JP3991751B2 - 固体撮像素子及びその読み出し方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は固体撮像素子及びその読み出し方法に係り、特に読み出し領域の形状が不定なCMOSイメージセンサ及びその読み出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体の光イメージセンサである固体撮像素子には、大きく分けてCCD方式とCMOSセンサ方式の2つがある。両者の違いは、光を電荷に変換するフォトダイオードの電荷の情報をいかに素子外部に伝えるかというところにある。CCD方式は、発生した電荷を電荷転送素子(CCD:Charge Coupled Devise)により直接転送して素子外部に伝える。一方、CMOSセンサ方式は、発生した電荷による電位の情報を各素子にあるアンプを通して素子外部に伝える。
【0003】
また、上記の両方式の得失について説明すると、CCD方式は製造には特殊プロセスが必要であるため、専用の製造ラインが必要になる。一方、CMOSセンサ方式は通常のCMOS−LSIプロセスと殆ど同じ方法で製造できるので、CMOS−LSI用の製造ラインをそのまま使える。また、CMOSセンサ方式では、エリアセンサと他のCMOS回路を混在できるというメリットがある。
【0004】
他方、CMOSセンサ方式はCCD方式に比べて固定パターン雑音が大きいという問題点がある。固定パターン雑音は主にアンプ用トランジスタのしきい値電圧のバラツキによっている。しかし、CCD方式は電荷転送を実行するために、複数の電源が必要になるが、CMOSセンサ方式は単一電源でよく、CCD方式よりも電圧が低い。従って、消費電力はCCD方式よりもCMOSセンサ方式の方が少ないというメリットがある。
【0005】
次に、CMOSイメージセンサの全体の構成について説明する。図6は従来の固体撮像素子の一例の全体構成図を示す。この固体撮像素子は、最も一般的なCMOSイメージセンサであり、3行3列に画素111〜133が基板上に配置されている。なお、ここでは、図示の簡略化のために2次元マトリクス状に配置される画素は3行3列の9個としたが、実際には膨大な数の画素が配置される。また、一次元直線状に画素が配列される場合もある。
【0006】
各画素111〜133はフォトダイオード2と、フォトダイオード2で発生した電荷による電位変化を増幅するアンプ3と、アンプ3の出力を指示されたタイミングで画素外に出力する切り替えスイッチ4とからなる。また、各画素111〜133は、垂直シフトレジスタと行コントロール回路5で、行単位で動作が制御され、通常は上の行から下の行に向かって画素が選択制御される。更に、画素のデータは列単位で出力される。
【0007】
また、各画素111〜133は列単位で負荷とノイズキャンセラ6が設けられている。ノイズキャンセラ6には通常CDS回路(相関二重サンプリング回路)が使われる。画素111〜133の各列の電荷は水平シフトレジスタ7で、順次、水平転送されて外部へ出力される。CMOSイメージセンサ上で像は左右反転しているため、通常処理は、右の列から左の列に処理が進む。また、内部にA/D変換回路を持ち、ディジタル信号で出力することもある。
【0008】
次に、CMOSイメージセンサの部分読み出し方法について説明する。例えば、特に注目するオブジェクトを高速に読み出すために、図7のように特定の読み出し領域(窓)を設定し、そこだけを読み出すという方法がある。同図中、図6と同一構成部分には同一符号を付してある。図7に示す固体撮像素子では、撮像エリア10の特定の読み出し領域(窓)11を、α行からα+m行、β列からβ+n列であるとすると、垂直シフトレジスタ/行制御部5の垂直シフトレジスタをα行からm行分設定する。
【0009】
続いて、水平シフトレジスタ7をβ列からn列分設定する(注意:右から左方向にシフトしている)。そして、垂直シフトレジスタと、水平シフトレジスタ7とを上記の設定の範囲だけ稼働させ、(α、β)〜(α+m、β+n)の特定の読み出し領域(窓)11の画素だけから信号を読み出す。読み出された信号は、CDS、列信号処理部12及びAD変換等信号処理部13を介して外部へ出力される。このような特定の読み出し領域(窓)11の画素だけを読み出す場合は、全画素を読み出す方法に比べて読み出し画素数が減る分だけ、高速に読み出すことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記の従来の固体撮像素子の読み出し方法では、垂直、水平のシフトレジスタの範囲を固定にするため、特定の読み出し領域(窓)は図7に11で示したような矩形の形状でしか設定することができず、矩形以外の形状の領域からの部分的な読み出しができない。
【0011】
この結果、従来方法では、例えば矩形に合わないオブジェクトAを読み出すときに、余分な画素の情報まで読み出さなければならず、読み出しスピードを上げる妨げになっていた。
【0012】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、固体撮像素子の読み出し領域の形状が矩形形状以外の形状でも、効率的な読み出しを行い得る固体撮像素子及びその読み出し方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、第1の発明は、被写体からの光が入射されて光電変換を行うフォトダイオードと、フォトダイオードで発生した信号を増幅するアンプと、アンプからの出力信号を指示されたタイミングで選択するスイッチからなる画素が、複数個二次元マトリクス状に配列された画素部と、画素部の1行(又は1列)分の画素を選択する第1のシフトレジスタと、画素部の各列(各行)毎に設けられており、第1のシフトレジスタにより選択された各画素からの信号のノイズ除去処理を行う信号処理回路と、信号処理回路で信号処理された各画素の信号のうち、選択した画素の信号をシフトして順次出力させる第2のシフトレジスタとを備えた固体撮像素子において、第1のシフトレジスタ内に、画素部の読み出し領域の読み出しを開始する1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタと、読み出しを終了する1行(又は1列)の終了座標を示す第1の終了レジスタを設定して、第1の開始レジスタから第1の終了レジスタまでの間でのみ、第1のシフトレジスタにシフト動作を行わせる第1の設定手段と、第1のシフトレジスタの第1の開始レジスタから第1の終了レジスタまで各行(又は各列)毎に読み出された画素からの信号を信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、各行(又は各列)毎の画素からの信号を蓄積するメモリと、第1のシフトレジスタに設定された第1の開始レジスタから第1の終了レジスタまでの各レジスタ毎に、第2のシフトレジスタ内に、画素部の読み出し領域の1列(又は1行)の開始座標を示す第2の開始レジスタと、読み出しを終了する1列(又は1行)の終了座標を示す第2の終了レジスタを設定して、第2の開始レジスタから第2の終了レジスタまでの間でのみ、メモリに蓄積されている各行(又は各列)毎の画素からの信号を順次出力させる第2の設定手段とを有する構成としたものである。
【0014】
この発明では、画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタと終了座標を示す第1の終了レジスタを設定すると共に、第1のシフトレジスタに設定された第1の開始レジスタから第1の終了レジスタまでの各レジスタ毎に、第2のシフトレジスタ内に、画素部の読み出し領域の1列(又は1行)の開始座標を示す第2の開始レジスタと終了座標を示す第2の終了レジスタを設定することにより、設定された読み出し領域の各行(又は各列)毎に各列(又は各行)の画素範囲を指定することができるため、画素部の読み出し領域が矩形形状でなくても、読み出し領域の形状に合わせた読み出し領域の指定ができ、また、信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、各行(又は各列)毎の画素からの信号を蓄積するメモリから画素の信号を読み出すことができる。
【0015】
また、本発明は、上記の第2の設定手段を、画素部の同じ1行(又は1列)において、1列(又は1行)の読み出し領域が複数あるときには、その複数の読み出し領域の各開始座標を示す第2の開始レジスタと、その開始座標に対応した終了座標を示す第2の終了レジスタの組を複数設定し、第2のシフトレジスタにより、メモリに対して、複数のレジスタの組のうち、最初のレジスタ組の蓄積されている各行(又は各列)毎の画素からの信号の読み出しが終わると順次、次のレジスタ組の蓄積されている各行(又は各列)毎の画素からの信号の読み出しを行わせることを特徴とする。
【0016】
この発明では、設定された読み出し領域の任意の1行(又は任意の1列)に、複数の列(又は複数の行)の画素範囲を指定することができるため、画素部の読み出し領域が複雑な形状であっても、読み出し領域の形状に合わせた読み出し領域の指定ができる。
【0018】
また、本発明では、コード生成手段を設けることで、第2の開始レジスタに対応する先頭画素座標、第2の終了レジスタに対応する終了画素座標、及び画素数のうちの少なくとも一の情報を示すコードを、メモリから読み出した各行(又は各列)毎の画素からの信号に付加して伝送するようにしたため、受信側(再生側)に対して、読み出し領域に関連する情報を伝送することができる。
【0019】
また、上記目的を達成するため、本発明の固体撮像素子の読み出し方法は、被写体からの光が入射されて光電変換を行うフォトダイオードと、フォトダイオードで発生した信号を増幅するアンプと、アンプからの出力信号を指示されたタイミングで選択するスイッチからなる画素が、複数個二次元マトリクス状に配列された画素部と、画素部の1行(又は1列)分の画素を選択する第1のシフトレジスタと、画素部の各列(各行)毎に設けられており、第1のシフトレジスタにより選択された各画素からの信号のノイズ除去処理を行う信号処理回路と、信号処理回路で信号処理された各画素の信号のうち、選択した画素の信号をシフトして順次出力させる第2のシフトレジスタとを備えた固体撮像素子の読み出し方法において、第1のシフトレジスタ内に、画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタを設定して、画素部から読み出し領域の1行(又は1列)分の画素の信号を読み出して信号処理回路に供給する第1のステップと、信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、読み出し領域の1行(又は1列)分の画素からの信号をメモリに蓄積する第2のステップと、第2のシフトレジスタ内に、第のステップでメモリに蓄積された読み出し領域の1行(又は1列)分に対応した、1列(又は1列)の第2の開始レジスタから第2の終了レジスタを設定してシフト動作させ、メモリから第2の開始レジスタから第2の終了レジスタまでの画素の信号を読み出し出力させる第のステップと、第1のシフトレジスタ内に画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の終了座標を示す第1の終了レジスタに達したかどうか判定し、第1の終了レジスタに達するまで、順次第1の開始レジスタを次に進めて第1乃至第3のステップの処理を繰り返す第のステップとを含み、メモリから読み出し領域の画素の信号を出力することを特徴とする。
【0020】
この発明では、画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタと終了座標を示す第1の終了レジスタを設定すると共に、第1のシフトレジスタに設定された第1の開始レジスタから第1の終了レジスタまでの各レジスタ毎に、第2のシフトレジスタ内に、画素部の読み出し領域の1列(又は1行)の開始座標を示す第2の開始レジスタと終了座標を示す第2の終了レジスタを設定することにより、設定された読み出し領域の各行(又は各列)毎に各列(又は各行)の画素範囲を指定することができるため、画素部の読み出し領域が矩形形状でなくても、読み出し領域の形状に合わせた読み出し領域の指定ができ、また、信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、各行(又は各列)毎の画素からの信号を蓄積するメモリから画素の信号を読み出すことができる。
【0021】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の第のステップを、画素部の同じ1行(又は1列)において、1列(又は1行)の読み出し領域が複数あるときには、その複数の読み出し領域の各開始座標を示す第2の開始レジスタと、その開始座標に対応した終了座標を示す第2の終了レジスタの組を複数設定し、第2のシフトレジスタにより、メモリに対して、複数のレジスタの組のうち、最初のレジスタ組で設定された座標の画素の信号の読み出し出力が終わると順次、次のレジスタ組で設定された座標の画素読み出し出力を行わせることを特徴とする。
【0022】
この発明では、設定された読み出し領域の任意の1行(又は任意の1列)に、複数の列(又は複数の行)の画素範囲を指定することができるため、画素部の読み出し領域が複雑な形状であっても、読み出し領域の形状に合わせた読み出し領域の指定ができる。
【0023】
また、上記の目的を達成するため、本発明の固体撮像素子の読み出し方法は、第3のステップにより第2のシフトレジスタに設定した第2の開始レジスタから第2の終了レジスタまでの、メモリから読み出した各行(又は各列)毎の画素からの信号に、第2の開始レジスタに対応する先頭画素座標、第2の終了レジスタに対応する終了画素座標、及び読み出し画素数のうちの少なくとも一の情報を示すコードを生成してそれぞれ付加する第5のステップとを更に含み、メモリから読み出した各行(又は各列)毎の画素からの信号にコードを付加して出力することを特徴とする。
【0024】
この発明では、第2の開始レジスタに対応する先頭画素座標、第2の終了レジスタに対応する終了画素座標、及び画素数のうちの少なくとも一の情報を示すコードを、メモリから読み出した各行(又は各列)毎の画素からの信号に付加して伝送するようにしたため、受信側(再生側)に対して、読み出し領域に関連する情報を伝送することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる固体撮像素子の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、CMOSイメージセンサ・チップ15は、二次元マトリックス状に多数の画素が配列された画素部16と、垂直アドレッシング回路17と、垂直シフトレジスタ18と、CDSノイズ除去回路19と、水平アドレッシング回路20と、水平シフトレジスタ21と、A/D変換器22とを有している。
【0026】
画素部16を構成する各画素は、図6に示したCMOSイメージセンサの構成で、被写体からの光が入射されて光電変換を行うフォトダイオードと、フォトダイオードで発生した信号を増幅するアンプと、アンプからの出力信号を指示されたタイミングで選択するスイッチからなる。垂直シフトレジスタ18は、行コントロール回路を有している。
【0027】
また、読み出し制御回路23は、垂直アドレッシング回路17に垂直アドレス指定信号を、垂直シフトレジスタ18に垂直転送クロックを、水平シフトレジスタ21に水平転送クロックを、水平アドレッシング回路20に水平アドレス指定信号をそれぞれ供給する。上記のCMOSイメージセンサ・チップ15は、読み出し制御回路23と、A/D変換器22からのディジタル化された画像信号に対してコードを生成して付加するコード生成器24と、コード生成器24からの画像信号に対して伝送するための所定の信号処理を行う伝送回路25と共に、同じ制御基板26上に設けられている。
【0028】
なお、CMOSイメージセンサ・チップ15の中には図7に比べて垂直アドレッシング回路17と水平アドレッシング回路20の2つが取り込まれているが、読み出し制御回路23や、コード生成器24なども、チップ15内に組み込まれていてもよい。何をどこまでチップ15内に取り込むかは、コストや性能により決定される。
【0029】
従来は画素部の全行で固定だった水平のシフトレジスタのスタートレジスタ(開始レジスタ)と終了レジスタの設定を、本実施の形態では、図2に示すように各行毎に設定するようにし、余分な画素を読み出さないようにする。図2では、例えば垂直シフトレジスタ18のスタートレジスタα1のとき、水平シフトレジスタ21のスタートレジスタβs1、終了レジスタβe1であり、垂直シフトレジスタ18の終了レジスタαmのとき、水平シフトレジスタ21のスタートレジスタβsm、終了レジスタβemである。
【0030】
また、本実施の形態は、オブジェクトの形状が図3に30で示すような非矩形形状の場合、1行に1つではなく、2つ以上のスタートレジスタ、終了レジスタの組を設定することにより、より高速に読み出すようにしたものである。例えば、垂直シフトレジスタ18のスタートレジスタα6のとき、水平シフトレジスタ21の1つ目のスタートレジスタβs6、1つ目の終了レジスタβe6であり、水平シフトレジスタ21の2つ目のスタートレジスタβs6’、2つ目の終了レジスタβe6’である。
【0031】
なお、図3では、最大2つ設定するようになっているが、これは読み出す領域の設定に依存し、領域の形状の結果、3つ以上設定しても何ら問題はない。
【0032】
次に、本実施の形態の読み出し動作について説明する。
【0033】
(1)まず、外部制御信号入力端子27を介して入力される外部制御信号に基づいて、読み出し制御回路23から垂直アドレッシング回路17に垂直シフトレジスタ18のスタートレジスタα1が送られる。
【0034】
(2)垂直アドレッシング回路17は垂直シフトレジスタ18のスタートレジスタα1をオンにする。
【0035】
(3)スタートレジスタα1に対応する画素部16の1行分の各画素の画素信号が読み出され、CDSノイズ除去回路19に供給されて所定の信号処理が行われると共に内部のメモリに蓄積される。
【0036】
(4)読み出し制御回路23から水平アドレッシング回路20に、α1行の水平シフトレジスタ21のスタートレジスタ、終了レジスタの組のうち、図2、図3中、最も右側の組のスタートレジスタβs1が送られる。
【0037】
(5)水平アドレッシング回路20は、水平シフトレジスタ21のβs1のレジスタをオンにする。
【0038】
(6)読み出し制御回路23は水平転送クロックを水平シフトレジスタ21に供給し、水平シフトレジスタ21をスタートレジスタβs1から終了レジスタβe1までシフトさせ、CDSノイズ除去回路19内のスタートレジスタβs1から終了レジスタβe1までの各レジスタに対応する各スイッチを順次にオンとして、CDSノイズ除去回路19内のメモリに蓄積されている画素部16の画素データ組[α1,βs1]〜[α1,βe1]をCDSノイズ除去回路19から読み出す。読み出し制御回路23は内部のカウンタにより、水平シフトレジスタ21へ供給した水平転送クロック数をカウントしており、カウンタがβe1に達するカウント数になると、水平転送クロックの送出を停止し、水平シフトレジスタ21の全レジスタをオフにする。
【0039】
(7)読み出し制御回路23はα1行に他のスタートレジスタ、終了レジスタ組があれば、残りの組のうち、最も右側のスタートレジスタの情報、例えばβs1’を水平アドレッシング回路20に送り、上記の(5)と(6)の処理を繰り返して、終了レジスタβe1’までの画素信号を、CDSノイズ除去回路19から読み出す。
【0040】
(8)α1行の全てのスタート、終了レジスタ組を読み出し終わるまで、上記の(7)の処理を繰り返す。
【0041】
(9)α1行の全てのスタート、終了レジスタ組を読み出し終わると、読み出し制御回路23は、垂直転送クロックを垂直シフトレジスタ18に供給し、垂直シフトレジスタ18を1つ進めα2とする。
【0042】
(10)垂直シフトレジスタ18の終了レジスタαmの行を読み出し終わるまで、上記の(3)〜(9)の処理を繰り返す。
【0043】
このような読み出し方法によって、図2のような各行に1つしか読み出し領域がない場合でも、図3のように各行の読み出し領域が複数の場合でも、必要とする領域のみを読み出すことができる。これにより、従来よりも高速で必要とする領域の画素を読み出すことができる。
【0044】
さて、従来の図7のような単純な四角の読み出し領域の設定の場合、領域の両端の座標(α、β)と(α+m、β+n)が分かっていれば、画素データをそのまま順次出力しても、データを受け取った受信側は画素を復元することが可能である。
【0045】
ところが、本発明の場合は、読み出し領域の設定が複雑であり、図2、図3と共に説明したように、各行毎の読み出す画素組の数が異なり、また各画素組の中の画素数も異なっている。また、各画素組のスタート座標が分かっていないと復元は不可能である(ここで、「画素組」とは、一つの連続した読み出し画素の集合を示す)。
【0046】
そこで、受信側が復元できるようなコードに加工して送るということが必要になる。このために、図1に示した本実施の形態では、まず、CDSノイズ除去回路19から出力された画素データは、A/D変換器22により、アナログ−ディジタル変換される。そのディジタル変換された画素データは、コード生成器24に供給され、ここで、読み出し制御回路23から入力される画素組に関する情報が付加されてコードを生成する。作られたコードは伝送回路25に供給されて所定の信号処理された後、画像信号出力端子28を介して送信される。
【0047】
次に、コード生成器24で生成されたコードの内容について、更に詳細に図4と共に説明する。まず、1画面を示す1フィールド分の信号はフィールドスタート信号FSとフィールド終了信号FEに挟まれて示される。また、各画素組のデータ列は第1データ列D1、第2データ列D2、・・・、第pデータ列Dpと読み出し順に割り振られ、それぞれのデータ列はデータ列スタート信号DS1、DS2、・・・、DSpとデータ列終了信号DE1、DE2、・・・、DEpによって示される。また、各データ列信号は、画素組に関するなんらかの座標データ、例えば先頭の画素の座標SP1、SP2、・・・、SPp、画素組の画素データ数ND1、ND2、・・・、NDpを含む。
【0048】
最低限、座標データが付加されていれば、復元は可能である。だが、それ以上のデータを付加することも可能である。例えば、画素組の画素データの数がいくつかといった予備的な情報を付加すると、受信側のメモリへの割り当てを予め行ってから、データ列を取り込むといったことが可能となるので、意味がある。また、図4では図示しなかったが、次のデータ列が、前と同じ列の別の画素組なのか、あるいは次の行のデータ組なのかといった情報を付加することも画像処理のスピードアップという点では意味がある。
【0049】
座標情報の表現方法には、幾つかの方法が考えられる。一つは固体撮像素子上の絶対座標で表現する方法である。また、最初の画素組の座標情報に対する相対座標という方法も考えられる。また、直前の画素組の座標情報に対する相対座標ということも考えられる。また、各画素組の座標情報は、先頭の画素の座標を示してもいいし、最後の画素やk番目といった任意の画素の座標でもよく、必要に応じて設定する。
【0050】
このようにして、受信側は伝送されてきた信号により、画像を復元することが可能となる。図5は画像を復元している例を示す。同図において、例えば、6行目については、ある画素組についてスタート位置Mβs6、終了位置Mβe6が分かっており、また同じ行の別の画素組についてもスタート位置Mβs6’、終了位置Mβe6’が分かっているので、それをもとに画像を復元できる。勿論、単なる復元画像の表示だけでなく、受信側のメモリに蓄えておき、背景の合成などの信号処理をしてから表示させるといったことをしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、設定された読み出し領域の各行(又は各列)毎に各列(又は各行)の画素範囲を指定するようにしたため、画素部の読み出し領域が矩形形状でなくても、読み出し領域の形状に合わせた読み出し領域の指定ができ、読み出し領域を矩形形状で設定した場合のような余分な画素の情報の読み出しを不要にでき、従来に比べて読み出しスピードを上げることができる。更に、本発明によれば、信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、各行(又は各列)毎の画素からの信号を蓄積するメモリから画素の信号を読み出すようにしたため、特にCMOSイメージセンサのような固定パターン雑音が大きな固体撮像素子に適用して好適である。
【0052】
また、本発明によれば、設定された読み出し領域の任意の1行(又は任意の1列)に、複数の列(又は複数の行)の画素範囲を指定することができるため、画素部の読み出し領域が複雑な形状であっても、読み出し領域の形状に合わせた読み出し領域の指定ができるため、複雑な形状の読み出し領域から従来に比べて、より高速に画像信号を読み出すことができる。
【0053】
更に、本発明によれば、第2の開始レジスタに対応する先頭画素座標、第2の終了レジスタに対応する終了画素座標、及び画素数のうちの少なくとも一の情報を示すコードを、メモリから読み出したノイズ除去処理された各行(又は各列)毎の画素からの信号に付加して伝送するようにしたため、受信側(再生側)において、画像情報の正確な復元を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の固体撮像素子の一実施の形態のブロック図である。
【図2】 本発明方法によるシフトレジスタの設定の一例を示す図である。
【図3】 本発明方法によるシフトレジスタの設定の他の例を示す図である。
【図4】 本発明方法の一実施の形態の伝送信号列を示す図である。
【図5】 本発明方法の一実施の形態の伝送信号の復号方法を示す図である。
【図6】 最も一般的なCMOSイメージセンサの一例の全体構成図である。
【図7】 従来方法によるシフトレジスタの設定の一例を示す図である。
【符号の説明】
11〜133 画素
15 CMOSイメージセンサ・チップ
16 画素部
17 垂直アドレッシング回路
18 垂直シフトレジスタ
19 CDSノイズ除去回路
20 水平アドレッシング回路
21 水平シフトレジスタ
22 A/D変換器
23 読み出し制御回路
24 コード生成器
25 伝送回路
26 制御基板

Claims (4)

  1. 被写体からの光が入射されて光電変換を行うフォトダイオードと、前記フォトダイオードで発生した信号を増幅するアンプと、前記アンプからの出力信号を指示されたタイミングで選択するスイッチからなる画素が、複数個二次元マトリクス状に配列された画素部と、前記画素部の1行(又は1列)分の画素を選択する第1のシフトレジスタと、前記画素部の各列(各行)毎に設けられており、前記第1のシフトレジスタにより選択された各画素からの信号のノイズ除去処理を行う信号処理回路と、前記信号処理回路で信号処理された各画素の信号のうち、選択した画素の信号をシフトして順次出力させる第2のシフトレジスタとを備えた固体撮像素子において、
    前記第1のシフトレジスタ内に、前記画素部の読み出し領域の読み出しを開始する1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタと、読み出しを終了する1行(又は1列)の終了座標を示す第1の終了レジスタを設定して、該第1の開始レジスタから該第1の終了レジスタまでの間でのみ、該第1のシフトレジスタにシフト動作を行わせる第1の設定手段と、
    前記第1のシフトレジスタの前記第1の開始レジスタから前記第1の終了レジスタまで各行(又は各列)毎に読み出された画素からの信号を前記信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、前記各行(又は各列)毎の画素からの信号を蓄積するメモリと、
    前記第1のシフトレジスタに設定された前記第1の開始レジスタから前記第1の終了レジスタまでの各レジスタ毎に、前記第2のシフトレジスタ内に、前記画素部の読み出し領域の1列(又は1行)の開始座標を示す第2の開始レジスタと、読み出しを終了する1列(又は1行)の終了座標を示す第2の終了レジスタを設定して、該第2の開始レジスタから該第2の終了レジスタまでの間でのみ、前記メモリに蓄積されている前記各行(又は各列)毎の画素からの信号を順次出力させ、前記画素部の同じ1行(又は1列)において、1列(又は1行)の読み出し領域が複数あるときには、その複数の読み出し領域の各開始座標を示す前記第2の開始レジスタと、その開始座標に対応した終了座標を示す前記第2の終了レジスタの組を複数設定し、前記第2のシフトレジスタにより、前記メモリに対して、前記複数のレジスタの組のうち、最初のレジスタ組の蓄積されている前記各行(又は各列)毎の画素からの信号の読み出しが終わると順次、次のレジスタ組の蓄積されている前記各行(又は各列)毎の画素からの信号の読み出しを行わせる第2の設定手段と
    を有することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 被写体からの光が入射されて光電変換を行うフォトダイオードと、前記フォトダイオードで発生した信号を増幅するアンプと、前記アンプからの出力信号を指示されたタイミングで選択するスイッチからなる画素が、複数個二次元マトリクス状に配列された画素部と、前記画素部の1行(又は1列)分の画素を選択する第1のシフトレジスタと、前記画素部の各列(各行)毎に設けられており、前記第1のシフトレジスタにより選択された各画素からの信号のノイズ除去処理を行う信号処理回路と、前記信号処理回路で信号処理された各画素の信号のうち、選択した画素の信号をシフトして順次出力させる第2のシフトレジスタとを備えた固体撮像素子において、
    前記第1のシフトレジスタ内に、前記画素部の読み出し領域の読み出しを開始する1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタと、読み出しを終了する1行(又は1列)の終了座標を示す第1の終了レジスタとを設定して、該第1の開始レジスタから該第1の終了レジスタまでの間でのみ、該第1のシフトレジスタにシフト動作を行わせる第1の設定手段と、
    前記第1のシフトレジスタの前記第1の開始レジスタから前記第1の終了レジスタまで各行(又は各列)毎に読み出された画素からの信号を前記信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、前記各行(又は各列)毎の画素からの信号を蓄積するメモリと、
    前記第1のシフトレジスタに設定された前記第1の開始レジスタから前記第1の終了レジスタまでの各レジスタ毎に、前記第2のシフトレジスタ内に、前記画素部の読み出し領 域の1列(又は1行)の開始座標を示す第2の開始レジスタと、読み出しを終了する1列(又は1行)の終了座標を示す第2の終了レジスタとを設定して、該第2の開始レジスタから該第2の終了レジスタまでの間でのみ、前記メモリに蓄積されている前記各行(又は各列)毎の画素からの信号を順次出力させ、前記画素部の同じ1行(又は1列)において、1列(又は1行)の読み出し領域が複数あるときには、その複数の読み出し領域の各開始座標を示す前記第2の開始レジスタと、その開始座標に対応した終了座標を示す前記第2の終了レジスタの組を複数設定し、前記第2のシフトレジスタにより、前記メモリに対して、前記複数のレジスタの組のうち、最初のレジスタの組の蓄積されている前記各行(又は各列)毎の画素からの信号の読み出しが終わると順次、次のレジスタの組の蓄積されている前記各行(又は各列)毎の画素からの信号の読み出しを行わせる第2の設定手段と、
    前記第2の設定手段により前記第2のシフトレジスタに設定した前記第2の開始レジスタから前記第2の終了レジスタまでの、前記メモリから読み出した前記各行(又は各列)毎の画素からの信号に、前記第2の開始レジスタに対応する先頭画素座標、前記第2の終了レジスタに対応する終了画素座標、及び読み出し画素数のうちの少なくとも一の情報を示すコードを生成してそれぞれ付加するコード生成手段と
    を有することを特徴とする固体撮像素子。
  3. 被写体からの光が入射されて光電変換を行うフォトダイオードと、前記フォトダイオードで発生した信号を増幅するアンプと、前記アンプからの出力信号を指示されたタイミングで選択するスイッチからなる画素が、複数個二次元マトリクス状に配列された画素部と、前記画素部の1行(又は1列)分の画素を選択する第1のシフトレジスタと、前記画素部の各列(各行)毎に設けられており、前記第1のシフトレジスタにより選択された各画素からの信号のノイズ除去処理を行う信号処理回路と、前記信号処理回路で信号処理された各画素の信号のうち、選択した画素の信号をシフトして順次出力させる第2のシフトレジスタとを備えた固体撮像素子の読み出し方法において、
    前記第1のシフトレジスタ内に、前記画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタを設定して、前記画素部から前記読み出し領域の1行(又は1列)分の画素の信号を読み出して前記信号処理回路に供給する第1のステップと、
    前記信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、前記読み出し領域の1行(又は1列)分の画素からの信号をメモリに蓄積する第2のステップと、
    前記第2のシフトレジスタ内に、前記第のステップで前記メモリに蓄積された前記読み出し領域の1行(又は1列)分に対応した、1列(又は1列)の第2の開始レジスタから第2の終了レジスタを設定してシフト動作させ、前記メモリから該第2の開始レジスタから該第2の終了レジスタまでの画素の信号を読み出し出力させ、前記画素部の同じ1行(又は1列)において、1列(又は1行)の読み出し領域が複数あるときには、その複数の読み出し領域の各開始座標を示す第2の開始レジスタと、その開始座標に対応した終了座標を示す第2の終了レジスタの組を複数設定し、前記第2のシフトレジスタにより、前記メモリに対して、前記複数のレジスタの組のうち、最初のレジスタ組で設定された座標の画素の信号の読み出し出力が終わると順次、次のレジスタ組で設定された座標の画素読み出し出力を行わせる第のステップと、
    前記第1のシフトレジスタ内に前記画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の終了座標を示す第1の終了レジスタに達したかどうか判定し、該第1の終了レジスタに達するまで、順次前記第1の開始レジスタを次に進めて前記第1乃至第3のステップの処理を繰り返す第のステップと
    を含み、前記メモリから前記読み出し領域の画素の信号を出力することを特徴とする固体撮像素子の読み出し方法。
  4. 被写体からの光が入射されて光電変換を行うフォトダイオードと、前記フォトダイオードで発生した信号を増幅するアンプと、前記アンプからの出力信号を指示されたタイミン グで選択するスイッチからなる画素が、複数個二次元マトリクス状に配列された画素部と、前記画素部の1行(又は1列)分の画素を選択する第1のシフトレジスタと、前記画素部の各列(各行)毎に設けられており、前記第1のシフトレジスタにより選択された各画素からの信号のノイズ除去処理を行う信号処理回路と、前記信号処理回路で信号処理された各画素の信号のうち、選択した画素の信号をシフトして順次出力させる第2のシフトレジスタとを備えた固体撮像素子の読み出し方法において、
    前記第1のシフトレジスタ内に、前記画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の開始座標を示す第1の開始レジスタを設定して、前記画素部から前記読み出し領域の1行(又は1列)分の画素の信号を読み出して前記信号処理回路に供給する第1のステップと、
    前記信号処理回路でノイズ除去処理を行って得られた、前記読み出し領域の1行(又は1列)分の画素からの信号をメモリに蓄積する第2のステップと、
    前記第2のシフトレジスタ内に、前記第2のステップで前記メモリに蓄積された前記読み出し領域の1行(又は1列)分に対応した、1列(又は1列)の第2の開始レジスタから第2の終了レジスタを設定してシフト動作させ、前記メモリから該第2の開始レジスタから該第2の終了レジスタまでの画素の信号を読み出し出力させ、前記画素部の同じ1行(又は1列)において、1列(又は1行)の読み出し領域が複数あるときには、その複数の読み出し領域の各開始座標を示す第2の開始レジスタと、その開始座標に対応した終了座標を示す第2の終了レジスタの組を複数設定し、前記第2のシフトレジスタにより、前記メモリに対して、前記複数のレジスタの組のうち、最初のレジスタ組で設定された座標の画素の信号の読み出し出力が終わると順次、次のレジスタ組で設定された座標の画素の読み出し出力を行わせる第3のステップと、
    前記第1のシフトレジスタ内に前記画素部の読み出し領域の1行(又は1列)の終了座標を示す第1の終了レジスタに達したかどうか判定し、該第1の終了レジスタに達するまで、順次前記第1の開始レジスタを次に進めて前記第1乃至第3のステップの処理を繰り返す第4のステップと、
    前記第3のステップにより前記第2のシフトレジスタに設定した前記第2の開始レジスタから前記第2の終了レジスタまでの、前記メモリから読み出した前記各行(又は各列)毎の画素からの信号に、前記第2の開始レジスタに対応する先頭画素座標、前記第2の終了レジスタに対応する終了画素座標、及び読み出し画素数のうちの少なくとも一の情報を示すコードを生成してそれぞれ付加する第5のステップと
    を含み、前記メモリから読み出した前記各行(又は各列)毎の画素からの信号に前記コードを付加して出力することを特徴とする固体撮像素子の読み出し方法。
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