JPH07200418A - データ記憶装置ならびにその制御方法 - Google Patents

データ記憶装置ならびにその制御方法

Info

Publication number
JPH07200418A
JPH07200418A JP5336731A JP33673193A JPH07200418A JP H07200418 A JPH07200418 A JP H07200418A JP 5336731 A JP5336731 A JP 5336731A JP 33673193 A JP33673193 A JP 33673193A JP H07200418 A JPH07200418 A JP H07200418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data storage
memory
power supply
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5336731A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sakairi
茂 坂入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP5336731A priority Critical patent/JPH07200418A/ja
Publication of JPH07200418A publication Critical patent/JPH07200418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作信頼性の高いデータ記憶装置ならびにそ
の制御方法を提供する。 【構成】 電気的に書き込みが可能で、かつ所定の単位
でデータを記憶するデータ記憶部5が設けられ、上位装
置から所定の単位でデータアクセスがなされるデータ記
憶装置において、前記データ記憶装置に電源が供給され
なくてもデータを一時的に記憶できる第1のメモリ6
と、その第1のメモリ6から前記データ記憶部5へのデ
ータ転送に必要な制御情報を、前記データ記憶装置に電
源が供給されなくても一時的に記憶できる第2のメモリ
7と、前記データ転送時に電源の供給が遮断されたとき
に、その転送中の所定単位のデータを電源供給再開後に
データ記憶部に再書き込みするための制御手段16とを
備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体メモリ装
置やハードディスク装置などの各種データ記憶装置とそ
の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のコンピュータシステムでは、大量
のデータを蓄積、処理するために、従来は磁気ディスク
や光ディスクなどのディスク状の記憶媒体が使用されて
いた。
【0003】またこのディスク状記憶媒体に代わるもの
として、例えばDRAMやSRAMなどの固体記憶装置
が検討されている。しかしこれらは高価であり、記憶し
たデータを保持するためには常に電力が必要でそのため
にランニングコストが高くつくという欠点を有してい
る。
【0004】この欠点を解消するため、特開平2−29
2798号に記載されているようなデータ処理システム
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのデータ処
理システムはデータが一定のブロック毎に書き込まれる
ため、データ書込時に例えば停電やコンセントの引抜き
などで電源供給が遮断されるとその書き込み動作が中断
されるが、そのときのデータブロツクの正当性の保障が
できず、信頼性の問題がある。
【0006】このことは特にデータ記憶部にフラッシュ
EEPROMを使用した場合、このメモリはデータの書
込速度が比較的遅いため、前述のようなトラブルが発生
したときのデータブロツクの正当性の保障が困難とな
る。
【0007】データ記憶装置が例えばカード状半導体メ
モリ装置あるいはハードディスクなどのようにそれ自体
が電源を持っておらず、上位装置側から給電して作動す
るものにおいては、上位装置からデータ記憶装置を不意
に取り出したときなどでも、データ記憶装置は電源供給
が遮断された状態となり、前述と同様に書込中のデータ
ブロツクの正当性の保障ができなくなる。
【0008】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、動作信頼性の高いデータ記憶装置ならびに
その制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の本発明は、電気的に書き込みが可能で、かつ
所定の単位でデータを記憶する、例えばフラッシュ型E
EPROMなどの不揮発性メモリからなるデータ記憶部
が設けられ、上位装置から所定の単位でデータアクセス
がなされるデータ記憶装置において、前記データ記憶装
置に電源が供給されなくてもデータを一時的に記憶でき
る、例えばFRAMや電池でバックアップされたSRA
Mなどからなる第1のメモリと、その第1のメモリから
前記データ記憶部へのデータ転送に必要な制御情報を、
前記データ記憶装置に電源が供給されなくても一時的に
記憶できる、例えばFRAMや電池でバックアップされ
たSRAMなどからなる第2のメモリと、前記データ転
送時に電源の供給が遮断されたときに、その転送中の所
定単位のデータについて正当性を保障できるときは電源
供給再開後にデータ記憶部に再書き込みするための、例
えばCPUなどの制御手段とを備えることを特徴とする
ものである。
【0010】前記目的を達成するために、第2の本発明
は、電気的に書き込みが可能で、かつ所定の単位でデー
タを記憶する、例えばフラッシュ型EEPROMなどの
不揮発性メモリからなるデータ記憶部が設けられ、上位
装置から所定の単位でデータアクセスがなされるデータ
記憶装置において、前記データ記憶装置に電源が供給さ
れなくてもデータを一時的に記憶できる、例えばFRA
Mや電池でバックアップされたSRAMなどからなる第
1のメモリと、その第1のメモリから前記データ記憶部
へのデータ転送に必要な制御情報を、前記データ記憶装
置に電源が供給されなくても一時的に記憶できる、例え
ばFRAMや電池でバックアップされたSRAMなどか
らなる第2のメモリと、前記データ転送時に外部電源の
供給が遮断されたことを検知する電源電圧検出部と、内
部電源部と、外部電源と内部電源の切り換えを行う電源
切換部とを有する電源制御部と、前記データ転送時に外
部電源の供給が遮断されたときに、前記電源制御部によ
り内部電源に切り換えて、少なくともその転送中の所定
単位のデータをデータ記憶部に記憶するための、例えば
CPUなどの制御手段とを備えることを特徴とするもの
である。
【0011】前記目的を達成するために、第3の本発明
は、電気的に書き込みが可能で、かつ所定の単位でデー
タを記憶する、例えばフラッシュ型EEPROMなどの
不揮発性メモリからなるデータ記憶部が設けられ、上位
装置から所定の単位でデータアクセスがなされるテータ
記憶装置の制御方法において、前記データ記憶装置に電
源が供給されなくてもデータを一時的に記憶できる、例
えばFRAMや電池でバックアップされたSRAMなど
からなる第1のメモリと、その第1のメモリから前記デ
ータ記憶部へのデータ転送に必要な制御情報を、前記デ
ータ記憶装置に電源が供給されなくても一時的に記憶で
きる、例えばFRAMや電池でバックアップされたSR
AMなどからなる第2のメモリとを備え、上位装置から
データ記憶部にデータを書き込む際、前記上位装置から
第1のメモリへデータ転送する第1のステップと、前記
第1のメモリから前記データ記憶部へデータ転送する第
2のステップでデータの書き込みが行われ、データ書込
中に電源が遮断され、その後に電源供給が再開した場
合、前記第2のメモリ内の制御情報から前記第1のメモ
リ内のデータが正当か否かをチェックして、正当である
場合は前記制御情報に基づき前記第2のステップを実行
して、電源遮断時に中断されていた所定単位のデータを
データ記憶部に転送することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明は前述のような構成になっており、電源
が遮断されたときに転送中であった所定単位のデータが
電源供給再開後あるいは外部電源の遮断によって切り換
えられた内部電源によってデータ記憶部に書き込まれる
ため、当該データの正当性の保障が完全となり、動作信
頼性の高いデータ記憶装置ならびにその制御方法が提供
できる。
【0013】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図とともに説明す
る。図1は第1実施例に係る半導体メモリ装置を説明す
るためのブロック図である。
【0014】半導体メモリ装置1は、フラッシュメモリ
へのリード/ライトおよび全体の制御を行うマイコン
2、上位装置とのインターフェースプロトコルを実現す
るI/Fコントローラ3、作業用のワークメモリ4、複
数のフラッシュ型EEPROM(フラッシュメモリアレ
イ)からなるデータ記憶部5、第1のメモリ6、第2の
メモリ7、前記各部を接続するアドレスバス8、データ
バス9、制御信号バス10で主に構成されている。
【0015】そしてアドレスバス11、データバス1
2、制御信号バス13により上位装置(図示せず)と接
続されている。ここでアドレスバス8とアドレスバス1
1、データバス9とデータバス12、制御信号バス10
と制御信号バス13とは、必ずしも対応するものではな
い。
【0016】前記マイコン2は制御プログラムを格納し
たROM14、カウンタレジスタならびにブロックナン
バレジスタなどの機能を有するRAM15、各制御動作
を実行するためのCPU16を備えている。
【0017】前記I/Fコントローラ3は上位装置との
アクセスを実現するために、実行する処理を指定するた
めのコマンドレジスタ17、データアクセスする論理ブ
ロックアドレスを指定するためのアドレスレジスタ1
8、転送ブロック数を指定するためのレングスレジスタ
19、データの書込み/読出しを行うためのデータレジ
スタ20、実行結果を知らせるためのステータスレジス
タ21を備えている。
【0018】前記ワークメモリ4は上位装置からの論理
ブロックアドレスをデータ記憶部5のフラッシュメモリ
群におけるメモリ空間上の実際のアドレスである実ブロ
ックアドレスに変換する第1のテーブル22と、その実
ブロックアドレスに対応するフラッシュメモリのデータ
領域を管理する第2のテーブル23とを有している。
【0019】この半導体メモリ装置1は通常のハードテ
ィスクと同様に、ある一定のブロック単位でデータアク
セスされるものであり、上位装置から論理ブロックアド
レスとして任意のデータ領域が指定される。このとき1
ブロックのバイト単位は任意であるが、2n バイトが望
ましく、ここでは1ブロックが512バイトで構成され
ている場合として説明する。
【0020】第1のテーブル22の構成を図2とともに
説明する。第1のテーブル22は前述のように、上位装
置からデータアクセスのために指定される論理ブロック
アドレスを、複数のフラッシュメモリから構成されるデ
ータ記憶部5のメモリ空間上の実際のアドレスである実
ブロックアドレスに変換するためのものである。
【0021】同図において論理ブロックアドレス空間
は、論理ブロックアドレス0001h〜FFFFhにマ
ッピングされているとする。また同様に、実ブロックア
ドレス空間も実ブロックアドレス0001h〜FFFF
hにマッピングされているとする。ここで例えば、上位
装置からデータ読出し先として論理ブロックアドレス0
030hが指定された場合、第1のテーブル22により
論理ブロックアドレス0030hに対応する実ブロック
アドレス0088hが参照され、実ブロックアドレス空
間の実ブロックアドレス0088hが指定され、対応す
るデータAが読み出される。
【0022】このように第1のテーブル22を介するこ
とにより、論理ブロックアドレスと実ブロックアドレス
のアドレス値が常に一致している必要がなくなるので、
データ記憶部5のメモリ空間を有効に使用することがで
きる。
【0023】また、データの書込みのない論理ブロック
アドレスについては、例えば論理ブロックアドレスFF
FFhのように、第1のテーブル22の所定の領域の値
が0000hであり、実ブロックアドレス空間上に対応
するデータが無いことを示している。このような論理ブ
ロックアドレスへの読出しにつていは、ALL0を上位
装置に転送すればよい。
【0024】第2のテーブル23は、実ブロックアドレ
ス空間上の実ブロックアドレス内のデータの状態を管理
するフラグ情報を格納するためのものである。図3に示
すように、実ブロックアドレス0088hに対応する第
2のテーブル23の領域には、この実ブロックアドレス
内のデータが有効であることを示す「有効データ」フラ
グ01hが格納されている。さらに、実ブロックアドレ
ス0043hのように実ブロックアドレス内のデータが
無効である場合は、「無効データ」フラグ02hが格納
されている。これは、以前はこのブロック内のデータが
有効であったが、書換えが行われ、ある論理ブロックア
ドレスに対応するデータが他の実ブロックアドレスにセ
ットされたことを示している。また、「無効データ」フ
ラグはフラッシュメモリにおける消去処理の必要性も示
している。
【0025】データの書き込みが可能な実ブロックアド
レスについては、実ブロックアドレス0007hのよう
に「空きブロック」フラグ00hが格納されている。ま
た、データの書き込みができない実ブロックアドレスに
ついては、実ブロックアドレス0123hのように「欠
陥ブロック」フラグFFhが格納されている。これらの
フラグ情報により、実ブロックアドレス空間を構成する
フラッシュメモリの状態を管理することができ、フラッ
シュメモリに対してデータの書き込み、消去などの処理
を有効に行うことができる。これらのフラグの値は一例
であり、フラッシュメモリの状態を管理できるように識
別されていれば、任意に設定してもよい。
【0026】前記第1のテーブル22と第2のテーブル
23はデータ記憶部5内のフラッシュメモリをアクセス
するのに必要な情報であるので、不揮発メモリに格納さ
れる。そのメモリとしては、EEPROMやフラッシュ
メモリでもよいが、アクセスがEEPROMやフラッシ
ュメモリに比べて高速であり、バイト単位でデータの書
換えが可能なFRAMが最適である。また、メモリとし
てSRAMを使用し、電源オフ時に不揮発メモリへテー
ブル情報を格納する方法でもよい。あるいは、電池等で
SRAMをバックアップする方法でもよい。
【0027】図4は、第1のメモリ6の構成を示す図で
ある。この第1のメモリ6は、例えばFRAMあるいは
電池でバックアップされたSRAMなどのようにデータ
記憶部5(フラッシュ型EEPROM)よりもデータ書
込速度が高速でかつ不揮発性のメモリで構成されてい
る。そして同図に示すように「ブロック0」から「ブロ
ック255」までのブロックナンバ毎のメモリブロック
24を多数備えている。
【0028】このブロックの総数は、任意であって構わ
ない。
【0029】図5は、第2のメモリ7の構成を示す図で
ある。この第2のメモリ7は、例えばFRAMあるいは
電池でバックアップされたSRAMまたはEEPROM
などのメモリで構成されている。そしてデータ転送の処
理状態を示すフラグ情報を記憶するフラグ情報エリア2
5、先頭アドレス情報を記憶する先頭アドレス情報エリ
ア26、転送ブロック数を記憶する転送ブロック数情報
エリア27、操作対象論理ブロックアドレスを記憶する
操作対象論理ブロックアドレス情報エリア28、操作対
象実ブロックアドレスを記憶する操作対象実ブロックア
ドレス情報エリア29、対象論理ブロックアドレスを記
憶する多数の対象論理ブロックアドレス情報エリア30
などを有している。
【0030】これらフラグ情報エリア25、先頭アドレ
ス情報エリア26、転送ブロック数情報エリア27、操
作対象論理ブロックアドレス情報エリア28、操作対象
実ブロックアドレス情報エリア29、対象論理ブロック
アドレス情報エリア30によってデータ転送の処理に必
要な各種制御情報を格納する制御情報エリア31が構成
されている。
【0031】次に図6ないし図13を用いてマイコン2
の処理動作について説明する。
【0032】図7に示すように上位装置から電源が供給
されると、まずステップ(以下、Sと略記する)1にお
いて各部がイニシャライズされ、S2で電源遮断に対応
する処理がなされるが、この処理については後で説明す
ることにして、ここでは上位装置から半導体メモリ装置
に通常の状態で電源が供給されている場合を説明する。
すなわちS2において第2のメモリ内のフラグ情報が
「11H」あるいは「12H」でないと判断されると、
S5に進む。
【0033】S5ではコマンド待ちかどうか判断し、コ
マンド待ちであればそれを受信し、S6でそのコマンド
がデータ書き込みなのかどうか判断され、データ書き込
みであれば後述する書き込み処理のサブルーチンをコー
ルする。また、S7で受信した前記コマンドがデータ読
み出しなのかどうか判断され、データ読み出しであれば
後述する読み出し処理のサブルーチンをコールする。
【0034】その他のコマンドであればS8でそのコマ
ンドに対応した処理を実行し、コマンドの処理が終了す
るとS9で終了の信号を上位装置に送り、次のコマンド
待ちの状態で待機する。
【0035】次に図8を用いて書き込み処理を説明す
る。S10で上位装置からアドレスレジスタおよびレン
グスレジスタに入力された論理ブロックアドレスの先頭
アドレス値および転送ブロック数を第2のメモリに設定
する。
【0036】次にS11で第1のステップを実行する。
この第1のステップは図9に示すようにまず、S20で
フラグ情報「10H」、すなわち上位装置から第1のメ
モリへデータ書込中を示すフラグ情報を第2のメモリに
設定する。
【0037】S21でレングスレジスタに入力されてい
る転送されるブロック数をマイコン中のカウンタ(RA
M)に設定し、S22で第1のメモリ内のメモリブロッ
クを指定するブロツクナンバレジスタの値を「0」にす
る。
【0038】そしてS23において、上位装置からの1
ブロック分のデータをブロックナンバの示すメモリブロ
ック(図4参照)に転送する。転送が終了するとS24
でブロックナンバの値を+1インクリメントするととも
に、S25でカウンタの値を−1デクリメントする。
【0039】そして、カウンタの値が「0」になるまで
S23〜S25の動作が繰り返され、カウンタ値が
「0」になった、すなわち上位装置から第1のメモリへ
のデータの書き込み(転送)が終了したとS26で判断
されると、第1のメモリへのデータの書き込み終了を示
すフラグ情報「11H」を第2のメモリに設定して、第
1のステップを終了する。
【0040】この第1のステップが終了すると、図8に
示すようにS12で第2のステップの実行がなされる。
この第2のステップは図10ならびに図11に示すよう
にまず、S30でフラグ情報「12H」、すなわち第1
のメモリからデータ記憶部へのデータ書込中を示すフラ
グ情報を第2のメモリに設定する。
【0041】S31で第2のメモリから先頭アドレス値
および転送ブロック数を読み出し、それらから書き込み
対象の論理ブロックアドレスを算出する。例えば先頭ア
ドレス値が0001hで、転送ブロック数が3の場合、
書き込み対象の論理ブロックアドレスは0001h〜0
003hと算出される。
【0042】S32で算出した書き込み対象の論理ブロ
ックアドレス値を第2のメモリに格納するとともに、転
送されるブロック数をカウンタ(RAM)に設定し、S
33で第1のメモリ内のメモリブロックを指定するブロ
ツクナンバレジスタの値を「0」にする。
【0043】次にS34で、転送ブロック数とカウンタ
の値を元にして、第2のメモリから書き込み対象の論理
ブロックアドレスを読み出す。そしてS35で、第1の
テーブルから、書き込み対象の論理ブロックアドレスに
対応する実ブロックアドレスが存在するかを検索し、S
36で実ブロックアドレスが存在すると判断されると、
S37で実ブロックアドレスに対応する第2のテーブル
の領域に「無効データ」フラグを設定する。
【0044】次いでS38で第2のテーブルより「空き
ブロック」フラグを検索し、その「空きブロック」の実
ブロックアドレスを書き込み先ブロックアドレスとして
設定して(S39)、S40で書き込み対象の論理ブロ
ックアドレス値と書き込み先の実ブロックアドレス値を
第2のメモリ内の操作対象論理ブロックアドレスと操作
対象実ブロックアドレスのエリアにそれぞれ格納する。
【0045】そしてS41でブロックナンバで示されて
いる第1のメモリのメモリブロックから1ブロック分の
データを、実ブロックアドレスで指定されているデータ
記憶部の領域に書き込む。次にS42で、書き込み先の
実ブロックアドレスに対応する第2のテーブルの領域に
「有効データ」フラグを設定し、S43で書き込み対象
の論理ブロックアドレスに対応する第1のテーブルの領
域に、書き込み先の実ブロックアドレス値を設定する。
【0046】しかる後、S44でブロックナンバの値を
インクリメントし、S45でカウンタの値をデクリメン
トし、S46でカウンタの値が0になったかどうか判断
する。カウンタの値が0になるまで前記S34からS4
6の処理動作を繰り返して、所定ブロックのデータを第
1のメモリからデータ記憶部へ転送する。
【0047】データ転送が終了するとS47で第2のメ
モリに設定した制御情報をクリアし、S48で第2のメ
モリのフラグ情報を「00H」に設定して、第2のステ
ップを終了する。この第2のステップの実行は、前述し
た図7のS4においても同様に行われる。
【0048】再び図8に戻るが、S12で第2のステッ
プを実行するとS13で消去ブロックがあるかどうかが
判断され、無ければ書き込み処理を終了する。
【0049】次に図12を用いて読み出し処理について
説明する。まずS50でアドレスレジスタおよびレング
スレジスタの値を読み出し、論理ブロックアドレス値お
よび転送されるブロック数を読み出し、S51で転送ブ
ロック数をカウンタに設定する。
【0050】次に読み出した論理ブロックアドレスの先
頭アドレス値と転送ブロック数およびカウンタの値か
ら、読み出される論理ブロックアドレスを算出する。次
いでそれを第1のテーブルより実ブロックアドレスに変
換し(S53)、S54で実ブロックアドレス内のデー
タを読み出し、I/Fコントローラを介して上位装置に
転送する。そしてS55でカウンタの値をデクリメント
し、S56でカウンタの値が0になったかどうか判断さ
れ、カウンタ値が0になるまでS52からS56までの
処理動作を繰り返してデータの読み出しを行い、カウン
タ値が0になると読み出し処理を終了する。
【0051】次に図13を用いて消去処理について説明
する。まずS60で第2のテーブルを検索し、「無効デ
ータ」フラグを捜し、S61で「無効データ」フラグを
含む消去ブロック単位内での「有効データ」フラグを検
索し、S62で「有効データ」フラグが有るかどうかを
判断する。「有効データ」フラグが無ければS63で消
去ブロック単位での消去操作を実行する。
【0052】前述のS62で「有効データ」フラグが有
ると判断されると、S64で「有効データ」フラグであ
る実ブロックアドレス内のデータをワークメモリへ退避
させ、S65で第2のテーブルより消去ブロック以外の
範囲での「空きブロック」フラグを検索する。
【0053】そしてS66で「空きブロック」の実ブロ
ックアドレスに、前述したワークメモリへ退避させてあ
ったデータを書き込む。次にS67で第1のテーブルよ
り退避元の実ブロックアドレスを検索し、それを書き込
み先の実ブロックアドレスに変更し、書き込まれた実ブ
ロックアドレスに対応する第2のテーブルの領域に「有
効フラグ」を設定して(S68)、S69で消去ブロッ
ク単位での消去操作を実行する。
【0054】しかる後、S70で消去ブロック内の実ブ
ロックアドレスに対応する第2のテーブルの領域に「空
きフラグ」を設定して、消去処理を終了する。
【0055】以上の説明は上位装置から半導体メモリ装
置へ電源が供給されている通常の処理動作であるが、停
電、あるいは上位装置のコンセントを不意に引き抜いた
場合、または半導体メモリ装置の引き抜きなどによって
上位装置との接続が不意に遮断されたりする場合、すな
わち上位装置から半導体メモリ装置への電源が遮断され
ることがある。
【0056】次にこの場合の対応について図6ならびに
図7を用いて説明する。図6は、状態フラグを説明する
ための図である。同図に示すようにフラグ値が「00
H」の場合はレディ状態、「10H」の場合は上位装置
から第1のメモリへのデータ書き込み中、「11H」の
場合は上位装置から第1のメモリへのデータ書き込み終
了、「12H」の場合は第1のメモリからデータ記憶部
へのデータ書き込み中をそれぞれ示している。
【0057】図7のS2において上位装置から第1のメ
モリへのデータ書き込み終了(「11H」)または第1
のメモリからデータ記憶部へのデータ書き込み中(「1
2H」)ということは、その時点で上位装置から半導体
メモリ装置への電源が遮断されても転送中のデータの復
旧可能な状態であることを示す。一方、上位装置から第
1のメモリへのデータ書き込み中(「10H」)に電源
が遮断されると、第1のメモリへは当該ブロツクのデー
タが途中までしか記憶されていないため、そのデータの
復旧は不可能であることを示す。従ってこのS2では、
その時点において半導体メモリ装置への電源が遮断され
たとき、データの復旧は可能かどうかを判断している。
【0058】その判断結果、フラグ情報が「11H」あ
るいは「12H」で転送中のデータの復旧が可能である
と判断すると、S3で第2のメモリから操作対象実ブロ
ツクアドレス値を読み出し、その実ブロツクアドレスに
対応する第2のテーブルの領域に「無効データ」のフラ
グを設定して、復旧処理時にはその実ブロツクアドレス
へのデータの書き込みを禁止する。次にS4で前述の第
2のステップを実行して、電源供給再開後に前述の電源
遮断で転送途中であったデータを最初からデータ記憶部
へ書き込む。
【0059】図14ないし図16は、処理動作の変形例
を説明するための図である。図14において前記図7と
相違する点は、S8の後に書き込み処理あるいは読み出
し処理とは無関係にS9でコマンド処理の終了を上位装
置に返送する点である。
【0060】また図15において前記図8と相違する点
は、S11とS12の間にコマンド処理の終了を上位装
置に返送するS100がある点である。
【0061】さらに図16において前記図12と相違す
る点は、S56の後にコマンド処理の終了を上位装置に
返送して(S101)読み出し処理を終了する点であ
る。
【0062】このように所定のコマンド処理が終了する
と、その旨を逐次上位装置に連絡することにより、上位
装置の待ち時間を可及的に短縮して上位装置での他の処
理が可能となり、上位装置の処理効率が高められる。
【0063】図17ないし図23は、本発明の第2実施
例を説明するための図である。図17は半導体メモリ装
置のブロック図で、図1に示した第1実施例のものと相
違する主な点は、電源遮断時のバックアップ用内部電源
部(内部電源)33、電源切換部(電源切換回路)3
4、電源電圧検出部(電源電圧検出回路)35などから
構成された電源制御部を備えた点である。
【0064】図18は、この電源制御部の具体的な構成
を示すブロック図である。電源制御部は、外部からの電
源電圧が正常に印加されているかどうかを検出する電源
電圧検出回路35と、内部電源33と、この内部電源3
3からの電源電圧の印加を制御する内部電源ON/OF
Fスイッチ36と、印加する電源を外部電源にするか内
部電源にするかを切り換える電源切換回路34とから構
成されている。
【0065】前記電源電圧検出回路35は、外部から半
導体メモリ装置1内に供給される外部電源の電圧を監視
し、所定の電圧値、例えば5Vで半導体メモリ装置1が
動作している場合で、基準電圧を4.55Vとしたとき
は、4.55Vと外部電源電圧を比較し、外部電源電圧
が4.55V以下になったときに検出信号を外部に出力
する。この検出信号は、電源切換回路34とマイコン2
の割り込み信号端子へ送られる。この検出信号により、
マイコン2は外部からの電源供給が無くなったことを検
知する。
【0066】前記内部電源33は、半導体メモリ装置1
内にあって各内部回路を動作することが可能な電源であ
る。この電源としては例えばニッケル−カドミウム電池
などの二次電池、あるいは電気二重層コンデンサ(松下
電子部品社製 商品名ゴールドキャパシタAL 定格電
圧2.5V 静電容量 10F)が好適である。
【0067】前記内部電源ON/OFFスイッチ36
は、マイコン2からの制御信号により、半導体メモリ装
置1内の各回路に内部電源33から電源電圧を供給する
かどうかを指定することができる。外部電源からの電源
供給が無く、内部電源33で内部回路が動作している場
合は、このスイッチ36の制御により、マイコン2から
電源OFF操作を行うことができる。
【0068】前記電源切換回路34は、電源電圧検出回
路35からの検出信号により内部回路への供給電源を切
り換えることができる。通常、外部から電源電圧が供給
されている場合は、外部電源からの電源電圧供給に指定
され、この外部電源入力が途絶えた場合に、検出信号に
より内部電源33からの電源供給に切り換える。
【0069】この電源制御部の具体的な回路図を図19
に示す。
【0070】前記電源電圧検出回路35は、外部電源電
圧と基準電圧とを比較する比較器37と、前記基準電圧
を生成する電源38とから構成されている。ここで前記
電源38は、ツェナーダイオードや供給電源電圧の抵抗
分割であっても差支えない。前記比較器37からの出力
は、外部電源電圧が基準電圧よりも高い場合はハイ
「H」レベルの信号を出力し、逆に低い場合はロー
「L」レベルの信号を出力し、このLレベルの信号がマ
イコン2への割り込み信号となる。
【0071】前記内部電源33は、例えば前述の電解二
重層コンデンサなどの大容量のコンデンサから構成され
ている。電源電圧5Vとして、内部回路の動作を保証す
るように、複数個のコンデンサの組合せで構成されるこ
ともある。
【0072】前記内部電源ON/OFFスイッチ36
は、内部電源33からの電源を供給電源出力に印加する
かどうかを決定する電界効果トランジスタ(FET)3
9から構成されている。このFET39は、ゲートへの
印加電圧がLレベルのとき駆動し、内部電源33からの
供給電源出力が可能となる。
【0073】前記電源切換回路34は、電源電圧検出回
路35からの検出信号により外部電源入力を供給電源出
力に供給するかどうかを決定するFET40と、電流の
逆流を防止するダイオード41と、トランジスタ42と
を有している。
【0074】外部電源入力に外部電源電圧が印加され、
前記電源電圧検出回路35からの検出信号がHレベル
(外部電源電圧が基準電圧よりも高い)の場合、トラン
ジスタ42がONし、FET40が駆動して、外部電源
入力から供給電源出力に電源電圧が印加されるともに、
内部電源33であるコンデンサへの充電も行われる。
【0075】次に外部電源が途絶え、前記電源電圧検出
回路35からの検出信号がLレベル(外部電源電圧が基
準電圧よりも低い)になった場合、FET40の駆動が
OFFされ、外部電源入力から供給電源出力への電源電
圧の印加が止まる。この時、前記内部電源ON/OFF
スイッチ36がONされている場合は、内部電源33か
ら供給電源出力への電源電圧の印加が実行される。
【0076】図20は、電源制御部の変形例を示す回路
図である。図19に示す回路図では電源電圧検出回路3
5からの検出信号が電源切換回路34とマイコン2の両
方に出力されているが、図20の電源制御部では電源電
圧検出回路35からの検出信号がマイコン2へのみ割り
込み信号として出力される。
【0077】図21ないし図23は、外部電源が遮断さ
れた場合のマイコン制御のフローチャートである。
【0078】図21ならびに図22は第2ステップのフ
ローチャートであり、S30〜S48までは前に説明し
たので、ここでは説明を省略する。
【0079】図22に示すようにS48の次にSI10
で外部電源OFFフラグがあるかどうかの判断がなさ
れ、外部電源OFFフラグが無ければ第2ステップを終
了し、外部電源OFFフラグが有ればS111で外部電
源OFFフラグをクリアした後、S112で外部電源を
OFFする。
【0080】前記外部電源OFFフラグのセットは、図
23に示す割込処理のルーチンによってなされる。この
処理は前述したように電源電圧検出部35からマイコン
2に割り込み信号が入力されると起動し、S120で第
2のメモリ内にフラグ情報「11H」あるいは「12
H」がセットされているかどうかの判断がなされる。
【0081】その判断結果、フラグ情報が「11H」あ
るいは「12H」であると判断すると、S121で外部
電源OFFフラグをセットし、電源の供給を内部電源3
3に切り換えて、転送中の当該ブロックデータ、あるい
は第1のメモリに記憶されているデータのうち転送中の
ものを含んでまだデータ記憶部に転送されていない残り
の全てのデータをデータ記憶部5に記憶するまで、その
動作を内部電源33でバックアップする。
【0082】S120でNOと判断されると、S122
で電源をOFFする。
【0083】前記実施例では第1のメモリと第2のメモ
リが別のメモリであったが、第1のメモリと第2のメモ
リが同一のメモリであって、それのエリアを分割して使
用することも可能である。
【0084】前記実施例では半導体メモリ装置の場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えばハードディスク装置などのように所定の単
位でデータが記憶できる他のデータ記憶装置にも適用可
能である。
【0085】
【発明の効果】本発明は前述のような構成になってお
り、電源が遮断されたときに転送中であった所定単位の
データが電源供給再開後あるいは外部電源の遮断によっ
て切り換えられた内部電源によってデータ記憶部に書き
込まれるため、当該データの正当性の保障が完全とな
り、動作信頼性の高いデータ記憶装置ならびにその制御
方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体メモリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】第1のテーブルの構成、機能を説明するための
説明図である。
【図3】第2のテーブルの構成、機能を説明するための
説明図である。
【図4】第1のメモリの構成図である。
【図5】第2のメモリの構成図である。
【図6】第2のメモリに記憶されるフラグ値の内容を示
す説明図である。
【図7】半導体メモリ装置のメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】データの書き込み処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】第1のステップを示すフローチャートである。
【図10】第2のステップを示すフローチャートであ
る。
【図11】第2のステップを示すフローチャートであ
る。
【図12】データの読み出し処理を示すフローチャート
である。
【図13】データの消去処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】メインルーチンの変形例を示すフローチャー
トである。
【図15】その変形例でのデータの書き込み処理を示す
フローチャートである。
【図16】その変形例でのデータの読み出し処理を示す
フローチャートである。
【図17】本発明の第2実施例に係る半導体メモリ装置
の構成を示すブロック図である。
【図18】その半導体メモリ装置の電源制御部を示すブ
ロツク図である。
【図19】その電源制御部の回路図である。
【図20】その電源制御部の変形例を示す回路図であ
る。
【図21】その半導体メモリ装置の第2のステップのフ
ローチャートである。
【図22】その半導体メモリ装置の第2のステップのフ
ローチャートである。
【図23】その半導体メモリ装置の割り込み処理のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 1 半導体メモリ装置 2 マイコン 3 I/Fコントローラ 4 ワークメモリ 5 データ記憶部 6 第1のメモリ 7 第2のメモリ 14 ROM 15 RAM 16 CPU 17 コマンドレジスタ 18 アドレスレジスタ 19 レングスレジスタ 20 データレジスタ 21 ステータスレジスタ 22 第1のテーブル 23 第2のテーブル 24 メモリブロック 25 フラグ情報エリア 26 先頭アドレス情報エリア 27 転送ブロツク数情報エリア 28 操作対象論理ブロックアドレス情報エリア 29 操作対象実ブロックアドレス情報エリア 30 制御状態エリア 33 内部電源部(内部電源) 34 電源切換部(電源切換回路) 35 電源電圧検出部(電源電圧検出回路) 36 内部電源ON/OFFスイッチ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書き込みが可能で、かつ所定の
    単位でデータを記憶するデータ記憶部が設けられ、上位
    装置から所定の単位でデータアクセスがなされるデータ
    記憶装置において、 前記データ記憶装置に電源が供給されなくてもデータを
    一時的に記憶できる第1のメモリと、 その第1のメモリから前記データ記憶部へのデータ転送
    に必要な制御情報を、前記データ記憶装置に電源が供給
    されなくても一時的に記憶できる第2のメモリと、 前記データ転送時に電源の供給が遮断されたときに、そ
    の転送中の所定単位のデータを電源供給再開後にデータ
    記憶部に再書き込みするための制御手段とを備えること
    を特徴とするデータ記憶装置。
  2. 【請求項2】 電気的に書き込みが可能で、かつ所定の
    単位でデータを記憶するデータ記憶部が設けられ、上位
    装置から所定の単位でデータアクセスがなされるデータ
    記憶装置において、 前記データ記憶装置に電源が供給されなくてもデータを
    一時的に記憶できる第1のメモリと、 その第1のメモリから前記データ記憶部へのデータ転送
    に必要な制御情報を、前記データ記憶装置に電源が供給
    されなくても一時的に記憶できる第2のメモリと、 前記データ転送時に外部電源の供給が遮断されたことを
    検知する電源電圧検出部と、内部電源部と、外部電源と
    内部電源の切り換えを行う電源切換部とを有する電源制
    御部と、 前記データ転送時に外部電源の供給が遮断されたとき
    に、前記電源制御部により内部電源に切り換えて、少な
    くともその転送中の所定単位のデータをデータ記憶部に
    記憶するための制御手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載において、
    前記第1のメモリが前記データ記憶部よりもデータ書き
    込み速度が高速であることを特徴とするデータ記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載において、
    前記第1のメモリが消去処理が不要で、オーバライトが
    可能な不揮発性メモリであることを特徴とするデータ記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載において、
    前記第1のメモリがFRAMであることを特徴とするデ
    ータ記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載において、
    前記第1のメモリが電池でバックアップされたSRAM
    であることを特徴とするデータ記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2記載において、
    前記第2のメモリが電気的に消去が可能な不揮発性メモ
    リであることを特徴とするデータ記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2記載において、
    前記第2のメモリが電気的に消去が可能なEEPROM
    であることを特徴とするデータ記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項2記載において、
    前記第2のメモリがFRAMであることを特徴とするデ
    ータ記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項1または請求項2記載におい
    て、前記第2のメモリが電池でバックアップされたSR
    AMであることを特徴とするデータ記憶装置。
  11. 【請求項11】 請求項1または請求項2記載におい
    て、前記第1のメモリと第2のメモリが同一のメモリ
    で、エリアを分割して使用していることを特徴とするデ
    ータ記憶装置。
  12. 【請求項12】 請求項1または請求項2記載におい
    て、前記データ記憶装置が半導体メモリ装置であること
    を特徴とするデータ記憶装置。
  13. 【請求項13】 請求項1または請求項2記載におい
    て、前記データ記憶部が不揮発性メモリで構成されてい
    ることを特徴とするデータ記憶装置。
  14. 【請求項14】 請求項1または請求項2記載におい
    て、前記データ記憶部を構成する不揮発性メモリがフラ
    ッシュ型EEPROMであることを特徴とするデータ記
    憶装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載において、前記データ
    記憶部が複数のフラッシュ型EEPROMで構成されて
    いることを特徴とするデータ記憶装置。
  16. 【請求項16】 電気的に書き込みが可能で、かつ所定
    の単位でデータを記憶するデータ記憶部が設けられ、上
    位装置から所定の単位でデータアクセスがなされるデー
    タ記憶装置の制御方法において、 前記データ記憶部に電源が供給されなくてもデータを一
    時的に記憶できる第1のメモリと、 その第1のメモリから前記データ記憶部へのデータ転送
    に必要な制御情報を、前記データ記憶装置に電源が供給
    されなくても一時的に記憶できる第2のメモリとを備
    え、 上位装置からデータ記憶部にデータを書き込む際、前記
    上位装置から第1のメモリへデータ転送する第1のステ
    ップと、前記第1のメモリから前記データ記憶部へデー
    タ転送する第2のステップでデータの書き込みが行わ
    れ、 データ書込中に電源が遮断され、その後に電源供給が再
    開した場合、前記第2のメモリ内の制御情報から前記第
    1のメモリ内のデータが正当か否かをチェックして、正
    当である場合は前記制御情報に基づき前記第2のステッ
    プを実行して、電源遮断時に中断されていた所定単位の
    データをデータ記憶部に転送することを特徴とするデー
    タ記憶装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載において、前記上位装
    置から第1のメモリへデータの書き込みが終了した時点
    で、前記上位装置に対して書込終了信号を送信すること
    を特徴とするデータ記憶装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項16記載において、前記データ
    記憶装置が半導体メモリ装置であることを特徴とするデ
    ータ記憶装置の制御方法。
JP5336731A 1993-12-28 1993-12-28 データ記憶装置ならびにその制御方法 Pending JPH07200418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336731A JPH07200418A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 データ記憶装置ならびにその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336731A JPH07200418A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 データ記憶装置ならびにその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200418A true JPH07200418A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18302200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5336731A Pending JPH07200418A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 データ記憶装置ならびにその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07200418A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11288446A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Toshiba Corp 無線カードとそれを用いた通信装置及び通信方法
US6687784B2 (en) 2000-12-04 2004-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Controller for controlling nonvolatile memory unit
JP2005122623A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 複合プログラムおよびプログラム処理装置
WO2006098212A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、不揮発性記憶システム、及びデータ書き込み方法
JP2006302315A (ja) * 2003-07-07 2006-11-02 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd 記憶装置および記憶システム
JP2006338083A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Tdk Corp メモリコントローラ
US7818477B2 (en) 2005-03-28 2010-10-19 Panasonic Corporation Storage device with buffer control unit
JP2011258229A (ja) * 2011-08-22 2011-12-22 Toshiba Corp メモリシステム
US8291149B2 (en) 2003-07-07 2012-10-16 Hitachi Ulsi Systems Co., Ltd. Storage device and storage system having a hard disk drive and flash memory

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01274258A (ja) * 1988-04-26 1989-11-02 Nec Corp データ記憶装置の書き込み保証方式
JPH02123443A (ja) * 1988-11-02 1990-05-10 Pioneer Electron Corp 電気機器におけるデータ保護装置
JPH02245954A (ja) * 1989-03-20 1990-10-01 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH0496122A (ja) * 1990-08-09 1992-03-27 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JPH05342115A (ja) * 1992-06-11 1993-12-24 Hitachi Ltd 電源遮断に対するメモリデータ保護装置
JPH0784894A (ja) * 1993-06-25 1995-03-31 Shinko Electric Co Ltd 不揮発性メモリの書き込み方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01274258A (ja) * 1988-04-26 1989-11-02 Nec Corp データ記憶装置の書き込み保証方式
JPH02123443A (ja) * 1988-11-02 1990-05-10 Pioneer Electron Corp 電気機器におけるデータ保護装置
JPH02245954A (ja) * 1989-03-20 1990-10-01 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH0496122A (ja) * 1990-08-09 1992-03-27 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JPH05342115A (ja) * 1992-06-11 1993-12-24 Hitachi Ltd 電源遮断に対するメモリデータ保護装置
JPH0784894A (ja) * 1993-06-25 1995-03-31 Shinko Electric Co Ltd 不揮発性メモリの書き込み方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11288446A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Toshiba Corp 無線カードとそれを用いた通信装置及び通信方法
US6687784B2 (en) 2000-12-04 2004-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Controller for controlling nonvolatile memory unit
JP2006302315A (ja) * 2003-07-07 2006-11-02 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd 記憶装置および記憶システム
US8291149B2 (en) 2003-07-07 2012-10-16 Hitachi Ulsi Systems Co., Ltd. Storage device and storage system having a hard disk drive and flash memory
JP2005122623A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 複合プログラムおよびプログラム処理装置
WO2006098212A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、不揮発性記憶システム、及びデータ書き込み方法
US7702846B2 (en) 2005-03-15 2010-04-20 Panasonic Corporation Memory controller, nonvolatile storage device, nonvolatile storage system, and data writing method
US7818477B2 (en) 2005-03-28 2010-10-19 Panasonic Corporation Storage device with buffer control unit
JP2006338083A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Tdk Corp メモリコントローラ
JP4661369B2 (ja) * 2005-05-31 2011-03-30 Tdk株式会社 メモリコントローラ
JP2011258229A (ja) * 2011-08-22 2011-12-22 Toshiba Corp メモリシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5802551A (en) Method and apparatus for controlling the writing and erasing of information in a memory device
US5611067A (en) Nonvolatile semiconductor memory device having means for selective transfer of memory block contents and for chaining together unused memory blocks
JP3544610B2 (ja) メモリ装置
US7418436B2 (en) Information processing apparatus, memory management apparatus, memory management method, and information processing method
EP0686976B1 (en) Data management system for programming-limited type semiconductor memory and IC memory card having the data management system
US6034897A (en) Space management for managing high capacity nonvolatile memory
US5937424A (en) Method and apparatus for suspending the writing of a nonvolatile semiconductor memory with program suspend command
US6807630B2 (en) Method for fast reinitialization wherein a saved system image of an operating system is transferred into a primary memory from a secondary memory
CN100377120C (zh) 非易失性存储器装置的控制方法
US8327068B2 (en) Memory module, memory controller, nonvolatile storage, nonvolatile storage system, and memory read/write method
US5841699A (en) Storage device and method to detect its degradation
US6883060B1 (en) Microcomputer provided with flash memory and method of storing program into flash memory
JPH10133940A (ja) メモリ装置
GB2297637A (en) Semiconductor disk device
US5619452A (en) Semiconductor disk device with a constant data-writing time period
JPH10124401A (ja) メモリ装置
US6189070B1 (en) Apparatus and method for suspending operation to read code in a nonvolatile writable semiconductor memory
JP2004295865A (ja) 自動ブーティングシステム及び自動ブーティング方法
JPH07200418A (ja) データ記憶装置ならびにその制御方法
JPH08249244A (ja) データ保持回路
JP2001005928A (ja) Icカード
US6091641A (en) Non-volatile memory device and method for the programming of the same
JP3313576B2 (ja) メモリアクセス制御方法及び装置
JPH10240633A (ja) メモリシステム及びメモリカード
JPH05258585A (ja) ファイル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224