JP2856604B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JP2856604B2
JP2856604B2 JP4183666A JP18366692A JP2856604B2 JP 2856604 B2 JP2856604 B2 JP 2856604B2 JP 4183666 A JP4183666 A JP 4183666A JP 18366692 A JP18366692 A JP 18366692A JP 2856604 B2 JP2856604 B2 JP 2856604B2
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啓明 待鳥
広市 吉田
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字をアウトラインフ
ォントで持ち、筆記体形式の文書を作成する文字処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筆記体形式の文書を作成する装置
の構成としては、特開昭58−155490号公報の「文字パタ
ーン合成方式」のように、1つの文字データを上下2つ
に分解して持ち、上の文字の下部分と、下の文字の上部
分のつなぎのデータを持つもの(図14参照)、または
特開昭62−177586号公報の「文書作成装置」のように、
文字の始点と終点のデータを持ち、始点と終点を方程式
でつなぐもの(図15参照)、あるいは特開平1−2219
79号公報の「画像処理装置」のように、文字と文字を滑
らかに結ぶために、同じ角度,同じ位置で始まり、また
同じ角度,同じ位置で終了するというようなきまりを作
った文字にするもの(図16参照)などが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開昭58−155490号公報に記載の方式では、1文字に
1つのデータという通常の文字データとは異なり、1つ
の文字データを上下2つに分解する必要があり、アウト
ラインデータで持つ場合には1つの文字の中の滑らかな
曲線を出すのが難しいしという問題があった。また、つ
づけ文字のための組み合わせを多数持つ必要があるた
め、仮名だけの組み合わせだけでも80×80の約64
00以上のデータが必要となり、漢字との組み合わせな
どは物理的に不可能であった。
【0004】特開昭62−177586号公報に記載の装置で
は、始点と終点を方程式でつなぐものの、単に結ぶだけ
では滑らかにつながらないという問題があった。そこ
で、滑らかに結ぶために同じ角度で始まり、同じ角度で
終了するというようなきまりを作った文字にすることが
考えられる。
【0005】特開平1−221979号公報に記載の装置で
は、上記したように、同じ角度、同じ位置で始まり、同
じ角度、同じ位置で終了するというようなきまりを作っ
た文字にしているため、文字が不自然になるという問題
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を明示するブロック図である。同図において本発明の文
字処理装置は、文字をアウトラインデータで持ち、表示
装置または印刷装置に出力する構成の文字処理装置にお
いて、表示または印刷される文字のパターンデータを記
憶するとともに、該文字の書き方における2つの骨格始
点情報および2つの骨格終点情報を記憶する文字情報記
憶手段1と、つづけ文字形成の指示を行う指示手段2
と、つづけ文字を形成するための第1の文字と第2の文
字とを結ぶ線幅を指定する指定手段3と、指定された線
幅を記憶する線幅情報記憶手段4と、つづけ文字形成の
指示を受けて、つづけ文字の対象となる文字を文字情報
記憶手段1から読み出す読出手段5と、読み出した第1
の文字と第2の文字における骨格終点と骨格始点とを交
差して結ぶことにより交点を求め、その交点位置を指定
された線幅からなる2点に指定し、2つの骨格終点と指
定された線幅からなる2点と2つの骨格始点とをそれぞ
れスプライン曲線等で滑らかに結ぶつづけ文字生成手段
6とを備えてなることを特徴とする。
【0007】スプラインとは、区間上の有限個の点で与
えられた値を補完する近似関数であって、各小区間で一
意的に定まる関数、例えば多項式またはそれに準ずる簡
単な関数を示し、スプライン曲線とは、つなぎ目および
端点で、十分な次数まで微分が滑らかにつながるように
した曲線を示す。
【0008】骨格終点とは、第1の文字において文字を
つづけた場合においても輪郭が変化しない文字骨格の終
点を意味し、骨格始点とは第2の文字において文字をつ
づけた場合においても輪郭が変化しない文字骨格の始点
を意味する。
【0009】
【作用】この発明に従えば、つづけ文字における第1の
文字と第2の文字を結ぶ線幅を指定し、つづけ文字形成
の指示を行なうと、文字情報記憶手段から、第1の文字
との骨格終点情報そして第2の文字の骨格始点情報がそ
れぞれ読み出され、これらの終点および始点を交差して
結ぶ交点が求められ、その交点位置における線幅が決定
され、次いで第1の文字の骨格終点の2つの座標と、指
定された線幅からなる2点の座標と、第2の文字の骨格
始点の2つの座標とがそれぞれスプライン曲線等によっ
て結ばれ、それによって所望の線の太さからなるアウト
ラインつづけ文字が生成される。
【0010】
【実施例】図2は本発明の一実施例である日本語ワード
プロセッサの構成図である。同図において11は指示手
段、指定手段として機能する入力装置であり、文字など
を入力するキーボード,ポインティングデバイス等から
構成される。12は読出手段として機能するCPUであ
る。13はLCDやCRTなどから構成される表示装置
である。14は文字情報記憶手段として機能する文章バ
ッファであり、入力装置11から入力され加工された文
字などを格納する。15はCPU12と協働してつづけ
文字生成手段として機能する文字補完装置であり、線幅
情報記憶手段も含むものである。16は文字展開バッフ
ァ、17は補完制御フラグ、18はアウトラインフォン
トデータ、19はプリンタである。
【0011】このような構成において、本実施例のつづ
け文字処理を図3に示すフローチャートに従って説明す
る。図3において、CPU12から出力命令が出される
と、まず文字展開バッファ16、補完制御フラグ17の
内容を初期化する(ステップ501)。次に文章バッファ1
4の先頭から文字データを取り出し(ステップ502)、続
いて文章バッファ14から次の文字も取り出す(ステッ
プ503)。
【0012】次いで先頭かどうかをチェックする(ステ
ップ504)。1文字目は行頭になるため、前の文字が存在
しない。したがって骨格始点はつづけ文字処理を行なわ
ない(ステップ505)。また、骨格始点を持たない文字の
場合もつづけ文字処理を行わない。すなわち、行末かど
うかをチェックし(ステップ506)、YESであれば以降
に文字が存在しないため、骨格終点はつづけ文字処理し
ない(ステップ507)。
【0013】また、句読点の場合もつづけ文字処理を行
なわない(ステップ 508→507)。それ以外の場合、すな
わち、行頭でなく、行末でもなく、句読点でもなけれ
ば、次の文字に対してつづけ文字処理を実行する(ステ
ップ 509→510)。
【0014】図4は始点処理をするかしかないかの判断
の表である。骨格始点があり、前の文字の骨格終点があ
る場合に、始点に対してのつづけ文字の処理をする。そ
れ以外はつづけ文字の処理を行なわない。
【0015】図5は終点処理をするしかないかの判断の
表である。骨格終点があり、次の文字の骨格始点がある
場合に、終点に対してのつづけ文字の処理をする。それ
以外はつづけ文字の処理を行なわない。
【0016】図6の(a)は、アウトラインデータの一
例である。文字の輪郭を直線またはスプライン曲線、ベ
ジェ曲線データで持ったりしている。また、文字を部首
などの部品に分解して持って階層化して、容量を減らし
たりしている。なお、点はアウトラインの通過点を表し
ている。ベジェ曲線は、コントロールポイントが輪郭線
の外になる。線は輪郭を表している。
【0017】文字を続ける場合、前の文字の終点と次の
文字の始点とをつなぐが、1文字1文字だけの場合の文
字と形を比較すると、終点の1部と始点の1部とが多少
づれる(図6の(b)参照)。太い線がつづけ文字の場
合であり、細い線が通常の場合を示している。このづれ
がないところの始点と終点を骨格始点と骨格終点と呼
ぶ。
【0018】図6の(d)は骨格始点と骨格終点の一例
である。×が骨格始点、骨格終点を表している。この例
は、線のスケルトンでの位置であり、コントロールポイ
ントがあるベジェ曲線など、データの持ち方によって
は、結果的にこの位置付近から変化するような持ち方が
必要になる。
【0019】図6の(d)は骨格始点(又は骨格終点)
がない文字の一例である。文字によってはつづけ文字に
ならない文字がある。この場合は骨格始点または骨格終
点を持たないことにする。例「が」の場合では骨格終点
がない。
【0020】図7は始点処理の違いである。図7の
(a)は通常処理の場合で、図7の(b)はつづけ文字
の場合である。図8は終点処理の違いである。図8の
(a)は通常処理の場合で、図8の(b)はつづけ文字
の場合である。
【0021】図9はつづけ文字の例である。図9の
(a)はつづける場合である。図9の(b)はつづけな
い場合である。図10の(a),(b),(c)は字間を変
えてつづけ文字のバランスを取る処理の一例である。文
字と文字の組み合わせによって一番バランスのよい字間
をテーブルでもって調節してもよい。
【0022】図11はつづけるときの種類である。図1
1の(a)は太さを変えた場合の例である。図11の
(b)はかすれにしたときの例である。図12はつづけ
文字の選択画面である。画面上の選択項目を入力装置の
操作によって指定することにより、つづけ文字をするか
しないか、太さをどうするか、かすれをするかしないか
をそれぞれ選択する。
【0023】図13は文字と文字を続ける部分の曲線を
スプライン曲線で補完するする場合の例である。文字の
終点2点A,Bと次の文字の始点2点C,Dを交差して
つないだ交点をPとする。Pの位置での太さが決まると
その位置をP1,P2とする。A,B,C,Dでの接続
ががたつかないように、AC間の距離の20分の1の長
さを文字上に延ばした点をA’,C’とする。(ACの
直線上の点ではなく前の文字の曲線上のAから20分の
1内側の点をA’とする。以下同様。)
【0024】同様にBDを文字上に延ばした点をB’,
D’とする。A’,A,P1,C,C’をスプライン曲
線で結ぶ。同様にB’,B,P2,D,D’をスプライ
ン曲線で結ぶ。線の太さは、P1,P2をPに近づけれ
ば細くなり、離せば太くなる。このようにしてつづけ文
字における続き部分の太さ、かすれを実現することがで
きる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、つづけ文字を作成する
場合に、文字と文字とのつながりが滑らかになり、さら
につながり部分の線の太さやかすれを選択することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である日本語ワードプロセッ
サの構成を示すブロック図である。
【図3】実施例のつづけ文字処理を示すフローチャート
である。
【図4】実施例に係る始点処理参照テーブルである。
【図5】実施例に係る終点処理参照テーブルである。
【図6】実施例のアウトラインデータを示す説明図であ
る。
【図7】実施例の始点処理を示す説明図である。
【図8】実施例の終点処理を示す説明図である。
【図9】実施例のつづけ文字を示す説明図である。
【図10】実施例の字間処理を示す説明図である。
【図11】実施例のつづけ文字の太さ選択を示す説明図
である。
【図12】実施例のつづけ文字の選択画面を示す説明図
である。
【図13】つづけ文字の接続部分の処理を示す説明図で
ある。
【図14】従来のつづけ文字処理を示す説明図である。
【図15】従来のつづけ文字処理を示す説明図である。
【図16】従来のつづけ文字処理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 文字情報記憶手段 2 指示手段 3 指定手段 4 線幅情報記憶手段 5 読出手段 6 つづけ文字生成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/22 - 5/32 G06F 3/14 - 3/153 G06F 3/12 B41J 2/505 - 2/515

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字をアウトラインデータで持ち、表示
    装置または印刷装置に出力する構成の文字処理装置にお
    いて、 表示または印刷される文字のパターンデータを記憶する
    とともに、該文字の書き方における2つの骨格始点情報
    および2つの骨格終点情報を記憶する文字情報記憶手段
    と、つづけ文字形成の指示を行う指示手段と、つづけ文
    字を形成するための第1の文字と第2の文字とを結ぶ線
    幅を指定する指定手段と、指定された線幅を記憶する線
    幅情報記憶手段と、つづけ文字形成の指示を受けて、つ
    づけ文字の対象となる文字を文字情報記憶手段から読み
    出す読出手段と、読み出した第1の文字と第2の文字に
    おける骨格終点と骨格始点とを交差して結ぶことにより
    交点を求め、その交点位置を指定された線幅からなる2
    点に指定し、2つの骨格終点と指定された線幅からなる
    2点と2つの骨格始点とをそれぞれスプライン曲線等で
    滑らかに結ぶつづけ文字生成手段とを備えてなることを
    特徴とする文字処理装置。
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