JP2001333545A - 電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体 - Google Patents

電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2001333545A
JP2001333545A JP2000148139A JP2000148139A JP2001333545A JP 2001333545 A JP2001333545 A JP 2001333545A JP 2000148139 A JP2000148139 A JP 2000148139A JP 2000148139 A JP2000148139 A JP 2000148139A JP 2001333545 A JP2001333545 A JP 2001333545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
backup
predetermined
secondary battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000148139A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomi Mita
智巳 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000148139A priority Critical patent/JP2001333545A/ja
Publication of JP2001333545A publication Critical patent/JP2001333545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で入力電源電圧の復旧時に効率的
に運用を図ることができるようにする。 【解決手段】 電源部1と、バッテリ部2と、バッテリ
電圧検出回路11,マイクロコンピュータ12及び不揮
発性メモリ13からなる制御部3とを設け、マイクロコ
ンピュータ12を判定手段、計数手段及び制御手段とし
て用いる。そして、バックアップ時間がT1に到達する
前に二次電池の端子電圧がV1に到達してシャットダウ
ン処理を行った場合には、入力電源電圧が復電すると、
マイクロコンピュータ12が二次電池に残容量がないバ
ックアップ動作不可能な状態と認識し、所定時間T3ま
で被制御部4を待機状態とする。また、二次電池の端子
電圧がV1に到達する前にバックアップ時間がT1に到
達してシャットダウン処理を行った場合には、入力電源
電圧が復電すると、マイクロコンピュータ12が二次電
池に残容量がありバックアップ動作可能な状態と認識
し、被制御部4を待機状態とすることなく被制御部4を
動作状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池を有し、
バックアップ動作する電源装置に関し、また、その電源
装置を備えた電子機器及びその停止復旧方法並びに記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バックアップ機能を備えた装置で
は、入力電源電圧の復旧に際して装置の運用を開始する
場合、バッテリ電圧とバッテリの充電電流を監視して、
バッテリの充電電流が所定値以下となりバッテリがバッ
クアップ動作するのに必要な電力が十分に蓄積された状
態で充電完了として装置を復旧させるのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、一旦バックアップに入ると、バッテリの
残容量が十分な状態にあるにもかかわらず、充電電流が
所定値以下となるまでにある時間を要するため、その間
装置の運用を停止する必要があり、効率的でない問題点
があった。また、微小な充電電流を監視するため、回路
が複雑になる問題点があった。
【0004】本発明は、斯かる問題点を鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、装置を複雑とす
ることなく簡単な構成で入力電源電圧の復旧時に効率的
に装置の運用を図ることができる電源装置を提供すると
共に、その電源装置を備えた電子機器及びその停止復旧
方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発
明の要旨は、通常時においては、外部電源からの出力に
より主負荷が必要とする所定電圧を供給し、外部電源か
らの出力が遮断された場合には、二次電池の出力により
主負荷が必要とする所定電圧を供給してバックアップ動
作する電源装置であって、前記二次電池の端子電圧を検
出する検出手段と、バックアップ動作時に前記検出手段
の出力に基づいて前記二次電池の端子電圧が放電終止電
圧以上の所定電圧に到達したか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段の判定結果を記憶する記憶手段と、前
記判定手段の判定結果に応じて前記主負荷を制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする電源装置に存する。
請求項2記載の発明の要旨は、前記制御手段は、前記二
次電池の端子電圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達
した場合においてシャットダウン処理を実施すると共
に、入力電源電圧の復旧時に前記主負荷によりなされる
所定動作を所定時間待機させるように制御することを特
徴とする請求項1記載の電源装置に存する。請求項3記
載の発明の要旨は、さらに、バックアップ開始から現時
間までのバックアップ経過時間を計数する計数手段と、
バックアップ動作時に前記計数手段の出力に基づいて前
記バックアップ時間が所定時間に到達したか否かを判定
する第2の判定手段とを備え、前記記憶手段は、前記第
2の判定手段の判定結果も記憶し、前記制御手段は、前
記判定手段の判定結果と、前記第2の判定手段の判定結
果とに応じて前記主負荷を制御することを特徴とする請
求項1または2記載の電源装置に存する。請求項4記載
の発明の要旨は、前記制御手段は、前記二次電池の端子
電圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達しないで前記
バックアップ経過時間が所定時間に到達した場合におい
てシャットダウン処理を実施すると共に、入力電源電圧
の復旧時に前記主負荷の所定動作を所定時間待機させな
いように制御することを特徴とする請求項3記載の電源
装置に存する。請求項5記載の発明の要旨は、請求項1
〜4のいずれか1項に記載の電源装置を有することを特
徴とする電子機器に存する。請求項6記載の発明の要旨
は、通常時においては、外部電源からの出力により主負
荷が必要とする所定電圧を供給し、外部電源からの出力
が遮断された場合には、二次電池の出力により主負荷が
必要とする所定電圧を供給してバックアップ動作する電
源装置を備えた電子機器の停止復旧方法であって、前記
二次電池の端子電圧を検出する工程と、バックアップ動
作時に前記検出する工程の検出結果に基づいて前記二次
電池の端子電圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達し
たか否かを判定する工程と、前記判定する工程における
判定結果を記憶する工程と、前記判定する工程における
判定結果に応じて前記主負荷を制御する工程とを有する
ことを特徴とする停止復旧方法に存する。請求項7記載
の発明の要旨は、前記制御する工程においては、前記二
次電池の端子電圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達
した場合にシャットダウン処理を実施すると共に、入力
電源電圧の復旧時に前記主負荷によりなされる所定動作
を所定時間待機させることを特徴とする請求項6記載の
停止復旧方法に存する。請求項8記載の発明の要旨は、
さらに、バックアップ開始から現時間までのバックアッ
プ経過時間を計数する工程と、バックアップ動作時に前
記計数する工程の計数結果に基づいて前記バックアップ
時間が所定時間に到達したか否かを判定する工程とを有
し、前記記憶する工程においては、前記バックアップ時
間が所定時間に到達したか否かの判定結果も記憶し、前
記制御する工程においては、前記二次電池の端子電圧が
放電終止電圧以上の所定電圧に到達したか否かの判定結
果と、前記バックアップ時間が所定時間に到達したか否
かの判定結果とに応じて前記主負荷を制御することを特
徴とする請求項6または7記載の停止復旧方法に存す
る。請求項9記載の発明の要旨は、前記制御する工程に
おいては、前記二次電池の端子電圧が放電終止電圧以上
の所定電圧に到達しないで前記バックアップ経過時間が
所定時間に到達した場合にシャットダウン処理を実施す
ると共に、入力電源電圧の復旧時に前記主負荷の所定動
作を所定時間待機させないことを特徴とする請求項8記
載の停止復旧方法に存する。請求項10記載の発明の要
旨は、請求項6〜9のいずれか1項に記載の停止復旧方
法を実行可能なプログラムが記載された記録媒体に存す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0007】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。図
1に示すように第1の実施の形態に係わる電子機器は、
電源部1と、バッテリ部2と、バッテリ電圧検出回路1
1,マイクロコンピュータ12及び不揮発性メモリ13
からなる制御部3と、被制御部4等により構成されてい
る。
【0008】電源部1には、ACコネクタ5を介して商
用電源からのAC100Vが入力電源電圧として供給さ
れる。電源部1は、AC/DC電源回路とDC/DC電
源回路とを有し、通常時においては、AC/DC電源回
路により入力電源電圧を所定の直流電圧に安定化して出
力する。従って、電源部1において生成された所定の直
流電圧が主負荷としての制御部3及び被制御部4のそれ
ぞれに供給されると共に、バッテリ部2に供給される。
また、入力電源電圧が遮断された場合においては、電源
部1は、DC/DC電源回路によりバッテリ部2の出力
電圧を所定の直流電圧に変換して制御部3及び被制御部
4のそれぞれに供給してバックアップ動作する。なお、
電源部1においては、バックアップ動作時には、例え
ば、ハイレベルとなる検出信号が生成され、この検出信
号が制御部3のマイクロコンピュータ12に供給され
る。また、電源部1には、制御端子が設けられており、
この制御端子にマイクロコンピュータ12からの制御信
号が供給される。電源部1の制御端子が所定レベルに制
御されることによりバッテリ部2が電源部1から切り離
され、バックアップ動作が停止するように構成されてい
る。
【0009】バッテリ部2は、二次電池を有し、また、
その二次電池に応じた充電回路及び充電制御回路等を有
する。例えば、二次電池としては、小型シール鉛蓄電
池、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、ニ
ッケル水素電池等が用いられる。バッテリ部2は、通常
時においては、二次電池に対して充電を実施し、バック
アップ動作時においては、二次電池に蓄積されている電
力を電源部1に供給する。なお、二次電池の両端子間に
は、制御部3のバッテリ電圧検出回路11が接続されて
いる。
【0010】バッテリ電圧検出回路11には、A/D変
換器等が含まれ、バッテリ電圧検出回路11は、バッテ
リ部2の二次電池の端子電圧を検出し、得られた検出電
圧に対してアナログ・ディジタル変換を行い検出信号を
生成する。バッテリ電圧検出回路11において生成され
た検出信号がマイクロコンピュータ12に供給される。
【0011】不揮発性メモリ13には、プログラムデー
タや各種データが予め格納されると共に、後述するマイ
クロコンピュータ12における判定処理に用いる所定の
時間T1を示す情報と、シャットダウン処理に必要なバ
ッテリ部2の二次電池の残容量に対応する所定の電圧値
V1を示す情報と、復旧時における待機時間を規定する
時間T3を示す情報とが格納されている。なお、不揮発
性メモリ13として、例えば、フラッシュメモリが用い
られる。
【0012】被制御部4は、マイクロコンピュータ12
とバス及びインターフェース回路を介して接続される各
種回路及び装置であり、被制御部4にマイクロコンピュ
ータ12からの制御信号が供給され、その動作/非動作
が制御される。
【0013】マイクロコンピュータ12は、判定手段、
計数手段及び制御手段として設けられており、不揮発性
メモリ13に格納されているプログラムデータや各種デ
ータを必要に応じて読み出すと共に、必要に応じて各種
データを不揮発性メモリ13に書き込みながら所定の処
理を実行する。
【0014】具体的には、マイクロコンピュータ12
は、バックアップ動作時には、バッテリ電圧検出回路1
1からの検出信号に基づいて二次電池の端子電圧を監視
すると共に、電源部1からの検出信号に基づいてバック
アップ動作開始からの経過時間(以下、単にバックアッ
プ時間と称す)を計数して監視し、バックアップ時間が
T1に到達したか否かを判定すると共に、二次電池の端
子電圧がV1に到達したか否かを判定する。そして、バ
ックアップ時間がT1に到達したか、もしくは、二次電
池の端子電圧がV1に到達した場合にはシャットダウン
処理を実行すると共に、その判定結果のそれぞれを不揮
発性メモリ13に格納し、バックアップ動作を停止させ
る。そして、シャットダウン処理がなされて入力電源電
圧が復旧した際には、マイクロコンピュータ12は、不
揮発性メモリ13に格納されている判定結果を読み出
し、シャットダウン処理時における状態を認識してその
状態に応じた処理を実行する。
【0015】例えば、バックアップ時間がT1に到達す
る前に二次電池の端子電圧がV1に到達してシャットダ
ウン処理がなされた場合には、入力電源電圧が復電する
と、マイクロコンピュータ12は、二次電池に残容量が
ないバックアップ動作不可能な状態と判定し、所定時間
T3まで被制御部4を待機状態とする。つまり、この時
間T3までの間にバッテリ部2の二次電池に対してシャ
ットダウン処理に要する最低電力を蓄積し、再度、入力
電源電圧が遮断されても支障がない状態としてから被制
御部4を動作状態に移行させる。
【0016】また、二次電池の端子電圧がV1に到達す
る前にバックアップ時間がT1に到達してシャットダウ
ン処理がなされた場合には、入力電源電圧が復電する
と、マイクロコンピュータ12は、二次電池に残容量が
ありバックアップ動作可能な状態と判定し、被制御部4
を待機状態とすることなく被制御部4を動作状態に移行
させる。
【0017】上述したようにマイクロコンピュータ12
における判定処理に用いる所定の時間T1と、シャット
ダウン処理に必要なバッテリ部2の二次電池の残容量に
対応する所定の電圧値V1と、復旧時における待機時間
を規定する時間T3とに関してさらに詳細に説明する。
図2A〜図2Cは、各部の状態を示す一例としての波形
図である。図2Aが入力電源電圧の状態を示し、図2B
が電源部1において生成される検出信号を示し、図2C
がバッテリ部2の二次電池の端子電圧を示す。
【0018】図2Aに示すタイミングで入力電源電圧が
遮断されると、電源部1においてバックアップ動作が開
始され、図2Bに示すように検出信号がハイレベルとな
る。この検出信号の立ち上がりでバックアップ時間の計
数がマイクロコンピュータ12において開始される。そ
して、二次電池の放電時の端子電圧は、図2Cに示すよ
うに時間とともに低下する。二次電池の端子電圧がV1
に到達する前にバックアップ時間がT1に到達して入力
電源電圧が復電しない場合には、シャットダウン処理が
なされる。ここで、シャットダウン処理に必要な時間が
T2である。
【0019】また、バックアップ時間がT1に到達する
前に二次電池の端子電圧がV1に到達して入力電源電圧
が復電しない場合にも、シャットダウン処理がなされ
る。即ち、放電カーブと放電終止電圧は使用する二次電
池と放電時の消費電力によって決まるため、シャットダ
ウン処理に必要な時間T2に対応する電圧値V1は、常
に一義的に決まる。つまり、シャットダウン処理に必要
なバッテリ部2の二次電池の残容量に対応する所定の電
圧値がV1であり、この電圧値V1を設定することで二
次電池の劣化や充電条件に影響されずにより確実にシャ
ットダウン処理を行うことが可能となる。
【0020】さらに、バックアップ時間がT1に到達す
る前に二次電池の端子電圧がV1に到達してシャットダ
ウン処理がなされ、入力電源電圧が復電した時には、所
定時間T3まで被制御部4が待機状態とされる。この状
態では、二次電池に残容量がなく、充電が完了するまで
の時間は、シャットダウン処理に必要な時間T2とバッ
クアップ動作時の消費電力と充電電流により一義的に決
まる。つまり、バッテリ部2の二次電池に対してシャッ
トダウン処理に要する最低電力を蓄積するのに必要な時
間がT3である。なお、所定の時間T1は、余計なバッ
クアップ動作を防ぐためのもので、この時間T1を設定
することでより効率的に機器を運用することが可能とな
る。
【0021】上述した第1の実施の形態の動作について
さらに詳細に説明する。図3は、上述した第1の実施の
形態における停止復旧方法の処理手順を示すフローチャ
ートである。なお、図3における各ステップにはステッ
プS1〜ステップS12の参照符合が付されている。
【0022】先ず、商用電源に停電が発生し(ステップ
S1)、入力電源電圧が遮断されると、バックアップ動
作が開始される(ステップS2)。バックアップ動作が
開始されるとステップS3に移行し、バックアップ時間
がT1に到達したか否かが判定される。ステップS3に
おいてバックアップ時間がT1に到達していないと判定
される場合には、ステップS4に移行し、二次電池の端
子電圧がV1に到達したか否かが判定される。ステップ
S4において端子電圧がV1に到達していないと判定さ
れる場合には、再びステップS3に戻され、ステップS
3及びステップS4の処理が繰り返される。
【0023】バックアップ時間がT1に到達する前に端
子電圧がV1に到達した場合においてステップS4から
ステップS5に移行し、シャットダウン処理がなされ
る。シャットダウン処理が完了し、ステップS3及びス
テップS4の判定結果と共に、必要な各種データ等が不
揮発性メモリ13に格納されて機器を停止させても良い
状態となった時点で、電源部1に対して所定のレベルの
制御信号を電源部1に供給し、バックアップ動作を停止
させる。
【0024】そして、商用電源が復旧して入力電源電圧
が復電すると(ステップS6)、電源部1が通常動作を
開始し、制御部3及び被制御部4に対して再び所定の直
流電圧が供給される。この場合においては、制御部3の
マイクロコンピュータ12が電源リセットされた初期状
態であるため、不揮発性メモリ13に格納されているプ
ログラムデータが先ず読み出され、プログラムデータに
従って、ステップS3及びステップS4の判定結果と、
復旧時における待機時間を規定する時間T3を示す情報
と、必要な各種データ等とが読み出されて経過時間が監
視される。一方、この時、バッテリ部2においては、電
源部1の出力により二次電池に対して充電が開始され
る。そして、ステップS7において、ステップS3及び
ステップS4の判定結果により機器停止時には、バック
アップ時間がT1に到達する前に端子電圧がV1に到達
したと認識され、二次電池に残容量がないバックアップ
動作不可能な状態と判定される。
【0025】バックアップ動作不可能な状態と判定され
ると、ステップS8に移行し、所定時間T3まで被制御
部4を待機状態とする。つまり、この時間T3までの間
にバッテリ部2の二次電池には、シャットダウン処理に
要する最低電力が充電される。そして、経過時間が時間
T3に到達すると、ステップS9に移行し、被制御部4
を動作状態として電子機器全体が通常通り運用される。
【0026】また、ステップS3及びステップS4の処
理が繰り返され、端子電圧がV1に到達する前にバック
アップ時間がT1に到達した場合においてステップS3
からステップS10に移行し、シャットダウン処理がな
される。シャットダウン処理が完了し、ステップS3及
びステップS4の判定結果と共に、必要な各種データ等
が不揮発性メモリ13に格納されて機器を停止させても
良い状態となった時点で、電源部1に対して所定のレベ
ルの制御信号を電源部1に供給し、バックアップ動作を
停止させる。
【0027】そして、商用電源が復旧して入力電源電圧
が復電すると(ステップS11)、電源部1が通常動作
を開始し、制御部3及び被制御部4に対して再び所定の
直流電圧が供給される。この場合においては、制御部3
のマイクロコンピュータ12が電源リセットされた初期
状態であるため、不揮発性メモリ13に格納されている
プログラムデータが先ず読み出され、プログラムデータ
に従って、ステップS3及びステップS4の判定結果
と、必要な各種データ等とが読み出される。一方、この
時、バッテリ部2においては、電源部1の出力により二
次電池に対して充電が開始される。そして、ステップS
12において、ステップS3及びステップS4の判定結
果により機器停止時には、端子電圧がV1に到達する前
にバックアップ時間がT1に到達したと認識され、二次
電池に残容量がありバックアップ動作可能な状態と判定
され、被制御部4を待機状態とすることなく被制御部4
を動作状態として電子機器全体が通常通り運用される。
【0028】なお、当然のことながら、バックアップ時
間がT1に到達せず、また、端子電圧がV1に到達しな
い状態で商用電源が復旧して入力電源電圧が復電する場
合には、二次電池にシャットダウン処理を行うのに十分
な残容量があり、どのような時でもバックアップ動作可
能な状態であるため、入力電源電圧の遮断/復旧に係わ
らず電子機器全体が通常通り運用される。
【0029】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、以下に掲げる効果を奏する。その効果は、ハード
的には非常に簡単な回路構成で、二次電池の残容量に応
じて機器の運用を開始、停止することができ、また、残
容量が十分な時には機器を停止することなく効率的に運
用できることにある。
【0030】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態を説明する。上述した第1の実施の形態の説明にお
いては、制御信号により被制御部4の動作/非動作を制
御する場合について説明したが、電源部1と被制御部4
との間の出力ラインにスイッチ回路を挿入し、このスイ
ッチ回路のオン/オフを制御して電源電圧の供給及び遮
断によりその動作を制御するようにしても良い。つま
り、本発明は、被制御部4の動作/非動作が制御できれ
ばその方法に限定されない。
【0031】また、上述した第1の実施の形態の説明に
おいては、入力電源電圧として商用電源電圧が供給され
る場合について説明したが、ACアダプタからの直流電
圧を供給するようにしても良い。この場合は、電源部1
は、バックアップ用のDC/DC電源回路を少なくとも
有する構成とする。また、主負荷にAC/DC電源回路
が含まれ、所定の交流電圧を必要とする場合には、その
所定の交流電圧を供給するようにしても良い。この場合
は、電源部1としては、少なくともバックアップ用のD
C/AC電源回路が設けられる。
【0032】さらに、上述した第1の実施の形態の説明
においては、被制御部4を含んだ電子機器に本発明を適
用した場合について説明したが、電源部1、バッテリ部
2及び制御部3からなる電源装置単体として用いても良
い。また、その逆にマイクロコンピュータ及び不揮発性
メモリを有する電子機器であれば、本発明は、マイクロ
コンピュータ及び不揮発性メモリを共用して容易に適用
することができる。
【0033】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態が適宜変更され得ることは明らかである。また、上記
構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定さ
れず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に
することができる。また、各図において、同一構成要素
には同一符合を付している。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。その効果は、ハード的
には非常に簡単な回路構成で、二次電池の残容量に応じ
て機器の運用を開始、停止することができ、また、残容
量が十分な時には機器を停止することなく効率的に運用
できることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作説明に用いる
一例としての波形図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作説明に用いる
フローチャートである。
【符号の説明】
1・・・電源部 2・・・バッテリ部 3・・・制御部 4・・・被制御部 5・・・ACコネクタ 11・・・バッテリ電圧検出回路 12・・・マイクロコンピュータ 13・・・不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/04 H02J 9/06 503B 9/06 503 G06F 1/00 333D Fターム(参考) 5B011 DA02 EB01 EB02 GG04 HH04 HH06 JA03 JB03 JB08 KK02 5G003 AA01 BA01 CB06 DA06 DA13 GC05 5G015 GB01 HA18 JA19 JA32 JA34 JA53 JA55 KA06 5H030 AA00 AA10 AS03 FF43 FF52

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常時においては、外部電源からの出力
    により主負荷が必要とする所定電圧を供給し、外部電源
    からの出力が遮断された場合には、二次電池の出力によ
    り主負荷が必要とする所定電圧を供給してバックアップ
    動作する電源装置であって、 前記二次電池の端子電圧を検出する検出手段と、 バックアップ動作時に前記検出手段の出力に基づいて前
    記二次電池の端子電圧が放電終止電圧以上の所定電圧に
    到達したか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果を記憶する記憶手段と、 前記判定手段の判定結果に応じて前記主負荷を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記二次電池の端子電
    圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達した場合におい
    てシャットダウン処理を実施すると共に、入力電源電圧
    の復旧時に前記主負荷によりなされる所定動作を所定時
    間待機させるように制御することを特徴とする請求項1
    記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 さらに、バックアップ開始から現時間ま
    でのバックアップ経過時間を計数する計数手段と、 バックアップ動作時に前記計数手段の出力に基づいて前
    記バックアップ時間が所定時間に到達したか否かを判定
    する第2の判定手段とを備え、 前記記憶手段は、前記第2の判定手段の判定結果も記憶
    し、前記制御手段は、前記判定手段の判定結果と、前記
    第2の判定手段の判定結果とに応じて前記主負荷を制御
    することを特徴とする請求項1または2記載の電源装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記二次電池の端子電
    圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達しないで前記バ
    ックアップ経過時間が所定時間に到達した場合において
    シャットダウン処理を実施すると共に、入力電源電圧の
    復旧時に前記主負荷の所定動作を所定時間待機させない
    ように制御することを特徴とする請求項3記載の電源装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電
    源装置を有することを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 通常時においては、外部電源からの出力
    により主負荷が必要とする所定電圧を供給し、外部電源
    からの出力が遮断された場合には、二次電池の出力によ
    り主負荷が必要とする所定電圧を供給してバックアップ
    動作する電源装置を備えた電子機器の停止復旧方法であ
    って、 前記二次電池の端子電圧を検出する工程と、 バックアップ動作時に前記検出する工程の検出結果に基
    づいて前記二次電池の端子電圧が放電終止電圧以上の所
    定電圧に到達したか否かを判定する工程と、 前記判定する工程における判定結果を記憶する工程と、 前記判定する工程における判定結果に応じて前記主負荷
    を制御する工程とを有することを特徴とする停止復旧方
    法。
  7. 【請求項7】 前記制御する工程においては、前記二次
    電池の端子電圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達し
    た場合にシャットダウン処理を実施すると共に、入力電
    源電圧の復旧時に前記主負荷によりなされる所定動作を
    所定時間待機させることを特徴とする請求項6記載の停
    止復旧方法。
  8. 【請求項8】 さらに、バックアップ開始から現時間ま
    でのバックアップ経過時間を計数する工程と、 バックアップ動作時に前記計数する工程の計数結果に基
    づいて前記バックアップ時間が所定時間に到達したか否
    かを判定する工程とを有し、 前記記憶する工程においては、前記バックアップ時間が
    所定時間に到達したか否かの判定結果も記憶し、前記制
    御する工程においては、前記二次電池の端子電圧が放電
    終止電圧以上の所定電圧に到達したか否かの判定結果
    と、前記バックアップ時間が所定時間に到達したか否か
    の判定結果とに応じて前記主負荷を制御することを特徴
    とする請求項6または7記載の停止復旧方法。
  9. 【請求項9】 前記制御する工程においては、前記二次
    電池の端子電圧が放電終止電圧以上の所定電圧に到達し
    ないで前記バックアップ経過時間が所定時間に到達した
    場合にシャットダウン処理を実施すると共に、入力電源
    電圧の復旧時に前記主負荷の所定動作を所定時間待機さ
    せないことを特徴とする請求項8記載の停止復旧方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか1項に記載の
    停止復旧方法を実行可能なプログラムが記載された記録
    媒体
JP2000148139A 2000-05-19 2000-05-19 電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体 Pending JP2001333545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000148139A JP2001333545A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000148139A JP2001333545A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001333545A true JP2001333545A (ja) 2001-11-30

Family

ID=18654216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000148139A Pending JP2001333545A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001333545A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065453A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Toa Corp バックアップ装置
JP2008204935A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Neotec Semiconductor Ltd 制御ルールがフレキシブルに拡張する機能を有する電池管理システムチップ
JP2015153480A (ja) * 2014-02-11 2015-08-24 株式会社デンソー 監視装置
US20160087558A1 (en) * 2014-09-19 2016-03-24 Fanuc Corporation Motor control apparatus having a function of determining start of machine protecting operation
WO2016063866A1 (ja) * 2014-10-21 2016-04-28 株式会社東芝 電源制御装置および情報処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065453A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Toa Corp バックアップ装置
JP2008204935A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Neotec Semiconductor Ltd 制御ルールがフレキシブルに拡張する機能を有する電池管理システムチップ
JP2015153480A (ja) * 2014-02-11 2015-08-24 株式会社デンソー 監視装置
US20160087558A1 (en) * 2014-09-19 2016-03-24 Fanuc Corporation Motor control apparatus having a function of determining start of machine protecting operation
US9859821B2 (en) * 2014-09-19 2018-01-02 Fanuc Corporation Motor control apparatus having a function of determining start of machine protecting operation
WO2016063866A1 (ja) * 2014-10-21 2016-04-28 株式会社東芝 電源制御装置および情報処理装置
JP2016082824A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 株式会社東芝 電源制御装置および情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414861A (en) Data protection system using different levels of reserve power to maintain data in volatile memories for any period of time
JPH10290533A (ja) バッテリ充電システム
CN105807885B (zh) 一种掉电保护方法及装置
JP2002258988A (ja) 無停電電力システム
JP4435000B2 (ja) 電池制御回路、該電池制御回路を備えた電子機器、充電制御プログラム、充電制御方法
JP2001333545A (ja) 電源装置、電子機器及びその停止復旧方法並びに記録媒体
JP2019159987A (ja) 制御装置、および制御方法
CN102447284B (zh) 信息处理设备及其控制方法
KR0172655B1 (ko) 데이타 처리장치
JP4411014B2 (ja) コンピュータおよびその電源バックアップ方法
CN111367355B (zh) 一种用于电子设备的时间恢复方法及装置
WO1994016377A1 (en) Automatic backup and restoring device and method of computer system
JPH08272489A (ja) バッテリーバックアップ方法
US6590365B2 (en) Method of powering-up battery powered apparatus
JP4047195B2 (ja) 充電装置
JPH10191579A (ja) 無停電電源及び無停電電源を伴う情報処理装置
JP3212800B2 (ja) 車載用充電装置
JPH0895871A (ja) バックアップメモリ制御方式
JPH07298512A (ja) 充電装置および充電方法
WO2024093035A1 (zh) 一种移动电池的主从联动扩容方法及装置
JP3087650B2 (ja) 自動復電方式
JP2529707B2 (ja) 停電検知方式
JPH0654451A (ja) バッテリーの充放電管理装置
JPS62216018A (ja) バツテリ−バツクアツプ方式
CN116598614A (zh) 储能设备及其按键处理方法