JP3266720B2 - 走行車両の変速操作方法及び変速装置 - Google Patents

走行車両の変速操作方法及び変速装置

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JP3266720B2 JP28837193A JP28837193A JP3266720B2 JP 3266720 B2 JP3266720 B2 JP 3266720B2 JP 28837193 A JP28837193 A JP 28837193A JP 28837193 A JP28837193 A JP 28837193A JP 3266720 B2 JP3266720 B2 JP 3266720B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の走行車両
の変速操作方法及び変速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラクタにおいては、走行動力
伝達系は主変速機構と副変速機構等の第2変速機構と第
3変速機構とを設けており、各変速機構は適宜機械式又
は油圧式が採用され、それらを変速操作する操作レバ
ー、操作スイッチ等の変速操作機構を設けており、変速
操作機構の操作レバー又は操作スイッチを操作すること
により、主変速機構、第2変速機構及び第3変速機構を
それぞれ別個に又は同時に変速操作するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トラクタに
おいては、第2変速機構及び第3変速機構も主変速機構
と同様な油圧パック式の油圧クラッチにより切り換える
油圧式に構成したものがあるが、大きい配置空間を必要
とすると共にコストも高くなり、油圧パックを採用し難
い。その場合、第2変速機構及び第3変速機構にはシン
クロメッシュによる機械式のクラッチが使用されること
が多い。しかし、回転速度の低い第3変速機構では伝達
トルクが大きくなるため、シフタを動かすレバー操作に
大きな力が必要であり、第2変速機構がクラッチ入り状
態では第3変速機構の変速操作が困難になることがあ
る。
【0004】第3変速機構の変速操作を少しでも容易に
するには第2変速機構を中立にしておけば良いのである
が、第2変速機構及び第3変速機構を別個の操作レバー
で切り換え操作するようにしていると、その操作は非常
に煩雑になると共に、第2変速機構を中立位置にしてか
ら第3変速機構を操作させるという強制力が生じない。
ところで、軸を油圧で摺動させる技術が開発されてお
り、この技術を機械式変速機構に適用することにより、
シフタ軸に設けたシフタを簡単かつ安価に移動可能にな
る。
【0005】本発明は、第3変速機構をシフタ油圧移動
可能に構成しておき、この第3変速機構を、揺動により
第2変速機構を切り換える操作レバーを、その中立位置
で前記揺動と交差する方向に移動するだけで切り換える
ようにすることにより、第3変速機構を簡単にかつ容易
に切り換え操作できるようにした走行車両の変速操作方
法を提供することを目的とする。本発明は、第3変速機
構をシフタ油圧移動可能に構成しておき、この第3変速
機構を、揺動により機械式第2変速機構を切り換える操
作レバーを、その中立位置で前記揺動と交差する方向に
移動するだけで切り換えられるようにすることにより、
第3変速機構を簡単にかつ容易に切り換え操作できるよ
うにした走行車両の変速装置を提供することを目的とす
る。
【0006】本発明は、第2及び第3変速機構をシフタ
油圧移動可能に構成しておき、この第3変速機構を、揺
動により第2変速機構を切り換える操作レバーを、その
中立位置で前記揺動と交差する方向に移動するだけで切
り換えられるようにすることにより、第2、第3変速機
構を簡単にかつ容易に切り換え操作できるようにした走
行車両の変速装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明方法における課題
解決のための具体的手段は、走行系動力を変速する主変
速機構1の後方に第2変速機構2と第3変速機構3とを
設け、各変速機構を変速操作する走行車両の変速操作方
法において、揺動により第2変速機構2を切り換える操
作レバー4に設けた押しボタン式第1操作スイッチ6を
操作して主変速機構1を切り換え、前記操作レバー4を
その中立位置Nから前記揺動と交差する方向に移動する
ことによりシフタ油圧移動可能に構成した第3変速機構
3を切り換え、この第3変速機構3の切り換えを保持し
た状態で操作レバー4を元の中立位置Nに戻してから第
2変速機構2を切り換えることである。
【0008】本発明装置における課題解決のための第1
の具体的手段は、走行動力伝達系に主変速機構1と第2
変速機構2と第3変速機構3とを設け、各変速機構を変
速操作する変速操作機構5を設けた走行車両の変速装置
において、第3変速機構3をシフタ油圧移動可能に構成
し、揺動により第2変速機構2を切り換える操作レバー
に主変速機構1を切り換える押しボタン式第1操作ス
イッチ6を設け、前記操作レバー4をその中立位置Nか
前記揺動と交差する方向に移動可能にすると共に、
作レバー4の交差方向移動により第3変速機構3を切り
換えかつ操作レバー4が第2変速機構2を切り換えるた
めに元の中立位置Nに戻っても第3変速機構3の切り換
え状態を保持する第3操作スイッチ8を設けていること
である。
【0009】本発明装置における課題解決のための第2
の具体的手段は、走行動力伝達系に主変速機構1と第2
変速機構2と第3変速機構3とを設け、各変速機構を変
速操作する変速操作機構5を設けた走行車両の変速装置
において、第2変速機構2及び第3変速機構3をシフタ
油圧移動可能に構成し、操作レバー4の揺動により第2
変速機構2を切り換える第2操作スイッチ7を設け、前
操作レバー4に主変速機構1を切り換える押しボタン
式第1操作スイッチ6を設け、前記操作レバー4をその
中立位置Nで前記揺動と交差する方向に移動可能にする
と共に、操作レバー4の交差方向移動により第3変速機
構3を切り換えかつ操作レバー4が第2変速機構2を切
り換えるために元の中立位置Nに戻っても第3変速機構
3の切り換え状態を保持する第3操作スイッチ8を設け
ていることである。
【0010】本発明装置における課題解決のための第3
の具体的手段は、前記第2変速機構2、第3変速機構3
を切り換えたときに、選択変速段数を可及的に小さく変
動させるべく主変速機構1を自動制御するコントロール
ボックス75を設けていることである。
【0011】
【作用】操作レバー4を揺動することにより第2変速機
構2を高低H1、L1の一方に切り換える。この操作レ
バー4は中立位置Nにしたとき第2変速機構2を切り換
えるための揺動と交差する方向に移動可能であり、この
交差方向に移動をすることにより、シフタ油圧移動可能
に構成した第3変速機構3の第3操作スイッチ8が操作
され、第3変速機構3が切り換えられる。第2変速機構
2及び第3変速機構3をシフタ油圧移動可能に構成して
おくと、操作レバー4の揺動により第2操作スイッチ7
が操作されて第2変速機構2が切り換えられ、操作レバ
ー4を中立位置Nで前記揺動と交差する方向に移動する
と第3操作スイッチ8が操作されて第3変速機構3が切
り換えられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はトラクタのトランスミッションを例示して
おり、エンジンのクランク軸に連結されたフライホィー
ル12に緩衝体13を介して推進軸14が連結され、こ
の推進軸14の後端にPTO連動軸15がスプライン嵌
合してPTO動力伝達系を構成している。走行動力伝達
系は、前後進切り換え機構17と、主変速機構1と、第
2変速機構2と、第3変速機構3と、前輪駆動切り換え
機構18とを有する。
【0013】前後進切り換え機構17は油圧クラッチ式
であり、推進軸14に設けた油圧パック19及び後ギヤ
20と、PTO連動軸15に遊嵌した走行推進軸21に
設けた前ギヤ22と、後進伝動軸23に設けた伝動ギヤ
24、25と、後ギヤ20と伝動ギヤ24とに噛合する
バックアイドラギヤ26とを有し、前進動力は推進軸1
4から前ギヤ22を介して走行推進軸21に伝達され、
後進動力は後ギヤ20からバックアイドラギヤ26、後
進伝動軸23の伝動ギヤ24、25を介して前ギヤ22
から走行推進軸21に伝達される。
【0014】主変速機構1は油圧クラッチ式であり、走
行推進軸21とそれに平行に配置したカウンタ軸28と
の間に、第1速ギヤ29、30、第2速ギヤ31、3
2、第3速ギヤ33、34及び第4速ギヤ35、36が
配置され、第1速と第2速とは油圧パック37によって
切り換えられ、第3速と第4速とは油圧パック38によ
って切り換え可能になっており、油圧パック37、38
(それぞれ2個の油圧クラッチが1組になっている。)
を介して第1速から第4速のうちの1つを選択して、走
行推進軸21の動力をカウンタ軸28に伝達する。
【0015】第2変速機構2はシフタ40によってシフ
トギヤ41を摺動することにより切り換えるシンクロメ
ッシュ(機械)式であり、カウンタ軸28の後端に設け
たギヤ42と、カウンタ軸28の後方に同心に配置した
伝動軸43上のギヤ44と、PTO連動軸15に遊嵌し
たギヤ伝動体45上のギヤ46、47とを有し、シフト
ギヤ41を摺動して、カウンタ軸28と伝動軸43とを
直結することにより高速動力を伝動軸43に伝達し、カ
ウンタ軸28からギヤ42と、ギヤ伝動体45上のギヤ
46、47と、伝動軸43上のギヤ44とを経由するこ
とにより低速動力を伝動軸43に伝達する。
【0016】第3変速機構3はシフタ50によってシフ
トギヤ51を摺動することにより切り換える機械式であ
り、伝動軸43の後端に設けたギヤ52と、伝動軸43
の後方に同心に配置したベベルピニオン軸53上のギヤ
54と、アイドラ軸55上のギヤ56、57とを有し、
シフトギヤ51を摺動して、伝動軸43とベベルピニオ
ン軸53とを直結することにより高速動力をベベルピニ
オン軸53に伝達し、伝動軸43からギヤ52と、アイ
ドラ軸55上のギヤ56、57と、ベベルピニオン軸5
3上のギヤ54とを経由することにより低速動力をベベ
ルピニオン軸53に伝達する。
【0017】前記ベベルピニオン軸53からの動力は、
後輪デフ機構を介して後輪に伝達されると共に、ギヤ6
0、61を介して前第1伝動軸62に伝達され、この前
第1伝動軸62から前輪駆動切り換え機構18により、
前輪非駆動態様と、前輪等速態様と、前輪2倍速態様と
の3態様で前第2伝動軸63に伝達され、この前第2伝
動軸63から前輪デフ機構を介して前輪に伝達される。
図1、2において、前記第2変速機構2のシフタ40は
シフタ軸66に摺動自在(又はシフタ軸66と共に摺動
自在)に支持され、このシフタ40に操作レバー4が連
動連結されており、操作レバー4の1方向(例えば前後
方向)の揺動によって第2変速機構2を高低H1、L1
に切り換え可能になっている。
【0018】65H、65Lはシフタ40の切り換え位
置、即ち操作レバー4が高低H1、L1どちらに切り換
えられているかを検出する検出センサであり、コントロ
ールボックス75に接続されており、第2変速機構2の
高速H1を検出したとき主変速機構1の速度段数を低下
させ、低速L1を検出したとき主変速機構1の速度段数
を上げるように制御可能になっている。一方、第3変速
機構3もシンクロメッシュ(機械)式であり、そのシフ
タ50はシフタ軸67と一体移動可能に設けられ、この
シフタ軸67の両端は左右シリンダ68内のピストン6
9と連結され、左右シリンダ68内に択一的に圧油を供
給することにより、シフタ50を油圧で摺動させて第3
変速機構3を高低H2、L2に切り換えるパワーシフト
式(シフタ油圧移動可能構造)になっている。
【0019】図2中の符号73は、シフタ50の移動位
置を検出する位置検出センサで、コントロールボックス
75に接続されていて、第3変速機構3の切り換え状態
を表示するためのランプを制御する。前記操作レバー4
を案内するガイド板70は、操作レバー4を第2変速機
構2変速操作のための案内をするガイド溝71の中途か
ら直交(傾斜していても良い)する方向に溝72が形成
され、操作レバー4が中立位置Nにあるとき、前記揺動
と直交(交差)方向に揺動(移動)可能になっており、
この直交方向移動で操作される第3操作スイッチ8が配
置されている。
【0020】この第3操作スイッチ8は図2に示すよう
に、コントロールボックス75を介して切り換え弁76
を操作可能であり、1回目の操作で切り換え弁76を介
して油圧ポンプ77からの圧油を左シリンダ68Lに供
給していると、次の操作で切り換え弁76が切り換わ
り、圧油を右シリンダ68Rに供給することになり、再
び押すと逆になる。即ち、第3操作スイッチ8は、操作
レバー4の交差方向移動により第3変速機構3を切り換
えかつ操作レバー4が第2変速機構2を切り換えるため
に元の中立位置Nに戻っても第3変速機構3の切り換え
状態を保持し、操作レバー4は第3操作スイッチ8を操
作する動作と第2変速機構2を操作する動作との間で常
に中立位置Nを通る。
【0021】この第3操作スイッチ8も前記検出センサ
65と同様に、高低H2、L2に切り換わったときに、
主変速機構1の速度段数を制御するのに使用されてい
る。また、第3変速機構3は中立状態にすることも可能
である。前記操作レバー4の握り部には押しボタン式の
第1操作スイッチ6が設けられており、この第1操作ス
イッチ6はコントロールボックス75を介して油圧パッ
ク37、38を操作し、主変速機構1を第1〜4速のい
ずれにかに設定するものであり、第1操作スイッチ6を
押すことにより選択速度段数はローテーションされる。
【0022】前記操作レバー4、操作スイッチ6、8、
コントロールボックス75、シフタ40、50を移動さ
せる手段、油圧パック37、38を操作する手段等によ
って変速操作機構5が構成されている。次に前記実施例
における走行車両の変速操作方法を説明する。1本の操
作レバー4を低速L1にした状態で第1操作スイッチ6
を操作すると、トラクタは第1〜4速の走行速度が得ら
れ、操作レバー4を高速H1に揺動して第1操作スイッ
チ6を操作すると、トラクタは第5〜8速が得られる。
操作レバー4を揺動して中立位置Nにした後にその揺動
と直交する方向に移動すると、第3操作スイッチ8が操
作可能になり、第3操作スイッチ8を低速L2から高速
H2に操作できる。この第3操作スイッチ8の操作の際
には第2変速機構2は常に中立状態になるので、走行系
動力は第2変速機構2で切られ、第3変速機構3の切り
換えは円滑に行われる。
【0023】第3変速機構3を高速態様にした状態で操
作レバー4を再度揺動して第2変速機構2を低速L1に
して第1操作スイッチ6を操作すると、トラクタは第9
〜12速が得られ、逆に操作レバー4を高速H1側に揺
動してから第1操作スイッチ6を操作すると、トラクタ
は第13〜16速が得られる。前記コントロールボック
ス75では第2変速機構2及び第3変速機構3の選択速
度に対して主変速機構1を自動制御するようになってお
り、第2変速機構2及び/又は第3変速機構3を低速L
から高速H変更するときは、第1操作スイッチ6を操作
しなくとも主変速機構1は自動的に最低速に変更され、
逆に高速Hから低速Lに変更される場合は、主変速機構
1は自動的に最高速に変更され、選択変速段数が可及的
に小さく変動する。
【0024】即ち、例えば第4速から第2変速機構2又
は第3変速機構3を高速に切り換えても第8速にはなら
なく、第5速になり、第5速から第2変速機構2又は第
3変速機構3を低速に切り換えても第1速にはならな
く、第4速になるようにコントロールボックス75で制
御され、無意識的に大きく速度段数が変化しないように
なっており、意識的に速度段数を大きく変化させる場合
は、第2変速機構2及び第3変速機構3を切り換え後に
第1操作スイッチ6を操作すれば良い。図3は本発明の
変形例を示しており、この変形例は第2変速機構2が第
3変速機構3と同様にパワーシフタ式(シフタ油圧移動
可能構造)に構成され、シフタ40はシフタ軸66に一
体移動可能に装着され、このシフタ軸66の両端は左右
シリンダ79内のピストン80と連結され、切り換え弁
81を介して左右シリンダ79内に択一的に圧油を供給
することにより、シフタ40を油圧で摺動させて第2変
速機構2を高低に切り換えるようになっている。
【0025】そして、検出センサ65の代わりに第2操
作スイッチ7(高低スイッチ7H、7L)が設けられ、
前記操作レバー4はこの第2操作スイッチ7を作動する
ことにより、コントロールボックス75を介して切り換
え弁81を操作可能になっている。図4は変速操作機構
5の変形例を示しており、操作レバー4は基部が枢支体
84に軸方向移動可能に支持され、中途部に大径部85
が形成され、枢支体84と大径部85との間のスプリン
グ86によって上方向に付勢されており、ガイド板70
にはガイド溝71の中立位置Nに大径部85が挿通可能
な孔87が形成されている。
【0026】前記操作レバー4は第2変速機構2を高低
H1、L1に切り換えるときは、押し下げることなくそ
のまま揺動すればよいが、第3変速機構3を高低H2、
L2に切り換えるときは、中立位置Nに移動してスプリ
ング86に抗して押し下げる(前記揺動と直交又は交差
する方向の移動)ことにより第3操作スイッチ8を操作
でき、操作レバー4を中立位置Nに移動しなければ第3
操作スイッチ8を操作できないようになっている。尚、
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変
形することができる。例えば、主変速機構1は油圧式を
例示したが機械式又はパワーシフト式でも良く、第2変
速機構2及び第3変速機構3は2種の副変速機構として
示したが、何方か一方を1段又は2段の超減速機構にし
ても良い。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、第2変速
機構2を確実に中立状態にしてから第3変速機構3を切
り換えることができ、第3変速機構3を簡単にかつ容易
に切り換え操作でき、また、簡単に構成することがで
、第2、第3変速機構2、3を油圧駆動でき、更に簡
単にかつ容易に切り換え操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略説明図である。
【図2】同変速操作機構を示す概略説明図である。
【図3】本発明の変形例を示す概略説明図である。
【図4】変速操作機構の変形例を示す概略説明図であ
る。
【符号の説明】
1 主変速機構 2 第2変速機構 3 第3変速機構 4 操作レバー 5 変速操作機構 6 第1操作スイッチ 7 第2操作スイッチ 8 第3操作スイッチ N 中立位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−60923(JP,A) 特開 昭58−174022(JP,A) 特開 平6−341546(JP,A) 実開 昭63−67337(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 20/00 - 20/08 F16H 59/00 - 63/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行系動力を変速する主変速機構(1)
    の後方に第2変速機構(2)と第3変速機構(3)とを
    設け、各変速機構を変速操作する走行車両の変速操作方
    法において、 揺動により第2変速機構(2)を切り換える操作レバー
    (4)に設けた押しボタン式第1操作スイッチ(6)を
    操作して主変速機構(1)を切り換え、前記操作レバー
    (4)をその中立位置(N)から前記揺動と交差する方
    向に移動することによりシフタ油圧移動可能に構成した
    第3変速機構(3)を切り換え、この第3変速機構
    (3)の切り換えを保持した状態で操作レバー(4)を
    元の中立位置(N)に戻してから第2変速機構(2)を
    切り換えることを特徴とする走行車両の変速操作方法。
  2. 【請求項2】 走行動力伝達系に主変速機構(1)と第
    2変速機構(2)と第3変速機構(3)とを設け、各変
    速機構を変速操作する変速操作機構(5)を設けた走行
    車両の変速装置において、 第3変速機構(3)をシフタ油圧移動可能に構成し、揺
    動により第2変速機構(2)を切り換える操作レバー
    (4)に主変速機構(1)を切り換える押しボタン式第
    1操作スイッチ(6)を設け、前記操作レバー(4)を
    その中立位置(N)から前記揺動と交差する方向に移動
    可能にすると共に、操作レバー(4)の交差方向移動に
    より第3変速機構(3)を切り換えかつ操作レバー
    (4)が第2変速機構(2)を切り換えるために元の中
    立位置(N)に戻っても第3変速機構(3)の切り換え
    状態を保持する第3操作スイッチ(8)を設けているこ
    とを特徴とする走行車両の変速装置。
  3. 【請求項3】 走行動力伝達系に主変速機構(1)と第
    2変速機構(2)と第3変速機構(3)とを設け、各変
    速機構を変速操作する変速操作機構(5)を設けた走行
    車両の変速装置において、 第2変速機構(2)及び第3変速機構(3)をシフタ油
    圧移動可能に構成し、操作レバー(4)の揺動により第
    2変速機構(2)を切り換える第2操作スイッチ(7)
    を設け、前記操作レバー(4)に主変速機構(1)を切
    り換える押しボタン式第1操作スイッチ(6)を設け、
    前記操作レバー(4)をその中立位置(N)で前記揺動
    と交差する方向に移動可能にすると共に、操作レバー
    (4)の交差方向移動により第3変速機構(3)を切り
    換えかつ操作レバー(4)が第2変速機構(2)を切り
    換えるために元の中立位置(N)に戻っても第3変速機
    構(3)の切り換え状態を保持する第3操作スイッチ
    (8)を設けていることを特徴とする走行車両の変速装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2変速機構(2)、第3変速機構
    (3)を切り換えたときに、選択変速段数を可及的に小
    さく変動させるべく主変速機構(1)を自動制御するコ
    ントロールボックス(75)を設けていることを特徴と
    する請求項2又は3に記載の走行車両の変速装置。
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