JP3277305B2 - 可変インタリーブ回路 - Google Patents

可変インタリーブ回路

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JP3277305B2
JP3277305B2 JP06899795A JP6899795A JP3277305B2 JP 3277305 B2 JP3277305 B2 JP 3277305B2 JP 06899795 A JP06899795 A JP 06899795A JP 6899795 A JP6899795 A JP 6899795A JP 3277305 B2 JP3277305 B2 JP 3277305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変インタリーブ回路に
関し、特に無線伝送路におけるバースト誤りによる集中
した誤りデータを分散させるインタリーブ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル無線通信の無線伝送路
上で発生するバースト誤りは誤りデータが集中的に発生
するため、無線伝送路で伝送するデータに対して誤り訂
正符号化を直接適用してもあまり効果が得られない。そ
こで、そのデータに対してインタリーブ処理を誤り訂正
符号化処理とともに併用することで、バースト誤りによ
る集中した誤りデータを分散させてランダム誤りに変換
し、誤り訂正効果の改善が図られている。
【0003】このインタリーブ処理では送信側でデータ
の順序を入替え、受信側で送信側と逆の操作を行うこと
でデータを元の順序に戻している。こうすることで、伝
送路でのバースト誤りが分散されてランダムな誤りに変
換されるので、誤り訂正効果を高めることができる。
【0004】このインタリーブ処理の一つとして、デー
タの順序を入替えるためにRAM(ランダムアクセスメ
モリ)を用いる方法がある。この方法ではRAMの行ア
ドレスでデータを書込み、列アドレスでデータを読出す
ことでX−Y変換を行い、データの順序を入替えてい
る。
【0005】例えば、この種のインタリーブ回路として
は、図14に示すように、データ入力端子11からのデ
ータを格納するRAM12と、アドレスカウンタ14の
出力にしたがって読出しアドレスまたは書込みアドレス
のアドレス指定をブロック長毎に行方向または列方向に
選択するアドレスセレクタ13と、クロック入力端子1
5からのクロック信号に基づいてRAM12における読
出しアドレスまたは書込みアドレスを作成するアドレス
カウンタ14と、RAM12から読出されたデータをデ
ータ出力端子17から出力するタイミング回路16とを
備えたものがある。
【0006】上記のインタリーブ回路ではアドレスセレ
クタ13によってRAM12のアドレス指定をブロック
毎に交互に行方向または列方向に切替え、指定されたア
ドレスの前半でデータをRAM12から読出し、指定さ
れたアドレスの後半でデータをRAM12に書込むこと
で、データの配列を入れ替えている。
【0007】RAM12のアドレスはブロック長毎に、
クロック入力端子15からのクロック信号に基づいてア
ドレスカウンタ14で作成される。アドレスカウンタ1
4では作成したアドレスを端子Q0 〜QN-1 からアドレ
スセレクタ13の端子A0 〜AN-1 ,B0 〜BN-1 に夫
々出力するとともに、端子QN からアドレスセレクタ1
3のセレクタ端子SELにセレクト信号を出力する。
【0008】アドレスセレクタ13はアドレスカウンタ
14からのセレクト信号によってRAMアドレスの行方
向指定あるいは列方向指定を選択し、アドレスカウンタ
14からのRAMアドレスをRAM12にアドレス指定
する。すなわち、アドレスセレクタ13はアドレスカウ
ンタ14からのセレクト信号によって端子A0 〜AN-1
に入力されたアドレスと端子B0 〜BN-1 に入力された
アドレスとの切替え動作を行っている。
【0009】この場合、アドレスカウンタ14の端子Q
0 とアドレスセレクタ13の端子A0 ,BN/2 とが、ア
ドレスカウンタ14の端子Q1 とアドレスセレクタ13
の端子A1 とが、……、アドレスカウンタ14の端子Q
N/2-1 とアドレスセレクタ13の端子BN-1 とが、アド
レスカウンタ14の端子QN/2 とアドレスセレクタ13
の端子AN/2 ,B0 とが、アドレスカウンタ14の端子
QN/2+1 とアドレスセレクタ13の端子B1 とが、…
…、アドレスカウンタ14の端子QN-1 とアドレスセレ
クタ13の端子AN-1 とが夫々接続されている。
【0010】よって、アドレスセレクタ13はアドレス
カウンタ14からのセレクト信号によって端子A0 〜A
N-1 に入力されたアドレスと端子B0 〜BN-1 に入力さ
れたアドレスとの切替え動作を行うことで、RAMアド
レスの行方向指定あるいは列方向指定が選択される。
【0011】RAM12ではライトイネーブル端子(W
E)に入力されるクロック信号に応答して読出し動作ま
たは書込み動作が行われる。つまり、RAM12ではク
ロック信号の前半でアドレスセレクタ13からのRAM
アドレスで指定されるデータが読出され、クロック信号
の後半でアドレスセレクタ13からのRAMアドレスで
指定される位置に、データ入力端子11に入力された新
たなデータが書込まれる。
【0012】RAM12から読出されたデータはタイミ
ング回路16に入力され、タイミング回路16で元のデ
ータ長に引き延ばされてデータ出力端子17から出力さ
れることとなる。
【0013】尚、上記のインタリーブ処理については、
特開昭61−177555号公報に開示された技術等が
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインタ
リーブ回路では、データを書込むための行アドレスとデ
ータを読出すための列アドレスとを作成するアドレスカ
ウンタのカウント動作が固定的となっているので、つま
りアドレスカウンタのカウント動作が「0」から順次行
われるので、データのブロック長が変更された時にそれ
に対応することができない。そのため、データの伝送速
度が変更されてブロック長が変更された時に同一時間の
間バースト誤りが発生すると、誤りデータの分布量がデ
ータブロック毎に変わってしまい、誤り訂正効果の改善
が図れなくなる。
【0015】例えば、データの伝送レートを2倍にした
場合、同一時間の間バースト誤りが発生すると誤りデー
タの量も2倍となってしまうため、誤りデータの分布量
も2倍となってしまう。したがって、誤り訂正効果の改
善が見込めなくなる。
【0016】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、データの伝送速度が変更された場合でも誤り訂正
効果の改善を図ることができる可変インタリーブ回路を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による可変インタ
リーブ回路は、データを格納する読出し書込み自在な記
憶手段と、前記記憶手段への書込みアドレス及び読出し
アドレスを生成するアドレスカウンタとを含み、前記書
込みアドレス及び読出しアドレスを可変することで前記
データ内の誤りデータを分散させる可変インタリーブ回
路であって、前記データのブロック長を指示する指示手
段と、前記データのブロック長毎に予め設定された複数
の設定値のうち一つを前記指示手段の変更指示に応じて
選択しかつ選択した前記設定値を前記アドレスカウンタ
に初期設定する手段とを備えている。
【0018】本発明による他の可変インタリーブ回路
は、データを格納する読出し書込み自在な記憶手段と、
前記記憶手段への書込みアドレス及び読出しアドレスを
生成するアドレスカウンタとを含み、前記書込みアドレ
ス及び読出しアドレスを可変することで前記データ内の
誤りデータを分散させる可変インタリーブ回路であっ
て、前記データのブロック長毎に予め設定された複数の
設定値のうち一つを外部からのブロック長変更指示に応
じて選択しかつ選択した前記設定値を前記アドレスカウ
ンタに初期設定する手段を備えている。
【0019】
【作用】本発明の可変インタリーブ回路はRAMにデー
タを書込むための行アドレスとRAMからデータを読出
すための列アドレスとを作成するアドレスカウンタの初
期値を変更することで、データの分散量の変更が可能と
なる。
【0020】すなわち、バースト誤りによる集中した誤
りデータの分散量を変更することができるので、データ
の伝送速度を変更した場合に、同一時間の間バースト誤
りが発生しても誤りデータの分布量をデータブロック毎
に一定にすることができ、より効率的な誤り訂正が可能
となる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、本発明の一実施例による可
変インタリーブ回路はブロック長変更スイッチ1と、セ
レクタ2と、アドレスカウンタ3と、アドレスセレクタ
4と、RAM5とから構成されている。
【0023】ブロック長変更スイッチ1はデータの伝送
速度が変更になる度にオペレータによって設定され、設
定されたデータの伝送速度に対応するブロック長変更信
号110をセレクタ2に出力する。
【0024】セレクタ2の端子A0 〜AN-2 ,B0 〜B
N-2 ,C0 〜CN-2 には予めデータの伝送速度に対応し
て設定されたアドレスカウンタの初期値121,12
2,123が入力されている。セレクタ2はブロック長
変更スイッチ1からブロック長変更信号110が送られ
てくると、初期値121,122,123の中から対応
する初期値を選択し、その初期値を端子Y0 〜YN-2 か
らアドレスカウンタ3の端子D0 〜DN-2 に出力する。
【0025】アドレスカウンタ3はセレクタ2から送ら
れてきた初期値とクロック信号130とに基づいてRA
M5のアドレスを作成し、そのRAMアドレスを端子Q
0 〜QN-1 からアドレスセレクタ4の端子A0 〜AN-1
,B0 〜BN-1 に夫々出力するとともに、端子QN か
らアドレスセレクタ4のセレクタ端子SELにセレクト
信号を出力する。
【0026】アドレスセレクタ4ではアドレスカウンタ
3からのセレクト信号によってRAMアドレスの行方向
指定あるいは列方向指定を選択し、アドレスカウンタ3
からのRAMアドレスをRAM5にアドレス指定する。
すなわち、アドレスセレクタ4はアドレスカウンタ3か
らのセレクト信号によって端子A0 〜AN-1 に入力され
たアドレスと端子B0 〜BN-1 に入力されたアドレスと
の切替え動作を行い、切替えたRAMアドレスを端子Y
0 〜YN-1 からRAM5のアドレス端子A0 〜AN-1 に
出力する。
【0027】RAM5ではライトイネーブル端子(W
E)に入力されるクロック信号に応答して読出し動作ま
たは書込み動作が行われる。つまり、RAM5ではクロ
ック信号130の前半でアドレスセレクタ4からのRA
Mアドレスで指定されるデータが出力データ150とし
て読出されて出力され、クロック信号130の後半でア
ドレスセレクタ4からのRAMアドレスで指定される位
置に新たな入力データ140が書込まれる。
【0028】図2は図1のアドレスカウンタ3の動作の
一例を示すタイムチャートであり、図3は図2のアドレ
スカウンタ3の動作で作成されたアドレスのうちアドレ
スセレクタ4の端子A0 〜AN-1 に入力されるアドレス
を示す図であり、図4は図2のアドレスカウンタ3の動
作で作成されたアドレスのうちアドレスセレクタ4の端
子B0 〜BN-1 に入力されるアドレスを示す図であり、
図5は図2のアドレスカウンタ3の動作で作成されたア
ドレスによるRAM5の読出し動作及び書込み動作を示
すタイムチャートである。
【0029】また、図6は図1のアドレスカウンタ3の
動作の他の例を示すタイムチャートであり、図7は図6
のアドレスカウンタ3の動作で作成されたアドレスのう
ちアドレスセレクタ4の端子A0 〜AN-1 に入力される
アドレスを示す図であり、図8は図6のアドレスカウン
タ3の動作で作成されたアドレスのうちアドレスセレク
タ4の端子B0 〜BN-1 に入力されるアドレスを示す図
であり、図9は図6のアドレスカウンタ3の動作で作成
されたアドレスによるRAM5の読出し動作及び書込み
動作を示すタイムチャートである。
【0030】さらに、図10は図1のアドレスカウンタ
3の動作の別の例を示すタイムチャートであり、図11
は図10のアドレスカウンタ3の動作で作成されたアド
レスのうちアドレスセレクタ4の端子A0 〜AN-1 に入
力されるアドレスを示す図であり、図12は図10のア
ドレスカウンタ3の動作で作成されたアドレスのうちア
ドレスセレクタ4の端子B0 〜BN-1 に入力されるアド
レスを示す図であり、図13は図10のアドレスカウン
タ3の動作で作成されたアドレスによるRAM5の読出
し動作及び書込み動作を示すタイムチャートである。
【0031】これら図1〜図13を用いて本発明の一実
施例における各伝送レート毎のRAM5の読出し動作及
び書込み動作について説明する。ここで、アドレスカウ
ンタ3の段数を8段とし、伝送レートを64kbps,
256kbps,384kbpsとする。この場合、6
4kbpsの伝送レートに対応する初期値121は「6
0」、256kbpsの伝送レートに対応する初期値1
22は「48」、384kbpsの伝送レートに対応す
る初期値123は「40」となる。
【0032】まず、伝送レートが64kbpsの場合、
オペレータはブロック長変更スイッチ1にこの伝送レー
トに対応するスイッチを設定するので、ブロック長変更
スイッチ1から伝送レートが64kbpsに対応するブ
ロック長変更信号110がセレクタ2に出力される。
【0033】セレクタ2はブロック長変更スイッチ1か
らそのブロック長変更信号110が送られてくると、伝
送レートが64kbpsに対応する初期値121を選択
し、その初期値「60」をアドレスカウンタ3に出力す
る。
【0034】アドレスカウンタ3はセレクタ2から送ら
れてきた初期値「60」とクロック信号130とに基づ
いてRAM5のアドレスを作成してアドレスセレクタ4
に出力する。この場合、アドレスカウンタ3は端子Q0
〜Q5 から「60」,「61」,「62」,「63」
を、端子Q0 〜Q5 から「60」,「61」,「6
2」,「63」が出力される毎に端子Q6 から「0」,
「1」を、端子Q6 から「0」,「1」が出力される毎
に端子Q7 から「0」,「1」を夫々出力する(図2参
照)。
【0035】このとき、アドレスセレクタ4の端子A0
〜A6 にはアドレスカウンタ3から“011110
0”,“0111101”,“0111110”,“0
111111”,“1111100”,“111110
1”,“1111110”,“1111111”が、つ
まり「60」,「61」,「62」,「63」,「12
4」,「125」,「126」,「127」が順次入力
される(図3参照)。
【0036】また、アドレスセレクタ4の端子B0〜B
6にはアドレスカウンタ3から“0111100”,“111110
0”,“0111110”,“1111110”,“0111101”,“1111
101”,“0111111”,“1111111”が、つまり「6
0」,「124」,「62」,「126」,「61」,
「125」,「63」,「127」が順次入力される。
(図4参照)
【0037】アドレスセレクタ4のセレクタ端子SEL
にはアドレスカウンタ3の端子Q7から「0」,「1」
が入力されるので、端子A0 〜A6 に入力される値と端
子B0 〜B6 に入力される値とが切替えられてRAM5
に出力される。したがって、RAM5のアドレス端子A
0 〜A6 にはアドレスカウンタ3の端子A0 〜A6 から
の「60」,「61」,「62」,「63」,「12
4」,「125」,「126」,「127」が順次入力
され、これらのアドレスに入力データ「D0 」〜「D7
」が書込まれる。
【0038】次に、RAM5のアドレス端子A0〜A6
にはアドレスカウンタ3の端子B0〜B6からの「6
0」,「124」,「62」,「126」,「61」,
「125」,「63」,「127」が順次入力され、こ
れらのアドレスに入力データ「D8」〜「D15」が書
込まれるとともに、これらのアドレスから入力データ
「D0」〜「D7」が読出される(図5参照)。
【0039】伝送レートが256kbpsの場合、オペ
レータはブロック長変更スイッチ1にこの伝送レートに
対応するスイッチを設定するので、ブロック長変更スイ
ッチ1から伝送レートが256kbpsに対応するブロ
ック長変更信号110がセレクタ2に出力される。
【0040】セレクタ2はブロック長変更スイッチ1か
らそのブロック長変更信号110が送られてくると、伝
送レートが256kbpsに対応する初期値121を選
択し、その初期値「48」をアドレスカウンタ3に出力
する。
【0041】アドレスカウンタ3はセレクタ2から送ら
れてきた初期値「48」とクロック信号130とに基づ
いてRAM5のアドレスを作成してアドレスセレクタ4
に出力する。この場合、アドレスカウンタ3は端子Q0
〜Q5 から「48」,「49」,……,「62」,「6
3」を、端子Q0 〜Q5 から「48」,「49」,…
…,「62」,「63」が出力される毎に端子Q6 から
「0」,「1」を、端子Q6 から「0」,「1」が出力
される毎に端子Q7 から「0」,「1」を夫々出力する
(図6参照)。
【0042】このとき、アドレスセレクタ4の端子A0
〜A6 にはアドレスカウンタ3から“011000
0”,“0110001”,……,“011111
0”,“0111111”,“1110000”,“1
110001”,……,“1111110”,“111
1111”が、つまり「48」,「49」,……,「6
2」,「63」,「112」,「113」,……,「1
26」,「127」が順次入力される(図7参照)。
【0043】また、アドレスセレクタ4の端子B0〜B
6にはアドレスカウンタ3から“0110000”,
“1110000”,“0110010”,“1110
010”……“0111101”“1111101”,
“0111111”,“1111111”が、つまり
「48」,「112」,「50」,「114」,…「6
1」,「125」,「63」,「127」が順次入力さ
れる。(図8参照)
【0044】アドレスセレクタ4のセレクタ端子SEL
にはアドレスカウンタ3の端子Q7から「0」,「1」
が入力されるので、端子A0 〜A6 に入力される値と端
子B0 〜B6 に入力される値とが切替えられてRAM5
に出力される。したがって、RAM5のアドレス端子A
0 〜A6 にはアドレスカウンタ3の端子A0 〜A6 から
の「48」,「49」,……,「62」,「63」,
「112」,「113」,……,「126」,「12
7」が順次入力され、これらのアドレスに入力データ
「D0 」〜「D31」が書込まれる。
【0045】次に、RAM5のアドレス端子A0〜A6
にはアドレスカウンタ3の端子B0〜B6からの「4
8」,「112」,「50」,「114」,……「6
1」,「125」,「63」,「127」が順次入力さ
れ、これらのアドレスに入力データ「D32」〜「D6
2」が書込まれるとともに、これらのアドレスから入力
データ「D0」〜「D31」が読出される(図9参
照)。
【0046】伝送レートが384kbpsの場合、オペ
レータはブロック長変更スイッチ1にこの伝送レートに
対応するスイッチを設定するので、ブロック長変更スイ
ッチ1から伝送レートが384kbpsに対応するブロ
ック長変更信号110がセレクタ2に出力される。
【0047】セレクタ2はブロック長変更スイッチ1か
らそのブロック長変更信号110が送られてくると、伝
送レートが384kbpsに対応する初期値121を選
択し、その初期値「40」をアドレスカウンタ3に出力
する。
【0048】アドレスカウンタ3はセレクタ2から送ら
れてきた初期値「40」とクロック信号130とに基づ
いてRAM5のアドレスを作成してアドレスセレクタ4
に出力する。この場合、アドレスカウンタ3は端子Q0
〜Q5 から「40」,「41」,……,「62」,「6
3」を、端子Q0 〜Q5 から「40」,「41」,…
…,「62」,「63」が出力される毎に端子Q6 から
「0」,「1」を、端子Q6 から「0」,「1」が出力
される毎に端子Q7 から「0」,「1」を夫々出力する
(図10参照)。
【0049】このとき、アドレスセレクタ4の端子A0
〜A6 にはアドレスカウンタ3から“010100
0”,“0101001”,……,“011111
0”,“0111111”,“1101000”,“1
101001”,……,“1111110”,“111
1111”が、つまり「40」,「41」,……,「6
2」,「63」,「104」,「105」,……,「1
26」,「127」が順次入力される(図11参照)。
【0050】また、アドレスセレクタ4の端子B0〜B
6にはアドレスカウンタ3から“0101000”,
“1101000”,“0101010”,“1101
010”……“0111101”“1111101”,
“0111111”,“1111111”が、つまり
「40」,「104」「42」,「106」,……「6
1」,「125」,「63」,「127」が順次入力さ
れる。(図12参照)
【0051】アドレスセレクタ4のセレクタ端子SEL
にはアドレスカウンタ3の端子Q7から「0」,「1」
が入力されるので、端子A0 〜A6 に入力される値と端
子B0 〜B6 に入力される値とが切替えられてRAM5
に出力される。したがって、RAM5のアドレス端子A
0 〜A6 にはアドレスカウンタ3の端子A0 〜A6 から
の「40」,「41」,……,「62」,「63」,
「104」,「105」,……,「126」,「12
7」が順次入力され、これらのアドレスに入力データ
「D0 」〜「D47」が書込まれる。
【0052】次に、RAM5のアドレス端子A0〜A6
にはアドレスカウンタ3の端子B0〜B6からの「4
0」,「104」,「42」,「106」,……「6
1」,「125」,「63」,「127」が順次入力さ
れ、これらのアドレスに入力データ「D48」〜「D9
5」が書込まれるとともに、これらのアドレスから入力
データ,「D0」〜「D47」が読出される(図13参
照)。
【0053】このように、データのブロック長毎に予め
設定された複数の初期値121〜123のうちブロック
長変更スイッチ1からのブロック長変更信号110に対
応する初期値をセレクタ2で選択し、アドレスカウンタ
3でこの初期値とクロック信号130とに基づいてRA
M5の書込みアドレス及び読出しアドレスを作成し、そ
れらの書込みアドレス及び読出しアドレスを基にRAM
5に対する書込み及び読出しを行うことによって、デー
タの伝送速度が変更された場合でも誤り訂正効果の改善
を図ることができる。
【0054】尚、本発明の一実施例ではブロック長変更
スイッチ1の設定を行うことで、ブロック長変更スイッ
チ1からセレクタ2にブロック長変更信号110を出力
してアドレスカウンタ3の初期値を選択しているが、セ
レクタ2で外部からのブロック長変更指示に応じてアド
レスカウンタ3の初期値を選択するようにしてもよく、
これに限定されない。この場合には、外部からセレクタ
2にブロック長変更指示を入力するための入力端子を設
置すればよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータを格納するRAMへの書込みアドレス及び読出しア
ドレスを生成するアドレスカウンタに、データのブロッ
ク長毎に予め設定された複数の設定値のうち一つを外部
からのブロック長変更指示に応じて選択した設定値を初
期設定し、この設定値で初期設定されたアドレスカウン
タで生成される書込みアドレス及び読出しアドレスを可
変することでデータ内の誤りデータを分散させることに
よって、データの伝送速度が変更された場合でも誤り訂
正効果の改善を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のアドレスカウンタの動作の一例を示すタ
イムチャートである。
【図3】図2のアドレスカウンタの動作で作成されたア
ドレスのうちアドレスセレクタの端子A0 〜AN-1 に入
力されるアドレスを示す図である。
【図4】図2のアドレスカウンタの動作で作成されたア
ドレスのうちアドレスセレクタの端子B0 〜BN-1 に入
力されるアドレスを示す図である。
【図5】図2のアドレスカウンタの動作で作成されたア
ドレスによるRAMの読出し動作及び書込み動作を示す
タイムチャートである。
【図6】図1のアドレスカウンタの動作の他の例を示す
タイムチャートである。
【図7】図6のアドレスカウンタの動作で作成されたア
ドレスのうちアドレスセレクタの端子A0 〜AN-1 に入
力されるアドレスを示す図である。
【図8】図6のアドレスカウンタの動作で作成されたア
ドレスのうちアドレスセレクタ4の端子B0 〜BN-1 に
入力されるアドレスを示す図である。
【図9】図6のアドレスカウンタの動作で作成されたア
ドレスによるRAMの読出し動作及び書込み動作を示す
タイムチャートである。
【図10】図1のアドレスカウンタの動作の別の例を示
すタイムチャートである。
【図11】図10のアドレスカウンタの動作で作成され
たアドレスのうちアドレスセレクタの端子A0 〜AN-1
に入力されるアドレスを示す図である。
【図12】図10のアドレスカウンタの動作で作成され
たアドレスのうちアドレスセレクタの端子B0 〜BN-1
に入力されるアドレスを示す図である。
【図13】図10のアドレスカウンタの動作で作成され
たアドレスによるRAMの読出し動作及び書込み動作を
示すタイムチャートである。
【図14】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ブロック長変更スイッチ 2 セレクタ 3 アドレスカウンタ 4 アドレスセレクタ 5 RAM 110 ブロック長変更信号 121〜123 アドレスカウンタの初期値 130 クロック信号 140 入力データ 150 出力データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16 G06F 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納する読出し書込み自在な記
    憶手段と、前記記憶手段への書込みアドレス及び読出し
    アドレスを生成するアドレスカウンタとを含み、前記書
    込みアドレス及び読出しアドレスを可変することで前記
    データ内の誤りデータを分散させる可変インタリーブ回
    路であって、前記データのブロック長を指示する指示手
    段と、前記データのブロック長毎に予め設定された複数
    の設定値のうち一つを前記指示手段の変更指示に応じて
    選択しかつ選択した前記設定値を前記アドレスカウンタ
    に初期設定する手段とを有することを特徴とする可変イ
    ンタリーブ回路。
  2. 【請求項2】 前記ブロック長の変更指示は、前記デー
    タの伝送速度の変更に応答して行うようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の可変インタリーブ回路。
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