JP3267364B2 - 図形処理装置及び方法 - Google Patents

図形処理装置及び方法

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JP3267364B2 JP00611093A JP611093A JP3267364B2 JP 3267364 B2 JP3267364 B2 JP 3267364B2 JP 00611093 A JP00611093 A JP 00611093A JP 611093 A JP611093 A JP 611093A JP 3267364 B2 JP3267364 B2 JP 3267364B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形処理装置及び方法に
関し、特に、CADなどにおける簡易表現歯車を表示装
置に表示するための図形処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CADなどの図形作図において、
歯車の形状は、図3のように簡略化して表現することが
多い。図において12は歯車の外形を構成する楕円、1
3は歯車の底面を構成する楕円弧である。
【0003】簡易表現での歯車の作図は、線分作画機
能、楕円作画機能、要素長修正機能などを、オペレータ
自身が操作することで実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のCAD
などの図形作図において、簡易表現での歯車の作図は、
線分作画機能、楕円作画機能、要素長修正機能などを、
オペレータ自身が操作することで実現しているため、操
作が煩雑あった。また、作図終了までに長時間を要して
いた。
【0005】本発明の目的は、簡単な操作で簡易歯車が
表示できる図形処理装置及び方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、歯数を入力する歯数入力手段と、歯幅を入力する歯
幅入力手段と、歯車の外形を構成する楕円の値を入力す
る楕円入力手段と、前記楕円入力手段により入力された
楕円の長軸径を直径とし、該楕円の中心と同じ中心の円
を求める円演算手段と、前記円演算手段で求めた円の円
周上を、前記歯数入力手段で入力された歯数で角度分割
した分割点を求める分割点演算手段と、前記分割点演算
手段により求めた各分割点を通り、前記楕円の短軸に平
行な直線をそれぞれ求める直線演算手段と、前記楕円入
力手段により入力された楕円の値と前記歯幅入力手段に
より入力された歯幅とから、歯車の底面を構成する楕円
弧を求める楕円弧演算手段と、前記直線演算手段により
求めた各直線の線分であり、前記歯車の外形を構成する
楕円と前記歯車の底面を構成する楕円弧との間の線分を
求める線分演算手段と、前記楕円と前記楕円弧と前記線
分とから歯車形状を表示装置に形成する形成手段とを有
する。
【0007】また、本発明の図形処理方法は、入力手段
により入力された歯数、歯幅、歯車の外形を構成する楕
円の値を記憶手段に記憶し、前記入力手段により入力さ
れた楕円の長軸径を直径とし、該楕円の中心と同じ中心
の円を円演算手段により求め、前記円演算手段で求めた
円の円周上を、前記歯数で角度分割した分割点を分割点
演算手段により求め、前記分割点演算手段により求めた
各分割点を通り、前記楕円の短軸に平行な直線を直線演
算手段によりそれぞれ求め、前記入力手段により入力さ
れた楕円の値と前記歯幅とから、歯車の底面を構成する
楕円弧を楕円弧演算手段により求め、前記直線演算手段
により求めた各直線の線分であり、前記歯車の外形を構
成する楕円と前記歯車の底面を構成する楕円弧との間の
線分を線分演算手段により求め、前記楕円と前記楕円弧
と前記線分とから歯車形状を表示装置に形成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を用いて詳
細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係る図形処理
装置のブロック図である。
【0010】図において、11は装置全体の制御を司る
CPU、13はCPU11において実行されるプログラ
ム等が格納されるROMと、この実行の際のワークエリ
アとして用いられるRAMを含むメインメモリ、14は
各種文字等のキャラクタ情報、制御情報等を入力するた
めのキーボード、15はポインディングデバイスとして
のマウス、16はキーボード14及びマウス15と本装
置との間で信号接続を行うためのキーインターフェース
である。17はLAN(ローカルエリアネットワーク)
18と本装置とを接続するLANインターフェース、1
9はROM、SRAM、RS232C方式インターフェ
ース等を有した入出力装置(以下I/Oという)であ
る。I/O19には各種外部機器を接続可能である。2
0および21は外部記憶装置としてのそれぞれハードデ
ィスク装置及びフロッピーディスク装置、22はハード
ディスク装置20やフロッピーディスク装置21と本装
置との間で信号接続を行うためのディスクインターフェ
ースである。23はインクジェットプリンタ、レーザー
ビームプリンタ等によって構成することができるプリン
タ、24はプリンタ23と本装置との間で信号接続を行
うためのプリンタインターフェースである。25は表示
装置で有り、26は表示装置25と本装置との間で信号
接続を行うための表示インターフェースである。12
は、上記各器機間を信号接続するためのデータバス、コ
ントロースバス、アドレスバスからなるシステムバスで
ある。
【0011】以上説明した各機器等を接続してなる本装
置では、一般にユーザは、表示装置25の表示画面に表
示される各種情報に対応しながら操作を行う。すなわ
ち、LAN18、I/O19に接続される外部機器、キ
ーボード14、マウス15、ハードディスク装置20、
フロッピーディスク装置21から供給される文字、画像
情報等、また、メインメモリ13に格納されユーザーの
操作にかかる操作情報等が表示装置25の表示画面に表
示され、ユーザはこの表示を見ながら情報の編集、装置
に対する指示操作を行う。
【0012】図2は、本実施例の処理動作を示すフロー
チャートである。
【0013】まず、ステップ1で、キーボード14を通
して入力された値を抽出し、それを歯数値としてメイン
メモリ13に格納する。同様にステップ2で、キーボー
ド14を通して入力された値を抽出し、それを歯幅値と
してメインメモリ13に格納する。ステップ3では、キ
ーボード14を通して入力された歯車の外形を構成する
楕円12の値を抽出するのに続き、歯車の方向を同じく
キーボード14を通して入力する。入力された歯車の外
形を構成する楕円12および歯車の方向はメインメモリ
13に格納される。
【0014】ステップ3を図4を用いて説明する。図4
において、歯車の外形を構成する楕円の長軸に対し右が
入力されたならば、歯車は右下の図41が示す方向を向
き、左が入力されたならば、左下の図42が示す方向を
向く。すなわちここでは、歯車の底面を構成する楕円弧
の向きが入力される。
【0015】ステップ4では、メインメモリ13に格納
されている各データを参照し、歯車形状の計算を行な
う。まず、図5のように、歯車の外形を構成する楕円1
2と中心点14を同じくし、その長軸径を直径とする円
15を計算し、その円を歯数値で角度分割する。円15
上の点16が分割した点である。このとき分割の開始点
は楕円の長軸点17とする。
【0016】続いて図6のように、各分割点を通り楕円
の短軸に並行な直線18を計算する。
【0017】次に歯車の底面を構成する楕円弧13を、
メインメモリ13に格納されている歯車の外形を構成す
る楕円12および歯車の方向、さらには歯幅値から計算
し、メインメモリ13に格納する。
【0018】歯車の底面を構成する楕円弧13は、歯車
の外形を構成する楕円12の短軸に沿って、ステップ3
で抽出した方向(右側または左側に相当する)で、距離
として歯幅値を持ったベクトルを計算し、歯車の外形を
構成する楕円12の中心点および長軸点にそのベクトル
を足した点を歯車の底面を構成する楕円弧13の中心
点、始点、終点とすることで求める。
【0019】各直線および歯車の底面を構成する楕円弧
が求まったならば、各直線と歯車の外形を構成する楕円
との交点および歯車の底面を構成する楕円弧との交点を
計算し、その2点を結ぶ線分を求める。求めた各線分は
メインメモリ13に格納する。
【0020】ステップ5では、メインメモリ13に格納
された線分および歯車の底面を構成する楕円弧を参照
し、表示装置25へ表示する。図7に表示装置25上に
表示された本実施例により作成された簡易歯車を示す。
なお、表示画面上の位置をマウス15等で指定してか
ら、ステップ1以降を実行し簡易歯車を作成しても良
く、また、予め種々の簡易歯車をステップ1以降で作成
し、メインメモリ13に格納しておき、表示画面上の位
置をマウス15により指定し、キーボード14からの指
示により格納されている簡易歯車の一覧を表示させ、そ
の中から所望の簡易歯車を選択し、選択した簡易歯車を
表示してもよい。
【0021】以上説明したように本実施例によれば、本
発明の図形処理装置では、入力された歯数を抽出し、入
力された歯幅を抽出し、入力された歯車外形要素を抽出
し、歯車形状を計算し、計算された歯車形状を表示する
ことにより、操作の簡略化が計れ、作図時間を短縮する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
易歯車を簡単に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の処理動作を示すフローチャ
ート
【図3】簡易歯車の表示例
【図4】本実施例による簡易歯車の作成を説明するため
の図
【図5】本実施例による簡易歯車の作成を説明するため
の図
【図6】本実施例による簡易歯車の作成を説明するため
の図
【図7】本実施例により作成した簡易歯車の例を示す図
【符号の説明】
11 CPU 12 システムバス 13 メインメモリ 14 キーボード 15 マウス 16 キーインターフェース 17 LANインターフェース 18 LAN 19 I/Oインターフェース 20 ハードディスク装置 21 フロッピーディスク装置 22 ディスクインターフェース 23 プリンタ 24 プリンタインターフェース 25 表示装置 26 表示インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−123267(JP,A) 加藤孜,CAD用インボリュート歯形 曲線作図プロブラム,日本設計工学会講 演論文集IIICAD・図形処理,日 本,社団法人日本設計工学会,No.89 −春季,p87−90 加藤隆,パソコンによる平歯車の立体 図の作図法について,日本設計製図学会 講演論文集,日本,社団法人日本設計製 図学会,No.83−2,p71−75 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 680

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯数を入力する歯数入力手段と、 歯幅を入力する歯幅入力手段と、 歯車の外形を構成する楕円の値を入力する楕円入力手段
    と、 前記楕円入力手段により入力された楕円の長軸径を直径
    とし、該楕円の中心と同じ中心の円を求める円演算手段
    と、 前記円演算手段で求めた円の円周上を、前記歯数入力手
    段で入力された歯数で角度分割した分割点を求める分割
    点演算手段と、 前記分割点演算手段により求めた各分割点を通り、前記
    楕円の短軸に平行な直線をそれぞれ求める直線演算手段
    と、 前記楕円入力手段により入力された楕円の値と前記歯幅
    入力手段により入力された歯幅とから、歯車の底面を構
    成する楕円弧を求める楕円弧演算手段と、 前記直線演算手段により求めた各直線の線分であり、前
    記歯車の外形を構成する楕円と前記歯車の底面を構成す
    る楕円弧との間の線分を求める線分演算手段と、 前記楕円と前記楕円弧と前記線分とから歯車形状を表示
    装置に形成する形成手段とを有することを特徴とする図
    形処理装置。
  2. 【請求項2】 入力手段により入力された歯数、歯幅、
    歯車の外形を構成する楕円の値を記憶手段に記憶し、 前記入力手段により入力された楕円の長軸径を直径と
    し、該楕円の中心と同じ中心の円を円演算手段により求
    め、 前記円演算手段で求めた円の円周上を、前記歯数で角度
    分割した分割点を分割点演算手段により求め、 前記分割点演算手段により求めた各分割点を通り、前記
    楕円の短軸に平行な直線を直線演算手段によりそれぞれ
    求め、 前記入力手段により入力された楕円の値と前記歯幅とか
    ら、歯車の底面を構成する楕円弧を楕円弧演算手段によ
    り求め、 前記直線演算手段により求めた各直線の線分であり、前
    記歯車の外形を構成する楕円と前記歯車の底面を構成す
    る楕円弧との間の線分を線分演算手段により求め、 前記楕円と前記楕円弧と前記線分とから歯車形状を表示
    装置に形成することを特徴とする図形処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
加藤孜,CAD用インボリュート歯形曲線作図プロブラム,日本設計工学会講演論文集IIICAD・図形処理,日本,社団法人日本設計工学会,No.89−春季,p87−90
加藤隆,パソコンによる平歯車の立体図の作図法について,日本設計製図学会講演論文集,日本,社団法人日本設計製図学会,No.83−2,p71−75

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