JPH10247241A - 畳み込み走査ラインレンダリング - Google Patents
畳み込み走査ラインレンダリングInfo
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Abstract
バッファよりむしろ走査ラインバッファ(あるいバンド
バッファ)の使用を提供し、グラフィカルオブジェクト
ベースの画像を取り扱う場合に格別な効果をもたらす。 【解決手段】出力画像を生成するために入力画像に畳み
込み演算子を適用する方法及び装置を開示する。入力画
像の少なくとも所定走査ライン数に対応する画素データ
が画像の一部を記憶するためのバッファメモリへ供給さ
れる。画像データはデータ資源から供給あるいは選択的
にオブジェクトグラフィック環境からレンダリングされ
て良い。出力画像の走査ラインを生成するために画素デ
ータに畳み込みマスクが供給される。畳み込みマスクは
所定行及び列数の係数を有し、所定走査ライン数はその
所定行数あるいは列数に実質的に等しい。入力画像のあ
る走査ラインが廃棄されると、次の走査ラインが畳み込
みにより生成される出力画像の各走査ラインに対し供給
される。
Description
込み(convolution)技術に関するものであり、特に、
走査ラインレンダリング環境におけるデジタル画像ある
いはオブジェクトベースのグラフィックの畳み込みを実
行する画像畳み込み技術に関するものである。
モリフレームバッファを用いて画像畳み込みを実行す
る。しかしながら、この技術では、特に、画像の高速レ
ンダリングが必要とされる場合に、利用可能なメモリが
どのくらい記憶できるかで、畳み込みに適用され得る画
像のサイズの制限の可能性がある。また、現在のシステ
ムは、画素ベースの画像データで形成される画像のみに
畳み込みが適用されることが許容され、オブジェクトベ
ースの画像データから形成される画像に畳み込むが適用
されることは一般的に許容されていない。
像の畳み込みは以下のように定義され得る。画像10
は、走査ラインに沿う水平位置がxで、画像10の左上
角から下に向かう垂直位置がyである関数I(x,y)
によって示され得る。画素整数座標p及びqの画素12
は、p≦x≦p+1、q≦q+1の範囲での関数I
(x,y)によって返される値を有する。これの実行に
おいては、通常、画像は、例えば、RGB値として知ら
れる赤、緑及び青の連続色成分として表現される。この
ように、通常、関数I(x,y)は、各色成分、I
R(x,y)、IG(x,y)及びIB(x,y)と、い
くつかの関数で示される。所定関数f(x,y)による
画像10の畳み込みは、以下の式によって数学的に定義
され、
義され得る。実条件として、畳み込みは、通常、図2に
示されるような有限マスク21(カーネルとしてまた知
られている)kij、i=-m,…,m、j=-n,…,nによって表現
されるf(x,y)によって実行され、中央要素あるい
はマスク係数がk00要素22であるように表現される。
畳み込みは、以下の式によって各画素(p,q)に対し
計算され、
連続独立計算を示している。
込み計算を示す。出力画像32内の各画素31は、入力
画像34の複数走査ラインを横切る複数の隣接画素33
に依存する。従来のシステムでは、隣接領域画素を利用
する困難が全くないので、全画像半導体フレームバッフ
ァは、入力画像34を完全に記憶するように用いられ
る。
「メモリ」の対象は、 例えば、ハード(磁気)ディス
クあるいは光ディスクメモリよりも、実質的により高速
データ転送レート及びより短いアクセス時間を供給する
半導体ベースのランダムアクセスメモリのような高速デ
ータ転送レート及びアクセス時間が短いメモリが対象と
されることである。高速データ転送レートで、アクセス
時間が短いメモリの他の例としては、バブルメモリ(bu
bble memory)及び水銀遅延ラインメモリ(mercury del
ay line memory)の類を含む。
像操作処理において、画像畳み込み用フレームバッファ
の使用は、多くの問題及び短所を引き起こす。第一に、
上述したようなメモリの価格は過去数年来から下降して
いるけれども、相対的に高価なものである。そのため、
コンピュータシステムに典型的に使用されるこのような
メモリの記憶容量は、内部記憶用の低速メモリ(例え
ば、ハードディスク)を利用するよりも優先して高速メ
モリ資源を使用する傾向があるオペレーティングシステ
ム及び多くのアプリケーションプログラムのうちの1つ
の同時実行によって、頻繁に消費される。また、フレー
ムバッファの規格は、画素ベース形式へのグラフィカル
オブジェクトのレンダリングによって、より多くのメモ
リの資源の占有及び上述した問題点を助長する。
けられた1つ以上の問題点を実質的に克服し、あるいは
改善することが本発明の目的である。
のであり、従来のフレームバッファよりむしろ走査ライ
ンバッファ(あるいバンドバッファ)を使用して画像畳
み込み操作を実行することを提供し、また、グラフィカ
ルオブジェクトベースの画像を取り扱う場合に格別な効
果をもたらす。
画像に畳み込み演算子を適用する方法を提供し、その方
法は以下のステップからなる。
スク供給し、前記係数は、所定行数及び所定列数で構成
され、(b)前記画像の一部を記憶するためのバッファ
手段を供給し、(c)前記バッファ手段が記憶する少な
くとも前記有限畳み込みマスクの前記所定行数あるいは
前記所定列数に実質的に等しい前記画像の所定数の走査
ラインをレンダリングし、(d)出力画像の走査ライン
を生成するために、前記レンダリングされた複数の走査
ラインに前記有限畳み込みマスクを適用する。
インを生成するために、前記ステップ(c)及び前記ス
テップ(d)を繰り返し、前記ステップ(c)では、走
査ラインが廃棄され、次の走査ラインが出力画像のそれ
ぞれの走査ラインに対しレンダリングされる。
トベースのグラフィック環境で表される。このような環
境の場合、前記画像は、複数のノードから構成される式
木表現によって表される。典型的なノードは、演算子あ
るいは原始関数のどちらかとして特徴づけられる。画像
は、選択的に命令シーケンスあるいは階層的データ表現
で表されても良い。一般的に、式木表現の1つ以上のノ
ードあるいは命令シーケンスの各シーケンスは、レンダ
リング数を付加している。典型的なレンダリング数は、
ノードあるいは命令に対する注目走査ラインの前のレン
ダリングされる走査ライン数を表す。
よって決定される。
成するために入力画像に畳み込み演算子を適用する方法
が開示され、その方法は以下のステップからなる。
ッファ手段を供給し、画像の画素データは少なくとも前
記画像の所定走査ライン数に対応し、(b)前記出力画
像の走査ラインを生成するために前記画像の画素データ
に対し有限畳み込みマスクを適用し、前記有限畳み込み
マスクは、所定行数及び所定列数で構成される複数の係
数を有し、前記所定走査ライン数は、少なくとも該有限
畳み込みマスクの所定行数あるいは所定列数と実質的に
等しい。
ベースのグラフィック環境において少なくとも1つのグ
ラフィカルオブジェクトを表す画像に対し畳み込み演算
子を適用する方法が開示され、その方法は以下のステッ
プからなる。
スクを供給し、前記係数は、所定行数及び所定列数で構
成され、(b)前記画像の一部を記憶するバッファ手段
を供給し、(c)前記バッファ手段に少なくとも1つの
グラフィカルオブジェクトの少なくとも所定数の走査ラ
インをレンダリングし、該所定走査ライン数は、前記有
限畳み込みマスクの所定行数あるいは所定列数に実質的
に等しく、(d)出力画像の走査ラインを生成するため
に前記レンダリングされた複数の走査ラインに対し前記
有限畳み込みマスクを適用し、(e)前記出力画像の複
数の走査ラインを生成するために前記ステップ(c)及
び前記ステップ(d)を繰り返し、該レンダリングステ
ップ(c)では、前記バッファ手段からある走査ライン
が廃棄されると、次の走査ラインが該出力画像の各走査
ラインに対しレンダリングされる。
み演算子を適用する装置が開示され、その装置は以下の
構成からなる。
供給する第1手段と、該係数は所定行数及び所定列数で
構成され、前記画像の一部を記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段へ、少なくとも前記入力画像の所定ラ
イン数の画像の画素データを供給する第2手段と、前記
所定走査ライン数は、前記有限畳み込みマスクの前記所
定行数あるいは前記所定列数に実質的に等しく、出力画
像の走査ラインを生成するために前記複数の走査ライン
に前記有限畳み込みマスクを適用する第3手段とを備え
る。
ァ手段は、全入力画像より実質的に小さい入力画像の限
定部分を保持するように構成される。
からなる各バンドの任意のバンド単位の出力画像の合成
は、必要あるいは要求されるメモリ記憶容量を削減する
効果となる。同様に、後述するが、例えば、畳み込み操
作を実行するために必要とされる入力画像の最低走査ラ
イン数である入力画像の一部分だけを記憶することがた
いていは好ましい。
適な実施形態を詳細に説明する。
力画像41の注目バンド40に施して得られる出力画像
43の1つの注目走査ラインの構成あるいは形式の一例
を示す図である。これに従うと、入力画像41の注目バ
ンド40及び出力画像43の注目走査ラインは、それぞ
れメモリに記憶する必要がある入力画像41及び出力画
像43の選択部分を表している。入力画像41がソフト
ウェア(即ち、グラフィックオブジェクトからを例とす
るレンダリング)によって生成されようと、あるいは外
部資源(例えば、ハードディスクからのピクセルベース
のデータ、スキャナ、CDーROM、その他)からメモ
リに読み取られようと、畳み込みを実行するために入力
画像41の一部だけをメモリ41に記憶する必要があ
る。「N」行「M」列要素を有する畳み込みマスク(N
×M)に対し、メモリに記憶される入力画像の選択部分
はN走査ラインから構成される。しかしながら、各N走
査ラインの部分は、本発明実施形態に従う畳み込みを実
行するには満足するであろう。
のサイズに依存する正の整数値をとれる限りは、畳み込
みマスクの幾何学中心に中心要素「k00」22(図2に
その例が示される)が存在するように、奇数の正の整数
となるように「N」及び「M」を選択することが好まし
い。
れる「2n+1」行及び「2m+1」列を有する畳み込
みマスクを例とすると、入力画像41の複数の走査ライ
ン40(即ち、バンド)は、出力画像43の1つの走査
ラインを形成する処理のためにメモリに記憶されるよう
に要求される。本例では、出力画像43の走査ライン
「q」42を出力するために、走査ライン「qーn」か
ら「q+n」がメモリに記憶されるようように要求され
る。畳み込みマスクを用いたバンド40の処理において
は、バンド40の走査ライン「qーn」がメモリから廃
棄され、走査ライン「q+n+1」がメモリへ読込まれ
る。走査ライン「qーn+1」から「q+n+1」から
構成される新しいバンド44を形成するために、バンド
40は注目走査ラインの前の1つの走査ラインを有して
いる。出力画像43の走査ライン「q+1」45を生成
するために、畳み込みマスクを用いて新しいバンド44
が処理される。出力走査ライン(例えば、出力走査ライ
ン「q」42)が生成される場合、例えば、表示装置あ
るいは記憶媒体に送信するというように、走査ラインは
出力され、所望の出力画像が得られるまですべての出力
走査ラインに対し上述の処理が繰り返される。
おいて、画像は演算子によって関係づけられた一連のグ
ラフィック原始関数によって記述される。そのような原
始関数は、典型的に次のものを含む:矩形及び円のよう
な単純な形状にしろ、あるいは変数的スプライン曲線、
テキストやデジタルピクセルベースの画像のような複雑
な形状であろうと、を幾何学的に定義された形状を含
む。
ックの簡単な例では、「over」演算子52、54、
57で、背景53を有して原始関数51、55及び56
が所定順序で構成され、上記処理のための 階層的な
「式木」表現を与える。 図5に示す式木表現より複雑
な式木表現を構成するために、「over」演算子以外
の合成演算子が任意に利用される。これらの演算子は、
以下の図1に設定される合成演算子を含む、つまり、D
cは予備積算目標値(premultipled destination)ある
いは合成色(resultant colour)であり、Doは予備積
算目標値あるいは合成αチャンネル値であり、Acは第
1資源Aの第1部分の予備積算画素色であり、Aoは色
がAcである画素に対応する値であり、Bcは第2資源
Bの画像の一部の予備積算画素色値であり、Boは第2
資源BのBcに対応する画素のαチャンネル値である。
表1は、特に、異なる演算子を利用して、異なる2つの
画像を合成する様々な合成方法を示している。追加演算
子も可能である。特別な効果を実現するために、様々な
演算子は主に利用される得る。
2つの完全に不透明な円A及びBにおいて利用される場
合に生成される様々な最終画像の例を示している。演算
子「rover」、「rin」、「rout」及び「r
atop」は、「r」(逆)演算子に対するオペランド
の交換及び対応演算子「over」、「in」、「ou
t」及び「atop」それぞれの適用と同等であること
に注意されるべきである。
2つの合成演算子、単一演算子及び原始関数を含む様々
なノードタイプを包含できる。 単一演算子は典型的に
は、色変換、画像畳み込み、擬似変換及び画像ラッピン
グ(wrapping)を含む。
素71〜77を有する図11に示される画像90の式木
表現70(図7)が示される。図7の選択表現は、図8
の描画命令80〜84一式のシーケンスである。本例の
図8の選択表現は、ステップ80及びステップ81にお
いて、「バッファ1」と呼ばれる中間走査ラインバッフ
ァ及び図9Aに示される画像90の様々なレンダリング
位置での「バッファ1」の内容について言及する。ステ
ップ82、83及び84それぞれは、出力走査ラインを
生成するために必要とされるバッファである「メインバ
ッファ」内で実行する。
査ラインバッファ110を用いた画像90の走査ライン
レンダリング例を示す。中間(走査ライン)バッファ1
10は、典型的には、レンダリングされた画像の1つの
走査ラインと同等の記憶可能容量を有するが、連続する
複数の走査ラインのバンドバッファとして任意に実現し
ても良い。典型的に、画像は少なくとも数百走査ライン
を含み、1つのバンドは、一般的に、全画像を占める走
査ラインよりも実質的に少ない複数の走査ラインから形
成される。従って、中間走査ラインバッファの必要条
件、フレームバッファの必要条件よりも実質的には小さ
い。適当あるいは所望とされるなら、中間走査ラインバ
ッファの記憶容量及び/あるいは位置は、画像操作を最
適化にするために動的に再構成されても良い。例えば、
図8の命令シーケンスを使用して画像90を走査ライン
レンダリングするには、出力画像の1つの走査ラインを
構成するための命令の実行において中間走査ラインバッ
ファ110が使用される。
れ、それぞれのシーケンスの完全な実行で出力画像の一
連の走査ラインが生成される。図9Aに、図8の命令の
実行の繰り返しを通して3つの位置111、112、1
13における中間バッファ110の内容が示される。
110(「バッファ1」)の時間積分内容は、最初に2
つの描画命令80、81がフレームバッファ上で実行さ
れた場合に示される画像104を表している。「バッフ
ァ1」110の内容は、一般的に表示装置上で表示され
ず、好ましくは、図8の命令シーケンスのそれぞれの実
行の繰り返しによって上書きされる。図9Aに示す、位
置111は画像104の空白部分101に対応し、位置
112はテキスト文字「A」の先端部分102に対応
し、位置113はテキスト文字「A」の足内の部分10
3に対応する。
12、113のそれぞれに対応する出力画像90のレン
ダリングされた3つの走査ライン114、115、11
6を示している。これらの表現において、前もってレン
ダリングされたテキスト文字「A」は、図11に示され
る黒円に横たわるようにしてレンダリングされ、出力画
像の部分画像91、92、93は位置114、115、
116それぞれに対応する。
み込み演算子121で構成され、構成要素121〜12
9(図12)を有する式木120あるいは構成要素13
1〜136(図13)を有する命令シーケンスによって
表される画像の走査ラインレンダリング例を示す。本例
での畳み込み演算子は、ぼかしが適用される画像の一部
あるいは画像のぼかし(あるいは拡散)を生成する「ぼ
かし」演算子121である。
み演算子121が式木120のノードを取り込んでいる
以外は、図7の式木70と実質的に同じである。図12
の式木表現によって表される画像140が図14に示さ
れる。本例での「ぼかし」演算子のオペランドは、オペ
ランドとする第1原始関数124及び第2原始関数12
5を有する「in」演算子123から構成される副木1
22である。
って、副木122によって表される画像141の一部を
ぼかす任意関数で畳み込まれ、テキスト文字「A」のエ
ッジはぼかされ、あるいはそのテキスト文字「A」が存
在する位置で黒円と融合される。オブジェクトベースの
グラフィック環境では、畳み込み演算子は、式木の一部
あるいは命令シーケンス(130)の1つの命令131
として含み得り、かつこれに応じて実行され得る。
おいて畳み込み演算子を適用するために、2つの中間バ
ッファがメインバッファに追加して用いられる。画像の
一部を記憶するバンドバッファ(「バッファ2」)に畳
み込みが適用され、「バッファ2」の内容に対する畳み
込みの適用によって得られる出力結果を記憶するために
第1の中間走査ラインバッファ(「バッファ3」)が適
用される。図15は、「ぼかし演算子」121が以降に
続く第1中間バッファ(「バッファ3」)の時間積分内
容150、あるいは命令シーケンスからぼかし畳み込み
命令131の実行後に等しい状態を示している。
ングに適応させた構成要素162〜169を有する式木
表現160が示される。レンダリング数161は、各末
端ノード163での各原始関数に対する演算子及び各中
間ノード162での演算子に付加されていることを示
し、また、出力バッファの注目走査ラインの前の走査ラ
インでレンダリングされなければならない走査ラインが
いくつあるかを表している。例えば、注目走査ラインの
前に少なくともレンダリングされたn走査ラインが存在
する場合、畳み込みぼかし162操作が先行走査ライ
ン、注目走査ライン及び注目走査ラインの前のn走査ラ
イン上で実行され得る前に、「グレーボックス」と記載
されている原始関数の注目走査ラインの前のn走査ライ
ン及び「テキストA」と記載されている原始関数の注目
走査ラインの前のn走査ラインが「in」演算子164
を用いて中間バッファへレンダリングされる。典型的に
は、n走査ラインがレンダリングされるまで、「in」
演算子164によって操作される「グレーボックス」及
び「テキストA」の各走査ラインの注目走査ラインの前
のn走査ラインをレンダリングするために、走査ライン
単位で走査ライン上に副木の各走査ラインがレンダリン
グされる。副木165の総計「2n+1」の走査ライン
は、畳み込み演算子162が適用され得る前に中間バッ
ファへのレンダリングを必要とし、総計「2n+1」の
走査ラインは「2n+1」行を有する畳み込みマスクを
適用する前にレンダリングを必要とする最低走査ライン
数である。また、走査ラインレンダリングシステムにお
いては、このn走査ラインは、出力バッファの注目走査
ラインより前にレンダリングされなければならない。
令シーケンス170表現である。命令シーケンス170
における各命令172〜177は、図16のレンダリン
グ数161と同じ命令シーケンス表現となる数171に
よって実行される。
であるかを決定するレンダリング数は、積算畳み込みの
適用の効果を累積するために考慮される。例えば、2n
+1行を有するマスクの第1畳み込みのオペランドが、
2m+1行を有するマスクの第2畳み込み演算子を含む
副木である場合、第2畳み込みのオペランドは、注目走
査ラインの前のn+m走査ラインレンダリングされなけ
ればならない。
ラインを記憶可能とする第1中間バッファ180(例え
ば、バッファ2)、1つの走査ラインを記憶可能な第2
中間バッファ190(例えば、バッファ3)、及び1つ
の走査ラインを記憶可能な出力(メイン)バッファ20
0が示される。図18Aから図18Cは、図16の式木
表現あるいは図17の命令シーケンス170に従う様々
なレンダリング位置を示している。
165からレンダリングされ、注目畳み込み走査ライン
191を生成するために画像の一部181に畳み込みぼ
かし162が適用されて、第2バッファ190に配置さ
れる。第2バッファ190の内容は、画像140の注目
走査ライン201を出力するために、式木表現160の
ノードと一緒に処理される。
木表現のノードの各演算子は、最終画像の各走査ライン
に対し必ずしも作用しない。この場合、注目走査ライン
だけにむしろ作用する命令の「アクティブリスト」が必
要とされる。各走査ラインが生成されると、アクティブ
リストが除去されない間は、注目走査ラインに作用する
命令はアクティブリストに追加される。この方法では、
出力画像を生成するために必要とされる時間が、かなり
頻繁に削減される。
イン上で実現され、これに応じて画像がレンダリングさ
れる。しかしながら、この処理は、画像の垂直走査ライ
ン上で実現され得り、本発明の範囲あるいは精神から逸
脱しないでそれ相応にレンダリングされ得る。
ュータ上で実行されるソフトウェアとして実現される図
4から図18を参照して説明される処理を、図19に示
すような通常の汎用コンピュータを使用して実行され得
る。コンピュータ500は、コンピュータモジュール5
01、キーボード502及びマウス503のような入力
装置、表示装置504を構成する。
ともプロセッサユニット505、半導体ランダムアクセ
スメモリメモリ(RAM)及びリードオンリーメモリ
(ROM)を典型的に含むメモリユニット506、ビデ
オインタフェース507及びキーボードインタフェース
508を含む入力/出力(I/O)インタフェースから
構成される。記憶手段509は、以下の装置のひとつ以
上が含み得り供給される:フロッピーディスク、ハード
ディスクドライブ、CDーROMドライブあるいはそれ
と同様の当業者に知られている不揮発性記憶装置。コン
ピュータモジュール501の構成要素505から509
は、コンピュータ500の関連技術として知られる通常
の操作モードとなる方法及び内部バス510を介した典
型的な通信を行う。本実施形態のコンピュータ例として
は、IBM−PC/AT互換機、サンスパークステーシ
ョン(Sun Sparcstations)コンピュータシステムある
いは同様のコンピュータシステムを含んで実行され得
る。また、図19は、上述した走査ラインレンダリング
及び畳み込みを有効にするためにメモリ506内に供給
されるライン/バンドバッファ511を示している。バ
ッファ511は記憶容量に制限があるので、同様の機能
を実行するフレームバッファによる使用とは違って自由
にメモリを占有しない。バッファ511は、走査ライン
の画素データを保持するように配置され、本実施形態で
は、複数の走査ラインを有するバンドそれぞれを保持す
る記憶容量を有する。バッファ511は、メモリ506
内の固定領域に配置されても良いし、あるいは選択的に
動的に再構成可能な位置および/あるいは記憶容量であ
っても良く、仮想メモリアドレッシング方法あるいはメ
モリスワッピングによってアクセス可能にしても良いこ
とに注意されるべきである。例えば、画素ベースの画像
あるいは図16のグラフィック例では、1つの畳み込み
処理(ぼかし162)だけが、1つのバッファ内で実行
されても良い領域を獲得する。しかしながら、1つ以上
の畳み込み(例えば、「over」演算子166及び1
69間の式木160内にぼかし演算子が挿入された場
合)を伴うグラフィカルレンダリングにおいて、中間バ
ッファ数は、グラフィカルオブジェクトのレンダリン
グ、それらの個々の畳み込み及び「over」演算子1
69を用いた次の合成を実質的に同時に完了するために
用いられても良い。
500、あるいはコンピュータネットワーク(例えば、
ローカルエリアネットワーク、インターネット)のよう
な複数のコンピュータを含むシステムを代替にして実行
しても良い。特に、本実施形態では、フロッピーディス
クあるいは光ディスクのような記憶媒体を介して直接的
に、あるいはコンピュータネットワークを介して間接的
に、1つ以上のプログラムをコンピュータに供給するこ
とによって達成されても良い。どちらの場合でも、プロ
グラムは、プロセッサ505とメモリ506及びバッフ
ァ511での同時実行によって連続に読み出すための記
憶装置509を使用して記憶されても良い。また、有限
畳み込みマスクは、プログラム、あるいはプログラムか
ら独立して供給及び/あるいは次の使用のために記憶装
置509に記憶されても良く、これにより、有限畳み込
みマスクは、画像データの畳み込みのためにメモリ50
6に一時的に保持されアクセスされても良い。選択的
に、有限畳み込みマトリクスがプログラム/アプリケー
ションの実行で動的に生成されても良い。コンピュータ
システム500の操作モードに従って、このようなプロ
グラムは、バッファ511に対し画素ベースの画像デー
タを送受信するのと、同様にグラフィカルオブジェクト
から画素ベースの画像データをレンダリングすることが
操作可能なプロセッサユニット505によって典型的に
実行される。後者では、レンダリングは、バッファ51
1内で直接実行されても良い。
しているだけであるが、本発明の範囲から逸脱しないで
本発明の実施形態は当業者によって変形及び/あるいは
変更され得る。例えば、ダイレクトアサイクリックグラ
フ(DAG)のような選択的階層的データ表現を用ち得
る。
画像畳み込み操作の実行を、従来のフレームバッファよ
りむしろ走査ラインバッファ(あるいバンドバッファ)
の使用を提供し、また、グラフィカルオブジェクトベー
スの画像を取り扱う場合に格別な効果をもたらす。
よって示される複数の画素から構成されるデジタル画像
を表す図である。
込みを表す図である。
1つの走査ラインの出力に畳み込んだ走査ラインの概念
を表す図である。
式木表現を示す図である。
である。
る。
である。
複数位置での一時的な走査ラインバッファの内容を示す
図である。
ラインを示す図である。
積分内容を表す図である。
従うレンダリングされた画像を表す図である。
を示す図である。
を示す図である。
ケンス表現に従うレンダリングされた出力画像を表す図
である。
の命令シーケンスあるいは図12の式木表現の時間積分
内容の部分的な算出を表す図である。
ングを使用して、図14の画像を表す式木を表す図であ
る。
を示す図である。
ケンスで説明される入力バンドバッファの内容を表す図
である。
ンバッファ及びその内容に続くぼかし(畳み込み)演算
子を示す図である。
対応するレンダリングされた出力画像走査ラインを示す
図である。
システムの概要を示す図である。
Claims (44)
- 【請求項1】 画像に畳み込み演算子を適用する方法
であって、 (a)複数の係数を有する有限畳み込みマスク供給し、
前記係数は、所定行数及び所定列数で構成され、 (b)前記画像の一部を記憶するためのバッファ手段を
供給し、 (c)前記バッファ手段が記憶する少なくとも前記有限
畳み込みマスクの前記所定行数あるいは前記所定列数に
実質的に等しい前記画像の所定数の走査ラインをレンダ
リングし、 (d)出力画像の走査ラインを生成するために、前記レ
ンダリングされた複数の走査ラインに前記有限畳み込み
マスクを適用することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記出力画像の複数の走査ラインを生成
するために、前記ステップ(c)及び前記ステップ
(d)を繰り返し、該ステップ(c)では、ある走査ラ
インが廃棄されると、次の走査ラインが出力画像のそれ
ぞれの走査ラインに対しレンダリングされることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記画像は、オブジェクトベースのグラ
フィック環境で表されることを特徴とする請求項1乃至
請求項2のいずれかに記載の方法。 - 【請求項4】 前記画像は、複数のノードから構成され
る式木表現によって表されることを特徴とする請求項3
に記載の方法。 - 【請求項5】 前記ノードは、演算子あるいは原始関数
のどちらかとして特徴づけられることを特徴とする請求
項4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記画像は、命令シーケンスによって表
されることを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項7】 前記画像は、階層的データ表現によって
表されることを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項8】 前記式木の1つ以上のノードは、レンダ
リング数を付加していることを特徴とする請求項4に記
載の方法。 - 【請求項9】 前記命令シーケンスの各命令は、レンダ
リング数を付加していることを特徴とする請求項6に記
載の方法。 - 【請求項10】 前記レンダリング数は、前記ノードあ
るいは命令に対する現在の走査ラインよりも前にレンダ
リングされる走査ライン数を表すことを特徴とする請求
項8乃至請求項9のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項11】 前記有限畳み込みマスクの係数は、任
意の関数によって決定されることを特徴とする請求項1
乃至請求項10のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項12】 出力画像を生成するために、入力画像
へ畳み込み演算子を適用する方法であって、 (a)前記画像の一部を記憶するためのバッファ手段を
供給し、画像の画素データは少なくとも該画像の所定走
査ライン数に対応し、 (b)前記出力画像の走査ラインを生成するために前記
画像の画素データに対し有限畳み込みマスクを適用し、
該有限畳み込みマスクは、所定行数及び所定列数で構成
される複数の係数を有し、前記所定走査ライン数は、少
なくとも該有限畳み込みマスクの所定行数あるいは所定
列数と実質的に等しいことを特徴とする方法。 - 【請求項13】 前記出力画像の複数の走査ラインを生
成するために前記ステップ(a)及びステップ(b)を
繰り返すステップを更に備え、該ステップ(a)では、
ある走査ラインが廃棄されると、次の走査ラインが前記
出力画像の各走査ラインに対し供給されることを特徴と
する請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 前記バッファ手段に供給される前記入
力画像は、オブジェクトベースのグラフィック環境にお
ける少なくとも1つのグラフィカルオブジェクトからレ
ンダリングされた画像の画素データからなることを特徴
とする請求項12乃至請求項13のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項15】 前記入力画像は、前記グラフィック環
境において複数のノードから構成される式木表現によっ
て表されることを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】 前記ノードは、演算子及び原始関数を
含むグループから選択されることを特徴とする請求項1
5に記載の方法。 - 【請求項17】 前記画像は、前記グラフィック環境の
命令シーケンスによって表されることを特徴とする請求
項14に記載の方法。 - 【請求項18】 前記画像は、階層的データ表現によっ
て表されることを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 【請求項19】 前記式木の1つ以上のノードは、レン
ダリング数を付加していることを特徴とする請求項15
に記載の方法。 - 【請求項20】 前記命令シーケンスの各命令は、レン
ダリング数を付加していることを特徴とする請求項17
に記載の方法。 - 【請求項21】 前記レンダリング数は、前記ノードあ
るいは命令に対する現在の走査ラインよりも前にレンダ
リングされる走査ライン数を表すことを特徴とする請求
項19乃至請求項20のいずれかに記載の方法。 - 【請求項22】 前記有限畳み込みマスクの係数は、任
意の関数によって決定されることを特徴とする請求項1
2乃至請求項21のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項23】 前記バッファ手段は、前記入力画像の
全画像よりも実質的に小さい該入力画像の限定部分を保
持するように構成されることを特徴とする請求項12乃
至請求項22のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項24】 オブジェクトベースのグラフィック環
境における少なくとも1つのグラフィカルオブジェクト
で表される画像に畳み込み演算子を適用する方法であっ
て、 (a)複数の係数を有する有限畳み込みマスクを供給
し、該係数は、所定行数及び所定列数で構成され、 (b)前記画像の一部を記憶するバッファ手段を供給
し、 (c)前記バッファ手段に少なくとも1つのグラフィカ
ルオブジェクトの少なくとも所定数の走査ラインをレン
ダリングし、 (d)出力画像の走査ラインを生成するために前記レン
ダリングされた複数の走査ラインに対し前記有限畳み込
みマスクを適用し、該所定走査ライン数は、該有限畳み
込みマスクの所定行数あるいは所定列数に実質的に等し
い、 (e)前記出力画像の複数の走査ラインを生成するため
に前記ステップ(c)及び前記ステップ(d)を繰り返
し、該レンダリングステップ(c)では、前記バッファ
手段からある走査ラインが廃棄されると、次の走査ライ
ンが該出力画像の各走査ラインに対しレンダリングされ
ることを特徴とする方法。 - 【請求項25】 入力画像に畳み込みを適用する装置で
あって、 複数の係数を有する有限畳み込みマスクを供給する第1
手段と、該係数は所定行数及び所定列数で構成され、 前記画像の一部を記憶するバッファ手段と、 前記バッファ手段へ、少なくとも前記入力画像の所定ラ
イン数の画像の画素データを供給する第2手段と、前記
所定走ライン査数は、前記有限畳み込みマスクの前記所
定行数あるいは前記所定列数に実質的に等しく、 出力画像の走査ラインを生成するために前記複数の走査
ラインに前記有限畳み込みマスクを適用する第3手段と
を備えることを特徴とする装置。 - 【請求項26】 前記生成された出力画像の各走査ライ
ンに対し、前記第2手段は、前記バッファ手段から予め
畳み込まれたある走査ラインを廃棄すると、前記入力画
像の次の走査ラインを前記バッファ手段に対し供給する
ことを特徴とする請求項25に記載の装置。 - 【請求項27】 前記バッファ手段は、前記入力画像の
2つの走査ラインを少なくとも記憶する記憶容量であ
り、前記第2手段は、該バッファ手段へライン単位で該
入力画像の該走査ラインを供給することを特徴とする請
求項26に記載の装置。 - 【請求項28】 前記バッファ手段は、前記入力画像の
走査ラインのバンドを少なくとも記憶する記憶容量であ
り、前記第2手段は、該バッファ手段へバンド毎に該入
力画像の該走査ラインを供給し、前記出力画像の走査ラ
インを生成するために前記有限畳み込みマスクで畳み込
みを行った後、該バッファ手段から該入力画像の該バン
ドの該走査ラインを廃棄することを特徴とする請求項2
7に記載の装置。 - 【請求項29】 前記入力手段は、オブジェクトベース
のグラフィック環境における少なくとも1つのグラフィ
カルオブジェクトによって表され、更に、前記第2手段
によって供給する該入力画像を前記画像の画素データへ
レンダリングするレンダリング手段を備えることを特徴
とする請求項25に記載の装置。 - 【請求項30】 前記入力画像は、複数のノードから構
成される式木表現によって表されることを特徴とする請
求項29に記載の装置。 - 【請求項31】 前記ノードは、演算子及び原始関数を
有するグループから選択されることを特徴とする請求項
30に記載の装置。 - 【請求項32】 前記入力画像は、命令シーケンスによ
って表されることを特徴とする請求項29に記載の装
置。 - 【請求項33】 前記入力画像は、階層的データ表現に
よって表されることを特徴とする請求項29に記載の装
置。 - 【請求項34】 前記式木の1つ以上のノードは、レン
ダリング数を付加していることを特徴とする請求項31
に記載の装置。 - 【請求項35】 前記命令シーケンスの各命令は、レン
ダリング数を付加していることを特徴とする請求項32
に記載の方法。 - 【請求項36】 前記レンダリング数は、前記ノードあ
るいは命令に対する現在の走査ラインよりも前にレンダ
リングされる走査ライン数を表すことを特徴とする請求
項34乃至請求項35のいずれかに記載の装置。 - 【請求項37】 前記有限畳み込みマスクの係数は、任
意の関数によって決定されることを特徴とする請求項2
5乃至請求項36のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項38】 前記バッファ手段及び前記第2手段及
び前記第3手段それぞれは、コンピュータシステムの構
成要素を有することを特徴とする請求項25に記載の装
置。 - 【請求項39】 前記第2手段及び前記第3手段は、前
記コンピュータシステムのプロセッサを含むことを特徴
とする請求項38に記載の装置。 - 【請求項40】 出力画像を生成するために入力画像に
畳み込み演算子を適用するコンピュータプログラムを記
憶したコンピュータ可読媒体を有するコンピュータプロ
グラム製品であって、 前記画像の一部を記憶するバッファ手段を供給する第1
手段と、少なくとも前記画像の所定走査ライン数は画像
の画素データに対応し、 少なくとも前記出力画像の1つの走査ラインを生成する
ために前記画像の画素データに有限畳み込みマスクを適
用する第2手段と、前記有限畳み込みマスクは、所定行
数及び所定列数で構成され、前記所定ライン走査数は、
該有限畳み込みマスクの前記所定行数あるいは前記所定
列数に実質的に等しいことを特徴とするコンピュータプ
ログラム製品。 - 【請求項41】 前記有限畳み込みマスクを前記第2手
段へ供給する第3手段を更に備えることを特徴とする請
求項40に記載のコンピュータプログラム製品。 - 【請求項42】 前記コンピュータ可読媒体は、ディス
ク記憶装置を含むことを特徴とする請求項41に記載の
コンピュータプログラム製品。 - 【請求項43】 前記コンピュータ可読媒体は、コンピ
ュータネットワークを含むことを特徴とする請求項41
に記載のコンピュータプログラム製品。 - 【請求項44】 出力画像を生成するためにオブジェク
トベースのグラフィック環境における少なくとも1つの
グラフィカルオブジェクトによって表される入力画像に
畳み込み演算子を適用するコンピュータプログラムを記
憶したコンピュータ可読媒体を有するコンピュータプロ
グラム製品であって、 複数の係数を有する有限畳み込みマスクを供給する第1
手段と、前記係数は、所定行数及び所定列数で構成さ
れ、 前記画像の一部を記憶するバッファ手段と、 前記バッファ手段に対する少なくとも1つのグラフィカ
ルオブジェクトの少なくとも所定数の走査ラインをレン
ダリングする第2手段と、該所定走査ライン数は、前記
有限畳み込みマスクの所定行数あるいは所定列数に実質
的に等しく、 出力画像の走査ラインを生成するために前記レンダリン
グされた複数の走査ラインに対し前記有限畳み込みマス
クを適用する第3手段と、 前記出力画像の複数の走査ラインを生成するために前記
第2手段及び前記第3手段を繰り返す第4手段と、該第
3手段では、前記バッファ手段からある走査ラインが廃
棄されると、次の走査ラインが該出力画像の各走査ライ
ンに対しレンダリングされることを特徴とするコンピュ
ータプログラム製品。
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