JP3281113B2 - マイコンシステムの異常検出回路 - Google Patents
マイコンシステムの異常検出回路Info
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Description
る各種電装システムにおけるマイコンシステムの異常検
出回路に関するものである。
路を図3に示して説明する。図3において、バッテリ1
からの電力はイグニッションスイッチ2を介して、CP
U3とRAM(書き込み・読み込み兼用メモリ)4とR
OM(読み込み専用メモリ)5とから成るマイクロコン
ピュータ6及び前記CPU3の暴走を検出してリセット
するウオッチドックタイマ7に供給されている。
された初期時に信号ラインAを介してROM5のメモリ
異常を検出し、さらに信号ラインBを介してRAM4の
メモリ異常を検出し、少なくてもそれらの一方に異常が
あった場合には、CPU3はアクチュエータ(図示せ
ず)に対する制御信号の供給を停止する。また、異常が
ない場合には、アクチュエータに対して内蔵プログラム
に従って作成された各種制御信号を供給する。
る間は常に信号ラインDを介してウオッチドックタイマ
7に所定周波数のパルスを供給しているが、プログラム
暴走を開始した場合には、そのパルスは切り換えられ
て、例えばハイレベル状態にラッチされることによりウ
オッチドックタイマ7がそれを検出し、信号ラインCを
介してCPU3に対してリセット信号を供給する。それ
によって、CPU3は再度初期状態からプログラムの実
行を開始する。
た従来のマイコンシステムの異常検出回路にあっては、
マイクロコンピュータは書き込み・読み込み兼用メモリ
及び読み込み専用メモリの故障チェックを1回行い、そ
の結果が異常である場合にはアクチュエータ等の制御対
象に対して制御信号の出力を停止していたために、例え
ば一時的に何らかの異常状態に陥り、自然に回復して正
常動作可能な状態になった場合であっても再度電源が投
入されるまではマイコンシステムは作動されないという
問題点があった。
に着目してなされたもので、書き込み・読み込み兼用メ
モリ及び読み込み専用メモリの故障チェックを何度とな
く行う構成とすることを目的とする。
ンシステムの異常検出回路は、マイクロコンピュータ
(3)は、電源投入後の時刻T1区間には前記書き込み
・読み込み兼用メモリ(4)の異常チェックを行い、正
常に作動している間は前記ウオッチドッグタイマ
(8')に対して第1の所定周波数のパルス信号を出力
し、続く時刻T2区間には前記読み込み専用メモリ
(5)の異常チェックを行い、正常に作動している間は
前記ウオッチドッグタイマ(8')に対して前記第1の
所定周波数とは異なる第2の所定周波数のパルス信号を
出力し、ウオッチドッグタイマ(8')からのリセット
信号を受けて初期化設定されると、前記時刻T2区間に
続く時刻T3区間には、再び、前記書き込み・読み込み
兼用メモリ(4)の異常チェックを行い、正常に作動し
ている間は前記ウオッチドッグタイマ(8')に対して
前記第1の所定周波数のパルス信号を出力し、続く時刻
T4区間には前記読み込み専用メモリ(5)の異常チェ
ックを行い、正常に作動している間は前記ウオッチドッ
グタイマ(8')に対して前記第1の所定周波数とは異
なる第2の所定周波数のパルス信号を出力して異常なし
となるまで、前記第1および第2の所定周波数のパルス
信号を出力する異常チェック動作を繰り返し行い、前記
ウオッチドッグタイマ(8')は前記マイクロコンピュ
ータ(3)から前記所定周波数のパルス信号の供給が停
止されることによって異常と判断し、マイクロコンピュ
ータ(3)に前記リセット信号を出力して初期化設定す
るものである
電源投入後の時刻T1区間には前記書き込み・読み込み
兼用メモリの異常チェックを行い、正常に作動している
間は前記ウオッチドッグタイマに対して第1の所定周波
数のパルス信号を出力し、続く時刻T2区間には前記読
み込み専用メモリの異常チェックを行い、正常に作動し
ている間は前記ウオッチドッグタイマに対して前記第1
の所定周波数とは異なる第2の所定周波数のパルス信号
を出力し、ウオッチドッグタイマからのリセット信号を
受けて初期化設定されると、前記時刻T2区間に続く時
刻T3区間には、再び、前記書き込み・読み込み兼用メ
モリ(4)の異常チェックを行い、正常に作動している
間は前記ウオッチドッグタイマ(8')に対して前記第
1の所定周波数のパルス信号を出力し、続く時刻T4区
間には前記読み込み専用メモリ(5)の異常チェックを
行い、正常に作動している間は前記ウオッチドッグタイ
マ(8')に対して前記第1の所定周波数とは異なる第
2の所定周波数のパルス信号を出力して異常なしとなる
まで、前記第1および第2の所定周波数のパルス信号を
出力する異常チェック動作を繰り返し行い、前記ウオッ
チドッグタイマは前記マイクロコンピュータから前記所
定周波数のパルス信号の供給が停止されることによって
異常と判断し、マイクロコンピュータにリセット信号を
出力して初期化設定するもので、一時的に異常状態に陥
り、正常状態に回復した場合には正常状態に回復し次第
にマイコンシステムが正常状態で作動するようになる。
に基づいて説明する。なお、図1において、図3に示す
従来例の構成と同一のもの、または均等なものには同一
符号を付してその詳細説明は省略し、異なる部分につい
てのみ説明する。
で説明したCPU3と次の点で異なる。すなわち、従来
のCPU3’は、書き込み・読み込み兼用メモリ4及び
読み込み専用メモリ5の異常チェックを1回行った後、
異常と判断した場合にはアクチュエータに対して制御信
号を出力しなかったが、図1におけるCPU3’は、例
えばイグニションスイッチ2がオンされた後の時刻T1
区間(図2参照)においてはROM(読み込み専用メモ
リ)5の異常チェックを行い、その間CPU3’はウオ
ッチドックタイマ8’に対して図2の時刻T1区間に示
す第1の所定周波数のパルス信号を出力し、また続く時
刻T2区間の間はRAM(読み込み・書き込み兼用メモ
リ)4の異常チェックを行い、その間は前記第1の所定
周波数とは異なる第2の所定周波数のパルス信号(図2
参照)を出力し、双方の異常チェックの結果”異常な
し”と判断した場合には、CPU3’は制御信号を作成
するための信号処理工程に入る。またこの場合、ウオッ
チドックタイマ8’は前記図3に示した従来のウオッチ
ドックタイマ8と同一構成機能を有するもので、CPU
3’から所定周波数のパルス信号を受けている場合は該
CPU3’に対してリセット信号を出力しないが、プロ
グラム暴走を開始してCPU3’のパルス信号が切り替
えられ、例えばハイレベル状態にラッチされることによ
り、CPU3’に対してリセット信号を出力して該CP
U3’を初期設定する。その結果、CPU3’は再度時
刻T2区間に続く時刻T3区間には前記書き込み・読み
込み兼用メモリ(4)の異常チェックを行い、正常に作
動している間は前記ウオッチドッグタイマ(8')に対
して第1の所定周波数のパルス信号を出力し、続く時刻
T2区間には前記読み込み専用メモリの異常チェックを
行い、正常に作動している間は前記ウオッチドッグタイ
マに対して前記第1の所定周波数とは異なる第2の所定
周波数のパルス信号を出力して異常なしとなるまで、前
記第1および第2の所定周波数のパルス信号を出力する
異常チェック動作を繰り返し行う。
が”異常なし”となるまで何回となく行われる。そし
て”異常なし”と判断された場合には、アクチュエータ
に対して各種制御信号が作成され、出力される。
マイクロコンピュータは、電源投入後の時刻T1区間に
は前記書き込み・読み込み兼用メモリの異常チェックを
行い、正常に作動している間は前記ウオッチドッグタイ
マに対して第1の所定周波数のパルス信号を出力し、続
く時刻T2区間には前記読み込み専用メモリの異常チェ
ックを行い、正常に作動している間は前記ウオッチドッ
グタイマに対して前記第1の所定周波数とは異なる第2
の所定周波数のパルス信号を出力し、ウオッチドッグタ
イマからのリセット信号を受けて初期化設定されると、
前記時刻T2区間に続く時刻T3区間には前記書き込み
・読み込み兼用メモリ(4)の異常チェックを行い、正
常に作動している間は前記ウオッチドッグタイマ
(8')に対して第1の所定周波数のパルス信号を出力
し、続く時刻T2区間には前記読み込み専用メモリの異
常チェックを行い、正常に作動している間は前記ウオッ
チドッグタイマに対して前記第1の所定周波数とは異な
る第2の所定周波数のパルス信号を出力して異常なしと
なるまで、前記第1および第2の所定周波数のパルス信
号を出力する異常チェック動作を繰り返し行い、前記ウ
オッチドッグタイマは前記マイクロコンピュータから前
記所定周波数のパルス信号の供給が停止されることによ
って異常と判断し、マイクロコンピュータにリセット信
号を出力して初期化設定するように構成したので、回復
可能な一時的な異常時にはイグニションスイッチがオン
されたままでも自動的に正常状態に復帰するので、シス
テムに対する信頼性が高められるという効果が発揮され
る。
路の実施例を示す回路構成ブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 書き込み・読み込み兼用メモリ(4)
と、読み込み専用メモリ(5)と、初期状態において前
記書き込み・読み込み兼用メモリ(4)及び読み込み専
用メモリ(5)の異常チェックを行うマイクロコンピュ
ータ(3)と、マイクロコンピュータ(3)から所定周
波数のパルス信号の供給が停止されることによって該マ
イクロコンピュータ(3)の暴走を検出して該マイクロ
コンピュータ(3)にリセット信号を供給するウオッチ
ドッグタイマ(8')とを備えたマイコンシステムの異
常検出回路において、 前記マイクロコンピュータ(3)は、電源投入後の時刻
T1区間には前記書き込み・読み込み兼用メモリ(4)
の異常チェックを行い、正常に作動している間は前記ウ
オッチドッグタイマ(8')に対して第1の所定周波数
のパルス信号を出力し、続く時刻T2区間には前記読み
込み専用メモリ(5)の異常チェックを行い、正常に作
動している間は前記ウオッチドッグタイマ(8')に対
して前記第1の所定周波数とは異なる第2の所定周波数
のパルス信号を出力し、ウオッチドッグタイマ(8')
からのリセット信号を受けて初期化設定されると、前記
時刻T2区間に続く時刻T3区間には、再び、前記書き
込み・読み込み兼用メモリ(4)の異常チェックを行
い、正常に作動している間は前記ウオッチドッグタイマ
(8')に対して前記第1の所定周波数のパルス信号を
出力し、続く時刻T4区間には前記読み込み専用メモリ
(5)の異常チェックを行い、正常に作動している間は
前記ウオッチドッグタイマ(8')に対して前記第1の
所定周波数とは異なる第2の所定周波数のパルス信号を
出力して異常なしとなるまで、前記第1および第2の所
定周波数のパルス信号を出力する異常チェック動作を繰
り返し行い、 前記ウオッチドッグタイマ(8')は前記マイクロコン
ピュータ(3)から前記所定周波数のパルス信号の供給
が停止されることによって異常と判断し、マイクロコン
ピュータ(3)に前記リセット信号を出力して初期化設
定することを特徴とするマイコンシステムの異常検出回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12283293A JP3281113B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | マイコンシステムの異常検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12283293A JP3281113B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | マイコンシステムの異常検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06332735A JPH06332735A (ja) | 1994-12-02 |
JP3281113B2 true JP3281113B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=14845748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12283293A Expired - Fee Related JP3281113B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | マイコンシステムの異常検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3281113B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100507064B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2005-08-08 | 현대자동차주식회사 | 차량의 엔진 시동시 데이터 프레임 체크 방법 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP12283293A patent/JP3281113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06332735A (ja) | 1994-12-02 |
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