JP3443840B2 - 罫線出力方法及び罫線出力装置 - Google Patents

罫線出力方法及び罫線出力装置

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JP3443840B2 JP07946192A JP7946192A JP3443840B2 JP 3443840 B2 JP3443840 B2 JP 3443840B2 JP 07946192 A JP07946192 A JP 07946192A JP 7946192 A JP7946192 A JP 7946192A JP 3443840 B2 JP3443840 B2 JP 3443840B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は矩形領域を囲む罫線群に
よって、この矩形領域内に出力されるべき文字や図形等
が見辛くならないようにした罫線出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デスクトップパブリッシングシステムな
どの情報処理装置において、罫線群に囲まれた矩形領域
に文字や図形などを出力することが行われる。
【0003】図9は、上記情報処理装置において、線幅
b0の罫線群LX1,LX2,LY1,LY2に囲まれ
た矩形領域S内に、文字列CRを表示した表示画面の例
示図である。
【0004】さて上記情報処理装置では、図10に示す
ように、罫線Lはその中心線の端点P(X1,Y1)、
Q(X2,Y2)と、線幅bとにより、管理されてい
る。そして、これらの罫線群に囲まれる矩形領域は、こ
れらの罫線群の中心線の交点で定義される。また、矩形
領域に文字などを出力する場合には、一般的に、この領
域の左上点が基準とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の罫線
出力方法を用いた情報処理装置では、実際の罫線は、線
幅bをもって肉太に出力されるため、罫線の近傍に出力
される文字などは、図9からも明らかなように、罫線群
LX1,LX2,LY1,LY2と重なって一部欠けた
り、あるいは近すぎて見辛くなるという問題点があっ
た。これは、線幅bが太く指定されるほど顕著になり、
ユーザは、このように見辛くならないようにすべく、改
行やスペースの挿入などにより、領域内に余白を確保す
る必要があった。
【0006】本発明は、上述した問題点に鑑み、罫線群
に囲まれる矩形領域内の文字などが見辛くならないよう
にした罫線出力方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、罫線の端点位
置情報及び線幅情報を罫線データとして記憶させ、罫線
の端点位置に基づく基準線により形成される矩形領域を
有する罫線群が指定されると、前記指定された罫線群の
線幅情報を前記記憶した罫線データより取得し、当該線
幅情報に基づく補正量を決定し、指定された各罫線の端
点位置に基づく基準線を矩形領域の拡大方向へ前記決定
された補正量移動させて各罫線の出力を行う、ように制
御する構成とした。
【0008】
【作用】上記構成によれば、罫線群によって形成される
矩形領域が拡大されるので、罫線群を指定するだけで、
当該罫線群によって形成された矩形領域内に配置された
データ(文字データ等)と各罫線との間隔を広げること
ができる。
【0009】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明する。
【0010】図1は本実施例の罫線出力方法を用いた情
報処理装置のブロック図、図2はこの情報処理装置内の
横罫データ領域の構成図、図3は同縦罫データ領域の構
成図、図4は本実施例の罫線出力方法の処理の流れを示
すフローチャート、図5〜図8は動作の説明図である。
【0011】さて図1において、1はCPU、2は図4
に示す流れに沿ったプログラムを記憶しているROM、
3は記憶部として横罫データ領域3a、縦罫データ領域
3bなどが設けられたRAMであり、このRAM3に
は、矩形領域を囲む罫線群の位置情報及び線幅情報など
が記憶されている。4はユーザが線幅など必要な情報を
入力するためのキーボード、5は描画用のドットデータ
を記憶する描画メモリとしてのイメージメモリ、6はV
RAM、7は表示画面7aを有するCRT、8はプリン
タ、9は上記各要素を接続するバスである。また本実施
例の罫線出力方法は、CPU1がROM2内に記憶され
たプログラムを実行することにより実現される。
【0012】図2は、RAM3内の横罫データ領域3a
のデータ構造の概要を示している。罫線の中心線の端点
(x,y)が得られると、横罫管理テーブル、Y座標テ
ーブルポインタ、罫線データ部ポインタを介して、この
端点(x,y)に対応する罫線データ部に至ることがで
き、この罫線データ部の線幅情報や位置補正情報(上記
矩形領域の外側へ罫線の中心線を移動するという情報)
などを、読み書きできるようになっている。しかも、横
の罫線では、罫線の中心線の2つの端点は、y座標が同
じでx座標が異なることから、横罫管理テーブルにおい
てまずy座標で分岐し、次にY座標テーブルポインタで
x座標で分岐するようにしているので、データの読み書
きを迅速に行いうる。なお、図3は縦罫データ領域3b
の構成を示す。この縦罫データ領域3bは、ほぼ上記横
罫データ領域3aと同様の構造となっている。ただし、
図2において、「横」とあるのを「縦」と、「y」とあ
るのを「x」と、「x」とあるのを「y」と読替えた構
成となる。
【0013】本実施例の罫線出力方法を用いた情報処理
装置は上記のような構成よりなり、次に本実施例の罫線
出力方法を、図4〜図8を参照しながら説明する。ここ
で、本手段では、全体として、矩形領域を囲む罫線群の
位置情報及び線幅情報を記憶部に記憶し、前記記憶部に
記憶された線幅情報に基づいて、前記記憶部に記憶され
た位置情報を、前記矩形領域の外側へ補正し、罫線の出
力を行なうようになっている。
【0014】さてまず、移動する範囲を指定する(ステ
ップ1)。具体的には、図5の破線で示すように、マウ
スクリックなどにより範囲指定し、この破線内の罫線群
LX1,LX2,LY1,LY2を移動対象とする。こ
れにより、これらの罫線群LX1,LX2,LY1,L
Y2の中心線群のそれぞれについて2つの端点を得る。
なおSはこれらの罫線群LX1,LX2,LY1,LY
2により囲まれた矩形領域である。
【0015】次に、上記端点の座標から、罫線LX1,
LX2については横罫データ領域3aを、罫線LY1,
LY2については縦罫データ領域3bを、それぞれ検索
し(ステップ2)、検索した罫線データ部の位置補正情
報を矩形領域Sの外側と設定する(ステップ3)。
【0016】次に位置補正情報が外側かどうか判断し
(ステップ4)、そうであればステップ5へ、そうでな
ければステップ6へ処理を移す。ここで、ステップ3で
位置補正情報を外側に設定しているので、移動対象とな
る罫線群については、ステップ5,6,7の処理が行わ
れる。
【0017】ステップ5で、移動後の線幅b0の半分だ
け矩形領域Sの外側へ中心線を移動する。図5の一点鎖
線は移動前の中心線、二点鎖線は移動後の中心線であ
る。そして、ステップ6で移動後の中心線の端点を線幅
b0の半分だけ延長して、それぞれの中心線を接続する
(図7)。そして、図7の中心線にあわせて、線幅b0
の罫線群LX5,LX6,LY5,LY6を引く。すな
わち、移動前の罫線群LX1,LX2,LY1,LY2
の位置から線幅b0の半分だけ矩形領域Sの外側へずら
した位置に、線幅b0の移動前の罫線群LX5,LX
6,LY5,LY6)をあらわしたドットデータを、イ
メージメモリ5に描画し、このドットデータをVRAM
6を介してCRT7の表示画面7aに表示したり(図
8)、プリンタ8へ送って印字させるものである。この
とき、単に中心線をもとに、線幅b0のドットデータを
作成すると、図11に示すように、罫線の交点部分に凹
部が生じるため、中心線よりもその両側に線幅b0の半
分だけ延長したドットデータを作成する。なお、図8の
例示図では、さらに文字CRを矩形領域S内に表示して
いる(ステップ7)。図8に示されているように、本実
施例に係る罫線出力方法によれば、罫線に囲まれる領域
内の文字が罫線に近づき過ぎたり、重なったりすること
もなく、見易い出力を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、罫線の端点位置情報及び線幅
情報を罫線データとして記憶させ、罫線の端点位置に基
づく基準線により形成される矩形領域を有する罫線群が
指定されると、前記指定された罫線群の線幅情報を前記
記憶した罫線データより取得し、当該線幅情報に基づく
補正量を決定し、指定された各罫線の端点位置に基づく
基準線を矩形領域の拡大方向へ前記決定された補正量移
動させて各罫線の出力を行う、ように制御する構成とし
たことにより、罫線群によって形成される矩形領域が拡
大されるので、罫線群を指定するだけで、当該罫線群に
よって形成された矩形領域内に配置されたデータ(文字
データ等)と各罫線との間隔を広げることができるの
で、容易に罫線と矩形領域内データとの重なりを解消す
ることができる、あるいはバランスを良くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る罫線出力方法を用いた
情報処理装置のブロック図
【図2】本発明の一実施例に係る罫線出力方法を用いた
情報処理装置の横罫データ領域の構成図
【図3】本発明の一実施例に係る罫線出力方法を用いた
情報処理装置の縦罫データ領域の構成図
【図4】本発明の一実施例に係るフローチャート
【図5】本発明の一実施例に係る動作説明図
【図6】本発明の一実施例に係る動作説明図
【図7】本発明の一実施例に係る動作説明図
【図8】本発明の一実施例に係る動作説明図
【図9】従来の罫線出力方法の説明図
【図10】従来の罫線データの説明図
【図11】従来の罫線出力方法の説明図
【符号の説明】
3 記憶部 S 矩形領域 LX1 矩形領域を囲む罫線 LX2 矩形領域を囲む罫線 LY1 矩形領域を囲む罫線 LY2 矩形領域を囲む罫線 LX5 移動後の罫線 LX6 移動後の罫線 LY5 移動後の罫線 LY6 移動後の罫線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】罫線の端点位置情報及び線幅情報を罫線デ
    ータとして記憶させ、 罫線の端点位置に基づく基準線により形成される矩形領
    域を有する罫線群が指定されると、 前記指定された罫線群の線幅情報を前記記憶した罫線デ
    ータより取得し、当該線幅情報に基づく補正量を決定
    し、 指定された各罫線の端点位置に基づく基準線を矩形領域
    の拡大方向へ前記決定された補正量移動させて各罫線の
    出力を行う、ように制御する ことを特徴とする罫線出力
    方法。
  2. 【請求項2】罫線の端点位置情報及び線幅情報を記憶す
    る罫線データ記憶手段と、 罫線の端点位置に基づく基準線により形成される矩形領
    域を有する罫線群を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された罫線群の線幅情報を前記
    罫線データ記憶手段より取得し、当該線幅情報に基づく
    補正量を決定する手段と、 指定された各罫線の端点位置に基づく基準線を矩形領域
    の拡大方向へ前記決定された補正量移動させて各罫線の
    出力を行う手段と、 を有することを特徴とする罫線出力
    装置。
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