JP3389792B2 - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP3389792B2
JP3389792B2 JP28361596A JP28361596A JP3389792B2 JP 3389792 B2 JP3389792 B2 JP 3389792B2 JP 28361596 A JP28361596 A JP 28361596A JP 28361596 A JP28361596 A JP 28361596A JP 3389792 B2 JP3389792 B2 JP 3389792B2
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光生 橋本
信彦 藤井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池が電気機器を
稼働させるのに充分な電圧を有しているかを検出し、電
圧が不十分であるときに電源供給を停止させる電源供給
制御回路およびそれを用いた電気機器に関するものであ
る。
【0002】以下、電気機器として特に、流通業界ある
いは物流業界等における受注、発注あるいは検品業務な
どの機械化に利用される携帯型情報端末を用いて説明す
る。
【0003】なお、本発明が携帯型情報端末に限定され
るものでないことは言うまでもない。
【0004】
【従来の技術】従来、携帯型情報端末の電源供給制御回
路として、複数のコンパレータを用い該しきい値を超え
るか否かで電池電圧を検出すること、および最も低いし
きい値を持ったコンパレータからの出力により、もっと
も低いしきい値を電池電圧が下回れば、電源供給を停止
させる制御(以下オートパワーオフ制御と称す)を行っ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のコンパレ
ータを用いた電源供給制御回路においては、コンパレー
タにヒステリシスが存在し、電源投入時に前記コンパレ
ータの初期状態から論理を反転させるための電池電圧
(以下、立上り時のしきい値という)は、一度反転し再
び初期状態に戻る電池電圧(以下、立下り時のしきい値
という)より高い値を必要とする。
【0006】従って、オートパワーオフ制御を備えてい
る場合、前記、コンパレータのヒステリシスにより、立
上り時のしきい値近辺の電池であれば、電源投入時オー
トパワーオフ制御が働き、稼働しない状態となる。
【0007】即ち、電池の稼働時間がヒステリシスのた
め実働上短くなるという問題があった。
【0008】また、最も低いしきい値を持ったコンパレ
ータの立上り時のしきい値近辺の電池でもって電源投入
を行うとすれば、CPUは稼働し始め、メモリICを含
む各デバイスのイニシャライズ(初期処理)を行うが、
その途中でオートパワーオフ制御が働くため、メモリ破
壊等の不具合を生じるという問題があった。
【0009】本発明は、以上のような従来の欠点を除去
するものであり、電源投入時に、ヒステリシスの影響を
無くした電池電圧の検出を行い、確実な電源供給制御を
行うこと、および稼働時間の延長およびメモリ破壊等の
防止を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の電気機器は、電気機器本体と、前記電
気機器に電源を供給する電池と、前記電池の電圧と立ち
上がり時および/または立ち下がり時のしきい値とを比
較する比較手段と、前記電池の電圧が前記立ち下がり時
しきい値より低くなった際に前記比較手段からの出力
を受けて前記電気機器への電源供給を停止させる電源供
給停止手段と、前記電気機器の電源投入時に前記比較手
段の立ち上がり時のしきい値よりも大なる電圧を前記比
較手段に印加する電圧印加手段と、前記電池の電圧を前
記電気機器の各部を動作させる電圧に昇圧する昇圧手段
とを備え、前記電圧印加手段は前記電気機器の電源投入
時に前記昇圧手段により昇圧された電圧を前記比較手段
に印加するものである。
【0011】
【0012】また、本発明の第の電気機器は、電気機
器の電源投入時に所定の期間各部への電源供給を制限す
る電源供給制限手段を備え、電圧印加手段は前記所定の
期間内に前記比較手段のしきい値よりも大なる電圧を前
記比較手段に印加するものである。
【0013】また、本発明の第の電気機器は、それぞ
れ別のしきい値をもった複数の比較手段を備え、電圧印
加手段は前記電気機器の電源投入時に前記複数の比較手
段のうち最も高いしきい値をもった比較手段を反転動作
させる電圧を印加するとともに、電源供給停止手段は前
記複数の比較手段のうち最も低いしきい値をもった比較
手段からの出力によって動作するものである。
【0014】また、本発明の第4の電気機器は、電気機
器本体と、前記電気機器に電源を供給する電池と、前記
電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電池の電圧
を昇圧する昇圧手段とを備え、前記電気機器の電源投入
時に前記昇圧手段で昇圧された電圧を前記電圧検出手段
に印加するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】上記構成により本実施の形態の第
1の電気機器は、電源投入時に比較手段のしきい値より
も大なる電圧を前記比較手段に印加する電圧印加手段に
より、電源供給停止手段は働かないため、比較手段に存
在するヒステリシスにより、電源投入時に電池電圧が前
記比較手段のしきい値近辺にある場合前記比較手段から
の出力を受けて前記電気機器の電源供給停止手段により
電気機器が稼働しなくなるという問題を解決し、電池電
圧が前記比較手段のしきい値近辺であっても、前記電気
機器は稼働し、稼働時間の延長が可能である。
【0016】また、本実施の形態の第2の電気機器は、
昇圧手段を設けることにより、電池以外に特別の電源装
置を設ける必要がない。
【0017】また、本実施の形態の第3の電気機器は、
電源投入時に所定の時間に制限した期間内だけ比較手段
のしきい値よりも大なる電圧を前記比較手段に印加する
ことにより、電気機器の各部に悪影響を与えることなく
前記期間内に比較手段のヒステリシスが解消され、電源
投入後、前記期間が過ぎれば、電気機器は通常通り稼働
を開始するとともに比較手段は次の電源が切られるま
で、電池電圧をヒステリシスなしで検出可能である。
【0018】また、本実施の形態の第4の電気機器は、
複数の比較手段を備えているため電池電圧の検出が微細
に検出可能であり、また、最も高いしきい値をもった比
較手段を反転動作させる電圧を印加させることにより、
比較手段は電源投入時は反転し、オートパワーオフ制御
は働かない。これにより、もっとも低いしきい値をもっ
た比較手段からの出力によって電源供給停止手段が動作
することによるヒステリシスの影響を排除し、電源投入
時のCPU稼働開始途中やメモリIC等のイニシャライ
ズ途中でのオートパワーオフ制御を防止でき、もってメ
モリ破壊等をさらに確実に防止できる。
【0019】また、本実施の形態の電源供給制御回路
は、比較手段にヒステリシスが存在しても、電源投入時
に前記比較手段のしきい値よりも大なる電圧を印加する
電圧印加手段によりヒステリシスが解消され、電池電圧
の検出が立ち下がりのしきい値のみで検出でき、正確な
電池電圧の検出が可能である。
【0020】以下、図面を用いて本発明の一実施の形態
について説明する。図1は本発明の一実施の形態におけ
る携帯型情報端末の概略構成図、図2は図1の破線内の
回路の詳細を示す図、図3は図2の〜の各点におけ
る電源投入時の電圧波形およびタイミングを示す図であ
る。
【0021】図1において、1はCPUであり、リセッ
ト手段2によって、電源投入時、電池10からの電源供
給が安定するまで、所定の時間稼働しない。3はROM
であってシステムプログラムが内蔵されており、CPU
1が前記プログラムを読み込むことによって、システム
全体の制御が行える。4はRAMでありデータ等の記憶
を行う。5はI/O制御手段であり、CPU1により表
示手段6、データ入力手段7(通常はキーボード)、通
信手段8、バーコード読み取り手段9等を制御する。
【0022】電池10から、電源投入がなされると、C
PU1および各デバイスへ電源供給がなされる。前記電
池10の電圧を検出するのが電池電圧検出回路12であ
り、通常は図2でも示すように複数のコンパレータ21
〜23から構成されている。11は昇圧手段であり前記
複数のコンパレータ21〜23のうち最も高いしきい値
をもったコンパレータ21を反転動作させるのに十分な
電圧まで電池10から供給された電圧を昇圧する。
【0023】13は、前記昇圧手段により昇圧された電
圧を、前記所定の時間だけCPU1のリセットアウト信
号により、前記コンパレータ21〜23に印加する電圧
印加手段である。14は、電源供給停止手段であり、前
記複数のコンパレータ21〜23のうちもっとも低いし
きい値をもったコンパレータ23からの出力によって動
作する。これは、電池10が消耗してきて最も低いしき
い値を下回るとCPU1およびROM3、RAM4等が
動作不安定となってメモリ破壊等の不具合を起こすた
め、ただちちに電源を停止する手段である。
【0024】ところで、前記コンパレータ21〜23に
はヒステリシスが存在し、従来であれば最も低いしきい
値を持ったコンパレータ23の立上がり時のしきい値近
辺の電圧でもって電源投入を行うとすれば、CPU1は
稼働し始め、メモリICを含む各デバイスのイニシャラ
イズを行なおうとするが、その途中で前記コンパレータ
23が反転動作を行っていないために電源供給停止手段
14が働き、イニシャライズが不完全となってメモリ破
壊等を起こすこととなる。
【0025】これに対して本実施の形態においては、そ
のような不具合は生じない。以下、図2、図3を用いて
説明する。
【0026】電源スイッチ24により、電源投入を行う
と電池10より各デバイスへ電源供給がなされる。電源
投入時電池10の電圧は図3ののように立上がる。前
記所定の期間CPU1からのリセットアウト信号はHi
ghレベルとなり(図3の)、電圧印加手段3のトラ
ンジスタはその期間内だけONとなって昇圧手段11か
らの電圧を印加する(図3の)。この昇圧された電圧
により電池電圧検出回路4の複数のコンパレータ21〜
23はすべて反転動作を行う(図3の)。
【0027】したがって、前述のメモリ破壊等の不具合
はおこらず、又電池10の稼働時間も延長される。ま
た、いったん反転動作をさせることにより、複数のコン
パレータ21〜23の立下りのしきい値でもって正確な
電池電圧の検出が行え、電源供給制御を確実に行うこと
ができる。
【0028】このように、本実施の形態によれば、電源
投入時に複数のコンパレータ21〜23のうち最も高い
しきい値をもったコンパレータ21を反転動作させるの
に十分な電圧まで昇圧した昇圧手段11から、電圧印加
手段13を通じ、全てのコンパレータ21〜23を反転
動作させ、前記コンパレータ21〜23にヒステリシス
を解消し、正確な電池電圧の検出が行え、電源供給制御
を確実に行うことができるとともに、前記電源供給停止
手段14が働かないことにより、電池10の稼働時間の
延長やメモリ破壊等の防止の効果を有する。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば比較手段のヒステリシスの影響を受けることな
く、確実な電源供給制御を行うことができ、また、稼働
時間の延長が可能となり、さらに、メモリ破壊等を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における携帯型情報端末
の概略構成図
【図2】図1の破線内の回路の詳細を示す図
【図3】図2の〜の各点における電源投入時の電圧
波形およびタイミングを示す図
【符号の説明】
1 CPU 2 リセット手段 10 電池 11 昇圧手段 12 電池電圧検出回路 13 電圧印加手段 14 電源供給停止手段 21、22、23 コンパレータ 24 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 G06F 1/26 - 1/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器本体と、前記電気機器に電源を
    供給する電池と、前記電池の電圧と立ち上がり時および
    /または立ち下がり時のしきい値とを比較する比較手段
    と、前記電池の電圧が前記立ち下がり時のしきい値より
    低くなった際に前記比較手段からの出力を受けて前記電
    気機器への電源供給を停止させる電源供給停止手段と、
    前記電気機器の電源投入時に前記比較手段の立ち上がり
    時のしきい値よりも大なる電圧を前記比較手段に印加す
    る電圧印加手段と、前記電池の電圧を前記電気機器の各
    部を動作させる電圧に昇圧する昇圧手段とを備え、前記
    電圧印加手段は前記電気機器の電源投入時に前記昇圧手
    段により昇圧された電圧を前記比較手段に印加する電気
    機器。
  2. 【請求項2】 電気機器の電源投入時に所定の期間各部
    への電源供給を制限する電源供給制限手段を備え、電圧
    印加手段は前記所定の期間内に前記比較手段の立ち上が
    り時のしきい値よりも大なる電圧を前記比較手段に印加
    する請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 それぞれ別のしきい値をもった複数の比
    較手段を備え、電圧印加手段は前記電気機器の電源投入
    時に前記複数の比較手段のうち最も高い立ち上がり時の
    しきい値をもった比較手段を反転動作させる電圧を印加
    するとともに、電源供給停止手段は前記複数の比較手段
    のうち最も低い立ち下がり時のしきい値をもった比較手
    段からの出力によって動作する請求項1記載の電気機
    器。
  4. 【請求項4】 電気機器本体と、前記電気機器に電源を
    供給する電池と、前記電池の電圧を検出する電圧検出手
    段と、前記電池の電圧を昇圧する昇圧手段とを備え、前
    記電気機器の電源投入時に前記昇圧手段で昇圧された電
    圧を前記電圧検出手段に印加する電気機器。
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WO2003043161A1 (en) * 2001-11-15 2003-05-22 Min Kyiu Sin Charger for mobile telephone
JP5925625B2 (ja) * 2012-07-19 2016-05-25 日置電機株式会社 過放電防止回路

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