JPH06309395A - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置

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JPH06309395A
JPH06309395A JP5101399A JP10139993A JPH06309395A JP H06309395 A JPH06309395 A JP H06309395A JP 5101399 A JP5101399 A JP 5101399A JP 10139993 A JP10139993 A JP 10139993A JP H06309395 A JPH06309395 A JP H06309395A
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road
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康邦 山根
Nobutoshi Gako
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自由曲線の線路図形及び道路図形を、容易に
作成することを目的とする。 【構成】 描画処理を行う演算処理装置107と、プロ
グラムや処理に必要なデータを格納するメモリ108
と、外部装置との接続を行なうインターフェース回路1
09とで構成されるCPU104と、座標を入力する座
標入力装置101と,外部記憶装置102と、データを
画面上に表示するディスプレイ装置103とで構成され
る。CPU104は、描画処理を行う演算処理装置10
7と、描画処理プログラムや部品図形などの描画処理に
必要なデータを格納するメモリ108とを備え、部品図
形を連続的に描画することにより、線路図形を作成す
る。また、円図形Aとこれより小さな色違いの円図形B
を重ねて1の曲線を描画することにより、道路図形を作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンやマウス等を備え
る座標入力装置を用いて、道路図形や線路図形などの地
図記号を生成する画像作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ワードプロセッサ等を用いて案
内状などの文書を作成する場合、場所を示すための地図
を文章中に挿入することが望ましいことがしばしばあ
る。
【0003】このような要望を満たすべく、近年、ペン
やマウス等を備える座標入力装置を用いて、地図を入力
することが可能な機能を備えたワードプロセッサ等が市
場に登場してきている。
【0004】ところで、地図の中で、鉄道線路を表現す
る場合、図8(a)、図9(a)のような、記号が一般
に用いられているが、ここでは、図8(a)の記号を
「白黒パターン線路」、図9(a)を「+パターン線
路」と呼ぶことにすると、「白黒パターン線路」を、ワ
ードプロセッサやコンピュータを用いて作成する場合
に、従来から用いられている方法は、次のようなもので
ある。
【0005】1.まず、図8(b)に示すように、2本
の平行な直線を描画する。
【0006】2.次に、図8(c)に示すように、間
に、白黒の模様を作成する。
【0007】一方、「+パターン線路」を、ワードプロ
セッサやコンピュータで作成する場合に、従来から用い
られている方法は、次のようなものである。
【0008】1.まず、図9(b)に示すように、1本
の直線を描画する。
【0009】2.次に、図9(c)に示すように、直線
の両側に、短線を描画する。
【0010】また、地図の中で、道路を表現する場合、
図8のような、直線もしくは曲線と道路の端を示す円弧
から構成される記号が一般に用いられているが、ここで
は、この図形を「丸縁道路」と呼ぶことにすると、「丸
縁道路」を、ワードプロセッサやコンピュータで作成す
る場合には、「丸縁道路」を構成する直線、もしくは曲
線と円弧を別々に描画することにより行っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来より用いられてい
る線路を描画する方法では、直線の線図形を作成するこ
とは容易であるが、自由曲線の線路図形を作成する場合
には、下記のような問題点があった。
【0012】まず、「白黒パターン線路」を作成する場
合、 1.2本の直線を正確に平行に、描画する必要がある
が、2本の線を別々に作成した場合、平行に描くことが
難しい。
【0013】2.上記の問題点を解決する方法として、
1本の直線を描いた後、その直線を平行移動して、2本
の平行な直線を生成するという方法が考えられる。この
場合、単純な1本の線の場合は問題がないが、例えば、
図10(a)に示す曲線を入力した場合、平行移動を行
うと、図10(b)に示す様になり、「白黒パターン線
路」が描画出来なくなる。
【0014】3.白黒パターンの向きは直線の方向に対
して、直角の方向に描く必要がある。この向きの指定
と、パターンの描画は、自動的に行なわれることが望ま
しい。しかし、図11のように、白黒パターンの縁が、
線路の曲がった部分に達した場合、どの向きにパターン
を描くかの判断を行うのは、容易ではない。
【0015】また、「+パターン線路」を作成する場
合、すなわち、中心線を入力した後に、中心線に対して
垂直な線を一本づつ入力していくため、非常に手間がか
かる。また、中心線が曲線である場合には、白黒パター
ン描画時と同様、曲がり部分の処理が難しい。
【0016】一方、従来の方法を用いて道路図形を作成
するには、多数の直線、もしくは曲線と、円弧の入力を
行なう必要がある。例えば、図12に示す道路図形は、
8本の直線と6本の自由曲線と6本の円弧から構成され
ている。
【0017】また、線路図形と同様、道路図形を構成す
る直線、または曲線は、2本がそれぞれ正確に平行であ
る必要がある。そのため、道路図形を作成する場合も、
上記した線路図形を描画する場合と同様、直線の場合に
は、平行移動で作成可能であるが、図10に示す様な曲
線を入力した場合には、道路図形の作成が難しい。
【0018】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、自由自在に、かつ、容易に自由曲線の線路図形を
作成することが可能な画像作成装置を提供すことを第1
の目的とするものであり、また同じく道路図形を作成す
ることが可能な画像作成装置を提供すことを第2の目的
とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記した第1の目的は本
発明においては、座標入力手段を用いて入力された座標
点をもとに、線路図形を作成する画像作成装置であっ
て、線路図形を構成する部品図形を記憶する図形記憶手
段と、前記図形記憶手段から読み出された部品図形を連
続的に描画することによって自由曲線の線路図形を描く
描画手段とを具備した画像作成装置によって達成され
る。
【0020】この際、描画された線路図形の一時的な終
端を逐次記憶する座標記憶手段と、該座標記憶手段に一
時的に記憶した座標と入力された座標の関係とから、部
品図形の描く方向を判断する判断手段とを具備すること
が望ましい。
【0021】また、描画された線路図形の一時的な終端
を逐次記憶する座標記憶手段と、該座標記憶手段に一時
的に記憶した座標と入力された座標との距離が部品図形
の大きさより小さい場合には部品図形の描画を禁止する
手段とを具備することが望ましい。
【0022】また、上記した第2の目的は、座標入力手
段を用いて入力された座標点をもとに、道路図形を作成
する画像作成装置であって、入力された座標に基づき、
第一の筆先を表す図形を用いて、第一の色で任意の曲線
を描画する第一の描画手段と、第一の筆先より小さな第
二の筆先を表す図形を用いて第一の色と異なる第二の色
で前記描画された曲線に重なる曲線を描画する第二の描
画手段とを具備し、第一の筆先と第二の筆先の大きさの
差の太さの線で描かれた平行な線図形からなる道路図形
を作成することが可能なことを特徴とする画像作成装置
によっても達成される。
【0023】この際、道路図形を作成するために入力し
た座標データを記憶する座標記憶手段と、該座標記憶手
段より交差部の座標データを読み出し第二の筆先を表す
図形を用いて交差部の描画を行うことにより道路図形の
交差部での重複部分の消去を行う消去手段とを具備する
ことが望ましい。
【0024】
【作用】上記した第1の構成にてなる画像作成装置によ
れば、まず、前記座標入力手段を介して、線路図形を入
力したい場所の座標点を、順番に入力する。次いで、描
画手段により、入力された座標点データに基づき、図形
記憶手段に格納されている部品図形が連続的に描画さ
れ、自由曲線の線路図形が作成される。
【0025】また、座標記憶手段は、順次描画されてい
く線路図形の一時的な終端を逐次記憶し、判断手段は、
該座標記憶手段に一時的に記憶した座標と入力された座
標の関係とから、部品図形の描く方向を判断する。ま
た、禁止手段は、座標記憶手段に一時的に記憶した座標
と入力された座標との距離が部品図形の大きさより小さ
い場合には新たな部品図形の描画を禁止する。
【0026】上記した第2の構成にてなる画像作成装置
によれば、まず、前記座標入力手段を介して、道路図形
を入力したい場所の座標点を、順番に入力する。次い
で、第1の描画手段は、予め指定された第一の図形を用
いて入力された座標点データを結ぶ太い線を予め設定さ
れている第一の色で描画する。次に、第二の描画手段
は、前記第一の図形よりわずかに小さい第二の図形を用
いて、前記座標記憶手段より座標データを読み出しなが
ら既に描画されている太い線に重なるように、第一の色
と異なる第二の色で描画を行う。これにより、第一の図
形と第二の図形の大きさの差で規定される太さの線で道
路図形が描かれる。
【0027】また、立体交差している部分を消去する場
合には、前記消去手段が前記座標記憶手段より座標デー
タを読み出しながら、前記第二の図形を用いて、前記第
一の図形により描かれた交差部分の消去を行う。
【0028】
【実施例】図1に本発明による線路の画像作成装置の一
実施例のブロック図を示す。
【0029】線路の画像作成装置は、タブレット、ディ
ジタイザ、マウス等の描画を行う位置の座標を入力する
ための座標入力装置101と,ハードディスク装置又は
フロッピーディスク装置などの外部記憶装置102と、
データを画面上に表示するディスプレイ装置103と、
描画処理を実行するためのCPU104とで構成され
る。また、入力操作を行うキーボード105と、処理デ
ータを出力するプリンタ106を備えていてもよい。
【0030】また、CPU104は、描画処理を行う演
算処理装置107と、描画処理プログラムや部品図形な
どの描画処理に必要なデータを格納するメモリ108
と、外部装置との接続を行なうインターフェース回路1
09とで構成される。
【0031】なお、後述する一時記憶メモリQは、前記
メモリ108の中に構成されるものとする。
【0032】本実施例では、図1に示す座標入力装置1
01から入力される座標データにそって線路図形を作成
していく。
【0033】以下、本実施例により「白黒パターン線
路」を作成する場合のフローチャートを図2に示し、以
下詳述していく。なお、示されたフローチャートはプロ
グラム化され、メモリ108に格納されているものであ
り、CPU104は、このプログラムを実行するものと
する。
【0034】まず、ステップS21では、座標入力装置
101が最初に読み込んだ点Pの座標値を、一時記憶メ
モリQに蓄え、ステップS22に進む。以下、一時記憶
メモリQに蓄えられた座標データを座標データQ、これ
により表される点を点Qと呼ぶ。
【0035】ステップS22では、2点目以降の座標P
を座標入力装置101を介して読み込み、ステップS2
3に進む。以下、新たに入力される座標データを座標デ
ータP、これにより表される点を点Pと呼ぶ。
【0036】ステップS23では、CPU104が前記
座標入力装置101による座標の入力が終了したかどう
かを判定し、入力が終了した場合には処理を終了し、入
力が終了していなければ、ステップS24に進む。
【0037】入力が終了したかどうかの判定は、前記座
標入力装置101に、座標入力機能の他に、少なくとも
一つのスイッチを備えておき、このスイッチの状態に基
づき行われる。即ち、そのスイッチがオンの状態では、
座標入力中と判定し、オフの状態では、座標入力が終了
したと判定する。
【0038】上記のスイッチ付き座標入力装置の例とし
ては、スイッチを先端に備えたペン、ボタンつきのマウ
ス等がある。
【0039】ステップS24では、前記CPU104が
ステップS22で入力された座標データPと、ステップ
S601で一時記憶メモリQに記憶された座標データQ
との間の距離|P−Q|を計算し、|P−Q|と予め設
定された値Dとの比較を行なう。ここで、値Dは、図3
(a)に示す「白黒パターン線路」の繰り返し周期の1
周期の長さである。ここで、|P−Q|<Dの場合は、
ステップS22に戻り、|P−Q|≧Dの場合は、ステ
ップS25に進む。
【0040】ステップS25では、点Qから点Pまで仮
に線を引き(ここでは、直線を引くものとする)、点Q
から距離Dごとに中間点pi(0<i≦|P−Q|/
D)を求める。もし、座標点Pが、Qより距離Dの2倍
以上はなれたところで入力された場合は、中間点pi
は、2つ以上生成されることになる。
【0041】図3(b)にそのようにして順番に求めら
れた中間点piの例を示す。図3(b)の曲線は、前記
座標入力装置101から入力された、座標点の動きを示
す。入力座標点Pが、ひとつ前の点Q(最初の座標デー
タ、または最後の中間点)から、距離D以上離れた時点
で、新たな中間点piが作成されている。
【0042】ステップS26では、ひとつ前の点Qおよ
び、各中間点piの間に、図3(a)に示すような、
「白黒パターン線路」の構成要素である部品図形を描画
していく。部品図形は白色矩形パターンの両端を黒色矩
形パターンで挟んだ形状のものであり、連続的に描画す
るこにより、「白黒パターン線路」を構成することが可
能なものである。また、このような、部品図形は予めメ
モリ108に格納されているものである。前記CPU1
04は、部品図形をメモリ108より読み出し、前後の
2つの座標点を結ぶ線分と平行になるように、向きを変
更して描画する。ここで、部品図形の両端の点の座標が
判明しているため、部品図形の向きを変えて作成するこ
とは簡単である。図3(c)に作成例を示す。
【0043】ステップS27では、ステップS26で作
成した部品図形の接続点(中間点pi)に、「白黒パタ
ーン線路」の幅を直径とする黒の円図形を作成する。図
5(d)にその作成例を示す。
【0044】ステップS28では、ステップS25で作
成した中間点のうち、最後の中間点peを前記一時記憶
メモリQに記憶する。その後、ステップS22に戻る。
【0045】なお、ステップS25で、点Qから点Pま
で仮に直線を引くと仮定したが、前後に入力された座標
点を利用してよく知られた方法により、曲線補間を行な
って、中間点piを求めてもよい。
【0046】本実施例では、前記一時記憶メモリQに、
直前の線路部品図形の最後の点を記憶しておき、その点
から、線路部品図形の長さより離れた点が入力されるま
で、線路図形を形成しない。そのため、図11に示すよ
うな、きわどい曲がり方が発生しない。
【0047】また、本実施例では、ステップS23で、
処理を終了する場合、特に処理を行なわず終了している
が、ここで、一時記憶メモリQから、座標入力を終了し
た点までの間の座標データを読みだし、その座標データ
に従って線路図形を作成して終了する方法も可能であ
る。
【0048】次に、図4に、本実施例により「+パター
ン線路」を作成する場合のフローチャートを示し、以下
詳述していく。この場合も、フローチャートはプログラ
ム化され、メモリ108に格納されているものであり、
CPU104が、このプログラムを実行するものとす
る。
【0049】ステップS41で、前記座標入力装置10
1が最初に読み込んだ点Pの座標データを、前記一時記
憶メモリQに蓄えて、ステップS42に進む。
【0050】ステップS42では、前記座標入力装置1
01が2点目以降の座標Pを読み込み、ステップS43
に進む。
【0051】ステップS43では、前記CPU104が
座標入力が終了したかどうかを判定し、終了した場合は
処理を終り、終了していない場合は、ステップS44に
進む。
【0052】ステップS44では、前記CPU104が
ステップS42で読み込まれた座標データPと、ステッ
プS41で前記一時記憶メモリQに記憶された座標デー
タQとの間の距離|P−Q|を計算し、予め設定された
値Dと比較を行なう。ここで、値Dは、図5(a)に示
すように、「+パターン線路」の繰り返し周期の1周期
の長さである。ここで、|P−Q|<Dなら、ステップ
S42に戻り、|P−Q|≧Dなら、ステップS45に
進む。
【0053】ステップS45では、点Qから点Pまで直
線を引くと仮定した場合、点Qから距離Dごとに中間点
pi(0<i≦|P−Q|/D)を求め、ステップS4
6に進む。もし、座標点Pが、座標点Qより、距離Dの
2倍以上はなれたところで入力された場合は、中間点p
iは、2つ以上生成されることになる。
【0054】図5(b)にそのようにして順番に求めら
れた中間点piの例を示す。図5(b)の曲線は、前記
座標入力装置101から入力された、座標点の動きを示
す。座標点Pが、ひとつ前の点(前記一時記憶メモリQ
に蓄えられた座標)から、距離D以上離れた時点で、新
たな中間点piが作成されている。
【0055】ステップS46では、ひとつ前の点Qおよ
び、各中間点piの間に、図5(a)に示すような、
「+パターン線路」の構成要素である部品図形を作成す
る。この時に、前後の2つの座標点を結ぶ線分と平行に
なるように、部品図形の向きを変更して描画する。これ
は、2つの座標点間を線分で結び、その線分の中点にお
いて線分に垂直な線を描画すればよい。図5(c)に作
成例を示す。
【0056】ステップS47では、ステップS45で作
成した中間点のうち、最後の中間点peを前記一時記憶
メモリQに記憶する。その後、ステップS42に戻る。
【0057】ここで、ステップS45では、点Qから点
Pまで直線を引くと仮定したが、前後に入力された座標
点を記憶しておき、よく知られた方法を用いて曲線補間
を行い、中間点piを求めてもよい。
【0058】本実施例では、ステップS43で、処理を
終了する場合、特に処理を行なわず終了しているが、こ
こで、前記一時記憶メモリQから、座標入力を終了した
点までの間の線路図形を作成するようにして終了する方
法も考えられる。次に、本発明による道路の画像作成装
置の一実施例を、説明する。
【0059】道路の画像作成装置も、CPUが実行する
プログラムが異なる点を除けば、図1に基づき説明した
線路の画像作成装置とおおむね同一の構成からなる。
【0060】即ち、本実施例による道路の画像作成装置
は、座標の入力を行う座標入力装置101と、外部記憶
装置102と、描画処理を実行するCPU104と、処
理データを画面上に表示するディスプレイ装置103と
で構成されており、前記CPU104は、描画処理を実
行する演算処理装置107と、プログラムや描画処理に
必要なデータを格納するメモリ108と、外部装置との
接続を行なうインターフェース回路109から構成され
ている。
【0061】後述する座標記憶メモリQは、前記メモリ
108の中に構成されるものとする。図6に、本実施例
により「丸縁道路」を作成する場合のフローチャートを
示し、以下に詳述していく。この場合も、フローチャー
トはプログラム化され、メモリ108に格納されている
ものであり、CPU104が、このプログラムを実行す
るものとする。
【0062】ステップS61では、前記座標記憶メモリ
Qの書き込みポインタqを初期化し、ステップS62に
進む。
【0063】ステップS62では、コマンドを入力す
る。コマンドとしては、線入力、交差点消去、終了の3
つがある。ここで、立体交差消去を実行するコマンドが
入力された場合はステップS68に進み、終了するコマ
ンドが入力された場合は終了し、なにも入力されなかっ
た場合は線入力としてステップS63に進む。このコマ
ンドの入力の方法としては、キーボード105から、特
定のコマンドキーを入力する、または、ディスプレイ1
03の画面に表示されたメニューを表示し、コマンドを
選択するといった方法が考えられる。
【0064】ステップS63では、前記座標記憶メモリ
Qの書き込みポインタqを、変数q0に代入し、ステッ
プS64に進む。
【0065】ステップS64では、座標入力装置101
が読み込んだ座標データPを、座標記憶メモリQに記憶
し、書き込みポインタqをひとつ進め、ステップS65
に進む。
【0066】ステップS65では、前回に入力された座
標点Pから、今回入力された座標点P’まで、図6
(a)に示す様に直径Dの円図形Aを筆先として、黒い
太線を描画し、ステップS66に進む。
【0067】ステップS66では、座標入力が終了した
かどうかを判定する。座標入力が終了したかどうかの判
定は、前記座標入力装置101に、座標入力機能の他
に、少なくともひとつのスイッチを備えておき、そのス
イッチの状態に基づき行われる。即ち、そのスイッチ
が、オンの状態では、座標入力中であり、オフの状態で
は、座標入力が終了したと判断する。そのようなスイッ
チ付きの座標入力装置の例としては、スイッチを先端に
備えたペン、ボタン付きのマウス等がある。
【0068】座標入力が行なわれた場合には、ステップ
S64に戻る。座標入力が終了した場合は、ステップS
67に進む。
【0069】ステップS67では、前記座標記憶メモリ
Qのうち、変数q0から、書き込みポインタq−1まで
の範囲に記憶された座標、つまり、座標入力が連続して
行なわれた間に記憶された座標を読み出して、図7
(b)に示す円図形Bを筆先として、白い太線を描画す
る。
【0070】ここで、ステップS67で用いる円図形B
の直径D’は、ステップS65で用いられた円図形Aの
直径Dと、D’=D−d(d>0)となるように、設定
する。この設定により、縁が消えずに線状に残ることに
なる。つまり、2つの円図形の直径の差dの半分(=d
/2)が、「丸縁道路」の線の太さとなる。このように
して作成された道路の表示例を、図7(b)に示す。な
お、図7(b)中、破線は、2つの円図形A、Bの中心
の軌跡を表す。円図形A、Bの中心の軌跡は完全に一致
している。
【0071】ステップS67を実行した後は、ステップ
S62に戻る。
【0072】上記の方法にて、3本の「丸縁道路」を作
成した例を、図7(c)に示す。この例で示すように、
後から入力された「丸縁道路」が、前に入力された「丸
縁道路」の上に立体交差したように表示される。
【0073】これに対し、図12に示すような立体交差
しない道路図形を作成する場合には、ステップS62に
おいて、立体交差消去のコマンドを入力し、ステップS
68に進む。
【0074】ステップS68では、前記座標記憶メモリ
Qに記憶された座標データを、全て読み出して、図7
(b)に示す円図形Bを筆先として、白い太線を描画す
る。
【0075】その結果、今までに入力した「丸縁道路」
を、再度、小さな円図形Bで書き直すことになる。その
ため、道路が立体交差した部分が全て、白く書き直され
ることになる。図7(c)において、立体交差消去を行
なった例を、図7(d)に示す。
【0076】ステップS68が終了した後は、処理を終
了する。
【0077】以上、説明した実施例では、最後に立体交
差を消去して、終了する方法であるが、これ以外に、立
体交差を消去した後、「丸縁道路」を続けて作成する方
法も考えられる。要点は、入力座標を記憶しておき、立
体交差を消去したい時には、その座標データを読み出し
て、再度小さな方の円図形Bにて描画を行なうという点
にある。
【0078】本実施例では、最初に黒い線をひき、次に
白い線を引く方法を説明したが、もちろん、線の色は、
この組合せに限られるものではない。
【0079】また、本実施例では、1本の道路を続けて
入力する間、最初黒い太線で引いていき、道路の入力が
終了した時点で、白い太線を描画する方法を説明した
が、黒い太線を引きながら、わずかに遅れて白い太線を
描画していく方法も可能である。
【0080】さらに、立体交差の消去も、1本の道路を
続けて入力する間に、記憶してある座標データから、交
差するかしないか判定し、入力中に、上で説明した方法
と同じ方法で、立体交差を消去する方法も考えられる。
【0081】なお、本実施例では、太線を引くために、
図7(a)、(b)に示すような、丸い筆先を使用した
が、この形に限定されるものではない。重要なことは、
同じ形状で大きさの異なる第一と第二の2個の筆先を用
意しておき、まず最初に、第一の筆先で描画したあと、
次に、第一の筆先より小さな第二の小さな筆先で描画す
るという点である。
【0082】丸い筆先を利用すると、終端が丸い道路図
形を作成することができるが、別の形の筆先を利用する
と、別の終端の形状の作成が可能となる。
【0083】
【発明の効果】本発明においては、以下の効果を奏す
る。
【0084】1.ペン、マウス等の座標入力装置を用い
て、線路・道路図形を引きたい場所を直接入力を行うた
め、非常に簡単に、自由曲線の線路・道路図形を入力す
ることができる。
【0085】2.線路図形を描画する場合に、以前入力
された点を記憶しておくため、その点を基準にして、ど
の方向に線路が向いているか判断し、自動的に適切な向
きで、「白黒パターン」もしくは、「+パターン」を作
成することができる。
【0086】3.道路図形を描画する場合、1本の連続
した線を引くごとに、黒い太線と白い太線を描画するこ
とで、立体交差の道路を簡単に合成することが出来、ま
た、立体交差部を消去したい場合には、再度、座標記憶
メモリに記憶された座標を読み出しながら白い太線を消
去したい部分に描画することで、立体交差部を消去する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に供するブロック図を示す。
【図2】本発明の一実施例に供する白黒パターン線路描
画時のフローチャートを示す。
【図3】本発明の一実施例による白黒パターン線路作成
方法の説明に供する図を示す。
【図4】本発明の一実施例に供する+パターン線路描画
時のフローチャートを示す。
【図5】本発明の一実施例による+パターン線路の作成
方法の説明に供する図を示す。
【図6】本発明の一実施例に供する丸縁道路描画時のフ
ローチャートを示す。
【図7】本発明の一実施例による丸縁道路の作成方法の
説明に供する図を示す。
【図8】「白黒パターン線路」と従来例を説明した図を
示す。
【図9】「+パターン線路」と従来例を説明した図を示
す。
【図10】従来例の説明に供する図を示す。
【図11】従来例の説明に供するもう一つの図を示す。
【図12】丸縁道路の一例を示す。
【符号の説明】 101 座標入力装置 102 外部記憶装置 103 ディスプレイ装置 104 CPU 105 キーボード 106 プリンタ 107 演算処理装置 108 メモリ 109 インターフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀好 宣捷 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標入力手段を用いて入力された座標点
    をもとに、線路図形を作成する画像作成装置であって、
    線路図形を構成する部品図形を記憶する図形記憶手段
    と、該図形記憶手段から読み出された部品図形を連続的
    に描画することによって自由曲線の線路図形を描く描画
    手段とを具備した画像作成装置。
  2. 【請求項2】 描画された線路図形の一時的な終端を逐
    次記憶する座標記憶手段と、前記座標記憶手段に一時的
    に記憶した座標と入力された座標の関係とから、部品図
    形の描く方向を判断する判断手段とを具備する請求項1
    に記載の画像作成装置。
  3. 【請求項3】 描画された線路図形の一時的な終端を逐
    次記憶する座標記憶手段と、該座標記憶手段に一時的に
    記憶した座標と入力された座標との距離が部品図形の大
    きさより小さい場合には部品図形の描画を禁止する手段
    とを具備する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 座標入力手段を用いて入力された座標点
    をもとに、道路図形を作成する画像作成装置であって、
    入力された座標に基づき、第一の筆先を表す図形を用い
    て、第一の色で任意の曲線を描画する第一の描画手段
    と、第一の筆先より小さな第二の筆先を表す図形を用い
    て第一の色と異なる第二の色で前記描画された曲線に重
    なる曲線を描画する第二の描画手段とを具備し、第一の
    筆先と第二の筆先の大きさの差の太さの線で描かれた平
    行な線図形からなる道路図形を作成することが可能なこ
    とを特徴とする画像作成装置。
  5. 【請求項5】 道路図形を作成するために入力した座標
    データを記憶する座標記憶手段を具備し、該座標記憶手
    段より交差部の座標データを読み出し第二の筆先を表す
    図形を用いて交差部の描画を行うことにより道路図形の
    交差部での重複部分の消去を行う消去手段を具備した請
    求項3に記載の画像作成装置。
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