JP2660795B2 - 手書き入力編集方法 - Google Patents

手書き入力編集方法

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JP2660795B2 JP16743793A JP16743793A JP2660795B2 JP 2660795 B2 JP2660795 B2 JP 2660795B2 JP 16743793 A JP16743793 A JP 16743793A JP 16743793 A JP16743793 A JP 16743793A JP 2660795 B2 JP2660795 B2 JP 2660795B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は手書き入力編集方法に係
り、特に、オンラインよる編集操作を紙、消しゴム、鉛
筆等による従来の手作業に類似させることにより作業性
を向上させた手書き入力編集方法に関する。 【0002】さらに詳細にいえば、本発明は、オンライ
ン手書き入力図形によって、編集対象図形セグメントの
指定および編集種別の指定を行ない、従来の鉛筆および
消しゴムによる紙上での図形編集と類似した手順によっ
て図形編集を行なうことのできる手書き入力編集方法に
関する。 【0003】 【従来の技術】従来、コンピュータによって図形編集を
する場合、ディスプレイ上にメニューを表示し、その中
から、カーソルを用いて所望の図形を選択するメニュー
方式が良く利用されている。特に、最近では、ディスプ
レイ上に、ファイル、キャビネット、文書受けトレー等
の絵図形を表示し、この絵図形を座標入力装置で選択す
るメニュー方式が提案されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのメニ
ュー方式では、カーソルを上下左右と頻繁に移動して編
集を実行するため、凝視点が移動し、オペレータの思考
が乱れがちであり、作業能率が低下するという欠点があ
った。すなわち、紙の上に、鉛筆および消しゴムを用い
て文字や図形を書いたり、消したりする従来の方法に比
べて操作がかけはなれたものになっていたので、編集作
業を行なうのに訓練と熟練を要するばかりでなく、編集
の能率化を達成するのが難しいという欠点があった。 【0005】本発明は、こうした欠点に鑑みてなされた
もので、その目的は、従来の紙と鉛筆で作業していた図
形編集方法と出きるだけ類似な方法で図形を編集でき
る、操作性にすぐれた−すなわち、いわゆるマンマシン
インターフェースの良好な入力編集方法を提供すること
にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、画面上に表示されている種々の図形の
中から編集対象の図形セグメントを選択するために、前
記図形セグメントの一部と交さする閉図形を、スタイラ
スペンによって手書きで入力し、さらに、編集種別を指
定するための編集コマンド図形を、同様にスタイラスペ
ンによって手書きで入力し、これら2種の手書き入力図
形を判別して、指定された図形セグメントに指定された
種別の編集を施すように構成した点に特徴がある。 【0007】 【作用】上記した構成によれば、鉛筆と消しゴム等によ
る、従来の紙上での編集作業と類似した操作で編集を行
えるようになるので、いわゆるマンマシン性が向上す
る。したがって、オペレータの思考の乱れが少なくな
り、非専門家でも熟練を要することなしに容易に編集を
行なうことができるようになる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図15を用
いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の概略
ブロック図である。座標入力装置(タブレット)1とス
タイラスペン12とによって発生されるペンのアップダ
ウン情報、ならびに位置座標情報aは、図形編集処理装
置3の図形認識処理部310に入力される。この図形認
識処理部310では、前記情報aに基づいて、編集した
い図形セグメントを選択するための図形選択用ウインド
ウ(ピックウインドウ)の生成、ならびに手書き入力図
形座標よりの編集操作コマンド判別を行ない、その情報
bを出力する。この情報bと、編集用ファンクションキ
ー4の情報fを入力して、図形編集部320において、
図形の消去、移動、拡大、縮小等の編集を、図形表示フ
レームメモリ330およびイメージ表示フレームメモリ
340にデータを書き込みながら処理する。 【0009】図形表示フレームメモリ330には、ベク
トルで表現された図形を書き込み、一方、イメージ表示
フレームメモリ340には、手書き入力データを書き込
むように構成することにより、図形編集処理を簡単化し
ている。また、図形表示フレームメモリとイメージ表示
フレームメモリの内容は、ハードウェア的に、例えば、
オア回路350により合成され、表示装置2に表示され
る。なお、図示の実施例では、座標入力装置すなわちタ
ブレット1と表示手段2を一体化した、いわゆる入力表
示一体化装置を使用し、従来の紙と鉛筆と同様な方法で
手書き図形を入力し、かつ編集しようとするもので、そ
の操作性(いわゆるマンマシンインターフェース)を向
上させている。 【0010】次に、本発明の一実施例で実現する図形編
集の機能を図14に示す。同図に示すように、編集には
消去、移動、拡大・縮小、回転、および陰影等の処理が
ある。こゝでは、編集したい図形セグメント(この例の
場合は、四辺形)を選択するため、手書きの丸印で四辺
形の1部を囲み、この丸印の中に手書き編集コマンドを
記入する方法を取っている。このオンライン手書き情報
から、編集コマンドを認識し、図14のような編集後図
形が得られる。 【0011】たとえば、図14に例示したように、編集
処理種別を指定するための手書き編集コマンドとして
は、「消去」は消しゴムを擦ったイメージのギザギザを
複数回入力し、「移動」は「矢」印、「拡大・縮小」は
「<」印、「回転」は「曲線状の矢」印、さらに「陰
影」は、陰影の方向を考えて「ギザギザ状の鍵括弧」印
といったように、それぞれの編集内容をイメージさせる
図形を入力する。 【0012】次に、図1の各部の詳細な構造および動作
について、以下に述べる。図2は、図1の図形認識処理
部310の具体的構成を示す詳細ブロック図である。 【0013】スタイラスペン12による手書き入力図形
は、予め画面上に表示されている図形を選択するための
閉図形a1と、編集操作コマンドのための開図形a2と
に大別される。すなわち、これらの入力図形は、まず閉
開図形認識処理部312により、閉図形と開図形とに識
別分離される。この識別は、図4に示すように、スタイ
ラスペン12のストロークの始点Pの所定半径rの円内
に、前記ストロークの終点Qがあるかないかにより容易
に行ない得る。すなわち、半径rの範囲内にあれば、閉
図形であり、なければ開図形であると判定される。 【0014】なお、ストロークの始点Pはスタイラスペ
ン12のダウン信号によって判定され、また終点Qはそ
のアップ信号によって判定される。それ故に、手書き入
力の閉図形は、1ストローク−すなわち、一筆書き入力
されることが必要である。また、タブレット1より読取
られたスタイラスペン12の位置座標に基づいて、スタ
イラスペン12の移動方向(ベクトル)が、例えば図3
に示す方向コード(8方向)にコード化され、座標情報
とともにメモリに記憶され、認識のための情報となる。 【0015】閉、開図形識別処理部312において、手
書き入力図形が閉図形であると認識されると、この閉図
形a1の座標の、x方向およびy方向の最大・最小値y
(max ),y(min ),x(max ),x(min )から、
図5に示したような図形ピック用ウインドウ(以下、単
にウインドウと称する)WIDを、図形ピック用ウイン
ドウ生成部314で生成し、これを、編集対象図形と共
に、図形編集部320に送出する。一方、開図形は、編
集操作コマンドの識別部316に入力され、編集コマン
ドCOMを出力する。 【0016】編集操作コマンドCOMの決定は図6のフ
ローチャートに示す手順で実現できる。すなわち、まず
前処理を行なった後、ステップ316−1において、第
i番目の座標点入力を取り込む。ステップ316−2で
は、ペンダウン信号が検知されたか否かに基づいて、こ
の入力座標が始点かどうか判定する。始点であればステ
ップ316−5にジャンプし、全入力点の処理終了かど
うか−すなわち、ペンアップ信号が検出されたかどうか
を判定する。 【0017】ステップ316−2の判定において、入力
点が始点でないとされたときは、前回入力点と今回入力
点の各座標から方向ベクトル(図3を基準とした)を求
める(ステップ316−3)。次のステップ316−4
では、同一方向ベクトルが予定回数継続してあらわれた
かどうかを検知する。同一方向ベクトルが予定の複数回
継続されたときは、ステップ316−4Aへ進み、前記
ベクトルを方向パターンとして認知し、データを作成す
る。前のステップ316−4において、同一方向のベク
トルが予定回数継続して検知されたと判定されないとき
は、ステップ316−5へジャンプする。 【0018】ステップ316−5において、ペンアップ
信号が検出されず、全入力点の処理が済んでいないと判
定されたときは、ステップ316−6でiを1だけ増し
て(i+1)とし、ステップ316−1に戻る。そし
て、スタイラスペン12の(i+1)番目の座標点を読
込み、前述の処理を繰り返す。すなわち、ステップ31
6−1〜316−5〜316−6〜316−1のループ
により、図15に示すように、入力図形に対する方向パ
ターンを作成する。 【0019】図15の例では、たとえば、「消去」のコ
マンドに対する方向パターンは、“1,6,1,6,
1,6,1,6,1,E”となる。なお、こゝでEは方
向パターンの終点を示す。同様に、「移動」、「拡大・
縮小」、「回転」、「陰影」の各コマンドについても、
それぞれ方向パターンが求められる。 【0020】図6のフローチャートに戻り、前述のよう
にして、方向パターンが求まったならば、あらかじめ、
辞書に定義された方向パターンと照合し、その中から一
致するパターンを求め、これを編集操作コマンドCOM
として出力する(ステップ316−7)。 【0021】以上のようにして、図形認識処理部310
において、図形ピック用ウインドウWIDと編集操作コ
マンドCOMが求まる。これらのデータは、スタイラス
ペン1の入力座標Piと共に、図1の図形編集部320
に伝送される。 【0022】図形編集部320の詳細ブロック図を図7
に示す。図形ピック用ウインドウWIDは、図形表示処
理部326に入力される。これに基づいて、図形表示処
理部326は、前記図形ピック用ウインドウWIDによ
って切り出される編集対象図形のセグメントを検知す
る。 【0023】そして、前記編集対象図形のうち、前記セ
グメントと一体化されるべきものと定義されている図形
を、編集図形セグメントGとして出力する。前記編集図
形セグメントGは、図形処理部324へ伝送される。 【0024】一方、スタイラスペン12の入力座標Pi
については、その軌跡を表示するため、同様に図形表示
処理部326から、イメージ表示フレームメモリ340
にデータdとして書き込まれる。図形編集処理部324
では、編集操作コマンドCOM、ファンクションキー情
報f、ならびに選択された編集図形セグメントGを入力
データとして、後述するような公知の手法で、図形編集
が実行される。 【0025】前記図形編集の具体的処理手順を、図8〜
図12のフローチャートに示す。図8は、「消去」コマ
ンドの処理手順を示すフローチャートである。 【0026】まず、スタイラスペン12の軌跡表示(手
書き編集コマンド)を消去するため、イメージ表示フレ
ームメモリ340をクリアし(ステップS81)、次
に、図7の図形表示処理部326によって選択された図
形セグメントGのデータに基づいて、図形表示フレーム
メモリ330内の対応データを消去する(ステップS8
2)。これにより、表示装置の図形表示のうち、該当す
るものが抹消される(図14のNo. 1参照)。つづい
て、編集終了キー41を操作すると、消去処理は終了す
る。 【0027】図9は、「移動」コマンドの処理手順を示
すフローチャートである。図8の場合と同様に、まず始
めに、イメージ表示メモリ340をクリアして、スタイ
ラスペン12の軌跡表示を表示画面から消去する(ステ
ップS91)。次に、スタイラスペン12の座標をタブ
レット1上で移動させると、この移動に伴ない、選択さ
れたセグメントが、これに追従して移動される(ステッ
プS92)。このような図形移動の具体的手順は、当業
者には良く知られていることであるので、その説明は省
略する。 【0028】選択された図形セグメントを所望の位置ま
で移動させ、位置決めができたとき、ファンクションキ
ー4の編集終了キー41を押下げると、図形の移動が終
了する(ステップS93)。この具体的な処理例を図1
3(イ)に示す。同図において、100は処理前の、選
択された編集図形セグメントであり、102はスタイラ
スペン12の移動軌跡である。 【0029】図10は「拡大・縮小」コマンドの処理手
順を示すフローチャートである。図8の場合と同様に、
イメージ表示メモリ340をクリアしてスタイラスペン
12の軌跡表示を表示画面から消去(ステップS10
1)した後、ファンクションキー42あるいは43(図
1)が押下げられているかどうかの判定をする(ステッ
プS102)。もし、ファンクションキー42が押下げ
られていれば、処理はステップS103へ進み、図13
(ロ)に符号103で示すように、選択された図形セグ
メントを所定のきざみ(倍率)で拡大する。 【0030】そして、ステップS105へ進み、編集終
了キー41が操作されたかどうかをチェックする。操作
されているときは、この処理を終了するが、操作されて
いないときは、再びステップS102,S103の手順
をくり返し、選択された図形セグメントを再度拡大す
る。すなわち、オペレータは、選択された図形セグメン
トが必要とする大きさに拡大されるまで、ファンクショ
ンキー42を押し続けるだけで、図形の拡大を実行する
ことができる。また、前述のステップS102の判定
で、ファンクションキー43が押されているとされたと
きは、処理はステップS104へ進む。ステップS10
4では、図13(ロ)に符号104で示すように、選択
された図形セグメントが所定のきざみ(縮小率)で縮小
される。 【0031】そして、前と同様に、ステップS105へ
進んで編集終了キー41が操作されているかどうかを判
定する。操作されているときは、この処理を終了する
が、操作されていないときは、再びステップS102,
S104の手順をくり返し、選択された図形セグメント
を再度縮小する。このようにして、対象となった図形セ
グメントは、ファンクションキー43が押下げられてい
る間中、次々に縮小される。なお、選択された図形セグ
メントが拡大または縮小し過ぎたときは、逆にファンク
ションキー43または42を押すと、所定のきざみで縮
小、拡大することができる。 【0032】所望の大きさに図形セグメントが編集でき
たら、編集終了キー41を押して処理を終了する。前述
の拡大、縮小処理の手順も当業者には良く知られている
ことである。また、拡大あるいは縮小のファンクション
キー42,43が一旦操作されたならば、編集終了キー
41が操作されるまで、拡大または縮小動作を、予定の
時間間隔でくり返し実行するようにしてもよい。このよ
うにすれば、ファンクションキー42または43を押し
つづける必要はなくなる。 【0033】図11は「回転」コマンドの処理手順を示
すフローチャートである。前述の移動または縮小・拡大
の場合と同様に、まず、イメージ表示メモリ340をク
リアしてスタイラスペン12の軌跡表示を画面から消去
する(ステップS111)。その後、図10の拡大・縮
小処理と同様、ステップS112において、ファンクシ
ョンキー42もしくは43が押し下げられているか否か
を判定する。そして、どちらのファンクションキーが押
下げられているかにより右回転(ステップS113)あ
るいは左回転(ステップS114)の処理が、図13の
(ハ)で示すように、所定のきざみで処理される。最後
に、編集終了キー41を押して処理が終了する(ステッ
プS115)。このような図形の回転処理の手法も当業
者には良く知られているところである。また、処理手順
を変更できることも拡大・縮小の場合と同様である。 【0034】図12は、図形を強調するための「陰影」
コマンドの処理手順を示すフローチャートである。前述
の各場合と同様に、イメージ表示メモリ340をクリア
してスタイラスペン12の軌跡表示を表示画面から消去
する(ステップS121)。その後、ステップS122
において、入力図形のストロークの向きにより所望の陰
影個所を判定する。陰影個所としては4コーナーがあ
り、図13および図15では、右上コーナーに陰影をつ
ける例を示している。 【0035】次に、ステップS123において、ファン
クションキー42もしくは43の押下げを判定する。そ
して、どちらのファンクションキーが押下げられている
かによって、陰影を増加する方向か、あるいは減少する
方向かが決定され、ステップS124またはS125に
おいて、図13の(ニ)で示すように、所定のきざみで
の陰影の増加・減少処理が行なわれる。そして、編集終
了キー41の押下げでこの陰影処理は終了する(ステッ
プS126)。このような図形の陰影付け処理の手法も
当業者には良く知られているところである。また、処理
手順を変更できることも拡大・縮小の場合と同様であ
る。 【0036】本発明は、つぎのように変形して実施する
ことができる。 (1) 前述の実施例においては、編集コマンドの入力を手
書き閉図形の中に書込むことで行なったが、これは、必
ずしも手書き閉図形の中に書かなくとも良い。すなわ
ち、編集対象図形付近に、手書き編集コマンドを入力し
ても本発明の効果は変わらない。 (2) さきの実施例では、手書き編集操作コマンドを1ス
トローク、すなわち一筆書きで入力しているが、これを
複数のストロークで行なってもよい。たとえば、「移
動」を図15に示したような一筆書きでなく→印のよう
に2ストロークで入力しても、本発明の効果は同じであ
る。 (3) 前述の実施例では、入力表示一体化装置を用いてい
るが、入力と表示装置が分離していても良い。たとえ
ば、表示装置として平面ディスプレイでなく、従来から
良く用いられているCRT装置を適用しても良い。たゞ
し、この場合、入力と表示装置が分離しているため、操
作性あるいはマンマシン性の向上は余り期待できない。 (4) 前述の実施例では、ファンクションキーは専用のも
のを用いたが、このファンクションキーをスタイラスペ
ン上に装備しても良い。この場合は、片手で全て図形編
集が可能となる。 【0037】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、つぎのような効果が達成される。 (1)画面上に表示された図面の一部を、手書きの閉図
形で囲む(切り取る)ことによって、編集対象となる図
形を指定し、さらに、前記閉図形の中、あるいは編集対
象図形の近傍に、編集コマンド図形を手書きで記入する
ことによって、編集種別を指定できるので、鉛筆と消し
ゴム等による、従来の紙上での編集作業に近くなり、従
来のメニュー方式による図形編集にくらべて操作性が改
善され、いわゆるマンマシン性が向上する。したがっ
て、オペレータの思考の乱れが少なくなり、非専門家で
も、熟練を要することなしに、容易に編集を行なうこと
ができるようになる。 (2)入力表示一体化装置を装備した場合には、スタイ
ラスペン軌跡をそのまま表示でき、従来の紙と鉛筆の延
長として考えることができるので、マンマシン性がより
一層向上する。 (3)図形の拡大・縮小、回転等の編集過程を目視によ
って確認できるので、操作がきわめて容易である。 (4)ベクトルで表現された図形を表示するための図形
表示フレームメモリと、スタイラスペンの軌跡を表示す
るためのイメージ表示フレームメモリとを各別に有し、
これを合成して表示するようにしたので、編集コマンド
の図形を最終図形から消去するのが極めて容易になる。(5)図形セグメントの一部を指定するだけで、この一
部のセグメントと一体化されるべきものとして予め定義
されている図形セグメントが図形群から切り出されるの
で、編集対象の図形セグメントの指定が極めて容易にな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例の全体構成を示す概略ブロ
ック図である。 【図2】 図形認識処理部の詳細ブロック図である。 【図3】 方向ベクトルの基準を示す図である。 【図4】 閉図形判定基準を説明するための図である。 【図5】 図形ピック用ウインドウの作成手順を示した
図である。 【図6】 本発明による図形編集手順を示したフローチ
ャートである。 【図7】 図形編集部の詳細ブロック図である。 【図8】 本発明による図形編集手順を示したフローチ
ャートである。 【図9】 本発明による図形編集手順を示したフローチ
ャートである。 【図10】 本発明による図形編集手順を示したフロー
チャートである。 【図11】 本発明による図形編集手順を示したフロー
チャートである。 【図12】 本発明による図形編集手順を示したフロー
チャートである。 【図13】 本発明による図形編集手順を示す模式図で
ある。 【図14】 本発明による図形編集の概念図である。 【図15】 手書き編集コマンドの具体例とその方向パ
ターンを示した図である。 【符号の説明】 1…座標入力装置(タブレット)、2…表示装置、3…
図形編集処理装置、4…編集用ファンクションキー、1
2…スタイラスペン、41,42,43…ファンクショ
ンキー、310…図形認識処理部、312…閉、開図形
認識処理部、314…図形ピック用ウインドウ生成部、
316…編集操作コマンド識別部、320…図形編集
部、324…図形編集処理部、326…図形表示処理
部、330…図形表示フレームメモリ、340…イメー
ジ表示フレームメモリ、350…合成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正嶋 博 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 「情報処理」,Vol.15,No. 6,(S49.6−15) 情報処理学会, P.419−427 「電子通信学会論文誌」Vol.J65 −D,No.3,(S57.3)P.402 −409 「図形と画像」Vol.2,No. 3,(S56.8),図形処理情報センタ ー,P.34−37

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.手書き入力およびその出力表示を行う手書き入力情
    報処理装置における手書き入力編集方法において、 編集対象図形を含む図形群を画面表示する工程と、編集対象図形のセグメント を指定するための情報および
    編集処理種別を指定するための情報を、それぞれ前記図
    形群に重ねて手書き入力する工程と、 前記手書き入力された情報を前記表示された図形群に合
    成して表示する工程と、前記セグメントを指定するための情報に基づいて図形ピ
    ック用ウインドウを生成する工程と、 前記図形ピック用ウインドウに基づいて編集対象図形の
    セグメントを検知する工程と、 前記検知されたセグメントと一体化されるべきものとし
    て予め定義されている図形セグメント を前記図形群から
    切り出す工程と、 前記編集処理種別を指定するための情報を編集記号とし
    て認識する工程と、 前記認識された編集記号に対応して予め定められた編集
    処理を、前記切り出された図形セグメントに対して実行
    する工程と、 前記手書き入力された、前記セグメントを指定するため
    の情報および編集処理種別を指定するための情報を選択
    的に消去すると共に、編集処理された結果を表示する工
    程とからなることを特徴とする手書き入力編集方法。 2.前記編集処理種別を指定するための情報は開図形で
    あることを特徴とする請求項1に記載の手書き入力編集
    方法。 3.前記セグメントを指定するための情報は閉図形であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の手書き入
    力編集方法。 4.前記開図形は、前記閉図形の内部又は閉図形の輪郭
    線上を含む当該閉図形の近傍に手書き入力されることを
    特徴とする請求項3に記載の手書き入力編集方法。
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JP2845149B2 (ja) * 1994-12-28 1999-01-13 日本電気株式会社 手書文字入力装置および手書文字入力方法
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Title
「図形と画像」Vol.2,No.3,(S56.8),図形処理情報センター,P.34−37
「情報処理」,Vol.15,No.6,(S49.6−15) 情報処理学会,P.419−427
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