JP3266493B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3266493B2
JP3266493B2 JP06072296A JP6072296A JP3266493B2 JP 3266493 B2 JP3266493 B2 JP 3266493B2 JP 06072296 A JP06072296 A JP 06072296A JP 6072296 A JP6072296 A JP 6072296A JP 3266493 B2 JP3266493 B2 JP 3266493B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを電
話回線を介して別のコンピュータと接続してデータ通信
するために端末機器(例えば、電話機あるいはファクシ
ミリ等)を電話回線に断接する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信端末装置にモデムを使用し
て、2台以上のコンピュータ間で電話回線を介してデー
タ通信を行うシステム、あるいはセンター側システムと
端末側システムとが電話回線を介して接続され、端末側
システムに設けられた通信端末装置からの情報(例え
ば、ガスメータの検針情報)をセンター側システムで収
集するシステムが普及してきている。
【0003】この通信端末装置であるモデムMは、図6
に示すように、端末機器である電話機1、電話回線2、
パーソナルコンピュータ(パソコン)等のコンピュータ
3が接続されている。そして、内部に電話機1と電話回
線2とを断接する切換部4、通信時にデータを電話回線
2に送出する局線部5、制御を司るCPU6が設けられ
ている。
【0004】切換部4は、コンピュータ3の通信開始時
に電話機1を電話回線2から切り離し、コンピュータ3
をCPU6を介して電話回線2に接続した切離状態(以
下、セットと称する)にし、通信終了後にコンピュータ
3を電話回線2から切り離し、電話機1と電話回線2と
を電気的に接続した接続状態(以下、リセットと称す
る)にするものであり、図7,8の如く、2巻線型ラッ
チングリレー7と、ラッチングリレー7を駆動するため
の駆動回路8とを備えている。
【0005】ラッチングリレー7は、セット用コイル9
とリセット用コイル10と2極の接点7a,7bとを有
しており、セット用コイル9を駆動すると電話機1が電
話回線2から切り離され、リセット用コイル10を駆動
すると電話機1と電話回線2とが接続されるような回線
接続がなされている。そして、駆動回路8は、セット用
コイル9の一方の端子にNPN型のセットトランジスタ
11が接続され、リセット用コイル10の一方の端子に
NPN型のリセットトランジスタ12が接続され、各コ
イル9,10の他方の端子がともに直接電源に接続され
て構成されている。なお、電源は、2個の電池13が直
列に接続されたものである。
【0006】CPU6は、電話回線2から入力される交
流信号をデジタル信号に変換してコンピュータ3へ出力
する機能、コンピュータ3から入力されたデジタル信号
を交流信号に変換して電話回線2に出力する機能、通信
開始時にセット信号および通信終了後にリセット信号を
切換部4に出力する機能を有する。
【0007】そして、CPU6からトランジスタ11,
12に信号が入力されたときトランジスタ11,12が
スイッチング作用によりオンして、コイル9,10に電
池13から電圧が印加され、コイル9,10の駆動によ
りラッチングリレー7をセットおよびリセットする。
【0008】このような切換部4では、直接電池13の
電圧を印加して各コイル9,10を駆動している。とこ
ろが、通信中は電池13の内部抵抗のために動作電圧が
低下し、通信終了時にラッチングリレー7をリセットし
ようとしたとき電池13の電圧が低いためリセットでき
ないことがある。また、各コイル9,10の駆動時に電
池13の電圧低下が大きくなり、他の回路に影響してC
PU6が誤動作する恐れがある。
【0009】そこで、この不具合を解消するため、図9
に示すように、電池13とラッチングリレー7との間に
コンデンサ14を設けて、通信開始前のスタンバイ状態
において充電されたコンデンサ14のエネルギーにより
各コイル9,10を駆動している。なお、図9中、15
はコンデンサ14の充電電流が大きくなり、電池13の
電圧が低下し回路に影響を与えないために電流を制限す
るための電流制限用抵抗である。
【0010】図10に示すように、セット時およびリセ
ット時に電池13によって充分充電されたコンデンサ1
4の電圧が各コイル9,10に印加されるため、直接電
池13で駆動することはなく、電池13の電圧が低下せ
ず、CPU6は誤動作することがない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如くコ
ンデンサ14を設けただけでは、通信中になると消費電
流が多く流れ、電池13の内部抵抗のため電池13の電
圧が低下するので、コンデンサ14の充電電圧が低下
し、リセット時にリセット用コイル9を駆動できないと
いう現象が生じる。そのため、電話機1が電話回線2か
ら切り離されたままになり、電話機1による通話ができ
ず大きな問題となる。
【0012】こうしたリセット用コイルを駆動するとき
電池の電圧が低下していてもリセットすることができる
通信端末装置として、特開平6−177992号公報に
は、モデムの外部(電話回線)から特殊な信号を受信し
たときリレーをリセットして電話機を電話回線に接続す
ることが開示されている。
【0013】この通信端末装置は、テレメータシステム
に利用されるもので、図11に示すように、制御部16
で電話回線17a,17bからの通話呼出信号や通常の
通信、通話ではあり得ない異常な特殊信号等の受信信号
を受信したとき、電話機18を切り離している切換スイ
ッチ19に電源を供給してこれをオン切換する鳴動状態
設定回路20が設けられ、該鳴動状態設定回路20の切
換スイッチ19を動作させるための電源は、電話回線1
7a,17bからの受信信号が直接利用されたものであ
る。
【0014】そして、電話機18の切り離し後に電池切
れになった場合に、外部から電話回線17a,17bを
通じて特殊信号を受信したとき、鳴動状態設定回路20
の動作によりリレーの励磁コイル21を駆動して、一旦
切り離された電話機18を再び電話回線17a,17b
に接続できるようにしている。なお、図11中、19
a,19bは励磁コイル21が励磁されたとき姿勢を切
換える接点、22はガスメータ等の端末機器、23はダ
イヤルパルスを発生するダイヤル回路である。
【0015】しかし、上記のような通信端末装置では、
特殊信号が必要となり、さらにその信号を受信するまで
電話機は電話回線から切り離された状態になる。しか
も、電気回路が複雑になってしまうといった欠点があっ
た。
【0016】本発明は、上記に鑑み、簡単な構成で通信
終了時に電池の電圧低下に影響されず確実に端末機器を
電話回線に接続できる通信端末装置を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、通信開始時に端末機器を電話回線から電気的に切
り離した切離状態(セット)にし、通信終了後に端末機
器と電話回線とを電気的に接続した接続状態(リセッ
ト)にするための回線切換手段が設けられ、電源として
電池が使用され、回線切換手段に電池の電圧を印加して
回線切換手段を駆動することによりそれぞれの状態にす
る通信端末装置において、回線切換手段を駆動してリセ
ットにするため通信中における電池の電圧低下に影響さ
れない駆動用電圧源を設け、通信終了後に回線切換手段
に駆動用電圧源から電圧を印加するものである。
【0018】具体的には、回線切換手段に、端末機器を
電話回線から切り離すためのセット用コイルと端末機器
に電話回線を接続するためのリセット用コイルとを有し
たラッチングリレーを設け、リセット用コイルを駆動す
るための駆動用電圧源として、スタンバイ状態のときに
電池によって充電される第1コンデンサを設ける。した
がって、通信中の電池の電圧低下に影響を受けずに第1
コンデンサに充電された電圧によってリセット用コイル
を駆動でき、リセットすることができる。さらに、セッ
ト用コイルを駆動するための第2コンデンサを第1コン
デンサとは別に設けると、各コイルの駆動時における電
池の電圧低下も防ぐことができる。
【0019】また、別の課題解決手段として、通信終了
後一定時間を経過してからリセットするために回線切換
手段を駆動するものである。これによって、通信中に低
下していた電池の電圧が無負荷時の電圧に戻ってから回
線切換手段を駆動することになり、電池の電圧低下によ
る影響を受けない。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)本実施形態の通信端末装置は、図
6,7に示す従来のものと基本的構成は同じであり、通
信開始時にラッチングリレー7をセットし、通信終了後
にラッチングリレー7をリセットするための回線切換手
段が設けられ、図1の如く、回線切換手段を駆動してリ
セットするために通信中における電池の電圧低下に影響
されない駆動用電圧源を設け、通信終了後に回線切換手
段に駆動用電圧源から電圧が印加される。
【0021】前記回線切換手段は、ラッチングリレー7
および駆動回路8からなる切換部4と、データ通信の開
始終了に応じて切換部4に駆動信号を出力するCPU6
とによって構成される。
【0022】前記駆動回路8は、ラッチングリレー7の
セット用コイル9の一方の端子に抵抗15、ダイオード
24を介して電池13の陽極が接続され、他方の端子に
はセットトランジスタ11のコレクタ端子が接続されて
いる。さらに、セット用コイル9の一方の端子と抵抗1
5との間には、セット用コイル9を駆動するための第2
コンデンサ25が接続されている。
【0023】また、リセット用コイル10の一方の端子
に抵抗15、ダイオード24を介して電池13の陽極が
接続され、他方の端子にリセットトランジスタ12のコ
レクタ端子が接続されている。さらに、リセット用コイ
ル10の一方の端子と抵抗15との間には、リセット用
コイル10を駆動するための駆動用電圧源である第1コ
ンデンサ26が接続されている。そして、各トランジス
タ11,12のエミッタ端子と電池13の陰極はともに
接地され、ベース端子は図示されないCPU6に接続さ
れている。なお、ダイオード24は、各コンデンサ2
5,26に充電された電圧の逆流を防ぐものである。
【0024】そして、CPU6からの信号が駆動回路8
の各トランジスタ11,12に入力されることにより第
2コンデンサ25からの電圧がセット用コイル9に印加
され、また第1コンデンサ26からの電圧がリセット用
コイル10に印加されて、それぞれの接点7a,7bを
動作させる。
【0025】ここで、CPU6は、両トランジスタ1
1,12のベース端子に同時に信号を入力することはな
い。なお、従来と同じ機能を有する部材については同符
号を付している。
【0026】上記構成において、コンピュータ3が電話
回線2を通じて別のコンピュータとデータ通信する場合
の動作を図2に基づいて説明する。なお、図中、Aは通
信を開始するタイミング、Bは通信中、Cは通信を終了
するタイミングをそれぞれ示している。
【0027】通信開始前のスタンバイ状態では、CPU
6の負荷電流がμAオーダーまで少なくなり、電池13
は内部抵抗の影響を受けず無負荷状態に近い電圧であ
る。そのため、第1,2コンデンサ25,26にはその
電池13の電圧が充分充電されている。そして、通信が
開始されるとき、CPU6はセットトランジスタ11に
セット信号を出力する。セットトランジスタ11がオン
(D)し、セット用コイル9に第2コンデンサ25から
電圧が印加され、セット用コイル9が駆動すると、第2
コンデンサ25の電圧が低下することになる(E)。こ
のとき、電池13からは電圧の印加を行っていないの
で、電池13の電圧はセット用コイル9の駆動による影
響を受けず電圧低下を生じない。これにより、切換部4
の接点7a,7bが作動し、電話機1が電話回線2から
切り離され、CPU6に電話回線2が接続される。
【0028】そして、通信中になると、CPU6等の回
路は大きな電流を消費するので、電池13の電圧が低下
する。このとき、第2コンデンサ25は、電池13の電
圧が低下するためラッチングリレー7を駆動するのに必
要な電圧まで充電されないが、第1コンデンサ26は、
ダイオード24があるため通信中の電圧低下の影響を受
けることなくスタンバイ状態にて充電された電圧を保持
している。
【0029】次に、通信が終了すると、CPU6はリセ
ットトランジスタ12にリセット信号を出力する。する
と、リセットトランジスタ12がオン(F)し、リセッ
ト用コイル10に第1コンデンサ26から電圧が印加さ
れ、リセット用コイル10が駆動する。そして、切換部
4の接点7a,7bが作動し、電話機1に電話回線2が
接続される。このとき、第1コンデンサ26の電圧は低
下することになる(G)が、第1コンデンサ26では通
信中も通信前の電圧を保っているのでリセット用コイル
10を充分駆動できる。その後電池13の電圧が元に戻
り、第1,2コンデンサ25,26では充電が行われる
(H,I)。
【0030】なお、CPU6から各トランジスタ11,
12のベース端子に入力される信号は1パルスとし、そ
の時間は各トランジスタ11,12がオンすることによ
り各コイル9,10の動作が完了するのに充分な時間と
される。
【0031】このように、リセット用コイル10を駆動
する第1コンデンサ26と、セット用コイル9を駆動す
る第2コンデンサ25とを設け、各コンデンサ25,2
6からそれぞれ各コイル9,10に電圧を印加するの
で、電池13の電圧低下の影響を受けずに同一の電圧で
各コイル9,10を駆動することができ、確実にセット
およびリセットできる。さらに、各コイル9,10の駆
動時に電池13の電圧が低下しないので、CPU6の誤
動作を防げる。しかも、特開平6−177992号公報
に記載された通信端末装置のように複雑な回路を必要と
せず、簡単な回路で上記の効果を達成することができ
る。
【0032】(第二の実施形態)本実施形態では、図9
に示した従来の駆動回路8において、電話機1と電話回
線2とを接続した状態にするために通信終了後一定時間
を経過してから回線切換手段を駆動する機能をCPU6
に付加している。
【0033】このような構成において、コンピュータ3
が電話回線2を通じて別のコンピュータとデータ通信す
る場合の動作を図3に基づいて説明する。なお、図3
中、A、B、Cは図2に示したものと同じである。
【0034】通信開始前には、電池13が無負荷状態に
近い電圧であり、コンデンサ14にはその電圧が充分充
電されている。そして、通信が開始されるとき、CPU
6はセットトランジスタ11にセット信号を出力する。
そして、セットトランジスタ11がオン(J)し、コン
デンサ14から電圧が印加されてセット用コイル9が駆
動する。そして、コンデンサ14の電圧が低下する
(K)。このとき、電池13からは電圧の印加を行って
いないので電池13の電圧はセット用コイル9の駆動に
よる影響を受けず電圧低下を生じない。これにより、切
換部4の接点7a,7bが作動し、電話機1が電話回線
2から切り離され、CPU6に電話回線2が接続され
る。通信中は、電池13の電圧が低下し、コンデンサ1
4は充分には充電されない。
【0035】次に、CPU6は、通信終了後すぐにリセ
ット信号を出力せず、内部に設けられた内部タイマーで
一定時間を計時する。通信終了後のスタンバイ状態で
は、電池13の消費電流が非常に少なくなるため、数秒
経過すると電池13の電圧は上昇し、それに伴ってコン
デンサ14に充電される(L)。そして、CPU6の内
部タイマーがタイムアップすると、リセット信号を出力
して、リセットトランジスタ12をオン(N)し、コン
デンサ14からリセット用コイル10に電圧が印加され
る。このとき、コンデンサ14には充分に充電されてお
り、セット時と同等の電圧でリセット用コイル10を駆
動できる。また、コンデンサ14は、リセットトランジ
スタ12のオン中放電されるが、リセットトランジスタ
12がオフするとすぐ充電が開始される(O)。これに
より、切換部4の接点7a,7bが作動し、電話機1と
電話回線2とが接続される。
【0036】なお、上記の一定時間は、CPU6が通信
を終了して電池13の電圧が上昇し、コンデンサ14へ
の充電が充分完了するまでの時間とされる。
【0037】このように、通信終了後一定時間を経過し
てからリセットすると、通信中に低下している電池13
の電圧が上昇して回復し、これに伴って充電が完了した
コンデンサ14からリセット用コイル10に電圧を印加
でき、通信中の電池13の電圧低下の影響を受けずリセ
ットできる。
【0038】また、セット時においてもセット用コイル
9を駆動する電圧を電池13から印加せず、コンデンサ
14から印加するのでセット用コイル9の駆動時に電池
13の電圧が低下しないので、CPU6が誤動作すると
いったことがなくなる。こうして第一の実施形態と同様
の効果が得られ、なおかつコンデンサが少なくて済み部
品点数を削減でき、回路を簡素にできる。しかも、リセ
ットのタイミングを変更するだけでよいので、既存のモ
デムでも制御プログラムを変更することで対応できる。
【0039】(第三の実施形態)本実施形態は、図4に
示すように、第二の実施形態の駆動回路8において、リ
セット用コイル10を電池13に直接接続し、セット時
にはコンデンサ14からセット用コイル9に電圧を印加
し、リセット時には通信終了後一定時間が経過したとき
電池13からの電圧を印加してリセットコイル10を駆
動するものである。なお、第二の実施形態と同じ機能を
有する部材については同符号をしている。
【0040】このような構成において、コンピュータ3
が電話回線2を通じて別のコンピュータとデータ通信す
る場合の動作を図5に基づいて説明する。ここで、セッ
ト時の動作については第二の実施形態と同様であるので
省略し、リセット時について説明する。
【0041】CPU6は、通信終了後一定時間を内部タ
イマーで計時し、タイムアップするとリセット信号を出
力して、リセットトランジスタ12をオン(P)する。
このとき、電池13はすでに無負荷時の電圧まで上昇し
ており、この電圧がリセット用コイル10に印加される
ので、切換部4の接点7a,7bが作動し、電話機1と
電話回線2とが接続される。なお、上記の一定時間は通
信を終了して電池13の電圧の上昇が完了するまでの時
間とされる。
【0042】これによると、第二の実施形態では通信終
了後コンデンサ14の充電完了を待つ必要があったが、
本実施形態では電池13の電圧の上昇時間だけを待てば
よく、待ち時間を短くでき、動作スピードを速くでき
る。
【0043】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、回線切換手段を駆動する駆動用電圧源は、電池の電
圧を溜めてセットおよびリセット時に放電できるもの、
あるいはセットおよびリセット時に起電力を発生させ
て、この起電力を印加するものでもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、端末機器と電話回線とを接続した状態にするた
めの回線切換手段を駆動する駆動用電圧源を設け、通信
終了後に回線切換手段に駆動用電圧源から電圧を印加す
ることにより、電池の電圧低下の影響を受けることなく
確実に通信終了後に端末機器を電話回線に接続すること
ができる。
【0045】さらに、回線切換手段のラッチングリレー
のリセット用コイルを駆動するための駆動用電圧源であ
る第1コンデンサと、セット用コイルを駆動するための
第2コンデンサとを別々に設けることにより、各コンデ
ンサから各コイルに電圧を印加することになり、簡単な
構成で電池の電圧低下の影響を受けずにセットおよびリ
セットすることができる。しかも、各コイルの駆動時に
電池の電圧が低下しないので、CPUが誤動作するとい
ったことがなくなる。
【0046】また、通信終了後一定時間を経過してから
端末機器と電話回線とを接続した状態にするために回線
切換手段を駆動することにより、通信中に低下している
電池の電圧が無負荷時の電圧に戻ってから回線切換手段
に電圧を印加することでき、通信中の電池の電圧低下の
影響を受けず端末機器と電話回線とを接続できる。しか
も、別途に部品を設ける必要がないので、回路が簡単で
部品点数が少なくなり製造コストを低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態の駆動回路の電気回路図
【図2】同じく駆動回路の動作タイミングを示す図
【図3】第二の実施形態の駆動回路の動作タイミングを
示す図
【図4】第三の実施形態の駆動回路の電気回路図
【図5】同じく駆動回路の動作タイミングを示す図
【図6】モデムの内部ブロック図
【図7】切換部の構成を示す図
【図8】従来の駆動回路の電気回路図
【図9】従来の他の駆動回路の電気回路図
【図10】同じく駆動回路の動作タイミングを示す図
【図11】他の方法による従来の通信端末装置の内部構
造を示す回路ブロック図
【符号の説明】
1 電話機 2 電話回線 6 CPU 7 ラッチングリレー 9 セット用コイル 10 リセット用コイル 13 電池 25 第2コンデンサ 26 第1コンデンサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信開始時に端末機器を電話回線から電
    気的に切り離した切離状態にし、通信終了後に前記端末
    機器と前記電話回線とを電気的に接続した接続状態にす
    るための回線切換手段が設けられ、電源として電池が使
    用され、前記回線切換手段に前記電池の電圧を印加して
    前記回線切換手段を駆動することによりそれぞれの状態
    にする通信端末装置において、前記回線切換手段を駆動
    して前記接続状態にするため駆動用電圧源が設けら
    れ、前記回線切換手段は、前記電話回線から前記端末機
    器を切り離すためのセット用コイルと前記電話回線に前
    記端末機器を接続するためのリセット用コイルとを有し
    たラッチングリレーを備え、前記リセット用コイルを駆
    動するための駆動用電圧源である第1コンデンサと、前
    記セット用コイルを駆動するための第2コンデンサとが
    別々に設けられ、通信終了後に前記リセット用コイルに
    前記第1コンデンサから電圧を印加することを特徴とす
    る通信端末装置。
  2. 【請求項2】 通信開始時に端末機器を電話回線から電
    気的に切り離した切離状態にし、通信終了後に前記端末
    機器と前記電話回線とを電気的に接続した接続状態にす
    るための回線切換手段が設けられ、電源として電池が使
    用され、前記回線切換手段に前記電池の電圧を印加して
    前記回線切換手段を駆動することによりそれぞれの状態
    にする通信端末装置において、前記回線切換手段は、前
    記電話回線から前記端末機器を切り離すためのセット用
    コイルと前記電話回線に前記端末機器を接続するための
    リセット用コイルとを有したラッチングリレーを備え、
    前記セット用コイルを駆動するためのコンデンサが設け
    られ、通信終了後一定時間を経過してから前記リセット
    用コイルに前記電池から電圧を印加することを特徴とす
    る通信端末装置。
  3. 【請求項3】 通信開始時に端末機器を電話回線から電
    気的に切り離した切離状態にし、通信終了後に前記端末
    機器と前記電話回線とを電気的に接続した接続状態にす
    るための回線切換手段が設けられ、電源として電池が使
    用され、前記回線切換手段に前記電池の電圧を印加して
    前記回線切換手段を駆動することによりそれぞれの状態
    にする通信端末装置において、通信終了後一定時間を経
    過してから前記接続状態にするために前記回線切換手段
    を駆動することを特徴とする通信端末装置。
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