JP2669366B2 - 線対称図形入力装置 - Google Patents

線対称図形入力装置

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JP2669366B2
JP2669366B2 JP6290682A JP29068294A JP2669366B2 JP 2669366 B2 JP2669366 B2 JP 2669366B2 JP 6290682 A JP6290682 A JP 6290682A JP 29068294 A JP29068294 A JP 29068294A JP 2669366 B2 JP2669366 B2 JP 2669366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は線対称図形入力装置に関
し、特に入力した図形を自動的に線対称図形に整形する
機能を有する線対称図形入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の線対称図形入力装置は、
例えばパーソナルコンピュータ上で動作するソフトウェ
ア“花子Ver.2”(株式会社ジャストシステム製)
のように、線図形を描画編集する図形編集装置として応
用されている。
【0003】花子Ver.2のマニュアル「花子Ve
r.2入門編 (株)ジャストシステム 1989.1
0.2 第2版第1刷」によれば、マウスなどの入力装
置を用いて、「描画」,「編集」等のメニューを選択す
ると、それぞれに応じたコマンドの選択肢が表示され
る。例えば、「描画」,「長方形」と選択すると、画面
に長方形が入力可能となる。
【0004】この従来の線対称図形入力装置で、線対称
図形を入力するためには、画面上に「グリッド」(「花
子Ver.2解説編 (株)ジャストシステム 199
0.5.14 第2版第4刷 pp.65」)を表示
し、それを参考にしてユーザは自分で線対称になるよう
に座標点の位置を確認しながら図形を入力している。
【0005】あるいは、対称軸の片側だけを入力して、
「ミラー」コマンド(「花子Ver.2解説編 (株)
ジャストシステム 1990.5.14 第2版第4刷
pp.177」)を用いて、対称軸の反対側に図形を
対称コピーしている。
【0006】図18(a)〜(d)を用いて、「ミラ
ー」コマンドによる線対称図形の入力方法について説明
する。まず、入力したい図形の片側を入力する(図18
(a)参照)。次に、「ミラー」コマンドを選択し、入
力した図形を指示する。続いて、サブコマンドにより
「元図形を残す」モードを選択する(図18(b)参
照)。入力図形と生成される図形とが線対称になるよう
に、対称軸の位置を決めて確定する(図18(c)およ
び(d)参照)。この方法を用いて複数の線対称図形を
入力するためには、個々の図形に対して、上記の操作を
繰り返し行わなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の線対称
図形入力装置では、まず、グリッドを用いた場合には、
ユーザは一つ一つの頂点が対称となるようにグリッドの
枡目を数えることによって図形を入力しなければならな
かったので、注意力が必要であり、操作も煩わしいとい
う問題点があった。また、ハート型のような曲線を含む
線対称図形の入力の場合には、曲線の部分を対称になる
ように入力することはほとんど不可能であるという問題
点があった。
【0008】一方、「ミラー」コマンドによる入力方法
では、図形の片側だけしか入力しないため、図形の全体
像が把握し難く、このような操作自体が直感的でないと
いう問題点があった。また、複数の図形を線対称にする
には、上記操作を繰り返さなければならないので、非常
に煩わしいという問題点があった。
【0009】このように、どちらの方法を用いた場合で
も、ユーザが意図する線対称図形を容易に入力すること
は困難であった。
【0010】本発明の第1の目的は、上述の点に鑑み、
線対称整形処理を行うことを指示すると入力されている
すべての図形に対して対称軸が自動生成されて、個々の
図形についてユーザが対称軸を入力することなく線対称
整形が行えるようにした線対称図形入力装置を提供する
ことにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、線対称整形
処理を行うことを指示したときに線対称整形を行う任意
の数の対象図形を指示できるとともに、指示された対象
図形に対して対称軸が自動生成されるようにして、個々
の対象図形についてユーザが対称軸を入力することなく
線対称整形が行えるようにした線対称図形入力装置を提
供することにある。
【0012】さらに、本発明の第3の目的は、線対称整
形処理を行うことを指示したときに線対称整形を行う任
意の数の対象図形を指示でき、指示した各対象図形に対
してユーザが対称軸を入力できるようにした線対称図形
入力装置を提供することにある。
【0013】さらにまた、本発明の第4の目的は、線対
称整形処理を行うことを指示したときにユーザが任意の
数の図形に対して対称軸を入力できるとともに、入力し
た対称軸の位置にある図形が対象図形として自動的に抽
出されるようにした線対称図形入力装置を提供すること
にある。
【0014】また、本発明の第5の目的は、線対称整形
を行うときに整形の基準となる要素や参照する要素を指
示できるようにした線対称図形入力装置を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の線対称図形入力
装置は、線図形を入力して編集する図形編集装置におい
て、図形を入力する図形入力手段と、前記図形入力手段
により入力された任意の数の図形の情報を記憶する図形
記憶手段と、線対称整形処理を行うことを指示する線対
称整形処理指示手段と、前記線対称整形処理指示手段に
より線対称整形処理が指示されたときに前記図形記憶手
段に記憶された個々の図形に対して線対称整形を行うた
めの対称軸の候補を生成する対称軸生成手段と、前記対
称軸生成手段により生成された個々の対称軸の候補の情
報を記憶する対称軸記憶手段と、前記対称軸記憶手段に
記憶された対称軸の候補の情報を参照して前記図形記憶
手段に記憶された個々の図形の線対称性を判定する対称
性判定手段と、前記対称性判定手段により線対称整形可
能と判定された図形を線対称に整形し整形した図形の情
報を前記図形記憶手段に記憶する対称化処理手段と、前
記図形記憶手段に記憶された図形および前記対称軸記憶
手段に記憶された対称軸を表示する出力手段とを有す
る。
【0016】また、本発明の線対称図形入力装置は、線
図形を入力して編集する図形編集装置において、図形を
入力する図形入力手段と、前記図形入力手段により入力
された任意の数の図形の情報を記憶する図形記憶手段
と、線対称整形処理を行うことを指示する線対称整形処
理指示手段と、前記線対称整形処理指示手段により線対
称整形処理が指示されたときに線対称整形を行う任意の
数の対象図形を指示する対象図形指示手段と、前記図形
記憶手段に記憶された図形のうちの前記対象図形指示手
段により指示された各対象図形に対して線対称整形を行
うための対称軸の候補を生成する対称軸生成手段と、前
記対称軸生成手段により生成された個々の対称軸の候補
の情報を記憶する対称軸記憶手段と、前記対称軸記憶手
段に記憶された対称軸の候補の情報を参照して前記対象
図形指示手段により指示された個々の対象図形の線対称
性を判定する対称性判定手段と、前記対称性判定手段に
より線対称整形可能と判定された対象図形を線対称に整
形し整形した対象図形の情報を前記図形記憶手段に記憶
する対称化処理手段と、前記図形記憶手段に記憶された
図形および前記対称軸記憶手段に記憶された対称軸を表
示する出力手段とを有する。
【0017】さらに、本発明の線対称図形入力装置は、
線図形を入力して編集する図形編集装置において、図形
を入力する図形入力手段と、前記図形入力手段により入
力された任意の数の図形の情報を記憶する図形記憶手段
と、線対称整形処理を行うことを指示する線対称整形処
理指示手段と、前記線対称整形処理指示手段により線対
称整形処理が指示されたときに線対称整形を行う任意の
数の対象図形を指示する対象図形指示手段と、前記図形
記憶手段に記憶された図形のうちの前記対象図形指示手
段により指示された各対象図形に対して線対称整形を行
うための対称軸をユーザが入力するための対称軸入力手
段と、前記対称軸入力手段により入力された対称軸の情
報を記憶する対称軸記憶手段と、前記対称軸記憶手段に
記憶された対称軸の情報を参照して前記対象図形指示手
段により指示された個々の対象図形の線対称性を判定す
る対称性判定手段と、前記対称性判定手段により線対称
整形可能と判定された対象図形を線対称に整形し整形し
た対象図形の情報を前記図形記憶手段に記憶する対称化
処理手段と、前記図形記憶手段に記憶された図形および
前記対称軸記憶手段に記憶された対称軸を表示する出力
手段とを有する。
【0018】さらにまた、本発明の線対称図形入力装置
は、線図形を入力して編集する図形編集装置において、
図形を入力する図形入力手段と、前記図形入力手段によ
り入力された任意の数の図形の情報を記憶する図形記憶
手段と、線対称整形処理を行うことを指示する線対称整
形処理指示手段と、前記線対称整形処理指示手段により
線対称整形処理を行うことが指示されたときに前記図形
記憶手段に記憶された個々の図形に対して線対称整形を
行うための対称軸をユーザが入力するための対称軸入力
手段と、前記対称軸入力手段により入力された対称軸の
情報を記憶する対称軸記憶手段と、前記対象軸入力手段
により入力された対象軸の位置にある前記図形記憶手段
に記憶された図形を対象図形とする対象図形抽出手段
と、線対称整形処理を開始することを指示する整形処理
開始指示手段と、前記整形処理開始指示手段により線対
称整形処理の開始が指示されたときに前記対称軸記憶手
段に記憶された対称軸の情報を参照して前記対象図形抽
出手段により抽出された個々の対象図形の線対称性を判
定する対称性判定手段と、前記対称性判定手段により線
対称整形可能と判定された対象図形を線対称に整形し整
形した対象図形の情報を前記図形記憶手段に記憶する対
称化処理手段と、前記図形記憶手段に記憶された図形お
よび前記対称軸記憶手段に記憶された対称軸を表示する
出力手段とを有する。
【0019】また、本発明の線対称図形入力装置は、前
記対称化処理手段において図形を線対称に整形するとき
に、整形の基準となる要素や参照する要素を指示する整
形参照要素指示手段を備える。
【0020】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施例に係る線対称
図形入力装置の構成を示すブロック図である。本実施例
の線対称図形入力装置は、キーボードやマウス,ペンな
どの入力装置1と、プログラム制御により動作するデー
タ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置3と、ディス
プレイ装置などの出力手段4と、ユーザからの処理の指
示をデータ処理装置2に指示するキーボードやマウス,
画面のボタンなどで実現される指示装置5とから、その
主要部が構成されている。
【0022】入力装置1は、図形を入力する図形入力手
段11と、対称軸を入力する対称軸入力手段12とを備
える。
【0023】データ処理装置2は、図形の線対称性を判
定する対称性判定手段21と、図形を線対称に整形する
対称化処理手段22とを備える。
【0024】記憶装置3は、図形入力手段11から入力
された図形の情報を記憶する図形記憶手段31と、対称
軸入力手段12から入力された対称軸の情報を記憶する
対称軸記憶手段32とを備える。
【0025】指示装置5は、線対称整形処理を行うこと
を指示する線対称整形処理指示手段51と、線対称整形
を行う図形を指示する対象図形指示手段52とを備え
る。
【0026】図2を参照すると、第1実施例の線対称図
形入力装置の処理は、図形入力ステップA1と、整形処
理指示有無判定ステップA2と、対象図形指示ステップ
A3と、対称軸入力ステップA4と、全対象図形対称軸
入力判定ステップA5と、未判定対象図形有無判定ステ
ップA6と、整形処理開始ステップA7と、整形結果表
示ステップA8とからなる。
【0027】図3(a)〜(e)は、第1実施例の線対
称図形入力装置のそれぞれの時点において出力手段4に
表示されるユーザへのフィードバック画面の一例を示す
図である。
【0028】次に、このように構成された第1実施例の
線対称図形入力装置の動作について、図3(a)〜
(e)に示した一例を参照しながら説明する。
【0029】ユーザが図形入力手段11によって図形を
入力すると(ステップA1)、入力された図形の情報が
図形記憶手段31に記憶される。図形の入力方法は、従
来の線対称図形入力装置と同様に、頂点をマウスで指示
していく方法や、ペンで図形の軌跡を描く方法などがあ
る。
【0030】図形記憶手段31には、頂点の座標,角度
や辺の長さ,直線/曲線の種別など(以下、特徴量とい
う)が記憶される。また、図形記憶手段31に記憶され
た図形は、図3(a)に示すように、出力手段4に表示
される。
【0031】任意の数の図形を入力した後で、ユーザ
は、図3(b)に示すように、線対称整形処理指示手段
51を起動して線対称整形を行うことを指示する(ステ
ップA2でイエス)。
【0032】すると、対象図形指示手段52は、図3
(c)に示すように、ユーザにどの図形を線対称整形す
るのかを指示するように要求する。ユーザは、出力手段
4に表示されている図形を指定することなどによって、
任意の数の対象図形を指示する(ステップA3)。対象
図形指示手段52は、図形記憶手段31を参照して、ど
の図形が整形対象になっているかを判定する。
【0033】次に、ユーザは、図3(d)に示すよう
に、対称軸入力手段12によってそれぞれの対象図形に
ついて対称軸を入力する(ステップA4)。対称軸の情
報は、対称軸記憶手段32に記憶される。対称軸記憶手
段32に記憶された対称軸は、出力手段4に表示され
る。
【0034】すべての対象図形に対して対称軸が入力さ
れると(ステップA5でイエス)、対称性判定手段21
は、対象図形のうちの1図形ごとに、図形記憶手段31
に記憶されている対象図形の頂点の座標などの特徴量
や、対称軸記憶手段32に記憶されている対称軸の情報
に基づいて線対称整形可能かどうかを判定する(ステッ
プA7)。
【0035】対称性判定手段21の具体的な処理手順の
一例を、図4および図5を用いて説明する。図4は、対
称性判定手段21の処理手順の一例を示すフローチャー
トである。図5は、対称性判定の際に用いる特徴量の一
例を示す図である。
【0036】まず、対称性判定手段21は、対称軸と対
象図形との交点を求め、対称軸が整形処理後の対象図形
のどの頂点あるいは辺の中点を通るのかを判定する(ス
テップG1)。
【0037】次に、対称性判定手段21は、対称性を判
定する頂点の組を決定する(ステップG2)。図5に示
すように、対称軸の通る一方の頂点(中点)から他方の
頂点(中点)に向かって、対称軸の両側にある頂点をた
どる。このとき、n回目(n=1,2,…)でたどった
頂点を一組とする。図5では、頂点aとa’および頂点
bとb’がそれぞれ組となる。
【0038】続いて、対称性判定手段21は、組となっ
た2頂点の中点と対称軸との距離を求める(ステップG
4)。また、対称性判定手段21は、2頂点を結ぶ線分
と対称軸とのなす角度を求め、90度との角度差(絶対
値)を算出する(ステップG5)。
【0039】対称性判定手段21は、ステップG4およ
びG5の処理をすべての2頂点の組に対して行い(ステ
ップG3でノー)、2頂点の中点と対称軸との距離の平
均値および2頂点を結ぶ線分と対称軸との角度差の平均
値を求める(ステップG6)。平均値がそれぞれ一定の
しきい値以下の場合、対称性判定手段21は、この対象
図形は線対称整形可能であると判定する。
【0040】対称性判定手段21によって線対称整形可
能と判定された対象図形は、対称化処理手段22におい
て対象図形が線対称となるように、図形記憶手段31に
記憶された頂点の座標などの特徴量が変更されて、図形
記憶手段31に再記憶される。図形記憶手段31に再記
憶された図形は、図3(e)に示すように、出力手段4
に表示される(ステップA8)。
【0041】対称性判定手段21は、ステップA7およ
びA8の処理を対象図形のすべてに対して行うと(ステ
ップA6でノー)、処理を終了する。
【0042】第1実施例の線対称図形入力装置によれ
ば、線対称整形処理を行うことを指示したときに線対称
整形を行う任意の数の対象図形を指示でき、指示した各
対象図形に対してユーザが対称軸を入力できるようにし
たことにより、簡易的な入力処理によって任意の数の線
対称図形が同時に入力可能になる。
【0043】図6は、本発明の第2実施例に係る線対称
図形入力装置の構成を示すブロック図である。本実施例
の線対称図形入力装置は、データ処理装置6が、図1に
示した第1実施例の線対称図形入力装置におけるデータ
処理装置2の構成に加え、対象図形抽出手段23を有す
る点で異なっている。また、指示装置7が、線対称整形
処理指示手段51と、線対称整形処理を実際に開始する
ことを指示する整形処理開始指示手段53とから構成さ
れている点においても、第1実施例の線対称図形入力装
置とは異なっている。なお、その他の手段等は、第1実
施例の線対称図形入力装置における対応する手段等と同
様に構成されているので、対応する手段等には同一の符
号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
【0044】図7を参照すると、第2実施例の線対称図
形入力装置の処理は、図形入力ステップA1と、整形処
理指示有無判定ステップA2と、対称軸入力ステップB
1と、整形処理開始指示有無判定ステップB2と、未判
定対象図形有無判定ステップA6と、整形処理開始ステ
ップA7と、整形結果表示ステップA8とからなる。
【0045】図8(a)〜(e)は、第2実施例の線対
称図形入力装置のそれぞれの時点において出力手段4に
表示されるユーザへのフィードバック画面の一例を示す
図である。
【0046】次に、このように構成された第2実施例の
線対称図形入力装置の動作について、図8(a)〜
(e)に示した一例を参照しながら説明する。
【0047】図形入力手段11,線対称整形処理指示手
段51,対称性判定手段21および対称化処理手段22
の動作(ステップA1,A2,A6〜A8)は、図8
(a),(b)および(e)に示すように、図1に示し
た第1実施例の線対称図形入力装置における図形入力手
段11,線対称整形処理指示手段51,対称性判定手段
21および対称化処理手段22の動作と同様なので、そ
れらの詳しい説明は省略する。
【0048】第1実施例の線対称図形入力装置では、ユ
ーザが対象図形指示手段52によって線対称整形を行う
対象図形を指示してから対称軸入力手段12によって対
称軸を入力していたが、第2実施例の線対称図形入力装
置では、図8(c)に示すように、ユーザが対称軸入力
手段12から対称軸を入力することによって、対象図形
抽出手段23が図形記憶手段31を参照して対称軸が入
力された場所にある図形を線対称整形の対象図形と判定
する(ステップB1)。同時に、対象図形抽出手段23
が、対称軸入力手段12によって入力された対称軸の情
報を対称軸記憶手段32に記憶する。
【0049】対称軸の入力後、ユーザは、図8(d)に
示すように、整形処理開始指示手段53によって線対称
整形処理の開始を指示する(ステップB2でイエス)。
以降の動作は、第1実施例の線対称図形入力装置の場合
と同様である。
【0050】第2実施例の線対称図形入力装置によれ
ば、線対称整形処理を行うことを指示したときにユーザ
が任意の数の図形に対して対称軸を入力できるととも
に、対称軸の入力によって同時に線対整形を行う対象図
形を指示できるため、ユーザの入力作業をより軽減でき
る。
【0051】図9は、本発明の第3実施例に係る線対称
図形入力装置の構成を示すブロック図である。本実施例
の線対称図形入力装置は、入力装置8が、図形入力手段
11のみから構成される点で、図1に示した第1実施例
の線対称図形入力装置とは異なっている。また、データ
処理装置9が、第1実施例の線対称図形入力装置におけ
るデータ処理装置2の構成に加え、対称軸生成手段24
を有する点で異なっている。なお、その他の手段等は、
第1実施例の線対称図形入力装置における対応する手段
等と同様に構成されているので、対応する手段等には同
一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
【0052】図10を参照すると、第3実施例の線対称
図形入力装置の処理は、図形入力ステップA1と、整形
処理指示有無判定ステップA2と、対象図形指示ステッ
プA3と、未判定対象図形有無判定ステップC1と、対
称軸生成ステップC2と、対称軸存在有無判定ステップ
C3と、整形処理開始ステップC4と、対称軸妥当性判
定ステップC5と、整形結果表示ステップC6とからな
る。
【0053】図11(a)〜(d)は、第3実施例の線
対称図形入力装置のそれぞれの時点において出力手段4
に表示されるユーザへのフィードバック画面の一例を示
す図である。
【0054】次に、このように構成された第3実施例の
線対称図形入力装置の動作について、図11(a)〜
(d)に示した一例を参照しながら説明する。
【0055】図形入力手段11,線対称整形処理指示手
段51および対象図形指示手段52の動作(ステップA
1〜A3)は、図11(a),(b)および(c)に示
すように、図1に示した第1実施例の線対称図形入力装
置における図形入力手段11,線対称整形処理指示手段
51および対象図形指示手段52の動作と同様なので、
それらの詳しい説明を省略する。
【0056】対象図形指示手段52により対象図形が指
示された後、対称軸生成手段24は、対象図形のうちの
1図形ごとに、図形記憶手段31に記憶されている図形
の特徴量のうちの頂点や辺の情報に基づいて対称軸にな
る可能性のある頂点あるいは辺の中点の組合せを仮定
し、その中から一組を対称軸の候補として生成する(ス
テップC2)。また、対称軸生成手段24は、生成した
対称軸の候補の情報を対称軸記憶手段32に記憶する。
もし、対称軸の候補が生成できなければ、対称軸生成手
段24は、指示された対象図形は線対称図形でないと判
断する(ステップC3でノー)。
【0057】対称性判定手段21は、図形記憶手段31
に記憶されている対象図形の特徴量と、対称軸記憶手段
32に記憶されている対称軸の候補の情報とから、線対
称整形可能かどうかを判定する(ステップC4)。も
し、線対称整形不可能と判定された場合は(ステップC
5でノー)、対称性判定手段21は、ステップC2に制
御を戻し、対称軸生成手段24は、別の対称軸の候補を
生成する(ステップC2)。
【0058】対称性判定手段21によって線対称整形可
能と判定された対象図形は、対称化処理手段22におい
て対象図形が線対称になるように、図形記憶手段31に
記憶された頂点の座標などの特徴量を変更されて、図形
記憶手段31に再記憶される。図形記憶手段3に再記憶
された対象図形は、図11(d)に示すように、出力手
段4に表示される(ステップC6)。
【0059】ステップC2〜C6の処理をすべての対象
図形に対して行うと(ステップC1でノー)、線対称整
形処理が終了する。
【0060】第3実施例の線対称図形入力装置によれ
ば、線対称整形処理を行うことを指示したときにユーザ
が対象図形を指示するだけで、対称軸を入力することな
く線対称整形が行われるため、ユーザの負担がより少な
くなる。
【0061】図12は、本発明の第4実施例に係る線対
称図形入力装置の構成を示すブロック図である。本実施
例の線対称図形入力装置は、指示装置10が線対称整形
処理指示手段51のみから構成される点で、図9に示し
た第3実施例の線対称図形入力装置とは異なっている。
なお、その他の手段等は、第3実施例の線対称図形入力
装置における対応する手段等と同様に構成されているの
で、対応する手段等には同一の符号を付して、それらの
詳しい説明を省略する。
【0062】図13を参照すると、第3実施例の線対称
図形入力装置の処理は、図形入力ステップA1と、整形
処理指示有無判定ステップA2と、未判定図形有無判定
ステップD1と、対称軸生成ステップD2と、対称軸存
在有無判定ステップD3と、整形処理開始ステップD4
と、対称軸妥当性判定ステップD5と、整形結果表示ス
テップD6とからなる。
【0063】図14(a)〜(c)は、第4実施例の線
対称図形入力装置のそれぞれの時点において出力手段4
に表示されるユーザへのフィードバック画面の一例を示
す図である。
【0064】次に、このように構成された第4実施例の
線対称図形入力装置の動作について、図14(a)〜
(c)に示した一例を参照しながら説明する。
【0065】図形入力手段11および線対称整形処理指
示手段51の動作(ステップA1〜A2)は、図14
(a)および(b)に示すように、図1に示した第1実
施例の線対称図形入力装置における図形入力手段11お
よび線対称整形処理指示手段51の動作と同様なので、
それらの詳しい説明を省略する。
【0066】線対称整形処理指示手段51が起動される
と、対称軸生成手段24は、入力されたすべての図形の
うちの1図形ごとに、図形記憶手段31に記憶されてい
る図形の特徴量のうちの頂点や辺の情報に基づいて対称
軸になる可能性のある頂点あるいは辺の中点の組合せを
仮定し、その中から一組を対称軸の候補として生成する
(ステップD2)。また、対称軸生成手段24は、生成
した対称軸の候補の情報を対称軸記憶手段32に記憶す
る。もし、対称軸の候補が生成できなければ、対称軸生
成手段24は、入力された図形を線対称図形でないと判
断する(ステップD3でノー)。
【0067】次に、対称性判定手段21は、図形記憶手
段31に記憶されている図形の特徴量と、対称軸記憶手
段32に記憶されている対称軸の候補の情報とから、線
対称整形可能かどうかを判定する(ステップD4)。も
し、線対称整形不可能と判定された場合は(ステップD
5でノー)、対称性判定手段21は、ステップD2に制
御を戻し、対称軸生成手段24は、別の対称軸の候補を
生成する(ステップD2)。
【0068】対称性判定手段21によって線対称整形可
能と判定された図形は、対称化処理手段22において図
形が線対称になるように、図形記憶手段31に記憶され
た頂点の座標などの特徴量を変更されて、図形記憶手段
31に再記憶される。図形記憶手段31に再記憶された
図形は、図14(c)に示すように、出力手段4に表示
される(ステップD6)。
【0069】ステップD2〜D6の処理をすべての図形
に対して行うと(ステップD1でノー)、線対称整形処
理が終了する。
【0070】第4実施例の線対称図形入力装置によれ
ば、線対称整形処理を行うことを指示すると入力されて
いるすべての図形に対して対称軸が自動生成され、個々
の図形についてユーザが対称軸を入力することなしに線
対称整形が行われるため、ユーザの負担がより少なくな
る。
【0071】図15は、本発明の第5実施例に係る線対
称図形入力装置の構成を示すブロック図である。本実施
例の線対称図形入力装置は、指示装置100が、図1に
示した第1実施例の線対称図形入力装置における指示装
置5の構成に加え、線対称整形処理時に整形の基準とな
る要素や参照する要素を指示する整形参照要素指示手段
54を備えている点で異なっている。なお、その他の手
段等は、第1実施例の線対称図形入力装置における対応
する手段等と同様に構成されているので、対応する手段
等には同一の符号を付して、それらの詳しい説明は省略
する。
【0072】図16を参照すると、第5実施例の線対称
図形入力装置の処理は、図形入力ステップA1と、整形
処理指示有無判定ステップA2と、対象図形指示ステッ
プA3と、対称軸入力ステップA4と、全対象図形対称
軸入力判定ステップA5と、未判定対象図形有無判定ス
テップA6と、整形処理開始ステップA7と、整形参照
要素指示ステップE1と、整形結果表示ステップE2と
からなる。
【0073】図17(a)〜(f)は、第5実施例の線
対称図形入力装置のそれぞれの時点において出力手段4
に表示されるユーザへのフィードバック画面の一例を示
す図である。
【0074】次に、このように構成された第5実施例の
線対称図形入力装置の動作について、図17(a)〜
(f)に示した一例を参照しながら説明する。
【0075】図形入力手段11,対称軸入力手段12,
線対称整形処理指示手段51,対称図形指示手段52お
よび対称性判定手段21の動作(ステップA1〜A7)
は、図17(a)〜(d)に示すように、第1実施例の
線対称図形入力装置における図形入力手段11,対称軸
入力手段12,線対称整形処理指示手段51,対称図形
指示手段52および対称性判定手段21の動作と同様な
ので、それらの詳しい説明を省略する。
【0076】対称性判定手段21によって対象図形が線
対称整形可能と判定された場合、対称化処理手段22に
おいて線対称整形を行う際に、ユーザは整形参照要素指
示手段54によって、図17(e)に示すように、整形
するために基準となる要素や参照する要素を指示する
(ステップE1)。例えば、図形の位置を固定して対称
軸の位置を図形に合わせる、対称軸の位置を固定して図
形の位置を対称軸に合わせる、対称軸の左右(上下)の
どちら側の頂点の座標を参照して整形する、などであ
る。対称化処理手段22は、整形参照要素指示手段54
の内容に従って対象図形の線対称整形を行い、線対称整
形された対象図形の特徴量を図形記憶手段31に再記憶
する。図形記憶手段31に再記憶された対象図形は、図
17(f)に示すように、出力手段4に表示される(ス
テップE2)。
【0077】第5実施例の線対称図形入力装置によれ
ば、線対称整形を行うときに整形の基準となる要素や参
照する要素を指示できるので、ユーザの所望する線対称
整形を容易に行うことができる。
【0078】なお、第5実施例の線対称図形入力装置で
は、第1実施例の線対称図形入力装置の構成に整形参照
要素指示手段54を加えたが、第2〜第4実施例の線対
称図形入力装置の構成に整形参照要素指示手段54を加
えるようにすると、それぞれの実施例の線対称図形入力
装置の効果に加えて第5実施例の線対称図形入力装置の
効果が得られる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、図形入力
手段,図形記憶手段,線対称整形処理指示手段,対称軸
生成手段,対称軸記憶手段,対称性判定手段,対称化処
理手段および出力手段を設け、線対称整形処理を行うこ
とを指示したときに入力されているすべての図形に対し
て対称軸が自動生成されるようにしたことにより、ユー
ザが図形に対して対称軸を個別に入力することなく線対
称整形が行え、ユーザの負担を軽減した線対称図形の入
力用ユーザインタフェースが得られるという効果があ
る。
【0080】また、図形入力手段,図形記憶手段,線対
称整形処理指示手段,対象図形指示手段,対称軸生成手
段,対称軸記憶手段,対称性判定手段,対称化処理手段
および出力手段を設け、線対称整形処理を行うことを指
示したときに任意の数の対象図形を指示するだけで対象
図形の対称軸が自動生成されるようにしたことにより、
ユーザが対象図形に対して対称軸を個別に入力すること
なく線対称整形が行え、ユーザの負担を軽減した線対称
図形の入力用ユーザインタフェースが得られるという効
果がある。
【0081】さらに、図形入力手段,図形記憶手段,線
対称整形処理指示手段,対象図形指示手段,対称軸入力
手段,対称軸記憶手段,対称性判定手段,対称化処理手
段および出力手段を設け、線対称整形処理を行うことを
指示したときに対象図形および対称軸を指示するだけで
線対称整形が行えるようにしたことにより、ユーザの負
担を軽減した線対称図形の入力用ユーザインタフェース
が得られるという効果がある。
【0082】さらにまた、図形入力手段,図形記憶手
段,線対称整形処理指示手段,対称軸入力手段,対称軸
記憶手段,対象図形抽出手段,整形処理開始指示手段,
対称性判定手段,対称化処理手段および出力手段を設
け、線対称整形処理を行うことを指示したときに対称軸
の入力と同時に入力された対称軸に対応する図形が対象
図形として抽出されるようにしたことにより、ユーザが
対象図形を指示することなしに対象図形に対して線対称
整形が行えるので、ユーザの負担を軽減した線対称図形
の入力用ユーザインタフェースが得られるという効果が
ある。
【0083】また、対称化処理手段において図形を線対
称に整形するときに整形の基準となる要素や参照する要
素を指示する整形参照要素指示手段を付加するようにし
たことにおり、線対称整形を行うときに整形の基準とな
る要素や参照する要素を指示してユーザの所望する線対
称整形を容易に行うことができる線対称図形の入力用ユ
ーザインタフェースが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る線対称図形入力装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の線対称図形入力装置における処理
手順を示すフローチャートである。
【図3】(a)〜(e)は第1実施例の線対称図形入力
装置のそれぞれの時点において出力手段に表示されるユ
ーザへのフィードバック画面の一例を示す図である。
【図4】図1中の対称性判定手段における対称性判定の
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図1中の対称性判定手段における対称性判定の
際に参照される図形の特徴量の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る線対称図形入力装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】第2実施例の線対称図形入力装置における処理
手順を示すフローチャートである。
【図8】(a)〜(e)は第2実施例の線対称図形入力
装置のそれぞれの時点において出力手段に表示されるユ
ーザへのフィードバック画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る線対称図形入力装置
の構成を示すブロック図である。
【図10】第3実施例の線対称図形入力装置における処
理手順を示すフローチャートである。
【図11】(a)〜(d)は第3実施例の線対称図形入
力装置のそれぞれの時点において出力手段に表示される
ユーザへのフィードバック画面の一例を示す図である。
【図12】本発明の第4実施例に係る線対称図形入力装
置の構成を示すブロック図である。
【図13】第4実施例の線対称図形入力装置における処
理手順を示すフローチャートである。
【図14】(a)〜(c)は第4実施例の線対称図形入
力装置のそれぞれの時点において出力手段に表示される
ユーザへのフィードバック画面の一例を示す図である。
【図15】本発明の第5実施例に係る線対称図形入力装
置の構成を示すブロック図である。
【図16】第5実施例の線対称図形入力装置における処
理手順を示すフローチャートである。
【図17】(a)〜(f)は第5実施例の線対称図形入
力装置のそれぞれの時点において出力手段に表示される
ユーザへのフィードバック画面の一例を示す図である。
【図18】従来の線対称図形入力装置で用いられている
「ミラー」コマンドの一例を説明する図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 データ処理装置 3 記憶装置 4 出力手段 5 指示装置 6 データ処理装置 7 指示装置 8 入力装置 9 データ処理装置 10 指示装置 11 図形入力手段 12 対称軸入力手段 21 対称性判定手段 22 対称化処理手段 23 対象図形抽出手段 24 対称軸生成手段 31 図形記憶手段 32 対称軸記憶手段 51 線対称整形処理指示手段 52 対象図形指示手段 53 整形処理開始指示手段 54 整形参照要素指示手段 100 指示装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線図形を入力して編集する図形編集装置
    において、 図形を入力する図形入力手段と、 前記図形入力手段により入力された任意の数の図形の情
    報を記憶する図形記憶手段と、 線対称整形処理を行うことを指示する線対称整形処理指
    示手段と、 前記線対称整形処理指示手段により線対称整形処理が指
    示されたときに前記図形記憶手段に記憶された個々の図
    形に対して線対称整形を行うための対称軸の候補を生成
    する対称軸生成手段と、 前記対称軸生成手段により生成された個々の対称軸の候
    補の情報を記憶する対称軸記憶手段と、 前記対称軸記憶手段に記憶された対称軸の候補の情報を
    参照して前記図形記憶手段に記憶された個々の図形の線
    対称性を判定する対称性判定手段と、 前記対称性判定手段により線対称整形可能と判定された
    図形を線対称に整形し整形した図形の情報を前記図形記
    憶手段に記憶する対称化処理手段と、 前記図形記憶手段に記憶された図形および前記対称軸記
    憶手段に記憶された対称軸を表示する出力手段とを有す
    ることを特徴とする線対称図形入力装置。
  2. 【請求項2】 線図形を入力して編集する図形編集装置
    において、 図形を入力する図形入力手段と、 前記図形入力手段により入力された任意の数の図形の情
    報を記憶する図形記憶手段と、 線対称整形処理を行うことを指示する線対称整形処理指
    示手段と、 前記線対称整形処理指示手段により線対称整形処理が指
    示されたときに線対称整形を行う任意の数の対象図形を
    指示する対象図形指示手段と、 前記図形記憶手段に記憶された図形のうちの前記対象図
    形指示手段により指示された各対象図形に対して線対称
    整形を行うための対称軸の候補を生成する対称軸生成手
    段と、 前記対称軸生成手段により生成された個々の対称軸の候
    補の情報を記憶する対称軸記憶手段と、 前記対称軸記憶手段に記憶された対称軸の候補の情報を
    参照して前記対象図形指示手段により指示された個々の
    対象図形の線対称性を判定する対称性判定手段と、 前記対称性判定手段により線対称整形可能と判定された
    対象図形を線対称に整形し整形した対象図形の情報を前
    記図形記憶手段に記憶する対称化処理手段と、 前記図形記憶手段に記憶された図形および前記対称軸記
    憶手段に記憶された対称軸を表示する出力手段とを有す
    ることを特徴とする線対称図形入力装置。
  3. 【請求項3】 線図形を入力して編集する図形編集装置
    において、 図形を入力する図形入力手段と、 前記図形入力手段により入力された任意の数の図形の情
    報を記憶する図形記憶手段と、 線対称整形処理を行うことを指示する線対称整形処理指
    示手段と、 前記線対称整形処理指示手段により線対称整形処理が指
    示されたときに線対称整形を行う任意の数の対象図形を
    指示する対象図形指示手段と、 前記図形記憶手段に記憶された図形のうちの前記対象図
    形指示手段により指示された各対象図形に対して線対称
    整形を行うための対称軸をユーザが入力するための対称
    軸入力手段と、 前記対称軸入力手段により入力された対称軸の情報を記
    憶する対称軸記憶手段と、 前記対称軸記憶手段に記憶された対称軸の情報を参照し
    て前記対象図形指示手段により指示された個々の対象図
    形の線対称性を判定する対称性判定手段と、 前記対称性判定手段により線対称整形可能と判定された
    対象図形を線対称に整形し整形した対象図形の情報を前
    記図形記憶手段に記憶する対称化処理手段と、 前記図形記憶手段に記憶された図形および前記対称軸記
    憶手段に記憶された対称軸を表示する出力手段とを有す
    ることを特徴とする線対称図形入力装置。
  4. 【請求項4】 線図形を入力して編集する図形編集装置
    において、 図形を入力する図形入力手段と、 前記図形入力手段により入力された任意の数の図形の情
    報を記憶する図形記憶手段と、 線対称整形処理を行うことを指示する線対称整形処理指
    示手段と、 前記線対称整形処理指示手段により線対称整形処理を行
    うことが指示されたときに前記図形記憶手段に記憶され
    た個々の図形に対して線対称整形を行うための対称軸を
    ユーザが入力するための対称軸入力手段と、 前記対称軸入力手段により入力された対称軸の情報を記
    憶する対称軸記憶手段と、 前記対象軸入力手段により入力された対象軸の位置にあ
    る前記図形記憶手段に記憶された図形を対象図形とする
    対象図形抽出手段と、 線対称整形処理を開始することを指示する整形処理開始
    指示手段と、 前記整形処理開始指示手段により線対称整形処理の開始
    が指示されたときに前記対称軸記憶手段に記憶された対
    称軸の情報を参照して前記対象図形抽出手段により抽出
    された個々の対象図形の線対称性を判定する対称性判定
    手段と、 前記対称性判定手段により線対称整形可能と判定された
    対象図形を線対称に整形し整形した対象図形の情報を前
    記図形記憶手段に記憶する対称化処理手段と、 前記図形記憶手段に記憶された図形および前記対称軸記
    憶手段に記憶された対称軸を表示する出力手段とを有す
    ることを特徴とする線対称図形入力装置。
  5. 【請求項5】 前記対称化処理手段において図形を線対
    称に整形するときに、整形の基準となる要素や参照する
    要素を指示する整形参照要素指示手段を備える請求項1
    ないし4記載の線対称図形入力装置。
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