JPH05342115A - 電源遮断に対するメモリデータ保護装置 - Google Patents

電源遮断に対するメモリデータ保護装置

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JPH05342115A
JPH05342115A JP4151009A JP15100992A JPH05342115A JP H05342115 A JPH05342115 A JP H05342115A JP 4151009 A JP4151009 A JP 4151009A JP 15100992 A JP15100992 A JP 15100992A JP H05342115 A JPH05342115 A JP H05342115A
Authority
JP
Japan
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power source
memory
interruption
cpu
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4151009A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Sekiguchi
周一 関口
Yoshitomo Kuwamoto
良知 桑本
Yasuaki Takahara
保明 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05342115A publication Critical patent/JPH05342115A/ja
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    • Y02B60/1225

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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリデータの更新機能を有する電子機器に
おいて、電源遮断が発生してもある一定時間だけ電圧を
保持する回路を付加することにより、特別な補助電源を
設けることなしにメモリのデータ破壊を防止し、電子機
器の携帯性(補助電源を設けて重くしたり嵩張らせたり
しないこと)を損なわないようにする。 【構成】 主電源1から充電するコンデンサ3と逆流を
阻止するダイオード2とを設け、主電源1において電源
遮断が発生した場合、コンデンサ3の放電を安定化電源
4を介して、CPU6やメモリ7を含む後続回路に供給
することにより、CPU6によりメモリ7にデータを保
存する時間を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリとCPUを持
ち、該メモリにおけるデータの更新機能を有する電子機
器において、メモリデータ更新中に生じた電源遮断によ
り、更新中のデータの破壊が起きるのを防止するメモリ
データ保護装置に関する。かかる電子機器の例として携
帯型の移動電話機などを挙げることができる。
【0002】
【従来の技術】従来のかかる電子機器においては、電源
ラインの電圧変動を検出することで電源遮断が起きそう
なことを検出すると、それにより該電子機器に含まれる
メモリ等に対する給電を、電源遮断の起きそうな主電源
から補助電源に切り替え、電源遮断が起きても、補助電
源からの給電によりメモリデータ更新を継続し、メモリ
データの破壊が起きないよう、その保護を図ることを可
能にしている。
【0003】かかる従来技術を記載した関連文献として
は、特開平1−169558号公報を挙げることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置(電子機
器)においては、メモリデータの更新中に電源遮断が発
生すると、電源遮断時や電源切り替え時に、更新中のデ
ータ、あるいは最悪の場合メモリ内のデータが破壊され
る恐れがある。
【0005】特に、電池で駆動する装置においては、ほ
とんどの装置が動作中でも電池の取外しが可能な構造と
なっていることから、電池の思いがけない取外しなど
で、メモリデータが破壊される危険性が高い。また、電
池で駆動する装置(主に携帯型機器)の場合、携帯機能
を重視するため補助電源(として別の電池)を併せ備え
ることは困難である。
【0006】かかる電子機器の例として携帯型の移動電
話機などがあるが、その中に含まれるメモリには容量の
限界があるので、記憶できる電話番号の数にも限りがあ
るところから、別の電話番号に入れ換えることが必要に
なるなど、データ(電話番号)の更新が行われる。その
ようなとき、電池の思いがけない取外しなどが起きる
と、補助電源(別の電池)を併せ備えていないと、メモ
リデータの破壊が起きることがあるわけである。
【0007】本発明の目的は、上述の如き従来技術の問
題点を解決し、携帯型の電子機器(携帯型に限るわけで
はないが)などにおいて、補助電源(電池)を備えてい
なくとも、主電源(電池)の思いがけない取外しなどが
起きて電源遮断が起きても、更新中のメモリデータが失
われたりすることがないようにした電源遮断に対するメ
モリデータ保護装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、メモリとCPUを持ち、該メモリに記憶され
たデータを使って所要の機能を実行する電子機器におい
て、該電子機器を駆動する主電源のほか、常時は前記主
電源により充電されているコンデンサと、該コンデンサ
に蓄えられた電荷を電源としてその出力電圧を維持する
ことのできる電圧保持手段と、前記主電源の出力電圧が
一定限度以下に低下したとき、そのことを電源遮断とし
て検出する電源遮断検出手段と、を備えた。
【0009】
【作用】メモリに対するデータ書き込み処理中に、電源
遮断検出手段が主電源の電源遮断を検出したときは、そ
の検出出力によりCPUに割り込みをかけ、それにより
割り込み処理に移行した該CPUにメモリに対するデー
タ書き込み処理を継続させ、該処理が終了するまでの
間、所要の電源を電圧保持手段の出力から得る。
【0010】こうすることにより、主電源のほかに補助
電源として別の電池を搭載しておかなくとも、メモリデ
ータの破壊を防止することができ、携帯性を損なうこと
がない。
【0011】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図に示す実施例は、主電源1と、電圧保持回路20
と、電源遮断検出回路5と、CPU6と、メモリ(EE
PROM)7と、から構成される。
【0012】主電源1がオンの状態で電池(主電源)の
取外しや停電などに相当する主電源1の電源遮断が発生
した場合、電源遮断検出回路5において電源遮断を検出
し、CPU6に割込み信号を送出する。さらに、割込み
信号を受けたCPU6は割込み処理に移り、メモリ(E
EPROM)7のデータ更新中であれば、このデータ更
新処理を継続する。
【0013】以上の処理が終了するまでの期間、電源遮
断検出回路5と、CPU6と、メモリ(EEPROM)
7に対する所要電源は、電圧保持回路20を利用して得
る。この電圧保持回路20では、CPU6がメモリ(E
EPROM)7にデータを書き込む動作に要する時間だ
け電圧を保持する。この電圧保持回路20を設けること
で、電源遮断によるメモリ(EEPROM)7のデータ
破壊を防止することが可能となる。
【0014】図2は、図1に示す実施例において、電圧
保持回路20を具体的に開示したブロック図である。即
ち、図2に示す実施例は、主電源1と、電荷逆流阻止用
ダイオード2と、電荷充電用のコンデンサ3と、安定化
電源4と、電源遮断検出回路5と、CPU6と、メモリ
(EEPROM)7と、から構成されるものである。
【0015】主電源1がオンの状態で電池(主電源)の
取外しや停電などに相当する主電源1の電源遮断が発生
した場合、電源遮断検出回路5において電源遮断を検出
し、CPU6に割込み信号を送出する。さらに、割込み
信号を受けたCPU6は割込み処理に移り、メモリ(E
EPROM)7のデータ更新中であればこのデータ更新
処理を継続する。
【0016】以上の処理が終了するまでの期間、電源遮
断検出回路5と、CPU6と、メモリ(EEPROM)
7の電源は、電源遮断が発生するまで主電源1から電荷
逆流阻止用ダイオード2を介して充電していたコンデン
サ3のエネルギーを基に、その出力電圧を維持する安定
化電源4の出力から得る。コンデンサ3の容量値は、メ
モリ(EEPROM)7にデータを書き込む処理に必要
な時間の長さから決定する。
【0017】図3は、図2における安定化電源4の具体
例を示すブロック図である。図3に見られるように、安
定化電源は、出力制御素子31と、誤差増幅器32と、
比較器33と、基準電圧発生器34と、電圧検出器35
と、から構成される。このような構成により、出力電圧
をフィードバックすることで安定した出力電圧を得るこ
とが可能となる。安定化電源の具体例として、三端子レ
ギュレータなどの市販されている部品を用いることがで
きる。
【0018】図4は、図2における電源遮断検出回路5
の具体例を示す回路図である。ここでRESET IC
は、市販もされているIC部品である。図5は、図4に
示す電源遮断検出回路の検出特性を示す特性図である。
【0019】即ち、図5において、主電源からの電圧V
CCが一定限度VS以下に低下すると、出力電圧OUT
が急峻に立ち下がり、主電源遮断を迅速に検出すること
ができる。なお、図4におけるRESET ICのブロ
ック例を図6に示した。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源遮断時にCPUやメモリに電圧を供給するための電
圧保持回路と、電源遮断を検出する電源遮断検出回路
と、を設けることにより、メモリのデータ更新中に電源
遮断が発生しても、更新中のデータは確実にメモリに書
き込まれ、メモリ内のデータも破壊されることがなくな
る。
【0021】特にメモリとしてEEPROMを使用して
いる場合、RAMと違って電源オフにした場合でもデー
タを保持することが必要となることから、EEPROM
のデータ更新中の電源遮断においてもデータ破壊されな
いという効果がある。また、特別な補助電源(電池)を
必要としないため、電池で駆動する電子機器においては
携帯性を保ったままメモリのデータ保護が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例において電圧保持回路20を
具体的に開示したブロック図である。
【図3】図2における安定化電源4の具体例を示す回路
図である。
【図4】図2における電源遮断検出回路5の具体例を示
す回路図である。
【図5】図4に示す電源遮断検出回路の検出特性を示す
特性図である。
【図6】図4におけるRESET ICのブロック例を
示す回路図である。
【符号の説明】
1…主電源、2…逆流阻止ダイオード、3…コンデン
サ、4…安定化電源、5…電源遮断検出回路、6…CP
U、7…メモリ(EEPROM)、20…電圧保持回
路、31…出力制御素子、32…誤差増幅器、33…比
較器、34…基準電圧発生器、35…電圧検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリとCPUを持ち、該メモリに記憶
    されたデータを使って所要の機能を実行する電子機器に
    おいて、 前記電子機器を駆動する主電源のほか、常時は前記主電
    源により充電されているコンデンサと、該コンデンサに
    蓄えられた電荷を電源としてその出力電圧を維持するこ
    とのできる電圧保持手段と、前記主電源の出力電圧が一
    定限度以下に低下したとき、そのことを電源遮断として
    検出する電源遮断検出手段と、を備えておき、 前記メモリに対するデータ書き込み処理中に、前記電源
    遮断検出手段が主電源の電源遮断を検出したときは、そ
    の検出出力により前記CPUに割り込みをかけ、それに
    より割り込み処理に移行した該CPUに前記メモリに対
    するデータ書き込み処理を継続させ、該処理が終了する
    までの間、所要の電源を前記電圧保持手段の出力から得
    るようにしたことを特徴とする電源遮断に対するメモリ
    データ保護装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電源遮断に対するメモ
    リデータ保護装置において、前記電子機器が携帯型機器
    であり、前記主電源が電池から成ることを特徴とする電
    源遮断に対するメモリデータ保護装置。
JP4151009A 1992-06-11 1992-06-11 電源遮断に対するメモリデータ保護装置 Pending JPH05342115A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200418A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Hitachi Maxell Ltd データ記憶装置ならびにその制御方法
JPH11149419A (ja) * 1997-11-17 1999-06-02 Yaskawa Electric Corp データバックアップ方法および装置
WO2003075140A3 (en) * 2002-03-05 2004-03-25 Koninkl Philips Electronics Nv Product and method for preventing incorrect storage of data
US9626259B2 (en) 2008-12-09 2017-04-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Auxiliary power supply and user device including the same

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