JPH09237030A - 透明部分ホログラム転写シート - Google Patents

透明部分ホログラム転写シート

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JPH09237030A
JPH09237030A JP6942096A JP6942096A JPH09237030A JP H09237030 A JPH09237030 A JP H09237030A JP 6942096 A JP6942096 A JP 6942096A JP 6942096 A JP6942096 A JP 6942096A JP H09237030 A JPH09237030 A JP H09237030A
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transparent
hologram
thin film
metal compound
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JP6942096A
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Yuzo Nakamura
祐三 中村
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Nissha Printing Co Ltd
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Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写後に、被転写体上に保護層を形成する必
要のない透明部分ホログラム転写シートを提供する。 【構成】 基材フィルム1上に、少なくとも剥離層2、
透明金属化合物薄膜層3、接着層4が順次形成され、剥
離層2の上面にホログラム情報の凹凸20が形成され、
透明金属化合物薄膜層3または凹凸20の形成の少なく
とも一方が部分的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、転写後に、被転
写体上に保護層を形成する必要のない透明部分ホログラ
ム転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホログラムは、その画像の特
異性から、装飾目的の他、クレジットカードなどのカー
ド類や運転免許証などについて偽造防止目的で形成され
ている。偽造防止目的の場合、たとえば運転免許証にお
いては、本人の氏名や生年月日、住所、免許証番号、免
許の種類および本人の顔写真などの重要な表示があり、
これらの表示は決して偽造変造されてはならず、透明ホ
ログラムを表示上に設けて防止するのである。また、装
飾目的でも腕時計の表示窓などをホログラムで装飾する
ような場合は、ホログラムが時間表示などを妨げること
のないようにホログラムを透明に形成する。
【0003】透明ホログラムを表示上に設ける手段とし
ては転写法があり、特公平5-87835号公報には、透明ホ
ログラム転写シートが開示されている。すなわち、支持
体9上にホログラム形成層10、薄膜層11および接着
剤層12が順次積層してなるホログラム転写シートにお
いて、前記ホログラム形成層10が表面に干渉縞が凹凸
100の形で記録されたリリーフ形成面を有し、前記薄
膜層11が前記ホログラムのリリーフ形成面の側に形成
された赤外または紫外領域透明体からなる連続薄膜であ
るものである(図8参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、偽造防止目的
の場合、上記ホログラムは被転写体8の文字や写真など
の表示部80の一部を覆うように偽造変造を防止できる
程度に設けられる(図9参照)。表示全体を覆うように
ホログラムを設けることは、ホログラムが不必要に目立
ち、見栄えを悪くするからである。一方、カード類や運
転免許証の表示の中には、その情報が損なわれないよう
に表面を保護する必要のあるものがある。たとえば、運
転免許証の写真は身分確認のための重要な表示である
が、通常、昇華転写によって設けられているので、表面
が傷つきやすく、また耐薬品性、耐光性に弱く、さらに
熱によりブリードしやすく、表面の保護が必須である。
そのため、このように保護が必要な場合、ホログラムを
設けない部分において保護層を別途形成する必要があっ
た。
【0005】また、装飾目的の場合でも、前記腕時計の
表示窓などは表面が傷つくと時間表示などを視認しずら
くなるため、ホログラムを設けない部分に保護層を別途
形成する必要があった。
【0006】したがって、本発明は、転写後に、被転写
体上に保護層を形成する必要のない透明部分ホログラム
転写シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、基材フィルム上に、少なくとも剥離
層、透明金属化合物薄膜層、接着層が順次形成され、剥
離層の上面にホログラム情報の凹凸が形成された透明部
分ホログラム転写シートにおいて、その透明金属化合物
薄膜層または凹凸の少なくとも一方が部分的に形成され
るように構成した。
【0008】また、本発明の透明部分ホログラム転写シ
ートは、基材フィルム上に、少なくとも剥離層、前アン
カー層、透明金属化合物薄膜層、接着層が順次形成さ
れ、前アンカー層の上面にホログラム情報の凹凸が形成
された透明部分ホログラム転写シートにおいて、その透
明金属化合物薄膜層または凹凸の少なくとも一方が部分
的に形成されるように構成した。
【0009】上記構成において、剥離層と前アンカー層
との間に柄インキ層を有するようにしてもよい
【0010】上記各構成において、透明金属化合物薄膜
層上に後アンカー層を形成してもよい。
【0011】上記各構成において、透明金属化合物薄膜
層の金属化合物が、酸化チタン、酸化インジウム錫、酸
化亜鉛、酸化硅素、硫化亜鉛のいずれかであるようにし
てもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の透明部分ホログラム転写シートを詳細に説明する。図
1は本発明の透明部分ホログラム転写シートの一実施例
を示す断面図、図2〜図5は本発明の透明部分ホログラ
ム転写シートの他の実施例を示す断面図、図6および図
7は本発明の転写シートにより得られた透明部分ホログ
ラムの一実施例を示す断面図である。1は基材フィル
ム、2は剥離層、3は透明金属化合物薄膜層、4は接着
層、5は前アンカー層、6は後アンカー層、7は柄イン
キ層、8は被転写体、20および50は凹凸、80は表
示部をそれぞれ示す。
【0013】本発明は、基材フィルム1上に、少なくと
も剥離層2、透明金属化合物薄膜層3、接着層4が順次
形成され、剥離層2の上面にホログラム情報の凹凸20
が形成された透明部分ホログラム転写シートにおいて、
その透明金属化合物薄膜層3または凹凸20の少なくと
も一方が部分的に形成されている(図1〜3参照)。
【0014】基材フィルム1は、転写後に剥離層2から
剥離するものである。基材フィルム1としては、耐熱性
を有するポリエチレンテレフタレートやポリプロピレン
などのプラスチックフィルム、あるいはこれらのフィル
ムと紙、アルミニウムなどとのラミネートフィルムなど
を用いる。基材フィルム1はフィルム自体が離型性を有
していてもよいし、また基材フィルム1の剥離層2を形
成する面に熱硬化性樹脂コーティングなどの離型処理を
施してもよい。
【0015】剥離層2は、基材フィルム1の離型性を付
与し、転写後に透明金属化合物薄膜層3側に残るもので
ある。剥離層2の材質としては、ポリアクリル系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸
ビニル系樹脂などのほか、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂など
のコポリマーを用いるとよい。剥離層2の形成方法とし
ては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコー
ト法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法などの印刷法がある。
【0016】剥離層2の上面に凹凸20を形成する方法
としては、たとえば、基材フィルム1上に剥離層2を設
けた後で透明金属化合物薄膜層3を設ける前に、ホログ
ラム情報が凹凸模様の形で記録されたホログラム原版を
プレス型として用い、加熱ロールなどの手段によって剥
離層2上面とプレス型を加圧密着し、剥離層2の上面に
ホログラム原版の凹凸模様を複製する方法がある。ま
た、基材フィルム1上に剥離層2、透明金属化合物薄膜
層3を設けた後で接着層4を設ける前に、剥離層2上面
と前記プレス型を透明金属化合物薄膜層3を介して加圧
密着し、剥離層2の上面に凹凸20を形成してもよい。
【0017】透明金属化合物薄膜層3は、剥離層2の凹
凸20形成面に沿ってホログラム効果を発現させるとと
もに、転写後に下層となる被転写体の表示を隠蔽させな
い層である。透明金属化合物薄膜層3の材質としては、
酸化チタン、酸化インジウム錫、酸化亜鉛、酸化硅素、
硫化亜鉛など、剥離層2の屈折率よりもの大きい屈折率
を有する金属化合物がある。透明金属化合物薄膜層3の
形成方法としては、スパッタリング法、イオンプレーテ
ィング法、抵抗加熱法、真空蒸着法などがある。
【0018】接着層4は、剥離層2、透明金属化合物薄
膜層3と被転写体とを密着するための層である。接着層
4は、アクリル系、ポリオレフィン系、ポリエステル
系、塩化酢酸ビニル系樹脂からなる感熱感圧の接着剤を
用いて形成する。接着層4の形成方法としては、グラビ
アコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコ
ート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷
法がある。
【0019】なお、本発明においては、透明金属化合物
薄膜層3および凹凸20の少なくとも一方が部分的に形
成される。したがって、透明金属化合物薄膜層3のみを
部分的に形成する場合(図1参照)、凹凸20のみを部
分的に形成する場合(図2参照)、透明金属化合物薄膜
層3と凹凸20の両方を部分的に形成する場合(図3参
照)の三通りがある。いずれの場合も、透明金属化合物
薄膜層3と凹凸20とが重複して形成されている部分に
おいてのみホログラム効果が得られる。
【0020】透明金属化合物薄膜層3は剥離層2上に全
面形成するので、図1や図3に示すような構成にするに
は、透明金属化合物薄膜層3のパターン化が必要にな
る。パターン化するには、水溶性樹脂を用いる方法があ
る。つまり、剥離層2上の透明金属化合物薄膜層3の不
要な部分に水溶性樹脂層を印刷形成し、その上全面に透
明金属化合物薄膜層3を形成し、その後、水洗して水溶
性樹脂を溶解除去するとともに水溶性樹脂層上の透明金
属化合物薄膜層3をも除去することによって、必要な部
分のみに透明金属化合物薄膜層3をパターン化して形成
する方法である。その他の方法として、剥離層2上全面
に設けられた透明金属化合物薄膜層3の上の必要な部分
にエッチングレジストを印刷形成し、その後アルカリ溶
液や酸溶液などのエッチング液にてエッチングレジスト
がない部分の透明金属化合物薄膜層3を除去することに
よって、必要な部分のみに透明金属化合物薄膜層3をパ
ターン化して形成する方法がある。また、剥離層2上の
透明金属化合物薄膜層3の不要な部分にマスキング層を
形成し、その上全面に透明金属化合物薄膜層3を形成
し、その後、マスキング層を除去することによって、必
要な部分のみに透明金属化合物薄膜層3をパターン化し
て形成する方法がある。
【0021】なお、本発明は、上記した態様に限定され
るものではなく、たとえば、基材フィルム1上に、少な
くとも剥離層2、前アンカー層5、透明金属化合物薄膜
層3、接着層4を順次形成し、前アンカー層5の上面に
ホログラム情報の凹凸50を形成した透明部分ホログラ
ム転写シートにおいて、その透明金属化合物薄膜層3ま
たは凹凸50の少なくとも一方が部分的に形成されてい
てもよい(図4参照)。さらに、透明金属化合物薄膜層
3上に、後アンカー層6を設けてもよい(図5参照)。
前アンカー層5および後アンカー層6は、透明金属化合
物薄膜層3の密着性を高めるための樹脂層であり、たと
えば、二液硬化性ウレタン樹脂、メラミン系やエポキシ
系などの熱硬化性樹脂、塩化ビニル共重合体樹脂などの
熱可塑性樹脂を用いることができる。前アンカー層5お
よび後アンカー層6の形成方法としては、グラビアコー
ト法、ロールコート法、コンマコート法などのコート
法、グラビア印刷法やスクリーン印刷法などの印刷法が
ある。
【0022】また、剥離層2と前アンカー層5との間に
柄インキ層7を設けてもよい(図6参照)。柄インキ層
7は、転写シートにホログラム以外の絵柄を持たせる層
であり、着色顔料や染料など通常の着色材料を用いるこ
とができる。柄インキ層7の形成方法としては、グラビ
ア印刷法やスクリーン印刷法などの印刷法がある。
【0023】以上のような転写シートを用いることによ
り、透明ホログラムは、被転写体8の一部、たとえば偽
造防止目的の場合には文字や写真などの表示部80を覆
うように設けられる(図7参照)。このとき、透明金属
化合物薄膜層3と凹凸20とが重複して形成されている
透明ホログラム以外の部分が保護層の役割を果たすた
め、転写後に被転写体上に保護層を形成する必要がな
い。
【0024】
【実施例】
実施例1 厚さ25μmのポリエステル樹脂からなる基材フィルム上
に、アクリル樹脂からなる剥離層をグラビア印刷法にて
形成した。次に、ウレタン樹脂からなる前アンカー層を
グラビア印刷法にて形成した。次いで、ポリビニルアル
コール樹脂からなる水溶性樹脂層を部分的にグラビア印
刷法にて形成した。次に硫化亜鉛の薄膜を真空蒸着法に
て形成し、水洗処理することによりパターン化して透明
金属化合物薄膜層を部分的に形成した。次に、ホログラ
ム情報の凹凸のパターンが形成されたプレス型を透明金
属化合物薄膜層上に加圧することにより、ホログラム情
報の凹凸を設けた。次に、塩化ビニル酢酸ビニル樹脂か
らなる後アンカー層をグラビア印刷法にて形成した。最
後に、アクリル樹脂からなる接着層をグラビア印刷法に
て形成して透明部分ホログラム転写シートを得た。
【0025】次に、厚さ450μmの硬質白色塩化ビニル樹
脂シートの両面に、厚さ150μmの硬質透明塩化ビニル樹
脂シートをそれぞれ積層し、さらに表面側に厚さ4μm
の塩化ビニル樹脂を主体とする受容層、裏面側に厚さ40
μmのゼラチンとコロイダルシリカからなる筆記受容層
を設けた積層体からなり、受容層に文字や写真が昇華転
写されている運転免許証について、上記透明部分ホログ
ラム転写シートを受容層上に重ね合わせた後、150〜200
℃の加熱、100kgの加圧条件でロール転写を行なったと
ころ、転写層のうち透明金属化合物薄膜層と前アンカー
層の凹凸とが重複して形成されている部分は、文字や写
真などの上に偽造や変造が困難となるように帯状のホロ
グラムを部分的に形成した。また、転写層のうちホログ
ラムを形成する以外の部分は、文字や写真などの上を覆
うため、別途保護層を形成する必要がなくなった。
【0026】実施例2 厚さ38μmのポリエステル樹脂からなる基材フィルム上
に、エポキシ・メラミン樹脂からなる離型層をグラビア
印刷法にて形成した。次に、アクリル樹脂からなる剥離
層、アクリル・ビニル樹脂からなる柄インキ層、ウレタ
ン樹脂からなる前アンカー層を各々グラビア印刷法にて
形成した。次いで、ポリビニルアルコール樹脂からなる
水溶性樹脂層を部分的にグラビア印刷法にて形成した。
次に硫化亜鉛の薄膜を真空蒸着法にて形成し、水洗処理
することによりパターン化して透明金属化合物薄膜層を
部分的に形成した。次に、ホログラム情報の凹凸のパタ
ーンが形成されたプレス型を透明金属化合物薄膜層上に
加圧することにより、ホログラム情報の凹凸を設けた。
次に、塩化ビニル酢酸ビニル樹脂からなる後アンカー層
をグラビア印刷法にて形成した。最後に、アクリル樹脂
からなる接着層をグラビア印刷法にて形成して透明部分
ホログラム転写シートを得た。
【0027】次に、転写シートを射出成形用金型間に挟
み込み、射出成形と同時に腕時計の表示窓となる成形品
に転写したところ、転写層のうち透明金属化合物薄膜層
と前アンカー層の凹凸とが重複して形成されている部分
は、美麗なホログラムを部分的に形成した。また、転写
層のうちホログラムを形成する以外の部分は、表示窓表
面を覆うため、別途保護層を形成する必要がなくなっ
た。
【0028】
【発明の効果】本発明の透明部分ホログラム転写シート
は、転写によって透明ホログラムを被転写体の一部を覆
うように設け、装飾や偽造変造防止を行うことができ
る。しかも、転写された層のうち透明ホログラム以外の
部分が保護層の役割を果たす。したがって、転写後に被
転写体上に保護層を形成する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明部分ホログラム転写シートの一実
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の透明部分ホログラム転写シートの他の
実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の透明部分ホログラム転写シートの他の
実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の透明部分ホログラム転写シートの他の
実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の透明部分ホログラム転写シートの他の
実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の透明部分ホログラム転写シートの他の
実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の転写シートにより得られた透明部分ホ
ログラムの一実施例を示す断面図である。
【図8】従来の透明ホログラム転写シートの一実施例を
示す断面図である。
【図9】従来の転写シートにより得られた透明ホログラ
ムの一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材フィルム 2 剥離層 3 透明金属化合物薄膜層 4 接着層 5 前アンカー層 6 後アンカー層 7 柄インキ層 8 被転写体 9 支持体 10 ホログラム形成層 11 薄膜層 12 接着剤層 20 凹凸 50 凹凸 80 表示部 100 凹凸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルム上に、少なくとも剥離層、
    透明金属化合物薄膜層、接着層が順次形成され、剥離層
    の上面にホログラム情報の凹凸が形成された透明部分ホ
    ログラム転写シートにおいて、その透明金属化合物薄膜
    層または凹凸の少なくとも一方が部分的に形成されてい
    ることを特徴とする透明部分ホログラム転写シート。
  2. 【請求項2】 基材フィルム上に、少なくとも剥離層、
    前アンカー層、透明金属化合物薄膜層、接着層が順次形
    成され、前アンカー層の上面にホログラム情報の凹凸が
    形成された透明部分ホログラム転写シートにおいて、そ
    の透明金属化合物薄膜層または凹凸の少なくとも一方が
    部分的に形成されていることを特徴とする透明部分ホロ
    グラム転写シート。
  3. 【請求項3】 剥離層と前アンカー層との間に柄インキ
    層を有する請求項2記載の透明部分ホログラム転写シー
    ト。
  4. 【請求項4】 透明金属化合物薄膜層上に後アンカー層
    が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の透明
    部分ホログラム転写シート。
  5. 【請求項5】 透明金属化合物薄膜層の金属化合物が、
    酸化チタン、酸化インジウム錫、酸化亜鉛、酸化硅素、
    硫化亜鉛のいずれかである請求項1〜4のいずれかに記
    載の透明部分ホログラム転写シート。
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