JP3277377B2 - ビデオ信号用プロセッサ - Google Patents

ビデオ信号用プロセッサ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテレビなどのビデオ信
号をディジタル処理をする場合に適用して好適なプログ
ラマブルなプロセッサとして使用されるビデオ信号用プ
ロセッサ、特に二次元処理を可能にしたビデオ信号用プ
ロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号などのビデオ信号(画
像信号)をディジタル処理する場合に使用されるプログ
ラマブルなプロセッサとして、1ビットALU(算術・
論理演算回路)を使用したプロセッサアレイ部をVRA
M内に組み込んだ形のビデオ信号用プロセッサが知られ
ている(例えば、『JIM CHILDERS,et al "SVP:SERIAL V
IDEO PROCESSSOR"IEEE 1990 CUSTOM INTEGRATED CIRCUI
TS CONFERENCE 17.3』などに開示されているプロセッ
サ)。
【0003】図7はこのビデオ信号用プロセッサ10の
要部の一例を示す。
【0004】nビット例えば8ビットの入力ビデオ信号
(ディジタル信号)は、入力シフトレジスタ12に導か
れる。
【0005】入力シフトレジスタ12は、少なくとも各
ビットの入力データ(入力ビデオ信号のこと、以下同
じ)を同時に順次右方向(ライン方向に相当する)にシ
フトすることができ、その段数は少なくとも画像の一水
平走査期間の画素数H分(例えば1024段)だけあ
る。そして、入力データのデータレートに合わせたクロ
ックで画像の1水平走査期間の間順次シフト処理を行う
ことによって、1水平走査期間の入力データが蓄積され
る。
【0006】入力シフトレジスタ12に蓄積された1水
平走査期間分の入力データは1水平走査期間毎にメモリ
14(メモリA)に同時に転送される。したがって、メ
モリ書き込み動作は入力シフトレジスタ12の各段にお
いて同時に起こり、メモリ14の各段に対応したメモリ
セルのうち、プログラムでアドレス指定されたメモリセ
ルに対して同時に一回の書き込み動作でその入力データ
が書き込まれる。
【0007】メモリ14に書き込まれたデータは過去に
同様にして書き込まれたデータや、後述するプロセッサ
アレイ部16での演算結果が再びメモリ14に書き込ま
れたデータなどと共に記憶される。メモリ14に書き込
まれたデータは必要に応じて随時読み出されて後述する
プロセッサアレイ部16における算術・演算処理に使用
される。
【0008】メモリ14は入力シフトレジスタ12と同
様に水平走査期間の画素数に一致する数だけ横にメモリ
セルが並んでいるが、縦方向には特にそのような条件は
ない。メモリ14には上述したように入力シフトレジス
タ12のデータ以外にも、演算結果の途中結果を一時的
に格納する必要があるため、縦方向のメモリセルの数は
3n〜4n程度の個数となされている場合が多い。
【0009】メモリ14の下段に設けられたプロセッサ
アレイ部16は、上段および下段に存在するメモリ14
とメモリ18(メモリB)から、処理プログラムに応じ
てそれぞれのデータを読み出して必要な算術演算、ある
いは論理演算が行なわれ、その結果が再び処理プログラ
ムによってアドレス指定されたメモリ14または18の
メモリセルに書き込まれる。ただし、最終結果は下段の
メモリ18に書き込まれる。
【0010】算術・演算処理は同一列上に存在するデー
タについてのみ行なうことができ、その処理結果も同じ
列にあるメモリセルに書き込まれる。
【0011】プロセッサアレイ部18はメモリセルの列
(その代表として列28を示す)ごとに1つのプロセッ
サエレメントが斜線のように対応している。プロセッサ
エレメントは図8に示すように1ビットのALU(算術
論理演算ユニット)で構成され、列方向には1個だけ存
在する。ただし、行方向に対しては入力シフトレジスタ
12の段数(画素数)だけプロセッサエレメントが並ん
でいる。
【0012】プロセッサアレイ部16は入出力の速度と
は別の動作速度でプログラム制御部22により制御され
る。そしてその制御はいわゆるSIMD制御(SIMD
制御: Single Instruction stream Multi Data strea
m)であり、全てのプロセッサエレメントは一つの処理
プログラムにより連動して動作する。
【0013】プロセッサエレメントは1ビットのALU
26であるから、このプロセッサエレメントは全てビッ
ト処理に分解して、つまり1ビットを単位として処理さ
れることになる。
【0014】下段のメモリ18は必要に応じて設けられ
るものであって、メモリ14と同様に1水平走査期間の
画素数と同じ数だけ横方向にメモリセルが並んでいる。
メモリ18にはプロセッサアレイ部16での算術・演算
の途中結果やその最終結果がメモリされる。したがっ
て、入力シフトレジスタ12からデータが直接書き込ま
れるようなことはない。
【0015】メモリ18に記憶されているデータは出力
シフトレジスタ20の各段に対して、1水平走査期間ご
とに同時に転送される。出力シフトレジスタ20は入力
シフトレジスタ12と同様に構成され、データが順次右
側にシフトされてnビットのデータ(画像処理されたビ
デオ信号)が出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この従来構成では、図
7の構成からも明らかなようにプロセッサアレイ部16
で処理できるのは、そのプロセッサエレメントの属する
同一の列上にあるメモリ14あるいは18のデータにつ
いてだけであるから、画面上では垂直方向における画像
処理となる。
【0017】つまり、この従来構成では水平走査期間を
単位とするような信号処理に適しており、垂直方向にお
ける極く近傍画素との演算のみが可能で、それ以外の信
号処理形態には適さない構成となっている。
【0018】例えばフィルタリングなどは、水平走査期
間を単位として処理できるので扱い易いが、それも垂直
方向のフィルタリングに限られてしまう。垂直方向のフ
ィルタリング処理の場合には、画面上のある画素に注目
したとき、その上下の近傍画素のみを考慮した処理をす
るからである。
【0019】これに対して、水平方向のフィルタリング
などをする場合には、左右の近傍画素を考慮した処理を
しなければならないが、図7に示す構成では、各プロセ
ッサエレメントは左右の隣接画素についてのデータはア
クセスできないからである。
【0020】そのため、例えば、ビデオ信号処理技術で
よく知られた2次元DCT(離散的コサイン変換)処理
の場合には、図9に示すように例えば水平方向8画素、
垂直方向8画素(つまり8ライン)のトータル64画素
の2次元ブロックを単位処理ブロックとして画像処理す
る場合が多い。このような場合には、水平方向と垂直方
向のデータが格納されたアドレスを順次アクセスして処
理する必要があるため、この二次元処理は図7に示す構
成では不可能である。
【0021】そこで、この発明ではこのような従来の課
題を解決したものであって、SIMD制御によるプロセ
ッサであって、二次元処理を可能にしたビデオ信号用プ
ロセッサを提案するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ためこの発明においては、入力ビデオ信号をビット位置
毎に、二次元処理ブロックを構成する単位領域のライン
方向における画素数単位で直列・並列変換する直列・並
列変換器と、上記直列・並列変換器で得られた上記ビッ
ト位置毎の並列信号を、上記入力ビデオ信号の一走査期
間分だけ蓄積させる入力シフトレジスタと、一走査期間
毎に、順次上記入力シフトレジスタに蓄積された上記一
走査期間分の並列信号を、上記入力シフトレジスタの各
レジスタから対応するメモリセル列に読み出すことで、
上記二次元処理ブロックを構成する上記単位領域のビデ
オ信号のデータを上記メモリセル列毎に記憶するメモリ
と、随時必要に応じて上記メモリのメモリセル列から上
記二次元処理ブロック毎のビデオ信号のデータを読み出
しては演算し、再び上記メモリセル列に書き込む処理を
SIMD制御のもとで行うことで、上記入力ビデオ信号
を二次元的に処理するプロセッサアレイ部と、一定走査
期間毎に上記メモリから並列にデータを受け取り出力す
る出力シフトレジスタとを有するものである。
【0023】
【作用】図1に示すように、入力ビデオ信号は直列・並
列変換器30に供給されて、単位処理ブロックを構成す
るライン方向における画素数Nごとに直列・並列変換さ
れる。直列・並列変換された入力ビデオ信号は一定走査
期間(本例では1H)分のデータが入力シフトレジスタ
12に蓄積される。1H分の入力データの蓄積が終了す
ると、入力シフトレジスタ12から蓄積された全データ
がメモリ14に転送される。
【0024】ここで、入力データは直列・並列変換器3
0で直列・並列変換されているので、図3に示すように
二次元処理ブロックを構成する単位領域B1〜B8内の
データ(8ビットの場合、D1〜D8)は、図4に示す
ようにメモリ14に設けられたラインデータ格納エリア
MA1〜MA8のうち、同一列のメモリセルにそのデー
タが転送格納されたことになる。
【0025】メモリ14に記憶されたデータ若しくはプ
ロセッサアレイ部16の下段に設けられたメモリ18に
記憶された同一列上のデータは随時必要に応じてプロセ
ッサアレイ部16に供給されて、水平方向および垂直方
向の算術・演算処理がビットごとに実行される。
【0026】水平方向の算術・演算処理は単位領域B1
〜B8ごとに実施され、垂直方向の算術・演算処理は水
平方向での処理が終了した同一ビットDi(i=1〜
8)同士で行なわれる。
【0027】演算結果は再びメモリ14若しくは18に
書き込まれる。この算術・演算処理はSIMD制御のも
とで行なわれる。最終処理データはメモリ18に蓄積さ
れる。メモリ18に蓄積されたデータは出力シフトレジ
スタ20に転送され、これがさらに並列・直列変換器3
2において直列データに変換されて画像処理後のビデオ
信号が得られる。
【0028】
【実施例】続いて、この発明に係るビデオ信号用プロセ
ッサの一例を上述した二次元フィルタリング処理に適用
した場合につき図1以下を参照して詳細に説明する。
【0029】入力ビデオ信号は直列・並列変換器30に
供給されて、単位処理ブロックを構成するライン方向に
おける画素数N(Nは整数)ごとに直列・並列変換され
る。入力ビット数nが8で、図9に示すように(8画素
×8ライン=64画素)を二次元処理における単位ブロ
ックとすると、各入力ビット(ビット0〜ビット7)と
も8画素分(N=8)を単位として直列・並列変換処理
が行なわれることになる。
【0030】直列・並列変換処理された入力データは入
力シフトレジスタ12に供給されて1H分の入力データ
が蓄積される。入力シフトレジスタ12はそのレジスタ
段数(以下単に「段数」という)HがN分の1に削減さ
れたものが使用される。ただし、縦方向に関しては並列
変換処理されたデータを取り扱うため、図7の場合より
もN倍の段数が必要になる。したがって、縦長形状のシ
フトレジスタとなるが、総段数は従来と同一である。
【0031】図2は直列・並列変換器30と入力シフト
レジスタ12の具体例を示すもので、何れも1ビットの
記憶素子36が縦続接続されて構成され、それぞれの記
憶素子36として本例ではフリップフロップ(FF)を
使用した場合を示す。直列・並列変換された入力データ
(8ビット)は順次水平方向に1画素ずつシフトされ、
これが1H間繰り返される。
【0032】1H分の入力データの蓄積が終了すると、
入力シフトレジスタ12から蓄積された全データがメモ
リ14に転送される。そのため、入力シフトレジスタ1
2の各段ごとに、各フリップフロップ36とその真下に
あるメモリ14のうち縦のメモリセル列とが接続された
構成となっている。
【0033】ここで、入力データは直列・並列変換器3
0で直列・並列変換されているので、図3に示すように
二次元処理ブロック28を構成する単位領域B1〜B8
内のデータD1〜D8は、入力ビットの1ビット例えば
LSBビットについて考えた場合、図4に示すようにメ
モリ14に設けられたラインデータ格納エリアMA1〜
MA8のうち、同一列上に配列されたメモリセルにその
データが転送格納されることになる。
【0034】つまり、入力データの段階では水平方向に
配列されていた画素データD1〜D8(8画素分)のL
SBビットは、メモリ14に格納されるときには垂直方
向に転換されて格納されている。換言するならば、水平
方向に8画素、垂直方向に8画素配列されて構成されて
いた二次元処理ブロック28のデータ配列は、図4に示
すように64画素分のLSBビットが水平方向に1ビッ
ト、垂直方向に64ビットとなるようにデータ配列が変
更された状態で格納されることになる。なお他の入力ビ
ットLSB+1〜MSBビットも同様に変換されて、各
入力ビットの垂直方向に変換されたデータがメモリ14
の同一列上に配列されたメモリセルに転送格納されるこ
とになる。
【0035】格納エリアMA1〜MA8の指定(したが
って、そのアドレス指定)は任意であるから、順不同に
格納エリアを指定することもできる。例えば、図4の場
合とは逆のエリア指定も可能である。
【0036】メモリセルの個数は、入力シフトレジスタ
12の総段数の3〜4倍に選定される。これは、メモリ
14には入力シフトレジスタ12からの直前のデータを
格納する他に、その前のラインのデータを格納したり、
後述する算術・演算処理結果を格納したりすることがで
きるようなエリアを確保するためである。
【0037】プロセッサアレイ部16は図7に示した構
成と同一である。プロセッサアレイ部16の下段に設け
られたメモリ18(このメモリの構成は絶対条件ではな
く、必要に応じて設けられる)と、上段に配されたメモ
リ14にそれぞれ記憶された同一列上に位置するメモリ
セル内のデータ若しくは上段のメモリ14に記憶された
同一列上に位置するメモリセル内のデータが、随時必要
に応じてプロセッサアレイ部16に供給されて、水平方
向および垂直方向の算術・演算処理がビットごとに実行
される。
【0038】水平方向の算術・演算処理は単位領域B1
〜B8ごとに実施され、その処理結果がメモリ14若し
くは18の同じく同一列上に位置する同一あるいは異な
るメモリ領域に格納される。垂直方向の算術・演算処理
は水平方向での処理が終了した同一ビットDi(i=1
〜8)のデータ同士で行なわれる。そして、その処理結
果がメモリ18の同じく同一列のメモリ領域に格納され
る。
【0039】このような算術・演算処理はSIMD制御
のもとで行なわれる。その制御プログラムはプログラム
制御部22からメモリ14、18およびプロセッサアレ
イ部16に供給される。
【0040】メモリ18に蓄積されたデータは出力シフ
トレジスタ20に転送され、これがさらに並列・直列変
換器32において直列データに変換されて画像処理後の
ビデオ信号が得られる。例えば、二次元DCT処理され
たビデオ信号が得られる。
【0041】このように図1に示す実施例では、入力シ
フトレジスタ12だけでなく、メモリ14,18も、プ
ロセッサアレイ部16も、出力シフトレジスタ20も全
て、横幅は従来のN分の1となるが、その処理は、二次
元処理ブロックのデータがメモリ14,18の縦の同じ
1つのセル列に入るように工夫したので、水平方向や垂
直方向の一次元処理のみならず、二次元処理まで拡張で
きる。
【0042】図5はこの発明の他の実施例を示す。図1
に示す構成では直列・並列変換器30で二次元処理ブロ
ックの水平方向における画素数分を並列化するため、入
力シフトレジスタ12からメモリ14への接続が従来よ
りN倍に増えることになる。そのため、図2に示すよう
に各段のフリップフロップ36とメモリ14のメモリセ
ルとの垂直方向(縦方向)の接続(その接続線は図示し
ていない)がN倍になるため、その配線が集積化を妨げ
ることも考えられる。図5はこれを改善するための一例
である。
【0043】図5に示す実施例は、入力シフトレジスタ
12とメモリ14との間の接続線数を減らすため、入力
シフトレジスタ12の中に一部メモリとして機能する素
子群(メモリ部14′という)を組み込んだ構成として
いる。したがって、メモリ14が2分割された形を採っ
ている。メモリ18についても同様であって、その一部
が出力シフトレジスタ20に組み込まれてメモリ部1
8′となっている。
【0044】図6はその具体例を示すものであって、入
力シフトレジスタ12を構成するフリップフロップ28
列の各々の間に、斜線部のようなメモリセル38を並べ
ていく。メモリセル38はNビット構成のメモリセルで
ある。
【0045】このように構成したとき、メモリ14への
書き込みは必ずまずメモリ部14′を経由するようにす
る。つまり、フリップフロップ36に隣接して置かれた
メモリセル38にのみ書き込みを行なうようにすると、
入力シフトレジスタ12からメモリ14への接続に関し
ての問題は生じなくなる。
【0046】ここで、メモリセル38は横N画素のブロ
ックの処理のためには、Nセル分必要になる。これは、
1ビットセルの物理的な横幅を維持して縦長にして実現
できる。あるいはまた、1水平走査期間の処理プログラ
ムによって、必ず別のアドレスに移されるという条件を
満たすように使うことにすれば、1ビットのメモリセル
でもよい。
【0047】メモリ18と出力シフトレジスタ20との
間の接続も同様に行なわれるので、その説明は省略す
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では入力
ビデオ信号を一旦直列・並列変換処理し、その直列・並
列変換出力データに基づいて算術・演算処理を行なうよ
うにしたものである。
【0049】これによれば、従来とその回路素子数を増
大させることなく、水平方向、垂直方向の各一次元処理
のみならず、二次元処理も簡単に実現できる。したがっ
て、この発明は上述したように二次元処理を必要とする
二次元DCT処理などを行なうビデオ信号用プロセッサ
に適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るビデオ信号用プロセッサの一例
を示す要部の系統図である。
【図2】直列・並列変換器と入力シフトレジスタとの具
体例を示す接続図である。
【図3】二次元処理を説明するためのラインデータの説
明図である。
【図4】二次元処理を説明するためのメモリ格納状態を
説明するための説明図である。
【図5】この発明の他の例を示すビデオ信号用プロセッ
サの要部の系統図である。
【図6】図5における直列・並列変換器と入力シフトレ
ジスタおよびメモリ部との関係を示す接続図である。
【図7】従来のビデオ信号用プロセッサの一例を示す系
統図である。
【図8】プロセッサエレメントの図である。
【図9】二次元処理の説明図である。
【符号の説明】
10 ビデオ信号用プロセッサ 12 入力シフトレジスタ 14,18 メモリ 14′ メモリ部 16 プロセッサアレイ部 20 出力シフトレジスタ 22 プログラム制御部 30 直列・並列変換器 32 並列・直列変換器 36 フリップフロップ 38 メモリセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 G06T 1/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビデオ信号をビット位置毎に、二次
    元処理ブロックを構成する単位領域のライン方向におけ
    る画素数単位で直列・並列変換する直列・並列変換器
    と、 上記直列・並列変換器で得られた上記ビット位置毎の並
    列信号を、上記入力ビデオ信号の一走査期間分だけ蓄積
    させる入力シフトレジスタと、 一走査期間毎に、順次上記入力シフトレジスタに蓄積さ
    れた上記一走査期間分の並列信号を、上記入力シフトレ
    ジスタの各レジスタから対応するメモリセル列に読み出
    すことで、上記二次元処理ブロックを構成する上記単位
    領域のビデオ信号のデータを上記メモリセル列毎に記憶
    するメモリと、 随時必要に応じて上記メモリのメモリセル列から上記二
    次元処理ブロック毎のビデオ信号のデータを読み出して
    は演算し、再び上記メモリセル列に書き込む処理をSI
    MD制御のもとで行うことで、上記入力ビデオ信号を二
    次元的に処理するプロセッサアレイ部と、 一定走査期間毎に上記メモリから並列にデータを受け取
    り出力する出力シフトレジスタとを有することを特徴と
    するビデオ信号用プロセッサ。
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