JP3277430B2 - 変調方法、記録方法、再生方法、記録再生装置及び再生装置 - Google Patents

変調方法、記録方法、再生方法、記録再生装置及び再生装置

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JP3277430B2 JP04220894A JP4220894A JP3277430B2 JP 3277430 B2 JP3277430 B2 JP 3277430B2 JP 04220894 A JP04220894 A JP 04220894A JP 4220894 A JP4220894 A JP 4220894A JP 3277430 B2 JP3277430 B2 JP 3277430B2
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    • G11B2220/916Digital data storage [DDS] format

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変調方法、記録方法、
再生方法、記録再生装置及び再生装置に関し、特に8ビ
ットのデータを10ビットの符号に変換する8−10変
調に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体として例えば磁気テープを用い
て、オーディオデータを記録し、また、再生するディジ
タル・オーディオ・テープレコーダ(以下、DAT:Di
gitalAudio Taperecorderという。) では、8ビットの
データを10ビットの符号に変換する8−10変調が用
いられている。
【0003】具体的には、従来の8−10変調は、
(0,3;8,10;1)符号であって、NRZI変調
後の符号の「1」の個数から「0」の個数を引いた値で
ある所謂CDS(Codeword Digital Sum)、すなわち1
符号当たりのDSV(Digital Sum Value)が0、±2で
ある符号を、図18〜図24に示すように、8ビットの
データに割り付けた変換テーブル(以下、DDS2変換
テーブルという。)に従って、8ビットのデータを10
ビットの符号に変換する変調である。なお、図中のQ
は、その符号までのDSVの値であり、Q’はその符号
の前の符号までのDSVの値であり、所謂LDC(Low
Disparity Code)により、1つのデータに割り付けられ
た2つ符号の中の何れか1つが用いられる。
【0004】すなわち、DATは、図25に示すよう
に、8−10変調器61、NRZI変調器62等を記録
系として備えると共に、再生系として積分等化器73、
2値化回路74、NRZI復調器77、8−10復調器
78等を備える。そして、8−10変調器61は、8ビ
ットのデータを10ビットの符号に変換し、NRZI変
調器62は、この符号をNRZI変調し、記録アンプ6
3を介して所謂回転ヘッド64に供給する。かくして、
磁気テープ5にオーディオデータが所謂ヘリカル走査方
式で記録される。
【0005】一方、オーディオデータの再生では、積分
等化器73は、磁気テープ5を回転ヘッド71により再
生して得られる再生信号を積分等化し、2値化回路74
は、等化された再生信号(以下、等化波形という。)を
2値化し、NRZI復調器77は、NRZI復調して1
0ビットの符号を再生する。そして、8−10復調器7
8は、この符号を8ビットのデータに変換する。かくし
て、オーディオデータの再生が行われる。なお、PLL
75は、チャンネルクロック等を再生するものであり、
同期検出回路76は、例えば符号の区切り等を検出する
ためのものである。
【0006】また、DATは、近年、オーディオデータ
以外の例えば情報処理装置等のデータを保存するための
データレコーダとしても用いられている。このデータレ
コーダでも、上述の8−10変調器、積分等化器、2値
化回路が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデー
タレコーダでは、上述したように積分等化器を用いてい
る、すなわち磁気テープのトラック方向の線記録密度
を、再生信号に符号間干渉が生じない、例えば61kb
psとしているため、現状の回路構成では高密度化を図
ることができない。
【0008】そこで、符号間干渉量を制御して線記録密
度を高める所謂パーシャルレスポンスの技術を用いるこ
とが考えられる。具体的には、積分等化器73の代わり
にパーシャルレスポンス・クラス1の等化器を用いるこ
とが考えられる。また、2値化回路74の代わりにビタ
ビ復調器を用いることが考えられる。
【0009】ところで、従来のDDS2変換テーブルで
は、上述の図18〜図24に示すように、2進数表現で
例えば「11101011」、「00101011」、「11111110」のデ
ータ(以下、「11101011」のデータを、データ「EB」
と表す。)に割り付けられた「1111111111」、「011111
1111」、「1111111110」の符号(以下、「1111111111」
の符号を、コード「1111111111」と表す。)等のよう
に、「1」が多数連続する符号が採用されている。そし
て、これらの符号をNRZI変調して得られる波形列に
基づいて、磁気テープへのデータの記録が磁化極性の反
転として行われる。したがって、上述のような「1」が
多数連続する符号に対しては、磁化極性反転の微分とし
て得られる3値の再生信号をパーシャルレスポンス・ク
ラス1で等化すると、等化波形に「0」が多数連続する
ことになる。
【0010】また、3値の等化波形(所謂アイパター
ン)を弁別するための2つの閾値は、再生信号のレベル
変動に対応できるように等化波形の包絡線(エンベロー
プ)に基づいて決定されているため、上述のように等化
波形に「0」が多数連続すると、これらの閾値を安定し
て得ることができず、エラーレートが悪くなる。また、
所謂ドロップアウト等によりレベルが低下したのか、
「0」が連続したことによってレベルが低下したのか識
別することができない。
【0011】また、ビタビ復調では、等化波形に「0」
が連続すると、所謂最尤復号において等化波形に「0」
が連続している間はデータを確定することができない。
換言すると、上述のような「1」が多数連続する符号を
採用すると、ビタビ復調器のメモリを多くする必要があ
り、回路規模が増大するという問題が発生する。
【0012】また、従来のDDS2変換テーブルでは、
上述の図18〜図24に示すように、データ「AC」、
「C6」にコード「1011001110」、「0011001110」、
「1110001110」、「0110001110」が割り付けられてお
り、これらの符号は、2回連続すると波形列に反転間隔
として1T、4T、1T、3T、1T又は1T、3T、
1T、4T、1T(Tは最小反転間隔)を発生し、すな
わち大きなピークシフトを生じさせ、他の符号に比して
エラーレートが悪い。換言すると、従来の8−10変調
では、同一符号が連続することをあまり考慮せずに符号
を採用しており、エラーレートがあまり良くない符号を
採用していた。
【0013】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、記録媒体の高密度記録を可能にすると共
に、従来に比してエラーレートを向上させることがで
き、また、ビタビ復調の際にデータの確定を簡単に行う
ことができる変調方法、記録方法、再生方法、記録再生
装置及び再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る変調方法は、(0,3;8,10;
1)符号の中のNRZI変調後のCDSが0、±2であ
る符号を用いてデータを符号に変換する変調方法であっ
て、符号が連続した符号系列をNRZI変調して得られ
る波形列において、同一符号の2個連続に対応した波形
列に反転間隔として1T、4T、1T、3T、1T又は
1T、3T、1T、4T、1T(Tは最小反転間隔)が
発生する符号以外の符号を用いて、8ビットのデータを
10ビットの符号に変換する。
【0016】また、本発明に係る変調方法は、(0,
3;8,10;1)符号の中のNRZI変調後のCDS
が0、±2である符号を用いてデータを符号に変換する
変調方法であって、符号が連続した符号系列において1
の連続がN(N=12〜18)以下であると共に、符号
系列をNRZI変調して得られる波形列において、同一
符号の2個連続に対応した波形列に反転間隔として1
T、4T、1T、3T、1T又は1T、3T、1T、4
T、1T(Tは最小反転間隔)が発生する符号以外の符
号を用いて、8ビットのデータを10ビットの符号に変
換する。
【0017】また、本発明に係る記録方法は、上述の変
調方法の何れか1つの変調方法を用いて、データを符号
に変換し、符号が連続した符号系列をNRZI変調して
波形列を生成し、波形列に基づいて、記録媒体に記録を
行う。
【0018】また、本発明に係る再生方法は、上述の記
録方法を用いて記録された記録媒体を再生し、得られる
再生信号をパーシャルレスポンス・クラス1で等化し、
等化された再生信号をビタビ復調して波形列を再生し、
波形列をNRZI復調して符号系列を再生し、符号系列
の各10ビットの符号を8ビットのデータに変換して、
記録媒体の再生を行う。
【0019】また、本発明に係る記録再生装置は、
(0,3;8,10;1)符号の中のNRZI変調後の
CDSが0、±2である符号であって、符号が連続した
符号系列において1の連続がN(N=12〜18)以下
であると共に、符号系列をNRZI変調して得られる波
形列において、同一符号の2個連続に対応した波形列に
反転間隔として1T、4T、1T、3T、1T又は1
T、3T、1T、4T、1T(Tは最小反転間隔)が発
生する符号以外の符号を用いて、8ビットのデータを1
0ビットの符号に変換する変調手段と、変調手段からの
符号系列をNRZI変調して波形列を生成するNRZI
変調手段と、NRZI変調手段からの波形列に基づい
て、記録媒体に記録を行う媒体記録手段と、記録媒体を
再生して再生信号を出力する媒体再生手段と、媒体再生
手段からの再生信号をパーシャルレスポンス・クラス1
で等化する等化手段と、等化手段で等化された再生信号
をビタビ復調して波形列を再生するビタビ復調手段と、
ビタビ復調手段からの波形列をNRZI復調して符号系
列を再生するNRZI復調手段と、NRZI復調手段か
らの符号系列の各10ビットの符号を8ビットのデータ
に変換する変調手段に対応した復調手段とを備える。
【0020】また、本発明に係る再生装置は、磁気テー
プを再生して再生信号を出力する媒体再生手段と、媒体
再生手段からの再生信号をパーシャルレスポンス・クラ
ス1で等化する第1の等化手段と、第1の等化手段で等
化された再生信号をビタビ復調して波形列を再生するビ
タビ復調手段と、媒体再生手段からの再生信号を積分等
化する第2の等化手段と、第2の等化手段で等化された
再生信号を2値化して波形列を再生する2値化手段と、
ビタビ復調手段からの波形列と2値化手段からの波形列
を切り換え選択する切換手段と、切換手段で選択された
波形列をNRZI復調して符号系列を再生するNRZI
復調手段と、NRZI復調手段からの符号系列の各10
ビットの符号を8ビットのデータに変換する復調手段
と、磁気テープを収納するカートリッジに設けられた線
記録密度を識別するための識別穴に基づいて、磁気テー
プの線記録密度を検出し、検出結果に基づいて、線記録
密度が高いときはビタビ復調手段からの波形列を選択
し、線記録密度が低いときは2値化手段からの波形列を
選択するように切換手段を制御する識別穴検出手段とを
備える。
【0021】
【0022】
【作用】本発明では、(0,3;8,10;1)符号の
中のNRZI変調後のCDSが0、±2である符号であ
って、符号が連続した符号系列をNRZI変調して得ら
れる波形列において、同一符号の2個連続に対応した波
形列に反転間隔として1T、4T、1T、3T、1T又
は1T、3T、1T、4T、1T(Tは最小反転間隔)
が発生する符号以外の符号を用いて、8ビットのデータ
を10ビットの符号に変換する。
【0023】また、本発明では、(0,3;8,10;
1)符号の中のNRZI変調後のCDSが0、±2であ
る符号を用いてデータを符号に変換する変調方法であっ
て、符号が連続した符号系列において1の連続がN(N
=12〜18)以下であると共に、符号系列をNRZI
変調して得られる波形列において、同一符号の2個連続
に対応した波形列に反転間隔として1T、4T、1T、
3T、1T又は1T、3T、1T、4T、1T(Tは最
小反転間隔)が発生する符号以外の符号を用いて、8ビ
ットのデータを10ビットの符号に変換する。
【0024】また、本発明では、上述のようにして変換
された符号が連続した符号系列をNRZI変調して、記
録媒体に記録する。
【0025】また、本発明では、上述のようにして記録
された記録媒体を再生し、再生信号をパーシャルレスポ
ンス・クラス1で等化し後、ビタビ復調して波形列を再
生する。そして、この波形列をNRZI復調して符号系
列を再生し、符号系列の各10ビットの符号を8ビット
のデータに変換して、記録媒体の再生を行う。
【0026】また、本発明では、例えば装填されたカー
トリッジの磁気テープの線記録密度を、カートリッジに
設けられた識別穴に基づいて検出する。そして、線記録
密度が高いカートリッジのときは、再生信号をパーシャ
ルレスポンス・クラス1で等化し後、ビタビ復調して波
形列を再生し、一方、線記録密度が低いカートリッジの
ときは、再生信号を積分等化した後、2値化して波形列
を再生して、磁気テープの再生を行う。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る変調方法、記録方法、再
生方法、記録再生装置及び再生装置の実施例を図面を参
照しながら説明する。この実施例は、記録媒体として磁
気テープを用い、ディジタル・オーディオ・テープレコ
ーダ(以下、DAT:Digital Audio Taperecorderとい
う。) や従来のデータレコーダに比してトラック方向の
線記録密度を例えば2倍の122kbpsとし、例えば
情報処理装置からのデータを保存するデータレコーダに
本発明を適用したものである。
【0028】この本発明を適用したデータレコーダは、
例えば図1に示すように、その記録系の要部として、8
ビットのデータを10ビットの符号に変換する8−10
変調器10と、該8−10変調器10からの符号が連続
した符号系列をNRZI変調して波形列を生成するNR
ZI変調器21と、該NRZI変調器21からの波形列
を増幅する増幅器22と、該増幅器22で増幅された波
形列に基づいて、磁気テープ1に記録を行う回転ヘッド
23とを備える。
【0029】そして、8−10変調器10は、(0,
3;8,10;1)符号の中のNRZI変調後の所謂C
DS(Codeword Digital Sum)が0、±2である符号で
あって、例えば、符号が連続した符号系列において
「1」の連続がN(N=12〜18)以下であると共
に、符号系列をNRZI変調して得られる波形列におい
て、同一符号の2個連続に対応した波形列に反転間隔と
して1T、4T、1T、3T、1T又は1T、3T、1
T、4T、1T(Tは最小反転間隔)が発生する符号以
外の符号を用いて、8ビットのデータを10ビットの符
号に変換する。
【0030】NRZI変調器21は、後述する再生系で
のパーシャルレスポンス・クラス1の等化に対応した所
謂プリコーダとして機能し、8−10変調器10から供
給される符号系列をNRZI変調して波形列を生成し、
この波形列を増幅器22を介して回転ヘッド23に供給
する。かくして、例えばパーソナルコンピュータやワー
クステーション等の情報処理装置等から供給されたデー
タが、所謂ヘリカル走査方式により、磁気テープ1に磁
化極性の反転として記録される。
【0031】具体的には、8−10変調器10は、例え
ば図2に示すように、8ビットのデータを10ビットの
符号に変換する8−10変換回路11と、所謂DSV
(Digital Sum Value)を記憶するフリップフロップ(以
下、FFという。)12と、上記8−10変換回路11
からパラレルデータとして供給される符号をシリアルデ
ータに変換するシフトレジスタ13とを備える。
【0032】そして、8−10変換回路11は、後述す
る変換テーブルとして機能する例えば論理回路からな
り、FF12から供給される前回に出力した符号までの
DSVの値であるQ’に基づいて、8ビットのデータを
10ビットの符号に変換し、この10ビットの符号をシ
フトレジスタ13に供給すると共に、その符号までのD
SVの値を示すQをFF12に供給する。
【0033】シフトレジスタ13は、8−10変換回路
11からパラレルデータとして供給される10ビットの
符号を、データの区切りを表すデータバイトクロックで
ロードした後、チャンネルクロックに基づいて、符号を
1ビット毎にシフトしてNRZI変調器21に供給す
る。
【0034】NRZI変調器21は、上述の図2に示す
ように、上記シフトレジスタ13からの符号をクロック
として動作するFF21aと、該FF21aの出力を反
転してその入力とするインバータ回路21bとから構成
され、FF21aは、「1」が供給されると、その出力
を反転させ、すなわちシフトレジスタ13から連続して
供給される符号をNRZI変調して波形列を生成する。
【0035】ここで、8−10変換回路11の詳細につ
いて説明する。8−10変換回路11は、「0」の所謂
最小ランdが0、「0」の最大ランkが3であって、8
ビットのデータを10ビットの符号に変換する(0,
3;8,10;1)符号において、NRZI変調後の符
号の「1」の個数から「0」の個数を引いた値であるC
DS、すなわち1符号当たりのDSVが0、±2である
符号であって、符号が連続したときに「1」の連続がN
(N=12〜18)以下の符号からなる変換テーブルに
従って、8ビットのデータを10ビットの符号に変換す
る。
【0036】すなわち、8−10変換回路11は、デー
タレコーダで用いられていた従来の変換テーブル(図1
8〜図24に示す、以下、DDS2変換テーブルとい
う。)の中の、例えば図3に示すように、「1110101
1」、「00101011」、「11111110」のデータ(以下、「1
1101011」のデータを、データ「EB」という。)に割
り付けられた長い「1」の連続を生じさせる「11111111
11」、「0111111111」、「1111111110」の符号(以下、
「1111111111」の符号を、コード「1111111111」とい
う。)等を、例えば図4に示すようなDDS2変換テー
ブルで用いられていない15個の符号、例えばコード
「0111001001」、「0111001011」、「0111001110」等に
置き換えた変換テーブルを用いる。なお、図中のQは、
その符号までのDSVの値であり、Q’はその符号の前
の符号までのDSVの値であり、所謂LDC(Low Disp
arity Code)により、1つのデータに割り振られた2つ
符号の中の1つを選択する。ここで、上述の図3に示す
符号のうち置き換えの対象とする符号は、例えば「1」
の連続が長い符号から順に、「1」の連続がN以下であ
る符号とする。
【0037】ところで、上述のようにして得られる
「1」の連続がN以下である変換テーブルであっても、
他の符号に比して大きなピークシフトを生じさせ、エラ
ーレートが悪い符号が含まれているので、この8−10
変換回路11は、符号系列をNRZI変調して得られる
波形列において、同一符号の2個連続に対応した波形列
に反転間隔として1T、4T、1T、3T、1T又は1
T、3T、1T、4T、1T(Tは最小反転間隔)が発
生する符号以外の符号を用いて、8ビットのデータを1
0ビットの符号に変換する。
【0038】すなわち、DDS2変換テーブルの中で、
例えば図5に示すように、データ「A6」、「C6」に
割り付けられたコード「1011001110」、「001100111
0」、「1110001110」、「0110001110」は、2回連続す
ると波形列に反転間隔として1T、4T、1T、3T、
1T又は1T、3T、1T、4T、1Tを発生する符号
であり、8−10変換回路11は、これらの符号をDD
S2変換テーブルで用いられていない符号(図4に示
す)に置き換えた変換テーブルを用いる。また、この8
−10変換回路11は、上述のコード「1011001110」、
「0011001110」、「1110001110」、「0110001110」以外
に、エラーレートが悪い符号、例えば上述の図5に示す
ように、データ「76」、「A7」・・・に割り付けら
れたコード「0010110110」、「1010110110」、「101101
1010」、「0011011010」を、DDS2変換テーブルで用
いられていない符号に置き換えた変換テーブルを用い
る。
【0039】ところで、置き換え可能な符号の数は、上
述したように15個であるが、これらの符号の中にもエ
ラーレートが悪い符号が含まれており、したがって、
「1」の連続を防止するために採用する符号と、エラー
レートの改善のために採用する符号との合計の数は自ず
から制限される。そこで、この8−10変換回路11で
は、例えば図6〜図12に示すように、符号が連続した
ときの「1」の連続が14(N=14)以下となるよう
に、DDS2変換テーブルにおけるデータ「EB」に割
り付けられていたコード「1111111111」をコード「0111
001001」に置き換え、データ「C6」に割り付けられて
いたコード「1110001110」、「0110001110」をコード
「0111001011」に置き換え、データ「A6」に割り付け
られていたコード「1011001110」、「0011001110」をコ
ード「0111001110」に置き換え、データ「2B」に割り
付けられていたコード「0111111111」をコード「001001
1011」又はコード「1010011011」に置き換え、データ
「FE」に割り付けられていたコード「1111111110」、
「0111111110」をコード「1100100110」、「010010011
0」に置き換え、データ「AB」に割り付けられていた
コード「1011111111」、「0011111111」をコード「1110
110010」、「0110110010」に置き換え、データ「EA」
に割り付けられていたコード「1111111101」をコード
「1011110010」又はコード「0011110010」に置き換え、
データ「C5」に割り付けられていたコード「11100010
11」、「0110001011」をコード「1100100011」、「0100
100011」に置き換え、データ「76」に割り付けられて
いたコード「0010110110」、「1010110110」をコード
「0010011110」、「1010011110」に置き換えた変換テー
ブルを用いる。なお、データと符号の割り付けの関係
は、上述の図6〜図12に示す関係に限定されるもので
はなく、任意の組合せとすることができる。
【0040】また、上述の図6〜図12に示す変換テー
ブルは一具体例であって、例えば「1」の連続を18
(N=18)以下とし、DDS2変換テーブルにおい
て、データ「EB」、「A6」、「C6」、「76」、
「A7」、「C5」、「47」、「74」、「C7」
に、例えば図13に示すように、コード「0010011110」
又は「1010011110」、「1011110010」又は「001111001
0」、「1100100011」又は「0100100011」、「110010011
0」又は「0100100110」、「0010011011」又は「1010011
011」、「1110110010」又は「0110110010」、「0111001
110」、「0111001011」、「0111001001」を割り付けた
変換テーブルとしてもよい。
【0041】また、例えば「1」の連続を16(N=1
6)以下とし、DDS2変換テーブルにおいて、データ
「EB」、「A6」、「C6」、「2B」、「FE」、
「76」、「A7」、「C5」、「47」、「74」
に、例えば図14に示すように、コード「0010011001」
又は「1010011001」、「0010011110」又は「101001111
0」、「1011110010」又は「0011110010」、「110010001
1」又は「0100100011」、「1100100110」又は「0100100
110」、「0010011011」又は「1010011011」、「1110110
010」又は「0110110010」、「0111001110」、「0111001
011」、「0111001001」を割り付けた変換テーブルとし
てもよい。
【0042】また、例えば「1」の連続を14(N=1
4)以下とし、DDS2変換テーブルにおいて、データ
「EB」、「A6」、「C6」、「2B」、「FE」、
「AB」、「EA」、「76」、「A7」、「C5」、
「47」、「74」に、例えば図15に示すように、コ
ード「0110100110」又は「1110100110」、「001001100
1」又は「1010011001」、「0100110010」又は「1100110
010」、「0010011110」又は「1010011110」、「1011110
010」又は「0011110010」、「1100100011」又は「01001
00011」、「1100100110」又は「0100100110」、「00100
11011」又は「1010011011」、「1110110010」又は「011
0110010」、「0111001110」、「0111001011」、「01110
01001」を割り付けた変換テーブルとしてもよい。
【0043】また、例えば「1」の連続数Nを12(N
=12)以下とし、DDS2変換テーブルにおいて、デ
ータ「EB」、「A6」、「C6」、「2B」、「F
E」、「AB」、「EA」、「0B」、「B3」、「E
F」、「FC」、「FD」に、上述の図15に示すコー
ド「0110100110」又は「1110100110」、「0010011001」
又は「1010011001」、「0100110010」又は「110011001
0」、「0010011110」又は「1010011110」、「101111001
0」又は「0011110010」、「1100100011」又は「0100100
011」、「1100100110」又は「0100100110」、「0010011
011」又は「1010011011」、「1110110010」又は「01101
10010」、「0111001110」、「0111001011」、「0111001
001」を割り付けた変換テーブルとしてもよい。
【0044】つぎに、データレコーダの再生系について
説明する。データレコーダは、上述の図1に示すよう
に、その再生系の要部として、上記磁気テープ1を再生
して再生信号を出力する回転ヘッド31と、該回転ヘッ
ド31からの再生信号を増幅する増幅器32と、該増幅
器32で増幅された再生信号をパーシャルレスポンス・
クラス1で等化するPR1等化器33と、該PR1等化
器33で等化された再生信号(以下、等化波形とい
う。)をビタビ復調して波形列を再生するビタビ復調器
34と、上記PR1等化器33からの等化波形に基づい
てチャンネルクロック等を再生する位相同期ループ(以
下、PLL:PhaseLocked Loop という。) 35と、上
記ビタビ復調器34からの波形列から同期信号を検出す
る同期検出回路36と、上記ビタビ復調器34からの波
形列をNRZI復調して符号系列を再生するNRZI復
調器37と、該NRZI復調器37からの符号系列の各
符号をデータに変換する上記8−10変調器10に対応
した8−10復調器40とを備える。
【0045】そして、回転ヘッド31は、磁気テープ1
の磁化極性反転の微分信号である3値の再生信号を出力
し、増幅器32は、この再生信号を増幅してPR1等化
器33に供給する。
【0046】PR1等化器33は、再生信号をパーシャ
ルレスポンス・クラス1で等化して、「1」が連続した
符号に対して「0」が連続する等化波形(所謂アイパタ
ーン)をビタビ復調器34に供給し、ビタビ復調器34
は、等化波形の包絡線(エンベロープ)から得られる閾
値を用いて、等化波形を弁別すると共に、所謂最尤復号
を行い、波形列を再生する。すなわち、上述したように
記録系の8−10変調器10において、データを従来の
データレコーダの8−10変調に比して「1」の連続が
短い符号に変換していることから、等化波形の「0」連
続を短くすることができ、等化波形を弁別するための閾
値を安定して決定でき、従来のデータレコーダ等に比し
てエラーレートを向上させることができる。また、
「1」の連続が短い符号を用いていることにより、最尤
復号の際のデータ確定を簡単に行うことができ、すなわ
ちメモリを少なくすることができ、ビタビ復調器34の
回路を簡素化することができる。
【0047】また、上述したように記録系の8−10変
調器10において、同一符号の2個連続に対応した波形
列に反転間隔として1T、4T、1T、3T、1T又は
1T、3T、1T、4T、1Tを発生させ、ピークシフ
トが大きな符号を採用していないことから、従来のデー
タレコーダ等に比してエラーレートを向上させることが
できる。
【0048】PLL35は、PR1等化器33から供給
される等化波形に基づいてチャンネルクロックを再生
し、このチャンネルクロックをビタビ復調器34等に供
給する。同期検出回路36は、ビタビ復調器34から供
給される波形列から同期信号を検出して、符号あるいは
データの区切りを示すデータバイトクロックを8−10
復調器40等に供給する。
【0049】NRZI復調器37は、例えば図16に示
すように、上記ビタビ復調器34からの波形列を1ビッ
ト毎に順次記憶するFF37aと、排他的論理和(以
下、EXORという。)回路37bとから構成される。
そして、FF37aは、PLL35から供給されるチャ
ンネルクロックにより、波形列を1ビット毎に順次記憶
して、波形列を1チャンネルクロック分遅延させる。E
XOR回路37bは、波形列の前後のビットの排他的論
理和を求めることにより、波形列をNRZI復調して符
号系列を再生し、この符号系列を8−10復調器40に
供給する。
【0050】8−10復調器40は、上述の図16に示
すように、上記EXOR回路37bからの符号系列から
各符号を分離するシフトレジスタ41と、該シフトレジ
スタ41からの符号をラッチするラッチ回路42と、該
ラッチ回路42からの10ビットの符号を8ビットのデ
ータに変換する10−8変換回路43とを備える。
【0051】そして、シフトレジスタ41は、PLL3
5から供給されるチャンネルクロックに基づいて動作
し、EXOR回路37bからシリアルデータとして供給
される符号系列から各符号を分離し、パラレルデータと
してラッチ回路42に供給する。ラッチ回路42は、同
期検出回路36から供給されるデータバイトクロックに
基づいて、10ビットの符号をラッチする。
【0052】10−8変換回路43は、上述した8−1
0変換回路11とは逆の処理を行う論理回路からなり、
ラッチ回路42から供給される10ビットの符号を8ビ
ットのデータに変換する。かくして、磁気テープ1から
のデータの再生が行われる。
【0053】以上の説明で明らかなように、このデータ
レコーダでは、符号間干渉量を制御するパーシャルレス
ポンスの技術を用いることにより、DATや従来のデー
タレコーダに比して線記録密度を高くすることができ
る。なお、上述の実施例では、線記録密度を従来の2倍
としたが、2倍に限定されるものではなく、(M+1)
/M(M=1、2、3・・・)としてもよい。
【0054】つぎに、線記録密度が例えば従来の61k
bpsの磁気テープと、線記録密度が例えば122kb
psの磁気テープとの両方を再生することができるデー
タレコーダについて説明する。なお、上述のデータレコ
ーダの再生系と同じ回路には、同じ指示番号を付して説
明は省略する。
【0055】このデータレコーダは、例えば図17に示
すように、再生系の要部として、上記回転ヘッド31〜
8−10復調器40に加えて、上記増幅器32で増幅さ
れた再生信号を積分等化する積分等化器51と、該積分
等化器51からの等化波形を2値化して波形列を再生す
る2値化回路52と、上記積分等化器51とPRI等化
器33からの等化波形を切り換え選択して上記PLL3
5に供給する切換スイッチ53と、上記2値化回路52
とビタビ復調器34からの波形列を切り換え選択する切
換スイッチ54と、従来のデータレコーダで用いられて
いた8−10復調器(以下、DDS2復調器という。)
55と、該DDS2復調器55と8−10復調器40か
らのデータを切り換え選択する切換スイッチ56と、上
記磁気テープ1を収納するカートリッジ2に設けられた
線記録密度を識別するための識別穴3に基づいて、磁気
テープ1の線記録密度を検出し、該検出結果に基づい
て、上記切換スイッチ53、54、56を制御する識別
穴検出回路57とを備える。
【0056】そして、積分等化器51は、増幅器32か
ら供給される再生信号を積分等化し、2値化回路52
は、等化波形を2値化し、DDS2復調器55は、NR
ZI復調器37から9供給される10ビットの符号を、
従来のDDS2変換テーブル(図18〜図24に示す)
に基づいて、8ビットのデータに変換する。
【0057】識別穴検出回路57は、識別穴3に基づい
て、装填されているカートリッジ2が、例えば線記録密
度が61kbpsのものか、122kbpsのものかを
判定して、線記録密度が122kbpsのときは、切換
スイッチ53がPR1等化器33からの等化波形を選択
し、切換スイッチ54がビタビ復調器34からの波形列
を選択し、切換スイッチ56が8−10復調器40から
のデータを選択するように制御する。一方、識別穴検出
回路57は、線記録密度が61kbpsのときは、切換
スイッチ53が積分等化器51からの等化波形を選択
し、切換スイッチ54が2値化回路52からの波形列を
選択し、切換スイッチ56がDDS2復調器55からの
データを選択するように制御する。
【0058】そして、PLL35は、線記録密度に応じ
た周波数のチャンネルクロックを再生し、ビタビ復調器
34、8−10復調器40、2値化回路52、DDS2
復調器55等は、それぞれのチャンネルクロックで動作
する。
【0059】かくして、このデータレコーダでは、従来
の線記録密度が低いカートリッジ2と、線記録密度が高
いカートリッジ2との両方から、自動的にデータを再生
することができる。
【0060】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えば光ディスクを記録媒体として用
いる光ディスク装置等にも適用できることは言うまでも
ない。また、例えば、上述の実施例では変換テーブルを
論理回路で実現しているが、リード・オンリ・メモリ
(以下、ROMという。)で構成するようにしてもよ
い。すなわちデータを読出アドレスとして符号をROM
から読み出すようにしてもよい。
【0061】
【0062】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、(0,3;8,10;1)符号の中のNRZI変調
後のCDSが0、±2である符号であって、符号が連続
した符号系列をNRZI変調して得られる波形列におい
て、同一符号の2個連続に対応した波形列に反転間隔と
して1T、4T、1T、3T、1T又は1T、3T、1
T、4T、1T(Tは最小反転間隔)が発生する符号以
外の符号を用いて、8ビットのデータを10ビットの符
号に変換した後、符号が連続した符号系列をNRZI変
調して、記録媒体に記録することにより、この記録媒体
を、パーシャルレスポンス・クラス1の等化及びビタビ
復調によって再生する際に、従来の8−10変調に比し
て「1」の連続が短い符号を採用しているので、等化波
形の「0」連続を短くすることができ、等化波形を弁別
するための閾値を安定して決定でき、従来のデータレコ
ーダ等に比してエラーレートを向上させることができ
る。また、「1」の連続が短い符号を採用していること
により、最尤復号の際のデータ確定を簡単に行うことが
でき、すなわちメモリを少なくすることができ、ビタビ
復調器の回路を簡素化することができる。また、ピーク
シフトが大きな符号を採用していないことから、従来の
データレコーダ等に比してエラーレートを向上させるこ
とができる。さらに、符号間干渉量を制御するパーシャ
ルレスポンスの技術を用いることにより、DATや従来
のデータレコーダに比して線記録密度を高くすることが
できる。
【0063】また、本発明では、例えば装填されたカー
トリッジの磁気テープの線記録密度を、カートリッジに
設けられた識別穴に基づいて検出する。そして、線記録
密度が高いカートリッジのときは、再生信号をパーシャ
ルレスポンス・クラス1で等化し後、ビタビ復調して波
形列を再生し、一方、線記録密度が低いカートリッジの
ときは、再生信号を積分等化した後、2値化して波形列
を再生して、磁気テープの再生を行うことにより、従来
の線記録密度が低いカートリッジと、線記録密度が高い
カートリッジとの両方から、自動的にデータを再生する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータレコーダの具体的な構
成を示すブロック図である。
【図2】上記データレコーダを構成する8−10変調器
の具体的な回路構成を示す図である。
【図3】「1」連続が長い符号を示す図である。
【図4】従来の8−10変調で使用されていない符号を
示す図である。
【図5】エラーレートが悪い符号を示す図である。
【図6】本発明を適用した8−10変調における具体的
な変換テーブルの一部を示す図である。
【図7】本発明を適用した8−10変調における具体的
な変換テーブルの一部を示す図である。
【図8】本発明を適用した8−10変調における具体的
な変換テーブルの一部を示す図である。
【図9】本発明を適用した8−10変調における具体的
な変換テーブルの一部を示す図である。
【図10】本発明を適用した8−10変調における具体
的な変換テーブルの一部を示す図である。
【図11】本発明を適用した8−10変調における具体
的な変換テーブルの一部を示す図である。
【図12】本発明を適用した8−10変調における具体
的な変換テーブルの一部を示す図である。
【図13】本発明を適用した8−10変調における他の
具体的な符号を示す図である。
【図14】本発明を適用した8−10変調における他の
具体的な符号を示す図である。
【図15】本発明を適用した8−10変調における他の
具体的な符号を示す図である。
【図16】上記データレコーダを構成する8−10復調
器の具体的な回路構成を示す図である。
【図17】本発明を適用したデータレコーダの再生系の
他の具体的な構成を示すブロック図である。
【図18】従来の8−10変調におけるDDS2変換テ
ーブルの一部を示す図である。
【図19】従来の8−10変調におけるDDS2変換テ
ーブルの一部を示す図である。
【図20】従来の8−10変調におけるDDS2変換テ
ーブルの一部を示す図である。
【図21】従来の8−10変調におけるDDS2変換テ
ーブルの一部を示す図である。
【図22】従来の8−10変調におけるDDS2変換テ
ーブルの一部を示す図である。
【図23】従来の8−10変調におけるDDS2変換テ
ーブルの一部を示す図である。
【図24】従来の8−10変調におけるDDS2変換テ
ーブルの一部を示す図である。
【図25】従来のデータレコーダの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 10 8−10変調器 11 8−10変換回路 21 NRZI変調器 23 回転ヘッド 31 回転ヘッド 33 PR1等化器 34 ビタビ複合器 37 NRZI復調器 40 8−10復調器 43 10−8変換回路 51 積分等化器 52 2値化回路 54 切換スイッチ 57 識別穴検出回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (0,3;8,10;1)符号の中のN
    RZI変調後のCDSが0、±2である符号を用いてデ
    ータを符号に変換する変調方法であって、 符号が連続した符号系列をNRZI変調して得られる波
    形列において、同一符号の2個連続に対応した波形列に
    反転間隔として1T、4T、1T、3T、1T又は1
    T、3T、1T、4T、1T(Tは最小反転間隔)が発
    生する符号以外の符号を用いて、8ビットのデータを1
    0ビットの符号に変換することを特徴とする変調方法。
  2. 【請求項2】 (0,3;8,10;1)符号の中のN
    RZI変調後のCDSが0、±2である符号を用いてデ
    ータを符号に変換する変調方法であって、 符号が連続した符号系列において1の連続がN(N=1
    2〜18)以下であると共に、上記符号系列をNRZI
    変調して得られる波形列において、同一符号の2個連続
    に対応した波形列に反転間隔として1T、4T、1T、
    3T、1T又は1T、3T、1T、4T、1T(Tは最
    小反転間隔)が発生する符号以外の符号を用いて、8ビ
    ットのデータを10ビットの符号に変換することを特徴
    とする変調方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の変調方法の
    何れか1つの変調方法を用いて、データを符号に変換
    し、 該符号が連続した符号系列をNRZI変調して波形列を
    生成し、 該波形列に基づいて、記録媒体に記録を行うことを特徴
    とする記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項記載の記録方法を用いて記録さ
    れた記録媒体を再生し、 得られる再生信号をパーシャルレスポンス・クラス1で
    等化し、 該等化された再生信号をビタビ復調して波形列を再生
    し、 該波形列をNRZI復調して符号系列を再生し、 該符号系列の各10ビットの符号を8ビットのデータに
    変換して、記録媒体の再生を行うことを特徴とする再生
    方法。
  5. 【請求項5】 (0,3;8,10;1)符号の中のN
    RZI変調後のCDSが0、±2である符号であって、
    符号が連続した符号系列において1の連続がN(N=1
    2〜18)以下であると共に、上記符号系列をNRZI
    変調して得られる波形列において、同一符号の2個連続
    に対応した波形列に反転間隔として1T、4T、1T、
    3T、1T又は1T、3T、1T、4T、1T(Tは最
    小反転間隔)が発生する符号以外の符号を用いて、8ビ
    ットのデータを10ビットの符号に変換する変調手段
    と、 該変調手段からの符号系列をNRZI変調して波形列を
    生成するNRZI変調手段と、 該NRZI変調手段からの波形列に基づいて、記録媒体
    に記録を行う媒体記録手段と、 該記録媒体を再生して再生信号を出力する媒体再生手段
    と、 該媒体再生手段からの再生信号をパーシャルレスポンス
    ・クラス1で等化する等化手段と、 該等化手段で等化された再生信号をビタビ復調して波形
    列を再生するビタビ復調手段と、 該ビタビ復調手段からの波形列をNRZI復調して符号
    系列を再生するNRZI復調手段と、 該NRZI復調手段からの符号系列の各10ビットの符
    号を8ビットのデータに変換する上記変調手段に対応し
    た復調手段とを備えることを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】 磁気テープを再生して再生信号を出力す
    る媒体再生手段と、 該媒体再生手段からの再生信号をパーシャルレスポンス
    ・クラス1で等化する第1の等化手段と、 該第1の等化手段で等化された再生信号をビタビ復調し
    て波形列を再生するビタビ復調手段と、 上記媒体再生手段からの再生信号を積分等化する第2の
    等化手段と、 該第2の等化手段で等化された再生信号を2値化して波
    形列を再生する2値化手段と、 上記ビタビ復調手段からの波形列と2値化手段からの波
    形列を切り換え選択する切換手段と、 該切換手段で選択された波形列をNRZI復調して符号
    系列を再生するNRZI復調手段と、 該NRZI復調手段からの符号系列の各10ビットの符
    号を8ビットのデータに変換する復調手段と、 上記磁気テープを収納するカートリッジに設けられた線
    記録密度を識別するための識別穴に基づいて、磁気テー
    プの線記録密度を検出し、該検出結果に基づいて、線記
    録密度が高いときは上記ビタビ復調手段からの波形列を
    選択し、線記録密度が低いときは上記2値化手段からの
    波形列を選択するように上記切換手段を制御する識別穴
    検出手段とを備えることを特徴とする再生装置。
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