JP3267512B2 - 物品取出装置 - Google Patents

物品取出装置

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JP3267512B2
JP3267512B2 JP16528896A JP16528896A JP3267512B2 JP 3267512 B2 JP3267512 B2 JP 3267512B2 JP 16528896 A JP16528896 A JP 16528896A JP 16528896 A JP16528896 A JP 16528896A JP 3267512 B2 JP3267512 B2 JP 3267512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、装置本体の操作
部材を操作すると、装置本体内に設けられたカプセル等
の物品を一つずつ取り出すことができる物品取出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、装置本体内に設けられたカプセル
等の物品を一つずつ取り出すことができる物品取出装置
は、カプセル等の物品を収納する物品収納ケースが装置
本体に固定して設けられていた。
【0003】従来、装置本体内に設けられたカプセル等
の物品を一つずつ取り出すことができる物品取出装置
は、1種類の大きさの物品を取り出せるようにしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の物品取出装置
は、物品収納ケースに収納した物品を入替える場合、物
品収納ケースの開口を塞ぐ蓋体を外し、その開口から手
を入れて物品収納ケースの中に収納した物品を全部取り
出し、最初とは異なる物品を開口から物品収納ケースに
入れ直す必要があるため、極めて面倒であるという問題
点があった。
【0005】また従来の物品取出装置は、取り出せる物
品の大きさが1種類しかないため、異なる大きさの物品
を収納することができず、汎用性に欠けるという問題点
があった。
【0006】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、物品収納ケース内の物品をいちいち手で入
替えることなく、物品収納ケース自体を取り替えるだけ
で、取り出せる物品を簡単に変更することができる物品
取出装置を提供することを第1の課題とする。また、取
り出す物品の大きさが異なっても、充分対応ができる汎
用性のある物品取出装置を提供することを第2の課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る物品
取出装置は、上記第1の課題を達成するため、以下の構
成を有する。 (イ)正面を有する装置本体であって、操作部、物品取
出口および該物品取出口と一端で連通した落下通路を有
する前記装置本体と、 (ロ)前記装置本体に装着することにより、上部の物品
投入用開口部が前記装置本体により覆われ、底部の落下
口が前記落下通路の他端と対向する物品収納ケースであ
って、物品入れ替え時に前記装置本体の正面より引き出
し可能な前記物品収納ケースと、 (ハ)前記物品収納ケースの底壁に設けられ、前記操作
部の操作に応じ回転する回転盤であって、その回転方向
に沿って形成された複数の孔を有し、前記操作部の操作
に応じた回転により該複数の孔の何れか一つが前記落下
口と対向する位置に導かれた時、前記物品収納ケース内
の物品を前記落下口から前記落下通路へ導出可能にする
回転盤。
【0008】本願請求項2に係る物品取出装置は、上記
第1の課題を達成するため、以下の構成を有する。 (イ)正面を有する装置本体であって、操作部、物品取
出口および該物品取出口と一端で連通した落下通路を有
する前記装置本体と、 (ロ)前記装置本体に装着することにより、上部の物品
投入用開口部が前記装置本体により覆われ、底部の落下
口が前記落下通路の他端と対向する物品収納ケースであ
って、物品入れ替え時に前記装置本体の正面より引き出
し可能な前記物品収納ケースと、 (ハ)前記物品収納ケースの底壁に設けられ、前記操作
部の操作に応じ回転する回転盤であって、その回転方向
に沿って形成された複数の孔であって、互いに所定間隔
をあけて設けられた複数の孔を有し、前記操作部の操作
により所定間隔分だけ順次回転することに応じ、該複数
の孔の一つが順次前記落下口と対向する位置に導かれ、
前記物品収納ケース内の物品を前記落下口から前記落下
通路へ順次導出可能にする回転盤。
【0009】本願請求項3に係る物品取出装置は、上記
第2の課題を達成するため、以下の構成を有する。 (イ)正面を有する装置本体であって、操作部、物品取
出口および該物品取出口と一端で連通した落下通路を有
する前記装置本体と、 (ロ)前記装置本体に装着することにより、上部の物品
投入用開口部が前記装置本体により覆われ、底部の落下
口が前記落下通路の他端と対向する物品収納ケースであ
って、物品入れ替え時に前記装置本体の正面より引き出
し可能な前記物品収納ケースと、 (ハ)前記物品収納ケースの底壁に設けられ、前記操作
部の操作に応じ回転する回転盤であって、その回転方向
に沿って形成された複数の孔であって、互いに所定間隔
をあけて設けられた複数の孔を有し、前記操作部の操作
により所定間隔分だけ順次回転することに応じ、該複数
の孔の一つが順次前記落下口と対向する位置に導かれ、
前記物品収納ケース内の物品を前記落下口から前記落下
通路へ順次導出可能にする回転盤と、 (ニ)前記物品収納ケースの前記落下口を狭めることが
できる開閉部材。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】本願請求項1、2記載の物品取出
装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。物品取
出装置1は、装置本体3を有する。装置本体3の上部に
は、物品収納ケース5が引き出し自在に設けられてい
る。物品収納ケース5の底壁21には、回転盤35が回
動自在に設けられ、回転盤35の周囲にはカプセル等の
物品Aを一つずつ収容する収容孔39が所定間隔あけて
設けられている。物品収納ケース5の底壁21には、回
転盤35に設けられた複数の収容孔39の一つに対向す
る落下口43が形成されている。装置本体3には、前記
物品収納ケース5の落下口43と対向する落下通路49
が形成され、この落下通路49は、装置本体3の前壁7
下部に形成された物品取出口51に連通している。装置
本体3の前壁7には、動力伝達部を介して前記回転盤3
5を前記所定間隔分だけ回転させる操作部材81が設け
られている。
【0013】本願請求項記載の物品取出装置の実施の
形態を、図面に基づいて説明する。物品取出装置1は、
装置本体3を有する。装置本体3の上部には、物品収納
ケース5が設けられている。物品収納ケース5の底壁2
1には、回転盤35が回動自在に設けられ、回転盤35
の周囲にはカプセル等の物品Aを一つずつ収容する収容
孔39が所定間隔あけて設けられている。物品収納ケー
ス5の底壁21には、回転盤35に設けられた複数の収
容孔39の一つに対向する落下口43が形成されてい
る。装置本体3には、前記物品収納ケース5の落下口4
3と対向する落下通路49が形成され、この落下通路4
9は、装置本体3の前壁7下部に形成された物品取出口
51に連通している。装置本体3には、前記物品収納ケ
ース5の落下口43を狭めることができる開閉部材53
が設けられている。装置本体3の前壁7には、上記開閉
部材53を連結部材63を介して操作することができる
操作レバー73が設けられている。装置本体3の前壁7
には、動力伝達部を介して前記回転盤35を前記所定間
隔分だけ回転させる操作部材81が設けられている。装
置本体3の前壁に、複数の表示面を有する表示部材65
を設け、この表示部材65の表示面を操作レバー73の
連結部材63に連動して変えることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至図
5に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例に係
る物品取出装置を示す斜視図である。図2は、上記物品
取出装置の物品収納ケースを引き出した状態を示す斜視
図である。図3は、上記物品取出装置の内部構造を示す
斜視図である。図4は、上記物品取出装置の内部構造を
示す斜視図である。図5は、上記物品取出装置の側面断
面図である。
【0015】物品取出装置1は、箱型形状の装置本体3
を有している。装置本体3の前面上部には、物品収納ケ
ース5が引き出し自在に設けられている。装置本体3の
前壁7の上部と両側壁9,11の上部の略半分が切り欠
かれて形成されている。また、装置本体3の両側壁9,
11内部には、物品収納ケース5の底壁21両側部を載
置する係合段部15,17が形成されている。係合段部
15,17には、ガイドレール16,18が設けられ、
物品収納ケース5の底壁21両側部にはガイドレール1
6,18に係合する係合溝23,25が形成されてい
る。
【0016】物品収納ケース5は、上面が開放された形
の透過性を有する矩形箱形状をなしており、前壁部27
及び両側壁部29,31の前部が装置本体3の前壁7の
開口7aと側面9,11の開口9a,11aに嵌合する
ようになっている。物品収納ケース5の底壁21には、
円形状の凹部33が形成され、この底壁21は凹部33
に向かって傾斜している。凹部33内には、回転盤35
が底壁21に突設された中心軸37によって回動自在に
設けられている。回転盤35の中心軸37を中心とした
周囲には、内部に小玩具を収容したカプセル等の物品A
を一つずつ収容することのできる収容孔39が所定間隔
あけて設けられている。回転盤35の下面周縁には、環
状のラック41が形成されている。
【0017】物品収納ケース5の底壁21には、回転盤
35の周囲に設けられた複数の収容孔39の一つに対向
する落下口43が形成されている。また、物品収納ケー
ス5の底壁21には、回転盤35の下面周縁に設けられ
たラック41を突出させる開口45が形成されている。
物品収納ケース5内の前記落下口43の上方の位置に
は、この落下口43に対向する回転盤35の収容孔39
に物品Aが入らないようにするためのカバー部材47が
側壁に固定して設けられている。
【0018】装置本体3には、物品収納ケース5の落下
口43と対向する落下通路49が形成され、この落下通
路49は、装置本体3の前壁7下部に形成された物品取
出口51に連通している。装置本体3には、前記物品収
納ケース5の落下口43を狭めることができる開閉部材
53が設けられている。この開閉部材53は、アーム状
に形成され、装置本体3の一側に設けられた受台55に
突設された支軸57に基端が回動自在に取り付けられ、
回転盤35の下側に設けられている。開閉部材53は、
支軸57の近傍に係止軸59が設けられ、この係止軸5
9を係止する略U字状の係合穴61を先端に備えた連結
杆63によって傾動するようになっている。
【0019】連結杆63の後端は、装置本体3の前壁7
に回動自在に設けられた半円柱状の表示部材65の中心
軸67のクランク状に折れ曲がった端部69に連結され
ている。表示部材65の表面には、後記コイン挿入口9
5から挿入すべき金額が表示されている。表示部材65
の一側には、アーム片71が一体に突設され、このアー
ム片71と装置本体3の前壁7から突出する操作レバー
73が略L字状の連結部材75によって連結されてい
る。操作レバー73は、装置本体3の一側に支軸74に
より傾動自在に設けられている。なお、本実施例では、
前壁7から操作レバー73が突出しているが、この構造
に限る必要はなく、機構の設計上許される位置であれば
どこでも構わない。
【0020】装置本体3の前壁7には、円盤状の操作部
材81が設けられている。この操作部材81の回転軸8
3は、装置本体3の後壁13まで伸びて、後壁13で回
動自在に取り付けられている。この回転軸83の後壁1
3近傍には平歯車85が固設されている。この平歯車8
5は、この平歯車85の上部の後壁13に回動自在に設
けられた小歯車87とかみ合っている。この小歯車87
は、この小歯車87の上部の後壁13に回動自在に設け
られた平歯車89とかみ合っている。この平歯車89に
は、一体に駆動歯車91が設けられており、この駆動歯
車91は、物品収納ケース5の底壁21の開口45から
突出する回転盤35の下面周縁に形成された環状のラッ
ク41とかみ合っている。
【0021】装置本体3の前壁7内面には、コイン挿入
口93から挿入されるコインを選別するコインセレクタ
ー95が設けられている。このコインセレクター95
は、コイン1枚用と2枚用に切り替えることができ、こ
の切替えは操作レバー73によって行うことができる。
コインセレクター95は、正規のコインであることを厚
みと直径によって機械的に判断し、挿入されたコインが
正規のものである場合は、コインセレクター95内に設
けられたコイン搬送円盤が回転可能となり、コインが挿
入されない場合及び挿入されたコインが不正のものであ
る場合は、コイン搬送円盤が回転不能となる。
【0022】コインセレクター95のコイン搬送円盤の
回転は、前記操作部材81の回転によって行われる。前
記操作部材81の回転軸83と平行に中間軸97が設け
られ、この中間軸97は装置本体3の前壁7と後壁13
に回動自在に設けられている。この中間軸97の後壁1
3近傍には、前記回転軸83の平歯車85とかみ合う小
歯車99が固設されている。この中間軸97の略中間に
は小ウォーム歯車101が固設され、この小ウォーム歯
車101は、コインセレクター95の回転軸103に設
けられた大ウォーム歯車105とかみ合っている。この
回転軸103は、コインセレクター95の搬送円盤を回
転させるようになっている。
【0023】前壁7の下部には、開閉扉110が設けら
れている。この開閉扉110は、表示部材65、操作部
材81、コイン挿入口93を表出させる開口が形成され
ている。操作レバー73は、開閉扉110によって塞が
れ、開閉扉110を開けないと操作できないようになっ
ている。開閉扉110の下部には、前壁7に形成された
物品取出口51と連通する窓部113が形成され、この
窓部113には、開閉板115が後方に回動自在に取り
付けられている。開閉板115の下部は、後方に回動す
ると物品取出口51に回動自在に設けられた蓋体117
を押し上げ、物品取出口51から装置本体3内に手が入
らないようになっている。また、開閉扉110の上端
が、物品収納ケース5の底壁21前部に設けられた突起
19と係合し、開閉扉110が開かないと物品収納ケー
ス5を引き出せないようになっている。
【0024】物品取出装置1は、上記構成からなり、開
閉扉110を開け、装置本体3の前壁7開口7aから、
安価な小玩具を内蔵したカプセル等の小さい物品Aを収
納した物品収納ケース5を押し込むと、物品収納ケース
5内の回転盤35のラック41が装置本体3内の駆動歯
車91とかみ合うことになる。物品収納ケース5内の物
品Aは安価なので、操作レバー73を上方に押し上げる
と、コインセレクター95がコイン1枚用となり、連結
部材75、アーム片71を介して表示部材65を回転さ
せて、この物品収納ケース5内に収納された物品Aの安
い方の値段、内容等の表示面が前面側に位置する。さら
に、表示部材65の中心軸67、クランク状の端部69
を介して連結杆63を前方に引っ張り、開閉部材53を
物品収納ケース5の落下口43の狭める方向に回動させ
る。落下口43が開閉部材53によって狭められている
ので、小さい物品Aのみが落下可能になる。
【0025】開閉扉110を閉じると、開閉扉110の
上端が物品収納ケース5の突起19に係合し、物品収納
ケース5は引き出せなくなる。この状態で、操作部材8
1を回転させると、操作部材81の回転が、回転軸8
3、平歯車85、小歯車99、中間軸97、小ウォーム
歯車101、大ウォーム歯車105、回転軸103を介
してコインセレクター95の搬送円盤を回転させようと
するが、コインが挿入されていないため、搬送円盤は回
転することができず、従って操作部材81は回転しな
い。コイン挿入口93に不正コインを挿入しても搬送円
盤が回らないため、操作部材81は回転しない。
【0026】コイン挿入口93に正しいコインを1枚挿
入すると、コインセレクター95の搬送円盤が回転可能
となるため、操作部材81は回転可能となる。操作部材
81を半回転させると、操作部材81の回転が、回転軸
83、平歯車85、小歯車87、平歯車89、駆動歯車
91、ラック41を介して回転盤35を僅かに回転させ
る。回転盤35の収容孔39に収容された物品Aが物品
収納ケース5の落下口43の上部に運ばれて落下口43
に落下し、落下通路49を介して物品取出口51に落下
する。物品取出口51に落下した物品Aは、開閉板11
5を押し開いて取り出すことができる。
【0027】高価な玩具を内蔵したカプセル等の大きい
物品Aを収納した物品収納ケース5に取り替える場合
は、前述したように、開閉扉110を開け、装置本体3
の前壁7開口7aから、安価な小玩具を内蔵したカプセ
ル等の小さい物品Aを収納した物品収納ケース5を引き
出して、次の物品収納ケース5を押し込む。物品収納ケ
ース5内の回転盤35のラック41が装置本体3内の駆
動歯車91とかみ合うことになる。物品収納ケース5内
の物品Aは高価で大きいので、操作レバー73を下方に
押し下げると、コインセレクター95がコイン2枚用と
なり、連結部材75、アーム片71を介して表示部材6
5を回転させて、この物品収納ケース5内に収納された
物品Aの高い方の値段、内容等の表示面が前面側に位置
する。さらに、表示部材65の中心軸67、クランク状
の端部69を介して連結杆63を前方に押し出し、開閉
部材53を物品収納ケース5の落下口43の広げる方向
に回動させる。落下口43が開閉部材53によって広げ
られているので、大きい物品Aが落下可能になる。
【0028】開閉扉110を閉じ、コイン挿入口93に
正しいコインを2枚挿入すると、コインセレクター95
の搬送円盤が回転可能となるため、操作部材81は回転
可能となる。操作部材81を半回転させると、操作部材
81の回転が、回転軸83、平歯車85、小歯車87、
平歯車89、駆動歯車91、ラック41を介して回転盤
35を僅かに回転させる。回転盤35の収容孔39に収
容された物品Aが物品収納ケース5の落下口43の上部
に運ばれて落下口43に落下し、落下通路49を介して
物品取出口51に落下する。物品取出口51に落下した
物品Aは、開閉板115を押し開いて取り出すことがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項1
および2記載の物品取出装置は、物品収納ケース内の物
品を手で入れ替える代わりに、物品収納ケース自体を取
り替え取り出せる物品を簡単に変更することも可能に
するという効果がある。本願請求項3記載の物品取出装
置は、物品収納ケースの落下口の面積を簡単な機構で変
えることができるので、取り出す物品の大きさが異なっ
ても、充分対応ができる汎用性のある構造にすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る物品取出装置を示す斜
視図である。
【図2】上記物品取出装置の物品収納ケースを引き出し
た状態を示す斜視図である。
【図3】上記物品取出装置の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図4】上記物品取出装置の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図5】上記物品取出装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1 物品取出装置 3 装置本体 5 物品収納ケース 7 前壁 7a 開口 9 側壁 9a 開口 11 側壁 11a 開口 13 後壁 15 係合段部 16 ガイドレール 17 係合段部 18 ガイドレール 19 突起 21 底壁 23 係合溝 25 係合溝 27 前壁部 29 側壁部 31 側壁部 33 凹部 35 回転盤 37 中心軸 39 収容孔 41 ラック 43 落下口 45 開口 47 カバー部材 49 落下通路 51 物品取出口 53 開閉部材 55 受台 57 支軸 59 係止軸 61 係合穴 63 連結杆(連結部材) 65 表示部材 67 中心軸 69 端部 71 アーム片 73 操作レバー 74 支軸 75 連結部材 81 操作部材 83 回転軸 85 平歯車 87 小歯車 89 平歯車 91 駆動歯車 93 コイン挿入口 95 コインセレクター 97 中間軸 99 小歯車 101 小ウォーム歯車 103 回転軸 105 大ウォーム歯車 110 開閉扉 113 窓部 115 開閉板 117 蓋体 A 物品
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−78998(JP,U) 実開 昭55−100280(JP,U) 実開 平3−54080(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の構成を有する物品取出装置。 (イ)正面を有する装置本体であって、操作部、物品取
    出口および該物品取出口と一端で連通した落下通路を有
    する前記装置本体と、 (ロ)前記装置本体に装着することにより、上部の物品
    投入用開口部が前記装置本体により覆われ、底部の落下
    口が前記落下通路の他端と対向する物品収納ケースであ
    って、物品入れ替え時に前記装置本体の正面より引き出
    し可能な前記物品収納ケースと、 (ハ)前記物品収納ケースの底壁に設けられ、前記操作
    部の操作に応じ回転する回転盤であって、その回転方向
    に沿って形成された複数の孔を有し、前記操作部の操作
    に応じた回転により該複数の孔の何れか一つが前記落下
    口と対向する位置に導かれた時、前記物品収納ケース内
    の物品を前記落下口から前記落下通路へ導出可能にする
    回転盤。
  2. 【請求項2】 以下の構成を有する物品取出装置。 (イ)正面を有する装置本体であって、操作部、物品取
    出口および該物品取出口と一端で連通した落下通路を有
    する前記装置本体と、 (ロ)前記装置本体に装着することにより、上部の物品
    投入用開口部が前記装置本体により覆われ、底部の落下
    口が前記落下通路の他端と対向する物品収納ケースであ
    って、物品入れ替え時に前記装置本体の正面より引き出
    し可能な前記物品収納ケースと、 (ハ)前記物品収納ケースの底壁に設けられ、前記操作
    部の操作に応じ回転する回転盤であって、その回転方向
    に沿って形成された複数の孔であって、互いに所定間隔
    をあけて設けられた複数の孔を有し、前記操作部の操作
    により所定間隔分だけ順次回転することに応じ、該複数
    の孔の一つが順次前記落下口と対向する位置に導かれ、
    前記物品収納ケース内の物品を前記落下口から前記落下
    通路へ順次導出可能にする回転盤。
  3. 【請求項3】 以下の構成を有する物品取出装置。 (イ)正面を有する装置本体であって、操作部、物品取
    出口および該物品取出口と一端で連通した落下通路を有
    する前記装置本体と、 (ロ)前記装置本体に装着することにより、上部の物品
    投入用開口部が前記装置本体により覆われ、底部の落下
    口が前記落下通路の他端と対向する物品収納ケースであ
    って、物品入れ替え時に前記装置本体の正面より引き出
    し可能な前記物品収納ケースと、 (ハ)前記物品収納ケースの底壁に設けられ、前記操作
    部の操作に応じ回転する回転盤であって、その回転方向
    に沿って形成された複数の孔であって、互いに所定間隔
    をあけて設けられた複数の孔を有し、前記操作部の操作
    により所定間隔分だけ順次回転することに応じ、該複数
    の孔の一つが順次前記落下口と対向する位置に導かれ、
    前記物品収納ケース内の物品を前記落下口から前記落下
    通路へ順次導出可能にする回転盤と、 (ニ)前記物品収納ケースの前記落下口を狭めることが
    できる開閉部材。
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