JPH1127488A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH1127488A
JPH1127488A JP9175606A JP17560697A JPH1127488A JP H1127488 A JPH1127488 A JP H1127488A JP 9175606 A JP9175606 A JP 9175606A JP 17560697 A JP17560697 A JP 17560697A JP H1127488 A JPH1127488 A JP H1127488A
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JP
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data
memory
data processing
circuit
storage
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JP9175606A
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Inventor
Yoshiiku Azekawa
善郁 畔川
Narihiro Matoba
成浩 的場
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ処理回路に必要な記憶容量が全
体として削減されたデータ処理装置を提供する。 【解決手段】 (4×4)個のデータを単位としてデー
タ処理を行なうデータ第1処理回路6と、(8×8)個
のデータを単位としてデータ処理を行なうデータ第2処
理回路11と、外部から入力されたデータを(4×4)
個ずつデータ第1処理回路6へ供給するとともに、デー
タ第1処理回路6で処理されたデータを(8×8)個ず
つデータ第2処理回路11へ供給する記憶回路50とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列データやブロッ
クデータなどの型式の異なるデータを処理する複数のデ
ータ処理回路を備えたデータ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のデータ処理装置の構成を
示すブロック図である。図9に示されるように、このデ
ータ処理装置は、外部からデータDINを入力するデー
タ入力回路2と、データ入力回路2に接続される記憶回
路4と、記憶回路4から出力される第1ブロックデータ
d1を処理するデータ第1処理回路6と、データ第1処
理回路6で処理されたデータを記憶する記憶回路8と、
データ第1処理回路6に接続されデータ第1処理回路6
から出力された第1ブロックデータd1を記憶する記憶
回路9と、記憶回路9に接続され記憶回路9から出力さ
れた第2ブロックデータD0を処理するデータ第2処理
回路11とを備える。
【0003】ここで、図13および図14は、たとえば
デジタルカメラなどでCCDに映った画像がCCDの解
像度により水平および垂直方向へ既定の画素数に分割さ
れて得られる画素データを示す図である。
【0004】図13および図14に示されるように、こ
の画素データはy行x列からなり、細分された正方形の
各々が1つの入力データを表わす。そして、各入力デー
タの番号(a,b)は、CCDに映った画像に対応する
画素データの左上隅を番地(0,0)としたa行b列目
のデータであることを示す。
【0005】この場合に、図13に示されるように、番
地(0,0)から番地(3,3)までの4行4列の16
個のデータが1つの上記第1ブロックデータd1に相当
し、図14に示されるように、番地(0,0)から番地
(7,7)までの8行8列の64個のデータが1つの上
記第2ブロックデータD0に相当する。
【0006】次に、上記データ処理装置の動作を図10
から図12に示されるタイミング図を参照して説明す
る。
【0007】CCDの各画素に対応するデータDIN
は、図10に示されるように、データ入力回路2から、
クロック信号CLKに同期して番地(0,0)から順次
0行目、1行目、2行目…の順に記憶回路4に入力さ
れ、記憶される。
【0008】ここで、データ第1処理回路6は、4行4
列の16画素データからなる第1ブロックデータd1を
単位としてデータ処理を行なうため、記憶回路4は4行
分のデータが記憶された時点で、供給される制御信号C
TRL.に応答して図11に示されるように、番地
(0,0)から番地(3,3)までの16個の画素デー
タよりなる第1ブロックデータd1をデータ第1処理回
路6へ供給する。
【0009】そして、データ第1処理回路6で処理され
たデータは記憶回路8に記憶される。
【0010】このようにして、データ第1処理回路6で
4行x列分のデータすべてが処理されると、次の4行分
のデータ処理が行なわれ、最終的にはy行x列分のデー
タ、すなわち1画面分のデータDINが処理されて記憶
回路8に記憶される。
【0011】一方、データ第2処理回路11では、8行
8列の64個の画素データからなる第2ブロックデータ
D0を単位としてデータ処理が行なわれるため、記憶回
路8に記憶されたデータを伸長して得られる4行4列の
第1ブロックデータd1をデータ第2処理回路11へ供
給するためには、記憶回路9に一時的に4つの第1ブロ
ックデータd1を図14の太線で囲まれた第2ブロック
データD0として記憶し、図12に示されるように、供
給される制御信号CTRL.に応答して8行8列の画素
データが揃った時点で、番地(0,0)から番地(0,
7)、番地(1,0)から番地(1,7)のデータの順
でデータ第2処理回路11へデータが供給される。
【0012】このようにして、データ第2処理回路11
が8行x列分のデータの処理を終えると、次の8行分の
データの処理が行なわれ、最終的にはy行x列分の第1
ブロックデータd1、すなわち1画面分の第1ブロック
データd1の処理が行なわれる。
【0013】なお、上記データ第1処理回路6およびデ
ータ第2処理回路11でのデータ処理は、具体的には、
画素データのエッジ処理やコントラスト調整などの処理
をいう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、従来のデータ処理装置では、データ処理回路に
よって一括処理するデータの単位(型式)が異なること
から、それぞれのデータ処理回路に所定の型式のデータ
を供給するため、データ処理回路毎に一時的にデータを
記憶する記憶回路が必要であり、システム全体に対する
記録回路の占める割合が大きいことが集積化の妨げとな
るという問題を生じていた。
【0015】そこで、本発明は、このような問題を解消
するためになされたもので、複数のデータ処理回路に必
要な記憶容量が全体として削減されたデータ処理装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るデータ処
理装置は、データ処理を行なうデータの単位を異にする
複数のデータ処理手段と、複数のデータ処理手段のうち
のいずれか1つのデータ処理手段または外部から入力さ
れたデータを、上記1つのデータ処理手段以外の少なく
とも1つの他のデータ処理手段へ上記データの単位ごと
に供給する記憶手段とを備えるものである。
【0017】請求項2に係るデータ処理装置は、M個の
データを単位としてデータ処理を行なう第1のデータ処
理手段と、N個のデータを単位としてデータ処理を行な
う第2のデータ処理手段と、外部から入力されたデータ
をM個ずつ第1のデータ処理手段へ供給するとともに、
第1のデータ処理手段で処理されたデータをN個ずつ第
2のデータ処理手段へ供給する記憶手段とを備えるもの
である。
【0018】請求項3に係るデータ処理装置は、請求項
2に記載のデータ処理装置であって、第1のデータ処理
手段は、FBTC画像圧縮伸長処理を行ない、第2のデ
ータ処理手段は、JPEG画像圧縮伸長処理を行なうも
のである。
【0019】請求項4に係るデータ処理装置は、請求項
3に記載のデータ処理装置であって、記憶手段は、8行
分の画素データを記憶するものである。
【0020】請求項5に係るデータ処理装置は、請求項
3に記載のデータ処理装置であって、記憶手段は、1ブ
ロック分のデータとして(8×8)個のデータを記憶す
るものである。
【0021】請求項6に係るデータ処理装置は、(2k
y×2kx)個のデータを処理するデータ処理装置であ
って、(k×k)個のデータを単位としてデータ処理を
行なう第1のデータ処理手段と、(2k×2k)個のデ
ータを単位としてデータ処理を行なう第2のデータ処理
手段と、外部から入力された第1のデータを(k×k)
個ずつ第1のデータ処理手段へ供給するとともに、第1
のデータ処理手段で処理された第2のデータを(2k×
2k)個ずつ第2のデータ処理手段へ供給する記憶手段
とを備え、その記憶手段は、(k×2kx)個のデータ
を記憶する第1のメモリと、(k×2kx)個のデータ
を記憶する第2のメモリと、第2のメモリへデータを入
力するときは第1のメモリからデータを出力し、第1の
メモリへデータを入力するときは第2のメモリからデー
タを出力するよう第1のメモリと第2のメモリとを制御
する制御手段とを含むものである。
【0022】請求項7に係るデータ処理装置は、請求項
6に記載のデータ処理装置であって、記憶手段は、(k
×kx)個のデータを記憶する第3のメモリと、(k×
kx)個のデータを記憶する第4のメモリとをさらに備
え、制御手段は、第4のメモリへデータを入力するとき
は第3のメモリからデータを出力し、第3のメモリへデ
ータを入力するときは第4のメモリからデータを出力す
るよう第3のメモリと第4のメモリとを制御するもので
ある。
【0023】請求項8に係るデータ処理装置は、請求項
6に記載のデータ処理装置であって、第1のデータ処理
手段は、FBTC画像圧縮伸長処理を行ない、第2のデ
ータ処理手段は、JPEG画像圧縮伸長処理を行なうも
のである。
【0024】請求項9に係るデータ処理装置は、請求項
8に記載のデータ処理装置であって、第1のメモリおよ
び第2のメモリは、4行分の(4×8x)個のデータを
記憶するものである。
【0025】請求項10に係るデータ処理装置は、請求
項8に記載のデータ処理装置であって、第1のメモリお
よび第2のメモリは、1ブロック分としての(4×8)
個のデータを記憶するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は、同
一または相当部分を示す。
【0027】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係るデータ処理装置の全体構成を示す図であ
る。
【0028】図1に示されるように、このデータ処理装
置は、データDINを入力するデータ入力回路2と、デ
ータ入力回路2に接続される記憶回路50と、記憶回路
50に接続されるデータ第1処理回路6と、データ第1
処理回路6に接続される記憶回路8と、記憶回路50に
接続されるデータ第2処理回路11とを備える。
【0029】ここで、データ入力回路2、記憶回路8,
50、データ第1処理回路6、データ第2処理回路11
の各々へはクロック信号CLKが入力される。また、記
憶回路8,50とデータ第1処理回路6へは制御信号C
TRL.が入力される。
【0030】図2は、図1に示される記憶回路50の構
成を示すブロック図である。図2に示されるように、記
憶回路50は、メモリ502と、入力されるデータD
1,d5のいずれか一方を選択的にメモリ502に供給
する入力データ選択回路501と、メモリ502から出
力されたデータを選択的にデータd2またはデータD6
として、データ第1処理回路6またはデータ第2処理回
路11へ供給する出力データ選択回路503と、入力さ
れる制御信号CTRL.に応答して入力データ選択回路
501および出力データ選択回路503を制御する制御
回路504とを含む。
【0031】次に、本実施の形態に係るデータ処理装置
の動作を図3および図4のタイミング図を参照して説明
する。
【0032】デジタルカメラでは、図3(a),(b)
に示されるように、y行x列の画素データがデータD1
として、クロック信号CLKに同期してデータ入力回路
2から記憶回路50に順次入力される。このとき、制御
回路504は、入力される制御信号CTRL.に応答し
て、データD1をメモリ502へ供給するよう入力デー
タ選択回路501を制御する。これにより、図3(b)
に示されるように、番地(0,0)の画素データから行
方向に番地(0,x)までの画素データが順次メモリ5
02に記憶され、その次には1行目の番地(1,0)か
ら番地(1,x)までの画素データが順に記憶される。
このようにして以下、2行目、3行目…の順で画素デー
タがメモリ502に記憶される。
【0033】ここで、制御回路504は、4行4列から
なる第1ブロックデータd2をデータ第1処理回路6に
供給するよう出力データ選択回路503を制御する。こ
れにより、図3(c)に示されるように、メモリ502
に番地(0,0)から番地(3,x)までの4行分の画
素データが記憶された時点T1で、出力データ選択回路
503からは番地(0,0)から番地(0,3)まで、
次に番地(1,0)から番地(1,3)までの画素デー
タ、以下同様の順で4行4列の第1ブロックデータd2
がデータ第1処理回路6へ供給される。
【0034】データ第1処理回路6は、供給された第1
ブロックデータd2をFBTC(Fixed length Block T
runcation Coding)画像圧縮伸長方式でデータ処理す
る。ここで、「FBTC画像圧縮伸長方式」とは、画像
データを4行4列の16画素データからなるブロックに
分割し、このブロック内の画素データから、ブロック内
の濃度値の平均レベル、ブロック内の濃度値の分布を示
す階調幅指標、および各画素の量子化レベルの3成分を
抽出する方式をいう。
【0035】このようにして処理された処理データd3
は、記憶回路8に記憶される。次に、記憶回路8に記憶
されたデータから伸長された8行8列の第2ブロックデ
ータD6をデータ第2処理回路11でデータ処理する動
作について説明する。
【0036】この場合、図4(a),(b)に示される
ように、データ第1処理回路6は、記憶回路8から供給
された処理データd4から伸長された第1ブロックデー
タd5を入力されるクロック信号CLKに同期して記憶
回路50に供給する。
【0037】このとき、制御回路504は入力される制
御信号CTRL.に応答して第1ブロックデータd5を
メモリ502に供給するよう入力データ選択回路501
を制御する。
【0038】これにより、番地(0,0)から番地
(3,3)、次に番地(0,4)から番地(3,7)の
画素データ、以下同様の順に第1ブロックデータd5を
単位としてメモリ502へデータが記憶される。
【0039】このとき、制御回路504は入力される制
御信号CTRL.に応答して、8行8列の第2ブロック
データD6を単位として画素データをデータ第2処理回
路11へ供給するよう出力データ選択回路503を制御
する。
【0040】このようにして、出力データ選択回路50
3は、図4(b),(c)に示されるように、メモリ5
02に、番地(0,0)から番地(7,x)までの8行
分の画素データが記憶された時点T2より、番地(0,
0)から番地(0,7)、次に番地(1,0)から番地
(1,7)の画素データ、以下同様の順に8行8列の第
2ブロックデータD6を単位としてデータ第2処理回路
11へ画素データを供給する。
【0041】なお、メモリ502は、8行x列(xは水
平解像度によって決まる)の画素データを記憶するも
の、あるいは8行8列の画素データを記憶するものであ
って、図3および図4に示されるように、1つの画素デ
ータが読出されるのと同時に他の1つの画素データが記
憶される。
【0042】ここで、メモリ502が8行8列の画素デ
ータを記憶するものである場合には、DRAMなどの記
憶素子を用いずに論理回路で構成し得るので、動作速度
の向上ならびに製造コストを削減できるという効果を得
ることができる。
【0043】データ第2処理回路11では、供給された
第2ブロックデータD6を、JPEG(Joint Photogra
phic Expert Group )画像圧縮伸長方式でデータ処理し
処理データDOUTとして出力する。
【0044】ここで、「JPEG画像圧縮伸長方式」と
は、1992年に国際標準規格として制定された連続階
調(カラー)静止画像の圧縮伸長方式をいう。
【0045】以上より、従来はFBTC圧縮伸長方式に
よるデータ処理を行なうデータ第1処理回路6と、JP
EG圧縮伸長方式によるデータ処理を行なうデータ第2
処理回路11とで、データ型式変換のために記憶回路
4,9が別個に必要だったが、本発明の実施の形態に係
るデータ処理装置によれば、1つの記憶回路50を複数
のデータ処理回路で共有することにより、システム全体
に対する記憶回路50の占める割合を小さくし、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0046】[実施の形態2]本実施の形態に係るデー
タ処理装置は、上記実施の形態1に係るデータ処理装置
と同様な構成を有するが、図1に示される記憶回路50
の構成が図5に示されるものである点で相違する。
【0047】本実施の形態2に係る記憶回路50は、図
5に示されるように、入力データ選択回路501と、入
力データ選択回路501に接続されるメモリ選択回路5
05と、メモリ選択回路505に接続される第1メモリ
506,第2メモリ507と、第1メモリ506および
第2メモリ507に接続されるメモリ選択回路508
と、メモリ選択回路508に接続される出力データ選択
回路503と、入力されるクロック信号CLKおよび制
御信号CTRL.に応答して入力データ選択回路50
1、メモリ選択回路505,508および出力データ選
択回路503を制御する制御回路509とを備える。
【0048】次に、本実施の形態に係るデータ処理装置
の動作を図6および図7のタイミング図を参照して説明
する。
【0049】まず、記憶回路50がデータ入力回路2か
らデータD1を入力し、4行4列の画素データからなる
第1ブロックデータd2をデータ第1処理回路6に出力
する場合の動作を説明する。
【0050】制御回路509は、入力される制御信号C
TRL.に応答してデータ入力回路2から図6(b)に
示されるデータD1を入力するよう入力データ選択回路
501を制御する。また、制御回路509は、データD
1を4行分ごとに交互に第1メモリ506と第2メモリ
507へ入力するようメモリ選択回路505を制御す
る。
【0051】これにより、図6(b)〜(d)に示され
るように、番地(0,0)から番地(3,x)までの4
行分の画素データは、データDAとして第1メモリ50
6へ記憶され、次の番地(4,0)から番地(7,x)
までの4行分の画素データは、データDBとして第2メ
モリ507へ記憶される。
【0052】ここで、番地(0,0)から番地(3,
x)までの4行分の画素データの第1メモリ506への
入力が完了し、番地(4,0)からの画素データが第2
メモリ507へ入力され始める時点T3において、制御
回路509は、データ出力先として第1メモリ506を
選択するようメモリ選択回路508を制御する。その結
果、第1メモリ506からは図6(f)に示されるデー
タDaとして、4行分の画素データが4行4列の第1ブ
ロックデータd2を単位として、番地(0,0)から番
地(3,3)、番地(0,4)から番地(3,7)とい
う順で番地(3,x)の画素データまで順次出力データ
選択回路503からデータ第1処理回路6へ出力され
る。
【0053】そして、第1メモリ506に記憶された番
地(0,0)から番地(3,x)までの4行分の画素デ
ータがすべて出力された時点T4で、制御回路509は
メモリ選択回路508が第2メモリ507を選択するよ
う制御する。これにより、図6(g)に示されるデータ
Dbとして次の4行分の画素データ、すなわち、番地
(4,0)から番地(7,x)までの画素データが、4
行4列のブロックデータd2を単位として順次出力デー
タ選択回路503からデータ第1処理回路6へ出力され
る。
【0054】このようにして、第1メモリ506と第2
メモリ507からは交互に4行分ずつの画素データが出
力される。
【0055】以上のような動作によれば、第1メモリ5
06および第2メモリ507でのデータ入力期間とデー
タ出力期間が分離されるため、データ処理が高速に行な
われる場合の入力データと出力データの衝突が回避され
る。
【0056】また、第1メモリ506、第2メモリ50
7がデータ入力のためのポートとデータ出力のためのポ
ートを別々に有していない場合は、データの入力速度が
速い場合またはデータが継続して入力される場合などに
は、入力データと出力データの衝突を防ぐために全体と
して一旦すべての入力データを記憶するだけの記憶容量
が必要となるが、上記のように、第1メモリ506と第
2メモリ507とで交互にデータ入力とデータ出力を繰
返すことにより、第1メモリ506と第2メモリ507
のそれぞれが、4行分の画素データを記憶する記憶容量
を有すれば足りることとなる。
【0057】次に、記憶回路50がデータ第1処理回路
6から第1ブロックデータd5を入力し、第2ブロック
データD6をデータ第2処理回路11へ出力する場合の
動作を図7のタイミング図を参照して説明する。
【0058】制御回路509は、図7(b)〜(d)に
示されるように、番地(0,0)から番地(3,3)ま
での16個の画素データをデータDAとして第1メモリ
506へ、番地(0,4)から番地(3,7)までの1
6個の画素データをデータDBとして第2メモリ507
へというように、16個の画素データを交互に第1メモ
リ506と第2メモリ507へ入力するようメモリ選択
回路505を切換制御する。
【0059】そしてまた制御回路509は、図7(e)
〜(g)に示されるように、第1メモリ506と第2メ
モリ507とで合わせて、番地(0,0)から番地
(7,x)までの8行分より16個少ない画素データが
記憶された時点T5より、第1メモリ506および第2
メモリ507から8行8列の画素データからなる第2ブ
ロックデータD6の出力を開始するようメモリ選択回路
508を制御する。
【0060】これにより、メモリ選択回路508は、番
地(0,0)から番地(3,3)までの画素データをデ
ータDaとして第1メモリ506から出力した後、番地
(0,4)から番地(3,7)までの画素データをデー
タDbとして第2メモリ507から出力し、番地(4,
0)から番地(7,3)までの画素データを再び第1メ
モリ506から、番地(4,4)から番地(7,7)ま
での画素データを第2メモリ507からそれぞれ出力
し、番地(0,0)から番地(7,7)までの8行8列
の画素データからなる第2ブロックデータD6を出力す
る。
【0061】なお、第1メモリ506および第2メモリ
507からは、上記のように16個の画素データが交互
に出力され、データの出力されない方のメモリに、交互
に次の第1ブロックデータd5が書込まれる。
【0062】このような動作によれば、記憶回路50か
ら、4行4列の16個の画素データからなる第1のブロ
ックデータd2のみならず、8行8列の64個の画素デ
ータからなる第2のブロックデータD6の出力も可能と
なる。
【0063】なお、第1メモリ506および第2メモリ
507は、それぞれ、上記のように4行分の(4×8
x)個のデータを記憶できるものであれば足り、特に、
1ブロック分のデータを記憶するために(4×8)個の
データを記憶するものなどが考えられる。
【0064】また、第1メモリ506および第2メモリ
507としては、大容量のDRAMなどの記憶素子の記
憶領域を論理的に2個に分けたものでもよく、あるいは
物理的に分けられた記憶素子であってもよいが、いずれ
の場合においても、第1ブロックデータd2の出力は一
方のメモリから、第2ブロックデータD6の出力は双方
のメモリから行なうことにより、メモリの効率的な使用
が実現されるものである。
【0065】なお、本実施の形態に係るデータ処理装置
においては、第1メモリ506と第2メモリ507との
2つを、上記実施の形態1に係るデータ処理装置の1つ
のメモリ502とみなして制御することも可能とするこ
とができる。この場合には、制御回路509がメモリ選
択回路505,508へ、メモリ502と同様の制御を
行なうか、本実施の形態における制御を行なうかを切換
えるための制御信号を供給することとなる。
【0066】[実施の形態3]本実施の形態に係るデー
タ処理装置は、上記実施の形態2に係るデータ処理装置
と同様な構成を有するが、図5に示される記憶回路50
の構成が図8に示されるものである点で相違する。
【0067】すなわち、本実施の形態3に係る記憶回路
50は、図8に示されるように、メモリ選択回路51
0,515に接続される第3メモリ513と第4メモリ
514とをさらに備える。
【0068】次に、本実施の形態に係るデータ処理装置
の動作を説明する。記憶回路50が外部からのデータD
1を入力し、データ第1処理回路6へ第1ブロックデー
タd2を出力する動作は、上記実施の形態2に係るデー
タ処理装置の動作と同じである。
【0069】一方、記憶回路50が、データ第1処理回
路6から第1ブロックデータd5を入力してデータ第2
処理回路11へ第2ブロックデータD6を出力する場合
には、第1メモリ511と第2メモリ512の対、第3
メモリ513と第4メモリ514の対が、それぞれ、上
記実施の形態2に係る第1メモリ506、第2メモリ5
07に相当するものとして制御回路516に制御され
る。
【0070】これにより、第1メモリ511と第2メモ
リ512、第3メモリ513と第4メモリ514の各対
が、それぞれ、一方にデータを入力するとき他方からデ
ータを読出すよう制御される。
【0071】なおこの場合、第3メモリ513と第4メ
モリ514は、それぞれ4行(x/2)列の記憶容量を
有すれば足りることとなる。
【0072】以上より本実施の形態に係るデータ処理装
置によれば、型式の異なるデータに対して対応するデー
タ型式変換を行なうことができる。
【0073】また、第1メモリ511と第2メモリ51
2とは、第1ブロックデータd2の出力の際と第2ブロ
ックデータD6の出力の際とでともに使用されるため、
メモリの効率的使用を実現することになる。
【0074】なお、本実施の形態に係る制御回路516
は、さらに、実施の形態2に係る第1メモリ506を第
1メモリ511と第2メモリ512に、第2メモリ50
7を第3メモリ513と第4メモリ514に置換えたも
のとして、第1メモリ511から第4メモリ514を実
施の形態2の場合と同様に制御し得るものであってもよ
い。
【0075】
【発明の効果】請求項1に係るデータ処理装置によれ
ば、複数のデータ処理手段に必要な記憶手段の記憶容量
を全体として削減することができる。
【0076】請求項2に係るデータ処理装置によれば、
2つのデータ処理手段に必要な記憶手段の記憶容量を削
減することができる。
【0077】請求項3に係るデータ処理装置によれば、
FBTC画像圧縮伸長処理とJPEG画像圧縮伸長処理
に必要な記憶手段の記憶容量を削減することができる。
【0078】請求項4および5に係るデータ処理装置に
よれば、さらに、JPEG画像圧縮伸長処理に適合した
データ処理装置を得ることができる。
【0079】請求項6および7に係るデータ処理装置に
よれば、処理するデータの大きさによらずデータの高速
処理を実現することができる。
【0080】請求項8に係るデータ処理装置によれば、
FBTC画像圧縮伸長処理とJPEG画像圧縮伸長処理
の高速化を図ることができる。
【0081】請求項9および10に係るデータ処理装置
によれば、さらに、JPEG画像圧縮伸長処理に適合し
たデータ処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るデータ処理装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示される記憶回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るデータ処理装置
の動作を説明するためのタイミング図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係るデータ処理装置
の動作を説明するためのタイミング図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るデータ処理装置
の記憶回路の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係るデータ処理装置
の動作を説明するためのタイミング図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係るデータ処理装置
の動作を説明するためのタイミング図である。
【図8】 本発明の実施の形態3に係るデータ処理装置
の記憶回路の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来のデータ処理装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図10】 図9に示される従来のデータ処理装置の動
作を説明するためのタイミング図である。
【図11】 図9に示される従来のデータ処理装置の動
作を説明するためのタイミング図である。
【図12】 図9に示される従来のデータ処理装置の動
作を説明するためのタイミング図である。
【図13】 図9に示されるデータ第1処理回路で一度
に処理される第1ブロックデータを説明するための図で
ある。
【図14】 図9に示されるデータ第2処理回路で一度
に処理される第2ブロックデータを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
6 データ第1処理回路、11 データ第2処理回路、
50 記憶回路、506,511 第1メモリ、50
7,512 第2メモリ、509,516 制御回路、
513 第3メモリ、514 第4メモリ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理を行なうデータの単位を異に
    する複数のデータ処理手段と、 前記複数のデータ処理手段のうちのいずれか1つのデー
    タ処理手段または外部から入力されたデータを、前記1
    つのデータ処理手段以外の少なくとも1つの他のデータ
    処理手段へ前記データの単位ごとに供給する記憶手段と
    を備えたデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 M個のデータを単位としてデータ処理を
    行なう第1のデータ処理手段と、 N個のデータを単位としてデータ処理を行なう第2のデ
    ータ処理手段と、 外部から入力されたデータをM個ずつ前記第1のデータ
    処理手段へ供給するとともに、前記第1のデータ処理手
    段で処理されたデータをN個ずつ前記第2のデータ処理
    手段へ供給する記憶手段とを備えたデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のデータ処理手段は、FBTC
    画像圧縮伸長処理を行ない、 前記第2のデータ処理手段は、JPEG画像圧縮伸長処
    理を行なう、請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、8行分の画素データを
    記憶する請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、1ブロック分のデータ
    として(8×8)個のデータを記憶する、請求項3に記
    載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 (2ky×2kx)個のデータを処理す
    るデータ処理装置であって、 (k×k)個のデータを単位としてデータ処理を行なう
    第1のデータ処理手段と、 (2k×2k)個のデータを単位としてデータ処理を行
    なう第2のデータ処理手段と、 外部から入力された第1のデータを(k×k)個ずつ前
    記第1のデータ処理手段へ供給するとともに、前記第1
    のデータ処理手段で処理された第2のデータを(2k×
    2k)個ずつ前記第2のデータ処理手段へ供給する記憶
    手段とを備え、 前記記憶手段は、 (k×2kx)個のデータを記憶する第1のメモリと、 (k×2kx)個のデータを記憶する第2のメモリと、 前記第2のメモリへデータを入力するときは前記第1の
    メモリからデータを出力し、前記第1のメモリへデータ
    を入力するときは前記第2のメモリからデータを出力す
    るよう前記第1のメモリと前記第2のメモリとを制御す
    る制御手段とを含む、データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、 (k×kx)個のデータを記憶する第3のメモリと、 (k×kx)個のデータを記憶する第4のメモリとをさ
    らに備え、 前記制御手段は、前記第4のメモリへデータを入力する
    ときは前記第3のメモリからデータを出力し、前記第3
    のメモリへデータを入力するときは前記第4のメモリか
    らデータを出力するよう前記第3のメモリと前記第4の
    メモリとを制御する、請求項6に記載のデータ処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1のデータ処理手段は、FBTC
    画像圧縮伸長処理を行ない、 前記第2のデータ処理手段は、JPEG画像圧縮伸長処
    理を行なう、請求項6に記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のメモリおよび前記第2のメモ
    リは4行分の(4×8x)個のデータを記憶する、請求
    項8に記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のメモリおよび前記第2のメ
    モリは、1ブロック分としての(4×8)個のデータを
    記憶する、請求項8に記載のデータ処理装置。
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