JP2516288Y2 - シート状アンテナ - Google Patents

シート状アンテナ

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JP2516288Y2
JP2516288Y2 JP1990097938U JP9793890U JP2516288Y2 JP 2516288 Y2 JP2516288 Y2 JP 2516288Y2 JP 1990097938 U JP1990097938 U JP 1990097938U JP 9793890 U JP9793890 U JP 9793890U JP 2516288 Y2 JP2516288 Y2 JP 2516288Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はAM.FMラジオ用のアンテナ素子をシート間に
挟み込んだシート状アンテナに関する。
(従来の技術) アンテナ素子をシート間に挟み込んだシート状アンテ
ナとして、実開昭52-81028号或いは実開昭63-40011号等
に開示されるものが知られている。
これら先行技術に開示されるシート状アンテナは、ポ
リエステル等の絶縁性プラスチックフィルムに金属箔の
ラミネート、蒸着、スパッタリング、メッキによってア
ンテナ素子を形成しており、特に実開昭63-40011号にあ
っては導電性インクを材料としてスクリーン印刷によっ
て平衡型のアンテナ素子を形成し、このアンテナ素子と
同軸ケーブルの芯線及び外側導体とをそれぞれ1本の引
出し線で接続している。
(考案が解決しようとする課題) 上述したシート状アンテナにあっては更にゲインを高
めることが要求される。このためにはアンテナ素子或い
は引出し線の厚み及び幅を大きくすることが考えられる
が、厚みを大きくするとシート間からの脱気が困難にな
り、幅を大きくすると透視性が悪くなる等の課題があ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、プラスチックフィル
ム間に水平エレメントおよび垂直エレメントからなるア
ンテナ素子及びフィーダ線の芯線に接続する引出し線を
形成して成るシート状アンテナにおいて、前記引出し線
を複数本形成するようにした。
(作用) 引出し線を複数本形成することで、シート状アンテナ
の透視性を確保しつつゲインが高くなる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係るシート状アンテナを貼着したリ
ヤウインドガラスの全体図、第2図は同シート状アンテ
ナの断面図、第3図(A)はアンテナパターンを示す
図、第3図(B)は別のアンテナパターンを示す図であ
る。
シート状アンテナ1はリヤウインドガラス2の上部1/
3〜1/4に収まる寸法となっている。またシート状アンテ
ナ1はリヤウインドガラス2に接着される内側シート3
とこの内側シート3に接着される外側シート4から構成
され、内側シート3は透明プラスチックフィルム5の一
面側に第3図(A)に示すように、アンテナパターン
(アンテナ素子)を形成する2本の水平エレメント6及
び一端が水平エレメントの略中央につながる1本の垂直
エレメント7、垂直エレメント7から一方向(図におい
て左方)に伸びる2本の引出し線8及びこの引出し線8
の端部に設けられる端子部9を銀或いは銅等をアクリル
系、エポキシ系若しくはビニル系樹脂に混練した導電性
インクをスクリーン印刷によってプリントし、これを乾
燥させることで形成している。
尚、引出し線8と対称な位置、引出し線8に沿った位
置、更にこれと対称な位置にはダミー線10…を形成して
デザイン上のバランスをとっている。
また透明プラスチックフィルム5の一面側には文字或
いは図柄11を印刷し、他面側にリヤウインドガラス2に
シート状アンテナ1を押し付けて接着する導電性感圧接
着剤層12を形成している。
ここで、透明プラスチックフィルム5としては電気絶
縁性、耐熱性、耐湿性、寸法安定性、耐候性、印刷適
性、接着特性及び貼り付け対象であるガラス形状に対す
るなじみ易さ等に優れたもの、具体的にはポリエステ
ル、アクリル、ポリイミド或いはポリカーボネイト等を
用いる。
一方、外側シート3は透明プラスチックフィルム13の
一面側にシリコン系のハードコート層を形成し、他面側
に遮光性インク14を印刷し、可視光透過率が約45%、太
陽放射エネルギ透過率が57〜59%となるようにしてい
る。尚、遮光性インク14を印刷する代りに、プラスチッ
クフィルム13自体を遮光機能を有する透明又は半透明の
着色フィルムとしてもよい。
以上の内側シート3のアンテナエレメントを印刷した
面と外側シート4の遮光性インク14を印刷した面を透明
接着層15を介して貼り合わせることでシート状アンテナ
1を得る。
またシート状アンテナ1の外側シート4には窓部16が
予め形成され、この窓部16から前記端子部9が露出する
ようにしている。そして、リヤウインド2にシート状ア
ンテナ1を貼着した後、窓部16の部分を覆うようにコネ
クタ17を接合し、コネクタ17の裏面に設けた端子18と窓
部16に露出する端子部9とを感圧接着剤で接続すること
で、同軸型フィード線20の芯線21と引出し線8とを接続
し、また本実施例のアンテナは非平衡型であるので、フ
ィード線20の外側導体22をアースしている。
第3図(B)はアンテナパターンの別実施例を示し、
この実施例にあっては水平エレメント6を2本、引出し
線8を3本としている。
以上の第3図(A)及び(B)に示したパターンのア
ンテナを用いた場合のゲインと従来のパターンのアンテ
ナを用いた場合のゲインとを比較した実験結果を次頁の
[表]に示す。
(効果) 以上に説明及び[表]からも明らかなように本考案に
よれば、アンテナ素子とコネクタのフィーダ線の芯線と
を接続する引出し線を複数本としたので、シート状アン
テナのゲインを高くすることができる。しかもアンテナ
素子及び引出し線の厚み及び幅は従来と変らないので、
自動車のリヤウインドに貼着しても視認性は悪くなら
ず、且つアンテナ素子を挟んでいるプラスチックフィル
ム間にエアが残ることもない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係るシート状アンテナを貼着したリヤ
ウインドガラスの全体図、第2図は同シート状アンテナ
の断面図、第3図(A)はアンテナパターンを示す図、
第3図(B)は別のアンテナパターンを示す図である。 尚、図面中1はシート状アンテナ、2はリヤウインドガ
ラス、5,13は透明プラスチックフィルム、6は水平エレ
メント、7は垂直エレメント、8は引出し線、9は端子
部、17はコネクタ、20はフィード線、21は芯線である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のウインドガラスに貼着するシート
    状アンテナにおいて、 このシート状アンテナはプラスチックフィルム間に、水
    平エレメントおよび垂直エレメントからなるアンテナ素
    子及びこのアンテナ素子をコネクタのフィーダ線の芯線
    に接続する引出し線を形成し、且つ前記引出し線につい
    ては複数本としたことを特徴とするシート状アンテナ。
JP1990097938U 1990-09-18 1990-09-18 シート状アンテナ Expired - Fee Related JP2516288Y2 (ja)

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