JPH02201688A - イメージデータ編集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えばパーソナルコンピュータ、ワードプロ
セッサ、ワークステーション等のイメージデータを扱う
ことの可能なシステムにおいて適用されるイメージデー
タ編集装置に関する。

（従来の技術） 従来から、例えばパーソナルコンピュータやワードプロ
セッサ、ワークステーション等のシステムにおいては、
次のようにしてＣＲＴ等の画面上に表示されたイメージ
の修正を行っている。

第７図は表示画面を示している。この図において、画面
上に表示されたイメージ（図示省略）のＡの二次元領域
を修正する場合、オペレータはまずマウス等のポインテ
ィング装置を用いて画面上のカーソルにの位置をその修
正領域に移動させ、ここで座標指定を行う。これにより
、指定された座標を基準位置とした所定サイズのイメー
ジ修正が行われる。

またこのイメージ修正は、予め用意された何種類かのハ
ツチングパターン候補から所望のものを選択することに
より、選択されたハッチングバタンが修正領域において
元のイメージと置き換えられることによりなされる。

しかしながら、このように予め用意されたハツチングパ
ターンと修正領域のイメージデータとを単に置き換えた
だけのイメージ修正では、修正後のイメージデータに修
正前のイメージの情報が何ら反映されないため、例えば
第８図に示すように、周囲のイメージと適合する修正を
行うことが困難であるという問題があった。

（発明が解決しようとする課題） 本発明はこのような課題を解決するためのもので、修正
前のイメージデータを有効に利用してイメージの修正を
行うことで、周囲のイメージに適合する修正イメージデ
ータを安定して得ることのできるイメージデータ編集装
置の提供を目的としている。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明のイメージデータ編集装置は上記した目的を達成
するために、イメージを表示する表示画面と、この表示
画面上に表示すべきイメージデータか格納されるイメー
ジ格納手段と、表示画面上においてイメージの修正領域
を指定する修正領域指定手段と、この修正領域指定手段
により指定されたイメージ修正領域内のイメージデータ
と所定のイメージパターンデータとから各ビット毎の所
定の論理演算を行って修正イメージデータを生成する修
正イメージ生成手段と、イメージ格納手段における修正
領域内のイメージデータを修正イメージ生成手段により
生成された修正イメージデータと置き換えるイメージ編
集手段とを具備したものである。

（作　用） 本発明のイメージデータ編集装置では、修正イメージ生
成手段において、修正領域指定手段により指定されたイ
メージ修正領域内のイメージデータと所定のイメージパ
ターンデータとから各ビット毎に所定の論理演算を行い
、これにより得られた修正イメージデータを、イメージ
編集手段においてイメージ格納手段の修正領域内のイメ
ージデータと置き換えるようにしたので、修正イメージ
データに修正前のイメージの情報を有効に反映すること
ができ、これにより周囲のイメージに適合する修正イメ
ージデータを安定して得ることが可能となる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例のイメージデータ編集装置の
構成を説明するためのブロック図である。

同図において、１は画面上にイメージを表示するととも
に、画面上の座標位置を指定するためのカーソル表示か
可能なＣＲＴ等の表示部、２はこの表示部］に表示すべ
きイメージのデータがビット単位で展開されるイメージ
格納手段であるビットマツプメモリ、３はビットマツプ
メモリ２に対するラスクアドレスを出力して表示部１の
表示動作を制御する表示コントローラ、４はビットマツ
プメモリ２上のラスクアドレスに対応するイメージデー
タを並列／直列変換して表示部１に出力する並列／直列
変換器である。

また５は表示画面上のカーソルを移動させてイメージ修
正領域を指定する修正領域指定手段であるマウス、６は
この装置において実行されるプロダラムや後述するハツ
チングパターン情報および論理演算情報等が格納される
主メモリ、７は主メモリ６に格納された論理演算情報を
用いて、マウス５により指定された修正領域内のイメー
ジデータとハツチングパターンデータとの各ビット毎の
所定の論理演算を行い、これにより修正領域に対する修
正イメージデータを新たに生成する修正イメージ生成手
段である論理演算部、８は以上の各構成部の制御を統括
して行うイメージ編集手段としてのＣＰＵである。

第２図は上述した主メモリ６の内容を示す図である。

同図において、１１は表示画面上の現在のカソル位置を
示すカーソル位置情報であり、このカーソル位置情報］
１はＸ方向およびＹ方向のカソルポジションからなって
いる。１２は現在の力フルの位置を基準としたイメージ
修正領域を示す情報であり、この情報はＸ／Ｙ方向のカ
ーソル基準位置を示すオフセットとＸ／Ｙ方向の修正サ
イズとからなっている。また１３は論理演算部７で行わ
れるべき論理演算の内容を示す情報、１４はイメージデ
ータとの論理演算で用いられるハツチングパターン情報
、１５はイメージデータ１５である。

なお、上述した論理演算情報１３としてはイメージデー
タの修正の方法に応じた複数の種類（ＡＮＤ演算、ＯＲ
演算、ＸＯＲ演算等）が登録されており、例えば元のイ
メージからより黒ビットの少ない（薄い）イメージに修
正する場合はＡＮＤ演算、より黒ビットの多い（濃い）
イメージに修正する場合はＯＲ演算を用いるようになさ
れている。

次にこの実施例装置の動作を説明する。

まずビットマツプメモリ２上に主メモリ６から転送され
たイメージデータが展開される。この後、ＣＰＵ８から
の指令によりビットマツプメモリ２に対してラスタアド
レスが出力されると、ビットマツプメモリ２からそのラ
スタアドレスに対応するイメージデータが読出され、さ
らにそのイメージデータは並列／直列変換器４を介して
１ビツトずつ表示部１に出力されることにより、表示部
１におけるイメージ表示が行われる。

次に表示画面上に表示されたイメージの一部を修正する
場合の動作について第３図のフローチャートを用いて説
明する。

この場合、まず所定の操作によりイメージ修正モードを
設定する。モード設定完了後、オペレータは、マウス５
の操作により表示画面上の所望の位置にカーソルを移動
させて、その位置を基準とした領域内のイメージ修正を
行うべく座標指定を行う。

一方、ＣＰＵ８は、一定時間毎にマウス５から出力され
る信号を読取ってカーソルの移動量を調べ（ステップａ
）、これが「０」であるか否かを判断して（ステップｂ
）、「０」であれば以下の処理はスキップされる。また
「０」以外であれば読取られたカーソル移動量に基づい
て、主メモリ６上のカーソル位置情報１１を更新する（
ステップＣ）。

この後、更新されたカーソル位置情報１１に基づいて、
ＣＰＵ８は、主メモリ６に記憶されたイメージ修正領域
情報１２から表示画面上のイメー修正領域を求める（ス
テップｄ）。この後、ＣＰＵ８は論理演算部７を起動さ
せて、イメージ修正領域内のイメージデータと主メモリ
６に格納されたハツチングパターンデータとから各ビッ
ト毎の所定の論理演算を行う（ステップｅ）。なお、こ
こで行われるべき論理演算の種類は、修正の方法に合せ
てＡＮＤ演算やＯＲ演算等をその都度オペレータが自由
に選択することができる。

この後、論理演算により得られた新たなイメージデータ
は、主メモリ６およびビットマツプメモリ２上の修正領
域のイメージデータとそれぞれ置き換えられ（ステップ
ｆ）、以上によりイメージの修正が完了する。

次にこのイメージ修正の具体的な例を第４図から第６図
に示す。

ここで第４図は原画、第５図はＡＮＤ演算を用いて修正
した場合のイメージ、第６図はＯＲ演算用いて修正した
場合のイメージである。

これらの図から分るように、ＡＮＤ演算を用いた場合は
薄いイメージに、ＯＲ演算を用いた場合は濃いイメージ
にそれぞれ原画の形を崩すことなく修正することができ
る。

かくしてこの実施例のイメージデータ編集装置によれば
、修正前のイメージデータと予め用意されていたハツチ
ングパターンデータとから所定の論理演算を行って修正
イメージデータを生成することにより、修正前のイメー
ジの情報を反映した修正イメージデータを得ることがで
きる。したがって、周囲のイメージと適合した部分的な
イメージデータの修正を安定して行うことが可能となる
。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のイメージデータ編集装置に
よれば、修正前のイメージデータを有効に利用してイメ
ージの修正を行うことで、周囲のイメージに適合する修
正イメージデータが安定して得られるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のイメージデータ編集装置の
構成を説明するためのブロック図、第２図は第１図にお
ける主メモリの内容を示す図、第３図は第１図のイメー
ジデータ編集装置におけるイメージデータ修正処理の流
れを示すフローチャート、第４図は同装置におけるイメ
ージ修正の具体的な例を説明するための原画を示す図、
第５図は同じく第４図の原画からＡＮＤ演算による修正
後のイメージを示す図、第６図は同じく第４図の原画か
らＯＲ演算による修正後のイメージを示す図、第７図は
従来技術の説明において表示画面上のカーソルとイメー
ジ修正領域を示す図、第８図は従来の方式によって修正
されたイメージを示す図である。 １・・・表示部、２・・・ビットマツプメモリ、５・・
マウス、６・・・主メモリ、７・・・論理演算部、８・
・・ＣＰ手続す市正書　（方式）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）イメージを表示する表示画面と、この表示画面上
   に表示すべきイメージデータが格納されるイメージ格納
   手段と、前記表示画面上においてイメージの修正領域を
   指定する修正領域指定手段と、この修正領域指定手段に
   より指定されたイメージ修正領域内のイメージデータと
   所定のイメージパターンデータとから各ビット毎の所定
   の論理演算を行って修正イメージデータを生成する修正
   イメージ生成手段と、前記イメージ格納手段における前
   記修正領域内のイメージデータを前記修正イメージ生成
   手段により生成された修正イメージデータと置き換える
   イメージ編集手段とを具備したことを特徴とするイメー
   ジデータ編集装置。