JPH0335548Y2 - - Google Patents
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- JPH0335548Y2 JPH0335548Y2 JP1983155985U JP15598583U JPH0335548Y2 JP H0335548 Y2 JPH0335548 Y2 JP H0335548Y2 JP 1983155985 U JP1983155985 U JP 1983155985U JP 15598583 U JP15598583 U JP 15598583U JP H0335548 Y2 JPH0335548 Y2 JP H0335548Y2
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- printing
- plastic
- packaging material
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- Expired
Links
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Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は包装材料、特にビデオカセツトケー
ス等の製造に適したプラスチツクケース用包装材
料に関する。
ス等の製造に適したプラスチツクケース用包装材
料に関する。
従来、カセツトケース、たとえばビデオ用のも
のは厚み0.7〜1.0mmのポリプロピレンシートに印
刷等により表面意匠を施したのち、これを打抜
き、筋押し、製函の工程を経て製造されている。
しかも表面意匠としての印刷はポリプロピレンシ
ートが印刷適性に乏しいため、スクリーン印刷も
しくはオフセツト印刷によつておこなわれてい
た。
のは厚み0.7〜1.0mmのポリプロピレンシートに印
刷等により表面意匠を施したのち、これを打抜
き、筋押し、製函の工程を経て製造されている。
しかも表面意匠としての印刷はポリプロピレンシ
ートが印刷適性に乏しいため、スクリーン印刷も
しくはオフセツト印刷によつておこなわれてい
た。
しかし、この従来のカセツトケースは印刷がス
クリーン印刷による場合は調子刷が不可能なため
単調な印刷しか得られず、また、オフセツト印刷
による場合は通常、下地処理を必要とするが、下
地材料のポツトライフが短く作業工程が煩雑とな
るなどの問題があり、さらに筋押し部にインキ層
が存在する印刷を施した場合は筋押し工程の熱、
圧力によりインキ層が滲み出し、カセツト内部に
浸透するおそれもある。そのほか、表刷のためコ
スト高で作業性の悪いインキを必要としたり、印
刷不良を生じたりするなどの問題もあつた。
クリーン印刷による場合は調子刷が不可能なため
単調な印刷しか得られず、また、オフセツト印刷
による場合は通常、下地処理を必要とするが、下
地材料のポツトライフが短く作業工程が煩雑とな
るなどの問題があり、さらに筋押し部にインキ層
が存在する印刷を施した場合は筋押し工程の熱、
圧力によりインキ層が滲み出し、カセツト内部に
浸透するおそれもある。そのほか、表刷のためコ
スト高で作業性の悪いインキを必要としたり、印
刷不良を生じたりするなどの問題もあつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、グラビア印刷等により調子刷が可能であ
り、安価で作業効率の高いインキを使用すること
ができ、筋押しによる上述の如き不都合もなく、
印刷層の保護効果の高い包装材料を提供すること
を目的とする。
つて、グラビア印刷等により調子刷が可能であ
り、安価で作業効率の高いインキを使用すること
ができ、筋押しによる上述の如き不都合もなく、
印刷層の保護効果の高い包装材料を提供すること
を目的とする。
すなわち、この考案は一主面に印刷を施した厚
さ20−50μmの二軸延伸ポリオレフインフイルム
等のプラスチツクフイルムと、該主面上に接着剤
を介して積層された前記プラスチツクフイルムと
熱収縮、熱膨脹が同等の厚さ0.7−1.0mmのポリオ
レフインシート等のプラスチツクシートとを具備
してなるプラスチツクケース用包装材料を提供す
るものである。
さ20−50μmの二軸延伸ポリオレフインフイルム
等のプラスチツクフイルムと、該主面上に接着剤
を介して積層された前記プラスチツクフイルムと
熱収縮、熱膨脹が同等の厚さ0.7−1.0mmのポリオ
レフインシート等のプラスチツクシートとを具備
してなるプラスチツクケース用包装材料を提供す
るものである。
以下、この考案を図示の具体例を参照して説明
する。
する。
図中、1は透明又は半透明の二軸延伸ポリオレ
フインフイルム(厚さ、たとえば20〜50μm)で
あつて、その一主面(図中、下面)にインキ層2
および金属蒸着層3が形成されている。このイン
キ層2は任意の印刷手段、たとえばスクリーン印
刷、オフセツト印刷に限らず、グラビア印刷、た
とえば輪転式グラビア印刷等によつて形成するこ
とができる。これは被印刷物が印刷適正の良好な
二軸延伸ポリオレフインフイルムからなるためで
ある。金属蒸着層3は化学的又は物理的蒸着法に
よつて形成することができる。
フインフイルム(厚さ、たとえば20〜50μm)で
あつて、その一主面(図中、下面)にインキ層2
および金属蒸着層3が形成されている。このイン
キ層2は任意の印刷手段、たとえばスクリーン印
刷、オフセツト印刷に限らず、グラビア印刷、た
とえば輪転式グラビア印刷等によつて形成するこ
とができる。これは被印刷物が印刷適正の良好な
二軸延伸ポリオレフインフイルムからなるためで
ある。金属蒸着層3は化学的又は物理的蒸着法に
よつて形成することができる。
このインキ層2および金属蒸着層3からなる印
刷面(すなわち、本考案においては金属蒸着層も
印刷の一種として含める)に適当な接着剤4を介
して前記二軸延伸ポリオレフインフイルム1と熱
収縮、熱膨脹が同等のポリオレフインシート(た
とえば、厚み0.7〜1.0mm)5を積層、貼着して包
装材料が完成される。このポリオレフインシート
5は通常、包装ケースの内側にくるように組立て
られるものであるから透明のものに限らず半透明
又は不透明のものであつてもよい。
刷面(すなわち、本考案においては金属蒸着層も
印刷の一種として含める)に適当な接着剤4を介
して前記二軸延伸ポリオレフインフイルム1と熱
収縮、熱膨脹が同等のポリオレフインシート(た
とえば、厚み0.7〜1.0mm)5を積層、貼着して包
装材料が完成される。このポリオレフインシート
5は通常、包装ケースの内側にくるように組立て
られるものであるから透明のものに限らず半透明
又は不透明のものであつてもよい。
なお、本明細書でポリオレフインとはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブチレン等を意味す
る。
レン、ポリプロピレン、ポリブチレン等を意味す
る。
以上の如く、本考案によれば、プラスチツクケ
ース用包装材料は二軸延伸ポリオレフインフイル
ムに印刷を施し、この印刷面を内側にして前記二
軸延伸ポリオレフインフイルムを熱収縮、熱膨脹
が同等のポリオレフインシートに貼着して構成さ
れているから、積層した後のシートの反り、接着
からの剥がれがなく、印刷面がポリオレフイン層
間に保護され、したがつて安価で作業能率の高い
インキを用いることができ、しかもグラビア印刷
等により多色印刷はもちろん、調子刷も可能とな
り、かつ筋押しによる印刷面の損傷のおそれもな
い。
ース用包装材料は二軸延伸ポリオレフインフイル
ムに印刷を施し、この印刷面を内側にして前記二
軸延伸ポリオレフインフイルムを熱収縮、熱膨脹
が同等のポリオレフインシートに貼着して構成さ
れているから、積層した後のシートの反り、接着
からの剥がれがなく、印刷面がポリオレフイン層
間に保護され、したがつて安価で作業能率の高い
インキを用いることができ、しかもグラビア印刷
等により多色印刷はもちろん、調子刷も可能とな
り、かつ筋押しによる印刷面の損傷のおそれもな
い。
さらに、全面又は部分的印刷及び金属蒸着が可
能なため、ホツトスタンプ作業の合理化を図るこ
ともでき、基材として透明なポリオレフインシー
トを用いることにより窓付きのカセツトケース等
を製造することもできる。
能なため、ホツトスタンプ作業の合理化を図るこ
ともでき、基材として透明なポリオレフインシー
トを用いることにより窓付きのカセツトケース等
を製造することもできる。
実施例
厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフイルム
に4色の調子刷をグラビア印刷にておこなつた。
なお、インキはLPMAX(商標、東洋インキ(株)製)
を使用した。ついで、この得られた刷本のインキ
面へアルミニウム蒸着を全面に施した。次に、こ
のアルミニウム蒸着面上に接着剤(AD305(商
標)東洋モートン(株)製)を介して透明ポリプロピ
レンシート(厚み0.8mm)を積層し、40℃で24時
間を要して硬化させたのち、所望の寸法で打抜
き、ついで筋押しを70℃、10Kg/cm2の条件でおこ
なつたのち、製函した。
に4色の調子刷をグラビア印刷にておこなつた。
なお、インキはLPMAX(商標、東洋インキ(株)製)
を使用した。ついで、この得られた刷本のインキ
面へアルミニウム蒸着を全面に施した。次に、こ
のアルミニウム蒸着面上に接着剤(AD305(商
標)東洋モートン(株)製)を介して透明ポリプロピ
レンシート(厚み0.8mm)を積層し、40℃で24時
間を要して硬化させたのち、所望の寸法で打抜
き、ついで筋押しを70℃、10Kg/cm2の条件でおこ
なつたのち、製函した。
図面は本考案に係わる包装材料の断面図であ
る。 1……二軸延伸ポリオレフインフイルム、2…
…インキ層、3……金属蒸着層、4……接着剤、
5……ポリオレフインシート。
る。 1……二軸延伸ポリオレフインフイルム、2…
…インキ層、3……金属蒸着層、4……接着剤、
5……ポリオレフインシート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一主面に印刷を施した厚さ20−50μmの二軸
延伸ポリオレフインのプラスチツクフイルム
と、該主面上に接着剤を介して貼着、積層され
た前記プラスチツクフイルムと熱収縮、熱膨脹
が同等の厚さ0.7−1.0mmのプラスチツクシート
とを具備して成るプラスチツクケース用包装材
料。 (2) 印刷がグラビア印刷である実用新案登録請求
の範囲第1項記載のプラスチツク用包装材料。 (3) 印刷がグラビア印刷と金属蒸着層とから形成
されている実用新案登録請求の範囲第1項のプ
ラスチツクケース用包装材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15598583U JPS6062939U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15598583U JPS6062939U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 包装材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6062939U JPS6062939U (ja) | 1985-05-02 |
JPH0335548Y2 true JPH0335548Y2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=30344329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15598583U Granted JPS6062939U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 包装材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6062939U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353876Y2 (ja) * | 1986-02-17 | 1991-11-26 | ||
JPH0353877Y2 (ja) * | 1986-02-22 | 1991-11-26 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329382A (en) * | 1976-08-31 | 1978-03-18 | Unitika Ltd | Preparation of printed laminate film |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP15598583U patent/JPS6062939U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329382A (en) * | 1976-08-31 | 1978-03-18 | Unitika Ltd | Preparation of printed laminate film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6062939U (ja) | 1985-05-02 |
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