JP3271945B2 - 車両の路面摩擦係数推定装置 - Google Patents
車両の路面摩擦係数推定装置Info
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Description
適切に路面摩擦係数を推定する車両の路面摩擦係数推定
装置に関する。
御,制動力制御,あるいはトルク配分制御等について様
々な制御技術が提案され、実用化されている。これらの
技術では、必要な制御パラメータの演算、あるいは、補
正に路面摩擦係数を用いるものも多く、その制御を確実
に実行するためには、正確な路面摩擦係数を推定する必
要がある。
ついては、本出願人も、例えば特開平8−2274号公
報に、適応制御理論を用いて、ハンドル角,車速,ヨー
レート等から路面摩擦係数を推定する技術を提案してい
る。
術によれば、車両のヨー運動あるいは横運動をモデル化
し、実車のヨー運動あるいは横運動との比較によって、
時々刻々のタイヤ特性を推定することで路面摩擦係数を
推定することが可能になる。
御理論を応用した路面摩擦係数推定方法は、振動的、周
期的な操舵入力を前提としたものであり、一般的な走行
状態では、常に振動的、周期的な操舵入力があるとは限
らず、タイヤ特性の推定に有効な信号が乏しい。さら
に、操舵信号検出のための車載センサの分解能の限界に
より、微小操舵時の正確な路面摩擦係数推定は難しいと
いう新たな課題が生じた。
で、路面摩擦係数の推定が困難な微小操舵領域において
も、確実に、高精度な路面摩擦係数の推定を行うことが
可能な車両の路面摩擦係数推定装置を提供することを目
的とする。
請求項1記載の本発明による車両の路面摩擦係数推定装
置は、車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
予め設定しておいた路面摩擦係数の高い路面における車
両の運動方程式に基づく車両運動モデルにより、検出し
た車両運転状態に対応する車体すべり角を高μ路基準車
体すべり角として演算するとともに、予め設定しておい
た路面摩擦係数の低い路面における車両の運動方程式に
基づく車両運動モデルにより、検出した車両運転状態に
対応する車体すべり角を低μ路基準車体すべり角として
演算する基準車体すべり角演算手段と、検出した車両運
転状態を基に推定される車体すべり角を演算する推定車
体すべり角演算手段と、上記高μ路基準車体すべり角と
上記低μ路基準車体すべり角と上記推定車体すべり角を
基に、予め定めておいたこれら各車体すべり角間の関係
により推定される路面摩擦係数を演算する路面摩擦係数
演算手段とを備えたものである。
定装置は、運転状態検出手段で車両の運転状態を検出
し、基準車体すべり角演算手段で予め設定しておいた路
面摩擦係数の高い路面における車両の運動方程式に基づ
く車両運動モデルにより、検出した車両運転状態に対応
する車体すべり角を高μ路基準車体すべり角として演算
するとともに、予め設定しておいた路面摩擦係数の低い
路面における車両の運動方程式に基づく車両運動モデル
により、検出した車両運転状態に対応する車体すべり角
を低μ路基準車体すべり角として演算する。また、推定
車体すべり角演算手段では、検出した車両運転状態を基
に推定される車体すべり角を演算する。そして、路面摩
擦係数演算手段で上記高μ路基準車体すべり角と上記低
μ路基準車体すべり角と上記推定車体すべり角を基に、
予め定めておいたこれら各車体すべり角間の関係により
推定される路面摩擦係数を演算する。すなわち、路面摩
擦係数に応じて操舵に対する車体すべり角の応答特性が
大きく変化することを利用する。上記高μ路基準車体す
べり角と上記低μ路基準車体すべり角はそれぞれ車両の
運動方程式に基づく車両運動モデルから演算されるので
実際の車両の動特性が考慮され、これら各基準車体すべ
り角と上記推定車体すべり角を基に精度良く路面摩擦係
数を演算する。
路面摩擦係数推定装置は、請求項1記載の車両の路面摩
擦係数推定装置において、上記推定車体すべり角演算手
段は、検出した車両運転状態での車両の実際の挙動と予
め設定した車両の運動方程式に基づく車両運動モデルの
挙動とを比較して、上記推定される車体すべり角を演算
するようにすることで、上記推定される車体すべり角が
精度良く求められ、路面摩擦係数を正確に推定できる。
の路面摩擦係数推定装置は、請求項2記載の車両の路面
摩擦係数推定装置において、上記推定車体すべり角演算
手段は、上記車両の実際の挙動で実際の車体すべり角を
演算し、この実際の車体すべり角を上記車両運動モデル
で推定した車体すべり角との比較に用いる際は、上記実
際の車体すべり角を上記基準車体すべり角演算手段で演
算する上記高μ路基準車体すべり角と上記低μ路基準車
体すべり角とで所定に制限するので、上記推定した車体
すべり角の演算にあたり、ノイズや誤差が大きく含まれ
ることが防止される。
施の形態を説明する。図1〜図6は本発明の実施の形態
を示し、図1は路面摩擦係数推定装置の構成を示す機能
ブロック図、図2は推定車体すべり角演算部の構成を示
す機能ブロック図、図3は車両の横運動の2輪モデルを
示す説明図、図4は一般的なオブザーバの構成を示す説
明図、図5は路面摩擦係数推定のフローチャート、図6
は路面摩擦係数推定の一例のタイムチャートである。
路面摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定装置を示し、
この路面摩擦係数推定装置1の制御部2には、ハンドル
角センサ3、車速センサ4、横加速度センサ5およびヨ
ーレートセンサ6の運転状態検出手段が接続され、それ
ぞれ、ハンドル角θH,車速V,横加速度d2 y/dt
2 ,ヨーレート(ヨー角速度)dψ/dtが入力される
ようになっている。
11、推定車体すべり角演算部12および路面摩擦係数
演算部13から主要に構成され、精度良く演算した車体
すべり角を基に路面摩擦係数μが推定されるようになっ
ている。
ハンドル角センサ3からのハンドル角θHと上記車速セ
ンサ4からの車速Vが入力され、予め設定しておいた路
面摩擦係数μの高い路面(高μ路)における車両の運動
方程式に基づく車両運動モデルにより、検出したハンド
ル角θH,車速Vに対応する車体すべり角を高μ路基準
車体すべり角βHとして演算するとともに、予め設定し
ておいた路面摩擦係数μの低い路面(低μ路)における
車両の運動方程式に基づく車両運動モデルにより、検出
したハンドル角θH,車速Vに対応する車体すべり角を
低μ路基準車体すべり角βLとして演算して、上記推定
車体すべり角演算部12および上記路面摩擦係数演算部
13に出力する基準車体すべり角演算手段として形成さ
れている。
運動の運動方程式を立てる。車両横方向の並進運動に関
する運動方程式は、前後輪のコーナリングフォース(1
輪)をCf,Cr、車体質量をM、横加速度をd2 y/
dt2 とすると、 2・Cf+2・Cr=M・(d2 y/dt2 ) …(1) となる。
動方程式は、重心から前後輪軸までの距離をLf,L
r、車体のヨーイング慣性モーメントをIz、ヨー角加
速度をd2 ψ/dt2 として、以下の(2)式で示され
る。 2・Cf・Lf−2・Cr・Lr=Iz・(d2 ψ/dt2 ) …(2) また、車体すべり角をβ、車体すべり角速度dβ/dt
とすると、横加速度d2 y/dt2 は、 (d2 y/dt2 )=V・((dβ/dt)+(dψ/dt)) …(3) で表される。
となる。 2・Cf+2・Cr=M・V・((dβ/dt)+(dψ/dt)) …(4) コーナリングフォースはタイヤの横すべり角に対して1
次遅れに近い応答をするが、この応答遅れを無視し、更
に、サスペンションの特性をタイヤ特性に取り込んだ等
価コーナリングパワを用いて線形化すると以下となる。
αf,αrは前後輪の横すべり角である。
ールやサスペンションの影響を考慮するものとして、こ
の等価コーナリングパワKf,Krを用いて、前後輪の
横すべり角αf,αrは、前後輪舵角をδf,δr、ス
テアリングギヤ比をnとして以下のように簡略化でき
る。
(M・V2 ) a21=−2・(Lf・Kf−Lr・Kr)/Iz a22=−2・(Lf2 ・Kf+Lr2 ・Kr)/(Iz
・V) b11=2・Kf/(M・V・n) b12=2・Kr/(M・V) b21=2・Lf・Kf/Iz b22=−2・Lr・Kr/Iz そして上記(9)式における等価コーナリングパワK
f,Krを以下の(10)、(11)式のようにおくこ
とで、ハンドル角θHに対する高μ路基準車体すべり角
βHと低μ路基準車体すべり角βLが演算できるのであ
る。
(例えば、高μ路でのサマータイヤでの値)として、 Kf' =Kf0・μ …(10) Kr' =Kr0・μ …(11) そして、例えば、μ=1.0として計算することにより
高μ路基準車体すべり角βH、μ=0.5として計算す
ることにより低μ路基準車体すべり角βLを演算する。
演算に車両運動モデルを用いることにより、基準車体す
べり角βH,βLに実車の動特性が反映される。
ハンドル角センサ3からのハンドル角θH、車速センサ
4からの車速V、横加速度センサ5からの横加速度d2
y/dt2 、ヨーレートセンサ6からのヨーレートdψ
/dtおよび上記基準車体すべり角演算部11から高μ
路基準車体すべり角βH、低μ路基準車体すべり角βL
が入力され、実際の車両の挙動をフィードバックしつ
つ、車両運動モデルによって車体すべり角(推定車体す
べり角)βをオブザーバによって演算する推定車体すべ
り角演算手段としてのものである。
ブザーバの構成を図4で説明する。測定できる(センサ
で検出できる)出力が、以下で示されるとき、 y(t) =C・x(t) …(12) オブザーバの構成は次のようになる。
−K・C)の固有値の実部が負(複素左半面)となるよ
うにKを設定すれば、x'(t)→x(t) が保証される。
(t) =[β (dψ/dt)]T であるから、前輪舵角
δfのみ変化するオブザーバ12aは、図2に示すよう
に、ハンドル角θHの入力に対して、ヨーレートと車体
すべり角βとが推定される構成となる。
体すべり角βは、それぞれ実際のヨーレート(上記ヨー
レートセンサ6からのヨーレート)と実車体すべり角演
算部12bからの演算で得た実車体すべり角β' との偏
差(ヨーレート偏差,車体すべり角偏差)が演算され、
ヨーレート偏差はK1と、車体すべり角偏差はK2との
積算が行われ、これら各値が、ハンドル角θHとBとの
積と推定されたヨーレート,推定車体すべり角βとAと
の積の和から減算され、この結果を積分することで、正
確にヨーレートと推定車体すべり角βを推定演算するよ
うになっている。
より、実車ではあり得ない高周波のセンサノイズ等を有
効に除去することができる。
は、上記オブザーバ12aのフィードバックに必要な実
車体すべり角β' をセンサ信号そのものではなく、以下
の(17)式で演算する。 β' =∫((d2 y/dt2 )/V−(dψ/dt))dt …(17) このため、上記(17)式で求めた実車体すべり角β'
の累積誤差を取り除くため、以下の(18),(19)
式で示される領域に制限し、この制限領域に収まらない
場合は、例えば、下限値より小さい場合は実車体すべり
角β' を下限値に、上限値より大きい場合は実車体すべ
り角β' を上限値に設定する。このようにすることで、
センサノイズやオフセットが積分されることによる累積
誤差が除去され、正確な実車体すべり角β' が求められ
るようになっている。
βHがμ=1.0、低μ路基準車体すべり角βLがμ=
0.5の値として、 βH≦β' ≦(βL+0.8・(βL−βH)):但し、βH<βL …(18) (βL+0.8・(βL−βH))≦β' ≦βH:但し、βH>βL …(19) ここで、(βL+0.8・(βL−βH))は、μ=
0.1での車体すべり角に相当する。
車体すべり角演算部11から高μ路基準車体すべり角β
Hと低μ路基準車体すべり角βLが、上記推定車体すべ
り角演算部12から推定車体すべり角βが入力され、予
め定めておいたこれら各車体すべり角間の関係により、
推定される路面摩擦係数を演算する路面摩擦係数演算手
段としてのものである。
μ=1.0、低μ路基準車体すべり角βLがμ=0.5
の値として、推定される路面摩擦係数μ' は、以下の
(20)式で演算される。
場合は、演算誤差が大きくなるため路面摩擦係数μ' の
推定は行わないようになっている。
理の流れを、図5のフローチャートで説明する。このプ
ログラムは所定時間毎に実行され、まず、ステップ(以
下、「S」と略称)101で、ハンドル角センサ3から
ハンドル角θH、車速センサ4から車速V、横加速度セ
ンサ5から横加速度d2 y/dt2 、ヨーレートセンサ
6からヨーレートdψ/dtを読込み、S102に進
み、車速Vが予め設定しておいた設定車速以上か否か判
定する。
い場合は路面摩擦係数μ' の推定演算はできないためプ
ログラムを終了し、一方、車速Vが設定車速以上の場合
はS103に進む。
係数の値を、例えば、μ=1.0として、前記(1
0)、(11)式により等価コーナリングパワKf' ,
Kr' を演算し、前記(9)式の状態方程式で示される
車両運動モデルの関係から車体すべり角を演算し、この
値を高μ路基準車体すべり角βHとして演算する(基準
車体すべり角演算部11)。
擦係数の値を、例えば、μ=0.5として、前記(1
0)、(11)式により等価コーナリングパワKf' ,
Kr'を演算し、前記(9)式の状態方程式で示される
車両運動モデルの関係から車体すべり角を演算し、この
値を低μ路基準車体すべり角βLとして演算する(基準
車体すべり角演算部11)。
トdψ/dt、横加速度d2 y/dt2 を基に、前記
(17)式により、実車体すべり角β' を演算し(推定
車体すべり角演算部12の実車体すべり角演算部12
b)、S106に進む。
が、高μ路基準車体すべり角βHと低μ路基準車体すべ
り角βLを基に設定される前記(18),(19)式の
領域(範囲)にあるか否かの判定が行われ、この領域に
ある場合にはS108に進み、この領域外の場合はS1
07に進んで実車体すべり角β' を補正(制限)した
後、S108へと進む。
て上記S107に進んだ場合の補正は、上記領域の下限
値より小さい場合は実車体すべり角β' を下限値に、上
限値より大きい場合は実車体すべり角β' を上限値に設
定することで行う。
7で補正してからS108に進むと、実車体すべり角
β' を用いて、推定車体すべり角演算部12のオブザー
バ12aで推定車体すべり角βの演算が行われる。
予め設定しておいた値より大きいか否か判定し、|βL
−βH|が設定値より小さい場合は演算誤差が大きくな
るため路面摩擦係数μ' の推定は行わず、そのままプロ
グラムを終了する。
設定値より大きい場合はS110に進み、推定車体すべ
り角β,高μ路基準車体すべり角βH,低μ路基準車体
すべり角βLを用いて前記(20)式により路面摩擦係
数μ' を推定する(路面摩擦係数演算部13)。
対する応答特性が大きく変化する車体すべり角を利用し
て路面摩擦係数を推定するため、従来、路面摩擦係数の
推定が困難な微小操舵領域においても、確実に、高精度
な路面摩擦係数の推定を行うことができるのである。
イムチャートで示す。この例は、高μ路および低μ路を
それぞれ車速60km/hにて走行中に±10deg 操舵した
場合の例で、ハンドル角θHと車速Vにより、高μ路を
想定した基準車体すべり角(高μ路基準車体すべり角)
βHと、低μ路を想定した基準車体すべり角(低μ路基
準車体すべり角)βLは、図6(c)のように演算され
る。
高μ路での推定車体すべり角βと低μ路での推定車体す
べり角βは、図6(b)のように演算される。
車体すべり角βH,低μ路基準車体すべり角βLから演
算した路面摩擦係数μは、図6(a)のように得られ、
従来方法では演算することが困難であった操舵領域で
も、路面摩擦係数μが明確に推定できていることがわか
る。
路面摩擦係数に応じて操舵に対する応答特性が大きく変
化する車体すべり角を利用して路面摩擦係数を推定する
ため、従来、路面摩擦係数の推定が困難な微小操舵領域
においても、確実に、高精度な路面摩擦係数の推定を行
うことが可能になる。
ク図
ック図
算手段) 12 推定車体すべり角演算部(推定車体すべり角演
算手段) 13 路面摩擦係数演算部(路面摩擦係数演算手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の運転状態を検出する運転状態検出
手段と、予め設定しておいた路面摩擦係数の高い路面に
おける車両の運動方程式に基づく車両運動モデルによ
り、検出した車両運転状態に対応する車体すべり角を高
μ路基準車体すべり角として演算するとともに、予め設
定しておいた路面摩擦係数の低い路面における車両の運
動方程式に基づく車両運動モデルにより、検出した車両
運転状態に対応する車体すべり角を低μ路基準車体すべ
り角として演算する基準車体すべり角演算手段と、検出
した車両運転状態を基に推定される車体すべり角を演算
する推定車体すべり角演算手段と、上記高μ路基準車体
すべり角と上記低μ路基準車体すべり角と上記推定車体
すべり角を基に、予め定めておいたこれら各車体すべり
角間の関係により推定される路面摩擦係数を演算する路
面摩擦係数演算手段とを備えたことを特徴とする車両の
路面摩擦係数推定装置。 - 【請求項2】 上記推定車体すべり角演算手段は、検出
した車両運転状態での車両の実際の挙動と予め設定した
車両の運動方程式に基づく車両運動モデルの挙動とを比
較して、上記推定される車体すべり角を演算することを
特徴とする請求項1記載の車両の路面摩擦係数推定装
置。 - 【請求項3】 上記推定車体すべり角演算手段は、上記
車両の実際の挙動で実際の車体すべり角を演算し、この
実際の車体すべり角を上記車両運動モデルで推定した車
体すべり角との比較に用いる際は、上記実際の車体すべ
り角を上記基準車体すべり角演算手段で演算する上記高
μ路基準車体すべり角と上記低μ路基準車体すべり角と
で所定に制限することを特徴とする請求項2記載の車両
の路面摩擦係数推定装置。
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- 1998-08-27 JP JP24203098A patent/JP3271945B2/ja not_active Expired - Fee Related
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