JPH10254673A - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御方法

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JPH10254673A
JPH10254673A JP7093097A JP7093097A JPH10254673A JP H10254673 A JPH10254673 A JP H10254673A JP 7093097 A JP7093097 A JP 7093097A JP 7093097 A JP7093097 A JP 7093097A JP H10254673 A JPH10254673 A JP H10254673A
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JP
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attribute
object data
resolution
display control
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JP7093097A
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Takeshi Matsushita
剛 松下
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意のウインドウ内の各オブジェクトに関し
て、出力ディスプレイの解像度に応じてその大きさを変
化させることにより、高解像度、低解像度の如何に関わ
らずユーザの認識性を向上させることを可能とした表示
制御装置及び表示制御方法を提供する。 【解決手段】 対象ウインドウの属性を取得する対象ウ
インドウ属性取得手段1と、出力デバイスの属性を取得
する出力デバイス属性取得手段2と、属性に基づき対象
ウインドウ内の各オブジェクトの拡大縮小率を決定する
と共に、オブジェクトデータベース内に決定した拡大縮
小率と合致したオブジェクトデータが存在する場合は当
該オブジェクトデータを保存するオブジェクト拡大縮小
手段3と、各オブジェクトデータを統合しウインドウを
生成するウインドウ再構築手段4と、生成したウインド
ウを出力するウインドウ出力手段5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置及び
表示制御方法に係り、更に詳しくは、任意のウインドウ
をディスプレイの解像度に対応させて表示する場合に好
適な表示制御装置及び表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Windows95やUNIXの
Xウインドウ等の一般的なウインドウシステムにおいて
は、各ウインドウはその位置と縦横の大きさが指定さ
れ、描画エンジンにより描画され画面上に表示される。
ウインドウシステム上で発行されるウインドウは、マウ
ス等のポインティングデバイスの操作によりその大きさ
を変化させることが可能である。しかし、通常ウインド
ウの大きさを大きくしても、その内部に描画されている
文字やビットマップの大きさは変化せず、ウインドウの
サイズのみが変化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、下記のような問題があった。即
ち、現在ではマルチスキャン型モニタの普及により様々
な解像度下でウインドウシステムが稼働するようになっ
てきている。このため、オペレーティングシステムやア
プリケーションプログラムがモニタ上に発行するエラー
情報、警告、エラー復帰処理の指示など重要な情報も、
モニタの解像度が高解像度であればあるほど相対的に小
さくなり、重要な情報にも関わらずユーザの認識性が低
下してしまうという問題があった。逆に、高解像度に合
わせてそれらの表示内容を作成した場合、今度はノート
型コンピュータ等の低解像度の出力装置しかもたない装
置に出力すると、表示内容が巨大過ぎやはりユーザの認
識性を悪化させてしまうという問題があった。従って、
必要に応じて低解像度、高解像度の如何に関わらずユー
ザにとって高い認識性を得ることができるシステムが必
要となる。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、任意のウインドウ内の各オブジェクトに関し
て、出力ディスプレイの解像度に応じてその大きさを変
化させることにより、高解像度、低解像度の如何に関わ
らずユーザの認識性を向上させることを可能とした表示
制御装置及び表示制御方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ウインドウの拡大縮小表示を制
御する表示制御装置において、拡大縮小表示対象のウイ
ンドウの属性及び出力デバイスの属性を取得する属性取
得手段と、該取得した属性に基づき対象ウインドウ内の
各オブジェクトの拡大縮小率を決定すると共に、予め各
倍率に拡大縮小したオブジェクトデータを蓄積した蓄積
手段内に前記決定した拡大縮小率と合致したオブジェク
トデータが存在する場合は当該オブジェクトデータを保
存する拡大縮小手段と、該保存した各オブジェクトデー
タを統合しウインドウを生成する再構築手段と、該生成
したウインドウを出力する出力手段とを有することを特
徴とする。
【0006】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記オブジェクトとは、ウインドウの内容を構成す
るビットマップイメージデータや文字データであり、前
記拡大縮小手段は、前記蓄積手段内に前記決定した拡大
縮小率と合致したオブジェクトデータが存在しない場合
は拡大縮小率に基づきビットマップイメージの生成や文
字のポイント数の変更を行い生成した新たなオブジェク
トデータを保存することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記ウインドウの属性とは、ウインドウの出力位
置、垂直及び水平方向の構成画素数、ウインドウ作成時
にどの解像度を対象として当該ウインドウを作成したか
を示す基準解像度であることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記出力デバイスの属性とは、ウインドウ表示対象
の出力デバイスの現在の解像度であることを特徴とす
る。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、ウインドウの拡大縮小表示を制御する表示制御方法
において、拡大縮小表示対象のウインドウの属性及び出
力デバイスの属性を取得する属性取得ステップと、該取
得した属性に基づき対象ウインドウ内の各オブジェクト
の拡大縮小率を決定すると共に、予め各倍率に拡大縮小
したオブジェクトデータを蓄積した蓄積手段内に前記決
定した拡大縮小率と合致したオブジェクトデータが存在
する場合は当該オブジェクトデータを保存する拡大縮小
ステップと、該保存した各オブジェクトデータを統合し
ウインドウを生成する再構築ステップと、該生成したウ
インドウを出力する出力ステップとを有することを特徴
とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、前記オブジェクトとは、ウインドウの内容を構成す
るビットマップイメージデータや文字データであり、前
記拡大縮小ステップでは、前記蓄積手段内に前記決定し
た拡大縮小率と合致したオブジェクトデータが存在しな
い場合は拡大縮小率に基づきビットマップイメージの生
成や文字のポイント数の変更を行い生成した新たなオブ
ジェクトデータを保存することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記ウインドウの属性とは、ウインドウの出力位
置、垂直及び水平方向の構成画素数、ウインドウ作成時
にどの解像度を対象として当該ウインドウを作成したか
を示す基準解像度であることを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記出力デバイスの属性とは、ウインドウ表示対象
の出力デバイスの現在の解像度であることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】本発明の実施の形態に係る表示制御システ
ムは、ウインドウシステム上で動作するアプリケーショ
ンプログラムやオペレーティングシステムのプログラム
に組み込まれ、任意のウインドウをディスプレイの解像
度に対応して拡大縮小処理を加え、ユーザからの認識性
を高めるようにしたシステムである。この場合、ウイン
ドウには表示内容としてビットマップデータや文字デー
タが存在するが、これらウインドウの内容を構成する個
々のものをオブジェクトと呼ぶ。
【0015】先ず、本発明の実施の形態に係る表示制御
システムの全体構成について図1のフローチャートを参
照して説明する。本システムは、ウインドウシステム上
で動作するアプリケーションプログラムやオペレーティ
ングシステムにより、解像度に応じたウインドウの表示
を行うときに起動される。本システムは、対象ウインド
ウ属性取得手段1と、出力デバイス属性取得手段2と、
オブジェクト拡大縮小手段3と、ウインドウ再構築手段
4と、ウインドウ出力手段5とを備える構成となってい
る。
【0016】本システムを構成する各手段の機能及び動
作の流れを詳述すると、先ず、ステップ11において
は、対象ウインドウ属性取得手段1により、拡大縮小表
示を行う対象となるウインドウの属性情報を起動元であ
るアプリケーションプログラムやオペレーティングシス
テムのプログラムより受け取る。ここで、ウインドウの
属性情報とは、ウインドウの出力位置、垂直及び水平方
向の構成ピクセル数、基準解像度を指す。基準解像度と
は、ウインドウ作成時にどの解像度を対象として当該ウ
インドウを作成したかを示す情報である。
【0017】次に、ステップ12においては、出力デバ
イス属性取得手段2により、ウインドウを表示する現在
のディスプレイの属性を得る。ここで、出力デバイス属
性とは、ウインドウを表示しようとしているディスプレ
イの現在の解像度を指す。ウインドウシステムによって
は動的にその解像度を変化させることのできるシステム
も存在するため、最新の出力デバイスの解像度の情報を
得る。
【0018】次に、ステップ13においては、オブジェ
クト拡大縮小手段3により、対象ウインドウ内のオブジ
ェクトについて、上記ステップ11の対象ウインドウ属
性取得手段1で取得した対象ウインドウ属性情報と、上
記ステップ12の出力デバイス属性取得手段2で取得し
た出力デバイス属性情報とを利用することにより、オブ
ジェクトの拡大縮小率を決定し、拡大縮小処理を行う。
対象ウインドウ内の全オブジェクトを拡大縮小処理する
までステップ13の処理を繰り返す。拡大縮小処理の詳
細については図2で後述する。
【0019】次に、ステップ14においては、ウインド
ウ再構築手段4により、上記ステップ13のオブジェク
ト拡大縮小手段3で生成されたオブジェクトデータを組
み合わせ、各オブジェクトが拡大縮小処理されたウイン
ドウデータを生成する。ここで、ウインドウデータと
は、ウインドウシステムが備えている出力手段に対して
そのデータを送ることにより、出力デバイス上にウイン
ドウが出力されるデータ形式を指す。
【0020】最後に、ステップ15においては、ウイン
ドウ出力手段5により、上記ステップ14のウインドウ
再構築手段4で生成された拡大ウインドウデータを用い
てウインドウの出力を行う。
【0021】次に、本実施の形態に係るシステムにおけ
るオブジェクトの拡大縮小処理方法について図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0022】先ず、ステップ21において、上記図1の
ステップ11及びステップ12で取得した対象ウインド
ウの基準解像度と出力デバイスの現在の解像度の関係に
基づき、拡大率または縮小率を計算する。基準解像度よ
り出力解像度が高い場合には拡大処理となり、逆に基準
解像度より出力解像度が低い場合には縮小処理となる。
基準解像度と出力解像度の縦方向と横方向の比が一致し
ないような場合は、比の割合の低い方向に拡大縮小率を
合わせる。
【0023】次に、ステップ22において、対象ウイン
ドウ内の1つのオブジェクトデータを獲得する。ここ
で、オブジェクトデータがグラフィックデータである場
合はビットマップ情報を含んでおり、オブジェクトデー
タが文字データである場合はフォント情報を含んでい
る。
【0024】次に、ステップ23において、予め設けら
れているオブジェクトデータベース28からオブジェク
トデータの検索を行う。オブジェクトデータベース28
には、各解像度に対応したデータが予め作成されて格納
されている。これらの各解像度に対応したデータは、必
要に応じて用意するもので、後述するステップ25で行
う機械的な拡大縮小処理で生成されるデータよりも高品
位なものを出力したい場合に作成し、オブジェクトデー
タベース28内に格納しておく。
【0025】次に、ステップ24において、上記ステッ
プ23でのオブジェクトデータの検索の結果、拡大縮小
率に合致したオブジェクトデータが存在するか否かを判
定する。拡大縮小率に合致したオブジェクトデータが存
在した場合(オブジェクトデータがオブジェクトデータ
ベース28内に存在した場合)はステップ29へ移行
し、拡大縮小率に合致したオブジェクトデータが存在し
ない場合(オブジェクトデータがオブジェクトデータベ
ース28内に存在しない場合)はステップ25へ移行す
る。
【0026】オブジェクトデータがオブジェクトデータ
ベース28内に存在した場合は、ステップ29におい
て、当該オブジェクトデータを保存バッファに保存す
る。他方、オブジェクトデータがオブジェクトデータベ
ース28内に存在しない場合は、ステップ25におい
て、拡大縮小率を利用しビットマップイメージの生成や
文字のポイント数の変更を行う。ここでの処理は、拡大
縮小率に基づく機械的な処理となる。更に、ステップ2
6において、上記ステップ25で生成した新たなオブジ
ェクトデータを保存バッファに保存する。
【0027】上記ステップ29或いは上記ステップ26
の処理が終了すると、最後に、ステップ27において、
対象ウインドウ内の拡大縮小可能な全オブジェクトにつ
いて処理が終了したか否かを判定する。処理が終了して
いない場合は、対象ウインドウ内の拡大縮小可能な全オ
ブジェクトについて処理を終了するまで、上記ステップ
22以下の処理を繰り返す。
【0028】上記ステップ22乃至上記ステップ27の
繰り返しにより、生成され保存バッファに保存されたデ
ータは、上記図1のステップ14に渡され、ディスプレ
イに出力可能な形式に再構築される。以上が拡大縮小処
理の流れである。
【0029】次に、本実施の形態に係る表示制御システ
ムにおけるオブジェクトの処理結果の例、並びに従来例
に係るシステムにおけるオブジェクトの処理結果の例に
ついて図3乃至図5を参照して説明する。
【0030】図3は元となる画面であり、水平解像度が
例えば640ピクセル、垂直解像度が例えば480ピク
セルのディスプレイ31に、オブジェクトとして例えば
星形のイメージを1つ持ったウインドウ34を表示した
ものである。
【0031】図4は本システムを使用しない場合の表示
例であり、水平解像度が例えば1280ピクセル、垂直
解像度が例えば960ピクセルのディスプレイ32に、
上記図3のウインドウ34と同様に、オブジェクトとし
て例えば星形のイメージを1つ持ったウインドウ35を
表示したものである。この場合、図4は上記図3と比較
して水平方向、垂直方向共に2倍の解像度があるため、
面積として4分の1の大きさとなってしまう。
【0032】図5は本システムを使用した場合の表示例
であり、水平解像度が例えば1280ピクセル、垂直解
像度が例えば960ピクセルのディスプレイ33に、上
記図3のウインドウ34と同様に、オブジェクトとして
例えば星形のイメージを1つ持ったウインドウ36を表
示したものである。図5の例では拡大処理を施している
ため、星形のオブジェクトの大きさは上記図3のウイン
ドウ34の場合と同じになる。即ち、ユーザの認識性が
高まる。
【0033】上述したように、本実施の形態によれば、
拡大縮小表示対象のウインドウの属性情報を取得する対
象ウインドウ属性取得手段1と、出力デバイスの属性情
報を取得する出力デバイス属性取得手段2と、ウインド
ウの属性情報及び出力デバイスの属性情報に基づき対象
ウインドウ内の各オブジェクトの拡大縮小率を決定する
と共に、オブジェクトデータベース28内に決定した拡
大縮小率と合致したオブジェクトデータが存在する場合
は当該オブジェクトデータを保存し、存在しない場合は
拡大縮小率を利用してビットマップイメージの生成や文
字のポイント数の変更を行い新たなオブジェクトデータ
を保存するオブジェクト拡大縮小手段3と、各オブジェ
クトデータを統合しウインドウを生成するウインドウ再
構築手段4と、生成したウインドウを出力するウインド
ウ出力手段5とを有するため、任意のウインドウ内の各
オブジェクトに関して、出力ディスプレイの解像度に応
じてその大きさを変化させることにより、任意のウイン
ドウをディスプレイの解像度に対応して表示することが
可能となり、高解像度、低解像度の如何に関わらずウイ
ンドウ内の各オブジェクトに対するユーザの認識性を向
上させることができる。また、例えばエラー発生時にユ
ーザのエラー対処方法をグラフィック(ビットマップデ
ータ)で示すような場合など、確実に伝えたい場合によ
り有効なものとなる。
【0034】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0035】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0036】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0037】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0038】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ウインドウの拡大縮小表示を制御する表示制御
装置において、拡大縮小表示対象のウインドウの属性及
び出力デバイスの属性を取得する属性取得手段と、該取
得した属性に基づき対象ウインドウ内の各オブジェクト
の拡大縮小率を決定すると共に、予め各倍率に拡大縮小
したオブジェクトデータを蓄積した蓄積手段内に前記決
定した拡大縮小率と合致したオブジェクトデータが存在
する場合は当該オブジェクトデータを保存する拡大縮小
手段と、該保存した各オブジェクトデータを統合しウイ
ンドウを生成する再構築手段と、該生成したウインドウ
を出力する出力手段とを有するため、任意のウインドウ
内の各オブジェクトに関して、出力ディスプレイの解像
度に応じてその大きさを変化させることにより、任意の
ウインドウをディスプレイの解像度に対応して表示する
ことが可能となり、高解像度、低解像度の如何に関わら
ずウインドウ内の各オブジェクトに対するユーザの認識
性を向上させることができる。また、例えばエラー発生
時にユーザのエラー対処方法をグラフィック(ビットマ
ップデータ)で示すような場合など、確実に伝えたい場
合により有効なものとなる。
【0040】請求項2の発明によれば、前記オブジェク
トとは、ウインドウの内容を構成するビットマップイメ
ージデータや文字データであり、前記拡大縮小手段は、
前記蓄積手段内に前記決定した拡大縮小率と合致したオ
ブジェクトデータが存在しない場合は拡大縮小率に基づ
きビットマップイメージの生成や文字のポイント数の変
更を行い生成した新たなオブジェクトデータを保存する
ため、上記請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0041】請求項3の発明によれば、前記ウインドウ
の属性とは、ウインドウの出力位置、垂直及び水平方向
の構成画素数、ウインドウ作成時にどの解像度を対象と
して当該ウインドウを作成したかを示す基準解像度であ
るため、上記請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0042】請求項4の発明によれば、前記出力デバイ
スの属性とは、ウインドウ表示対象の出力デバイスの現
在の解像度であるため、上記請求項1の発明と同様の効
果を奏する。
【0043】請求項5の発明によれば、ウインドウの拡
大縮小表示を制御する表示制御方法において、拡大縮小
表示対象のウインドウの属性及び出力デバイスの属性を
取得する属性取得ステップと、該取得した属性に基づき
対象ウインドウ内の各オブジェクトの拡大縮小率を決定
すると共に、予め各倍率に拡大縮小したオブジェクトデ
ータを蓄積した蓄積手段内に前記決定した拡大縮小率と
合致したオブジェクトデータが存在する場合は当該オブ
ジェクトデータを保存する拡大縮小ステップと、該保存
した各オブジェクトデータを統合しウインドウを生成す
る再構築ステップと、該生成したウインドウを出力する
出力ステップとを有するため、任意のウインドウ内の各
オブジェクトに関して、出力ディスプレイの解像度に応
じてその大きさを変化させることにより、任意のウイン
ドウをディスプレイの解像度に対応して表示することが
可能となり、高解像度、低解像度の如何に関わらずウイ
ンドウ内の各オブジェクトに対するユーザの認識性を向
上させることができる。また、例えばエラー発生時にユ
ーザのエラー対処方法をグラフィック(ビットマップデ
ータ)で示すような場合など、確実に伝えたい場合によ
り有効なものとなる。
【0044】請求項6の発明によれば、前記オブジェク
トとは、ウインドウの内容を構成するビットマップイメ
ージデータや文字データであり、前記拡大縮小ステップ
では、前記蓄積手段内に前記決定した拡大縮小率と合致
したオブジェクトデータが存在しない場合は拡大縮小率
に基づきビットマップイメージの生成や文字のポイント
数の変更を行い生成した新たなオブジェクトデータを保
存するため、上記請求項5の発明と同様の効果を奏す
る。
【0045】請求項7の発明によれば、前記ウインドウ
の属性とは、ウインドウの出力位置、垂直及び水平方向
の構成画素数、ウインドウ作成時にどの解像度を対象と
して当該ウインドウを作成したかを示す基準解像度であ
るため、上記請求項5の発明と同様の効果を奏する。
【0046】請求項8の発明によれば、前記出力デバイ
スの属性とは、ウインドウ表示対象の出力デバイスの現
在の解像度であるため、上記請求項5の発明と同様の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る表示制御システムの
全体の構成及び処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係る表示制御システムに
おけるオブジェクトの拡大縮小処理方法の流れを示すフ
ローチャートである。
【図3】元となる画面におけるウインドウの表示例を示
す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る表示制御システムを
使用しない場合のウインドウの表示例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態に係る表示制御システムを
使用した場合のウインドウの表示例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 対象ウインドウ属性取得手段 2 出力デバイス属性取得手段 3 オブジェクト拡大縮小手段 4 ウインドウ再構築手段 5 ウインドウ出力手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウの拡大縮小表示を制御する表
    示制御装置において、 拡大縮小表示対象のウインドウの属性及び出力デバイス
    の属性を取得する属性取得手段と、該取得した属性に基
    づき対象ウインドウ内の各オブジェクトの拡大縮小率を
    決定すると共に、予め各倍率に拡大縮小したオブジェク
    トデータを蓄積した蓄積手段内に前記決定した拡大縮小
    率と合致したオブジェクトデータが存在する場合は当該
    オブジェクトデータを保存する拡大縮小手段と、該保存
    した各オブジェクトデータを統合しウインドウを生成す
    る再構築手段と、該生成したウインドウを出力する出力
    手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記オブジェクトとは、ウインドウの内
    容を構成するビットマップイメージデータや文字データ
    であり、前記拡大縮小手段は、前記蓄積手段内に前記決
    定した拡大縮小率と合致したオブジェクトデータが存在
    しない場合は拡大縮小率に基づきビットマップイメージ
    の生成や文字のポイント数の変更を行い生成した新たな
    オブジェクトデータを保存することを特徴とする請求項
    1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ウインドウの属性とは、ウインドウ
    の出力位置、垂直及び水平方向の構成画素数、ウインド
    ウ作成時にどの解像度を対象として当該ウインドウを作
    成したかを示す基準解像度であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記出力デバイスの属性とは、ウインド
    ウ表示対象の出力デバイスの現在の解像度であることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 ウインドウの拡大縮小表示を制御する表
    示制御方法において、 拡大縮小表示対象のウインドウの属性及び出力デバイス
    の属性を取得する属性取得ステップと、該取得した属性
    に基づき対象ウインドウ内の各オブジェクトの拡大縮小
    率を決定すると共に、予め各倍率に拡大縮小したオブジ
    ェクトデータを蓄積した蓄積手段内に前記決定した拡大
    縮小率と合致したオブジェクトデータが存在する場合は
    当該オブジェクトデータを保存する拡大縮小ステップ
    と、該保存した各オブジェクトデータを統合しウインド
    ウを生成する再構築ステップと、該生成したウインドウ
    を出力する出力ステップとを有することを特徴とする表
    示制御方法。
  6. 【請求項6】 前記オブジェクトとは、ウインドウの内
    容を構成するビットマップイメージデータや文字データ
    であり、前記拡大縮小ステップでは、前記蓄積手段内に
    前記決定した拡大縮小率と合致したオブジェクトデータ
    が存在しない場合は拡大縮小率に基づきビットマップイ
    メージの生成や文字のポイント数の変更を行い生成した
    新たなオブジェクトデータを保存することを特徴とする
    請求項5記載の表示制御方法。
  7. 【請求項7】 前記ウインドウの属性とは、ウインドウ
    の出力位置、垂直及び水平方向の構成画素数、ウインド
    ウ作成時にどの解像度を対象として当該ウインドウを作
    成したかを示す基準解像度であることを特徴とする請求
    項5又は6記載の表示制御方法。
  8. 【請求項8】 前記出力デバイスの属性とは、ウインド
    ウ表示対象の出力デバイスの現在の解像度であることを
    特徴とする請求項5、6又は7記載の表示制御方法。
JP7093097A 1997-03-10 1997-03-10 表示制御装置及び表示制御方法 Pending JPH10254673A (ja)

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