JP3269835B2 - 車両位置検知システム - Google Patents

車両位置検知システム

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JP3269835B2
JP3269835B2 JP02040292A JP2040292A JP3269835B2 JP 3269835 B2 JP3269835 B2 JP 3269835B2 JP 02040292 A JP02040292 A JP 02040292A JP 2040292 A JP2040292 A JP 2040292A JP 3269835 B2 JP3269835 B2 JP 3269835B2
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vehicle
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traveling
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節男 佐藤
伸秀 古谷
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Toko Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両位置検知システムに
関し、詳しくは、走行路面に対する車両の方向が前後い
ずれの方向であっても、路面に埋設された磁石の配列に
よる位置データを誤りなく識別し、さらに走行路面に対
する車両の進行方向をも識別することができる車両位置
検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】路面に埋設された誘導ケーブルに沿って
車両を無人走行させるシステムでは、車両が走行位置を
検知できるように、走行路面の特定位置に走行方向と直
角な方向に磁石を複数個埋設しておき、それを車両に設
置しておいた磁気センサが通過しながら検出して車両位
置を識別できるようにしている。
【0003】この埋設磁石の配置を組合せることによ
り、走行路面上の異なる複数の位置を区別して表すこと
が可能である。すなわち、予め位置検出が必要な地点ご
とに共通して走行方向と直交する方向に磁石を埋設する
位置を複数個決めておき、それらの各位置に磁石を埋設
する、しないを“1”,“0”としておくことで、車両
側は埋設された磁石の配列から位置コードを判読するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして車両位
置を検出するシステムの場合、車両の前後位置が反転し
て走行する場合を考慮すると、路面に埋設される磁石の
位置と車両に取り付けられる磁気センサの相対的な位置
の関係を、車両の走行軌跡の中心に対して両側に対称に
することで最も効率の良い配置とすることができる。
【0005】しかしながら、このようにして車両の向き
が反転しても走行位置の検出を可能にすると、その場合
磁気センサからみた磁石の埋設位置順番が逆転して位置
コードが誤って識別されることになる。さらに、走行路
面に対する車両の進行方向が把握できなくなる。そのた
め車両の走行路面に対する方向が一方のみと制限されて
しまう。特に、走行路面上にループがあると、方向が反
転してしまうため車両運行の管理が煩わしくなるという
問題があった。本発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、走行路面に対
する車両の向きを反転した場合でも走行位置及び方向の
検出が可能な車両位置検知システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の車両位置及び車両走行方向検知システム
は、車両の走行軌跡を中心として車両の幅方向に沿って
対称に配置された複数の位置を磁石の埋設可能位置と
し、これらの埋設可能位置のうち対称的な2個の位置を
ストローブ用磁石の埋設可能位置としてその一方にのみ
ストローブ用磁石を埋設すると共に、残りの埋設可能位
置への位置コード用磁石の埋設の有無により位置コード
を表した走行路面と、走行路面のすべての埋設可能位置
に対応するように車両に設置された複数の磁気センサ
と、前記位置コード用磁石の埋設位置に対応する前記磁
気センサの検出信号から前記位置コードを判別する手段
と、前記ストローブ用磁石の埋設位置に対応する前記磁
気センサの検出信号から車両の走行方向を判別する手段
と、を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、車両の幅方向に沿って対称
に配置された複数の磁石埋設可能位置のうち、対称的な
2個の位置を、車両走行方向を判別するためのストロー
ブ用磁石の埋設可能位置としてその一方にのみストロー
ブ用磁石を埋設する。また、残りの埋設可能位置におけ
る位置コード用磁石の埋設の有無により、車両の位置を
示す位置コードを表現する。 一方、車両側には、走行路
面のすべての埋設可能位置に対応するように複数の磁気
センサが設置される。 上記磁気センサは、位置コード用
磁石の埋設の有無を検出し、この埋設の有無から車両の
現在位置を示す位置コードを判別する。同時に、上記磁
気センサはストローブ用磁石の埋設の有無を検出し、ス
トローブ用磁石が車両の走行軌跡を中心としてどちら側
に埋設されているかによって車両の走行方向を判別す
る。
【0008】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明に係る車両位置及び車両走行方向検知
システムの構成図である。図において、1は車両である
ところの走行車であり、路面に敷設された誘導ケーブル
2上をトレースしながら走行する。走行車1の走行軌跡
となる誘導ケーブル2の所定位置には、誘導ケーブル2
と直角方向の複数の対称な位置(車両の幅方向に沿った
複数の対称な位置)に、複数の磁石が埋設されている。
これらの位置のうち、内側の8箇所を位置コード用磁石
の埋設可能位置(以下では、磁石埋設の有無に関わらず
埋設位置という)P1〜P8とし、外側の2箇所を車両
走行方向を判別するためのストローブ用磁石の埋設可能
位置(同じく、以下では、磁石埋設の有無に関わらず埋
設位置という)K1,K2としている。
【0009】これら磁石の埋設位置P1〜P8,K1,
K2で斜線が描かれている位置は、磁石が埋設されてお
り、白抜きの位置は磁石が埋設されていない。内側の位
置コード用の埋設位置P1〜P8では、磁石の有無の組
合せにより8ビットのバイナリコードからなる位置デー
タが表示可能となる。外側のストローブ用の埋設位置K
1,K2では、必ず基準となる一方のみに磁石が埋設さ
れており、埋設位置P1〜P8に表されるビットコード
の配列方向の基準を表す。
【0010】なお、これらの埋設位置P1〜P8,K
1,K2は、それぞれ誘導ケーブル2を中心にして左右
対称の配置となる。さらに、車両1の下面には、路面の
埋設位置P1〜P8,K1,K2に対応して、磁気セン
サであるところのリードスイッチD1〜D8,S1,S
2がそれぞれ配設されている。
【0011】図2は、路面の埋設位置P1〜P8,K
1,K2における磁石の埋設配置の一例を示す図であ
る。図では、埋設位置P1〜P8,K1,K2のうち斜
線で示した位置に磁石が埋設されており、白抜きの位置
は磁石が埋設されていない。位置コード用磁石の埋設位
置P1〜P8では、斜線で示す磁石が埋設されている位
置を“1”とし、埋設されていない位置を“0”とし、
さらにストローブ用磁石の埋設位置K1,K2では磁石
が埋設されている側の端が先頭ビット(MSB)である
ことを表す。
【0012】それにより、磁石が埋設されている埋設位
置K1側の埋設位置P1を位置コードの先頭ビット(M
SB)とすると、埋設位置P1〜P8の磁石の配置は位
置コードとして“01001101”を表していること
になる。このように配列された埋設磁石に対して、図1
の矢印方向に走行車1が前進していった場合、リードス
イッチD1〜D8,S1,S2は、それぞれ埋設されて
いる磁石を検知して表1の内容の出力をする。
【0013】
【表1】
【0014】この場合、リードスイッチS1がオンであ
るから、リードスイッチD1を最上位ビット(MSB)
とし、リードスイッチD8を最下位ビット(LSB)と
し、また、オンを“1”、オフを“0”として、リード
スイッチD1〜D8の出力値から位置コード“0100
1101”が識別される。
【0015】次に、走行車1の方向を反転させた場合の
位置コードの識別について説明する。図3は、図1の状
態から走行車1の前後を入替えて走行させる場合を示
し、各リードスイッチD1〜D8,S1,S2の配列が
左右入れ替わる。その結果、埋設磁石を通過時の各出力
は表2のようになる。
【0016】
【表2】
【0017】この場合、リードスイッチS2がオンであ
るから、リードスイッチD8の出力値を最上位ビット
(MSB)とし、リードスイッチD1を最下位ビット
(LSB)として各出力値を識別することにより、図1
の場合と同じ位置コードが識別される。このように実施
例では、リードスイッチD1〜D8により埋設位置P1
〜P8の埋設磁石の配列を検出するとともに、両側に配
設したリードスイッチS1,S2により路面の埋設位置
K1,K2のストローブ用の磁石を検出し、位置コード
のビットの配列方向を識別する。
【0018】次に方向判別の方法について説明する。図
1において、図面下より上へ進む場合を正の方向、逆の
場合を負の方向と呼ぶことにする。さらに、スイッチS
1がON、S2がON、また車両が前・後進をした場合
に走行路面に対して車両が正・負いずれの方向に走行し
ているかそれぞれを表わしたものが表3である。
【0019】
【表3】
【0020】このようにして、車両が磁石埋設位置上を
走行した場合に走行路面に対して車両がどちらの方向に
走行していったのかを判別することができる。それによ
り、路面に対する走行車1の方向がどちらであっても、
埋設磁石からの位置コードの読み取りが可能になり、走
行車1と路面との方向を意識することなく走行車1を運
行させることが可能になる。
【0021】なお、実施例ではストローブ用磁石の埋設
位置を最も外側としたが、内側の位置とすることも可能
である。また、実施例では埋設磁石の有無により、ビッ
トの“1”,“0”を表示したが、埋設磁石の極性によ
り、ビットの“1”,“0”を表示させることも可能で
ある。さらには、誘導ケーブルをトレースする方式の走
行車以外についても、この車両位置検知システムを適用
することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、路面
に埋設された方向識別用の磁石を車両の磁気センサが検
出して車両の路面に対する方向を識別することにより、
他の磁気センサが検出した位置コードを正確に識別する
ことが可能になる。さらに、その位置判別用磁石上をど
ちらの方向に走行していったのかを識別することも可能
である。それにより、路面に対する車両方向の制限がな
くなり、車両の前後をどちらの向きにしても走行が可能
になり、車両位置検知システムにおける車両運用の自由
度が大幅に増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両位置及び車両走行方向検知シ
ステムの構成図である。
【図2】路面の磁石埋設位置における埋設配置の一例を
示す図である。
【図3】装甲車の前後方向を入替えて走行させる場合を
示す図である。
【符号の説明】
1 走行車 2 誘導ケーブル D1〜D8 リードスイッチ K1,K2 ストローブ用磁石の埋設位置 P1〜P8 位置コード用磁石の埋設位置 S1,S2 リードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−223907(JP,A) 特開 昭63−108416(JP,A) 特開 昭63−98004(JP,A) 特開 昭63−3313(JP,A) 特開 昭59−202513(JP,A) 特開 昭52−126855(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行路面に埋設された複数の磁石
    の配列から車両位置及び車両の走行方向を検知する車両
    位置及び車両走行方向検知システムにおいて、 車両の走行軌跡を中心として車両の幅方向に沿って対称
    に配置された複数の位置を磁石の埋設可能位置とし、こ
    れらの埋設可能位置のうち対称的な2個の位置をストロ
    ーブ用磁石の埋設可能位置としてその一方にのみストロ
    ーブ用磁石を埋設すると共に、残りの埋設可能位置への
    位置コード用磁石の埋設の有無により位置コードを表し
    た走行路面と、走行路面のすべての埋設可能位置に対応
    するように車両に設置された複数の磁気センサと、前記
    位置コード用磁石の埋設位置に対応する前記磁気センサ
    の検出信号から前記位置コードを判別する手段と、前記
    ストローブ用磁石の埋設位置に対応する前記磁気センサ
    の検出信号から車両の走行方向を判別する手段と、 を備えたことを特徴とする車両位置及び車両走行方向
    知システム。
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KR20050063543A (ko) 2003-12-22 2005-06-28 엘지전자 주식회사 이동로봇의 위치확인장치 및 방법
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