JPH05159067A - 図形描画装置 - Google Patents

図形描画装置

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JPH05159067A
JPH05159067A JP3321888A JP32188891A JPH05159067A JP H05159067 A JPH05159067 A JP H05159067A JP 3321888 A JP3321888 A JP 3321888A JP 32188891 A JP32188891 A JP 32188891A JP H05159067 A JPH05159067 A JP H05159067A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閉曲線の線幅を拡大する場合において、重複
して描画する部分を減少させて、描画時間を短縮する。 【構成】 閉曲線上のドットの出発点となる位置データ
と以後のドットの進行方向データとを順次に発生する閉
曲線データ発生器と、位置データを更新する第1のレジ
スタと、進行方向データを更新する第2のレジスタと、
第2のレジスタにより更新される1つ前の進行方向デー
タを保持する第3のレジスタと、更新された進行方向デ
ータと更新前の進行方向データとが同じである場合は、
直線パターンを指定し、異なる場合には欠落部分を埋め
るための補助パターンを指定するデコーダと、第1のレ
ジスタにより更新されたドット位置に指定された線幅の
直線パターンおよび補助パターンを発生し、グラフィッ
クメモリに書込むパターン発生器と、閉曲線の線幅を指
定する線幅指定器とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、図形描画装置に関
し、特に閉曲線で描かれた図形や文字の輪郭線を太くす
ることに改良を施したものである。
【0002】
【従来の技術】図形描画装置は、図形や文字(以下単に
図形と称する)を描画するワードプロセッサやコンピュ
ータなどに用いられ、所定の操作に応答して図形を画面
表示したり印刷したりする。なお、以後の説明では画面
表示および印刷を単に表示と記載する。
【0003】閉曲線、たとえば楕円周を作る場合には、
図14に示すように最小単位であるドットを上下左右あ
るいは斜めに連ねていくことにより、楕円周に近い線を
描画する。このようにして作られた楕円周は、描画装置
で描画できる最も線の細い閉曲線である。
【0004】ところで、表示された図形に豊かな表現力
を付加する1つの方法として、閉曲線の線幅をより太い
線で描画することがある。図形が矩形の場合には、線幅
を拡大する方法として個々の線分に平行な線を引いて線
分と平行線との間を塗りつぶすことが考えられる。ま
た、円周の場合には、直径を大きくした同心円を描い
て、円と円との間を塗りつぶすことが考えられる。した
がって矩形や円の場合には、簡単に線幅を拡大すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、楕円あ
るいは線分と曲線とで構成される閉曲線の場合には、平
行線の位置を求める計算が複雑である上、平行線同士
が、あるいは平行線と閉曲線とが交差することがあり得
るため、複雑な処理が必要となる。このため、楕円周あ
るいは直線と曲線とで構成される閉曲線の場合には、線
幅を簡単に拡大することはできない。
【0006】なお、複雑な計算をしないで簡単に線幅を
拡大する従来の方法を図15に示す。この方法は閉曲線
を構成するドットをプロットする代わりに、そのドット
を中心として塗りつぶした円を描画する。
【0007】しかしながら、塗りつぶした円を描く方法
は、輪郭線を滑らかにするために重ねて描画する部分
(描画したドットに対して再度描画する部分)が存在す
る。また、線幅を拡大、すなわち円の半径を大きくする
ほど塗りつぶした円を描画するためのプロット回数が多
くなる。そのため、図15に示す方法は線幅の拡大に要
する時間が長くなるという欠点を有する。
【0008】この発明は、前述のような重ねて描画する
部分や回数を減少させ、より簡単でかつ高速で描画する
ことが可能な図形描画装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明は、閉曲線上のドット位置および進行方向デ
ータに基づいて図形を描画する図形描画装置であって、
前記閉曲線の線幅を指定するための手段と、前記閉曲線
上の各ドットの進行方向に垂直かつ前記指定された線幅
の直線パターンを発生する手段と、前記閉曲線上の互い
に隣接する2つのドットの進行方向が異なる場合には、
2つのドットの進行方向に応じて、前記直線パターンで
は描画できない欠落部分を補うための補助パターンを発
生する手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】以上のこの発明では、閉曲線上の各ドットに対
してそのドットの進行方向に垂直かつ指定された線幅の
直線パターンを発生するので、閉曲線上の連続する複数
のドットが同じ進行方向であれば直線パターンは互いに
重なることはない。
【0011】そして、閉曲線上の互いに隣接する2つの
ドットの進行方向が異なる場合には、2つのドットの進
行方向に応じて曲線パターンでは欠落する部分を補うた
めの補助パターンを発生しているので、隣接のドットに
対して描かれるパターンとの重なりを少なくすることが
できる。
【0012】以上のように、直線パターンと欠落部分を
補う補助パターンとを組合わせることにより、従来例よ
りも重複して描画する部分を少なくすることができ、か
つ描画時間を短縮することができる。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の図形描画装置の一実施例
を示すブロック図である。図1を参照して、この図形描
画装置は、閉曲線データ発生器1、第1のレジスタ2、
第2のレジスタ3、第3のレジスタ4、デコーダ5、パ
ターン発生器6、線幅指定回路7、グラフィックメモリ
8および表示装置9を備える。
【0014】閉曲線データ発生器1は、外部からの信号
に応答して閉曲線を描画するための出発点となるドット
の位置データおよび進行方向データ、さらに以後のドッ
トの進行方向データを発生する。図2は、閉曲線データ
発生器1より発生されるドットの進行方向データを説明
するための図である。図2において、An は任意のドッ
トであり、[1]〜[8]はドットAn の進行方向デー
タHm である。すなわち、ドットAn の進行方向H
m は、8方向の量子化データで表現される。図2では、
ドットAn の進行方向を8方向に分類しているが、4方
向に分類してもよい。
【0015】出発点となるドットAn は、第1のレジス
タ2に与えられ、進行方向データH m は第2のレジスタ
3に与えられる。
【0016】第1のレジスタ2は、ドットAn の位置デ
ータを保持し、第2のレジスタ3を介して与えられるそ
のドットAn の進行方向データHm に応答して保持して
いた位置データに対して所望の計算を行ない、次のドッ
トAn+1 の位置データを発生する。
【0017】図3は、第1のレジスタ2により発生され
る位置データを(x,y)座標上にプロットしたもので
ある。図3においてA0 は前述した出発点となるドット
であり、A1 〜A6 は、以後のドットである。すなわ
ち、第1のレジスタ2は、閉曲線データ1により発生さ
れたドットA0 の座標(x,y)および第2のレジスタ
3を介して与えられるそのドットA0 の進行方向データ
[1]に基づいてx+1←x,y+1←yなる計算を行
なってドットA1 の座標を計算している。以後の各ドッ
トA2 〜A6 の座標は、各ドットの1つ前のドットに対
応する進行方向データに基づいて計算される。
【0018】なお、次のドットの位置データの計算は後
述する太線化のパターンを描画した後に行なわれる。
【0019】第2のレジスタ3は、閉曲線データ発生器
1により発生される新しい進行方向データHm を保持
し、保持した進行方向データHm を第1のレジスタ2お
よびデコーダ5に与え、前の進行方向データHm-1 を第
3のレジスタ4に与える。
【0020】第3のレジスタ4は、第2のレジスタ3か
らの進行方向データHm-1 を保持する。
【0021】デコーダ5は、第2のレジスタ3により保
持された進行方向データHm と第3のレジスタ4により
保持された進行方向データHm-1 とに基づいて閉曲線の
線幅を拡大するためのパターンを指定する。この指定さ
れたパターンについては後述する。
【0022】線幅指定回路7は、閉曲線の線幅を指定す
る。パターン発生器6は、デコーダ5により指定された
パターンと線幅指定回路7により指定された線幅とに応
答して図示しないメモリから所望の線幅のパターンを読
出し、第1のレジスタ2により発生されたドットAn
座標を中心として読出したパターンをグラフィックメモ
リ8に書込む。
【0023】表示装置9は、グラフィックメモリ8に書
込まれたパターンに基づいて図形を描画する。
【0024】次に、デコーダ5により指定されるパター
ンを説明する。図4は、閉曲線とそのまわりに描かれる
太線を示す。図4において、実線は閉曲線を示し、網掛
けの部分は太線を示す。今、この閉曲線の出発点を起点
として左回りに線幅を拡大する。直線に対しては、進行
方向に垂直であってかつ線幅指定回路7により指定され
た長さの直線パターンを付加する。直線であるかどうか
の判定は、閉曲線上の隣接した2つのドットの進行方向
データHm ,Hm-1 が同じであるかどうかによって行な
う。進行方向は8方向であるため、直線パターンは図5
に示すように8種類必要である。
【0025】図6および図7は図5に示した直線パター
ンの拡大図であり、図6の(a)はドットAn の進行方
向が画面の垂直方向である場合を示し、図6の(b)は
ドットAn の進行方向が水平または垂直方向に対して4
5°の場合である。図6の(a)の場合には、線幅指定
回路7により指定される長さがrとすると、垂直方向に
rの長さに対応する個数のドットを描画する。図6
(b)の場合には、r/√2の長さに対応する個数のド
ットを描画する。しかし、単にドットの進行方向に垂直
な直線パターンをプロットした場合には、図7の(a)
に示すように描画できないドットができてしまう。これ
を防ぐために、図7の(b)に示すように、縦方向のド
ットと横方向のドットとを組合わせたパターンを描画す
るようにしてもよい。
【0026】図8は閉曲線が右に折れ曲がる場合におけ
る重複描画部分を説明するための図である。図8を参照
して、閉曲線はドットAn において進行方向[2]から
進行方向[1]へ折れ曲がっている。ドットAn とその
前後のドットAn ,An-1 に対して図6に示した直線パ
ターンを付加した場合には、二重にプロットされた部分
(斜線を施した部分α)ができる。
【0027】図9は閉曲線が左に折れ曲がる場合の欠落
部分と補助パターンとを説明するための図である。図9
を参照して、ドットAn は方向[2]から[3]へ折れ
曲がっている。ドットAn-1 ,An ,An+1 の進行方向
に対して垂直な直線パターンを付加した場合には、二重
に付加されることがない代わりに欠落部分βが発生す
る。このような場合には、ドットAn の前後のドットの
進行方向を検知して欠落部分βを補充することが必要と
なる。
【0028】図10はドットAn の前後のドットの進行
方向によりどのようなパターンを補充する必要があるか
を示した図である。同様に図11は、閉曲線が逆戻りす
る場合のパターンを示している。図10および図11で
はドットAn における前後の方向Hm-1 およびHm
[Hm-1 ,,Hm ]で表わしている。なお、Hm-1 はド
ットAn-1 よりAn を見た進行方向である。また、Hm
はドットAn よりAn+1 を見た進行方向である。進行方
向Hn-1 とHm との組合わせは、8×8=64存在す
る。この組合わせを表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1において“A”は方向Hm-1 とHm
が等しい、すなわち直進する場合を示し、“B”は逆方
向に進む場合を示し、“R”は右に曲がる場合を示し、
“L”は左に曲がる場合を示す。したがって、デコーダ
5は前後の方向[Hm-1 ,H m ]が与えられると、表1
を参照し、結果が“A”である場合には図5に示される
複数の直線パターンのうち方向データ[Hm-1 ,Hm
に対応する直線パターンを指定し、結果が“B”である
場合には図11に示される複数の補助パターンのうち方
向データ[Hm-1 ,Hm ]に対応する補助パターンを指
定し、結果が“L”の場合には、図10に示される複数
の補助パターンのうちの方向データ[H m-1 ,Hm ]に
対応する補助パターンを指定する。
【0031】パターン発生器6は、このようにして指定
された直線パターンおよび補助パターンを図示しないメ
モリから選択してグラフィックメモリ8に書込む。書込
まれたパターンは表示装置9に表示され、図4に示され
るように網掛け部分が太くされた図形となる。
【0032】次に、図1ないし図11に示した図形描画
装置の動作を説明する。まず、外部から閉曲線データ発
生器1に所望の閉曲線の描画を指定するための信号が与
えらる。また、閉曲線の線幅を指定するための信号が線
幅指定回路7に与えられる。外部からの信号に応答し
て、閉曲線データ発生器1は出発点となるドットA0
位置データおよび進行方向データH0 〜H6 を順次に発
生する(図2および図3参照)。位置データは第1のレ
ジスタ2に与えられ、進行方向データH0 〜H6 は順次
に第2のレジスタ3に与えられる。第2のレジスタ3
は、順次に与えられる方向データを保持しかつ保持した
データを第1のレジスタ2およびデコーダ5に与え、1
つの前の進行方向データを第3のレジスタ4に与える。
第1のレジスタ2は、ドットA0 の座標を計算して、パ
ターン発生器6に与える。デコーダ5は第2のレジスタ
3により発生された進行方向データHm および第3のレ
ジスタ4により発生された進行方向データHm-1 とを表
1に従って解読し、閉曲線の各ドットに対して付加すべ
き直線パターンあるいは補助パターンを指定する。すな
わち、隣接する2つのドットが同じ進行方向であれば、
その方向に対応する直線パターンを指定し、隣接する2
つのドットの進行方向が異なりかつ左曲がりである場合
には、その曲がる方向に対応する補助パターンを指定す
る。直線パターンおよび補助パターンの指定信号は、パ
ターン発生器6に与えられる。パターン発生器6には、
線幅指定回路7により発生された線幅データrが与えら
れており、指定された直線パターンが画面に対して垂直
の場合は、rの長さに対応するドット数の直線パターン
を選択し、画面に対して45°の場合には、r/√2に
対応するドット数の直線パターンを選択する。この選択
されたパターンはグラフィックメモリ8に書込まれる。
さらに、指定された補助パターンが図10または図11
に示された補助パターンの場合には、半径rの補助パタ
ーンをメモリから選択してこれをグラフィックメモリ8
に書込む。このようにして、書込まれたパターンを表示
装置9に表示することにより、線幅を太くした図形を描
くことができる。
【0033】なお、図10および図11は半径rの塗り
つぶした円のうちで重複描画を最大限少なくするために
必要なパターンを示しているが、図10および図11に
示した補助パターンのすべてを用いるのに代えて、図1
1に示される方向データ[2,6]および[6,2]に
対応するパターンのみを用いてもよい。こうすることに
より、パターンを記憶するためのメモリの記憶容量を小
さくすることができ、デコーダ5の選択を少なくするこ
とができる。この実施例を実現するための解読表を表2
に示す。
【0034】
【表2】
【0035】表2では、[Hm-1 ,Hm ]が同じ場合に
は、図5の方向データ[1]〜[8]に対応させて“A
1 ”〜“A8 ”なるデコード信号を発生し、[Hm-1
m ]が異なる場合には、“L1 ”〜“L3 ”なるデコ
ード信号を発生している。ここで、デコード信号
“L1 ”は、図11の方向データ[2,6]の半円を指
定する。また、デコード信号“L2 ”は、図11の方向
データ[6,2]の半円を指定する。さらにデコード信
号“L3 ”は、[2,6]および[6,2]の両方ある
いは円を指定する。すなわち、方向データ[2,6]の
半円に包含される補助パターンは、方向データ[2,
6]の半円を指定し、方向データ[6,2]の半円に包
含される補助パターンは方向データ[6,2]の半円を
指定する。そして2つの半円のいずれにも包含されない
パターン、たとえば図10の[5,8]、[8,3]、
[4,7]、[1,4]、[5,7]、[1、3]およ
び図11の[3,7]、[7,3]、[1,5]、
[4,8]、[8,4]の場合には[2,6]および
[6,2]の両方の半円すなわち円を指定する。
【0036】したがって、たとえばドットAn の進行方
向が図12に示すように、方向[2]から方向[3]に
折れ曲がる場合には、ドットAnの座標(xn ,yn
を中心にして、[2,6]かつ半径rの半円が指定され
る。
【0037】この実施例では、パターンを記憶するため
のメモリの記憶容量を小さくすることができ、デコーダ
の選択肢を少なくすることができる。
【0038】なお、第1および第2の実施例では線幅r
とr/√2は、グラフィック画面上の長さ、すなわちド
ット数を規定するものであるが、ドット数は整数で表現
されるべきものである。しかし、これらの値が両方とも
整数になることはない。したがって、rを整数値とする
と理論的には図5で描画される斜めの線[1]、
[3]、[5]および[7]の長さは整数とはならず、
これらが形成する太線エリアと図10もしくは図11で
形成される太線エリアとは滑らかに結合されないという
ことになるが、もともとグラフィック画面で描画される
図形は必ずしも滑らかではないため無視し得る。ただ
し、rの選び方に注意すればよい。すなわち、r/√2
がほぼ整数になるようなr、たとえば、r=3,7,1
0,14とすればr/√2=2.12,4.95,7.
07,9.90…となり、r/√2はほぼ整数(2,
5,7,10)となる。
【0039】図13はこの実施例に基づいて得られる太
線化図形の後処理を説明するための図である。図13の
(a)は元となる閉曲線を示し、図13の(b)は図1
3の(a)を塗りつぶした図形を示し、図13の(c)
は、第2の実施例に従って太線化した図形を示し、図1
3(d)は図13の(c)を後処理した図形である。図
13の(c)からわかるように、太線エリアの内側部分
は滑らかな曲線になっていない。これは、閉曲線の外側
部分に注目し、少ないメモリ容量で高速処理を図ったた
めである。図13の(c)の太線エリア内の白線は、閉
曲線を別途描画したものである。図13の(b)と図1
3の(c)とを合成すれば図13(d)のように内部を
塗りつぶした図形を得ることができる。もちろん、図1
3の(c)と図13の(b)とによって外側のみを太く
した図形を得ることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、閉曲線上の隣接する2つのドットの進行方向に応じ
て、直線パターンと欠落部分を補うためのパターンとを
発生しているので、閉曲線の線幅を拡大する際に重複し
て描画する部分を従来例よりも減少させることができ
る。この結果、描画時間を短縮することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の図形描画装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】閉曲線データ発生器により発生される進行方向
データを説明するための図である。
【図3】第1のレジスタにより発生されるデータをx,
y座標にプロットした図である。
【図4】閉曲線とそのまわりに描かれる太線を示す図で
ある。
【図5】パターン発生器により発生される直線パターン
を示す図である。
【図6】図5の直線パターンの拡大図である。
【図7】図5の直線パターンの変更例を示す図である。
【図8】ドットの進行方向が右に曲がる場合の重複部分
を説明するための図である。
【図9】ドットの進行方向が左に曲がる場合の欠落部分
を説明するための図である。
【図10】欠落部分を補うためのパターンを示す図であ
る。
【図11】ドットが逆戻りする場合の欠落部分を補うた
めのパターンを示す図である。
【図12】表2に基づいて描かれる図形を示す図であ
る。
【図13】太線図形を描いた後の処理を説明するための
図である。
【図14】閉曲線の描画原理を示す図である。
【図15】従来における閉曲線の線幅拡大方法を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 閉曲線データ発生器 2 第1のレジスタ 3 第2のレジスタ 4 第3のレジスタ 5 デコーダ 6 パターン発生器 7 線幅指定回路 8 グラフィックメモリ 9 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉曲線上のドット位置および進行方向デ
    ータに基づいて図形を描画する図形描画装置であって、 前記閉曲線の線幅を指定するための手段と、 前記閉曲線上の各ドットの進行方向に垂直かつ前記指定
    された線幅の直線パターンを発生する手段と、 前記閉曲線上の互いに隣接する2つのドットの進行方向
    が異なる場合には、2つのドットの進行方向に応じて、
    前記直線パターンでは描画できない欠落部分を補うため
    の補助パターンを発生する手段とを備えることを特徴と
    する図形描画装置。
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