JP3279716B2 - 蒸着プラスチックフィルムにより箔押しイメージの印刷効果を出す方法 - Google Patents
蒸着プラスチックフィルムにより箔押しイメージの印刷効果を出す方法Info
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Description
ルムにより箔押しイメージの印刷効果を出す方法に関す
る。
印刷、すなわちメタリックイメージを出す方法としては
次のようなものがある。
ージをつくる方法。
施し、メタリックイメージ部分だけにインキをつけずに
窓開けを行うか、このメタリックイメージ部分だけに透
明インキを使用し、後から蒸着フィルムを貼り合わせて
メタリックイメージをつくる蒸着フィルム貼合法。
別工程で箔押し印刷を施してメタリックイメージをつく
る方法。
ルムに印刷し、後に蒸着・水洗いを行って部分蒸着する
シーライト加工法。
不透明インキを印刷し、酸で蒸着を溶かし流して部分的
に蒸着を残すパスタ加工法。
においては、次のような欠点がある。
ある真のメタリックな感じを持つものにはならない。ま
た、蒸着フィルム貼合法、または、シーライト・パスタ
ー加工では、積層にするため割高になり、フィルムのも
つ腰等の風合いも変わってしまう。さらに、フィルム越
しに蒸着を見るため箔押しイメージが薄れてしまう。箔
押し印刷法は、作業スピードが遅くこれが価格を割高に
する原因となっている。更に、熱収縮フィルム(熱収縮
性プラスチックフィルムとして、ポリ塩化ビニル・ポリ
プロピレン・ポリスチレン・ポリエチレンテレフタレー
ト等がある。)に箔押し印刷を施す時、熱を加えて箔押
しスタンプするため、フィルムが収縮する危険性があ
り、温度管理が非常に難しくなる。
を有し、安価に加工できる蒸着フィルムにより箔押し印
刷効果を出す方法を提案することである。
ムにより箔押し印刷効果を出す方法は次のとおりであ
る。
インキを用いて箔押しイメージの図柄を印刷する、次
に、前記蒸着プラスチックフィルムの裏面に各色インキ
を用いて箔押しイメージの図柄を印刷すると共に、この
図柄を印刷した裏面全体に白色インキを用いて裏刷りを
行う、次に、前記蒸着プラスチックフィルムの酸洗いを
行って透明インキを用いて印刷を施した箔押しイメージ
の図柄の蒸着部分だけを蒸着プラスチックフィルム面に
残す、次に、前記白色インキを用いて行った裏刷り面全
体にシーラントフィルムを貼り合わせる、ことを特徴と
する蒸着プラスチックフィルムにより箔押しイメージの
印刷効果を出す方法。
ア印刷或いはオフセット印刷等により箔押しイメージの
図柄(文字を含む)を印刷する。
に裏刷りを行う。この裏刷りもグラビア或いはオフセッ
ト印刷で行うことができる。次に、弗化水素酸等を用い
て酸洗いを行うことにより、蒸着面に図柄だけを残す。
これを、蒸着面側から見た場合、箔押しイメージとな
る。
ジの印刷効果を出す方法を説明する。但し、図中14は
蒸着金属層、15はポリエステルフィルム、16は白イ
ンキ、17、18、19は各色インキ、20、21は透
明インキ(メジウム、透明黄インキ等)、22はシーラ
ントフィルム(ポリエチレン等)、23、28、29は
ヒートシール部(インキ無し透明部)、24、26はメ
タリック調部(透明インキ部)、25は各色インキ、2
7は白インキであって、次の方法により加工を行う。
ル・スズ・クロム、亜鉛等を用いて蒸着金属層14を形
成したポリエステルフィルム15の蒸着金属層14と反
対側(裏面)にグラビア印刷により箔押しイメージの図
柄である各色インキ17、18、19を印刷すると共に
この上に白色インキで裏刷りを行う(図1)。次に、こ
のフィルムを裏返して蒸着金属層14の上に透明インキ
20、21を用いて箔押しイメージの図柄を印刷する
(図2)。次に弗化水素酸により酸洗いを行って透明イ
ンキ20、21部分以外の蒸着金属層を洗い取る(図
3)。次に白色インキ16の表面に必要に応じてシーラ
ントフィルム22を貼り合わせる。
程は逆になってもよく、本発明ではこの順番は限定され
ない。
て製袋したピロー袋を示すもので、外観には、真の箔押
しイメージが現れている。
て箔押しイメージを出すことができるので、生産性は高
く、加工費は安い。又、箔押しイメージは、その色彩及
びエッジングを含めて、極めて奇麗な仕上りとなる。
施した状態の説明図。
の図柄印刷を施した状態の説明図。
状態の説明図。
明図。
部) 24、26 メタリック調部(透明インキ部) 25 各色インキ 27 白インキ
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸着プラスチックフィルムの蒸着面に透
明インキを用いて箔押しイメージの図柄を印刷する、 次に、前記蒸着プラスチックフィルムの裏面に各色イン
キを用いて箔押しイメージの図柄を印刷すると共に、こ
の図柄を印刷した裏面全体に白色インキを用いて裏刷り
を行う、 次に、前記蒸着プラスチックフィルムの酸洗いを行って
透明インキを用いて印刷を施した箔押しイメージの図柄
の蒸着部分だけを蒸着プラスチックフィルム面に残す、次に、前記白色インキを用いて行った裏刷り面全体にシ
ーラントフィルムを貼り合わせる、 ことを特徴とする蒸着プラスチックフィルムにより箔押
しイメージの印刷効果を出す方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09308993A JP3279716B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 蒸着プラスチックフィルムにより箔押しイメージの印刷効果を出す方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09308993A JP3279716B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 蒸着プラスチックフィルムにより箔押しイメージの印刷効果を出す方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297898A JPH06297898A (ja) | 1994-10-25 |
JP3279716B2 true JP3279716B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=14072804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09308993A Expired - Fee Related JP3279716B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 蒸着プラスチックフィルムにより箔押しイメージの印刷効果を出す方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279716B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP09308993A patent/JP3279716B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06297898A (ja) | 1994-10-25 |
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