半導体層と、p型でGax In1-xAsy Sb
    1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第1ベース
    用半導体層と、p型でGak In1-kj As1-j (た
    だし、0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm Gan
    1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)の第
    2ベース用半導体層と、n型で、かつ前記第2ベース用
    半導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有する
    Gaw In1-wz As1-z (ただし、0≦w≦1,0
    ≦z≦1)のエミッタ用半導体層とが積層されており、
    かつ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体
    層との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベ
    ース用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタ
    ガード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続
    がゼロである構造を有することを特徴とするヘテロ接合
    トランジスタ。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に、n型でAlu Gav
    1-u-v As(ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)のコ
    レクタ用半導体層と、p型でGax In1-xAsy Sb
    1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第1ベース
    用半導体層と、p型でGak In1-kj As1-j (た
    だし、0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm Gan
    1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)の第
    2ベース用半導体層と、n型で、かつ前記第2ベース用
    半導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有する
    Alw Gaz In1-w-z As(ただし、0≦w≦1,0
    ≦z≦1)のエミッタ用半導体層とが積層されており、
    かつ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体
    層との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベ
    ース用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタ
    ガード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続
    がゼロである構造を有することを特徴とするヘテロ接合
    トランジスタ。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に、n型でGau In1-u
    v As1-v (ただし、0≦u≦1,0≦v≦1)のコ
    レクタ用半導体層と、p型でGax In1-xAsy Sb
    1-y (ただし、0≦x≦1,0≦y≦1)の第1ベース
    用半導体層と、p型でGak In1-kj As1-j (た
    だし0≦k≦1,0≦j≦1)またはAlm Gan In
    1-m-n As(ただし、0≦m≦1,0≦n≦1)の第2
    ベース用半導体層と、n型で、かつ前記第2ベース用半
    導体層に比べ広いエネルギーバンドギャップを有するA
    w Gaz In1-w-z As(ただし、0≦w≦1,0≦
    z≦1)エミッタ用半導体層とが積層されており、か
    つ、前記第2ベース用半導体層と第1ベース用半導体層
    との接合部はスタガード型バンド構造を有し、第1ベー
    ス用半導体層とコレクタ用半導体層との接合部はスタガ
    ード型バンド構造もしくは伝導帯のエネルギー不連続が
    ゼロである構造を有することを特徴とするヘテロ接合ト
    ランジスタ。
  5. 【請求項5】 半導体基板がInPからなり、この半導
    体基板上に順次形成されるコレクタ用半導体層,第1ベ
    ース用半導体層、第2ベース用半導体層およびエミッタ
    用半導体層が前記InPからなる半導体基板と格子整合
    するに十分な組成比に選定されていることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のヘテロ接合トランジ
    スタ。
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