JP2571223B2 - 表示シ−トおよびその製造方法 - Google Patents

表示シ−トおよびその製造方法

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JP2571223B2 JP62065985A JP6598587A JP2571223B2 JP 2571223 B2 JP2571223 B2 JP 2571223B2 JP 62065985 A JP62065985 A JP 62065985A JP 6598587 A JP6598587 A JP 6598587A JP 2571223 B2 JP2571223 B2 JP 2571223B2
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    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B38/00Ancillary operations in connection with laminating processes
    • B32B38/14Printing or colouring

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、メンブレンスイッチ等の表面に用いられる
ディスプレイ部を有する静電気防止層付表示シートおよ
びその製造方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 第7図に示すように、一般に、メンブレンスイッチ1
は、ディスプレイ部2を有する表示シート3と、ディス
プレイ部2に所定の表示を行うディスプレイ装置8と、
第1,第2回路シート4,5と、これら回路シート4,5を適宜
絶縁する絶縁シート6と、これらシート3,4,5,6が積層
して貼着される基板7とから成る。このような表示シー
ト3における表示ボタン9を押圧することによって、第
1,第2回路4,5が適宜通電するようになっている。
このようなメンブレンスイッチ1の表面に用いられる
表示シート3は、メンブレンスイッチ以外の各種電気機
器にも数多く用いられている。
このような表示シート3の断面形状は第8図に示すよ
うになっている。第8図に示すように、表示シート3
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエス
テル樹脂またはその他の合成樹脂製のシート状透明基材
10の片面(裏面)に表示印刷用のインキ層11が積層して
ある。このインキ層11によって、第7図に示すような表
示ボタン9が裏面から印刷される。
このインキ層11の上には、粘着剤12を介して、PET等
から成る絶縁シート13およびアルミニウム箔等から成る
導電性金属箔14を付着積層してある。
このような表示シート3を製造する場合には、従来で
は次のようにして行っていた。
まず、連続シート状の透明基材の片面にパターン印刷
にて任意の図柄を印刷しインキ層を形成し、これを乾燥
させる。このような透明基材を各単体ごとに切断したも
のが第9図に示す透明基材10である。
これと別工程で、第9図に示す静電気防止シート15を
形成する。この静電気防止シート15は、静電気防止層を
構成し、導電性金属箔14と絶縁シート13と粘着剤12とを
積層したものであり、ディスプレイ部2に対応する位置
に内抜き部16を形成してある。
このような静電気防止シート15を、インキ層11が形成
された透明基材10に貼着して表示シート3を形成するに
は、従来では、静電気防止シート15の内抜き部16と透明
基材10のディスプレイ部2とを位置合せしながら、人手
により貼り付けるようにしていた。このような作業を自
動化するには、位置合せ用のセンサ等を備えた高価なロ
ボット等を用いる必要があり、製造コストが増大する虞
れがあった。
発明の目的 本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、人手によらず簡単かつ安価な装置で低コストで多量
に製造することのできる表示シートおよびその製造方法
を提供することを目的とする。
発明の概要 かかる目的を達成するために、本発明に係る表示シー
トは、透明基板の片面に表示印刷を施し、この表示印刷
が施された透明基材の片面に、静電気防止層を、ディス
プレイ部以外に設けてなる表示シートにおいて、 前記静電気防止層を、前記表示印刷が施された透明基
材の片面におけるディスプレイ部近傍以外の領域に貼着
される静電気防止シートと、前記ディスプレイ部近傍の
領域に当該ディスプレイを除いて前記静電気防止シート
に接触するようにパターン印刷される導電性インキ層と
から構成したことを特徴としている。
また、このような表示シートを製造するため、本発明
は、透明基材の片面に表示印刷を施し、この表示印刷が
施された透明基材の片面に、静電気防止層を、ディスプ
レイ部以外に設けてなる表示シートの製造方法におい
て、 前記表示印刷が施された透明基材の片面におけるディ
スプレイ部近傍以外の領域に静電気防止シートを貼着す
るシート貼着工程と、 前記ディスプレイ部近傍の領域に当該ディスプレイを
除いて前記静電気防止シートに接触するように導電性イ
ンキをパターン印刷するパターン印刷工程とから成る表
示シートの製造方法を提供する。
このような本発明に係る表示シートおよびその製造方
法によれば、静電気防止層を、静電気防止シートと導電
性インキとから構成し、ディスプレイ部近傍は導電性イ
ンキをパターン印刷することで静電気を防止するように
したので、静電気防止シートを厳密に位置合せすること
なく透明基材に機械的に貼着することが可能になる。
発明の具体的説明 以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る表示シートの要部断面図、第2
図は本発明に係る表示シートの製造過程を示す概略図、
第3図(A)〜(D)はそれぞれ第2図に示すA〜D矢
視図、第4図は第3図(B)のIV−IV線に沿う断面図、
第5図は第3図(D)のV−V線に沿う断面図、第6図
は本発明の他の実施例に係る製造過程を示す斜視図であ
る。
第1図に示すように、本発明の一実施例に係る表示シ
ート20は、ポリエチレンテレフタレイト(PET)等のポ
リエステル樹脂またはその他の合成樹脂等から成るシー
ト状の透明基材10の片面(裏面)に印刷表示用のインキ
層11がパターン印刷等で施してある。このインキ層11に
よって、透明基板11の表面側から、第7図に示すような
表示スイッチ9やディスプレイ部2が見えるようになっ
ている。
このような表示シート20は一般に電気回路の表面に装
着されることから、この表示シート20の裏面側には静電
気防止層21が形成してある。特に本発明では、この静電
気防止層21を、静電気防止シート22と導電インキ層23と
から構成している。
静電気防止シート22は、アルミニウム箔等の導電性金
属箔14とPET等から成る絶縁シート13と粘着剤12とをこ
の順で積層したものである。このような静電気防止シー
ト22は、インキ層11により表示印刷が施された透明基材
10におけるディスプレイ部2近傍以外の領域に粘着され
る。
導電性インキ層23は、ディスプレイ部2近傍に形成さ
れ、ポリエステル系−液カーボンインキまたはその他の
導電性インキを5〜30μm程の厚さでパターン印刷した
ものである。特に本実施例では、この導電性インキ層23
とディスプレイ部2近傍の透明基材10との間に、弾性を
有する被覆層24を前記静電気防止シート22と略同肉厚程
度に形成してある。この被覆層24は、ウレタン系2液タ
イプ,アクリル系、ポリエステル系等の特殊インキをパ
ターン印刷することにより形成される。この被覆層24の
具体的肉厚は、10〜50μmである。
このような被覆層24を設けることで、静電気防止層21
の肉厚が全体的に均一になると共に、屈曲時の導電性イ
ンキ層23のひび割れを防止することができる。
特に本発明にあっては、前記導電性インキ層23を、静
電気防止シート14に接するようにパターン印刷してあ
る。このため、ディスプレイ部2を除く透明基板10の裏
面全体に静電気防止層21が形成される。一実施例によれ
ば、透明基材10の裏面に設けた静電気防止層の表面抵抗
は1.0×103〜2.0×103Ω・cmの範囲にあり、静電気防止
作用は十分にあることが確認されている。
次に、このような表示シートの製造方法について説明
する。
第2図に示すように、ロール状に巻回されたPETフィ
ルム等から成る透明基材10を、まず第1パターン印刷部
31を通して第1図に示すインキ層11を連続的にパターン
印刷する。このようにインキ層11がPETフィルム30にパ
ターン印刷された状態を第3図(A)に示す。
次に、乾燥炉32を通して乾燥させた後、ロール状に巻
回された静電気防止シート22を、ディスプレイ部2近傍
以外に連続的に貼着する。この状態を第3図(B)およ
び第4図に示す。静電気防止シート22は導電性金属箔14
に絶縁シート13と貼着剤12とを別工程で積層したもので
ある。
次に、第2パターン印刷部33で、第1図に示す被覆層
24をディスプレイ部2近傍にパターン印刷する。その後
乾燥炉34で乾燥させる。その状態を第3図(C)に示
す。
次に、第3パターン印刷部35で導電性インキをディス
プレイ部2近傍に、静電気防止シート22に一部接触する
ようにパターン印刷する。その後乾燥炉36で乾燥させ
る。その状態を第3図(D)および第5図に示す。
最後にダイカット部37で透明基板10を切断すれば、第
1図に示すような表示シート20が連続的に製品収容部38
内に収容される。
このような表示シート20の製造方法によれば、人手に
頼ることなく、機械的に次々と表示シートを製造するこ
とが可能になり、生産効率が向上すると共に、製造コス
トを低減することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるもので
はなく、種々に改変することが可能である。
例えば、第6図に示すように、ロール状に巻回された
透明基材10の両側に、送り用並びに位置合せ用の孔40を
明けると共に、表示用のインキ層11のパターン印刷を2
列とし、2列のインキ層11におけるディスプレイ部2近
傍以外の領域に、同時に静電気防止シート22を貼着する
ようにしても良い。
このような方法によれば、生産効率がさらに向上す
る。
発明の効果 以上説明してきたように、本発明によれば、静電気防
止層を、静電気防止シートと導電インキ層とから構成
し、導電インキ層を電磁防止シートに一部接触するよう
にディスプレイ部近傍にパターン印刷するため、静電気
防止シートを厳密に位置合せすることなく、透明基板に
機械的に貼着することが可能になり、表示シートを人手
によらず簡単かつ安価な装置で低コストで多量に製造す
ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る表示シートの要部断面図、第2図
は本発明に係る表示シートの製造過程を示す概略図、第
3図(A)〜(D)はそれぞれ第2図に示すA〜D矢視
図、第4図は第3図(B)のIV−IV線に沿う断面図、第
5図は第3図(D)のV−V線に沿う断面図、第6図は
本発明の他の実施例に係る製造過程を示す斜視図、第7
図は一般的なメンブレンスイッチの分解斜視図、第8図
は従来例に係る表示シートの要部断面図、第9図は同従
来例に係る表示シートの製造過程を示す分解斜視図であ
る。 2……ディスプレイ部、10……透明基材 11……インキ層、12……粘着剤 13……絶縁シート、14……導電性金属箔 20……表示シート、21……静電気防止層 22……静電気防止シート、23……導電性インキ層 24……被覆層

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板の片面に表示印刷を施し、この表
    示印刷が施された透明基材の片面に、静電気防止層を、
    ディスプレイ部以外に設けてなる表示シートにおいて、 前記静電気防止層を、前記表示印刷が施された透明基材
    の片面におけるディスプレイ部近傍以外の領域に貼着さ
    れる静電気防止シートと、前記ディスプレイ部近傍の領
    域に当該ディスプレイを除いて前記静電気防止シートに
    接触するようにパターン印刷される導電性インキ層とか
    ら構成したことを特徴とする表示シート。
  2. 【請求項2】前記表示印刷が施された透明基板の片面と
    前記導電性インク層との間に弾性を有する被覆層を前記
    静電気防止シートと略同肉厚程度に形成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の表示シート。
  3. 【請求項3】前記静電気防止シートは、絶縁シートの片
    面に導電性金属箔を貼着したシートであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の表示シ
    ート。
  4. 【請求項4】透明基材の片面に表示印刷を施し、この表
    示印刷が施された透明基材の片面に、静電気防止層を、
    ディスプレイ部以外に設けてなる表示シートの製造方法
    において、 前記表示印刷が施された透明基材の片面におけるディス
    プレイ部近傍以外の領域に静電気防止シートを貼着する
    シート貼着工程と、 前記ディスプレイ部近傍の領域に当該ディスプレイを除
    いて前記静電気防止シートに接触するように導電性イン
    キをパターン印刷するパターン印刷工程とから成る表示
    シートの製造方法。
  5. 【請求項5】前記パターン印刷工程は、前記ディスプレ
    イ部近傍の領域に当該ディスプレイを除いて前記静電気
    防止シートと略同肉厚の弾性を有する被覆層を形成する
    被覆層形成工程の後に行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第4項に記載の表示シートの製造方法。
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JP2000057892A (ja) * 1999-05-31 2000-02-25 Hokuriku Electric Ind Co Ltd プッシュスイッチ

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