JP2562261Y2 - バックアップ電源回路 - Google Patents

バックアップ電源回路

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JP2562261Y2
JP2562261Y2 JP4962792U JP4962792U JP2562261Y2 JP 2562261 Y2 JP2562261 Y2 JP 2562261Y2 JP 4962792 U JP4962792 U JP 4962792U JP 4962792 U JP4962792 U JP 4962792U JP 2562261 Y2 JP2562261 Y2 JP 2562261Y2
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マイクロコンピュータ
等のメモリーバックアップ用に用いられているバックア
ップ用電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、マイクロコンピュータを内蔵する
種々の電子機器が使用され、これらの機器には、マイク
ロプロセッサと共にランダムアクセスメモリも組み込ま
れている。これらの機器では、電源スイッチをオフ状態
としたときにもランダムアクセスメモリに書き込まれた
データを保持しておく為にバックアップ電源が用いられ
ており、又、内蔵されたマイクロプロセッサに関して
も、今日、通常作動電圧よりも低い電圧を印加し、周波
数の低下したクロック信号等により一部の作業処理を電
子機器の電源スイッチを切った状態においても持続させ
ることがある。
【0003】この状態では、バックアップ電源によりラ
ンダムアクセスメモリやマイクロプロセッサに電力が供
給されてランダムアクセスメモリに記録したデータの保
持やマイクロプロセッサによる最小必要限の作業が行な
われるものであり、今日、バックアップ電源には、充電
可能なリチウム電池がバックアップ用二次電池として多
用されている。
【0004】そして、このリチウム電池を二次電池とし
て用いるバックアップ電源回路の一例としては、メイン
電源11の電圧が例えば5ボルト等の如く3ボルトより
も高い場合には、図2に示す様に、メイン電源11に電
源スイッチ15を介して接続される入力端子21から第
11ダイオード61を介してマイクロプロセッサやラン
ダムアクセスメモリ等の負荷17に接続される出力端子
23に接続し、入力端子21を第11抵抗器66及び第
12抵抗器67を介してグランド端子25に接続して第
11抵抗器66と第12抵抗器67との中間点を約3ボ
ルトの電位とする様に第11抵抗器66と第12抵抗器
67とでメイン電源電圧を分圧し、この中間点を第13
抵抗器68及び第13ダイオード63を介して二次電池
27の陽極に接続し、更に二次電池27の陽極は第12
ダイオード62を介して出力端子23に接続するもので
あり、二次電池27の陰極はグランド端子25に接続し
たものがある。
【0005】尚、充電電流を制限する保護抵抗器として
の第13抵抗器68は、第11抵抗器66及び第12抵
抗器67の抵抗値によっては省略されることがあり、
又、メイン電源11の電圧が二次電池27の充電電圧や
定格出力電圧と略等しい3ボルトの場合は、二次電池2
7と第12ダイオード62のアノードとを第13抵抗器
68を介して入力端子21に接続し、第11抵抗器66
及び第12抵抗器67や第13ダイオード63を省略し
たバックアップ電源回路20とされる。
【0006】従って、このバックアップ電源回路20を
用いると、電源スイッチ15がオン状態のときは、第1
1ダイオード61を介してメイン電源11の電圧が出力
端子23から負荷17に供給され、電源スイッチ15を
オフ状態とした場合でも、二次電池27の電力が第12
ダイオード62を介して負荷17に供給されるものであ
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前述の様に、今日、二
次電池としては、長寿命にして比較的出力電圧の安定し
ているリチウム電池が多用されているも、このリチウム
電池の出力電圧は約3ボルト程度であり、メイン電源電
圧との切換に用いられるダイオード(第12ダイオー
ド)の電圧降下を加味すると、バックアップのときの当
該電源回路から出力される電圧が3ボルト以下となる場
合が生じる。
【0008】このバックアップ電圧の低下は、ランダム
アクセスメモリの作動に大きな影響を与えることは少な
くても、マイクロプロセッサの作動に関しては誤動作を
生じさせる危険性が有り、安定した3ボルト等の所要の
バックアップ電圧を長時間持続する適切な小型のバック
アップ用電源が要求されるようになってきた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、メイン電源電
圧に基づいて二次電池の充電電圧を出力する第1定電圧
回路と、該第1定電圧回路の出力により充電される二次
電池とを有すると共に、第1定電圧回路の出力及び二次
電池出力が入力され、この入力電圧を一旦降圧させる第
2定電圧回路と、該第2定電圧回路の出力を3ボルト等
の所定の電圧に昇圧する第3定電圧回路とを用い、該第
3定電圧回路の出力をダイオードを介して出力端子に出
力させることとする。
【0010】
【作 用】本考案は、二次電池の出力を一旦降圧する第
2定電圧回路を有する故、二次電池の放電特性によるこ
となく安定した一定の電位を得ることができ、この安定
した第2定電圧回路の出力を第3定電圧回路により所定
の電圧に昇圧する故、安定した必要な電位を二次電池を
用いて出力させることができる。
【0011】
【実施例】本考案の実施例は、図1に示す様に、所定の
バックアップ電圧を出力するバックアップ電源回路30
を含み、バックアップ電圧よりも高い通常作動用の電圧
をも出力する電源回路20である。この電源回路20
は、メイン電源11からの電圧が入力される入力端子2
1と、電源スイッチ51がオン状態とされたときに第4
定電圧回路55によりバックアップ電圧よりも高い5ボ
ルトとした通常作動用の電圧を出力し、且つ、バックア
ップ電源回路30からのバックアップ用3ボルト電圧を
も出力する出力端子23とを有するものであり、入力端
子21から電源スイッチ51を介して第4定電圧回路5
5に、更に第4定電圧回路55を第4ダイオード57を
介して出力端子23に接続すると共に、バックアップ電
源回路30も第3ダイオード38を介して出力端子23
に接続したものである。
【0012】尚、メイン電源11の電圧としては、7ボ
ルト乃至9ボルトを出力する適宜のメイン電源用電池等
を用い、第4定電圧回路55は、出力電圧を5ボルトと
したレギュレータ等の定電圧回路を用いるものである。
そして、バックアップ電源回路30は、第1定電圧回路
31の入力側を前記入力端子21に接続し、この第1定
電圧回路31としては、出力電圧を二次電池27として
用いるリチウム電池の充電電圧に適した3.2ボルトと
する適宜の降圧型スイッチングレギュレータを用いるも
のであり、この第1定電圧回路31の出力側を第1ダイ
オード36を介して第2定電圧回路32に接続し、更に
第2定電圧回路32の出力側は第3定電圧回路33に接
続し、第3定電圧回路33の出力側を前記第3ダイオー
ド38に接続するものであり、第2定電圧回路32とし
ては、出力電圧を二次電池27の安全出力電圧とされる
放電電位よりも僅かに低い1.8ボルトとする適宜の降
圧型スイッチングレギュレータを、第3定電圧回路33
としては出力電圧を所用電圧である3.0ボルトとする
適宜の昇圧型スイッチングレギュレータを用いている。
【0013】又、前記第1定電圧回路31の出力側は、
第2ダイオード37及び制限抵抗器39を介して二次電
池27であるリチウム電池の陽極に接続すると共に、該
二次電池27の陽極は、保護遮断回路41を介して前記
第1ダイオード36のカソードと共に、第2定電圧回路
32の入力側に接続する。そして、この保護遮断回路4
1は、入力端子を電圧検出器43とスイッチングトラン
ジスタ45のエミッタとに接続し、該スイッチングトラ
ンジスタ45のコレクタを第2定電圧回路32に接続
し、該スイッチングトランジスタ45のベースは制御ト
ランジスタ46を介して接地し、該制御トランジスタ4
6のベースは前記電圧検出器43の出力端子に接続する
ものであり、この電圧検出器43は、例えば検出電圧が
リチウム電池の安全出力電圧である2.0ボルト以下に
なると、出力端子からの検出信号出力を停止し、制御ト
ランジスタ46を不導通状態としてスイッチングトラン
ジスタ45をオフ状態にするものである。
【0014】従って、このバックアップ電源回路30を
内蔵する電源回路20は、電源スイッチ51がオン状態
とされているときは、第4定電圧回路55から出力され
る5ボルトの通常作動電圧が第4ダイオード57を介し
て出力端子23に出力されるものであって、このときバ
ックアップ電源回路30では、第1定電圧回路31の出
力が第1ダイオード36を介して第2定電圧回路32
に、更に、第3定電圧回路33に加えられ、第3定電圧
回路33から3.0ボルトのバックアップ電圧が出力さ
れるも、このバックアップ電圧は第3ダイオード38に
より遮断される。
【0015】そして、第2定電圧回路32には、第1ダ
イオード36を介した第1定電圧回路31の出力電圧が
加えられており、保護遮断回路41の入力側は、第2ダ
イオード37及び制限抵抗器39を介した電圧が入力さ
れる故、二次電池27の充電中は、保護遮断回路41の
出力端子側電圧が入力端子側電圧よりも高く、保護遮断
回路41はオフ状態となり、二次電池27には第2ダイ
オード37及び制限抵抗器39を介して安定した充電が
行なわれる。
【0016】又、電源スイッチ51がオフ状態にされた
ときは、メイン電源11の電圧を第1定電圧回路31に
より降圧した3.2ボルトの電圧が第2定電圧回路32
に、又は二次電池27に蓄えられた電荷が保護遮断回路
41を介して第2定電圧回路32に供給される。このと
き、本実施例は二次電池27としてリチウム電池を使用
しており、このリチウム電池の満充電状態における出力
電圧は約3.2ボルトであり、メイン電源11が消耗し
たときやメイン電源11を取り外したときは二次電池2
7からの電圧が保護遮断回路41を介して第2定電圧回
路32に供給され、時間の経過と共に二次電池27の出
力電位は降下するも、この二次電池27の出力電圧は第
2定電圧回路32により安定した1.8ボルトとされ、
この安定した電圧が、更に第3定電圧回路33により
3.0ボルトに昇圧される故、第3ダイオード38を介
して安定した約3.0ボルトの電圧が電源回路20の出
力端子23から出力されることになる。
【0017】尚、メイン電源11が消耗した状態が続
き、数日又は数カ月が経過して二次電池27の出力電圧
が2.0ボルトまで低下すると、保護遮断回路41は、
制御トランジスタ46及びスイッチングトランジスタ4
5をオフ状態として二次電池27から第2定電圧回路3
2への出力を遮断し、二次電池27の完全放電を防止し
て二次電池27が傷まない様にしている。
【0018】
【考案の効果】本考案は、メイン電源の電圧を定電圧と
して二次電池に充電する第1定電圧回路と、充電された
二次電池の出力を一旦降下させる第2定電圧回路と、第
2定電圧回路の出力を所要の電圧に昇圧する第3定電圧
回路とを有している故、二次電池の出力をもって常に安
定した所要の電圧を出力することができるバックアップ
用電源回路である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバックアップ用電源回路の実施例
を含む電源回路例を示す図。
【図2】従来のバックアップ電源を含む電源回路の一例
を示す図。
【符号の説明】
11 メイン電源 15 電源スイッ
チ 17 負荷 20 電源回路 21 入力端子 23 出力端子 25 グランド端子 27 二次電池 30 バックアップ電源回路 31 第1定電圧
回路 32 第2定電圧回路 33 第3定電圧
回路 36 第1ダイオード 37 第2ダイオ
ード 38 第3ダイオード 39 制限抵抗器 41 保護遮断回路 51 電源スイッ
チ 55 第4定電圧回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン電源の電圧を二次電池の充電電圧
    に降圧する第1定電圧回路と、 前記第1定電圧回路の出力により充電される二次電池
    と、 前記第1定電圧回路の出力及び前記二次電池の出力を
    二次電池の安全出力電圧以下に降圧する第2定電圧回路
    と、 前記第2定電圧回路の出力を所定の電圧に昇圧する第3
    定電圧回路と、 を有することを特徴とするバックアップ電源回路。
JP4962792U 1992-07-15 1992-07-15 バックアップ電源回路 Expired - Lifetime JP2562261Y2 (ja)

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