JP3269000B2 - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JP3269000B2
JP3269000B2 JP08147197A JP8147197A JP3269000B2 JP 3269000 B2 JP3269000 B2 JP 3269000B2 JP 08147197 A JP08147197 A JP 08147197A JP 8147197 A JP8147197 A JP 8147197A JP 3269000 B2 JP3269000 B2 JP 3269000B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
    • H04N5/45Picture in picture, e.g. displaying simultaneously another television channel in a region of the screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/22Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
    • H04N3/223Controlling dimensions

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  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールドメモリ
やフレームメモリ等のバッファメモリを用い、入力映像
信号を縮小又は拡大してウインドウ表示する映像信号処
理回路に関わり、特に、縮小率又は拡大率等の画像倍率
が変更可能な同回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンの表示機能として、1画面
を全面表示するだけでなく、複数の画面をウインドウ表
示するいわゆるPIP機能が一般的に知られている。一
方、マルチメディア時代を迎え、より多彩な表示機能が
要求されるようになってきている。特に、パーソナルコ
ンピュータの操作環境で一般化されつつある「任意の縮
小率でのウインドウ表示機能」は、テレビジョン表示に
おいても求められている。このような別画面をウインド
ウ表示させるためには、親画面と子画面の同期をとるた
めフィールドメモリやフレームメモリ等のバッファメモ
リが必要となる。
【0003】そこで、図9に従来の縮小映像信号処理回
路のブロック図を示す。まず、ウインドウ表示用の子画
面の入力映像信号は入力処理部1に入力され、内部のフ
ィルタ回路10を用いて縮小率データKに応じた縮小処
理が施され、その縮小映像信号がフィールドメモリ2,
3に送出される。一方、制御ブロック4には、フィール
ドメモリ2,3の書き込みを制御するための入力映像ク
ロックジェネレータ5と、読み出しを制御するための表
示映像クロックジェネレータ6が設けられており、入力
映像クロックジェネレータ5に外部から縮小率データK
が供給され、ここから入力処理部1に縮小率データKが
入力される。
【0004】また、入力映像クロックジェネレータ5
は、入力映像信号の水平同期信号(入力H)と垂直同期
信号(入力V)を入力し、入力Hに同期した画素クロッ
クと同一レートの書き込みクロックWCLKと、入力映
像信号の有効表示期間の間フィールドメモリ2,3をフ
ィールド単位に交互にイネーブル状態とするライトイネ
ーブル信号WE1,WE2と、ライトイネーブル信号の
立ち上がり時にフィールドメモリ2,3の書き込みアド
レスをリセットするライトリセット信号WRSTを出力
する。フィールドメモリ2,3は、各々、書き込みと読
み出しを独立して指定するためのアドレスカウンタを有
しており、書き込み用のアドレスカウンタが、信号WR
STによりリセットされ、イネーブル信号WE1,WE
2がHレベルの期間に書き込みクロックWCLKをカウ
ントすることにより、書き込みアドレスをインクリメン
トして、入力処理部1からの縮小映像信号をフィールド
メモリ2,3に書き込む。
【0005】ここで、縮小率データKが「1」のとき、
即ち、縮小処理を行わないときは、ライトイネーブル信
号WE1,WE2は有効映像期間中連続してHレベルを
維持する。しかしながら、縮小率データKが「1」より
小さいときは、縮小率データKに応じてイネーブル信号
WE1,WE2のHレベル期間が制御され、例えば「1
/2」であるときは、図10イ,ウに示すように、1画
素おきにHレベルとLレベルを繰り返すように出力され
る。
【0006】更に、入力映像クロックジェネレータ5
は、縮小率データKに基づいて画像サイズデータSIZ
を演算し、このデータSIZを表示映像クロックジェネ
レータ6に送出する。例えば、入力映像信号の水平画素
数及び垂直画素数が「640」及び「480」で、縮小
率データKが「1/2」であれば、画像サイズデータS
IZは、水平SIZ(H)及び垂直SIZ(V)が各々
「320」,「240」となる。
【0007】一方、フィールドメモリ2,3から縮小映
像信号を読み出すために、表示映像クロックジェネレー
タ6には、親画面である表示映像信号の水平同期信号
(表示H)及び垂直同期信号(表示V)と、縮小画像の
ウインドウ表示位置を示す表示位置データ(X,Y)が
入力され、表示Hに同期した画素クロックと同一レート
の読み出しクロックRCLKと、表示映像信号の有効表
示期間の間フィールドメモリ2,3をフィールド単位に
交互にイネーブル状態とするリードイネーブル信号RE
1,RE2と、リードイネーブル信号の立ち上がり時に
フィールドメモリ2,3の読み出しアドレスをリセット
するリードリセット信号RRSTを出力する。そして、
フィールドメモリ2,3内の読み出し用のアドレスカウ
ンタが、信号RRSTによりリセットされ、イネーブル
信号RE1,RE2がHレベルの期間に読み出しクロッ
クRCLKをカウントすることにより、読み出しアドレ
スをインクリメントして、フィールドメモリ2,3から
縮小映像信号を読み出す。尚、表示H及び表示Vは、予
めわかっている場合表示映像クロックジェネレータ6で
発生するようにして、これらに基づいて各種信号RRS
T,RCLK,RE1,RE2を発生してもよい。
【0008】図3は、入力映像信号Aをウインドウ表示
した状態を示し、図示したように、表示位置データ
(X,Y)は親画面(表示映像信号)上での表示位置を
表し、画像サイズデータSIZ(H,V)はウインドウ
表示される子画面(入力映像信号)の大きさを表す。そ
して、表示映像クロックジェネレータ6は、図10オ,
カに示すように、画像サイズデータSIZ(H,V)と
画像位置データ(X,Y)に基づいて、図3の表示を実
現するよう有効表示期間のみにおいて、上述のリードイ
ネーブル信号RE1,RE2をHレベルとする。この場
合は、入力側と異なり連続してHレベルが出力される。
【0009】また、画像サイズデータSIZ(H,V)
及び画像位置データ(X,Y)は、表示映像クロックジ
ェネレータ4からフィールドメモリ2,3の後段に設け
られた表示処理部7に送出され、ここで、読み出された
縮小映像信号に枠付けや背景データの付加等ウインドウ
表示用の表示処理が施され、その結果が表示映像信号と
して出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】縮小率を任意に変更で
きるようにするためには、縮小率データの入力に応じて
上述した書き込み側と読み出し側の双方において処理内
容を変更する必要がある。しかしながら、書き込み及び
読み出しを実際に行っている最中に処理内容を変更して
しまうと表示映像に乱れを生ずるので、これを防止する
ために縮小率の変更処理は映像の垂直帰線期間に行われ
ていた。
【0011】ところが、入力Vと表示Vは同期していな
いために、縮小率の変更処理は書き込み側と読み出し側
で時間のずれを生ずる。例えば、図10のア,エに示す
ように、表示Vの位相が入力Vより遅れている場合に、
新たな縮小率データKが時刻T1で入力されると、入力
映像クロックジェネレータ5及び入力処理部1では、T
1のすぐ後の垂直帰線期間NP1で縮小率の変更がなさ
れ、それ以後の縮小処理及び書き込み制御は変更された
縮小率に応じて行われる。そして、表示映像クロックジ
ェネレータ6及び表示処理部7では、T1のすぐ後の垂
直帰線期間DP1で縮小率の変更がなされ、この変更タ
イミングは入力側での変更タイミングNP1より後であ
るため、変更された縮小率に応じて書き込まれた映像信
号がDP1以降で表示処理されることとなる。
【0012】しかしながら、図11に示すように、入力
Vでの垂直帰線期間NP1の後であって表示Vの垂直帰
線期間DP1の前である時刻T2に、新たな縮小率デー
タが入力されると、入力映像クロックジェネレータ5及
び入力処理部1では、T2の後の垂直帰線期間NP2で
縮小率の変更がなされるが、表示映像クロックジェネレ
ータ6及び表示処理部7では、入力側の縮小率の変更に
先立ち、NP2より前の垂直帰線期間DP1で縮小率の
変更がなされてしまう。このため、縮小率の変更(DP
1)後の表示期間においては、縮小率が変更される前の
映像信号が表示の対象となってしまい、ウインドウ表示
映像に著しい歪みが生じてしまう。従って、ウインドウ
表示を続行したままでは縮小率の変更ができないという
問題があった。
【0013】そこで、本願出願人は特願平7−2671
07号において、縮小率が変更されたとき、この縮小率
に基づく画像サイズデータをヘッダとして縮小映像信号
と共にバッファメモリに書き込み、表示側で画像サイズ
データを読み出してこのデータに基づき縮小映像信号の
読み出し制御を行う縮小映像信号処理回路を提案した。
【0014】この構成によれば、画像サイズデータが確
定した後は、表示側では縮小率が変更された映像信号か
ら確実に新たな縮小率での表示処理が可能となる。しか
しながら、画像サイズデータは、ライトイネーブル信号
WE1,WE2を生成するための水平方向のライトイネ
ーブル信号WEH及び垂直方向のライトイネーブル信号
WEVを、各々、入力Hの1水平期間及び入力Vの1フ
ィールド期間カウントすることにより求める。従って、
縮小率が変更された直後の1フィールド期間では、映像
信号自体は新たな縮小率で処理された信号となるが、画
像サイズデータは縮小率の変更後のデータを付加するこ
とは不可能であり、バッファメモリに書き込まれる縮小
映像信号と画像サイズデータでは縮小率が一致しなくな
ってしまう。
【0015】また、バッファメモリに対する書き込みア
ドレスと読み出しアドレスにおいて、アドレスの追い越
し現象が発生すると、同様にヘッダとして付加された画
像サイズデータとそれに続く縮小映像信号で縮小率が一
致しなくなることが起こる。以上説明した問題は、縮小
処理を行うときだけでなく拡大処理を行うときも同様に
発生する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像倍率デー
タに応じて入力映像信号に縮小または拡大処理を施す入
力処理部と、該縮小または拡大された映像信号を記憶す
るバッファメモリと、前記画像倍率データに従って書き
込み制御信号を発生することにより前記バッファメモリ
に対する書き込みの制御を行うと共に、前記画像倍率デ
ータの変更後前記書き込み制御信号に基づいて画像サイ
ズデータを算出する算出回路を含む書き込み制御部とを
備え、算出した画像サイズデータをヘッダとして縮小ま
たは拡大された映像信号と共に前記バッファメモリに書
き込むと共に、前記画像倍率データの変更後所定期間画
像倍率の変更を示すフラグビットを前記ヘッダに書き込
み、更に、前記画像サイズデータに従って前記バッファ
メモリからの映像信号の読み出しを制御すると共に、前
記フラグビットの検出時は一定期間出力をミュートする
表示制御部を有することを特徴とする。
【0017】また、本発明では、前記書き込み制御部
は、少なくとも前記算出回路での算出期間、前記バッフ
ァメモリに対する書き込みを禁止する禁止回路を更に備
えたことを特徴とする。また、本発明では、前記所定期
間は2垂直期間であり、前記一定期間は1垂直期間であ
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
を示すブロック図であり、20,21,22,23,2
4が、各々、図9に示す従来例における入力処理部1,
制御ブロック4,入力映像クロックジェネレータ5,表
示映像クロックジェネレータ6,表示処理部7に対応す
る。但し、この実施形態は、フィールドメモリとして唯
一のフィールドメモリ2を用いた例であり、勿論フレー
ムメモリを用いても良い。
【0019】入力映像クロックジェネレータ22は、縮
小率データKのうち垂直方向の縮小率データKVに応じ
て、1フィールド期間のうち書き込むべきラインにおい
てのみHレベルとなる垂直ライトイネーブル信号WEV
を発生するWEV発生回路221と、水平方向の縮小率
データKHに応じて、1水平期間のうち書き込むべきド
ットにおいてのみHレベルとなる水平ライトイネーブル
信号WEHを発生するWEH発生回路222と、入力V
によりリセットされ垂直ライトイネーブル信号WEVを
カウントすることにより垂直方向の画像サイズデータS
IZ(V)を算出するカウンタ223と、入力Hにより
リセットされ水平ライトイネーブル信号WEHをカウン
トすることにより水平方向の画像サイズデータSIZ
(H)を算出するカウンタ224と、ライトイネーブル
信号WEVとWEHを入力してイネーブル信号WEを出
力するANDゲート225とを有している。
【0020】以下、図4のタイミングチャートに従っ
て、まず、フィールドメモリ2に対する書き込みと読み
出しでアドレスの追い越しが発生しない場合について、
本実施形態の動作を説明する。図4において、新たな縮
小率データKが時刻T3で入力されると、入力映像クロ
ックジェネレータ22及び入力処理部20では、T1の
すぐ後の垂直帰線期間NP2で縮小率データKに応じて
縮小率の変更がなされ、それ以後の縮小処理及び書き込
み制御は変更された縮小率に応じて行われる。また、入
力映像クロックジェネレータ22内では、変更された縮
小率に応じたライトイネーブル信号WEV,WEHがW
EV発生回路221及びWEH発生回路222から発生
し、NP2とNP3の間の1フィールド期間に、カウン
タ223,224はライトイネーブル信号WEV,WE
Hを各々カウントして画像サイズデータSIZ(V),
SIZ(H)を算出する。更に、NP2からNP4まで
の2フィールド期間には、図4イに示すように縮小率の
変更を示すフラグビットSPがHレベルとなる。
【0021】そこで、NP2直後の1フィールド期間に
は、入力映像クロックジェネレータ22は、画像サイズ
データSIZとフラグビットSPを入力処理部20に送
出し、ライトイネーブル信号WEを図4ウの如く出力す
る。よって、図2に示すように、フラグビットSPと画
像サイズデータSIZがヘッダとしてフィールドメモリ
2に書き込まれ、続いて入力処理部20において変更後
の縮小率データKに基づいて縮小処理された縮小映像信
号がフィールドメモリ2に書き込まれる。しかしなが
ら、このときには変更後の縮小率に対する画像サイズデ
ータSIZは未だ算出されていないので、ヘッダには変
更前の画像サイズデータが書き込まれ、続いて書き込ま
れた縮小映像信号の縮小率とは一致しない。
【0022】しかしながら、このようにして書き込まれ
たフラグビットSPは、表示映像クロックジェネレータ
23からのリードイネーブル信号REによって、DP2
直後の1フィールド期間にフィールドメモリ2から読み
出され、表示処理部24を介して表示映像クロックジェ
ネレータ23に入力されるので、表示映像クロックジェ
ネレータ23は、その後のリードイネーブル信号REを
Lレベルに下げ、フィールドメモリ2からの画像サイズ
データと映像信号の読み出しは行わない。よって、縮小
率が一致しない映像信号出力はミュートされる。
【0023】次のNP3直後の1フィールド期間でもS
PがHレベルであるので、入力映像クロックジェネレー
タ22は、画像サイズデータSIZとフラグビットSP
を入力処理部20に送出し、ライトイネーブル信号WE
を図4ウの如く出力する。よって、画像サイズデータS
IZとフラグビットSPがヘッダとしてフィールドメモ
リ2に書き込まれ、続いて変更後の縮小率データKに基
づく縮小映像信号がフィールドメモリ2に書き込まれ
る。このときには変更後の縮小率に対する画像サイズデ
ータSIZが既に算出されているので、ヘッダの画像サ
イズデータと縮小映像信号の縮小率とは一致する。
【0024】しかし、フラグビットSPが書き込まれて
いるため、DP3直後の1フィールド期間では、表示映
像クロックジェネレータ23は、前述と同様にリードイ
ネーブル信号REをLレベルに下げて、フィールドメモ
リ2からの画像サイズデータと映像信号の読み出しは行
わなわず、映像信号出力はミュートされる。このように
縮小率の変更直後の1フィールド期間だけでなく2フィ
ールド期間に亘ってフラグビットを書き込むのは、フィ
ールドメモリに対する書き込みと読み出しでアドレスの
追い越しが発生しても、確実に不都合な映像信号出力を
ミュートするためである。
【0025】即ち、図5は、NP3直後の1フィールド
期間に書き込みを行っている際に、DP3直後の1フィ
ールド期間に読み出しアドレスが書込アドレスを追い越
す場合の動作を示している。この場合、NP3直後の1
フィールド期間に書き込まれたヘッダの画像サイズデー
タは、その直前の1フィールド期間に算出が終了してい
る変更後の画像サイズデータである。そして、DP3直
後の1フィールド期間では、読み出しアドレスが書込ア
ドレスを追い越すまでは、ヘッダに続いて書き込まれた
変更後の縮小映像信号が読み出され、画像サイズデータ
と映像信号の縮小率は一致している。しかしながら、読
み出しアドレスが書込アドレスを追い越すと、フィール
ドメモリ2には未だ変更後の縮小映像信号が書き込まれ
ていないので、それ以前に書かれた変更前の縮小画像信
号が読み出されることとなる。よって、仮にNP3直後
の1フィールド期間にヘッダとしてフラグビットSPを
書き込まないと、DP3直後の1フィールド期間に読み
出しを行った際、縮小率が一致しない画像サイズデータ
及び縮小映像信号が読み出されてしまい、画像に歪みが
生じる。
【0026】ところが、本実施形態では、NP3直後の
1フィールド期間にヘッダとしてフラグビットSPを書
き込んでいるので、DP3直後の1フィールド期間では
そのフラグビットが読み出され、これによって上述と同
様、リードイネーブル信号REがLレベルに下げられ、
フィールドメモリ2からの画像サイズデータと映像信号
の読み出しは行われず、映像信号出力はミュートされ
る。従って、縮小率が一致しない画像サイズデータ及び
縮小映像信号が読み出されず、画像に歪みは生じない。
【0027】DP4直後の1フィールド期間では、読み
出しアドレスが書込アドレスを既に追い越してしまって
いるので、再び、NP3直後の1フィールド期間に書き
込まれたヘッダ及び映像信号が読み出され、このヘッダ
にはフラグビットSPが含まれているので、同様に映像
信号出力はミュートされる。NP4直後の1フィールド
期間では既にSPがLレベルに落ちているのでヘッダに
はフラグビットが書き込まれず、従って、DP5以降で
は縮小率が一致したが画像サイズデータと縮小映像信号
の読み出しが確実に行われる。
【0028】以上説明した第1の実施形態においては、
映像信号出力のミュート期間が少なくとも表示Vの2垂
直期間という長い期間続いてしまう。そこで、ミュート
期間を最小限とした第2の実施形態を図6に示す。この
第2実施形態では、入力映像信号クロックジェネレータ
25を、縮小率データKが変更されるとその直後の1フ
ィールド期間のみ書き込み禁止信号WESPを出力する
構成とし、更にこの書き込み禁止信号WESPの反転出
力とイネーブル信号WEを入力し、イネーブル信号WE
1を出力するANDゲート26を設けている。
【0029】そこで、図7のタイミングチャートに示す
ように、縮小率が変更されたNP2直後の1フィールド
期間には、イネーブル信号WE1は出力されず、ヘッダ
及び映像信号もフィールドメモリに書き込まれない。こ
のため、DP2直後の1フィールド期間においては、N
P2直前の1フィールド期間に書き込まれたヘッダ及び
映像信号が読み出される。このヘッダにはフラグビット
は含まれていないので画像サイズデータ及び映像信号が
読み出され、映像信号出力はミュートされない。しか
も、このとき読み出された画像サイズデータ及び映像信
号は、いずれも縮小率変更前のものであるので、表示に
歪みが生じることはない。
【0030】次のNP3直後の1フィールド期間では、
書き込み禁止信号WESPがLレベルに落ちており、し
かもSPはHレベルなので第1実施形態と同様、ヘッダ
にはフラグビットが書き込まれる。よって、DP3直後
の1フィールド期間においてこのフラグビットが読み出
され、リードイネーブル信号REが落ち映像信号出力は
ミュートされる。NP4直後の1フィールド期間では既
にSPがLレベルに落ちているのでヘッダにはフラグビ
ットが書き込まれず、従って、DP4以降では縮小率が
一致した画像サイズデータと縮小映像信号の読み出しが
確実に行われる。
【0031】このように、図7に示す場合にはミュート
期間は1フィールド期間となり、図4に示す2フィール
ド期間より短くなる。次に、第2実施形態において、フ
ィールドメモリに対する書き込みと読み出しでアドレス
の追い越しが発生した場合について図8のタイミングチ
ャートを参照して説明する。
【0032】図8は、図5と同様、NP3直後の1フィ
ールド期間に書き込みを行っている際に、DP3直後の
1フィールド期間に読み出しアドレスが書込アドレスを
追い越す場合の動作を示している。この場合、図7と同
様、縮小率が変更されたNP2直後の1フィールド期間
には、書き込み禁止信号WESPがHレベルになるの
で、図4エに示すようにイネーブル信号WE1は出力さ
れず、ヘッダ及び映像信号もフィールドメモリ2に書き
込まれない。このため、DP2直後の1フィールド期間
においては、NP2直前の1フィールド期間に書き込ま
れた変更前の画像サイズデータ及び映像信号が読み出さ
れ、映像信号出力はミュートされない。そして、表示に
歪みが生じることもない。
【0033】次のNP3直後の1フィールド期間では、
書き込み禁止信号WESPがLレベルに落ちており、し
かもSPはHレベルなので第1実施形態と同様、ヘッダ
にはフラグビットが書き込まれる。よって、DP3直後
の1フィールド期間においてこのフラグビットが読み出
され、リードイネーブル信号REが落ち映像信号出力は
ミュートされる。つまり、アドレス追い越しが発生して
画像サイズデータと映像信号で縮小率が一致しなくなっ
たときは、映像出力がミュートされる。また、DP4直
後の1フィールド期間では、読み出しアドレスが書込ア
ドレスを既に追い越してしまっているので、再び、NP
3直後の1フィールド期間に書き込まれたヘッダ及び映
像信号が読み出され、このヘッダにはフラグビットSP
が含まれているので、同様に映像信号出力はミュートさ
れる。
【0034】NP4直後の1フィールド期間では既にS
PがLレベルに落ちているのでヘッダにはフラグビット
が書き込まれず、従って、DP5以降では縮小率が一致
した画像サイズデータと縮小映像信号の読み出しが確実
に行われる。そして、この場合、ミュート期間は2フィ
ールド期間となり、図5の場合に比べ1フィールド期間
短くなる。
【0035】以上説明したように、画像サイズデータと
縮小映像信号が一致しないときは、確実に映像信号出力
がミュートされるので、画像サイズデータと縮小映像信
号で縮小率が一致する映像信号のみが出力されることと
なる。尚、書き込み及び読み出しのデータがヘッダ分だ
け増えるので、図4に点線で示すように、ライト及びリ
ードのイネーブル信号WE,WE1,REをその分だけ
従来より早く立ち上げるようにしている。
【0036】ところで、上述した第1及び第2の実施形
態においては、表示映像クロックジェネレータ21から
のライトイネーブル信号REをLレベルにして、フィー
ルドメモリ2からの映像信号を読み出さないようにし
て、映像信号出力のミュートを実現したが、映像信号の
読み出しは行い、その後の表示処理部24において出力
をミュートするようにしてもよい。
【0037】以上の説明は、画像を縮小する処理につい
て述べたが、本発明は画像を拡大する処理にも同様に適
用可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、画像倍率の変更がいつ
行われても確実に対応する処理を行えるので、縮小又は
拡大映像をウインドウ表示したまま画像倍率の変更が可
能となる。また、画像倍率データが変更されたとき、画
像サイズデータと映像信号が一致しない場合は確実に映
像信号出力がミュートされるので、画像サイズデータと
映像信号で画像倍率が一致する映像信号のみが常に出力
される。
【0039】更に、書き込み禁止処理を実行することに
より、映像信号出力のミュート期間を短くすることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】フィールドメモリへの書き込みデータフォーマ
ットを示す説明図である。
【図3】ウインドウ表示例を示す図である。
【図4】第1の実施形態の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図5】第1の実施形態においてアドレス追い越しが発
生した場合の動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図7】第2の実施形態の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図8】第2の実施形態においてアドレス追い越しが発
生した場合の動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【図9】従来の縮小映像信号処理回路を示すブロック図
である。
【図10】従来の縮小映像信号処理回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図11】従来の縮小映像信号処理回路の他の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,20 入力処理部 2 フィールドメモリ 4,21 制御ブロック 5,22,25 入力映像クロックジェネレータ 6,23 表示映像クロックジェネレータ 7,24 表示処理部 10 フィルタ回路 26 ANDゲート 223,224 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/44 - 5/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像倍率データに応じて入力映像信号に
    縮小または拡大処理を施す入力処理部と、該縮小または
    拡大された映像信号を記憶するバッファメモリと、前記
    画像倍率データに従って書き込み制御信号を発生するこ
    とにより前記バッファメモリに対する書き込みの制御を
    行うと共に、前記画像倍率データの変更後前記書き込み
    制御信号に基づいて画像サイズデータを算出する算出回
    路を含む書き込み制御部とを備え、算出した画像サイズ
    データをヘッダとして縮小または拡大された映像信号と
    共に前記バッファメモリに書き込むと共に、前記画像倍
    率データの変更後所定期間画像倍率の変更を示すフラグ
    ビットを前記ヘッダに書き込み、更に、前記画像サイズ
    データに従って前記バッファメモリからの映像信号の読
    み出しを制御すると共に、前記フラグビットの検出時は
    一定期間出力をミュートする表示制御部を有することを
    特徴とする映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記書き込み制御部は、少なくとも前記
    算出回路での算出期間、前記バッファメモリに対する書
    き込みを禁止する禁止回路を更に備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記所定期間は2垂直期間であり、前記
    一定期間は1垂直期間であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の映像信号処理回路。
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