JP2001127640A - 光学式回転記録媒体、データ記録方法、記録装置、再生装置 - Google Patents

光学式回転記録媒体、データ記録方法、記録装置、再生装置

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JP2001127640A JP31039499A JP31039499A JP2001127640A JP 2001127640 A JP2001127640 A JP 2001127640A JP 31039499 A JP31039499 A JP 31039499A JP 31039499 A JP31039499 A JP 31039499A JP 2001127640 A JP2001127640 A JP 2001127640A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 同期クロック生成が容易になり、復号後のデ
ータ誤り率の増大を招かない記録装置を提供する。 【解決手段】 16/17変換回路25、同期パタン付
加回路24と、DSV制御ビット付加回路23と、NR
ZI変換回路22と、磁界ヘッドドライバ21とを有す
る。16/17変換回路25は、16ビットのデジタル
データ語に対し、符号語の連続するゼロの最小数
(d)、連続するゼロの最大数(k)、および連続する
1の最大数(r)の制約条件が定められている17ビッ
トの符号語に符号化し、NRZI変換回路22はNRZ
Iによって符号語の1を記録データの1と0の反転に、
符号語の0を非反転に変換し、磁界ヘッドドライバ21
は前記磁界ヘッドドライバ手段は、記録データの1と0
を光磁気ディスク1上のピットの有無もしくは磁化の2
つの極性に対応づけて記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式回転記録媒
体、たとえば、光ディスク、光磁気ディスクに16ビッ
トのデジタルデータを17ビットのデジタルデータに変
調して記録する際に行う16/17変調方法(16/1
7変換方法)、その方法を用いたデータ記録方法、その
記録方法を用いた記録装置、そのような変調データが記
録された光学式回転記録媒体に関する。本発明はまた、
そのような変調データが記録された光学式回転記録媒体
からデータを再生するデータ再生方法、その方法を用い
た再生装置に関する。さらに本発明は、上述した記録装
置と再生装置とを組み合わせた光学式記録・再生装置に
関する。本発明は特に、パーシャルレスポンス(1,
1)の特性を示す媒体への信号処理に好適な16/17
変換方法、および、その逆変換である17/16変換方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクもしくは光磁気ディスク(以
下、本明細書において、これらを総称して、光学式記録
媒体、または、光学式回転記録媒体と呼ぶ)を用いてビ
デオデータやオーディオデータ等を含むデジタルデータ
を記録、再生するために使用する光学式回転記録媒体と
しては、例えば、CD(コンパクトディスク)、MD
(ミニディスク)、DVD(DVD−RAM等を含む)
が知られている。これまで、CDやDVDは主にパッケ
ージメディアとして、MDは音楽の録音用メディアとし
て広く普及しており、そのような媒体からデータを再生
する再生装置、そのような媒体にデータを記録する記録
装置も広く普及している。
【0003】これらの技術の土台となったCDには、再
生専用型光ディスクにおいてその性能が最大に発揮され
るような技術が盛り込まれている。例えば記録される信
号は、連続する「0」の数が2から10までに制限され
た、いわゆるランレングス・リミテッド(2,10)符
号(以下、RLL(2,10)符号)が用いられてい
る。CDとMDにおいては8ビットのデータを14ビッ
トの符号語に変換して各符号語間に3ビットを挿入する
EFM(Eight to FourteenModu
lation)が、DVDにおいては8ビットのデータ
を16ビットの符号語に変換する8/16変調がそれに
あたる。
【0004】光学式回転記録媒体に記録される記録デー
タは、NRZI(Non−Reterun to Ze
ro Inverse)変調によって符号語の「1」を
記録データの「1」と「0」の反転に、符号語の「0」
を非反転に変換し、記録データの「1」と「0」を、た
とえば、光磁気ディスク上のピットの有無もしくは磁化
の2つの極性に対応づけることで記録される。したがっ
て、上記のNRZI変調符号を用いる場合、記録データ
の反転間隔は、1符号語ビット長をTとして最短で3
T、最長で11Tとなる。一方、EFMでは1Tは0.
47Tb(Tbはデータビット長)に対応し、8/16
変調では1Tは0.5Tbに対応する。
【0005】符号語ビット長はデータ復調の際の検出窓
幅そのものであることを考えると、このような最短反転
間隔が比較的広くかつ検出窓幅がデータビット長の半分
程度と比較的短い符号は、雑音などが少なく良好な再生
信号品位が得られる再生専用型ディスクで特にその特徴
を発揮する。
【0006】しかしながら、近年、圧縮ビデオデータや
圧縮オーディオデータ等を含む大容量なデジタルデータ
を、光ディスクもしくは光磁気ディスクに記録したいと
いう要求が増大している。そのような光磁気ディスクと
しては、たとえば、本願出願人が、平成11年6月22
日に出願した発明、特願平11−176029号、「光
記録媒体及びディスクカートリッジ」の光磁気ディスク
のように、直径が50mmで記憶容量が2GB、あるい
は、直径が64mmで記憶容量が4GBもの超小型・高
密度で大容量の光磁気ディスクがある。その場合、レー
ザダイオードとしては青色レーザを用いる。
【0007】このような場合、記録可能な光磁気ディス
クにより大量のデータを収容するには、ランレングスが
(2,10)に制約されて検出窓が狭くなる上記符号よ
り、もっと最短の反転間隔を狭めて検出窓幅を広くした
方がよりよい結果が得られる場合がある。
【0008】検出窓幅を広く取る変調方式の一つとして
16/17変調方式が知られている。16/17変調方
式は、16ビットのデータを17ビットの符号語に変換
するものであり、ランレングスは0から6に制限されて
いるものが多い。そのような16/17変調方式として
は、たとえば、磁気記録の分野では広く使われており、
そのような技術は、特開平9−27171号公報、特開
平10−322217号公報、特開平11−16211
3号公報、特開平10−134520号公報などに開示
されている。
【0009】留意すべき点は、上記16/17変調は、
パーシャル・レスポンス、クラス4(PR4)で代表さ
れる磁気記録分野への応用に最適化されていることであ
る。すなわち、磁気記録の分野では、記録再生系の応答
特性が微分特性であることに着目し、図1に示したイン
ターリーブドNRZI方式で符号語から記録データを生
成すると共に、インパルス応答が図2に示されるPR4
特性に最終的な伝達特性を等化し、さらにビタビ・アル
ゴリズムなどによる最尤復号法でデータを再生してい
る。図1における符号101は符号語ビットクロックで
2クロック分の遅延を行う遅延素子を示しており、10
2はモジュロ2での加算、すなわち排他的論理和を行う
演算素子を示している。
【0010】磁気記録に適用した上記16/17変調で
は上述した最尤復号法でデータを再生する場合に対応し
て、符号語から1ビットおきにデータを抽出した際にも
「0」の連続がある数以下になるように制限している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した磁気記録への
適用を前提としている16/17変調を、光ディスクま
たは光磁気ディスクなどの光学式回転記録媒体に適用す
ることを想定した場合、下記に述べる問題に遭遇する。
【0012】光学式回転記録媒体における記録再生系の
応答特性は、磁気記録のような微分特性を持っていな
い。したがって、光学式回転記録媒体などにデータを記
録する場合、NRZI方式で符号語から記録データを生
成すると共に、データの再生時は、再生信号を単純に閾
値で2値に弁別したり、インパルス応答が図3に示され
るようなパーシャル・レスポンス(1,1)(以下、P
R(1,1))と呼ばれる特性に最終的な伝達特性を等
化し、さらにビタビ・アルゴリズムなどによる最尤復号
法でデータを再生する。この場合、符号語から1ビット
おきにデータを抽出した際にも「0」の連続がある数以
下になるという、上述した磁気記録における制限は何ら
意味を持たない。
【0013】PR4とPR(1,1)との対比を別の観
点から述べる。図2および図3は横軸に時間をとったと
きのインパルス応答を図解しているが、横軸に周波数を
とってPR4とPR(1,1)とを対比すると、PR4
と正弦波となり、PR(1,1)は余弦波となる。すな
わち、磁気記録のPR4と、光学式回転記録媒体のPR
(1,1)とは基本的に特性が異なる。
【0014】PR(1,1)の光学式回転記録媒体にお
いては、符号語に「1」が連続すると再生信号が中間値
となり、データの再生時に位相同期ループ(PLL)に
よる同期クロック生成が困難となる上、ビタビ・アルゴ
リズムなどの最尤復号法にとっても復号後のデータ誤り
率に大きな影響を及ぼす。
【0015】上記磁気記録向けの16/17変調は、変
調波の低周波成分を抑制していない。そのため、オフセ
ット変動が発生し、再生時、ビット検出誤りの頻度(B
ER)が高くなる可能性がある。
【0016】加えて、光学式回転記録媒体においては、
反射率変化、ディスク基板の複屈折などに起因して再生
信号に低周波によるレベル変動が重畳される場合があ
る。閾値判別やPR(1,1)特性を用いる場合、再生
信号の低周波変動はビット誤り率(BER)を劣化につ
ながるので、再生信号から高域通過フィルタなどによっ
て低周波成分を除去することが多い。しかしながら、元
の記録データが大きな低周波成分を持つと、この低周波
成分の除去が新たなレベル変動を引き起し、ビット誤り
率の劣化につながる。磁気記録に適応させた上記16/
17変調は、このような記録データの持つ低周波成分の
影響については考慮されておらず、光学式回転記録媒体
には適用できない。
【0017】16/17変調方式を光学式回転記録媒体
に応用する際には、17ビットの符号語の区切りを正し
く認識しなければならず、変調方式に合致した同期パタ
ンを定める必要がある。
【0018】本発明の目的は、最短の反転間隔を狭めて
検出窓幅を広くすることができ、記録可能なディスクに
大量のデータを収めることが可能な光学式回転記録媒体
を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、光学式回転記録媒体
の記録再生系の応答特性に適したデータ再生方法を採用
しても、符号語に1が多数連続することがなくなり、結
果として位相同期ループ(PLL)による同期クロック
生成が容易になり、ビタビ・アルゴリズムなどの最尤復
号法による復号後のデータ誤り率の増大を招かないデー
タ記録方法を提供することにある。まり本発明の目的
は、17ビットの符号語の区切りを正しく認識できるよ
うな同期パタンを付加するデータ記録方法を提供するこ
とにある。
【0020】本発明のさらに他の目的は、記録データの
低周波成分が抑圧して光学式回転記録媒体の反射率変
化、基板の複屈折などの影響を除去し、再生信号から高
域通過フィルタなどによって低周波成分を除去可能なデ
ータ記録・再生方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、16ビットのデータが17ビットの符号語に変換
されて記録されている光学式回転記録媒体であって、1
6ビットのデータ語に対し、符号語の連続するゼロの最
小数(d)、連続するゼロの最大数(k)、および連続
する1の最大数(r)の制約条件が定められている17
ビットの符号語に符号化されており、NRZI(Non
−Return to zero Inverse)に
よって符号語の1を記録データの1と0の反転に、符号
語の0を非反転に変換されており、記録データの1と0
を上記光学式回転記録媒体の上のピットの有無もしくは
磁化の2つの極性に対応づけて記憶されている、光学式
回転記録媒体が提供される。
【0022】上記光学式回転記録媒体は、最短の反転間
隔を狭めて検出窓幅を広くすることができ、大量のデー
タを収めることが可能である。
【0023】本発明の第2の観点によれば、上記光学式
回転記録媒体へのデータ記録を行う方法が提供される。
すなわち、本発明のデータ記録方法は、光学式回転記録
媒体に16ビットのデータを17ビットの符号語に変換
して記録する方法であって、16ビットのデータ語に対
し、符号語の連続するゼロの最小数(d)、連続するゼ
ロの最大数(k)、および連続する1の最大数(r)の
制約条件が定められている17ビットの符号語に符号化
し、NRZIによって符号語の1を記録データの1と0
の反転に、符号語の0を非反転に変換し、記録データの
1と0を上記光学式回転記録媒体の上のピットの有無も
しくは磁化の2つの極性に対応づけて記憶する。
【0024】好ましくは、上記の符号化方法の制約条件
は(d,k)が(0,6)でrが4以上11以下であ
る。さらに好ましくは、上記の符号化方法の制約条件は
(d,k,r)=(0,6,9)である。
【0025】前記光学式回転記録媒体に記録すべきデー
タに対し、80以上256以下であってかつ偶数である
数のバイトのつながりを1フレームとし、1フレームあ
たり2バイト分の同期パタンを付加し、その同期パタン
は上記制約条件のうち少なくとも一つを逸脱することに
よって符号語内から判別を容易にする。
【0026】前記同期パタンは、前記d=6の制約から
逸脱し、7つの連続する0を含むものである。
【0027】前記同期パタンとして、下記表の10種の
同期パタンから選択した少なくとも6種類のパタンSY
0からSY5を使用する。
【0028】
【表3】
【0029】好ましくは、前記符号化方法で符号化され
たデータにおいて、符号語34ビット以上102ビット
以下、望ましくは68ビット毎に、NRZI変換後のビ
ット列の低周波成分を抑圧するためのビットを1ビット
以上挿入する。
【0030】さらに好ましくは、NRZI変換後の記録
データの1を+1に、0を−1に対応づけてその値を積
算したDSV(Digital Sum Value)
を算出し、低周波成分を抑圧するためのビットは、その
挿入される箇所において、0が挿入されると前記予め定
められた制約条件のうちのk制約に違反してしまう場合
には必ず1を、それ以外の場合には、次の低周波成分を
抑圧するためのビットが挿入される点までの前記DSV
の絶対値が小さくなる方の値を、それぞれ選択すること
で決定する。
【0031】本発明の第3の観点によれば、上記データ
記録方法を適用した、光学式回転記録媒体に16ビット
のデータ語を17ビットの符号語に変換して記録する装
置であって、16/17変換手段と、同期パタン付加手
段と、DSV制御ビット付加手段と、NRZI変換手段
と、磁界ヘッドドライバ手段とを有する。前記16/1
7変換手段は、16ビットのデータ語に対し、符号語の
連続するゼロの最小数(d)、連続するゼロの最大数
(k)、および連続する1の最大数(r)の制約条件が
定められている17ビットの符号語に符号化し、前記N
RZI変換手段は、NRZIによって符号語の1を記録
データの1と0の反転に、符号語の0を非反転に変換
し、前記磁界ヘッドドライバ手段は、記録データの1と
0を上記光学式回転記録媒体の上のピットの有無もしく
は磁化の2つの極性に対応づけて記憶する。
【0032】
【発明の実施の形態】図4は本発明の実施の形態として
の光磁気記録・再生装置の構成図である。図4に図解し
た光磁気記録・再生装置は、光磁気ディスク1にデータ
を記録する記録系として、16/17変換回路25、同
期パタン付加回路24、DSV(Digital Su
m Value)制御ビット付加回路23、NRZI変
換回路22、磁界ヘッドドライバ21を有する。
【0033】図4に図解した光磁気記録・再生装置は、
光磁気ディスク1からデータを読みだして再生する再生
系として、波形等化回路41、ビタビ復号回路42、D
SV制御ビット除去回路43、17/16変換回路4
4、PLLによるチャネルビット同期クロック生成回路
45、同期パタン検出回路46、タイミング生成回路4
7を有する。
【0034】光磁気ディスク1としては、たとえば、本
願出願人が、平成11年6月22日に出願した発明、特
願平11−176029号、「光記録媒体及びディスク
カートリッジ」の光磁気ディスクのうように、直径が3
8mmで記憶容量が2GB、あるいは、直径が65mm
で記憶容量が4GBもの超小型・高密度で大容量の光磁
気ディスクを適用できる。その場合、光ピックアップ3
に搭載されるレーザダイオードは、好ましくは、青色レ
ーザを用いる。
【0035】光磁気ディスク1は図示しないスピンドル
モータで回転される。この光磁気ディスク1へのデータ
の記録は、記録用磁気ヘッド2と光ピックアップ3に内
蔵されたレーザダイオードから出射される光ビームによ
る行われる。光磁気ディスク1に記録されたデータの読
み出しは光ピックアップ3に内蔵されたレーザダイオー
ドからの光ビームが光磁気ディスク1で反射した光を光
ピックアップ3に内蔵されたデテクタで検出される。も
ちろん、データを記録するときとデータを読みだすとき
のレーザダイオードの出力は異なる。光ピックアップ3
のトラッキング制御、フォーカス制御などは図示しない
手段で公知の方法で行われる。
【0036】光磁気ディスク1へのデータの記録動作の
概要を述べる。光磁気ディスク1に記録されるデジタル
データは、16/17変換回路25において16ビット
毎に17ビットの符号語に変換される。変換後の符号語
ビットを以下ではチャネルビットと呼ぶことにする。1
6/17変換の詳細な処理方法については後述する。
【0037】16/17変換回路25における変換後の
データは、同期パタン付加回路24において、たとえ
ば、図5に物理的なサブセクタの構成を図解したよう
に、182バイト(1547チャネルビット)からなる
フレーム毎に2バイト(17チャネルビット)の同期パ
タンSYが付加される。この同期パタンについても詳細
を後述する。
【0038】同期パタン付加回路24において同期パタ
ンを加えた1564(17+1547)チャネルビット
のフレームデータは、DSV制御ビット付加回路23に
おいて、たとえば、図6にDSV(Digital S
um Value)制御ビットの挿入例を図解したよう
に、68チャネルビット毎に1チャネルビットのDSV
制御ビットが付加される。
【0039】さらにNRZI変換回路22でNRZI形
式の記録データに変調されて、変調された記録データは
磁界ヘッドドライバ21を介して記録用磁気ヘッド2に
印加され、光磁気ディスク1の外部磁界となる。光磁気
ディスク1にデータを記録する際には光ピックアップ3
内のレーザダイオードに大電流が印加され、レーザダイ
オードからは高出力のレーザ光が光磁気ディスク1に照
射されて、磁界ヘッド2における磁界の変化が光磁気デ
ィスク1の記録膜に記録される。
【0040】16/17変換回路25の処理 16/17変換回路25における16/17変換処理の
詳細を述べる。16ビットのデータから17ビットに変
換する場合、17ビットのビット列は全部で13174
2(217)通り存在するが、本願発明者は、その中で下
記の条件を満たすものを選択して(0,6)RLLの符
号語を生成した。
【0041】条件1:先頭および末尾の連続する「0」
は3個以下である。 条件2:17チャンネルビットの語中の連続する「0」
は6個以下である。 条件3:先頭および末尾の連続する「1」はN/2個以
下である。 条件4:17チャンネルビットの語中の連続する「1」
はN個以下である。
【0042】上記条件を適用した場合、N=4の場合、
上記条件に合致する17チャネルビットのビットパタン
は68800個存在し、16ビットのデータ(6553
6個)と1対1に対応づけることができる。従って、こ
のような16/17変調が可能である。しかし、このよ
うな方法で16ビットから17チャネルビットへの対応
づけを行うと、復号時に17チャネルビット中1チャネ
ルビットでも誤りがあると16ビット全部の誤りとな
り、信頼性が低い。現在、光ディスク、光磁気ディスク
などで実際に使用されている誤り訂正符号は、いずれも
8ビットを1シンボルとしていることを考えると、容易
に2シンボルエラーが生じる符号は不都合である。従っ
て、なるべく1チャネルビットの誤りは16ビットのう
ちの上位または下位8ビットのみに影響するように、変
調のルールを定めることが望ましい。そこで本実施の形
態においては下記の方法を適用した。
【0043】17ビットのデータ構成 17ビットのデータ構成を、図7に図解したように、中
央の1ビットのチェックビットCを挟んで、その両側
に、それぞれ8ビットの第1(上位)データPと、第2
(下位)データQに配置した。第1データPと第2デー
タQとは独立に符号化されるため、誤りに対する相互の
影響は少ない。このように17ビットのデータを構成す
れば、8ビットの第1データPと8ビットの第2データ
Qと、1ビットのチェックビットCとの組み合わせとな
る。さらに、16ビットの記録すべきデータを上位8ビ
ットのデータHと下位8ビットのデータLに分離して、
16/17変換回路25において、上位データHと下位
データLそれぞれについて、8ビットのデータから8ビ
ットのデータへの変換を行い(これを8−8変換とい
う)、第1データPと第2データQに割り当てる。この
処理の詳細を下記に述べる。
【0044】8−8変換に際して下記の制約を課した。 制約1:「0」の連続について制約 先頭は3個以下、末尾は2以下、途中は6以下 制約2:「1」の連続について制約 先頭は5個以下、末尾は4以下
【0045】上記制約を満足する8ビットのデータは1
99個存在する。本実施の形態においては、その中から
192個を選択した。選択した192を64個ごと3分
割して図表1−1〜図表1−3として図8〜図10に示
す。199個から192個に制限したことにより、上述
した制約条件は下記のごとく変更になった。
【0046】修正制約1:「0」の連続について制約 先頭は3個以下、末尾は2以下、途中は6以下 修正制約2:「1」の連続について制約 先頭は4個以下、末尾も4以下 すなわち、「1」の連続は9以下
【0047】図11は、図表2として、図8〜図10に
含まれない8ビットデータ中の残りの64個のデータを
示す。16/17変換回路25には、図8〜図10のデ
ータをテーブル化したエンコーダを3個設けた。これら
のエンコーダにおいて、元のデータが図8〜図11に示
したデータに該当する場合は、符号語にそのデータをそ
のまま使用し、図11に示したデータに相当する場合は
図8〜図11の示したデータに変換する。図11のデー
タから図8〜図11へのデータに変換する対応づけを図
表3として図12に示した。
【0048】各々のエンコーダにおいて、データHまた
はデータLが図8〜図10に示したデータに該当する場
合をトルーTとして、含まれない場合をフォールスFと
した場合、図7に図解した17ビットのデータP,C,
Qは、図表4として示した図13に図解した結果とな
る。いずれかのデータについてフォールスFが発生した
場合、チェックビットCが1になる。したがって、チェ
ックビットCが「1」の場合はフォールスFが発生した
変換であることを示している。図12に図解した図表4
において、E1〜E3はフォールスFが発生して、図表
3のE1〜E3を使用したことを示している。このよう
にして16/17変換回路25において、16/17変
換が行われる。
【0049】同期パタン付加回路24の処理 同期パタンは、再生データについてチャネルビットより
大きな単位の同期を確立するため、図5に図解したよう
に、データ中に一定の間隔で挿入する。以下、個別の同
期パタンの条件について考察する。 (1)同期バタンの検出を容易にするためには、符号語
に含まれないデータパタンを使用することが望ましい。
本実施の形態は、16/17変調を行うから、ランレン
グスが(0,6)に制約されている。したがって、同期
パタン付加回路24で使用する同期パタンとしては、ラ
ンレングスが7であるパタンを1か所含むものを用い
る。 (2)再生時の信号検出にPR(1,1)を用いること
を考慮すると、同期パタンの検出を確実にするためには
同期パタンの先頭および末尾は0であることが望まし
い。その理由は、PR(1,1)では再生信号は(+
1,0,−1)の3値になるが、前後のデータとの接続
において「11」のパタンが出現すると、3値のうち0
レベルが連続するのに対して間に1以上の「0」が入る
と、「+1」、「0」、「−1」というデータの変化、
または、この逆の、「−1」、「0」、「+1」という
データの変化が起こり、確実な信号のエッジ(変化)検
出が可能となるからである。 (3)同期パタンの内部でも、「1」が2つ以上連続す
ることを避ける。 (4)ランレングスが7である部分を同期パタンの後半
に持ち、上述した条件を課して、本来のランレングスが
6という制約を満足する同期パタンの例は、図表5とし
て図14に図解した10通りになる。
【0050】また、図5に図解したように、1つの同期
パタンSYと、その同期パタンの直後から次のフレーム
の同期パタンの直前までのデータとの組を同期フレーム
と呼ぶ。同期フレームより大きな単位としては、図5に
図解したサブセクタがある。サブセクタはたとえば、1
3同期フレームから構成されている場合、再生データか
らサブチクタの先頭、現在再生したいるデータがサブセ
クタ内のどの位置にあるかを容易に判別するために、数
種類の同期パタンをある決まった順序で配置しておくこ
とが有効となる。
【0051】本実施の形態において、13同期フレーム
に対して、たとえば、最大で10種類の同期パタンを利
用可能である。これらを全て利用すると図15に図解し
た配置になる。しかしながら、同期パタンSY0〜SY
2の配置に関しては、3同期フレームまで遡らないと位
置が特定できないという不利益がある。
【0052】そこで改善案を考察する。サブセクタの先
頭の同期フレームは特別な意味を持つので単独で判別で
きるようにする。残りの同期フレームについて1同期フ
レームまで遡れば位置が特定できるようにする。そこ
で、6種類の同期パタンを用いて、図16に図解した順
序で同期パタンを並べると、上述した制約を満足する。
【0053】好ましい6種類の同期パタンの選択につい
て考察する。同期パタンをその役割から下記の3つのグ
ループA〜Cに分割する。
【0054】
【表4】
【0055】そして、各グループが異なる特徴を示すよ
うに同期パタンを選択すると、より一層確実な同期パタ
ンの検出が可能となる。そのようなパタンの例を図表5
(図14)から抽出して下記に述べる。
【0056】 第1のパタン例 A:SY0 (1)000100010000010 最初の7チャネルビット中に「1」が1つしかなく、かつ 先頭から4チャネルビット目に「1」がある。 B:SY1 (4)001001010000010 SY2 (5)001010010000010 最初の7チャネルビット中に「1」が2つあり、かつ、 先頭から3チャネルビット目に「1」がある。 C:SY3 (7)010001010000010 SY4 (8)010010010000010 SY5 (9)010100010000010 最初の7チャネルビット中に「1」が2つあり、かつ、 先頭から2チャネルビット目に「1」がある。
【0057】 第2のパタン例 A:SY0 (6)010000010000010 最初の2チャネルビット目に「1」がある。 B:SY1 (1)000100010000010 SY2 (2)000101010000010 先頭から4チャネルビット目に「1」がある。 C:SY3 (3)001000010000010 SY4 (4)001001010000010 SY5 (5)001010010000010 先頭から3チャネルビット目に「1」がある。
【0058】DSV制御ビット付加回路23の処理 DSV制御ビット付加回路23は、図6に図解した位置
にDSV(Digital Sum Value)制御
ビットを挿入する。DSVとは、NRZI変換後の記録
データの1を+1に、0を−1に対応づけてその値を積
算した値を示す。DSV制御ビット付加回路23におけ
るDSV制御ビットの挿入は下記のごとく行う。 (1)挿入される箇所において、0が挿入されると7つ
の連続する「0」が生じてしまう場合には「1」をDS
V制御ビットとする。 (2)(1)以外の場合、「0」および「1」をそれぞ
れ仮に挿入したとして次のDSV制御ビットの挿入点直
前までのDSVを計算し、その絶対値が小さくなる方の
値をDSV制御ビットとする。
【0059】再生動作について述べる。光磁気ディスク
1に光ピックアップ3よりレーザ光線が照射され、カー
効果によって生じる記録膜上の磁化の向きに応じた反射
光の偏光の向きの変化は同じ光ピックアップ3で電気信
号に変換される。この電気信号が光磁気ディスク1の再
生信号である。
【0060】波形等化回路41は、例えばPR(1,
1)の周波数特性に近くなるように波形等化する。位相
同期回路(PLL)によるチャネルビット同期クロック
生成回路45は波形等化後の再生信号を元に、PLL回
路でチャネルビット単位の同期クロックを再生する。
【0061】ビタビ復号回路42は再生された同期クロ
ックを用いてPR(1,1)の特性に対応した最尤復号
を行う。
【0062】同期パタン検出回路46において、ビタビ
復号回路42における最尤復号後のデータから同期パタ
ンを検出され、タイミング生成回路47は検出された同
期パタンに基づいてフレーム単位の同期を検出し、DS
V制御ビットおよび符号語単位のタイミングを生成す
る。
【0063】DSV制御ビット除去回路43はタイミン
グ生成回路47において生成されたタイミングに基づ
き、再生データからDSV制御ビットを除去する。
【0064】17/16変換回路44は符号語単位のタ
イミングに基づいて、16/17変換回路25とは逆
に、17ビットの符号語から16ビットのデータを復号
する。
【0065】図17は、詳述した16/17変換回路2
5で行う16/17変換に使用した図13に示した変換
方法とは逆の17/16変換方法を示す図表である。1
7/16変換回路44は図17に示した方法で17/1
6変換を行う。
【0066】以上により、光磁気ディスク1に記録され
ていたデータが再生できる。
【0067】なお、光磁気ディスク1からPR(1,
1)による3値のデータが読みだされるから、たとえ
ば、波形等化回路41で波形整形した後、ビタビ復号回
路42に代えて3値識別回路を用いて、再生データを再
生することもできる。
【0068】上述した実施の形態においては、光磁気デ
ィスク1として、超解像光ディスクを例示したが、本発
明の実施に際しては、光磁気ディスクに限らず、光ディ
スクなど、PR(1,1)特性を示す各種の光学式回転
記録媒体に適用できる。
【0069】
【発明の効果】本発明の16/17変換、記録方法およ
び記録装置を適用すると、CD、MD、DVDなど従来
の光ディスクもしくは光磁気ディスクに用いられていた
変調よりも最短の反転間隔を狭めて検出窓幅を広くする
ことができ、記録可能な光学式回転記録媒体に大量のデ
ータを収めることが可能となる。
【0070】また、本発明の再生方法、再生装置によれ
ば、光学式回転記録媒体における記録再生系の応答特性
に適したデータ再生方法を採用しても、符号語に1が多
数連続することがなくなり、結果として位相同期ループ
(PLL)による同期クロック生成が容易になり、ビタ
ビ・アルゴリズムなどの最尤復号法による復号後のデー
タ誤り率の増大を招かない。
【0071】さらに本発明によれば、記録データの低周
波成分が抑圧されているので、反射率変化、ディスク基
板の複屈折などの影響を除去するために、再生信号から
高域通過フィルタなどによって低周波成分を除去するこ
とが可能となる
【0072】また本発明の16/17変換においては、
17ビットの符号語の区切りを正しく認識できるような
同期パタンが定められている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はインタリーブドNRZIの処理回路を示
す構成図である。
【図2】図2は磁気記録におけるPR4のインパルス応
答を示すグラフである。
【図3】図3は光磁気ディスクなどの光学式回転記録媒
体の特性を示すPR(1,1)のインパルス応答を示す
グラフである。
【図4】図4は本発明の実施の形態としての光磁気ディ
スクを用いた光磁気記録・再生装置の構成図である。
【図5】図5は同期パタンが挿入された同期フレームの
構成を図解する図である。
【図6】図6はDSV制御ビットの挿入位置を示す図で
ある。
【図7】図7は17ビットデータの構成を示す図であ
る。
【図8】図8は8−8変換に際して8ビットデータの1
92通りのデータの一部(その1)を図解した図であ
る。
【図9】図9は8−8変換に際して8ビットデータの1
92通りのデータの一部(その2)を図解した図であ
る。
【図10】図10は8−8変換に際して8ビットデータ
の192通りのデータの一部(その3)を図解した図で
ある。
【図11】図11は図8〜図10に示したデータに含ま
れない8ビットデータ中の残りの64個のデータを示す
図である。
【図12】図12は図11に示したデータから図8〜図
11に示したデータに変換する対応づけを示す図であ
る。
【図13】図13は16/17変換回路におけるエンゴ
ード方法を示す図表である。
【図14】図14は同期パタン付加回路で使用する同期
パタンの例を示す図表である。
【図15】図15は同期パタン付加回路で使用する同期
パタンの組み合わせ例を示す図表である。
【図16】図16は同期パタン付加回路で使用する同期
パタンの組み合わせの他の例を示す図表である。
【図17】図17は17/16変換回路におけるデコー
ド方法を示す図表である。
【符号の説明】
1・・光磁気ディスク 2・・記録用磁気ヘッド 3・・光ピックアップ 21・・磁界ヘッドドライバ 22・・NRZI変換回路 23・・DSV制御ビット付加回路 24・・同期パタン付加回路 25・・16/17変換回路 41・・波形等化回路 42・・ビタビ復号回路 43・・DSV制御ビット除去回路 44・・17/16変換回路 45・・PLLによるチャネルビット同期クロック生成
回路 46・・同期パタン検出回路 47・・タイミング生成回路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】16ビットのデータが17ビットの符号語
    に変換されて記録されている光学式回転記録媒体であっ
    て、 16ビットのデータ語に対し、符号語の連続するゼロの
    最小数(d)、連続するゼロの最大数(k)、および連
    続する1の最大数(r)の制約条件が定められている1
    7ビットの符号語に符号化されており、NRZI(No
    n−Return to zero Inverse)
    によって符号語の1を記録データの1と0の反転に、符
    号語の0を非反転に変換されており、記録データの1と
    0を上記光学式回転記録媒体の上のピットの有無もしく
    は磁化の2つの極性に対応づけて記憶されている、 光学式回転記録媒体。
  2. 【請求項2】光学式回転記録媒体に16ビットのデータ
    を17ビットの符号語に変換して記録する方法であっ
    て、 16ビットのデータ語に対し、符号語の連続するゼロの
    最小数(d)、連続するゼロの最大数(k)、および連
    続する1の最大数(r)の制約条件が定められている1
    7ビットの符号語に符号化し、 NRZI(Non−Return to zero I
    nverse)によって符号語の1を記録データの1と
    0の反転に、符号語の0を非反転に変換し、 記録データの1と0を上記光学式回転記録媒体の上のピ
    ットの有無もしくは磁化の2つの極性に対応づけて記憶
    するデータ記録方法。
  3. 【請求項3】上記の符号化方法の制約条件は(d,k)
    が(0,6)でrが4以上11以下である、 請求項2記載のデータ記録方法。
  4. 【請求項4】上記の符号化方法の制約条件は(d,k,
    r)=(0,6,9)である請求項2記載のデータ記録
    方法。
  5. 【請求項5】前記光学式回転記録媒体に記録すべきデー
    タに対し、80以上256以下であってかつ偶数である
    数のバイトのつながりを1フレームとし、 1フレームあたり2バイト分の同期パタンを付加し、 その同期パタンは上記制約条件のうち少なくとも一つを
    逸脱することによって符号語内から判別を容易にした、 請求項4記載のデータ記録方法。
  6. 【請求項6】前記同期パタンは、前記d=6の制約から
    逸脱し、7つの連続する0を含むものである、 請求項2記載のデータ記録方法。
  7. 【請求項7】前記同期パタンとして、下記表の10種の
    同期パタンから選択した少なくとも6種類のパタンSY
    0からSY5を使用する請求項2記載のデータ記録方
    法。 【表1】
  8. 【請求項8】前記符号化方法で符号化されたデータにお
    いて、符号語34ビット以上102ビット以下、望まし
    くは68ビット毎に、NRZI変換後のビット列の低周
    波成分を抑圧するためのビットを1ビット以上挿入す
    る、請求項2記載のデータ記録方法。
  9. 【請求項9】NRZI変換後の記録データの1を+1
    に、0を−1に対応づけてその値を積算したDSV(D
    igital Sum Value)を算出し、 低周波成分を抑圧するためのビットは、その挿入される
    箇所において、0が挿入されると前記予め定められた制
    約条件のうちのk制約に違反してしまう場合には必ず1
    を、それ以外の場合には、次の低周波成分を抑圧するた
    めのビットが挿入される点までの前記DSVの絶対値が
    小さくなる方の値を、それぞれ選択することで決定す
    る、 請求項2記載のデータ記録方法。
  10. 【請求項10】光学式回転記録媒体に16ビットのデー
    タ語を17ビットの符号語に変換して記録する装置であ
    って、 16/17変換手段と、 同期パタン付加手段と、 DSV制御ビット付加手段と、 NRZI(Non−Return to zero I
    nverse)変換手段と、 磁界ヘッドドライバ手段と、 を有し、 前記16/17変換手段は、16ビットのデータ語に対
    し、符号語の連続するゼロの最小数(d)、連続するゼ
    ロの最大数(k)、および連続する1の最大数(r)の
    制約条件が定められている17ビットの符号語に符号化
    し、 前記NRZI変換手段は、NRZIによって符号語の1
    を記録データの1と0の反転に、符号語の0を非反転に
    変換し、 前記磁界ヘッドドライバ手段は、記録データの1と0を
    上記光学式回転記録媒体の上のピットの有無もしくは磁
    化の2つの極性に対応づけて記憶する記録装置。
  11. 【請求項11】前記16/17変換手段における符号化
    方法の制約条件は(d,k)が(0,6)でrが4以上
    11以下である、 請求項10記載の記録装置。
  12. 【請求項12】前記16/17変換手段における符号化
    方法の制約条件は(d,k,r)=(0,6,9)であ
    る請求項10記載の記録装置。
  13. 【請求項13】前記光学式回転記録媒体に記録すべきデ
    ータに対し、80以上256以下であってかつ偶数であ
    る数のバイトのつながりを1フレームとし、 前記同期パタン付加手段は、1フレームあたり2バイト
    分の同期パタンを付加し、 その同期パタンは上記制約条件のうち少なくとも一つを
    逸脱することによって符号語内から判別を容易にした、 請求項10記載の記録装置。
  14. 【請求項14】前記同期パタン付加手段で付加する前記
    同期パタンは、前記d=6の制約から逸脱し、7つの連
    続する0を含むものである、請求項10記載の記録装
    置。
  15. 【請求項15】前記同期パタン付加手段で付加する 前
    記同期パタンとして、下記表の10種の同期パタンから
    選択した少なくとも6種類のパタンSY0からSY5を
    使用する請求項10記載のデータ記録方法。 【表2】
  16. 【請求項16】前記DSV制御ビット付加手段は、前記
    符号化方法で符号化されたデジタルデータにおいて、符
    号語34ビット以上102ビット以下、望ましくは68
    ビット毎に、NRZI変換後のビット列の低周波成分を
    抑圧するためのビットを1ビット以上挿入する、 請求項10記載の記録装置。
  17. 【請求項17】前記DSV制御ビット付加手段は、NR
    ZI変換後の記録データの1を+1に、0を−1に対応
    づけてその値を積算したDSV(Digital Su
    m Value)を算出し、低周波成分を抑圧するため
    のビットは、その挿入される箇所において、0が挿入さ
    れると前記予め定められた制約条件のうちのk制約に違
    反してしまう場合には必ず1を、それ以外の場合には、
    次の低周波成分を抑圧するためのビットが挿入される点
    までの前記DSVの絶対値が小さくなる方の値を、それ
    ぞれ選択することで決定する、 請求項10記載のデータ記録方法。
  18. 【請求項18】光学式回転記録媒体に記録されているデ
    ータを再生する再生装置であって、 上記光学式回転記録媒体は16ビットのデータが17ビ
    ットの符号語に変換されて記録されており、16ビット
    のデータ語に対し、符号語の連続するゼロの最小数
    (d)、連続するゼロの最大数(k)、および連続する
    1の最大数(r)の制約条件が定められている17ビッ
    トの符号語に符号化されており、NRZI(Non−R
    eturn to zero Inverse)によっ
    て符号語の1を記録データの1と0の反転に、符号語の
    0を非反転に変換されており、記録データの1と0を上
    記光学式回転記録媒体の上のピットの有無もしくは磁化
    の2つの極性に対応づけて記憶されているものであり、 上記再生装置は、 上記光学式回転記録媒体から読みだしたデータからクロ
    ックを再生する手段と、 上記再生したクロックを参照して読みだしたデータを最
    尤度法で復号する手段と、 上記復号した17ビットの符号語を16ビットのデータ
    語に変換する17/16変換手段とを具備する、再生装
    置。
  19. 【請求項19】前記再生装置は、前記復号手段で復号し
    たデータから同期パタンを検出する同期パタン検出手段
    を有する、 請求項18記載の再生装置。
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