JP3280411B2 - ポリエステル系シュリンクフイルム - Google Patents

ポリエステル系シュリンクフイルム

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JP3280411B2
JP3280411B2 JP8746792A JP8746792A JP3280411B2 JP 3280411 B2 JP3280411 B2 JP 3280411B2 JP 8746792 A JP8746792 A JP 8746792A JP 8746792 A JP8746792 A JP 8746792A JP 3280411 B2 JP3280411 B2 JP 3280411B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なポリエステル系シ
ュリンクフイルム、さらに詳しくは、装着時の収縮の不
均一による図柄の歪みやしわなどがなく、仕上がり外観
が良好である上、低温収縮性に優れるため、PETボト
ルなどのプラスチックボトルにおいて、特に内容物を充
てんする前にフイルムを装着するプリラベルにおいて、
ボトルが熱やフイルムの収縮力で変形することのない、
プラスチックボトルやガラスびんなどのラベルやキャッ
プシール、その他包装材料として好適なポリエステル系
シュリンクフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエステル系シュリンクフイル
ムは透明性に優れる上、輸送中や保管中における収縮、
すなわち自然収縮による寸法不足や平面性低下などを生
じないことから、プラスチックボトルやガラスびんなど
に被装し、加熱収縮させて装着するためのラベルやキャ
ップシール、その他の包装材料として注目されつつあ
る。
【0003】そして、必要な熱収縮率を発現させるため
に、ポリエチレンテレフタレートに共重合成分を加えた
り(特開昭63−156833号公報)、ポリエチレン
テレフタレートにそれらの共重合体をブレンドする(特
公昭64−10332号公報)ことなどが、また低温収
縮性を付与するためにポリエステル系共重合体にポリブ
チレンテレフタレートをブレンドする(特開昭59−9
7175号公報)ことなどが試みられている。
【0004】しかしながら、従来のポリエステル系共重
合体やそれとポリエチレンテレフタレートやポリブチレ
ンテレフタレートとのブレンド品から成るポリエステル
系シュリンクフイルムは、これまでシュリンクフイルム
として慣用されているポリ塩化ビニル系やポリスチレン
系のものに比べると、熱収縮率の温度依存性が大きく、
そのガラス転移温度付近で急激な熱収縮率の増加が起こ
るため、装着時に収縮の不均一による図柄の歪みやしわ
などが発生し、仕上がり外観がそこなわれるのを免れな
い上、低温収縮性を保有するものでもその収縮力が強す
ぎるためPETボトルなどのプラスチックボトルにおい
て、特に内容物を充填する前にフイルムを装着するプリ
ラベルの場合、ボトルを変形させたりするという欠点が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のポリエステル系シュリンクフイルムが有する欠点
を克服し、装着時に収縮の不均一による図柄の歪みやし
わなどがなく、仕上がり外観が良好である上、低温収縮
性に優れ、PETボトルなどのプラスチックボトルにお
いて、内容物を充てんする前にフイルムを装着するプリ
ラベルにおいても、ボトルが熱やフイルムの収縮力で変
形することのないポリエステル系シュリンクフイルムを
提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有するポリエステル系シュリンクフイルム
を開発するために、該フイルムの物性改善について鋭意
研究を重ねた結果、特定の組成をもつ混合ジオール成分
とテレフタル酸を主体とするジカルボン酸成分とを重縮
合させて得られるポリエステルと、特定の組成をもつ混
合ジカルボン酸成分とエチレングリコールを主体とする
ジオール成分とを重縮合させて得られるポリエステル
別の特定の組成をもつ混合ジオール成分とテレフタ
ル酸を主体とするジカルボン酸成分とを重縮合させて得
られるポリエステルとを特定の割合で混合したポリエス
テル組成物を成形して得られるフイルムを、少なくとも
一方向に特定の倍率で延伸させて成る特定の熱収縮特性
を有するシュリンクフイルムにより、その目的を達成し
うることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。
【0007】すなわち、本発明は、(A)テレフタル酸
単位80モル%以上、且つテレフタル酸を含む芳香族ジ
カルボン酸成分単位96モル%以上を含むジカルボン酸
成分単位と、エチレングリコール80〜60モル%及び
シクロヘキサンジメタノール20〜40モル%から成る
混合ジオール成分単位とで構成されたポリエステル75
〜55重量%と、(B)テレフタル酸90〜75モル%
及びアジピン酸10〜25モル%から成る混合ジカルボ
ン酸成分単位と、エチレングリコール単位90モル%以
上を含有するジオール成分単位とで構成されたポリエス
テル25〜45重量%とから成り、かつ全ジカルボン酸
成分単位中のアジピン酸成分単位が4〜10モル%であ
ポリエステル混合物100重量部に対して、(C)テ
レフタル酸単位80モル%以上、且つテレフタル酸を含
む芳香族ジカルボン酸成分単位96モル%以上を含む
カルボン酸成分単位と、エチレングリコール77〜70
モル%及びジエチレングリコール23〜30モル%
ら成る混合ジオール成分単位とで構成されたポリエステ
ル2〜10重量部を配合したポリエステル組成物から成
形されたフイルムを、少なくとも一方向に1.5〜8倍
延伸させて成る、一方向の熱収縮率が70℃において3
0%以上100℃において60%以上であり、それと
直角方向の熱収縮率が100℃において10%以下であ
ることを特徴とするポリエステル系シュリンクフイルム
を提供するものである。
【0008】本発明のシュリンクフイルム基材樹脂と
前記(A)成分のポリエステルと(B)成分のポリ
エステルと(C)成分のポリエステルとの混合物が用い
られ、この方が、前記(A)成分のポリエステルと、
(B)成分のポリエステルとの混合物でも、十分に本発
明の目的を達成しうるが、該フイルムを、角型ボトルの
ような良好な仕上がり外観を発現するのにより高度な収
縮性能を必要とするボトルに装着したりする場合など
望ましい
【0009】前記(A)成分ポリエステル及び(C)成
分ポリエステルは、テレフタル酸を主体とするジカルボ
ン酸成分と特定の混合ジオール成分との重縮合反応によ
り、また(B)成分ポリエステルは、特定の混合ジカル
ボン酸成分とエチレングリコールを主体とするジオール
成分との重縮合反応により形成されるものである。
【0010】(A)成分ポリエステル及び(C)成分ポ
リエステルにおけるジカルボン酸成分単位は、テレフタ
ル酸単位80モル%以上且つテレフタル酸を含む芳香
族ジカルボン酸成分単96モル%以上を含むものであ
り、特に、テレフタル酸単位85モル%以上を含むもの
が好ましく、該芳香族ジカルボン酸成分単位98モル%
以上を含むものが好ましい。テレフタル酸単位の割合が
少なくなると、得られるフイルムの機械的強度が低下す
る。またテレフタル酸を含む芳香族ジカルボン酸成分単
位以外のジカルボン酸成分単位、例えば脂肪族ジカルボ
ン酸やポリカルボン酸が4モル%を超えると、ガラス転
移温度の低下やポリエステルの部分的架橋が起こりやす
く、本発明の目的を達成しえないばかりか、延性の低
下を招く傾向がみられる。
【0011】前記ジカルボン酸成分単位中に存在しうる
テレフタル酸単位以外のカルボン酸成分単位としては、
例えばイソフタル酸、ビフェニルジカルボン酸、5‐第
三ブチルイソフタル酸、2,2,6,6‐テトラメチル
ビフェニルジカルボン酸、2,6‐ナフタレンジカルボ
ン酸、1,1,3‐トリメチル‐3‐フェニルインデン
‐4,5‐ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸の単
位、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、1,10‐デカン二酸などの脂肪族ジカル
ボン酸の単位、トリメリット酸、1,2,4,5‐ベン
ゼンテトラカルボン酸などの3官能性以上の多官能性カ
ルボン酸の単位などが挙げられる。
【0012】また(B)成分ポリエステルにおけるジカ
ルボン酸成分単位は、テレフタル酸90〜75モル%、
好ましくは87〜77モル%とアジピン酸10〜25モ
ル%好ましくは13〜23モル%から成るものであっ
て、アジピン酸が10モル%未満であると(A)成分の
ポリエステルとのガラス転移温度の差が25℃未満とな
り装着時に良好な仕上がり外観が得られないし、25モ
ル%を超えるとガラス転移温度が室温と変わらなくなり
かつ結晶化も難しくなるため実質的に使用が困難にな
る。またこのジカルボン酸成分単位中には、前記2成分
単位以外に、ポリエステルの物性に悪影響を及ぼさない
範囲で所望に応じ、他のジカルボン酸成分の単位が含ま
れていてもよい。このようなジカルボン酸成分の単位と
しては、例えば、イソフタル酸、ビフェニルジカルボン
酸、5‐第三ブチルイソフタル酸、2,2,6,6‐テ
トラメチルビフェニルジカルボン酸、2,6‐ナフタレ
ンジカルボン酸、1,1,3‐トリメチル‐3‐フェニ
ルインデン‐4,5‐ジカルボン酸などの芳香族ジカル
ボン酸の単位、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、1,10‐デカン二酸などの脂
肪族ジカルボン酸の単位、トリメリット酸、1,2,
4,5‐ベンゼンテトラカルボン酸などの3官能性以上
の多官能性カルボン酸の単位などが挙げられる。
【0013】一方、前記(A)成分ポリエステルにおけ
るジオール成分単位は、エチレングリコール単位80〜
60モル%、好ましくは75〜65モル%とシクロヘキ
サンジメタノール単位20〜40モル%、好ましくは2
5〜35モル%とから成るものであって、シクロヘキサ
ンジメタノール単位の割合が40モル%を超える場合や
20モル%未満の場合は、結晶性が大きくなり、所望の
熱収縮性が得られない。
【0014】また、このジオール成分単位中には、前記
2成分単位以外に、ポリエステルの物性に悪影響を及ぼ
さない範囲で所望に応じ、他のジオールやポリオール類
の単位が、全ジオール成分単位の量に基づき5モル%以
下、好ましくは3モル%以下の割合で含まれていてもよ
い。前記他のジオールやポリオール類の単位の含有量が
5モル%を超えると該ポリエステルの特異的な非晶性が
そこなわれ、本発明の目的が十分に達せられない。この
ようなジオール類としては、例えばジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4‐ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,6‐ヘキサンジオール、
キシリレングリコールなどを、ポリオール類としてはグ
リセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロ
パンなどを挙げることができる。
【0015】前記(B)成分ポリエステルにおけるジオ
ール成分単位は、エチレングリコール単位を主体とする
もの、すなわちエチレングリコール単位90モル%以
上、好ましくは95モル%以上を含有するものであっ
て、エチレングリコール単位以外にジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4‐ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,6‐ヘキサンジオール、
シクロヘキサンジメタノール、キシリレングリコール、
グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプ
ロパンなどの単位が10モル%未満、好ましくは5モル
%未満の割合で含有していてもよい。
【0016】さらに、前記(C)成分ポリエステルにお
けるジオール成分単位は、エチレングリコール単位77
〜70モル%とジエチレングリコール単位23〜30モ
ル%から成るものであって、ジエチレングリコール単位
が30モル%を超えると、溶融加工中に熱分解を起こし
やすいし、23モル%未満では装着後の仕上がり外観が
このポリエステルを添加しない場合と変わらない。
【0017】また、このジオール成分単位中には、前記
2成分単位以外に、ポリエステルの物性に悪影響を及ぼ
さない範囲で所望に応じ他のジオールやポリオール類の
単位が含まれていてもよい。このようなジオール類とし
ては、例えばプロピレングリコール、1,4‐ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,6‐ヘキサンジ
オール、シクロヘキサンジメタノール、キシリレングリ
コールなどを、ポリオール類としてはグリセリン、ペン
タエリスリトール、トリメチロールプロパンなどを挙げ
ることができる。
【0018】本発明で用いるこれらのポリエステルは、
通常のポリエステルの製造方法に従い、前記ジカルボン
酸成分と混合ジオール成分とを重縮合反応させることに
より、製造することができる。この際、必要ならば、ジ
カルボン酸成分として、ジカルボン酸の反応性官能的誘
導体、例えば酸ハロゲン化物や酸エステルなどを用いる
こともできるし、反応溶媒、縮合剤、触媒などの存在下
で反応させることもできる。本発明で用いるポリエステ
ルの重合度は、特に制限されるものではないが、固有粘
度が0.50〜1.20、好ましくは0.60〜0.9
0の範囲にあるのが望ましい。
【0019】本発明においては、シュリンクフイルムの
基材として前記(A)成分ポリエステル75〜55重量
%、好ましくは72〜58重量%と(B)成分ポリエス
テル25〜45重量%、好ましくは28〜42重量%と
から成る組成物であって、かつその組成物における全ジ
カルボン酸成分単位中のアジピン酸成分単位が4〜10
モル%である2成分系ポリエステル混合物100重量部
に対して(C)成分ポリエステル2〜10重量部、好ま
しくは3〜8重量部を加えた3成分系ポリエステル組成
物が用いられる。
【0020】前記2成分系ポリエステル混合物におい
て、(B)成分ポリエステルの量が25重量%未満では
シュリンクフイルム装着後の仕上がり外観が劣るし、4
5重量%を超えると所望の熱収縮率が得られない。ま
た、該組成物における全ジカルボン酸成分単位中のアジ
ピン酸成分単位が4モル%未満であると低温収縮性に劣
り、70℃における熱収縮率が30%以上にならない
し、10モル%を超えると自然収縮率が大きくなる。
【0021】C)成分ポリエステルの添加量が2重量
部未満では装着後の仕上がり外観がこのポリエステルを
添加しない場合と変わらず、実質上前記2成分系ポリエ
ステル組成物の場合と同一になるし、10重量部を超え
ると均質に延伸することが難しく、かつフイルムの強度
が低下する。
【0022】これらのポリエステル組成物の見掛け上の
ガラス転移温度については特に制限はないが、55〜7
0℃の範囲にあるのが望ましい。
【0023】また、(A)成分のポリエステルのガラス
転移温度と、(B)成分のポリエステルのガラス転移温
度との差は25℃以上、特に、30℃以上であるのが好
ましい。このガラス転移温度の差が25℃未満である
と、実質的に(A)成分と(B)成分を合わせた単一の
共重合体ポリエステルの性能と同一になり、低温収縮性
の発現は可能であっても、装着後に良好な仕上がり外観
が得られないことがある。さらに、(C)成分ポリエス
テルのジエチレングリコール成分単位を、(A)成分ポ
リエステル又は(B)成分ポリエステルあるいはその両
方に含ませることによりポリエステル中のジエチレング
リコール成分の含有量比を前記3成分系ポリエステルと
同一としても、該3成分系ポリエステルと比較すると装
着後の仕上がり外観が劣り、ジエチレングリコール成分
単位を含まない2成分系ポリエステルとほとんど同じで
ある。これらの理由はさだかではないが、非常に微細な
構造におけるある種の不均一性が関与しているのではな
いかと思われる。
【0024】本発明のシュリンクフイルムは、所定の割
合の前記(A)成分ポリエステルと(B)成分ポリエス
テル(C)成分ポリエステルとを溶融混練してポリエ
ステル組成物を調製したのち、成形してフイルムを作成
し、次いでこのフイルムを所定の延伸倍率で延伸処理す
ることにより製造することができる。
【0025】本発明においては、前記ポリエステル組成
物を調製する際に、必要に応じ酸化チタン、微粒子状シ
リカ、カオリン、炭酸カルシウムなどの充てん剤を添加
してもよいし、さらに帯電防止剤、酸化防止剤、光安定
剤、着色剤などを添加してもよい。
【0026】また、該フイルムの成形は、例えば前記ポ
リエステル組成物を乾燥後、220〜300℃の範囲の
温度で溶融押出し、表面温度15〜70℃のキャスティ
ングドラム上に、厚さ100〜500μm程度のフイル
ムを形成させることによって行われる。また延伸処理
は、このようにして得たフイルムを、ガラス転移温度以
上、好ましくはガラス転移温度よりも5〜30℃高い温
度において、少なくとも一方向に1.5〜8倍、好まし
くは2〜6倍延伸することにより行われる。この延伸処
理の後で必要ならば、延伸温度よりも20℃低い温度か
ら20℃高い温度の範囲で、さらに熱処理してもよい。
このようにして、一方向において、70℃の熱収縮率が
30%以上、100℃の熱収縮率が60%以上で、かつ
それと直角方向の熱収縮率が100において10%以
下のシュリンクフイルムが得られるが、横方向の熱収縮
率を70℃で30%以上、100℃で60%以上にする
には、未延伸フイルムをロール式縦延伸機で縦方向に
1.05〜2.0倍延伸し、次いでテンターで横方向に
3〜6倍延伸したのち、熱処理して巻き取るか、あるい
は縦延伸を行わないでテンターで横方向に延伸したの
ち、熱処理して巻き取るのが有利である。
【0027】この場合、ロール式縦延伸機での延伸温度
は、縦方向の加熱収縮率を10%以内にするため、横延
伸温度より高いことが好ましい。
【0028】本発明のポリエステル系シュリンクフイル
ムは、一方向の熱収縮率が70℃において30%以上、
100℃において60%以上、及びそれと直角方向の熱
収縮率が100℃において10%以下であることが必要
である。主収縮方向において、70℃の熱収縮率が30
%未満では、PETボトルなどのプラスチックボトルに
おいて、特に、内容物を充てんする前にフイルムを装着
するプリラベルにおいて、ボトルが熱で変形することな
くかつ良好な仕上がり外観を保持しながら、フイルムを
ボトル形状に沿わして装着することができないし、10
0℃の熱収縮率が60%未満では、70℃からの熱収縮
率の増加が少なすぎるため、装着後の仕上がり外観が劣
る。また、主収縮方向に対し直角の方向における100
℃の熱収縮率が10%を超えると、装着後図柄のずれや
波打ちが生じる。
【0029】さらに、本発明のポリエステル系シュリン
クフイルムは、その主収縮方向の熱収縮カーブにおいて
熱収縮率が1〜20%の範囲にある温度領域(以下低収
縮温度領域とする)が8℃以上、好ましくは10℃以
上、さらに好ましくは12℃以上であるのが望ましい。
装着時の収縮の不均一による図柄の歪みやしわなどがな
く良好な仕上がり外観を発現するためには、その熱収縮
率の温度依存性、特に収縮開始から熱収縮率が20%に
至るまでの間の温度依存性が小さい、言い換えれば、前
記低収縮温度領域が広いことが必要である。低収縮温度
領域が8℃未満では収縮に不均一が生じやすく図柄の歪
みやしわが発生するおそれがあり、好ましくない。ま
た、角型ボトルに装着する場合には、特に装着時の加熱
初期の収縮挙動が緩慢であることが要求されるので、1
2℃以上であることが望ましい。
【0030】また、フイルムの主収縮方向における熱収
縮応力は、80℃において0.9kg/mm2以下、特
に、0.8kg/mm2以下が好ましい。熱収縮応力が
80℃において、0.9kg/mm2を超えるとPET
ボトルなどのプラスチックボトルにおいて、内容物を充
てんする前にフイルムを装着するプリラベルにおいて、
ボトルがフイルムの収縮力で変形したり、はなはだしく
は潰れてしまったりして好ましくない。
【0031】本発明のフイルム厚さは特に限定されるも
のではないが、通常15〜150μm、好ましくは20
〜70μmの範囲で選ばれる。また、フイルムのこしの
強さは、フイルム厚さによって若干前後するが、おおむ
ね主収縮方向に対し直角の方向のヤング率で通常は13
0kg/mm2以上、自動装着機で使用される場合15
0kg/mm2以上であることが望ましい。
【0032】本発明のポリエステル系シュリンクフイル
ムはコロナ放電処理、プラズマ照射処理などの表面処理
や、プライマー処理、静電防止コーティングなどの各種
コーティングを行い、印刷インクの密着性、金属蒸着
性、滑り性、アンチブロッキング性、易シール性、静電
防止性などを改良することもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明のポリエステル系シュリンクフイ
ルムは、低温収縮性に優れ、かつ装着時の収縮の不均一
による図柄の歪みやしわなどがなく仕上がり外観が良好
であるため、PETボトルなどのプラスチックボトルに
おいて、特に内容物を充てんする前にフイルムを装着す
るプリラベルにおいて、ボトルが熱やフイルムの収縮力
で変形することなく装着できるという特性をもつことか
ら、プラスチックボトル特にPETボトルのラベル用シ
ュリンクフイルムとして最適であり、その他のプラスチ
ックボトルやガラスびんのラベルやキャップシール用及
び該特性の効果を発揮しうる広範な包装材料分野におい
て使用しうるものである。
【0034】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0035】なお、各例における熱収縮率、低収縮温度
領域、ヤング率、装着性、ガラス転移温度を以下の方法
に従って求めた。
【0036】(イ)熱収縮率 シュリンクフイルムを100mm角に裁断してサンプル
とし、このサンプルを所定の温度に調整した温水浴中に
30秒間浸せきしたのち、縦又は横の寸法を測定し、そ
れぞれの熱収縮率を
【数1】 に従って求めた。
【0037】(ロ)低収縮温度領域 主収縮方向の収縮開始温度より熱収縮率が20%を超え
る温度まで2℃間隔で熱収縮率を測定し、それにより描
ける収縮カーブが熱収縮率1%及び20%に達する温度
をそれぞれT[1]、T[20]とし、低収縮温度領域
(℃)=T[20]‐T[1]に従って求めた。
【0038】(ハ)ヤング率 シュリンクフイルムを、主収縮方向に対し直角の方向に
長さ120mm、幅10mmに裁断してサンプルとし、
このサンプルを23℃において、チャック間距離50m
m、引張速度5mmに設定されたロードセル式引張試験
機で引張って、この際のS‐Sカーブの初期直線部分の
傾きより、ASTM‐D1894に従って計算により求
める。
【0039】(ニ)装着性 1.5リットル容量の丸型ポリエチレンテレフタレート
製ボトル、及び1リットル容量の角型ポリエチレンテレ
フタレート製ボトルに、それぞれ内容物がまだはいって
いない空の状態で、碁盤目を付けた各シュリンクフイル
ムを主収縮方向を円周方向にして円筒状に形成したもの
を嵌合し、130℃のシュリンクトンネルに5秒間通し
て収縮装着させて、碁盤目の変形程度、しわの有無、ボ
トルの変形などを観察し、次のように評価した。
【0040】○:仕上がり外観に欠点なし、△:仕上が
り外観に一部欠点あり、×:仕上がり外観が全体的に不
良、又は、ボトルが変形。 装着不能:所定の条件下では収縮不足で装着できない。
【0041】(ホ)ガラス転移温度 パーキンエルマー社製DSC測定装置を用い、窒素気流
下、20℃/分の速度で300℃まで昇温後、200℃
/分の速度で20℃まで急冷し、5分後に再び20℃/
分の速度で300℃まで昇温し、その際のガラス転移温
度(中点)を求めた。
【0042】製造例1 ポリエステル重合体Aの製造 ステンレス鋼製オートクレーブに、所定量のテレフタル
酸、エチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール
から成る混合物を装入し、常法に従って、重縮合反応を
行わせ、固有粘度が0.80に達するまで継続すること
により、ガラス転移温度が80℃のポリエステル重合体
Aを製造した。このものは、ジカルボン酸成分単位とし
てテレフタル酸単位100モル%、ジオール成分単位と
してエチレングリコール単位70モル%及びシクロヘキ
サンジメタノール単位30モル%から構成されていた。
【0043】製造例2 ポリエステル重合体B−1の製
造 製造例1と同様にして、ジカルボン酸成分単位としてテ
レフタル酸単位80モル%及びアジピン酸単位20モル
%、ジオール成分単位としてエチレングリコール単位1
00モル%から構成された固有粘度0.70、ガラス転
移温度38℃のポリエステル重合体B−1を製造した。
【0044】製造例3 ポリエステル重合体B−2の製
造 製造例1と同様にして、ジカルボン酸成分単位としてテ
レフタル酸単位85モル%及びアジピン酸単位15モル
%、ジオール成分単位としてエチレングリコール単位1
00モル%から構成された固有粘度0.70、ガラス転
移温度47℃のポリエステル重合体B−2を製造した。
【0045】製造例4 ポリエステル重合体Cの製造 製造例1と同様にして、ジカルボン酸成分単位としてテ
レフタル酸単位100モル%、ジオール成分単位として
エチレングリコール単位75モル%及びジエチレングリ
コール単位25モル%から構成された固有粘度0.7
0、ガラス転移温度55℃のポリエステル重合体Cを製
造した。
【0046】製造例5 ポリエステル重合体Dの製造 製造例1と同様にして、ジカルボン酸成分単位としてテ
レフタル酸単位94モル%及びアジピン酸単位6モル
%、ジオール成分単位としてエチレングリコール単位7
0モル%及びシクロヘキサンジメタノール単位30モル
%から構成された固有粘度0.80、ガラス転移温度6
8℃のポリエステル重合体Dを製造した。
【0047】製造例6 ポリエステル重合体Eの製造 製造例1と同様にして、ジカルボン酸成分単位としてテ
レフタル酸単位94モル%及びアジピン酸単位6モル
%、ジオール成分単位としてエチレングリコール単位7
9モル%、シクロヘキサンジメタノール単位21モル%
から構成される固有粘度0.80、ガラス転移温度64
℃のポリエステル重合体Eを製造した。
【0048】製造例7 ポリエステル重合体Fの製造 製造例1と同様にして、ジカルボン酸成分単位としてテ
レフタル酸単位94モル%及びアジピン酸単位6モル
%、ジオール成分単位としてエチレングリコール単位7
6モル%、シクロヘキサンジメタノール単位21モル
%、ジエチレングリコール単位3モル%から構成される
固有粘度0.80、ガラス転移温度63℃のポリエステ
ル重合体Fを製造した。
【0049】参考例1 ポリエステル重合体A及びB−1を表1に示す割合で混
合、乾燥後、265℃の温度においてTダイを用い、表
面温度35℃のキャスティングドラム上に溶融押出し、
厚さ190μmのフイルムを形成させた。次いで、この
フイルムを80℃の温度でロール式縦延伸機で縦方向に
1.2倍延伸したのち、75℃の温度でテンターにより
横に4.5倍延伸した。この延伸処理したフイルムを、
70℃で10%熱緩和処理を行い、厚さ40μmのシュ
リンクフイルムを得た。このシュリンクフイルムの物性
を表2に示す。
【0050】参考例2、3、比較例1、2 表1に示す種類と量の各ポリエステル重合体を混合後、
参考例1と同様にしてフイルム化し、それぞれそのポリ
エステル混合物の見掛けのガラス転移温度より15℃、
10℃、5℃高い温度で1.2倍縦延伸、4.5倍横延
伸、10%熱緩和処理を行い、厚さ40μmのシュリン
クフイルムを得た。これらのシュリンクフイルムの物性
を表2に示す。
【0051】実施例1、2、比較例3 表1に示す種類と量の各ポリエステル重合体を混合後、
参考例1と同様にしてフイルム化し、それぞれそのポリ
エステル混合物の見掛けのガラス転移温度より15℃、
10℃、5℃高い温度で1.2倍縦延伸、4.5倍横延
伸、10%熱緩和処理を行い、厚さ40μmのシュリン
クフイルムを得た。これらのシュリンクフイルムの物性
を表2に示す。
【0052】比較例4 ポリエステル重合体B−2とDを表1に示す割合で混合
後、参考例1と同様にしてフイルム化し、77℃、72
℃、67℃の温度で1.2倍縦延伸、4.5倍横延伸、
10%熱緩和処理を行い、厚さ40μmのシュリンクフ
イルムを得た。このシュリンクフイルムの物性を表2に
示す。
【0053】比較例5、6 ポリエステル重合体E(比較例5)、ポリエステル重合
体F(比較例6)をそれぞれ参考例1と同様にしてフイ
ルム化し、それぞれガラス転移温度より15℃、10
℃、5℃高い温度で1.2倍縦延伸、4.5倍横延伸、
10%熱緩和処理を行い、厚さ40μmのシュリンクフ
イルムを得た。これらのシュリンクフイルムの物性を表
2に示す。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】この表2より明らかなように、本発明のポ
リエステル系シュリンクフイルムは、低温収縮性に優
れ、かつ装着後の仕上がり外観も良好で、特難しい角
型PETボトルにおいても良好である。それに対し比較
例は、70℃の熱収縮率が30%未満のものは低温収縮
性不足のため装着できず、70℃の熱収縮率が30%以
上であっても、100℃の熱収縮率が60%未満であっ
たり、熱収縮率の収縮開始温度付近の温度依存性、すな
わち低収縮温度領域が8℃未満のものは、装着時に収縮
の不均一による図柄の歪みやしわなどが発生して仕上が
り外観に劣る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 7:00 B29L 7:00 (72)発明者 小山 清雄 アメリカ合衆国 ノース カロライナ 27408 グリーンズボロ ナッチェズ トレイス 1715 (72)発明者 佐谷 昭一 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シー アイ化成株式会社内 (72)発明者 矢部 健次 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シー アイ化成株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−110931(JP,A) 特開 平1−258935(JP,A) 特開 平2−289626(JP,A) 特開 平3−81338(JP,A) 特開 平3−86522(JP,A) 特開 平3−142224(JP,A) 特開 平3−143619(JP,A) 特開 平4−4229(JP,A) 特開 平4−135735(JP,A) 特開 平4−193526(JP,A) 特開 平4−344222(JP,A) 特開 平4−356533(JP,A) 特開 平5−138737(JP,A) 特開 昭57−159618(JP,A) 特開 昭61−203161(JP,A) 特開 昭62−91555(JP,A) 特開 昭62−92826(JP,A) 特開 昭62−121732(JP,A) 特開 昭62−122519(JP,A) 特開 昭63−146940(JP,A) 特開 昭63−150331(JP,A) 特開 昭63−156833(JP,A) 特開 昭63−202429(JP,A) 特開 昭63−222845(JP,A) 特開 昭63−236623(JP,A) 特開 昭63−309424(JP,A) 特開 昭63−139725(JP,A) 特開 平4−193526(JP,A) 特開 昭63−27235(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 55/00 - 55/30 B29C 61/00 - 61/10 B65D 65/00 - 65/46 C08J 5/00 - 5/24 C08L 67/00 - 67/08 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)テレフタル酸単位80モル%以
    上、且つテレフタル酸を含む芳香族ジカルボン酸成分単
    位96モル%以上を含むジカルボン酸成分単位と、エチ
    レングリコール80〜60モル%及びシクロヘキサンジ
    メタノール20〜40モル%から成る混合ジオール成分
    単位とで構成されたポリエステル75〜55重量%と、
    (B)テレフタル酸90〜75モル%及びアジピン酸1
    0〜25モル%から成る混合ジカルボン酸成分単位と
    エチレングリコール単位90モル%以上を含有するジオ
    ール成分単位とで構成されたポリエステル25〜45重
    量%とから成り、かつ全ジカルボン酸成分単位中のアジ
    ピン酸成分単位が4〜10モル%であるポリエステル混
    合物100重量部に対して、(C)テレフタル酸単位8
    0モル%以上、且つテレフタル酸を含む芳香族ジカルボ
    ン酸成分単位96モル%以上を含むジカルボン酸成分単
    位と、エチレングリコール77〜70モル%及びジエチ
    レングリコール23〜30モル%とから成る混合ジオー
    ル成分単位とで構成されたポリエステル2〜10重量部
    を配合したポリエステル組成物から成形されたフイルム
    を、少なくとも一方向に1.5〜8倍延伸させて成る、
    一方向の熱収縮率が70℃において30%以上、100
    ℃において60%以上であり、それと直角方向の熱収縮
    率が100℃において10%以下であることを特徴とす
    るポリエステル系シュリンクフイルム。
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