JP3279764B2 - 二段式振動篩 - Google Patents

二段式振動篩

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JP3279764B2 JP23903593A JP23903593A JP3279764B2 JP 3279764 B2 JP3279764 B2 JP 3279764B2 JP 23903593 A JP23903593 A JP 23903593A JP 23903593 A JP23903593 A JP 23903593A JP 3279764 B2 JP3279764 B2 JP 3279764B2
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有二 西村
昭夫 下村
久雄 犬伏
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、二段式振動篩、特
に、粒塊状物の篩上の粒度分布を、振動篩の篩面を一々
変えることなく容易且つ短時間に調整することができる
二段式振動篩に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粒塊状物、例えば、高炉原料である焼結
鉱、塊鉱石においては、鉱石槽の下部に振動篩を設置
し、操業中における高炉の通気性を阻害する原因となる
小粒および微粉塊鉱石をこれらの高炉原料から除去して
いる。高炉原料であるコークスにおいても、これと同様
の理由によってコークス槽の下部に固定篩を設置して、
小粒および微粉コークスを除去している。
【0003】例えば、コークス工場において一定の品質
および粒度に管理されて製造されたコークスは、図2に
示すように、ベルトコンベア1を乗り継ぎ、コークス槽
2内に装入される。コークス槽2内に装入されたコーク
スは、コークス槽2のコークス排出口の下方に設置され
た固定篩3によって篩分けられて、小粒および微粉コー
クスが除去される。そして、コークス槽下コンベア4お
よびコークス秤量ホッパー5および装入コンベア6を経
て、高炉7内に装入される。
【0004】高炉の炉況が安定している場合には、固定
篩3において、篩目一定で篩分けしたコークスを高炉7
内に装入すれば良いが、炉況が悪化した場合には、高炉
7の通気性を高めるために、高炉7内に装入するコーク
スのサイズを大きくする必要がある。
【0005】従来、コークスのサイズを大きくするに
は、高炉7内へのコークスの装入と装入との合間に、固
定篩3の篩面を、その篩目がより大きいものに取り替え
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、以下のような問題を有していた。 固定篩3の篩面の交換には、多大の労力および時間
を要する。 多種類の篩目の篩面を常時、準備しておく必要があ
り、保全費の上昇の原因となる。 篩目の交換に長時間を要するために、コークスの粒
度変更のタイミングを逸して、炉況回復の遅延の原因と
なる。
【0007】従って、この発明の目的は、粒塊状物の篩
上の粒度分布を、振動篩の篩面を一々変えることなく容
易且つ短時間に調整することができる二段式振動篩を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、一列に並べ
て配置された複数個の振動篩ユニットからなる一次振動
篩と、前記一次振動篩の下方に沿って設置された二次振
動篩とからなり、前記一次振動篩および前記二次振動篩
は、それぞれ同一方向に傾斜しており、前記一次振動篩
の篩目は、下流側ほど粗く形成され、そして、前記二次
振動篩は、前記複数個の振動篩ユニットのうちの少なく
とも1つの下方に位置するように、前記一次振動篩の設
置方向に沿って自在に移動可能であることに特徴を有す
るものである。
【0009】
【作用】上流側から下流側に向けて篩目が粗く形成され
た、複数個の振動篩ユニットからなる一次振動篩の下方
に二次振動篩を設置し、二次振動篩を一次振動篩に沿っ
て移動させれば、篩目の細かい上流側の振動篩ユニット
から、小さい粒径の原料が先に篩い落とされるので、二
次振動篩の篩上の原料中には、小粒および微粉が含まれ
ない。このように、二次振動篩の移動量を単に変えるこ
とによって、二次振動篩の篩上の原料の粒度分布を調整
することができる。
【0010】
【実施例】次に、この発明の二段式振動篩の一実施態様
を、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は、この発明の二段式振動篩の一実施
態様を示す概略断面図である。
【0012】図1において、8は、一次振動篩、そし
て、9は、二次振動篩であり、何れも、上部に原料ホッ
パー10を有するケーシング11内に設置されている。
一次振動篩8は、一列に並べて設置された複数個の振動
篩ユニット8A、8B、8C、8Dからなっている。こ
れらの振動篩ユニット8A、8B、8C、8Dは、一方
向に傾斜して設置され、篩目は、下流側ほど、即ち、8
Aから8Dに向かうほど粗く形成されている。
【0013】二次振動篩9は、一次振動篩8の下方に、
一次振動篩8と同一方向に傾斜して設置され、一次振動
篩8に沿って、図示しない移動手段によって自在に移動
する。12は、一次振動篩8および二次振動篩9に振動
を付与するための振動機、13は、篩上ホッパー、そし
て、14は、篩下シュートである。
【0014】このように構成されている、この発明の二
段式振動篩の機能を、篩分原料としてコークスを例にあ
げて説明する。原料ホッパー10から切り出されたコー
クスは、先ず、一次振動篩8の振動篩ユニット8A、8
B、8C、8Dによって篩い分けられる。例えば、二次
振動篩9が全ての振動篩ユニット8A、8B、8C、8
Dの下方に位置している場合において、粒径の小さなコ
ークスは、上流側(8A側)の振動篩ユニットから、そ
して、粒径の大きなコークスは、下流側(8D)の振動
篩ユニットから二次振動篩9上に落ちる。更に、最大篩
目サイズの振動篩ユニット8Dの篩上コークスおよび二
次振動篩9の篩上コークスは、共に篩上ホッパー13に
装入され、高炉に輸送される。一方、二次振動篩9の篩
下コークスは、篩下シュート14に落とされ、返鉱とし
て処理される。
【0015】高炉7内に装入するコークスのサイズを大
きくする場合には、二次振動篩9を下流側に向けて移動
させる。これによって、上流側の振動篩ユニット(この
例では、8A、8B)の下方に二次振動篩9が位置しな
いことになる。これによって、原料ホッパー10から切
り出されたコークスのうち、粒径の小さいものは、二次
振動篩9上には乗らず、振動篩ユニット8A、8Bから
そのまま篩下シュート14に落とされ、返鉱として処理
される。従って、篩上ホッパー13には、粒径の大きな
コークスが装入されることになる。
【0016】このように、二次振動篩9の移動量を変え
るのみで、篩上ホッパー13に装入されるコークスの粒
度分布を調整することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、異なる篩目を有する振動篩ユニットを複数個、一列
に並べたものからなる一次振動篩の下方に、二次振動篩
を設置し、二次振動篩を一次振動篩に沿って移動させる
ことによって、二次振動篩の篩上の粒塊状物の粒度分布
を、振動篩の篩面を一々交換することなく、容易且つ短
時間に変えることができるといった有用な効果がもたら
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の二段式振動篩の一実施態様を示す概
略断面図である。
【図2】従来の、高炉への高炉原料の装入法を示す概略
説明図である。
【符号の説明】
1:ベルトコンベア、 2:コークス槽、 3:固定篩、 4:コークス槽下コンベア、 5:コークス秤量コンベア、 6:装入コンベア、 7:高炉、 8:一次振動篩、 9:二次振動篩、 10:原料ホッパー、 11:ケーシング、 12:振動機、 13:篩上ホッパー、 14:篩下ホッパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 犬伏 久雄 神奈川県川崎市川崎区池上新町3丁目4 番3号 鋼管機械工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−11468(JP,U) 実開 昭51−143279(JP,U) 実開 昭52−117510(JP,U) 実開 昭60−179376(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一列に並べて配置された複数個の振動篩ユ
    ニットからなる一次振動篩と、前記一次振動篩の下方に
    沿って設置された二次振動篩とからなり、前記一次振動
    篩および前記二次振動篩は、それぞれ同一方向に傾斜し
    ており、前記一次振動篩の篩目は、下流側ほど粗く形成
    され、そして、前記二次振動篩は、前記複数個の振動篩
    ユニットのうちの少なくとも1つの下方に位置するよう
    に、前記一次振動篩の設置方向に沿って自在に移動可能
    であることを特徴とする二段式振動篩。
JP23903593A 1993-08-31 1993-08-31 二段式振動篩 Expired - Fee Related JP3279764B2 (ja)

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