JP2001193835A - 農作業機のギヤ変速機構 - Google Patents

農作業機のギヤ変速機構

Info

Publication number
JP2001193835A
JP2001193835A JP2000001543A JP2000001543A JP2001193835A JP 2001193835 A JP2001193835 A JP 2001193835A JP 2000001543 A JP2000001543 A JP 2000001543A JP 2000001543 A JP2000001543 A JP 2000001543A JP 2001193835 A JP2001193835 A JP 2001193835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
gear
sleeve
shift sleeve
shift position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000001543A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Nagano
文男 長野
Ten Okuyama
天 奥山
Yoshimi Miyano
良實 宮野
Yoshiaki Takeuchi
由明 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2000001543A priority Critical patent/JP2001193835A/ja
Publication of JP2001193835A publication Critical patent/JP2001193835A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンスタントメッシュ型式の利点を活かしな
がら、その操作系を小型簡素化する。 【解決手段】 一方の回転軸12に遊嵌した3個のギヤ
G5 ,G6 ,G7 のそれぞれを、他方の回転軸13固着
した3個のギヤG8 ,G9 ,G10にそれぞれ噛合わせ
て、3組の常噛みギヤ対を形成し、一方の回転軸12に
は、隣接する第1ギヤG5 および第2ギヤG6 の間でシ
フトされる第1シフトスリーブS1 と、隣接する第2ギ
ヤG6 および第3ギヤG7 の間でシフトされる第2シフ
トスリーブS2 とを配備し、第1シフトスリーブS1 の
各シフト位置と、第2シフトスリーブS2 の各シフト位
置とがそれぞれ対応して現出するように、第1シフトス
リーブS1 を同期してシフト操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインや農用
トラクタなどの農作業機の主として走行用副変速に利用
するギヤ変速機構に関する。
【0002】
【従来の技術】走行用の副変速は、2段もしくは3段の
ギヤ変速を行うのが一般的であり、変速ギヤを直接シフ
トする型式のものや、シフトスリーブをシフトしてスプ
ライン咬合させるコンスタントメッシュ型式、あるい
は、、などがあり、適宜選択されて利用されている。
【0003】変速ギヤを直接シフトする型式のものは、
構造が簡単で安価に実施できるものであるが、ギヤ咬合
の切換えに円滑性を欠く不具合があった。これに対し
て、シンクロメッシュ型式のものは、円滑な変速を行え
るものであるが、構造が複雑で高価になるものであり、
変速機構のコストが抑えられ場合には実施が困難になる
ものであった。また、コンスタントメッシュ型式のもの
は、比較的円滑な変速を行えるとともに、比較的安価に
実施できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンスタントメッシュ
型式で3段の変速を行う場合、3組の常噛みギヤ対のい
ずれか1組のみを択一的に使用して、所望の変速段を得
ることになるので、一般には、第1のシフトスリーブに
よって2段の変速を行う第1変速部と、第2のシフトス
リーブによって1段の入り切り変速を行う第2変速部を
一軸上に並列に配備し、第1変速部の変速段を使用する
時には第2変速部のシフトスリーブを切り位置に保持
し、逆に第2変速部の変速段を使用する時には第2変速
部のシフトスリーブを中立に維持するように、第1のシ
フトスリーブと第2のシフトスリーブとを単一の変速レ
バーに連係しており、この時の変速レバーの操作経路
は、経路の各端部がに変速位置となるh形パターンが採
用されている。
【0005】しかし、上記h形の変速パターンを行う操
作構造においては、変速レバーを二方向操作して、第1
のシフトスリーブと第2のシフトスリーブとを択一的に
操作し、かつ、第1変速部と第2変速部とが同時に伝動
状態にならないように牽制する、いわゆる二重噛合い防
止構造を備える必要もあり、変速操作構造が複雑になる
もであった。また、h形の変速パターンでは、変速レバ
ーの移動が複雑になるので速やかに変速段の切換えを行
うことが難しいものになるとともに、変速レバーのレバ
ーガイドが大型化する問題もあった。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、コンスタントメッシュ型式の利点を活
かしながら、その操作系を小型簡素化することを主たる
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明の
構成、作用および効果〕
【0008】(構成) 請求項1に係る発明の農作業機
のギヤ変速機構は、一方の回転軸に遊嵌した3個のギヤ
のそれぞれを、他方の回転軸に固着した3個のギヤにそ
れぞれ噛合わせて、3組の常噛みギヤ対を形成し、一方
の前記回転軸には、隣接する第1ギヤおよび第2ギヤの
間でシフトされる第1シフトスリーブと、隣接する第2
ギヤおよび第3ギヤの間でシフトされる第2シフトスリ
ーブとを配備し、第1シフトスリーブを、第1ギヤのボ
ス部と回転軸とに亘ってスプライン咬合する第1シフト
位置と、第1ギヤのボス部から外れて回転軸にのみスプ
ライン咬合する第2シフト位置、第3シフト位置、第4
シフト位置、および、第5シフト位置との5位置に切換
えシフト可能に構成し、第2シフトスリーブを、第2ギ
ヤのボス部にのみスプライン咬合する第1シフト位置お
よび第2シフト位置と、第2ギヤのボス部と回転軸に亘
ってスプライン咬合する第3シフト位置と、回転軸にの
みスプライン咬合する第4シフト位置と、回転軸と第3
ギヤのボス部に亘ってスプライン咬合する第5シフト位
置との5位置に切換えシフト可能に構成し、第1シフト
スリーブの各位置と、第2シフトスリーブの各シフト位
置とがそれぞれ対応して現出するように、第1シフトス
リーブをシフト操作する第1シフトフォークと、第2シ
フトスリーブをシフト操作する第2シフトフォークとを
同期してシフト操作する操作手段を備えてあることを特
徴とする。
【0009】(作用) 上記構成によると、第1シフト
スリーブおよび第2シフトスリーブを第1位置にシフト
することで第1ギヤを利用した変速段が得られ、第1シ
フトスリーブおよび第2シフトスリーブを第2位置にシ
フトすることで中立状態が得られ、第1シフトスリーブ
および第2シフトスリーブを第3位置にシフトすること
で第2ギヤを利用した変速段が得られ、第1シフトスリ
ーブおよび第2シフトスリーブを第4位置にシフトする
ことで中立状態が得られ、第1シフトスリーブおよび第
2シフトスリーブを第5位置にシフトすることで第3ギ
ヤを利用した変速段が得られる。
【0010】(効果) 従って、請求項1に係る発明に
よると、第1シフトスリーブと第2シフトスリーブを同
期させてシフト操作すればよいので、変速レバーは直線
的に操作するものにでき、2つのシフトスリーブを選択
してシフト操作する従来構造に比べて、操作構造が簡素
化できるとともに、速やかな変速操作が可能となる。ま
た、レバーガイドを小型化できるので、小型機への適用
も容易となる。
【0011】〔請求項2に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0012】(構成) 請求項2に係る発明の農作業機
のギヤ変速機構は、請求項1の発明において、前記第1
シフトフォークと前記第2シフトフォークとを単一のシ
フターに備えてある。
【0013】(作用・ 効果) 上記構成によると、単一
のシフターを操作するだけで、第1シフトスリーブと第
2シフトスリーブを一体に同期移動させて、所期の変速
作動を行わせることができ、操作構造の簡素化に一層有
効となる。
【0014】〔請求項3に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0015】(構成) 請求項3に係る発明の農作業機
のギヤ変速機構は、請求項1または2の発明において、
変速位置である第1シフト位置、第3シフト位置、およ
び、第5シフト位置と、第2シフト位置あるいは第4シ
フト位置のいずれか一方の中立位置において、第1シフ
トスリーブおよび第2シフトスリーブを位置保持するデ
テント手段を備えてある。
【0016】(作用・ 効果) 上記構成によると、現出
する2つの中立位置のそれぞれにおいて第1シフトスリ
ーブおよび第2シフトスリーブを位置保持しても機能的
には問題はないが、頻度の少ない方の中立保持を無くす
ことで、デテント手段の加工の簡素化を図ることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を適用した農作業
機の一例であるコンバインの右側面図が示されている。
このコンバインは、左右一対のクローラ型の走行装置1
L,1Rを備えた走行機体2の前部に、刈取り前処理部
3を昇降自在に連結するとともに、機体上に、脱穀装置
4、穀粒タンク5、エンジン6、操縦部7、などを搭載
した構造となっている。
【0018】以下、前記走行装置1L,1Rの伝動構造
を図2、図3、および、図4に基づいて説明するが、説
明における左右方向の記述は機体の左右方向に基づいて
おり、正面から見たこれらの図における左右方向とは逆
の関係となっている。
【0019】前記エンジン6の動力は、前後進の切換え
が可能な主変速装置としての静油圧式無段変速装置(H
ST)8に伝達され、その変速出力がミッションケース
9に伝達される。ミッションケース9に入力された動力
は、ギヤG1 ,ギヤG2 を介して第1回転軸10に伝達
された後、ギヤG3 ,ギヤG4 を介して副変速機構11
に伝達される。また、第1回転軸10からケース外に取
り出された動力のうち、正転動力のみがワンウエイクラ
ッチOCを介して前記刈取り前処理部3に伝達される。
なお、前記静油圧式無段変速装置8は、操縦部7に備え
た主変速レバー29によって変速操作される。
【0020】前記副変速機構11は、コンスタントメッ
シュ式に3段のギヤ変速を行うものであり、第2回転軸
12に遊嵌装着した低速伝動用の第1ギヤG5 ,中速伝
動用の第2ギヤG6 ,高速伝動用の第3ギヤG7 を、第
3回転軸13に固着した第1受動ギヤG8 ,第2受動ギ
ヤG9 ,第3受動G10にそれぞれ常時咬合させ、前記第
2回転軸12上に配備した2つの第1シフトスリーブS
1 ,第2シフトスリーブS2 をシフトすることで、3組
の常噛みギヤ対のいずれか一組を用いて、第2回転軸1
2から第3回転軸13への変速伝動を行うよう構成され
ている。
【0021】つまり、図5、図6に示すように、前記第
1シフトスリーブS1 ,第2シフトスリーブS2 は、ミ
ッションケース内に水平支架した支軸14に沿って摺動
移動するシフター15に一体形成された一対の第1シフ
トフォーク15a,第2シフトフォーク15bにそれぞ
れ係合支持されており、シフター15の摺動変位に伴っ
て第1,第2シフトスリーブS1 ,S2 が、同時にシフ
ト操作されるようになっている。そして、ミッションケ
ース9に前後に貫通装着した変速操作軸16の先端に
は、前記シフター15に係合する操作アーム16aが備
えられており、操縦部7に備えた副変速レバー30を揺
動操作して変速操作軸16を回動することで、シフター
15を左右に摺動操作するよう構成されている。
【0022】ここで、前記第1シフトスリーブS1 は、
シフト範囲の全域において第2軸12に直接スプライン
咬合されているのに対して、前記第2シフトスリーブS
2 は、第2ギヤG6 のボス部、第2回転軸12に一体化
されたスプラインカラー17、および、第3ギヤG7 の
ボス部に亘ってシフト可能となており、第1,第2シフ
トスリーブS1 ,S2 をそれぞれ5位置に選択シフトす
ることで、以下のような3段の変速が行われる。
【0023】シフター15が低速「L」位置にある時に
は、図7に示すように、第1シフトスリーブS1 は第1
ギヤG5 のボス部と第2回転軸12に亘ってスプライン
咬合する第1シフト位置にあるとともに、第2シフトス
リーブS2 は、第2ギヤG6のボス部にのみスプライン
咬合された第1シフト位置にあり、第2回転軸12の動
力は、第1シフトスリーブS1 ,第1ギヤG5 ,第1受
動ギヤG8 を介して第3回転軸13に低速で伝達され
る。
【0024】シフター15を低速「L」位置から少し高
速側に操作すると、第1シフトスリーブS1 および第2
シフトスリーブS2 はそれぞれの第2シフト位置に移動
し、この第2シフト位置の第1シフトスリーブS1 は第
1ギヤG5 のボス部から外れて第2回転軸12上に移行
するとともに、第2シフト位置の第2シフトスリーブS
2 は第2ギヤG6 のボス部にのみ支持された状態に維持
され、第2回転軸12から第3回転軸13への動力伝達
が遮断された中立状態となる。
【0025】シフター15が中速「M」位置にある時に
は、図8に示すように、第1シフトスリーブS1 は第2
回転軸12にのみスプライン外嵌される第3シフト位置
にあるとともに、第2シフトスリーブS2 は、第2ギヤ
G6 のボス部とスプラインカラー17に亘ってスプライ
ン咬合された状態となり、第2回転軸12の動力は、ス
プラインカラー17,第2シフトスリーブS2 ,第2ギ
ヤG6 ,第2従動ギヤG9 を介して第3回転軸13に中
速で伝達される。
【0026】シフター15が中立「N」位置にある時に
は、図9に示すように、第1シフトスリーブS1 は第2
回転軸12にのみスプライン咬合される第4シフト位置
にあるとともに、第2シフトスリーブS2 は、スプライ
ンカラー17にのみスプライン咬合された第4シフト位
置にあり、第2回転軸12から第3回転軸13への動力
伝達は遮断される。
【0027】シフター15が高速「H」位置にある時に
は、図10に示すように、第1シフトスリーブS1 は第
2回転軸12にのみスプライン咬合されるとともに、第
2フトスリーブS2 は、第3ギヤG7 のボス部とスプラ
インカラー17に亘ってスプライン咬合された状態とな
り、第2回転軸12の動力は、スプラインカラー17,
第2シフトスリーブS2 ,第3ギヤG7 ,第3従動ギヤ
G10を介して第3回転軸13に高速で伝達される。
【0028】なお、図6に示すように、前記シフター1
5は、ボールデテント18によって、倒伏穀稈の収穫用
速度である低速「L」、標準的な収穫用速度である中速
「M」、中立「N」、および、移動用速度である高速
「H」の4個所においてのみ位置保持することができ、
低速[L」と中速「M」との間に存在する中立では位置
保持する機能が敢えて解除されている。つまり、前記第
2シフト位置と第4シフト位置にもたらされる2個所の
中立のうち、比較的使用頻度の高い中速「M」と高速
「H」との間の中立「N」のみを位置保持可能にして、
支軸14のデテント溝加工を少なくしているのである。
【0029】上記のようにして前記第3回転軸13に伝
達された動力は、中央の第2従動ギヤG9 を介して第4
回転軸19のセンターギヤG11に伝達された後、左右の
サイドクラッチ20L,20R、車軸ギヤ21L,21
R、および、車軸22L,22Rを介して左右の走行装
置1L,1Rに伝達される。
【0030】図4に示すように、前記サイドクラッチ2
0L,20Rは、第4回転軸19に遊嵌されるとともに
車軸ギヤ21L,21Rに常時咬合されたサイドクラッ
チギヤ23L,23Rをシフトして、前記センターギヤ
G11の中心内歯に側方から咬合離脱させることで、セン
ターギヤG11から車軸22L,22Rへの動力伝達を断
続するよう構成されたものであり、前記サイドクラッチ
ギヤ23L,23Rをシフトする手段が以下のように構
成されている。
【0031】前記第4回転軸19は、中央部位が大径の
段付き軸に構成されるとともに、サイドクラッチギヤ2
3L,23Rは、この第4軸19の大径部と小径部とに
亘って外嵌する段付きの内径を備えており、常時は、バ
ネ24によってセンターギヤG11側にスライド付勢され
て、クラッチ入り位置に保持されている。そして、第4
回転軸19の内部に穿設された油路a,bを介して圧油
が供給されることで、各サイドクラッチギヤ23L,2
3Rは、バネ24に抗してクラッチ切り位置にシフトさ
れるようになっている。また、サイドクラッチギヤ23
L,23RがセンターギヤG11から外れたクラッチ切り
位置までシフトされると、圧油供給用の前記油路a,b
を、第4回転軸19の内部に穿設された油路dに連通さ
せるよう構成されている。
【0032】また、前記サイドクラッチギヤ23L,2
3Rは、センターギヤG11との咬合が外れたクラッチ切
り位置を超えて更にシフトされることで、第4回転軸1
9の両端部位に遊嵌装着された操向用サイドギヤ25
L,25Rに側面より咬合連結可能となっている。そし
て、この操向用サイドギヤ25L,25Rは、第5回転
軸26の両端部位に固着されたギヤ27L,27Rに咬
合されるとともに、第5回転軸26に遊嵌したギヤG13
が、前記センターギヤG11の側部に連設された小径のギ
ヤG12に咬合されて減速連動されている。
【0033】前記ギヤG13と第5軸26との間には、緩
旋回を司る多板式のクラッチCが装備されている。この
クラッチCは、常時は内装したバネ31によってピスト
ン32が後退復帰されて、クラッチ切り状態に維持さ
れ、第5回転軸26の内部に穿設された油路cを介して
圧油が供給されることで、ピストン32がバネ31に抗
して変位されてクラッチ入り状態に切換えられるように
なっている。
【0034】また、ミッションケース9の右側面に取り
付けられたサイドカバー33に、第5回転軸26の一端
が軸受け支承されるとともに、このサイドカバー33
に、信地旋回を司る多板式の制動機構Bが装備されてい
る。この制動機構Bは、リング状のピストン34が油圧
の印加によってケース内方へ進出して、押圧プレート3
5を内装バネ36に抗して押圧変位させることで、第5
回転軸26に摩擦制動作用が付加され、油圧の印加が解
除されて押圧プレート35が内装バネ36によって復帰
後退することで、制動が解除されるようになっており、
前記ピストン34は、サイドカバー33の外側面に取り
付けた油圧ブロック37に組み込まれている。
【0035】図11に、前記サイドクラッチ20L,2
0R、クラッチC、および、制動機構Bを操作する操向
用の油圧回路図および制御系統図が示されている。図に
おいて、V1 は、前記サイドクラッチ20L,20Rの
サイドクラッチギヤ23L,23Rを択一的にシフト操
作するための操向切換え弁であって、ミッションケース
9の外側に配備したソレノイドSL1 によって中立、お
よび、正逆の3位置が選択される。V2 は、前記クラッ
チCあるいは制動機構Bのいずれかに圧油を選択供給し
て旋回モードを切換えるモード切換え弁であって、通常
はクラッチCへの圧油供給位置に付勢され、ミッション
ケース9の外側に配備したソレノイドSL2 によって制
動機構Bへの圧油供給位置に切換えられるようになって
いる。
【0036】また、図11中のV3 は、前記第4回転軸
19の内部に形成された油路dに接続されたシーケンス
弁であり、その作動圧は、サイドクラッチ20L,20
Rのサイドクラッチギヤ23L,23Rをクラッチ切り
位置までシフトしてバネ24とバランスさせる圧に設定
されている。そして、このシーケンス弁V3 の下手側に
可変リリーフ弁V4 が接続されて、作動油タンクを兼用
するミッションケース9に連通されるとともに、シーケ
ンス弁V3 と可変リリーフ弁V4 との間から分岐した油
路eが前記モード切換え弁V2 の一次側に接続されてい
る。
【0037】前記操向切換え弁V1 を操作するソレノイ
ドSL1 、および、モード切換え弁V2 を操作するソレ
ノイドSL2 は、操縦部7のハンドル塔41に備えたス
テアリング操作具としてのステアリングレバー42に、
制御装置43を介して電気的に連係されるとともに、前
記可変リリーフ弁V4 は、ステアリングレバー42に機
械的に連係されている。
【0038】図12,図13に示すように、ハンドル塔
41の上部右側(運転者から見て)に取り付けたブラケ
ット44に支軸45が前後向き支点x周りに回動指導自
在に貫通装着されるとともに、この支軸45の後端に連
設した支点金具46に、前記ステアリングレバー42が
横向き支点y周り揺動可能に装着されて、ステアリング
レバー42が十字揺動可能に構成されている。そして、
前記支点金具46からは棒材をL形に屈曲してなる第1
操作アーム47が突設されるとともに、前記支軸45の
前端部近くからは板材の第2操作アーム48が突設さ
れ、第1操作アーム47は、ハンドル塔41に取付けら
れたポテンショメータ49に以下のように連係されて、
ステアリングレバー42の操作位置が電気的に検出され
るようになっている。
【0039】つまり、前記ポテンショメータ49の操作
レバー49aは、前記第1操作アーム47に側方から常
に接当するよう、内装したバネによって図12中時計方
向に回動付勢されており、第1操作アーム47が中立位
置nから左右いずれの方向に操作されても、接当状態を
維持しながら操作レバー49aが第1操作アーム47に
追従して回動することで、ステアリングレバー42の操
作位置がポテンショメータ49の出力変化として連続的
に検出され、その検出信号が制御装置43に入力される
ようになっている。
【0040】また、前記第2操作アーム48は、前記可
変リリーフ弁V4 を操作するレリーズワイヤ50に以下
のように連携されている。つまり、前記支軸45には、
一対の作動アーム51,52が遊嵌装備され、両作動ア
ーム51,52はねじりバネ53によって互いに接近す
る方向に揺動付勢されて、ブラケット44に設けた固定
ピン54を挟むように接当支持されている。そして、一
方の作動アーム51の遊端部には、レリーズワイヤ50
におけるアウタワイヤ50aの端部が連結支持されると
ともに、他方の作動アーム52遊端部には、レリーズワ
イヤ50におけるインナワイヤ50bの端部が連結支持
されている。また、ステアリングレバー42によって前
後向き支点x周りに揺動される第2操作アーム48の遊
端部に設けた操作ピン48aが、両作動アーム51,5
2の間に設置されている。
【0041】上記構成によると、例えば図12におい
て、ステアリングレバー42を中立nから右旋回方向
(図では左方)に揺動操作すると、第2操作アーム48
が図中反時計方向に揺動され、操作ピン48aが一方の
作動アーム51を反時計方向に接当揺動させる。この
時、他方の作動アーム52は固定ピン54との接当によ
って反時計方向への揺動が阻止されているので、レリー
ズワイヤ50のインナワイヤ50bが相対的にアウタワ
イヤ50aから引き出される。また、逆に、ステアリン
グレバー42を中立nから左旋回方向(図では右方)に
揺動操作すると、第2操作アーム48が図中時計方向に
揺動され、操作ピン48aが他方の作動アーム52を時
計方向に接当揺動させる。この時、一方の作動アーム5
1は固定ピン54との接当によって時計方向への揺動が
阻止されているので、レリーズワイヤ50のインナワイ
ヤ50bがアウタワイヤ50aから引き出される。つま
り、ステアリングレバー42を中立nから左旋回方向あ
るいは右旋回方向のいずれに揺動操作しても、その操作
量に応じてレリーズワイヤ50のインナワイヤ50bが
引き出し操作され、そのワイヤ引き出し量が大きくなる
ほど前記可変リリーフ弁V4 の作動圧が高くなるように
連係されている。
【0042】操向切換え弁V1 とシーケンス弁V3 は前
記油圧ブロック37に組込まれるとともに、前記モード
切換え弁V2 と可変リリーフ弁V4 は前記サイドカバー
33に組込まれ、油圧ブロック37およびサイドカバー
33の内部に形成された油路を介して互いに連通接続さ
れて、図11に示す油圧回路が形成されている。以下
に、操向切換え弁V1 ,モード切換え弁V2 、および、
可変リリーフ弁V4 の操作構造を図14〜図17に基づ
いて詳細に説明する。
【0043】図14〜図16に示すように、前記操向切
換え弁V1 は、油圧ブロック37の上部に前後方向に摺
動自在に装着したスプール61を、支軸62を介して外
部から揺動される操作アーム63に係合して摺動操作す
るよう構成されており、支軸62の外端に装着したレバ
ー64に前記ソレノイドSL1 が連動連結されている。
【0044】上記構成によると、ステアリングレバー4
2が中立nにある時、ソレノイドSL1 は非通電状態に
あって、スプール61は復帰バネ65よって中立に保持
されており、ポンプポートPから供給された圧油はドレ
ン流路Dを経てミッションケース9に戻される。ステア
リングレバー42が左旋回方向に操作されると、これが
ポテンショメータ49で検出されてソレノイドSL1 が
押し駆動され、スプール61が図15中の左方向に摺動
操作され、ポンプポートPから供給された圧油は油路a
を介して左旋回用のサイドクラッチ20Lに供給され
る。また、ステアリングレバー42が右旋回方向に操作
されると、これがポテンショメータ49で検出されてソ
レノイドSL1 が引き駆動され、スプール61が図15
中の右方向に摺動操作され、ポンプポートPから供給さ
れた圧油は油路bを介して右旋回用のサイドクラッチ2
0Rに供給されるようになっている。
【0045】図4,図17に示すように、前記モード切
換え弁V2 は、サイドカバー33の上部に前後方向に摺
動自在に装着したスプール66を、支軸67を介して外
部から揺動される操作アーム68で接当押圧して、バネ
69に抗して摺動操作するよう構成されており、支軸6
7の外端に装着したレバー70に前記ソレノイドSL2
が連動連結されている。
【0046】この構成によると、ソレノイドSL2 が非
通電状態にある時には、スプール66は図17に示す位
置にあり、シーケンス弁V3 の下手側の油路eはクラッ
チCに到る油路cに連通されている。そして、ソレノイ
ドSL2 が通電駆動されて引き作動すると、レバー70
が図17中反時計方向に揺動され、スプール66がバネ
69に抗して切換えられ、前記油路eが制動機構Bに到
る油路fに連通されるようになっている。
【0047】図17中に示すように、前記可変リリーフ
弁V4 は、サイドカバー33の上部に前後方向に移動可
能に組み込まれたポペット71と、このポペット71を
弁座72に付勢押圧して、前記油路eのドレン流路Dへ
の連通を遮断するバネ73と、このバネ73の後端を支
持するバネ受け部材74とからなり、このバネ受け部材
74を、前記支軸67に外嵌装着した筒状の支軸75を
介して外部から揺動される操作アーム76で接当押圧し
て摺動変位させることで、リリーフ圧を調節することが
可能に構成されており、支軸75の外端に装着したレバ
ー77に前記レリーズワイヤ50のインナーワイヤ50
bが連動連結されている。また、前記レバー77は、操
作アーム76をバネ受け部材74から離反させる方向に
ねじりバネ78によって揺動付勢されており、図に示す
ように、付勢揺動限界では操作アーム76がサイドカバ
ー33の内面に接当し、この時の可変リリーフ弁V4 の
リリーフ圧はほぼ零となっている。そして、前述のよう
に、ステアリングレバー42が左右に揺動されてレリー
ズワイヤ50のインナーワイヤ50bが引き操作される
と、操作アーム76が図17中、反時計方向に揺動操作
されてバネ受け部材74が押し込み変位され、ステアリ
ングレバー42の揺動量が大きくなってワイヤ引き量が
大きくなるに連れて、可変リリーフ弁V4 のリリーフ圧
が次第に高くなるようになっている。
【0048】なお、十字操作可能な前記ステアリングレ
バー42の前後揺動によって、前記刈取り前処理部3の
昇降が行われるようになっている。すなわち、図12,
図13に示すように、前記横向き支点yの延長線上の左
右には、ステアリングレバー42の前後揺動を検出する
ポテンショメータあるいはスイッチなどからなるセンサ
81と、ステアリングレバー42を前後揺動方向の中立
nに付勢するねじりバネ82が配備されており、ステア
リングレバー42が中立nより前方へ揺動されたことが
センサ81で検出されると、前記刈取り前処理部3を下
降作動させ、後方へ揺動されたことがセンサ81で検出
されると、前記刈取り前処理部3を上昇作動させるよう
に、センサ81と刈取り前処理部3の図示しない駆動昇
降機構とが連係されている。
【0049】また、図2中の83は、前記第3軸13の
端部に作用するよう配備された、停止および駐車用のブ
レーキであり、操縦部7の足元に備えられたペダル84
の踏み込み操作によって、エンジン6から静油圧式無段
変速装置8への伝動系に配備された図示しない主クラッ
チが切り操作されるとともに、前記ブレーキ83が制動
操作される。また、ペダル84を踏み込み位置に係止保
持しておくことで、駐車ブレーキをかけることができる
ようになっている。
【0050】本発明に係る操向装置は以上のように構成
されており、以下、その操向作動について説明する。
【0051】前記ステアリングレバー42が中立nにあ
る時には、サイドクラッチ20L,20Rは共にクラッ
チ入り状態にあり、左右のクローラ走行装置1L,1R
は等速で駆動され、機体は直進走行する。
【0052】ステアリングレバー42が中立nから左右
方向の一方、例えば右方に揺動操作されると、これがポ
テンショメータ49で検出されてソレノイドSL1 が通
電駆動されて、操向切換え弁V1 が右旋回位置に切換え
られ、圧油が油路bを介して供給されて、右側のサイド
クラッチ20Rが切られる。この場合、ステアリングレ
バー42が中立nに近い第1操作域Rcにある間は、リ
リーフ弁V4 のリリーフ圧がシーケンス弁V3 の作動圧
以下となっており、このため、サイドクラッチ20Rの
サイドクラッチギヤ23Rは、クラッチ切り位置までし
か変位されず、右側のクローラ走行装置1Rが遊転状態
となり、左側のクローラ走行装置1Lのみの駆動により
機体は右方向に緩やかに旋回してゆく。
【0053】ステアリングレバー42が第1操作域Rc
を超えて第2操作域Rsにまで操作されると、リーフ弁
V4 のリリーフ圧がシーケンス弁V3 の作動圧を超えた
大きさとなり、このため、サイドクラッチギヤ23R
は、クラッチ切り位置を超えて大きく変位し、図4中に
示すように、操向用サイドギヤ25Rに咬合される。こ
の場合、ステアリングレバー42が第2操作域Rsに在
る間は、ソレノイドSL2 は非通電状態にあって、シー
ケンス弁V3 を経た圧油はクラッチCに供給可能な状態
にあり、かつ、このクラッチCに印加される油圧は、リ
リーフ弁V4 によって制限されている。従って、第2操
作域Rs内のステアリングレバー42が中立n側に近い
ほどクラッチCに印加される油圧は低く、クラッチCを
介して伝達されるトルクは小さく、右側のクローラ走行
装置1Rは左側のクローラ走行装置1Lより低速でかつ
小さいトルクで駆動される。そして、第2操作域Rs内
のステアリングレバー42が中立nから離れるほどクラ
ッチCに印加される油圧は高くなり、クラッチCを介し
て右側のクローラ走行装置1Rに伝達されるトルクは次
第に大きくなり、ついにはクラッチCは完全に繋がっ
て、右側のクローラ走行装置1Rは所定の比率で減速さ
れた低速状態で駆動され、左右クローラ走行1R,1L
の駆動速度差に基づいて機体は右方向に緩やかに旋回し
てゆく。
【0054】ステアリングレバー42が第2操作域Rs
を超えて第3操作域Rbにまで操作されると、これがポ
テンショメータ49で検出されてソレノイドSL2 が通
電駆動されて、モード切換え弁V2 が切換えられ、油路
eが油路fにつながって圧油が制動機構Bに供給される
とともに、油路cがドレン流路Dに連通されてクラッチ
Cが切られる。この場合、ステアリングレバー42が大
きく操作されていることで、前記リリーフ圧が既に高く
なっているので、制動機構Bによって第5軸26は制動
され、第5軸26に連動連結されている右側のクローラ
走行装置1Rは制動停止された状態で、左側のクローラ
走行装置1Lのみが駆動され、機体は右方向に急旋回
(信地旋回)する。
【0055】なお、言うまでもないが、ステアリングレ
バー42が左旋回方向に操作される場合も上記と同様
に、第1操作域Lcでは、左側のサイドクラッチ20L
のみを切っての緩やかな左旋回が行われ、第2操作域L
sでは、クラッチCを入り操作して左側のクローラ走行
装置1Lを減速駆動しての左旋回が行われ、また、第3
操作域Lbでは、左側のクローラ走行装置1Lを制動し
ての左方への急旋回が行われる。
【0056】ここで、図12に示すように、前記第1操
作域Lc,Rc、第2操作域Ls,Rs、および、第3
操作域Lb,Rbの大きさは、旋回内側のサイドクラッ
チを切って旋回外側のクローラ走行装置の推力のみで旋
回する第1操作域Lc,Rcが最も小さく、旋回内側の
クローラ走行装置を制動停止させて旋回外側のクローラ
走行装置の推力のみで旋回する第3操作域Lb,Rbが
次に小さく、減速駆動する旋回内側のクローラ走行装置
と減速しない旋回外側のクローラ走行装置で旋回する最
も操作頻度の高い第2操作域Ls,Rsが最も大きく設
定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の右側面図
【図2】走行用ミッションケースの伝動構造をしめす正
面図
【図3】ミッションケースの上半部を示す縦断正面図
【図4】ミッションケースの下半部を示す縦断正面図
【図5】副変速機構の操作構造を示す側面図
【図6】副変速機構を操作するシフターの縦断正面図
【図7】副変速機構を低速に切換えた状態を示す要部の
縦断正面図
【図8】副変速機構を中速に切換えた状態を示す要部の
縦断正面図
【図9】副変速機構を中立に切換えた状態を示す要部の
縦断正面図
【図10】副変速機構を高速に切換えた状態を示す要部
の縦断正面図
【図11】操向用の油圧回路と制御系の構成図
【図12】ステアリング操作部の正面図
【図13】ステアリング操作部の側面図
【図14】操向用制御部を示す側面図
【図15】操向切換え弁の周辺を示す縦断側面図
【図16】操向切換え弁の操作部を示す正面図
【図17】モード切換え弁および可変リリーフ弁の周辺
を示す縦断側面図
【符号の説明】
12 回転軸 13 回転軸 15 シフター 15a,15b シフトフォーク S1 ,S2 シフトスリーブ G5 ,G6 ,G7 ギヤ G8 ,G9 ,G10 ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮野 良實 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 竹内 由明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 3D052 AA17 BB08 BB09 DD04 EE01 FF01 GG04 HH01 HH02 HH03 JJ00 JJ12 JJ22 JJ23 JJ25 JJ26 JJ31 JJ35 JJ37 3J028 EA25 EB42 EB53 EB62 FB06 FB15 FC32 FC42 FC67 GA13 HB01 3J067 AC05 EA06 EA31 FA24 GA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の回転軸に遊嵌した3個のギヤのそ
    れぞれを、他方の回転軸に固着した3個のギヤにそれぞ
    れ噛合わせて、3組の常噛みギヤ対を形成し、 一方の
    前記回転軸には、隣接する第1ギヤおよび第2ギヤの間
    でシフトされる第1シフトスリーブと、隣接する第2ギ
    ヤおよび第3ギヤの間でシフトされる第2シフトスリー
    ブとを配備し、 第1シフトスリーブを、第1ギヤのボス部と回転軸とに
    亘ってスプライン咬合する第1シフト位置と、第1ギヤ
    のボス部から外れて回転軸にのみスプライン咬合する第
    2シフト位置、第3シフト位置、第4シフト位置、およ
    び、第5シフト位置との5位置に切換えシフト可能に構
    成し、 第2シフトスリーブを、第2ギヤのボス部にのみスプラ
    イン咬合する第1シフト位置および第2シフト位置と、
    第2ギヤのボス部と回転軸に亘ってスプライン咬合する
    第3シフト位置と、回転軸にのみスプライン咬合する第
    4シフト位置と、回転軸と第3ギヤのボス部に亘ってス
    プライン咬合する第5シフト位置との5位置に切換えシ
    フト可能に構成し、 第1シフトスリーブの各シフト位置と、第2シフトスリ
    ーブの各シフト位置とがそれぞれ対応して現出するよう
    に、第1シフトスリーブをシフト操作する第1シフトフ
    ォークと、第2シフトスリーブをシフト操作する第2シ
    フトフォークとを同期してシフト操作する操作手段を備
    えてあることを特徴とする農作業機の変速機構。
  2. 【請求項2】 前記第1シフトフォークと前記第2シフ
    トフォークとを単一のシフターに備えてある請求項1記
    載の農作業機のギヤ変速機構。
  3. 【請求項3】 変速位置である第1シフト位置、第3シ
    フト位置、および、第5シフト位置と、第2シフト位置
    あるいは第4シフト位置のいずれか一方の中立位置にお
    いて、第1シフトスリーブおよび第2シフトスリーブを
    位置保持するデテント手段を備えてある請求項1または
    2記載の農作業機のギヤ変速機構。
JP2000001543A 2000-01-07 2000-01-07 農作業機のギヤ変速機構 Pending JP2001193835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000001543A JP2001193835A (ja) 2000-01-07 2000-01-07 農作業機のギヤ変速機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000001543A JP2001193835A (ja) 2000-01-07 2000-01-07 農作業機のギヤ変速機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001193835A true JP2001193835A (ja) 2001-07-17

Family

ID=18530767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000001543A Pending JP2001193835A (ja) 2000-01-07 2000-01-07 農作業機のギヤ変速機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001193835A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100462587C (zh) * 2006-10-13 2009-02-18 建凯企业股份有限公司 农业机械用变速箱
JP2011069416A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Kubota Corp 刈取収穫機の走行変速装置
CN102758914A (zh) * 2012-07-27 2012-10-31 孙世广 不带变档杆的电动变档变速箱
WO2014199663A1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-18 株式会社クボタ 作業機用の伝動装置及び作業機
WO2014208117A1 (ja) * 2013-06-28 2014-12-31 株式会社クボタ 作業機用の伝動装置及び収穫機
JP2015053909A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 株式会社クボタ 収穫機用の伝動装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100462587C (zh) * 2006-10-13 2009-02-18 建凯企业股份有限公司 农业机械用变速箱
JP2011069416A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Kubota Corp 刈取収穫機の走行変速装置
CN102758914A (zh) * 2012-07-27 2012-10-31 孙世广 不带变档杆的电动变档变速箱
WO2014199663A1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-18 株式会社クボタ 作業機用の伝動装置及び作業機
WO2014208117A1 (ja) * 2013-06-28 2014-12-31 株式会社クボタ 作業機用の伝動装置及び収穫機
CN105283339A (zh) * 2013-06-28 2016-01-27 株式会社久保田 作业机用的传动装置以及收割机
JP2015053909A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 株式会社クボタ 収穫機用の伝動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100693977B1 (ko) 트랙터의 pto 조작 구조
JP3541159B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP2001193835A (ja) 農作業機のギヤ変速機構
JP3708389B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP4325086B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP4101255B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP3590313B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP3672474B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP3583064B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP4070737B2 (ja) コンバインの操向装置
JP4743155B2 (ja) 車両の変速制御装置
JP3583063B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP3662157B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP2004237981A5 (ja)
JP3541160B2 (ja) 農作業機の操向装置
JP2001191942A (ja) 農作業機の操向装置
JP3611466B2 (ja) コンバインの伝動装置
JPH10287145A (ja) 作業車の走行用伝動構造
JP2000018375A (ja) 作業車両の変速操作機構
JP4061076B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP2598160B2 (ja) 作業車
JP2758318B2 (ja) 作業車の走行伝動構造
JP2622198B2 (ja) 作業車
JPH1159478A (ja) クローラ式作業車における差動走行装置
JP3963833B2 (ja) 作業車の走行伝動構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040527