JP3276244B2 - プッシャーゲーム機 - Google Patents

プッシャーゲーム機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メダルやトークン類を
用いて遊技が行われるプッシャーゲーム機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プッシャーゲーム機はコインフォールゲ
ーム機とも称され、ゲーム内容が誰にでも簡単に理解し
やすいことから人気がある。プッシャーゲーム機は、予
め多数のメダルが堆積されたフィールド面上で板状のメ
ダルプッシャーを一定のストロークで往復移動させる構
造となっている。遊技者はフィールド面の適宜の箇所を
狙い、しかもメダルプッシャーが後退したタイミングを
見計らって手持ちのメダルを投入することによってゲー
ムが行われる。
【0003】メダルプッシャーが退避した後のフィール
ド面はメダルがない状態になっており、そこに遊技者が
投入したメダルが載置されると、次にメダルプッシャー
が往動してきたときにそのメダルがメダルプッシャーに
よって押し出される。押し出されたメダルは、フィール
ド面上に堆積されているメダルをさらに押し出すが、こ
うして押し出されたメダルがフィールド面の前端に設け
られた落下溝まで達してそこに落下すると、遊技者はそ
のメダルを獲得することができる。
【0004】上記のプッシャーゲーム機に用いられるメ
ダルは円形をしているため、メダルプッシャーで押し出
されたメダルがさらにその前方に堆積されているメダル
を押し出そうとするときに、その押し出し方向が左右に
も分散され、落下溝の近傍ではメダルの移動量はわずか
にものになる。したがって遊技者は、落下溝にかなり接
近した位置にメダルが堆積されているときに、その部分
がうまく押し出されるような位置を狙ってメダルを投入
してゲームを行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでの
プッシャーゲーム機に用いられているメダルプッシャー
は一枚の板状部材で構成されており、メダルを押し出す
面がその移動方向に直交した平坦面であり、しかも往復
移動の範囲が一定になっている。したがって、遊技者が
投入したメダルが押し出される方向及び移動量は画一的
になり、ゲームが単調になりやすいという欠点がある。
そして、落下溝に接近してメダルが堆積されていると
き、その位置から離れた位置に遊技者がメダルを投入し
てしまったときには、ほとんどの場合メダルの獲得を期
待することができず、コインを投入した時点でゲームに
失敗したことが分かって興趣に欠ける面があった。
【0006】本発明は上記従来技術の難点を解決し、斬
新で興趣に富んだプッシャーゲーム機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フィールド面上で往復移動するメダルプッ
シャーを、その移動方向と平行に分割した複数のプッシ
ャープレートから構成し、各々のプッシャープレートを
個別に往復移動させるようにしてある。これにより、メ
ダルプッシャーのメダル押出し面を平坦面だけでなく様
々な凹凸のある面に変えることができるようになる。さ
らに請求項2記載のように、プッシャープレートの幅を
メダルの外径以下にすることによって、メダルプッシャ
ー全体でのメダルを押し出す面の形状を、擬似的に波形
面や種々の曲面にすることも可能で、しかもこれらの面
があたかもプッシャープレートの往復移動方向に対して
直交する向きに進行するように駆動することもでき、こ
れまでにはない斬新な興趣を盛り込むことが可能とな
る。
【0008】
【実施例】本発明を適用したプッシャーゲーム機の外観
を示す図1において、ゲーム機本体2の上面には透明な
カバー3が取り付けられ、遊技者がゲーム機本体2の内
部に手を入れることができないようになっている。ゲー
ム機本体2の前面には、例えば図示したように、2つの
メダル投入器4が設けられている。メダル投入器4は、
図2に示すように投入口5に投入されたメダル6を、シ
ュート7の先端から投出するためのもので、その投出方
向を遊技者が適宜に選択できるように、軸8を介してゲ
ーム機本体2に回動自在に軸着される。投入口5はメダ
ル選別器9に連通しており、不適正なメダルが投入され
たときには返却口10に戻される。ゲーム機本体2の前
面には受皿12が設けられ、ゲームに成功して遊技者が
獲得するメダルがこの受皿12に排出される。
【0009】ゲーム機本体2の内部には水平なフィール
ド面15が設けられている。フィールド面15には、ゲ
ームの開始に先立って予めメダル6が多数堆積される。
フィールド面15に沿って前後方向に往復移動するメダ
ルプッシャー16が設けられている。メダルプッシャー
16は、その移動方向と平行な分割線で分割された9個
のプッシャープレート16a〜16iから構成されてい
る。これらのプッシャープレート16a〜16iは、各
々移動方向に長い矩形状をしており全て同一形状であ
る。そして、側板17,18間で各々のプッシャープレ
ート16a〜16iは互いに接しながら個別に前後方向
に往復移動され、フィールド面15の前端に設けられた
落下溝19に向かってメダル6を押し出す。
【0010】図3に示すように、各々のプッシャープレ
ート16a〜16iの後端には、それぞれラック20a
〜20iが一体に設けられている。ラック20a〜20
iの歯面には、それぞれモータ22a〜22iの駆動軸
に固定したピニオン23a〜23iが噛み合っている。
また、図4に例示するように、各々のプッシャープレー
ト16a〜16iの底面にはガイド溝25a〜25iが
形成されており、上面がフィールド面15となっている
フィールドプレート26に突設したガイドレール27a
〜27iが嵌合している。これにより、各プッシャープ
レート16a〜16iは、隣接し合うプッシャープレー
ト相互間にメダル6の厚み以上の隙間が生じないよう
に、しかも直線的に往復移動するようにガイドされる。
【0011】モータ22a〜22iは、それぞれ対応し
て設けられたモータドライバ28a〜28iによって個
別に駆動される。モータドライバ28a〜28iは、マ
イクロコンピュータ30からの駆動信号によりモータ2
2a〜22iを駆動し、その回転方向及び回転量はモー
タ22a〜22iごとに変えることができるようになっ
ている。そして、各々のプッシャープレート16a〜1
6iは、図1に示すように、正面パネル32の開口32
aを通って出入りし、正面パネル32から最も前進した
位置(プッシャープレート16dの位置)と、最も後退
した位置(プッシャープレート16hの位置)との間
で、各々往復移動自在である。なお、マイクロコンピュ
ータ30はROM33から読み込んだ駆動プログラムに
したがって各モータドライバ28a〜28iに駆動信号
を供給する。
【0012】上記プッシャーゲーム機の作用について説
明する。ゲーム開始前に、予め多数のメダル6をフィー
ルド面15にランダムに載置しておく。電源スイッチを
投入してゲーム機を作動させると、マイクロコンピュー
タ30は、まず全てのプッシャープレート16a〜16
iを最も後退させた初期位置に移動して停止させる。プ
ッシャープレート16a〜16iの各々が初期位置に移
動したことは、マイクロスイッチあるいはフォトセンサ
を用いることによって容易に検知することができる。次
にマイクロコンピュータ30はROM33から駆動プロ
グラムを読み込み、これに応じた駆動信号をモータドラ
イバ28a〜28iに入力する。
【0013】ROM33に波形移動の駆動プログラムが
格納されていたとすると、マイクロコンピュータ33は
モータドライバ28a〜28iに一定の時間間隔をおい
て次々に駆動信号を出力し、モータ22a〜22iは一
定の時間間隔をおいて次々に正転を開始する。プッシャ
ープレート16a〜16iの最大移動量は全て一定で、
予め分かっているから、モータドライバ28a〜28i
はこの最大移動量に応じた回転量だけモータ22a〜2
2iを正転させた後には、同じ回転量だけモータ22a
〜22iを逆転させ、以後はこの動作を繰り返させる。
これによりプッシャープレート16a〜16iは、図1
に示すように、それぞれの前端面(押出し面)が階段状
にずれた状態で前後方向に往復移動を繰り返す。したが
って、プレッシャープレート16全体としては押出し面
が波形状となり、その波形が左右方向に移動するかのよ
うに観察される。
【0014】ゲームを行うときには、遊技者はプッシャ
ープレート16a〜16iの移動の様子、さらには落下
溝19近くのメダルの堆積状態を観察しながらメダル投
入器4を適宜回動し、メダル6の投入位置を狙う。投入
口5にメダル6を投入すると、メダル6はシュート7を
通ってフィールド面15に達する。遊技者によって投入
されフィールド面15で停止したメダル6は、その停止
位置に応じてプッシャープレート16a〜16iのいず
れかが往動(前進)してきたときに落下溝19に向かっ
て押し出される。このとき、メダル6がプッシャープレ
ート16a〜16iの押出し面の角で押されるような場
合には、必ずしも落下溝19に向かって直線的に移動す
るだけでなく、左右方向にずれ、そのプッシャープレー
トの押出し面から外れることもある。このようにしてメ
ダル6が左右方向にずれたとしても、隣接するプッシャ
ープレートの前進移動により、再び落下溝19に向かっ
て押されるようになる。
【0015】なお、遊技者が投入したメダル6がプッシ
ャープレート16a〜16iの上面に乗ったとしても、
プッシャープレート16a〜16iが最も後退したとき
に正面パネル32で押し出され、フィールド面15に落
下する。そして、再びプッシャープレート16a〜16
iが前進する過程で、同様に落下溝19に向けて押し出
される。また、メダル6がプッシャープレート16a〜
16iの中の2個の上面に跨がるように乗ったときに
は、これらのプッシャープレートが移動する過程で、特
にこれらの移動速度や方向が異なったときにはメダルの
移動が微妙に変化し、さらに多数のメダルがプッシャー
プレート16a〜16iの上面に乗っている場合には、
これらのメダルの移動方向,移動範囲にさらに意外性を
もたせることができる。このような特長をより積極的に
利用できるように、シュート7を延長してメダル6の投
入位置をプッシャープレート16a〜16iの上面に設
定しておいてもよい。
【0016】プッシャープレート16a〜16iで押し
出されたメダル6は、多数のメダルが堆積している領域
に押し込まれる。これによりフィールド面15上に堆積
されているメダル6も落下溝19に向けて押されるよう
になるが、メダル6の堆積状態によってメダルの押出し
方向は左右にも分散される。メダルがフィールド面15
上で様々に移動する過程で側板17,18に当接する
と、メダルはフィールド面15の中央側に押し戻され
る。そして、プッシャープレート16a〜16iが最も
前進した位置にくるまでの間には、フィールド面15に
堆積されたメダルは様々な方向に移動し、しかも全ての
プッシャープレート16a〜16iが最も前進した位置
に移動し終わるまでは堆積された多くのメダルが予期し
ない移動をするようになる。
【0017】プッシャープレート16a〜16iの往復
移動が一巡する間に落下溝19に達し、そこから落下し
たメダルは、シュート34を経て受皿12に払い出さ
れ、遊技者の獲得メダルとなる。そして、プッシャープ
レート16a〜16iの往復移動が一巡すると、次に新
たにメダルを投入しない限り、フィールド面15上に堆
積されたメダルは移動することがない。したがって、引
続きゲームを行うにはメダル投入器4から新たにメダル
を投入することになる。
【0018】上述のように、メダルプッシャー16を複
数のプッシャープレート16a〜16iに分割し、これ
らを個別に移動させるようにすると、押出し面が一直線
状になった一枚のメダルプッシャーを用いた従来装置と
比較して、フィールド面上でのメダルの動きが多種多様
に変化するので、斬新で興趣に富んだプッシャーゲーム
を実現することができる。
【0019】なお、ROM33の駆動プログラムを変更
することによって、プッシャープレート16a〜16i
の移動パターンは適宜に変えることができる。例えば、
プレート16a側から順に移動を開始した後、次の一往
復移動についてはプレート16i側から順に移動を開始
させるようにしたり、あるいは波形移動パターンだけで
なく、プッシャープレート16a〜16iを一つおきに
同時に駆動したり、隣合う2個ずつを同時に移動したり
することも任意である。さらに、乱数発生器を併用する
ことによって、プッシャープレート16a〜16iを全
くにランダムなタイミングで往復移動させることも可能
である。また、プッシャープレート16a〜16i個々
の移動速度を異ならせたり、往復の移動量をランダムに
変えることもできる。
【0020】図5は本発明の他の実施例を示す。この実
施例では、複数のプッシャープレート38a,38b,
38c,・・・をリンク機構を用いて1個のモータ40
で往復移動できるようにしてある。モータ40の駆動軸
には駆動ギヤ41が固定され、歯付きベルト42,ギヤ
43によりその回転がプレート駆動軸44に伝達される
ようになっている。プレート駆動軸44には、一定の間
隔で一対のリンクアーム45a,45bが固定されてい
る。図示したように、これらのリンクアーム45a,4
5bの取付位置は、駆動軸44に対して回転位相が少し
ずつ異なっている。各々のリンクアーム45a,45b
の先端部には軸45cが固着され、これらの軸45cに
はリンクレバー46の一端が回転自在に連結されてい
る。
【0021】プッシャープレート38a,38b,38
c,・・・の底面にはそれぞれ一対の支持板47a,4
7cが固着され、その先端部には軸47cが固着されて
いる。軸47cの各々にはそれぞれ対応するリンクレバ
ー46の他端が回転自在に連結されている。リンクレバ
ー46の長さは一定となっているため、プレート駆動軸
44が図中反時計方向に回転すると、プッシャープレー
ト38a,プッシャープレート38b,プッシャープレ
ート38c,・・・の順に、左方に移動される。プッシ
ャプレート38a,プッシャープレート38b,プッシ
ャープレート38c,・・・の長さも一定になっている
ため、その前端面(押出し面)は階段状にずれるように
なり、前述した実施例と同様の作用を得ることができ
る。なお、各プッシャープレート38a,プッシャープ
レート38b,プッシャープレート38c,・・・は、
最も突出する位置まで移動した後には、引続きプレート
駆動軸44を同方向に回転させるだけで上記リンク機構
の作用により後退方向(図中右方向)に復動する。
【0022】プッシャープレート38a,38b,38
c,・・・の移動をガイドするために、各プッシャープ
レートの底面には溝48が形成され、その溝48内に断
面が略「コ」字状をしたスライド受け50が固着されて
いる。これらのスライド受け50は、図6に示したよう
に断面が略「コ」字状をしたスライドレール51を介
し、フィールドプレート26の上面に固定された断面略
「コ」字状のガイドレール52に支持される。スライド
レール51には水平方向に一定間隔でボールベアリング
53が組み付けられている。また図7に示したように、
スライド受け50,ガイドレール52には、上記ボール
ベアリング53をそれぞれ内側,外側から受けるための
凹溝50a,52aが形成されている。
【0023】上記のように、スライドレール51のボー
ルベアリング53の内外にスライド受け50,ガイドレ
ール52を摺接させておくと、ボールベアリング53の
転動によってプッシャープレート38の往復移動が軽
く、しかも安定してガイドすることができる。なお、ガ
イドレール52を省略し、スライドレール51をプレイ
フィールド28の上面に固定して、これにより直接スラ
イド受け50を支持するようにしてもよいが、上記構成
によればスライドレール51がガイドレール52内で適
宜スライドできるようになるため、プッシャープレート
38の移動時の負荷をより軽減させることができる。
【0024】図8は、本発明のさらに別の実施例につい
てその要部のみを示す。この実施例ではメダルプッシャ
ー60を、メダル6の外径よりも小さい幅をもった多数
のプッシャープレート60aで構成してある。これらの
プッシャープレート60aは、各々独立して前進,後退
の往復移動を行い、各々の前端面でフィールド面15に
載置されたメダル6を落下溝19に向かって押し出す。
【0025】また、この実施例では正面パネル32の前
面にメダル落下装置62が取付られている。メダル落下
装置62の上部には3個のメダル選別器9が設けられ、
投入口5からメダル6を投入すると、メダル落下装置6
2内に設けられた障害釘等によってメダル6の落下経路
が左右方向にランダムに変更され、プッシャープレート
60aの上面に落下する。各プッシャープレート60a
は正面パネル32の開口32aまで後退するから、プッ
シャープレート60aの上に乗ったメダル6はプッシャ
ープレート60aとともに後退する過程で、正面パネル
32で押し出されるかたちとなり、結局フィールド面1
5に落下する。その後は、プッシャープレート60aの
押出し面で落下溝19に向かって押されるようになる。
【0026】上記実施例によれば、プッシャープレート
60aがメダル6の外径よりも幅狭になっているため、
プッシャープレート60aが前進してメダル6がフィー
ルド面15上を移動するとき、そしてメダル6が多数堆
積している領域までメダル6が押し出されてきたときに
は、メダル相互との当接によりさらに左右方向に移動し
やすくなる。したがって、前述した実施例よりもさらに
メダルの移動方向がランダムに変化し、メダル6の投入
位置からは予測できない箇所でメダル6が落下溝19か
ら落下する等、思いがけないゲーム結果となって興趣を
高めることができる。また、プッシャープレート60a
の幅を適当に変えておいてもよく、一部のプッシャープ
レート60aについてはメダルの外径以上の幅にしてお
いてもよい。
【0027】なお、プッシャープレート60aを各々個
別に往復移動させるには、最初の実施例と同様に個々の
プッシャープレート60aを個別のモータで駆動させる
他、図5に示すようなリンク機構等、機械的な駆動機構
を用いて1個のモータでこれらのプッシャープレート6
0aを駆動させてもよい。また機械的な駆動機構として
は、リンク機構のみならず、プッシャープレート60a
の各々を後退方向にバネ付勢しておき、プレート60a
の後端をカムで押しつけて移動させることもでき、この
場合にはカムを取り替えることによってメダルプッシャ
ー60の駆動パターンを変更することができる。
【0028】以上、図示した実施例にしたがって説明し
てきたが、本発明を実施するにあたっては、メダルプッ
シャーを構成するプッシャープレートの数は適宜選択す
ることができる。また、プッシャープレート個々の押出
し面の形状は必ずしも移動方向に直交した平面でなくて
もよく、例えば傾斜面や曲面、さらには先端を尖らせた
形状にしてもよい。さらに、落下溝にしてもプッシャー
プレートの移動方向と直交した直線溝に限定されるもの
ではなく、プッシャープレートの移動方向に対して傾斜
させたり、メダルプッシャー全体の押出し面の形状に合
わせた曲線状のものにしてもよい。また、実施例で説明
した構造のメダルプッシャーの上で、さらに別のメダル
プッシャーを移動させる構成にしてもよい。
【0029】
【発明の効果】上述したように、本発明のプッシャーゲ
ーム機では、メダルを落下溝に向かって押し出すメダル
プッシャーを、その移動方向に平行に分割され、各々個
別に移動自在にした複数のプッシャープレートを組み合
わせて構成してあるから、これによって押し出されるメ
ダルの動きに多様な変化が加わるようになり、従来のプ
ッシャーゲーム機にはない新たな興趣を得ることができ
る。さらに、プッシャープレートの幅をメダルの外径以
下にしておくことによって、メダルプッシャーのメダル
押出し面を滑らかな曲面に近い形状にすることができ、
メダルの押出し方向により細かい変化を与えることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたプッシャーゲーム機の外観図で
ある。
【図2】メダル投入器の外観図である。
【図3】図1に示すプッシャーゲーム機の要部平面図で
ある。
【図4】図1に示すプッシャーゲーム機の要部断面図で
ある。
【図5】本発明に用いられるプッシャープレートの他の
駆動機構を示す要部斜視図である。
【図6】図5の実施例に用いられるガイド機構の概略図
である。
【図7】図5の実施例に用いられるガイド機構の断面図
である。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 ゲーム機本体 4 メダル投入器 6 メダル 15 フィールド面 16 メダルプッシャー 16a〜16i プッシャープレート 19 落下溝 20a〜20i ラック 22a〜22i モータ 23a〜23i ピニオン 32 正面パネル 38a,38b,38c プッシャープレート 45a,45b リンクアーム 46 リンクレバー 50 スライド受け 51 スライドレール 52 ガイドレール 53 ボールベアリング 60 メダルプッシャー 60a プッシャープレート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のメダルが堆積されるフィールド面
    に沿ってメダルプッシャーを往復移動させ、メダルプッ
    シャーの往動により落下溝に押し出されたメダルを遊技
    者に払い出すプッシャーゲーム機において、 前記メダルプッシャーを、その移動方向と平行に分割さ
    れた複数のプッシャープレートから構成し、分割された
    各々のプッシャープレートを個別に往復移動させるよう
    にしたことを特徴とするプッシャーゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記プッシャープレートの幅をメダルの
    外径以下にしたことを特徴とする請求項1記載のプッシ
    ャーゲーム機。
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