JP3898426B2 - 図形描画装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ・グラフィックスの分野における、図形の輪郭部分にあらわれる階段状のギザギザ(ジャギー)現象による不自然さ(エイリアス)を除去するためのアンチエイリアス処理を行ない、図形を高品質に描画する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アンチエイリアス描画方式として、物体が画素に占める面積率から物体の色と背景の色との平均をとって画素の色を決定する方式が、太田昌孝著の応用グラフィックス(p.136〜p.139)に示されている。
【0003】
また、別のアンチエイリアス描画方式として、まずエイリアスのついたポリゴンを描画し、その後アンチエイリアス処理を施した直線をポリゴンの輪郭部分に対応させて描画して、アンチエイリアスされたポリゴンを描画する方式が、特開平7−282274号公報に開示されている。
【0004】
図15は、かかる従来のアンチエイリアス描画方式を実現するためのグラフィックス表示装置のブロック図である。図15において、1はエイリアス付き2次元ポリゴンの生成を行なうポリゴン生成回路、2は色データを格納するためのフレームメモリ、3はアンチエイリアスされたポリゴンのエッジピクセルの生成を行なうアンチエイリアス直線生成回路、4はアンチエイリアス直線生成回路3からのデータとフレームメモリ2からのデータを半透明処理するアルファブレンダ、5はフレームメモリ2へのピクセルの書き込み制御を行なう描画制御回路である。なお、本明細書における色データとは、色を表すのに必要なRGB値を持ったものである。
【0005】
以下に、上記構成における動作を説明する。
【0006】
まず、ポリゴン生成回路1は、ポリゴンを構成する左エッジと右エッジをディジタル微分解析(以下、DDAと称する)により求め、左エッジと右エッジで挟まれたピクセルの座標、そのRGB値をスキャンライン方向に順次生成する。ここで生成されたピクセルのRGB値は、描画制御回路5からの書き込み制御により、フレームメモリ2に書き込まれる。
【0007】
一方、アンチエイリアス直線生成回路3は、ポリゴン生成回路1で生成されたものと同一のポリゴンのアンチエイリアスされた辺の座標、そのRGB値、および透明度を生成する。この際、真の直線をまたがって隣接する2ピクセルの中心から真の直線までの距離をそれぞれ求め、それをもとにそれぞれのピクセルの透明度を決定する。
【0008】
アンチエイリアス直線生成回路3で生成されたピクセルのRGB値は、アルファブレンダ4により、フレームメモリ2のデータと半透明処理され、フレームメモリ2に書き込まれる。ここで、書き込みの制御は、描画制御回路5により行なう。
【0009】
最後に、フレームメモリ2に書き込まれたアンチエイリアスポリゴンの画像がディスプレイ6に表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来のアンチエイリアス描画方式で、図16に示すように、各頂点座標がP1(6,0)、P2(0,2)、P3(7,7)の三角形を描画した場合、エイリアスの付いたポリゴンは図17のようになり、アンチエイリアス処理を施したポリゴンの辺は図18のようになる。図18の中で、ピクセルのハッチングが濃いほど透過度が低い、すなわち背景色に対するポリゴンの色の割合が高いことを示す。図19は、図17のエイリアスポリゴンと図18のアンチエイリアス辺を重ね合わせたもので、アンチエイリアスされたポリゴンを表している。
【0011】
図19中、(X,Y)=(1,3)、(7,4)、(7,5)、(7,6)の座標の各ピクセルはエイリアスが残ってしまっている。これは、エイリアスポリゴンとアンチエイリアス辺とでピクセルの重なりがあるためである。
【0012】
また、アンチエイリアス直線を生成する際、真の直線をまたがって隣接する2ピクセルに対して半透明処理を施すため、8点連結(X68000マシン語プログラミング、グラフィックス編、村田敏幸著、p.106参照)で描かれた直線に対して約2倍のピクセル数を処理する必要があり、処理量が多くなる。
【0013】
本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、アンチエイリアスされた任意多角形を高速かつ高品質に描画できる図形描画装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係る図形描画装置は、多角形の輪郭線を構成するドットを除いて多角形の内部を塗りつぶす輪郭線無し多角形描画部と、前記多角形の輪郭線を構成するドットに対してアンチエイリアス処理を施すアンチエイリアス輪郭線描画部と、前記輪郭線無し多角形描画部と前記アンチエイリアス輪郭線描画部によって設定される前記多角形の色データを格納するフレームメモリとを備え、前記アンチエイリアス輪郭線描画部は、前記多角形の輪郭線部分を構成する各ドットについて、整数部および小数部からなるX座標値を生成するX座標生成部と、前記多角形の輪郭線部分を構成する各ドットについて、整数部および小数部からなるY座標値を生成するY座標生成部と、前記X座標値またはY座標値の小数部と、着目している輪郭線に対する前記多角形の内部の位置関係とから、各ドットに占める図形部分の割合を定め、これを透過度として、前記X座標値およびY座標値の整数部に対応する前記フレームメモリに予め格納されている色データと、前記多角形の色データとを半透明処理する半透明処理部とを備え、前記輪郭線と多角形の内部の位置関係は、前記輪郭線が右回りの場合であるか前記輪郭線が左回りの場合であるかと、前記輪郭線の傾きとに基づいて求めることを特徴とする。
【0015】
この構成において好ましくは、前記輪郭線の傾きとX座標の変位量とY座標の変位量に基づいて半透明処理を行う。
【0017】
上記の構成によれば、輪郭線部分をアンチエイリアス直線で描画する場合、8点連結で直線を描画するため、従来技術に対して処理するピクセル数を減らすことができ、高速化が図れる。
【0018】
また、多角形内部とアンチエイリアス輪郭線とでピクセルの重なりが生じないため、多角形内部の塗りつぶしとアンチエイリアス輪郭線の描画を並列に行なうことができ、アンチエイリアス多角形を品質良く、高速に描画することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態による図形描画装置の構成を示すブロック図である。
【0021】
図1において、2は色データを格納するためのフレームメモリ、6はフレームメモリ2に格納された色データに基づいて図形を表示するためのディスプレイ、7は輪郭線を除いた多角形を描画する輪郭線無し多角形描画部、8は多角形の輪郭線部分に位置するドットに対してアンチエイリアス処理した直線で描画するアンチエイリアス直線描画部である。
【0022】
図2は、輪郭線無し多角形描画部7の内部構成を示すブロック図である。
【0023】
図2において、9は図形の輪郭線上の各ドットに垂直属性ドット又は水平属性ドットを割り当てる輪郭線ドット属性設定部、10は前記割り当てられた属性をドット毎に格納するためのワークメモリ、11はワークメモリ10に格納されたドット属性情報を参照して、図形の輪郭部分を除いた内部を構成するドットの各々に色データを設定するための色データ設定部である。
【0024】
図2に示す輪郭線ドット属性設定部9は、任意のスキャンライン上に存在する垂直属性ドットの数が必ず0又は偶数になるように、図形の輪郭線上の各ドットに垂直属性ドット又は水平属性ドットを割り当てる。そのための具体的な手法としては、特願平11−144857号公報(p.6〜p.11)に開示されている。
【0025】
図3は、塗りつぶし対象となる図形の具体例を示している。図中のP1〜P5は各々頂点である。輪郭線ドット属性設定部9によって、図3の輪郭線上の各ドットに垂直属性ドット及び水平属性ドットが割り当てられ、図4に示すように、ワークメモリ10の中に、図形の輪郭線上の各ドットに対する属性情報が書き込まれる。
【0026】
図2に示す色データ設定部11は、塗りつぶし対象の図形に外接する矩形の中を、各Y座標毎、X座標軸正方向にスキャンする。更に、色データ設定部11は、X座標軸方向の複数のスキャンラインに順次着目して、着目スキャンライン上の奇数番目の垂直属性ドットと次の偶数番目の垂直属性ドットとの間に位置するドットのうち、垂直属性ドットと水平属性ドットを除く全てに色データを設定する。図4に例示されたスキャンラインSLの場合には、座標(2,5)、(3,5)、(6,5)、(7,5)に位置する4個のドットにそれぞれ色データが設定される。
【0027】
色データ設定部11により設定されたドット毎の色データは、フレームメモリ2の中に格納され、図5に示すように、輪郭線部分が除かれた多角形が描画される。
【0028】
図6は、図2に示すアンチエイリアス直線描画部8の内部構成を示すブロック図である。
【0029】
図6において、12は輪郭線上の各ドットについて、X座標値を生成するX座標生成部、13は輪郭線上の各ドットについて、Y座標値を生成するY座標生成部、14は図形の色データと、輪郭線上の座標に対応するフレームメモリ2に格納されている色データとを半透明処理して、新たに生成した色データをフレームメモリ2に書き込む半透明処理部である。
【0030】
ここで、ある輪郭線の始点から終点へのX方向の変位をdX、dXの絶対値を|dX|、Y方向の変位をdY、dYの絶対値を|dY|とする。
【0031】
X座標生成部12は、始点X座標に四捨五入のための0.5を加算した値に対して、|dX|<|dY|であればdX/dYを、|dX|≧|dY|かつdXが正であれば1を、|dX|≧|dY|かつdXが負であれば−1を、ドットを更新する度に加算し、X座標値として出力する。なお、X座標値は整数部と小数部を含めて出力される。
【0032】
Y座標生成部13は、始点Y座標に四捨五入のための0.5を加算した値に対して、|dY|<|dX|であればdY/dXを、|dY|≧|dX|かつdYが正であれば1を、|dY|≧|dX|かつdYが負であれば−1を、ドットを更新する度に加算し、Y座標値として出力する。なお、Y座標値も整数部と小数部を含めて出力される。
【0033】
例として、図3に示す図形の、P3(9,7)からP4(4,5)までの直線について、X座標生成部12とY座標生成部13がそれぞれ出力するX座標値、Y座標値を図7に示す。この直線について、dX=−5、dY=2、dY/dX=−0.4である。
【0034】
半透明処理部14は、輪郭線上の各ドット毎のX座標値、Y座標値それぞれの整数部に対応するフレームメモリ2に格納されている色データを読み出し、それと図形の色データとを、X座標値の小数部もしくはY座標値の小数部を用いて半透明処理して新たに色データを生成し、フレームメモリ2に書き込む。
【0035】
図8に、輪郭線が右回りの場合の半透明処理内容を示す。また、図9に、輪郭線が左回りの場合の半透明処理内容を示す。なお、図8および図9中で、BR、BG、BBはフレームメモリ2に予め格納されている色データのR、G、B各成分、PR、PG、PBは図形の色データのR、G、B各成分、NR、NG、NBは半透明処理して新たに生成された色データのR、G、B成分、XDはX座標値の小数部、YDはY座標値の小数部を示す。
【0036】
図10は、輪郭線が右回りの場合の輪郭線に対して図形内部がどこに存在するかを示す図である。また、図11は、輪郭線が左回りの場合の輪郭線に対して図形内部がどこに存在するかを示す図である。なお、図10および図11中でハッチングを施した部分が図形内部である。
【0037】
図8および図9に示す半透明処理は、輪郭線に対する図形内部の位置関係と、X座標値、Y座標値の小数部からドットに占める図形の割合を求めることを基にしている。
【0038】
ここで、具体例として、輪郭線が右回りでdX、dY共に正、|dX|>|dY|、dY/dX=0.4である輪郭線の3個のドットを図12に示す。
【0039】
(PR,PG,PB)=(100,100,100)、(BR,BG,BB)=(10,10,10)として、DOT1、DOT2、DOT3の(NR,NG,NB)をそれぞれ求める。
【0040】
DOT1について、Y座標値の小数部YDは0.5である。これを図8の|dX|≧|dY|、dXが正の場合の処理に当てはめると、
NR=100×0.5+10×(1−0.5)=55
NG=100×0.5+10×(1−0.5)=55
NB=100×0.5+10×(1−0.5)=55
となる。
【0041】
DOT2について、Y座標値の小数部YDは0.9である。これを図8の|dX|≧|dY|、dXが正の場合の処理に当てはめると、
NR=100×0.9+10×(1−0.9)=91
NG=100×0.9+10×(1−0.9)=91
NB=100×0.9+10×(1−0.9)=91
となる。
【0042】
DOT3について、Y座標値の小数部YDは0.3である。これを図8の|dX|≧|dY|、dXが正の場合の処理に当てはめると、
NR=100×0.3+10×(1−0.3)=37
NG=100×0.3+10×(1−0.3)=37
NB=100×0.3+10×(1−0.3)=37
となる。
【0043】
図1に示すアンチエイリアス直線描画部8は、図形を構成する複数の輪郭線に対して、それぞれの輪郭線の始点から終点の1ドット手前まで、前述した半透明処理を行なう。
【0044】
アンチエイリアス直線描画部8が、図3に示す図形の輪郭線に対してアンチエイリアス処理を施した結果は、図13のようになる。図13中で、ピクセルのハッチングが濃いほど透過度が低い、すなわち背景色に対する多角形の色の割合が高いことを示す。
【0045】
図3に示す図形にアンチエイリアス処理を施す場合、輪郭線無し多角形描画部7によって、図5に示すように輪郭線部分が除かれた多角形の塗りつぶしが行なわれ、アンチエイリアス直線描画部8によって、図13に示すように、アンチエイリアス処理した輪郭線が描画され、輪郭線無し多角形とアンチエイリアス輪郭線を重ね合わせることにより、図14に示すようなアンチエイリアスされた多角形を描画できる。図14中で、ピクセルのハッチングが濃いほど透過度が低い、すなわち背景色に対する多角形の色の割合が高いことを示す。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、輪郭線部分をアンチエイリアス直線で描画する場合、8点連結で直線を描画するため、従来技術に対して処理するピクセル数を減らすことができ、高速化が図れる。
【0047】
また、多角形内部とアンチエイリアス輪郭線とでピクセルの重なりが生じないため、多角形内部の塗りつぶしとアンチエイリアス輪郭線の描画を並列に行なうことができ、アンチエイリアス多角形を品質良く、高速に描画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による図形描画装置の構成を示すブロック図
【図2】 図1に示す輪郭線無し多角形描画部7の内部構成を示すブロック図
【図3】 塗りつぶし対象となる図形の具体例を示す図
【図4】 図3に示す図形に対して、輪郭線ドット属性設定部9によって、輪郭線上の各ドットに属性情報が割り当てられた結果を示す図
【図5】 図3に示す図形に対して、色データ設定部11によって、輪郭線部分が除かれた多角形が描画された結果を示す図
【図6】 図1に示すアンチエイリアス直線描画部8の内部構成を示すブロック図
【図7】 図3に示す図形の、P3(9,7)からP4(4,5)までの直線について、X座標生成部12とY座標生成部13がそれぞれ出力するX座標値、Y座標値を示す図
【図8】 輪郭線が右回りの場合の半透明処理内容を示す図
【図9】 輪郭線が左回りの場合の半透明処理内容を示す図
【図10】 輪郭線が右回りの場合の輪郭線に対して図形内部がどこに存在するかを示す図
【図11】 輪郭線が左回りの場合の輪郭線に対して図形内部がどこに存在するかを示す図
【図12】 輪郭線が右回りでdX、dY共に正、|dX|>|dY|、dY/dX=0.4である輪郭線の3個のドットを示す図
【図13】 図1に示すアンチエイリアス直線描画部8が、図3に示す図形の輪郭線に対してアンチエイリアス処理を施した結果を示す図
【図14】 図3に示す図形に対して、本実施形態に係る図形描画装置によってアンチエイリアス処理が施された結果のアンチエイリアス多角形を示す図
【図15】 従来のアンチエイリアス描画方式を実現するためのグラフィックス表示装置のブロック図
【図16】 従来のアンチエイリアス描画方式について、描画対象となる図形の具体例を示す図
【図17】 図16に示す図形に対して、従来技術で描画されたエイリアスの付いたポリゴンを示す図
【図18】 図16に示す図形に対して、従来技術でアンチエイリアス処理を施したポリゴンの辺を示す図
【図19】 図16に示す図形に対して、従来技術でアンチエイリアスされたポリゴンを示す図
【符号の説明】
1 ポリゴン生成回路
2 フレームメモリ
3 アンチエイリアス直線生成回路
4 アルファブレンダ
5 描画制御回路
6 ディスプレイ
7 輪郭線無し多角形描画部
8 アンチエイリアス輪郭線描画部
9 輪郭線ドット属性設定部
10 ワークメモリ
11 色データ設定部
12 X座標生成部
13 Y座標生成部
14 半透明処理部
DOT1〜DOT3 輪郭線上のドット
P1〜P5 頂点ドット
SL スキャンライン
Claims (2)
- 多角形の輪郭線を構成するドットを除いて多角形の内部を塗りつぶす輪郭線無し多角形描画部と、
前記多角形の輪郭線を構成するドットに対してアンチエイリアス処理を施すアンチエイリアス輪郭線描画部と、
前記輪郭線無し多角形描画部と前記アンチエイリアス輪郭線描画部によって設定される前記多角形の色データを格納するフレームメモリとを備え、
前記アンチエイリアス輪郭線描画部は、
前記多角形の輪郭線部分を構成する各ドットについて、整数部および小数部からなるX座標値を生成するX座標生成部と、
前記多角形の輪郭線部分を構成する各ドットについて、整数部および小数部からなるY座標値を生成するY座標生成部と、
前記X座標値またはY座標値の小数部と、着目している輪郭線に対する前記多角形の内部の位置関係とから、各ドットに占める図形部分の割合を定め、これを透過度として、前記X座標値およびY座標値の整数部に対応する前記フレームメモリに予め格納されている色データと、前記多角形の色データとを半透明処理する半透明処理部とを備え、
前記輪郭線と多角形の内部の位置関係は、前記輪郭線が右回りの場合であるか前記輪郭線が左回りの場合であるかと、前記輪郭線の傾きとに基づいて求めることを特徴とする図形描画装置。 - 前記輪郭線の傾きとX座標の変位量とY座標の変位量に基づいて半透明処理を行う請求項1に記載の図形描画装置。
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