JPH0335549Y2 - - Google Patents

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JPH0335549Y2
JPH0335549Y2 JP7895283U JP7895283U JPH0335549Y2 JP H0335549 Y2 JPH0335549 Y2 JP H0335549Y2 JP 7895283 U JP7895283 U JP 7895283U JP 7895283 U JP7895283 U JP 7895283U JP H0335549 Y2 JPH0335549 Y2 JP H0335549Y2
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JP
Japan
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insulating film
double
sided adhesive
slit
separate paper
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JP7895283U
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JPS59184633U (ja
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Publication of JPH0335549Y2 publication Critical patent/JPH0335549Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシールド層を備え、キーボードスイツ
チ等の、キーの操作面に貼設される文字シート用
の積層板に関する。
この種の従来の積層板は裏面に文字が印刷され
た透光性基材の裏面部に、両面が絶縁性のフイル
ムで覆われたアルミ箔を接着していた。この場
合、透光性基材およびアルミ箔間に配置される絶
縁性フイルムにはアルミニウムの蒸着が施こされ
るとともにヘアライン加工がなされ、外観的には
このアルミニウムの蒸着膜上に文字が浮きでてい
る。また、アルミ箔は静電対策用のシールド層と
して設けられたもので、何等かの方法でこれを接
地しなければならない。
周知の如く、かかる積層板は両面接着テープ等
によつて一体化が図られることが多く、アルミ箔
を接地するには接着面を剥してアルミ箔のみが残
るように他を切除して導電端子を形成するという
極めて厄介な作業を余儀なくされていた。
本考案は上記事情を考慮してなされたもので、
導電端子の導出が極めて容易な文字シート用の積
層板の提供を目的とする。
以下添付図面を参照して本考案の一実施例につ
いて説明する。
本考案に係る文字シート用の積層板は第1図
a,bにその全体の構成を、第2図に製造の手順
を示すように、先ず、透光性基材1の裏面に文
字、図柄等の印刷パターン2が印刷され(第2図
a)、次にアルミが蒸着されるとともにヘアライ
ン加工がなされたポリエチレン製のフイルム(以
下絶縁性フイルムという)3が接着剤3aによつ
て透光性基材1の裏面部に接着される。(第2図
b) 次に、絶縁性フイルム3の裏面部に、接着層4
a,4bおよびセパレート紙4cを有する両面接
着形絶縁フイルム4が貼り付けられ(第2図c)、
続いて導電端子を導出する位置に、透光性基材
1、絶縁性フイルム3および両面接着形絶縁フイ
ルム4を貫通するスリツト10が設けられる。
次にスリツト10の両端より、ちようど導電端
子の大きさに合致するように、セパレート紙4c
に通常半抜き加工と呼ばれる方法によつて切込み
線11が設けられ(第2図e)、ここで、切込み
線11の外側に位置するセパレート紙4cを剥す
と、切込み線11の内側に位置するセパレート紙
4Aが残る(第2図f)。
さらにこの面にアルミ箔5を載置すると透光性
基材1、絶縁性フイルム3およびアルミ箔5が両
面接着形絶縁フイルム4を介して一体化される
(第2図g)。
次に、接着層8aを有する片面接着形フイルム
8がアルミ箔5の上に貼着される(第2図h)。
次に、セパレート紙4Aに対応する片面接着形
フイルム8の裏面部には非接着性のインク6が印
刷され、続いてこの面に接着層7a,7bおよび
セパレート紙7cを有する両面接着形絶縁性フイ
ルム7が貼り付けられる(第2図i)。
このようにして文字シート用の積層材が形成さ
れるが、ここで、第1図bの一点鎖線Aで示す位
置、すなわちスリツト10の両端を延長した部位
と、セパレート紙4Aおよびインク6の端縁部と
をそれぞれ切断すると同時に、キーボードの特殊
なスイツチ若しくは表示器等を文字シートの表面
に突出させるための角穴13を設けると第2図j
に示した形状のものが得られる。
このとき、セパレート紙4Aの部分に積層され
た透光性基材と、絶縁性フイルム3と、両面接着
形絶縁フイルム4とが剥れ落ち、また、非接着性
インク6が印刷された部分の両面接着形絶縁性フ
イルム7Aを第2図kに示すように極めて容易に
剥がすことができる。
しかして、非接着性インク6が印刷された部分
に対応する両面接着形絶縁性フイルム7の部分7
Aを切り取ると、この切り取られた部分に対応す
るアルミ箔5の部分が、その裏面に片面接着形フ
イルム8を貼着しさらにその裏面に非接着性イン
ク6を印刷してある導電端子5Aとして突出形成
される。
なお、上記実施例では、導電端子5Aの大きさ
に合わせてスリツト11の幅、切込み12および
非接着性のインク6の大きさを定めたが、第2図
iに示した如く断裁される場合には、この断裁さ
れる部分に食み出す大きさであつても上述したと
同様な結果が得られる。
以上の説明によつて明らかな如く、本考案の文
字シート用の積層板によれば、極めて薄い板材を
両面接着形絶縁フイルム等によつて接着したもの
を再度剥がすという不合理且つ、厄介な作業工程
を避けた導電端子の形成が可能になるという優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案に係る文字シート用の積
層材の一実施例の構成を示す断面図、おび平面
図、第2図a〜kは同実施例の詳細な構成を説明
するために、その製造手順を示した斜視図であ
る。 1……透光性基材、2……印刷パターン、3…
…絶縁フイルム、4……両面接着形絶縁フイル
ム、4A……セパレート紙、5……アルミ箔、6
……非接着性インク、7……両面接着形絶縁性フ
イルム、8……片面接着形フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールド層を備え、その一部を延設して導電端
    子を形成する文字シートを作成するための文字シ
    ート用の積層板に於て、表面より読める文字、図
    形等が裏面より印刷され、前記導電端子の基部に
    相当する部分にスリツトが設けられた可撓性透光
    材料による基材と、両面に接着剤層を有し、その
    表面で前記基材に貼着され、裏面がセパレート紙
    で覆われていて前記基材のスリツトと同一のスリ
    ツトを備え、そのセパレート紙が前記導電端子対
    応部分を囲繞して前記スリツトに達する切込み線
    を有し、このスリツトと切込み線とで囲繞される
    部分を残してセパレート紙が除去された両面接着
    形絶縁フイルムと、この両面接着形絶縁フイルム
    にその表面が貼着され、その裏面の前記導電端子
    対応部分に非接着性の印刷が施された金属箔層
    と、両面に接着剤層を有し、その表面で前記金属
    箔層に貼着され、裏面がセパレート紙で覆われて
    いる両面接着形絶縁フイルムとを積層して成る文
    字シート用の積層板。
JP7895283U 1983-05-27 1983-05-27 文字シ−ト用の積層板 Granted JPS59184633U (ja)

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JP7895283U JPS59184633U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 文字シ−ト用の積層板

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JP7895283U JPS59184633U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 文字シ−ト用の積層板

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JPS59184633U JPS59184633U (ja) 1984-12-08
JPH0335549Y2 true JPH0335549Y2 (ja) 1991-07-29

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JP7895283U Granted JPS59184633U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 文字シ−ト用の積層板

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JPS59184633U (ja) 1984-12-08

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