JP2005257886A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 直線描画ブロックRBは、直線属性テーブル15bから属性データを読み出し、読み出した属性データが直線端部の円処理を指示しているか否かを判断する。そして、直線端部の円処理を指示していた場合に、描画対象の走査線上の表示ドットであって、直線の端部に描いた線幅を直径とする仮想円に含まれる表示ドットを検出し、検出した表示ドットに対応するラインバッファ20a、20bの記憶位置に表示データを描画する。
【選択図】 図1
Description
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理方法において、前記第2の記憶手段に、描画対象画像の表示データとバック画像の表示データの混合比を示すデータを記憶させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像処理装置において、前記第2の記憶手段に、表示対象画像とバック画像の混合比を示すデータを記憶させることを特徴とする。
次に、ラインバッファ方式による直線描画の過程の概略を図1、図5、図6を参照して説明する。
図7は直線描画処理の過程を示すフローチャートである。直線描画ブロックRB(図1)は、まず、直線属性テーブル15bから直線属性データをロードする(ステップSa1)。次に、ロードした属性データに基づいて始点円、終点円を除く直線描画を行う(ステップSa2)。次に、属性データの始点円描画を指定するデータがON(”1”)であるか否かを判断し(ステップSa3)、ONであった場合は始点円描画処理を行い(ステップSa4)、ONでなかった場合はステップSa5へ進む。ステップSa5では、属性データの終点円描画を指定するデータがON(”1”)であるか否かを判断し(ステップSa5)、ONであった場合は終点円描画処理を行い(ステップSa6)、ONでなかった場合はステップSa7へ進む。ステップSa7では、描画処理が終了した直線が現在処理中のレイヤにおける最終直線であるか否かを判断し、最終直線であった場合は直線描画処理を終了し、最終直線でなかった場合は、ステップSa1へ戻り、次の直線の描画処理を行う。
始点(LSX,LSY)
終点(LEX,LEY)
また、座標の原点をモニタの左上角とする。
(S1)直線属性テーブルデータロード
直線描画ブロックRB(図1)は、モニタ4の各走査線の走査開始前において、直線属性テーブル15bから直線属性データを順次読み出し描画する。この属性データには、直線の始点座標、終点座標、線幅、線色を示すデータが含まれている。
描画を行う走査線(Y=YNとする)が、描画すべき直線内であるか(直線に交差するか)否かを判定するために、直線描画範囲(Y方向の描画範囲)の最小値Ymin、最大値Ymaxをそれぞれ次の式によって求める。この直線描画範囲は直線の幅が奇数幅であるか、偶数幅であるかによって異なる。
奇数幅 Ymin=min(LSY,LEY)+0.5-LW/2
Ymax=max(LSY,LEY)+0.5+LW/2
偶数幅 Ymin=min(LSY,LEY)-LW/2
Ymax=max(LSY,LEY)+LW/2
ここで、min( , )、max( , )はそれぞれ小の方をとる、大の方をとるという意味の関数である。また、「0.5」は、図9に示すように、線幅が奇数の場合に始点、終点の座標と描画基準点とをずらすための値である。この0.5ずらすことによって、直線表示の不自然さを少なくすることができる。
奇数幅 LSY+0.5-LW/2≦YN<LSY+0.5+LW/2
LEY+0.5-LW/2≦YN<LEY+0.5+LW/2
偶数幅 LSY-LW/2≦YN<LSY+LW/2
LEY-LW/2≦YN<LEY+LW/2
なお、端点処理については後述する。
描画対象の走査線がYminより小の場合、あるいは、Ymaxより大の場合は描画範囲外となり、その直線についての描画処理は行われず(ステップS3の判断が「NO」)次の直線の処理へ進む。また、上記端点処理範囲内の場合は、端点処理を行った後、描画範囲内か否かが判断される。端点処理を行った後、描画範囲内と判断された場合、および、描画対象の走査線が上記YminとYmaxの間であって、端点処理範囲より内側であった場合は以下の描画処理が行われる(ステップS3の判断が「YES」)。
直線描画は始点から終点に向かって描画を行う。そのため始点と終点の位置により描画方法が異なる。また、直線の傾き(|LEX-LSX|/|LEY-LSY|の値)によっても描画方法が異なる。そこで、描画に先立って直線の傾きおよび直線の方向を求める。
直線の傾きDX、DYの値を計算する。いま、直線を図10に符号Lによって示すものとすると、傾きDX、DYは次の式によって求められる。
DX=Lx/Ly=(LEX-LSX)/(LEY-LSY)
DY=Ly/Lx=(LEY-LSY)/(LEX-LSX)
この傾きDX、DYは、実際には次のように計算する。まず、
△X=1/(LEX-LSX)
△Y=1/ (LEY-LSY)
を求める。この△X、△Yは逆数ROMに予め複数の計算値を記憶させておく。次に、
DX= (LEX-LSX) ×△Y
DY=(LEY-LSY)×△X
なる演算を行って傾きDX、DYを求める。
いま、図11に示す直交座標における原点を直線の始点とし、直線終点がどの領域にあるかによって直線の方向を判定する。図11における斜めの線は直交座標軸に対し45度の直線である。そして、直線の終点が図に示すハッチングを付した領域以外にある場合を水平方向直線、ハッチングを付した領域にある場合を垂直方向直線、X軸上にある場合を水平直線、Y軸上にある場合を垂直直線とし、各直線毎に描画処理方法を分けている。
具体的には、次の演算によって直線種別が求められる。
|LEX-LSX|/|LEY-LSY|>1:水平方向直線
|LEX-LSX|/|LEY-LSY|≦1:垂直方向直線
LEX-LSX=0 LEY-LSY≠0 :垂直直線
LEX-LSX≠0 LEY-LSY=0 :水平直線
LEX-LSX≧O LEY-LSY≧0 領域0
LEX-LSX<O LEY-LSY≧0 領域1
LEX-LSX<0 LEY-LSY<0 領域2
LEX-LSX≧0 LEY-LSY<0 領域3
上記の演算結果にしたがって直線種別が判定され、その判定結果にしたがって次の各処理に移行する。
垂直方向直線→ステップS8
水平方向直線→ステップS9
垂直直線→ステップS10
水平直線→ステップS11
垂直方向直線の描画の過程を図12〜図15を参照して説明する。
(1)直線中心点XNの計算
始点と終点を結ぶ直線L1(図12)と描画対象の走査線を表すラインH(Y=YN+0.5)の交差する点のX座標XNを次式によって求める。X座標XNは奇数幅と偶数幅で求め方が異なる。
奇数幅 XN =(LSX+0.5) + ((YN+0.5 ) - (LSY+0.5)) ×DX
偶数幅 XN = LSX + ((YN+0.5 ) - LSY ) ×DX
設定された線幅LW(図6)から実行幅を計算する。この計算は、実際にはROMに複数の計算結果を用意しておき、それを読み出すことによって求める。
Wdr = round(√(1+ |DX|2)× LW,0)
なお、round(A,0)はAの小数点以下を4捨5入する関数である。
(3)ラインHと直線の左側線L2との交点の座標XLr、直線の右側線L3との交点の座標XRrを次式によって求める。
XLr = XN-Wdr/2
XRr = XN+Wdr/2
走査線のY座標YNが前述した端点処理範囲内(ステップS2参照)の時は、X方向の描画範囲から描画制限値XMAX、XMINを求め、その制限値の範囲内において描画ドットを求める(端点処理という)。X方向の描画範囲は、図13に示すように、直線Lの始点および終点において直線Lに直角に引いた直線M1、M2の間である。そして、描画制限値XMAX、XMINは次の過程によって求められる。
奇数幅 XSlimit = (LSX+0.5)-((YN+0.5)-(LSY+0.5))× DY
偶数幅 XSlimit = LSX -((YN+0.5)- LSY )× DY
次に、図15に示す直線の終点(LEX, LEY)によって決まるX方向描画範囲XElimitを次式によって求める。
奇数幅 XElimit = (LEX+0.5)-((YN+0.5)-(LEY+0.5))× DY
偶数幅 XElimit = LEX -((YN+0.5)- LEY )× DY
領域0 : XMIN = XSlimit XMAX = XElinit
領域1 : XMIN = XElimit XMAX = XSlimit
領域2 : XMIN = XElimit XMAX = XSlimit
領域3 : XMIN = XSlimit XMAX = XElimit
これまでに計算したXLr、XRr、XMIN、XMAXの値より描画開始ドットDRS、描画終了ドットDREを以下の式によって計算する。
DRS = round(max(XLr、XMIN),0)
DRE = round(min(XRr、XMAX),0)
(6)ラインバッファヘの描画
DRSからDREまでのドットに対応したラインバッファのアドレスに、指定された線色データを書き込む(図14、図15のハッチング参照)。ただしこの場合、DREの1つ前のドットまでで、DREのドットは含まれない。
水平方向直線の描画の過程を図16を参照して説明する。
(1)描画実行幅Wdrの計算
設定された線幅LWから実行幅Wdrを計算する。ここで、実行幅Wdrは、図16に示すように走査線に対し垂直方向となる。この計算は、実際にはROMに複数の計算結果を用意しておき、それを読み出すことによって求める。
Wdr = round(√(1+ |DY|2)× LW,0)
XLrは奇数幅と偶数幅および描画領域で求め方が異なる。
○描画領域0,2
奇数幅 XLr=(LSX+0.5)+((YN+0.5)-(LSY+0.5)-Wdr/2)×DX
偶数幅 XLr=LSX +((YN+0.5)- LSY )-Wdr/2)×DX
○描画領域1,3
奇数幅 XLr=(LSX+0.5)+((YN+0.5)- LSY+0.5)+Wdr/2)×DX
偶数幅 XLr= LSX +((YN+0.5)- LSY )+Wdr/2)×DX
XRrも奇数幅と偶数幅および描画領域で求め方が異なる。
○描画領域0,2
奇数幅 XRr=(LSX+0.5)+((YN+0.5)-(LSY+0.5)+Wdr/2)×DX
偶数幅 XRr=LSX +((YN+0.5)- LSY )+Wdr/2)×DX
○描画領域1,3
奇数幅 XRr=(LSX+0.5)+((YN+0.5)- LSY+0.5)-Wdr/2)×DX
偶数幅 XRr= LSX +((YN+0.5)- LSY )-Wdr/2)×DX
この計算は前述した(S8)垂直方向直線描画の項目(4)と全く同じである。
(4)描画開始ドット(DRS)及び描画終了ドット(DRE)の計算
この計算も前述した(S8)垂直方向直線描画の項目(5)と全く同じである。
(5)ラインバッファヘの描画
DRSからDREまでのドットに対応したラインバッファのアドレスに、指定された線色データを書き込む(図16のハッチング参照)。ただし、DREの1つ前のドットまでで、DREのドットは含まれない。DRS≧DREであった場合はラインバッファにデータを書き込まない。
垂直直線描画(LEXーLSX=O LEY-LSY≠0)の場合は以下の手順で描画を行う。
(1)Y方向描画範囲の計算
垂直直線描画の場合のY方向描画範囲は他の描画方法と異なり、次式によって計算されるYmin、Ymaxが、Ymin≦YN<Ymaxの時のみ描画を実行する。Ymin、Ymaxの計算は奇数幅と偶数幅で異なる。
奇数幅 Ymin = min(LSY,LEY) + 1
Ymax = max(LSY,LEY) + 1
偶数幅 Ymin = min(LSY,LEY)
Ymax - max(LSY,LEY)
DRS、DREの計算は奇数幅と偶数幅で異なる。
奇数幅 DRS = LSX+0.5-LW/2
ORE = LSX+0.5+LW/2
偶数幅 DRS = LSX-LW/2
ORE = LSX+LW/2
(3)ラインバッファヘの描画
DRSからDREまでのドットに対応したラインバッファのアドレスに、指定された線色データを書き込む。ただし、DREの1つ前のドットまでで、DREのドットは含まれない。
水平直線描画(LEX-LSX≠O LEY-LSY=0)の場合以下の手順で描画を行う。
(1)描画開始ドットDRS及び描画終了ドットDREの計算
DRS、DREの計算は奇数幅と偶数幅で異なる。
奇数幅 DRS = min(LSX,LEX)+1
DRE = max(LSX,LEX)+1
偶数幅 DRS = min(LSX,LEX)
DRE = nax(LSX,LEX)
DRSからDREまでのドットに対応したラインバッファのアドレスに、指定された線色データを書き込む。ただし、DREの1つ前のドットまでで、DREのドットは含まれない。
始点円、終点円の描画は次の手順によって行われる。
(E−1)走査線YNが円の描画範囲内であるかの判定
(E−2)X方向描画範囲の計算
(E−3)描画ドットを求める
(E−1)走査線YNが円の描画範囲内であるかの判定
始点円、終点円の中心は、図17に示すように、線幅が偶数幅の場合はグリッド線上となり、奇数幅の場合はグリッド線の中間となる。したがって、Y方向の描画範囲は奇数幅と偶数幅で計算方法が異なり、次のようになる。なお、この範囲は、前述した端点処理の範囲と同じである。
奇数幅 LSY+0.5-LW/2≦YN<LSY+0.5+LW/2 (始点に対する描画範囲)
LEY+0.5-LW/2≦YN<LEY+0.5+LW/2 (終点に対する描画範囲)
偶数幅 LSY - LW/2≦YN<LSY +LW/2 (始点に対する描画範囲)
LEY - LW/2≦YN<LEY +LW/2 (終点に対する描画範囲)
X方向描画範囲は奇数幅と偶数幅で計算方法が異なり、描画範囲の最左端のドットDRSのX座標XL(図17参照)、最右端のドットDREのX座標XR(図17参照)はそれぞれ次のようになる。
○始点に対する計算
奇数幅
XL=LSX+0.5-LW/2
XR=LSX+0.5+LW/2
偶数幅
XL=LSX-LW/2
XR=LSX+LW/2
○終点に対する計算
奇数幅
XL=LEX+0.5-LW/2
XR=LEX+0.5+LW/2
偶数幅
XL=LEX-LW/2
XR=LEX+LW/2
円の描画データは線幅1〜16について予め作成し、円ROMに記憶させておく。図18は円ROMに記憶された描画データを説明するための図であり、線幅LWが16の場合(偶数幅)と15の場合(奇数幅)について示している。この図に示すように、円ROMには円の1/4の部分について描画データが記憶され、また、円内の場合(描画ドットの場合)はデータ”1”が記憶され、円外の場合はデータ”0”が記憶されている。そして、この円ROM内の1ビットのデータがYアドレスY_ADとXアドレスX_ADによって読み出される。例えば、LW=16の場合において、YアドレスY_AD=3、XアドレスX_AD=3の場合は描画を指示するデータ”1”が読み出され、YアドレスY_AD=6、XアドレスX_AD=7の場合は描画せずを指示するデータ”0”が読み出される。
○YアドレスY_ADの計算
走査線の座標YNから円ROMのYアドレスを計算する。Yアドレスの計算は奇数幅と偶数幅で計算方法が異なる。
始点に対する計算
奇数幅 Y_AD=abs(YN-LSY)
偶数幅 Y_AD=INT(abs(YN+0.5-LSY))
終点に対する計算
奇数幅 Y_AD=abs(YN−LEY)
偶数幅 Y_AD=INT(abs(YN+0.5-LEY))
なお、abs( )は括弧内の値の絶対値を求める演算式であり、INT( )は括弧内の値の整数部分を求める演算式である。
円描画では前述したX方向描画範囲において求めたドットDRSからドットDREまでを描画対象とする。描画対象ドットの座標XNに対する円ROMのXアドレスX_ADを次の式によって計算する。XアドレスX_ADの計算は奇数幅と偶数幅で異なる。
始点に対する計算
奇数幅 X_AD=abs(XN-LSX)
偶数幅 X_=INT(abs(XN+0.5-LSX))
終点に対する計算
奇数幅 X_=abs(XN-LEX)
偶数幅 X_=INT(abs(XN+0.5-LEX))
上述した計算によって求めたYアドレスY_ADおよびXアドレスX_ADに基づいて円ROMから描画データを読み出し、読み出したデータが”1”の場合はその描画対象ドットに直線の線色のカラーコードを書き込み、”0”の場合は書き込みを行わない。
円ROMデータ αブレンディング演算式
0000 (円)×16/16+(バック画像)×0/16
0001 (円)×15/16+(バック画像)×1/16
・・・・・・・・・・・・・・・
1111 (円)×1/16+(バック画像)×15/16
なお、(円)は円のカラーコードを指し、(バック画像)はバック画像のカラーコードを指す。また、αブレンディングを行わない場合は次のように描画する。
円ROMデータ 描画データ
0000〜0111 円のカラーコードを描画
1000〜1111 描画せず
(円)×15/16+(バック画像)×1/16
なるカラーデータによって表示される。円の外周線沿いの他のデータについても同様である。この処理により、円に含まれる面積が大きいドットほど円のカラーが強く表示され、円に含まれる面積が小さくなるに従いバック画像のカラーが強く表示される。この処理により、円外周線のギザギザが柔らかくなる。
Claims (8)
- 表示装置の走査線の各表示ドットに対応する記憶位置を有するラインバッファに、前記走査線の走査開始前に直線の表示データを書き込み、該書き込んだ表示データを前記走査線の走査タイミングに合わせて前記表示装置へ出力して前記直線の表示を行う画像処理方法において、
前記走査線上の表示ドットであって、前記直線の端部に描いた線幅を直径とする仮想円に含まれる表示ドットを検出する第1の処理と、
前記第1の処理によって検出された表示ドットに対応する前記ラインバッファの記憶位置に表示データを書き込む第2の処理と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 表示装置の走査線の各表示ドットに対応する記憶位置を有するラインバッファに、前記走査線の走査開始前において、第1の記憶手段内の属性データに基づいて直線の表示データを書き込み、該書き込んだ表示データを前記走査線の走査タイミングに合わせて前記表示装置へ出力して前記直線の表示を行う画像処理方法において、
前記第1の記憶手段から前記属性データを読み出す第1の処理と、
前記第1の処理によって読み出された属性データが直線端部の円処理を指示しているか否かを判断する第2の処理と、
前記第2の処理が直線端部の円処理を指示していた場合に、前記走査線上の表示ドットであって、前記直線の端部に描いた線幅を直径とする仮想円に含まれる表示ドットを検出する第3の処理と、
前記第3の処理によって検出された表示ドットに対応する前記ラインバッファの記憶位置に表示データを書き込む第4の処理と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記第3の処理は、予め第2の記憶手段内に記憶された、円の表示ドットを指定するデータを、前記直線の始点または終点のX,Y座標および前記走査線のY座標に基づいて読み出し、読み出したデータに基づいて表示ドットを検出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
- 前記第2の記憶手段に、描画対象画像の表示データとバック画像の表示データの混合比を示すデータを記憶させることを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
- 表示装置の走査線の各表示ドットに対応する記憶位置を有するラインバッファに、前記走査線の走査開始前に直線の表示データを書き込み、該書き込んだ表示データを前記走査線の走査タイミングに合わせて前記表示装置へ出力して前記直線の表示を行う画像処理装置において、
前記走査線上の表示ドットであって、前記直線の端部に描いた線幅を直径とする仮想円に含まれる表示ドットを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された表示ドットに対応する前記ラインバッファの記憶位置に表示データを書き込む書込手段と、
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 表示装置の走査線の各表示ドットに対応する記憶位置を有するラインバッファに、前記走査線の走査開始前において、第1の記憶手段内の属性データに基づいて直線の表示データを書き込み、該書き込んだ表示データを前記走査線の走査タイミングに合わせて前記表示装置へ出力して前記直線の表示を行う画像処理装置において、
前記第1の記憶手段から前記属性データを読み出す読出手段と、
前記読出手段によって読み出された属性データが直線端部の円処理を指示しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が直線端部の円処理を指示していた場合に、前記走査線上の表示ドットであって、前記直線の端部に描いた線幅を直径とする仮想円に含まれる表示ドットを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された表示ドットに対応する前記ラインバッファの記憶位置に表示データを書き込む書込手段と、
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 前記検出手段は、予め第2の記憶手段内に記憶された、円の表示ドットを指定するデータを、前記直線の始点または終点のX座標、Y座標および前記走査線のY座標に基づいて読み出し、読み出したデータに基づいて表示ドットを検出することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像処理装置。
- 前記第2の記憶手段に、表示対象画像とバック画像の混合比を示すデータを記憶させることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
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