JP2014147006A - 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固体撮像素子からの画素ごとの信号の複数チャンネル同時読み出しを行う場合のクロストークを改善する。
【解決手段】固体撮像素子に配置された画素から読み出した信号を、複数の出力部で出力し、複数の出力部から出力される信号を、それぞれの出力部ごとに設けられた複数のサンプリング部でサンプリングする。このとき、サンプリング部が信号をサンプリングするサンプリングタイミングまたは出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性を、複数のサンプリング部または複数の出力部で変化させる。
【選択図】図6

Description

本開示は、固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法に関し、特に複数チャンネル出力を有する固体撮像装置に適用される技術に関する。
CCDなどの固体撮像素子よりなる固体撮像装置は、高速なフレームレートの要求や固体撮像素子の画素数の増加に伴い、画素からの信号の読み出しを高速に行う必要が生じている。画素からの信号の読み出しを高速に行うための技術として、例えば複数チャンネルで同時に画素信号の読み出しを行うものが知られている。複数チャンネルで同時に読み出しを行うことで、例えば2チャンネル同時読み出しを行う場合、各チャンネルでの転送レートが従来と同じであるとすると、読み出し速度が2倍に向上する。
特許文献1には、固体撮像素子から2チャンネル同時出力を行う固体撮像装置の例が開示されている。
特開2002−44530号公報
固体撮像素子から複数チャンネルで同時に出力する場合、その複数のチャンネルの読み出し信号にクロストークが生じる問題がある。すなわち、例えば図12Aに示すように、1フレームの画像の左半分と右半分とを個別のチャンネルで同時読み出しする2チャンネル読み出しを行う場合、左半分の画像中の物体が右半分の画像中に反転して薄く現れてしまう。また、図12Bに示すように、1フレームの画像を左上、右上、左下、右下に4分割して、それぞれの分割画像を別のチャンネルで同時に読み出す4チャンネル読み出しを行う場合、左上の画像中の物体が、その他の分割画像中に左右や上下が反転して薄く現れてしまう。
複数チャンネルの同時読み出し時のクロストークは、固体撮像素子に供給される電源電圧の変動により発生する。すなわち、例えばCCD(Charge Coupled Device)型の固体撮像素子の場合、図13Aに示す電源電圧と、図13Cに示す接地電位GNDが設定された状態で、素子外部回路が固体撮像素子からの出力電圧(図13B)をサンプリングする。このときには、それぞれの画素に蓄積した電荷量によりD相の電圧が変化する。このため、図13Bに示すように、素子外部回路がP相の電圧とD相の電圧をサンプリングし、P相とD相の電圧差を、1つの画素信号として取り出す。
ここで、図13Aおよび図13Cに示すように、電源電圧と接地電位GNDは、固体撮像素子からの出力の振幅により一時的に変動してしまう。この変動した電源電圧と接地電位が、出力画像に図12に示すクロストークとして現れてしまう。
複数チャンネルの同時読み出し時のクロストークを軽減する方法として、例えば特許文献1には、固体撮像素子の出力をサンプルホールドする回路とアナログディジタル変換回路の間に乗算器と加算器で構成される補正回路を追加することが開示されている。そして、この補正回路で、補正係数を乗算した補正信号を加算することによりクロストークを軽減する。
ところが、このような補正回路を設けると、撮像装置の回路規模が増大し複雑化すると共に、消費電力が増大する問題がある。特にリアルタイムで補正するためには乗算器と加算器に加えてメモリなどの追加回路が必要になり、構成が複雑化すると共に消費電力が増大する。
また、乗算器や加算器でアナログ信号処理を行うため、補正によりノイズが増加する問題がある。
さらに、アナログ信号による補正処理では、個々の補正回路のばらつきが生じ易いという問題がある。
本開示は、固体撮像素子からの画素ごとの信号の複数チャンネル同時読み出しを行う場合のクロストークの問題を解決することを目的とする。
本開示の固体撮像装置は、画素から読み出した信号を出力する出力部を複数有する固体撮像素子を備える。そして、固体撮像素子の複数の出力部から出力される信号をサンプリングする、それぞれの出力部ごとに設けられた複数のサンプリング部を備える。
さらに、サンプリング部が信号をサンプリングするサンプリングタイミングまたは出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性を、複数のサンプリング部または複数の出力部で変化させる制御部を備える。
また本開示の固体撮像装置の駆動方法は、固体撮像素子に配置された画素から読み出した信号を、複数の出力部で出力し、複数の出力部から出力される信号を、それぞれの出力部ごとに設けられた複数のサンプリング部でサンプリングする。
そして、サンプリング部が信号をサンプリングするサンプリングタイミングまたは出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性を、複数のサンプリング部または複数の出力部で変化させる。
このようにしたことで、画素から読み出した信号をサンプリング部がサンプリングするサンプリングタイミングまたは出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性が各出力系統で変化する。したがって、出力部が画素から読み出した信号を出力する際の電源電圧や基準電位が、読み出した信号の影響で変動しても、他の出力系統の信号をサンプリングする際に影響を及ぼさないようになる。
本開示によると、出力タイミング及びサンプリングタイミングの変化または出力特性の変化で、各チャンネルの出力信号に他のチャンネルの信号が影響を与えないようになり、複数チャンネルの出力部を有する場合のクロストークを改善することができる。
本開示の第1の実施の形態による固体撮像装置の例(2チャンネル読み出しの例)を示す構成図である。 本開示の第1の実施の形態による固体撮像装置の例(4チャンネル読み出しの例)を示す構成図である。 本開示の第1の実施の形態による駆動パルスの例を示す波形図である。 本開示の第1の実施の形態による調整状態の例を示す説明図である。 本開示の第1の実施の形態による調整処理例を示すフローチャートである。 本開示の第1の実施の形態による出力波形とサンプリングタイミングの例(波形全体をシフトさせる例)を示す波形図である。 本開示の第1の実施の形態による出力波形とサンプリングタイミングの例(波形の一部をシフトさせる例)を示す波形図である。 本開示の第2の実施の形態による固体撮像装置の例(2チャンネル読み出しの例)を示す構成図である。 本開示の第2の実施の形態による固体撮像装置の例(4チャンネル読み出しの例)を示す構成図である。 本開示の第2の実施の形態による出力波形とサンプリングタイミングの例を示す波形図である。 本開示の第2の実施の形態による固体撮像装置の変形例(フィルタを使用する例)を示す構成図である。 チャンネル間のクロストークの発生例を示す図である。 固体撮像素子の出力波形の例を示す波形図である。
以下の順序で本開示の実施の形態を説明する。
1.第1の実施の形態
1−1.固体撮像装置の構成例(2チャンネル読み出しの例:図1)
1−2.固体撮像装置の構成例(4チャンネル読み出しの例:図2)
1−3.駆動パルスの例(図3,図4)
1−4.調整処理例(図5)
1−5.出力波形とサンプリングタイミングの例(波形全体をシフトさせる例:図6)
1−6.出力波形とサンプリングタイミングの例(波形の一部をシフトさせる例:図7)
2.第2の実施の形態
2−1.固体撮像装置の構成例(2チャンネル読み出しの例:図8)
2−2.固体撮像装置の構成例(4チャンネル読み出しの例:図9)
2−3.出力波形とサンプリングタイミングの例(図10)
2−4.フィルタを使用する例(図11)
3.その他の変形例
<1.第1の実施の形態>
[1−1.固体撮像装置の構成例(2チャンネル読み出しの例)]
図1は、本開示の第1の実施の形態の例の固体撮像装置の構成を示す図である。
図1に示すCCD型の固体撮像素子10は、2チャンネル読み出しを行う形式である。すなわち、撮像範囲の左半分に配置された画素11aに蓄積した電荷に対応した電圧信号を、第1の出力端子15aから読み出す。また、撮像範囲の右半分に配置された画素11bに蓄積した電荷に対応した電圧信号を、第2の出力端子15bから読み出す。
撮像範囲の左半分に配置された画素11aに蓄積した電荷は、垂直転送レジスタ12aと水平転送レジスタ13aにより、バッファアンプ14aに順に転送され、電荷が電圧に変換されて出力端子15aから出力される。電荷の転送は、タイミング発生回路23aから供給される転送パルスに同期して行われる。すなわち、タイミング発生回路23aは、垂直転送パルス(V1、V2、V3、V4)を生成し、その生成した垂直転送パルスが、端子16aを介して固体撮像素子10の垂直転送レジスタ12aに供給される。また、タイミング発生回路23aは、水平転送パルス(H1、H2)を生成し、その生成した水平転送パルスが、端子17aを介して固体撮像素子10の水平転送レジスタ13aに供給される。また、水平方向の最終転送段のタイミングを決定する駆動パルスであるLHパルスと、画素ごとの出力をリセットするタイミングを決定する駆動パルスであるRGパルスとが、タイミング発生回路23aから端子17aを介して固体撮像素子10に供給される。
撮像範囲の右半分に配置された画素11bに蓄積した電荷は、垂直転送レジスタ12bと水平転送レジスタ13bにより、バッファアンプ14bに順に転送され、電荷が電圧に変換されて出力端子15bから出力される。電荷の転送は、タイミング発生回路23bから供給される転送パルスに同期して行われる。タイミング発生回路23bが生成して端子16b、17bに供給される転送パルスや駆動パルスは、タイミング発生回路23aと同じである。
出力端子15aから出力された画素ごとの信号は、バッファアンプ21aを介してCDS(Correlated Double Sampling: 相関二重サンプリング)回路22aに供給される。CDS回路22aは、タイミング発生回路23aで生成されたSHPパルスおよびSHDパルスで信号をサンプリングする。そして、その2つのパルスでサンプリングされた電圧の差分を出力する。
また、出力端子15bから出力された画素ごとの信号は、バッファアンプ21bを介してCDS回路22bに供給される。CDS回路22bは、タイミング発生回路23bで生成されたSHPパルスおよびSHDパルスで信号をサンプリングし、2つのパルスでサンプリングされた電圧の差分を出力するサンプリング部である。これらのCDS回路22a,22bでの信号のサンプリング状態の詳細については後述する。
CDS回路22aでサンプリングされた信号は、アナログ/デジタル変換回路24aに供給され、デジタルデータに変換される。また、CDS回路22bでサンプリングされた信号は、アナログ/デジタル変換回路24bに供給され、デジタルデータに変換される。
これら2つのアナログ/デジタル変換回路24a,24bで変換されたデジタルデータが、図示しない撮像データ処理部に供給され、1つのフレームの画像に合成され、所定のフォーマットの画像データが生成される。
タイミング発生回路23a,23bが生成する転送パルスや駆動パルスは、制御部30からの指示により生成タイミングが調整される。
[1−2.固体撮像装置の構成例(4チャンネル読み出しの例)]
図2に示すCCD型の固体撮像素子10′は、4チャンネル読み出しを行う形式である。すなわち、撮像範囲の左上に配置された画素11aに蓄積した電荷に対応した電圧信号を、第1の出力端子15aから読み出す。また、撮像範囲の右上に配置された画素11bに蓄積した電荷に対応した電圧信号を、第2の出力端子15bから読み出す。また、撮像範囲の左下に配置された画素11cに蓄積した電荷に対応した電圧信号を、第3の出力端子15cから読み出す。また、撮像範囲の右下に配置された画素11dに蓄積した電荷に対応した電圧信号を、第4の出力端子15dから読み出す。
図2では、この4つのチャンネルの画素11a,11b,11c,11dの信号を読み出すための転送レジスタ,出力端子,回路が4つのチャンネル分備える。2チャンネルの固体撮像素子10を使用した図1の例では、2つのチャンネルの転送レジスタや出力端子や回路にa,bの符号を付けて示した。これに対して、4チャンネルの固体撮像素子10′を使用した図2の例では、4つのチャンネルの転送レジスタや出力端子や回路にa,b,c,dの符号を付けて示す。各チャンネルが備える構成要素は、図1の例と同じである。各チャンネルのタイミング発生回路23a,23b,23c,23dが生成する転送パルスや駆動パルスも、上述した図1の例と同じ種類のパルスである。4つのタイミング発生回路23a,23b,23c,23dが生成する転送パルスや駆動パルスは、制御部30からの指示により生成タイミングが調整される点も、図1の例と同じである。
なお、以下の説明では、4チャンネルの固体撮像素子10′に適用した例とする。
[1−3.駆動パルスの例]
次に、本実施の形態の例の固体撮像装置が備えるCDS回路22a,22b,22c,22dが、タイミング発生回路23a,23b,23c,23dから供給されるSHPパルスおよびSHDパルスでサンプリングする状態について説明する。
ここでは、1つのチャンネルのタイミング発生回路23aが生成したパルスに基づいて、タイミング発生回路23aがサンプリングする状態について説明する。
図3は、タイミング発生回路23aが生成したLHパルス(図3A)およびRGパルス(図3B)と、固体撮像素子10′の出力端子15aから出力される信号波形CCDOUT(図3C)との関係を示す図である。
LHパルスは水平転送レジスタ13aの最終段の駆動パルスである。なお、このLHパルスは、水平転送パルスH1と同位相であり、水平転送パルスH2と逆位相である。このLHパルスとRGパルスのタイミングで、信号波形CCDOUTが変化するタイミングが決定する。
すなわち、図3Cに示す出力波形CCDOUTには、1画素ごとに基準となるレベルを示すP相と、蓄積した電荷量に対応したレベルを示すD相の期間がある。そして、図3Cに示すように、SHPパルスでP相の信号をサンプリングし、SHDパルスでD相の信号をサンプリングする。このサンプリング動作が1画素ごとに行われる。図3Cに矢印でSHP,SHDと示したタイミングが、それぞれSHPパルス,SHDパルスが発生したタイミングである。
ここで、図3Aに示すLHパルスは、P相からD相へと変動するタイミングを決定する。このLHパルスによりP相の幅とD相の幅を調節することが可能となる。
また、RGパルスはピクセルのリセットパルスであり、RGパルスが入力されると出力波形CCDOUTは、固体撮像素子10′の基準電圧にリセットされ、次の画素の基準となるP相へと変遷していく。
図4は、出力波形CCDOUTの1画素の期間をより詳細に示す図である。
出力波形CCDOUTのサンプリングは、SHPパルスとSHDパルスの各1点で行われるわけではなく、ある範囲を持った積分時間でサンプリングされる。すなわち、図4に示すように、SHPパルスで設定される積分時間と、SHDパルスで設定される積分時間で、それぞれの信号がサンプリングされる。
[1−4.調整処理例]
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施の形態の例の固体撮像装置を調整する処理例について説明する。
この調整処理は、例えば固体撮像装置を製造後の出荷前の調整工程で行う。この調整処理時には、信号のサンプリング状態などを制御部30が判断してもよいが、図示しない調整用の外部の装置を固体撮像装置に接続して、外部の装置が信号のサンプリング状態などを検出して、制御部30に指示するようにしてもよい。
この調整処理を行う工程としては、固体撮像装置全体としての位相調整処理(ステップS10)と、チャンネル別の位相調整処理(ステップS20)とを有する。
まず、ステップS10の固体撮像装置全体としての位相調整処理が行われる。このときには、制御部30は、各タイミング発生回路23a,23b,23c,23dが発生するパルスタイミングを調整し、固体撮像素子の出力波形の整形処理を行う(ステップS11)。この整形処理を行うことで、出力波形CCDOUTが図3,図4に示すような最適な信号波形になる。
次に、制御部30は、CDS回路22a,22b,22c,22dがSHPパルスおよびSHDパルスでサンプリングするタイミングを調整する(ステップS12)。
この全体としての位相調整処理は、従来から調整工程で行われている処理である。
次に、ステップS20のチャンネル別の位相調整処理に移る。このチャンネル別の位相調整処理は、チャンネル間のクロストークを回避するために行うものである。
まず、チャンネル別の位相調整モードに遷移し、いずれか1つのチャンネルの調整に入る(ステップS21)。調整を行うチャンネルが決まると、そのチャンネルの駆動パルスをシフトさせて、最適なパルスタイミングを設定する(ステップS22)。具体的には、調整を行うチャンネルのタイミング発生回路が生成するH1、H2、LH、RGパルスを各パルスの位相関係を崩さずに位相をずらす(波形全体をシフトさせる例)。このようにすることで、整形した波形を崩さずに波形ずらしが行われる。また、LHパルスの位相をずらす(波形の一部をシフトさせる例)。このようにすることで、波形のD相部分ずらしが行われる。
そして、制御部30は、他のチャンネルの出力波形と比較して、P相とD相のサンプリングに影響のない位置に波形をシフトさせる(ステップS23)。さらに制御部30は、そのシフトした波形のP相とD相をサンプリングするように、SHPパルスおよびSHDパルスのタイミングをシフトさせる(ステップS24)。
ここまでの処理が終わると、調整していないチャンネルがある場合には、ステップS22に戻り、制御部30は、別のチャンネルについての調整を行う。
そして、全てのチャンネルの調整が終了した後、例えば調整作業を監視している作業者が、出力映像を確認して終了する(ステップS25)。なお、本実施の形態の例では、固体撮像装置各画素から電荷を読み出すタイミングや、垂直転送レジスタで各画素の電荷を転送するタイミングについては、各チャンネルで同じタイミングである。
次に、図5のフローチャートのステップS23での波形をシフトさせる処理の具体的な例について説明する。
CDS回路は、P相とD相のサンプリング電圧の差分を出力とする。このため、ずらし量は理想的には他のチャンネルの出力波形のP相、D相のサンプリング範囲を逃れ、電源および接地電位GNDの電圧変動タイミングが、P相からD相の変動期間及び次のピクセルへのリセット期間に調節すればよい。このようにすることで、各チャンネルでの出力波形のサンプリングが、他チャンネルでのサンプリングに悪影響を与えることを回避できる。
適切なタイミングとなるように出力波形をずらしたとき、ステップS24に示すように、SHPパルスおよびSHDパルスでサンプリングする位相についてもシフトさせ、ずらした波形から適切な映像情報が得られるように調整する。ここで、図4で説明したように、固体撮像素子の出力のサンプリングはSHPパルスおよびSHDパルスの各1点で行われるわけではなく、ある範囲を持った積分時間でサンプリングされる。この積分時間は、固体撮像装置の構成によって異なる。
次に、適切な波形のずらし方の例について説明する。
例えば駆動パルスを1/Nクロックずつシフトさせることが可能な固体撮像装置とする。Nはタイミング発生回路23a,23b,23c,23dの分解能である。各チャンネル出力が同じタイミングで動いている時、電源または接地電位GNDの変動タイミングが、SHDパルスでD相を積分する時間の中心にいるとする。
このとき、1/Nクロックずつ調整して(D相の積分時間/2)以上波形をずらせば、クロストークは回避することが可能となる。しかし、波形をずらしすぎると、P相の積分時間に電源または接地電位GNDの変動タイミングがずれこみ、クロストークの影響を受けてしまう。つまり最終的にはP相の積分時間とD相の積分時間の範囲に、電源または接地電位GNDの変動がずれこまないように波形をずらす必要がある。電源や接地電位GNDの変動とは、図13で説明したように、他のチャンネルでの出力時に発生する一時的な電圧変動である。
このため、図4に示すようにP相の積分時間のエンド時間とD相の積分時間のスタート時間の間隔をSHP−SHD間隔と定義すると、理想的にはずらし量は以下に定義できる。
(D相の積分時間/2)<ずらし量<(SHP−SHD間隔)
この操作を固体撮像素子の出力チャンネル数の分だけ行い、図5のフローチャートに示すように、ステップS25で出力される映像情報を確認することにより全チャンネルのクロストーク回避が実現できる。
[1−5.出力波形とサンプリングタイミングの例(波形全体をシフトさせる例)]
次に、出力波形とサンプリングタイミングの具体的なシフト状態の例を説明する。
図6は、出力波形全体がシフトする例である。図6Aは固体撮像装置を駆動する電源電圧を示し、図6Fは接地電位GNDを示す。そして、図6B〜図6Eは、4つのチャンネルのそれぞれの出力波形を示す。なお、この図6では、4つのチャンネルの出力波形は同じ波形として示すが、実際には各画素に蓄積した電荷量に応じて、D相のレベルが変化する。
この図6の例では、図6B〜図6Eに示すように、4つのチャンネルの出力波形は、ほぼ一定間隔で順にシフトさせてあり、SHPパルスとSHDパルスを発生させるタイミングについても、同様にシフトさせてある。
このようにシフトさせることで、図6Aに示す電源には、各チャンネル出力による変動が個別に現れるようになる。図6Fに示す接地電位GNDについても、各チャンネル出力による変動が個別に現れるようになる。
例えば、図4Bに示す第1チャンネルの出力波形については、D相からリセット期間になる間に、他のチャンネルによる電源と接地電位GNDの変動の影響を受けるように設定する。また、例えば図4Eに示す第4チャンネルの出力波形については、P相からD相への変動期間に電源と接地電位GNDの変動の影響を受けるように設定する。通常、この変動期間ではサンプリングは行わないので電源と接地電位GNDの変動の影響によるクロストークの回避が可能となる。
[1−6.出力波形とサンプリングタイミングの例(波形の一部をシフトさせる例)]
図7は、出力波形の一部だけがシフトする例である。図7Aは固体撮像装置を駆動する電源電圧を示し、図7Cは接地電位GNDを示す。そして、図7Bは、4つのチャンネルの出力波形を重ねて示す。
この図7の例は、図7Bに示すように、P相からD相への変動期間だけを4つのチャンネルCH1,CH2,CH3,CH4で順にシフトさせてある。すなわち、各チャンネルでリセット期間は同じタイミングとし、P相からD相への変動期間だけをシフトさせる。このため、リセット期間を決めるRGパルスは各チャンネルで同じタイミングとし、P相からD相への変動期間を決めるLHパルスは各チャンネルでシフトしたタイミングとする。
また、P相をサンプリングするSHPパルスについても、全てのチャンネルで同じタイミングとする。そして、D相をサンプリングするSHDパルスは、各チャンネルでシフトしたタイミングとする。
この図7の例の場合にも、図7Aに示す電源には、各チャンネル出力による変動が個別に現れるようになる。また、図7Cに示す接地電位GNDについても、各チャンネル出力による変動が個別に現れるようになる。
したがって、D相をサンプリングするタイミングが各チャンネルで異なることで、それぞれのチャンネルでのサンプリング時に、他のチャンネルの影響が及ぶのを阻止することができ、電源と接地電位GNDの変動の影響によるクロストークの回避が可能となる。
以上説明したように、本開示の第1の実施の形態の例によると、固体撮像素子の出力タイミングをずらすことにより、チャンネル間クロストークを回避することができる。本実施の形態の例の処理では、パルスを生成させるタイミングをシフトさせるだけで良く、新たに追加となる回路がなく、簡単な構成で実現できる。
<2.第2の実施の形態>
[2−1.固体撮像装置の構成例(2チャンネル読み出しの例)]
次に、本開示の第2の実施の形態の例を、図8〜図11を参照して説明する。この図8〜図11において、第1の実施の形態の例で説明した図1〜図7に対応する部分には同一符号を付す。
図8に示すCCD型の固体撮像素子10は、2チャンネル読み出しを行う形式である。
この図8に示す固体撮像素子10は、制御部30′が、出力端子15a,15bの前後に接続されたバッファアンプ14a,14b,21a,21bに電源を供給する電流源41a,41b,42a,42bの制御を行う点が、図1の例と異なる。制御部30′は、電流源41a,41b,42a,42bの制御を行うことで、各チャンネルの出力波形として、P相からD相に変化する変遷時間(スルーレート)を、各チャンネルで変化させる。
図8のその他の部分は、図1の例と同じである。但し、図8の例ではチャンネルごとに駆動パルスをシフトさせる処理は行わない。
[2−2.固体撮像装置の構成例(4チャンネル読み出しの例)]
図9に示すCCD型の固体撮像素子10′は、4チャンネル読み出しを行う形式である。
この図9に示す固体撮像素子10′は、制御部30′が、出力端子15a,15b,15c,15dの前後に接続されたバッファアンプ14a,14b,14c,14d,21a,21b,21c,21dに電源を供給する電流源41a,41b,41c,41d,42a,42b,42c,42dの制御を行う点が、図2の例と異なる。制御部30′は、電流源41a,41b,41c,41d,42a,42b,42c,42dの制御を行うことで、P相からD相に変化する変遷時間(スルーレート)を、各チャンネルで変化させる。
図9のその他の部分は、図2の例と同じである。但し、図9の例ではチャンネルごとに駆動パルスをシフトさせる処理は行わない。
[2−3.出力波形とサンプリングタイミングの例]
次に、図10を参照して、P相からD相に変化する変遷時間を各チャンネルで変化させる具体例を説明する。この図10の例は、図9に示す4チャンネルの固体撮像素子10′に適用した例である。
図10Aは固体撮像装置を駆動する電源電圧を示し、図10Cは接地電位GNDを示す。図10Bは、4つのチャンネルの出力波形を重ねて示す。
上述したように、制御部30′は、各チャンネルの出力端子15a〜15dの前後に接続されたバッファアンプ14a〜14d,21a〜21dに接続された電流源41a〜41d,42a〜42dを制御して、駆動電流を変化させる。このようにして駆動電流を変化させることで、出力波形のP相からD相への変遷時間を調節できる。すなわち、駆動電流を大きくすればスルーレートが高速になり、駆動電流を小さくすればスルーレートが低速になる。
制御部30′は、このような調節を行うことで、図10Bに示すように、4つのチャンネルでスルーレートが異なるようにする。例えば、第1チャンネルCH1のスルーレートを最も高速にし、以下、第2チャンネルCH2、第3チャンネルCH3、第4チャンネルCH4と順にスルーレートを低速にする。
そして、SHPパルスでP相をサンプリングするタイミングは各チャンネルで同じとし、SHDパルスでD相をサンプリングするタイミングは各チャンネルで異なるタイミングにする。このD相をサンプリングするタイミングは、他のチャンネルの出力波形の変動により電源や接地電位GNDが変動する期間を避けたタイミングとする。
このように処理を行うことで、上述した図7の例と同様に、D相をサンプリングするタイミングが各チャンネルで異なり、それぞれのチャンネルでのサンプリング時に、他のチャンネルの影響が及ぶのを阻止することができ、クロストークの回避が可能となる。
なお、図8や図9の例では、各チャンネルの出力端子15a〜15dの前後にバッファアンプ14a〜14d,21a〜21dを接続し、それぞれのバッファアンプの駆動電流を制御部が制御する例を示した。これに対して、出力端子15a〜15dの前と後のいずれか一方のバッファアンプの駆動電流だけを制御部30′が制御して、スルーレートを変化させるようにしてもよい。
また、バッファアンプ以外の回路によりスルーレートを調整するようにしてもよい。すなわち、固体撮像素子の出力端子に接続される出力回路は、固体撮像素子の出力を補助する目的で設けられ、その回路アーキテクチャは多種多様である。例えば、出力部が、バッファアンプ以外に、帯域を制限するフィルタを有する場合がある。バッファアンプについても、常に電流を流すA級アンプや、信号が存在時のみに電流を流すAB級アンプなど様々なものが使用される。したがって、使用する出力回路の構成に応じて、適切にスルーレートを調整するように設定すればよい。次にフィルタを使用する例について説明する。
[2−4.フィルタを使用する例]
図11は、固体撮像素子10の出力端子15aに、フィルタ25a,26aが接続される例を示す。
すなわち、水平転送レジスタ13aの最終段に得られる信号は、バッファアンプ14aを介して、出力端子15aに供給される点は、図1に示した構成と同じである。
そして、出力端子15aに得られる信号は、ローパスフィルタ25aとバッファアンプ21aとローパスフィルタ26aを介してCDS回路22aに供給されるようにする。
図11では第1チャンネルの構成のみを示すが、他のチャンネルについても同様に構成する。
この図11に示す構成の場合に、ローパスフィルタ25aとローパスフィルタ26aの少なくともいずれか一方のフィルタを構成する素子の時定数を調整して、スルーレートを最適な状態に設定する。したがって、図11の場合には、チャンネルごとに、ローパスフィルタの時定数を変化させる。
なお、図11に示したフィルタの時定数の設定処理と、先に説明したアンプの駆動電流の設定処理とを組み合わせて、各チャンネルのスルーレートを調整するようにしてもよい。また、図11に示す構成の場合、固体撮像素子10の外部に接続される回路の調整で、スルーレートを調整するようにしたが、固体撮像素子10の内部に、スルーレートを調整する回路を設けるようにしてもよい。
<3.その他の変形例>
上述した各実施の形態の例では、具体的な信号波形は4チャンネル同時出力を行う固体撮像素子の例を示した。これに対して、2チャンネル同時出力を行う固体撮像素子の場合にも、同様に2チャンネルでタイミングやスルーレートなどを変化させることで、対応できる。
また、各信号波形の例では、全てのチャンネルの出力波形をシフトさせるようにした。これに対して、例えば4チャンネルの内の特定の2つまたは3つのチャンネルの間でだけクロストークが顕著に現れる場合に、その特定の2つまたは3つのチャンネルの出力波形だけを変化させるようにしてもよい。また、各図では4つのチャンネルで順番にタイミングやスルーレートを変化させるようにしたが、シフトさせる順番についても、図示の例に限定されるものではない。
また、第1の実施の形態の例で説明したサンプリングタイミングをシフトさせる処理と、第2の実施の形態の例で説明した各チャンネルのスルーレートを調整する処理を組み合わせるようにしてもよい。
また、上述した各実施の形態の例では、CCD型の固体撮像素子を備えた撮像装置に適用した例を示した。これに対して、MOS型の固体撮像素子などのその他の方式の固体撮像素子を備えた撮像装置に、本開示の例で説明したサンプリングタイミングやスルーレートを変化させる処理を適用してもよい。
なお、本開示は以下のような構成も取ることができる。
(1)
画素から読み出した信号を出力する出力部を複数有する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子の複数の出力部から出力される信号をサンプリングする、それぞれの出力部ごとに設けられた複数のサンプリング部と、
前記サンプリング部が信号をサンプリングするサンプリングタイミングまたは前記出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性を、複数のサンプリング部または複数の出力部で変化させる制御部と
を備える固体撮像装置。
(2)
前記サンプリング部は、基準となるレベルが得られる期間のサンプリングと、画素に蓄積した電荷に応じたレベルのサンプリングとを行い、
前記制御部は、画素に蓄積した電荷に応じたレベルをサンプリングするタイミングを、複数のサンプリング部で変化させる
前記(1)記載の固体撮像装置。
(3)
さらに基準となるレベルをサンプリングするタイミングについても、複数のサンプリング部で変化させる
前記(2)記載の固体撮像装置。
(4)
前記出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性は、駆動電流を複数の出力部で変化させる
前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
(5)
前記駆動電流は、出力部が備えるアンプに供給する駆動電流である
前記(4)記載の固体撮像装置。
(6)
それぞれの出力部が備えるフィルタの特性を変化させることで、出力特性を複数の出力部で変化させる
前記(4)または(5)記載の固体撮像装置。
(7)
固体撮像素子に配置された画素から読み出した信号を、複数の出力部で出力し、
前記複数の出力部から出力される信号を、それぞれの出力部ごとに設けられた複数のサンプリング部でサンプリングすると共に、
前記サンプリング部が信号をサンプリングするサンプリングタイミングまたは前記出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性を、複数のサンプリング部または複数の出力部で変化させる
固体撮像装置の駆動方法。
10,10′…固体撮像素子、11a,11b,11c,11d…画素(受光素子)、12a,12b,12c,12d…垂直転送レジスタ、13a,13b,13c,13d…水平転送レジスタ、14a,14b,14c,14d…バッファアンプ、15a,15b,15c,15d…出力端子、21a,21b,21c,21d…バッファアンプ、22a,22b,22c,22d…CDS回路、23a,23b,23c,23d…タイミング発生回路、24a,24b,24c,24d…アナログ/デジタル変換回路、25a,26a…ローパスフィルタ、30,30′…制御部、41a,41b,41c,41d,42a,42b,42c,42d…電流源

Claims (7)

  1. 画素から読み出した信号を出力する出力部を複数有する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の複数の出力部から出力される信号をサンプリングする、それぞれの出力部ごとに設けられた複数のサンプリング部と、
    前記サンプリング部が信号をサンプリングするサンプリングタイミングまたは前記出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性を、複数のサンプリング部または複数の出力部で変化させる制御部と
    を備える固体撮像装置。
  2. 前記サンプリング部は、基準となるレベルが得られる期間のサンプリングと、画素に蓄積した電荷に応じたレベルのサンプリングとを行い、
    前記制御部は、画素に蓄積した電荷に応じたレベルをサンプリングするタイミングを、複数のサンプリング部で変化させる
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. さらに基準となるレベルをサンプリングするタイミングについても、複数のサンプリング部で変化させる
    請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性は、駆動電流を複数の出力部で変化させる
    請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記駆動電流は、出力部が備えるアンプに供給する駆動電流である
    請求項4記載の固体撮像装置。
  6. それぞれの出力部が備えるフィルタの特性を変化させることで、出力特性を複数の出力部で変化させる
    請求項4記載の固体撮像装置。
  7. 固体撮像素子に配置された画素から読み出した信号を、複数の出力部で出力し、
    前記複数の出力部から出力される信号を、それぞれの出力部ごとに設けられた複数のサンプリング部でサンプリングすると共に、
    前記サンプリング部が信号をサンプリングするサンプリングタイミングまたは前記出力部が画素から読み出した信号を出力する出力特性を、複数のサンプリング部または複数の出力部で変化させる
    固体撮像装置の駆動方法。
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