JPH11134248A - 画像データ記憶用集積回路、その画像データ記憶方法および画像データ記憶装置 - Google Patents
画像データ記憶用集積回路、その画像データ記憶方法および画像データ記憶装置Info
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- JPH11134248A JPH11134248A JP9301304A JP30130497A JPH11134248A JP H11134248 A JPH11134248 A JP H11134248A JP 9301304 A JP9301304 A JP 9301304A JP 30130497 A JP30130497 A JP 30130497A JP H11134248 A JPH11134248 A JP H11134248A
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- G09G5/36—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
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Abstract
から画素データを同時に読み出すために用いるメモリバ
ス8の配線数が、表示画面の大型化に伴って増大し、そ
の集積化を抑制する一要因となってきた。 【解決手段】 メモリバスが1対1対応で設けられた物
理的バンクをn個有する画像データ記憶用集積回路であ
り、また、各物理的バンクには表示画面において行方向
あるいは列方向において配列される複数の画素の画素デ
ータが記憶されないように記憶させる画像データ記憶方
法である。
Description
の各種の表示装置などにおいて用いられる画像データ記
憶用集積回路、その画像データ記憶方法および画像デー
タ記憶装置に係り、特に、2次元グラフィックスや3次
元グラフィックスなどに好適で、且つ、小型化が可能な
画像データ記憶用集積回路、その画像データ記憶方法お
よび画像データ記憶装置に関するものである。
画素レイアウト例を示す概念図である。同図に示すよう
に、1つの表示画面はマトリックス状に配列された多数
の画素により構成されている。以下、その配列の一方を
行方向、他方を列方向と呼ぶ。そして、当該液晶表示装
置では、基本的には各画素に対応して設けられた液晶素
子に対して画素データに応じた電圧を順次印加すること
により、全ての画素の透過率(反射率)を制御し、この
透過率(反射率)の分布として1つの画像を表示する。
用いられる画像データ記憶装置は、例えば当該多数の画
素に対応する多数の画素データを画面のちらつきが生じ
ないような時間の間に読み出す必要があるため、各種の
工夫がなされている。
場合に得られる画像データ記憶用集積回路のレイアウト
例を示す概念図である。図において、51,…,55は
それぞれメモリをレイアウトする際に記憶領域の繰り返
し単位となる物理的バンクであり、8,…,8はそれぞ
れ当該物理的バンク51,…,55にp組ずつ設けら
れ、画素データに対応したバス幅mを有するメモリバス
であり、61,…,64はそれぞれ1つのメモリバス8
に接続された複数の記憶素子からなるメモリグループで
あり、71,…,74は各メモリグループ61,…,6
4毎に設けられ、画素データを出力する記憶素子を選択
するためのアドレスデコーダであり、9は上記複数のメ
モリバス8,…,8から所定のメモリバス8(ここでは
5組)を選択して、その選択したメモリバス8上の画像
データを出力するセレクタである。また、上記各メモリ
バス8のバス幅(バス用配線数)は画素の階調数などに
応じて決まり、当該画素に必要なビット数がmビットで
ある場合には通常バス幅もm本に設定される。なお、以
下の説明では、上記物理的バンクの個数はn個(i=
1,…,n)とする。
像データ記憶方法について説明する。上記画像データ記
憶用集積回路では、例えば、図6に示すように、表示画
像を構成する多数の画素を(p×n)個毎の画素グルー
プに分け、各グループの左上端の画素の画素データを
(1,1)メモリグループ61に記憶させ、その1つ右
隣の画素の画素データを(1,2)メモリグループ61
に記憶させ、以下同様に記憶させた後、右上端の画素の
画素データを(1,n)メモリグループ61に記憶さ
せ、上から2行目の左端の画素の画素データを(2,
1)メモリグループ62に記憶させ、以下同様に記憶さ
せた後、左下端の画素の画素データを(p,1)メモリ
グループ6に記憶させ、以下同様に記憶させた後、右下
端の画素の画素データを(p,n)メモリグループ6に
記憶させる。
て、一般的な画像表示動作の際には、例えば、「第一の
メモリグループ61,…,61のデータを出力するよう
にセレクタ9を設定した上でアドレスデコーダ71,
…,71を動作させて一行目の画素に対応する画像デー
タをn画素毎に読み出し、第二のメモリグループ62,
…,62のデータを出力するようにセレクタ9を設定し
た上でアドレスデコーダ72,…,72を動作させて二
行目の画素に対応する画像データをn画素毎に読み出
し、第三のメモリグループ63,…,63のデータを出
力するようにセレクタ9を設定した上でアドレスデコー
ダ73,…,73を動作させて三行目の画素に対応する
画像データをn画素毎に読み出し、第四のメモリグルー
プ64,…,64のデータを出力するようにセレクタ9
を設定した上でアドレスデコーダ74,…,74を動作
させて四行目の画素に対応する画像データをn画素毎に
読み出し、再び、第一のメモリグループ61,…,61
のデータを出力するようにセレクタ9を設定した上でア
ドレスデコーダ71,…,71を動作させて五行目の画
素に対応する画像データをn画素毎に読み出し、……」
といった動作を繰り返すことにより画像データを各行毎
に画像データ記憶用集積回路から読み出す。
回路では、画素データをn個ずつまとめて読み出すこと
ができるので、1つの表示画像を表示するために必要と
なる時間が1/nとなり、これにより多数の画素データ
を画面のちらつきが生じないような時間の間に読み出す
ことができる。
は、3次元グラフィックスなどの画像を表示する際に、
表示画像が変化した部位の画素データを当該n行1列単
位に書き替えたりする場合がある。そして、上記画像デ
ータ記憶用集積回路では、第一の物理的バンク51の複
数の画素データを出力するようにセレクタ9を設定した
上で当該第一の物理的バンク51に設けられた全てのア
ドレスデコーダ71,…,74を動作させることにより
各列毎に4つの画素データずつ読み出すこともでき、こ
れにより、各列毎にの画像データを読み出すことができ
る。
用集積回路は以上のように構成されているので、各物理
的バンクに対してp組のメモリバスを設ける必要があ
り、その結果各物理的バンクから画素データ読み出しに
必要となる配線数は(m×p)本となり、ひいては当該
メモリ全体で必要となる配線数は(m×n×p)本とな
ってしまう。従って、大画面高階調の表示画像に対応し
ようとする際には、この多数のバス用の配線がメモリの
小型化を妨げる一要因となってしまうという課題があっ
た。
めになされたもので、バス用の配線数を抑制しつつ大画
面高階調に対応することができ、ひいては、メモリの小
型化を図りつつ大画面高階調に対応することができる画
像データ記憶用集積回路、その画像データ記憶方法およ
び画像データ記憶装置を得ることを目的とする。
タ記憶用集積回路は、物理的バンクはそれぞれ、表示画
像を複数の画素で構成される複数の画素グループに分割
した場合、少なくとも全ての画素グループ内の複数の画
素を記憶することができる記憶容量に形成されるととも
に、上記メモリバスは各物理的バンクと1対1対応で設
けられ且つそれぞれが上記表示画像に必要なバス幅を有
するものである。
は、物理的バンクはそれぞれ、表示画像をn2 個の画素
で構成される複数の画素グループに分割した場合、少な
くとも全ての画素グループ内のn個の画素を記憶するこ
とができる記憶容量に形成されるとともに、上記メモリ
バスは各物理的バンクと1対1対応で設けられ且つそれ
ぞれが上記表示画像に必要なバス幅を有するものであ
る。
は、画像データを出力する記憶素子を選択するためのア
ドレスデコーダが、物理的バンクに記憶される同一画素
グループ内の画素数と同数設けられ、しかも、それぞれ
が全ての物理的バンクに対して同様に選択信号を印加す
るものである。
の画像データ記憶方法は、画像データ記憶用集積回路に
対して、表示画像を(n行×p列)個を1単位とする画
素グループごとに分割して記憶させるとともに、各画素
データを物理的バンクに記憶させる際には、当該画素グ
ループ内の同一列の画素データと同一の物理的バンクに
記憶されないように、且つ、当該画素グループ内の同一
行の画素データと同一の物理的バンクに記憶されないよ
うに記憶させるものである。
の画像データ記憶装置は、画像データ記憶用集積回路
と、表示画像を(n×p)個を1単位とする画素グルー
プごとに分割して記憶させるとともに、各画素データ
を、同一画素グループ内の同一列の画素データと同一の
物理的バンクに記憶されないように、且つ、当該画素グ
ループ内の同一行の画素データと同一の物理的バンクに
記憶されないように上記画像データ記憶用集積回路へ記
憶させる画像データ記憶制御手段とを有するものであ
る。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による画
像データ記憶装置およびその周辺装置の構成を示すブロ
ック図である。図において、1は順次入力される画像デ
ータを複数の画素データ毎にまとめて出力する画像デー
タ記憶制御手段であり、2は当該複数の画素データを記
憶する画像データ記憶手段であり、3は当該画像データ
記憶手段2から画像データを所定数ずつ読み出す画像デ
ータ読出制御手段であり、4は当該画像データに基づい
て表示を行う液晶表示装置である。そして、上記画像デ
ータ記憶制御手段1、画像データ記憶手段2および画像
データ読出制御手段3は集積回路として実現されてい
る。
ウトを示す概念図である。図において、51,…,55
はそれぞれメモリをレイアウトする際に記憶領域の繰り
返し単位となるn個の物理的バンクであり、8はそれぞ
れ当該物理的バンク51,…,55毎に1組ずつ設けら
れ、画素データに対応したバス幅mを有するメモリバス
であり、61,…,64はそれぞれ複数の記憶素子から
なるとともに各物理的バンク毎に4つずつ設けられたメ
モリグループであり、71,…,74は各物理的バンク
51,…,55の1つのメモリグループ61,…,64
に対して、画像データを出力する記憶素子を選択するた
めの出力制御信号を出力する4つのアドレスデコーダで
あり、9はn本のメモリバス8から所定のメモリバス8
を選択して、その選択したメモリバス8上の画像データ
を出力するセレクタである。
入力されると上記画像データ記憶制御手段1は、5つの
画素データ毎に画像データ記憶手段2へ出力する。そし
て、当該画像データ記憶手段2は上記5つの画素データ
を同時に各物理的バンク51,…,55に供給し、アド
レスデコーダ71,…,74により指定される記憶素子
に当該画素データを記憶させる。そして、このような作
業により1つの表示画面の画像が記憶されたら、上記画
像データ読出制御手段3は画素データを読み出してそれ
に基づいた印加電圧情報を出力し、液晶表示装置4は当
該印加電圧情報に応じた電圧を液晶素子に対して印加
し、この液晶素子の透過率(反射率)の分布として1つ
の画像を表示する。
3は液晶表示装置4における画素のマトリックスを示す
説明図である。図に示すように、この実施の形態1で使
用した液晶表示装置4では複数の画素がs行l列(s,
l)に配列された構成となっている。また、この実施の
形態1では上記画像データ記憶制御手段1には、1行目
の1列目(1,1)からl列目(1,l)までが順番に
入力され、次に2行目(2,1)〜(2,l)、3行目
(3,1)〜(3,l)、以下同様にして、最後にs行
目(s,1)〜(s,l)の順番で画素データが入力さ
れるものとする。
憶制御手段1は、当該画素データを入力された順番にお
いて各行毎に5つずつに区切って画像データ記憶手段2
に出力する。
各行毎に同一列にある画素データの出力先を切り替える
ように動作する。具体的には、図3と図2とを比較すれ
ば明らかなように、1行目においては第一の物理的バン
ク51には各画素グループの1列目の画素データ(1,
1)が記憶されるように、2行目においては第一の物理
的バンク51には各画素グループの2列目の画素データ
(2,2)が記憶されるように、3行目においては第一
の物理的バンク51には各画素グループの3列目の画素
データ(3,3)が記憶されるように、4行目において
は第一の物理的バンク51には各画素グループの4列目
の画素データ(4,4)が記憶されるように、5行目に
おいては元に戻って第一の物理的バンク51には各画素
グループの1列目の画素データ(1,1)が記憶される
ようにと順次切り替える。
および図2に示すように、表示画像を(4行×5列)個
を1単位とする画素グループごとに分割して記憶される
とともに、各画素データを物理的バンクに記憶させる際
には、当該画素グループ内の同一列の画素データと同一
の物理的バンクに記憶されないように、且つ、当該画素
グループ内の同一行の画素データと同一の物理的バンク
に記憶されないように記憶される。
る。まず、各行毎に画素データを読み出す際には、第一
のアドレスデコーダ71を動作させて、全ての物理的バ
ンク51,…,55から画素グループの一行目の画素
(1,1)〜(1,5)に対応する5つの画像データを
出力する。これを1行分繰り返した後、第二のアドレス
デコーダ72を動作させて、全ての物理的バンク51,
…,55から画素グループの2行目(2,1)〜(2,
5)の画素に対応する5つの画像データを出力する。こ
れらの一連の動作を全ての行について繰り返すことによ
り、1つの表示画面を形成するために必要な画像データ
を液晶表示装置4に出力することができる。
は、全てのアドレスデコーダ71,…,74を動作させ
て、全ての物理的バンク51,…,55から4行分の画
素(例えば(1,1)〜(4,1))を読み出す動作を
1列分繰り返す。これを所定の列数行う。これらの一連
の動作を所定の行について繰り返すことにより、表示画
面の一部を書き替えて新しい画面を形成することができ
る。
(=4)個のメモリグループを有するn(=5)個の物
理的バンクと、各物理的バンク毎に1組ずつ設けられた
n(=5)組のメモリバスと、当該n(=5)組のメモ
リバスから所定の数のメモリバス(5または4本)を選
択して画像データを出力するセレクタとを有するように
構成したので、バス数を物理的バンクと同数までに削減
することができる。従って、図7に示した画像データ記
憶用集積回路に比べてメモリバスの配線数は1/pに減
少し、しかも、このメモリバスの配線数の減少とともに
セレクタの規模も1/pに減少する。その結果、画像デ
ータ記憶用集積回路、ひいては画像データ記憶装置の小
型化を図りつつ大画面高階調に対応することができる。
ば、メモリバスに画素データを出力する記憶素子を選択
するアドレスデコーダが複数の物理的バンクに共通に設
けられているので、図7に示した画像データ記憶用集積
回路のようにアドレスデコーダを各メモリグループ毎に
設ける必要はなく、その規模を1/pまで削減すること
ができる。従って、更にメモリの小型化を図りつつ大画
面高階調に対応することができる。
データ記憶用集積回路に対して、表示画像を(n×p)
個を1単位とする画素グループごとに分割して記憶させ
るとともに、各物理的バンクには当該画素グループ内の
同一列の画素データが重ならないように、且つ、当該画
素グループ内の同一行の画素データが重ならないように
記憶させるので、所定の画素の配列方向において連続す
る複数の画素を同時に読み出すことができるばかりか、
当該配列方向とは異なる方向においても複数の画素を同
時に読み出すことができる。従って、上述したように装
置の小型化を図ったとしても、3次元グラフィックスな
どの画像を表示する際に、画像が変化した列を当該p個
単位に書き替えることが可能である。
態2による画像データ記憶手段のレイアウトを示す概念
図である。物理的バンク51,…,54の個数が4個に
なるとともに、セレクタ9が削除されている以外は実施
の形態1と同様であり、同一符号を付して説明を省略す
る。
うに、この実施の形態2では4行4列の画素(4,4)
毎に画素グループが構成されるとともに、各メモリグル
ープ61,…,64に記憶させる画素は図4に示すよう
に変化している。そして、画像データ記憶制御手段1か
らは4つの画像データが同時に出力され、これが直接各
物理的バンク51,…,54に入力される。また、各物
理的バンク51,…,54から出力された画素データは
画像データ読出制御手段3に直接出力される。これ以外
の動作は実施の形態1と同様なので説明を省略する。
ば、実施の形態1と同様の作用効果を奏するとともに、
物理的バンクはそれぞれ、表示画像をn2 個(n=4)
の画素で構成される複数の画素グループに分割した場
合、少なくとも全ての画素グループ内のn個の画素を記
憶することができる記憶容量に形成されるとともに、上
記メモリバスは各物理的バンクと1対1対応で設けられ
且つそれぞれが上記表示画像に必要なバス幅を有するよ
うに構成されているので、バス本数を物理的バンクと同
数まで削減することができ、従来の画像データ用メモリ
に比べてバス配線数は1/pに減少する。また、メモリ
バスの配線数と同時読み出しする画素データに必要な配
線数とが同一となるので、セレクタは不要である。その
結果、画像データ用メモリの小型化を図りつつ大画面高
階調に対応することができる。
的バンクはそれぞれ、表示画像を複数の画素で構成され
る複数の画素グループに分割した場合、少なくとも全て
の画素グループ内の複数の画素を記憶することができる
記憶容量に形成されるとともに、上記メモリバスは各物
理的バンクと1対1対応で設けられ且つそれぞれが上記
表示画像に必要なバス幅を有するように構成したので、
バス本数を物理的バンクと同数まで削減することができ
る。従って、従来の画像データ用メモリに比べてメモリ
バスの配線数は1/pに減少する。また、このメモリバ
スの配線数の減少とともにセレクタの規模も1/pに減
少する。その結果、画像データ用メモリの小型化を図り
つつ大画面高階調に対応することができる効果がある。
れ、表示画像をn2 個の画素で構成される複数の画素グ
ループに分割した場合、少なくとも全ての画素グループ
内のn個の画素を記憶することができる記憶容量に形成
されるとともに、上記メモリバスは各物理的バンクと1
対1対応で設けられ且つそれぞれが上記表示画像に必要
なバス幅を有するように構成したので、バス本数を物理
的バンクと同数まで削減することができる。従って、従
来の画像データ用メモリに比べてバス配線数は1/pに
減少する。また、メモリバスの配線数と同時読み出しす
る画素データに必要な配線数とが同一となるので、セレ
クタは不要である。その結果、画像データ用メモリの小
型化を図りつつ大画面高階調に対応することができる効
果がある。
記憶素子を選択するためのアドレスデコーダが、物理的
バンクに記憶される同一画素グループ内の画素数と同数
設けられ、しかも、それぞれが全ての物理的バンクに対
して同様に選択信号を印加するように構成したので、従
来の画像データ用メモリのようにアドレスデコーダを各
メモリグループ毎に設ける必要はなく、その規模を1/
nまで削減することができる。従って、更にメモリの小
型化を図りつつ大画面高階調に対応することができる効
果がある。
回路に対して、表示画像を(n行×p列)個を1単位と
する画素グループごとに分割して記憶させるとともに、
各画素データを物理的バンクに記憶させる際には、当該
画素グループ内の同一列の画素データと同一の物理的バ
ンクに記憶されないように、且つ、当該画素グループ内
の同一行の画素データと同一の物理的バンクに記憶され
ないように記憶させるので、所定の画素の配列方向にお
いて連続する複数の画素を同時に読み出すことができる
ばかりか、当該配列方向とは異なる方向においても複数
の画素を同時に読み出すことができる。従って、上述し
たように装置の小型化を図ったとしても、3次元グラフ
ィックスなどの画像を表示する際に、画像が変化した部
分をn行1列単位で書き替えることが可能となる効果が
ある。
回路と、表示画像を(n×p)個を1単位とする画素グ
ループごとに分割して記憶させるとともに、各画素デー
タを、同一画素グループ内の同一列の画素データと同一
の物理的バンクに記憶されないように、且つ、当該画素
グループ内の同一行の画素データと同一の物理的バンク
に記憶されないように上記画像データ記憶用集積回路へ
記憶させる画像データ記憶制御手段とを有するので、画
像データ記憶用集積回路の小型化に伴って画像データ記
憶装置の小型化を図りつつ、通常の画素データの読み出
しの時のみならず、3次元グラフィックスなどの画像を
表示する時にも、画像が変化した列毎に複数画素ずつま
とめて画素データを読み出すことができる効果がある。
憶装置およびその周辺装置の構成を示すブロック図であ
る。
憶手段のレイアウトを示す概念図である。
における画素のマトリックスを示す説明図である。
のレイアウトを示す概念図である。
における画素のマトリックスを示す説明図である。
ウト例を示す概念図である。
示す概念図である。
(画像データ記憶用集積回路)、8 メモリバス、9
セレクタ、51,52,53,54,55 物理的バン
ク、71,72,73,74 アドレスデコーダ。
Claims (5)
- 【請求項1】 記憶用集積回路を形成する際に記憶領域
の繰り返し単位となる複数の物理的バンクと、当該複数
の物理的バンクから画像データを出力する際に使用する
複数のメモリバスと、当該複数のメモリバスから所定の
メモリバスを選択して、その選択したメモリバス上の画
像データを出力するセレクタとを有し、上記複数の物理
的バンクに記憶された画像データをメモリバスを介して
セレクタから出力して表示画像を形成する画像データ記
憶用集積回路において、 上記物理的バンクはそれぞれ、表示画像を複数の画素で
構成される複数の画素グループに分割した場合、少なく
とも全ての画素グループ内の複数の画素を記憶すること
ができる記憶容量に形成されるとともに、上記メモリバ
スは各物理的バンクと1対1対応で設けられ且つそれぞ
れが上記表示画像に必要なバス幅を有することを特徴と
する画像データ記憶用集積回路。 - 【請求項2】 記憶用集積回路を形成する際に記憶領域
の繰り返し単位となる複数の物理的バンクと、当該複数
の物理的バンクから画像データを出力する際に使用する
複数のメモリバスとを有し、上記複数の物理的バンクに
記憶された画像データをメモリバスから出力して表示画
像を形成する画像データ記憶用集積回路において、 上記物理的バンクはそれぞれ、表示画像をn2 個の画素
で構成される複数の画素グループに分割した場合、少な
くとも全ての画素グループ内のn個の画素を記憶するこ
とができる記憶容量に形成されるとともに、上記メモリ
バスは各物理的バンクと1対1対応で設けられ且つそれ
ぞれが上記表示画像に必要なバス幅を有することを特徴
とする画像データ記憶用集積回路。 - 【請求項3】 画像データを出力する記憶素子を選択す
るためのアドレスデコーダは、物理的バンクに記憶され
る同一画素グループ内の画素数と同数設けられ、しか
も、それぞれが全ての物理的バンクに対して同様に選択
信号を印加することを特徴とする画像データ記憶用集積
回路。 - 【請求項4】 画像データ記憶用集積回路に対して、表
示画像を(n行×p列)個を1単位とする画素グループ
ごとに分割して記憶させるとともに、各画素データを物
理的バンクに記憶させる際には、当該画素グループ内の
同一列の画素データと同一の物理的バンクに記憶されな
いように、且つ、当該画素グループ内の同一行の画素デ
ータと同一の物理的バンクに記憶されないように記憶さ
せることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのい
ずれか1項記載の画像データ記憶用集積回路の画像デー
タ記憶方法。 - 【請求項5】 画像データ記憶用集積回路と、表示画像
を(n×p)個を1単位とする画素グループごとに分割
して記憶させるとともに、各画素データを、同一画素グ
ループ内の同一列の画素データと同一の物理的バンクに
記憶されないように、且つ、当該画素グループ内の同一
行の画素データと同一の物理的バンクに記憶されないよ
うに上記画像データ記憶用集積回路へ記憶させる画像デ
ータ記憶制御手段とを有することを特徴とする請求項1
から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像データ記
憶用集積回路の画像データ記憶装置。
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