JP3265856B2 - Dma転送装置 - Google Patents

Dma転送装置

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JP3265856B2
JP3265856B2 JP23739294A JP23739294A JP3265856B2 JP 3265856 B2 JP3265856 B2 JP 3265856B2 JP 23739294 A JP23739294 A JP 23739294A JP 23739294 A JP23739294 A JP 23739294A JP 3265856 B2 JP3265856 B2 JP 3265856B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ処理用機器の
DMA転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置では、通常、1画素当た
り、各8ビットのR,G,B、全3バイト、もしくは各
8ビットのY,M,C,K、全4バイトの画像データが
取り扱われている。このような画像処理装置では、SC
SIインターフェースを介して接続されている、ハード
ディスクや、光磁気ディスクなど外部記憶媒体、または
ホストコンピュータから画像データをDMAコントロー
ラにより読み込み、メモリに展開して、各種画像処理を
施した後、プリンタ部等の出力装置により出力する。
【0003】ところで、上記画像処理装置では、内部バ
スを32ビットとしており、この場合、画像処理装置の
メモリには、連続した4バイト(32ビット)単位で1
画素分のデータが記憶されることになる。したがって、
このような画像処理装置では、R,G,Bデータの3バ
イト(24ビット)の点順次画像データをSCSIイン
タフェースを介してメモリへ転送する場合、データの並
び換え、もしくは3バイト←→4バイトのデータ量変換
が必要になる。そこで、従来はソフトウエアによる並び
換え処理と、DMA転送で実現していた。
【0004】図8は従来技術のDMA転送装置を実現す
るブロック図であり、SCSIインタフェース4を介し
て入力された3バイトのB,G,R点順次画像データ
は、DMA制御部2aによりバッファメモリ5に一旦、
転送される。次いで、CPU1の演算部により、4バイ
ト点順次画像データに並び換えられた後、メモリ3に格
納される。この場合、バッファメモリ5をメモリ3と共
用するようにしてもよい。また、特開平4−15374
7号公報に記載されている「2次元データ転送装置」に
は、主走査方向の有効データ数が転送先データ領域
(数)に足りない場合、ダミーサイクルを挿入してDM
Aアドレスを整合させる方式が開示されている。この場
合、上記有効データ数をR,G,Bデータの3バイト画
像データとし、転送先データ数を32ビット(4バイ
ト)バス幅とすると、DMA転送のみで3バイト←→4
バイト変換が実現される。
【0005】また、その他のデータ形式として、CPU
バス上のメモリ内で、4つのメモリ領域に分割されて記
憶されるY,M,C,K等の32ビット(4バイト)面
順次画像データを、SCSI等の8ビット外部バスとの
間で、点順次転送する場合にも、データの並び換えが必
要であり、従来はソフトウエアによる並び換え処理とD
MA転送とで実現されていた。特開平4−277851
号公報に記載されている「データ記憶装置」では、外部
I/Fとの整合をとるため、I/Fバス幅(例えば、8
ビット)でメモリバス幅(例えば、32ビット)を4分
割してアクセスする方式が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のDMA転送装置では、画像データ等の膨大なデ
ータ転送を行うには、CPU1がデータの並び換え処理
を行うため、データを高速で転送できず、また、データ
に寄与しないダミーバスサイクルを挿入する方式では転
送効率が落ちるという欠点があった。また、メモリ内画
像データ形式が面順次の場合には、データの並び換えを
行いながら、外部と点順次画像データ形式でデータ転送
しなければならず、異なるデータ形式の転送に柔軟に対
応できないという問題があった。
【0007】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、高速なデータ転送ができ、かつ異なるデータ形
式の転送に柔軟に対応できるDMA転送装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、この発明では、データの転送サイクル毎に該
データの転送終了を示すACK信号をカウントする第1
の計数手段と、前記ACK信号を1/nに分周する分周
手段と、前記分周手段の出力をカウントする第2の計数
手段と、前記第1の計数手段によるカウント値と前記第
2の計数手段によるカウント値とを加算し、転送アドレ
スを算出する加算手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によれば、データの転送終了を示すA
CK信号がデータの転送サイクル毎に第1の計数手段に
よってカウントされる。また、ACK信号が分周手段に
よって1/nに分周され、該分周手段の出力が第2の計
数手段によってカウントされる。第1の計数手段による
カウント値と第2の計数手段によるカウント値とは、加
算手段によって加算され、転送アドレスとして出力され
る。上記データは、転送アドレスで示されるエリアに転
送される。これにより、転送アドレスの増分値は、自動
的にnサイクル毎に変化するので、nバイト単位で構成
されるデータを転送する場合、上記データはnバイト単
位で所定のエリアへ順次格納され、高速なデータ転送が
可能となる。また、分周手段の分周比nを変えれば、異
なるデータ形式の転送にも柔軟に対応させることが可能
となる。
【0010】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。 A.第1実施例の構成 図1は本発明の第1実施例によるDMA転送装置を適用
した画像処理装置の構成を示すブロック図である。な
お、前述した従来技術である図8に対応する部分には同
一の符号を付けて説明を省略する。図において、2b
は、DMA制御部であり、特定サイクル毎に転送アドレ
スの増分または減分を切り換えるアドレス生成部を備え
ている。次に、上記アドレス生成部の構成について説明
する。図2はDMA制御部2bのアドレス生成部の構成
を示すブロック図である。図において、6は、カウンタ
であり、1バイトのデータ転送が終了する毎に出力され
るDMAACK信号をカウントし、該カウント値CNT
1を加算器9の一方の入力端へ供給する。また、7は、
1/3分周器であり、3バイト分のデータ転送が終了す
る毎にキャリー信号CNT2をカウンタ8へ供給する。
カウンタ8は、上記1/3分周器7のキャリー信号CN
T2をカウントし、該カウント値CNT3を加算器9の
他方の入力端へ供給する。加算器9は、上記カウント値
CNT1とカウント値CN3とを加算し、画像データを
転送すべきアドレスを生成し、図1に示すメモリ3のア
ドレスとして出力する。なお、本第1実施例では、メモ
リ3は、R,G,Bデータが順次格納されるよう構成さ
れている。
【0011】ここで、以下に示す表1は、上記カウンタ
6、カウンタ8、および加算器9により生成されるアド
レスを示すテーブルである。
【表1】
【0012】上記表1において、DMAACK信号は、
画像データが1バイト転送される度に供給されるので、
その入力数は、0,1,2,3,…,10,…と増加す
る。これに対して、カウンタ6は、上記DMAACK信
号をカウントするので、DMAACK信号が供給される
度に、そのカウント値CNT1は、1ずつインクリメン
トされる。また、カウンタ8は、1/3分周器7が出力
するキャリー信号CNT2をカウントするので、そのカ
ウント値CNT3は、0,0,0,1,1,1,2,
2,2,3,3,…というように、3バイト毎に、1ず
つインクリメントされる。そして、加算器9は、上記カ
ウント値CNT1とカウント値CN3とを加算すること
によりアドレスを生成するので、アドレスは、0,1,
2,4,5,6,8,9,10,12,13,…という
ように変化する。
【0013】B.第1実施例の動作 次に、上述した第1実施例の動作について説明する。こ
こで、図3は本第1実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートであり、図4は、本第1実施例の動作を説明
するための模式図である。図3において、まず、ステッ
プS1において、各カウンタ6,8をクリアする。次
に、ステップS2において、カウンタ6に入力バッファ
(メモリ3)の先頭アドレスを設定する。通常、先頭ア
ドレスは「0」ではないが、動作説明を簡単にするため
に「0」とする。この結果、加算器9によって生成され
るアドレスは「0」となる。ステップS3では、転送バ
イト数を所定のカウンタに設定する。次に、ステップS
4へ進み、DMA制御部2bによる動作を開始する。D
MA制御部2bは、SCSIインターフェース4から
R,G,Bデータを1バイトずつ受信し、メモリ3の図
2に示すアドレス生成部によって生成したアドレスに順
次転送する。以下、アドレスの生成手順を説明する。ま
ず、ステップS5において、DMAACK信号を受信し
たか否かを判断する。そして、DMAACK信号を受信
していない場合には、1バイト分の画像データの転送が
終了していないので、ステップS5における判断結果は
「NO」となり、同ステップS5を繰り返し実行する。
ここで、図4に示す画像データR0が受信され、加算器
9が出力するアドレス、すなわちメモリ3の「0」番地
に転送される。
【0014】一方、上記画像データR0の転送が終了す
ると、DMAACK信号を受信するので、ステップS5
における判断結果は「YES」となり、ステップS6へ
進む。ステップS6では、転送バイト数が格納されたカ
ウンタを「1」だけデクリメントする。次に、ステップ
S7において、全ての画像データの転送が終了したか否
かを判断する。これは、上記転送バイト数が格納された
カウンタの内容が「0」になったか否かを判別すればよ
い。そして、画像データの転送が終了してない場合に
は、ステップS7における判断結果は「NO」となり、
ステップS8へ進む。ステップS8では、カウンタ6を
「1」だけインクリメントする。次に、ステップS9に
おいて、1/3分周器7を「1」だけインクリメントす
る。この時点で、カウンタ6のカウンタ値は「1」であ
り、カウンタ8のカウンタ値CNT3は「0」である。
この結果、加算器9によって得られるアドレスは「1」
となる。次に、ステップS10では、3回の転送が終了
したか、すなわち、3バイト分のR,G,Bデータの転
送が終了したか否かを判断する。そして、3バイト分の
転送が終了していない場合には、ステップS10におけ
る判断結果は「NO」となり、ステップS5へ戻る。
【0015】ここで、図4に示す画像データG0が受信
されると、該画像データG0は、加算器9が出力するア
ドレス、すなわちメモリ3の「1」番地に転送される。
上記画像データG0の転送が終了すると、DMAACK
信号を受信するので、ステップS5における判断結果は
「YES」となり、ステップS6で、転送バイト数が格
納されたカウンタを「1」だけデクリメントし、ステッ
プS7で、全ての画像データの転送が終了したか否かを
判断する。この場合、まだ、2バイト分の画像データし
か転送していないので、ステップS7における判断結果
は「NO」となり、ステップS8へ進む。ステップS8
では、カウンタ6を「1」だけインクリメントし、次い
で、ステップS9で、1/3分周器7を「1」だけイン
クリメントする。したがって、この時点で、加算器9に
よって得られるアドレスは「2」となる。次に、ステッ
プS10で、3バイト分の画像データの転送が終了した
か否かを判断し、3バイト分の転送が終了していない場
合には、ステップS10における判断結果は「NO」と
なり、ステップS5へ戻る。
【0016】ここで、図4に示す画像データB0が受信
されると、該画像データB0は、加算器9が出力するア
ドレス、すなわちメモリ3の「2」番地に転送される。
上記画像データB0の転送が終了すると、DMAACK
信号を受信するので、ステップS6で、転送バイト数が
格納されたカウンタを「1」だけデクリメントし、ステ
ップS7を経て、ステップS8へ進む。ステップS8で
は、カウンタ6を「1」だけインクリメントし、次い
で、ステップS9で、1/3分周器7を「1」だけイン
クリメントする。したがって、この時点で、加算器9に
よって得られるアドレスは「3」となる。次に、ステッ
プS10で、3バイト分の画像データの転送が終了した
か否かを判断する。この場合、画素0の3バイト分の転
送が終了したので、ステップS10における判断結果は
「YES」となり、ステップS11へ進む。ステップS
11では、カウンタ8を「1」だけインクリメントす
る。次に、ステップS12において、1/3分周器7を
クリアし、ステップS5へ戻る。この結果、加算器9に
よって得られるアドレスは「4」となる。
【0017】ここで、次に、図4に示す画像データR1
(画素1)が受信される。この画像データR1は、加算
器9が出力するアドレス、すなわちメモリ3の「4」番
地に転送される。以下、同様にして、図4に示す画像デ
ータG1はメモリ3の「5」番地、画像データB1はメモ
リ3の「6」番地に転送される。また、画素2に対する
画像データR2はメモリ3の「8」番地、画像データG2
はメモリ3の「9」番地、画像データB2はメモリ3の
「10」番地に転送される。以下、ステップS5〜S1
2を繰り返し実行し、画像データをメモリ3へ格納して
いく。
【0018】そして、全ての画像データの転送が終了す
ると、すなわち、転送バイト数が格納されたカウンタが
「0」となると、ステップS7における判断結果が「Y
ES」となり、当該処理を終了する。上述したメモリ3
に格納された3バイト毎のR,G,Bデータは、図示し
ない画像処理部により、例えばY,M,C等に変換され
てカラープリントされる。
【0019】このように、本第1実施例では、R,G,
Bデータの3バイト(24ビット)の点順次画像データ
を、4バイト(32ビット)幅のCPU1のデータバス
上のメモリ3内にDMA転送する際に、4バイト目のア
ドレスをスキップさせることで、連続した4バイトのア
ドレスに順次記憶させることができる。なお、メモリ3
からSCSIインターフェース4を介して外部へ転送す
る場合にも、同様の手順によりDMA転送すれば、3バ
イトの点順次画像データを連続させて転送することがで
きる。また、DMA転送の先頭アドレスが「0」でない
場合には、カウンタ6に先頭アドレスをプリセットして
おけばよい。
【0020】C.第2実施例の構成 次に、本発明の第2実施例について説明する。図5は本
発明のDMA転送装置を適用した第2実施例によるDM
A制御部のアドレス生成部の構成を示すブロック図であ
る。図において、10は、1/4分周器であり、4バイ
トのデータ転送が終了する毎に、キャリー信号CNT4
をカウンタ11へ供給する。カウンタ11は、上記1/
4分周器10のキャリー信号CNT4をカウントし、該
カウント値CNT5を加算器15の一方の入力端へ供給
する。また、12は、4カウント毎にクリアされるカウ
ンタであり、1バイトのデータ転送が終了する毎に出力
されるDMAACK信号をカウントし、該カウント値C
NT6をセレクタ14へ供給する。次に、13a〜13
dは、各々、レジスタであり、Y,M,C,Kデータの
ベースアドレスを保持し、各ベースアドレスをセレクタ
14へ供給する。セレクタ14は、上記カウント値CN
T6に応じて、上記レジスタ13a〜13dに保持され
ているベースアドレスを循環選択し、加算器15の他方
の入力端へ供給する。加算器15は、上記カウント値C
NT5とベースアドレスとを加算し、画像データを転送
すべきアドレスを生成し、図1に示すメモリ3のアドレ
スとして出力する。なお、本第2実施例では、メモリ3
は、上記Y,M,C,Kデータを別々に格納すべく4つ
の領域から構成されている。
【0021】ここで、以下に示す表2は、上記カウンタ
11、カウンタ12、および加算器15により生成され
るアドレスを示すテーブルである。
【表2】
【0022】上記表2において、DMAACK信号は、
画像データが1バイト転送される度に供給されるので、
その入力数は、0,1,2,3,…,10,…と増加す
る。これに対して、カウンタ12は、上記DMAACK
信号をカウントするので、DMAACK信号が供給され
る度に、そのカウント値CNT1は、1ずつインクリメ
ントされ、4カウント毎にクリアされる。すなわち、
0,1,2,3,0,1,…,0,1,2,…となる。
したがって、セレクタ14からは、レジスタ13aのY
ベースアドレス、レジスタ13bのMベースアドレス、
レジスタ13cのCベースアドレス、レジスタ13dの
Kベースアドレス、レジスタ13aのYベースアドレス
と順次出力される。また、カウンタ11は、1/4分周
器10が出力するキャリー信号CNT4をカウントする
ので、そのカウント値CNT5は、0,0,0,0,
1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,…というよ
うに、4バイト毎に、1ずつインクリメントされる。そ
して、加算器15は、上記カウント値CNT1とベース
アドレスとを加算することによりアドレスを生成するの
で、アドレスは、Y+0,M+0,C+0,K+0,Y
+1,M+1,C+1,K+1,Y+2,M+2,C+
2,…というように変化する。
【0023】D.第2実施例の動作 次に、上述した第2実施例の動作について説明する。こ
こで、図6は本第2実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートであり、図7は、本第2実施例の動作を説明
するための模式図である。図6において、まず、ステッ
プS20で、各カウンタ11,12をクリアする。次
に、ステップS21において、レジスタ13a〜13d
の各々に、Y,M,C,Kデータのベース・アドレスを
設定する。次に、ステップS22において、転送バイト
数をカウンタに設定する。次に、ステップS23へ進
み、DMA制御部2bによる動作を開始する。DMA制
御部2bは、SCSIインターフェース4からY,M,
C,Kデータを1バイトずつ受信し、メモリ3の図5に
示すアドレス生成部によって生成したアドレスに順次転
送する。以下、アドレスの生成手順を説明する。
【0024】まず、ステップS24において、カウンタ
12のカウンタ値CNT6でベースアドレスを選択す
る。すなわち、セレクタ14がカウンタ値CNT6に応
じて、レジスタ13a〜13dのいずれかからベースア
ドレスを選択し、加算器15へ供給する。この場合、カ
ウンタ12のカウンタ値CNT6は「0」であるので、
レジスタ13aに格納されているYベースアドレスが選
択され、加算器15へ供給される。また、カウンタ11
のカウンタ値CNT5も「0」である。したがって、加
算器15が出力するアドレスは、「Y+0」となる。次
に、ステップS25において、DMAACK信号を受信
したか否かを判断する。そして、DMAACK信号を受
信していない場合には、1バイト分の画像データの転送
が終了していないので、ステップS25における判断結
果は「NO」となり、同ステップS24へ戻り、ステッ
プS24,25を繰り返し実行する。ここで、図7に示
す画像データY0が受信されると、該画像データY0は加
算器15が出力するアドレス、すなわちメモリ3の「Y
+0」番地に転送される。
【0025】一方、上記画像データY0の転送が終了す
ると、DMAACK信号を受信するので、ステップS2
5における判断結果は「YES」となり、ステップS2
6へ進む。ステップS26では、転送バイト数が格納さ
れたカウンタを「1」だけデクリメントする。次に、ス
テップS27において、全ての画像データの転送が終了
したか否かを判断する。これは、上記転送バイト数が格
納されたカウンタの内容が「0」になったか否かを判別
すればよい。そして、画像データの転送が終了してない
場合には、ステップS27における判断結果は「NO」
となり、ステップS28へ進む。ステップS28では、
カウンタ12を「1」だけインクリメントする。次に、
ステップS29において、1/4分周器10を「1」だ
けインクリメントする。この時点で、カウンタ11のカ
ウンタ値CNT5は「1」であり、カウンタ12のカウ
ンタ値CNT6は「0」である。したがって、セレクタ
14では、レジスタ13bのMベースアドレスが選択
れ、加算器15へ供給される。この結果、加算器15に
よって得られるアドレスは「M+0」となる。次に、ス
テップS30では、4回の転送が終了したか、すなわち
4バイト分の画像データ(Y,M,C,K)の転送が終
了したか否かを判断する。そして、4バイト分の転送が
終了していない場合には、ステップS30における判断
結果は「NO」となり、ステップS24へ戻る。
【0026】ここで、図7に示す画像データM0が受信
されると、該画像データM0は加算器15が出力するア
ドレス、すなわちメモリ3の「M+0」番地に転送され
る。上記画像データM0の転送が終了すると、DMAA
CK信号を受信するので、ステップS25における判断
結果は「YES」となり、ステップS26で、転送バイ
ト数が格納されたカウンタを「1」だけデクリメント
し、ステップS27で、全ての画像データの転送が終了
したか否かを判断する。この場合、まだ、2バイト分の
画像データしか転送していないので、ステップS27に
おける判断結果は「NO」となり、ステップS28へ進
む。ステップS28では、カウンタ12を「1」だけイ
ンクリメントし、次いで、ステップS29で、1/4分
周器10を「1」だけインクリメントする。したがっ
て、この時点で、加算器15によって得られるアドレス
は「C+0」となる。次に、ステップS30で、4バイ
ト分の画像データの転送が終了したか否かを判断し、4
バイト分の転送が終了していない場合には、ステップS
30における判断結果は「NO」となり、ステップS2
4へ戻る。
【0027】ここで、図7に示す画像データC0が受信
されると、該画像データC0は加算器15が出力するア
ドレス、すなわちメモリ3の「C+0」番地に転送され
る。上記画像データC0の転送が終了すると、DMAA
CK信号を受信するので、ステップS26で、転送バイ
ト数が格納されたカウンタを「1」だけデクリメント
し、ステップS27を経て、ステップS28へ進む。ス
テップS28では、カウンタ12を「1」だけインクリ
メントし、次いで、ステップS29で、1/4分周器1
0を「1」だけインクリメントする。したがって、この
時点で、加算器15によって得られるアドレスは「K+
0」となる。次に、ステップS30で、4バイト分の画
像データの転送が終了したか否かを判断し、4バイト分
の転送が終了していない場合には、ステップS30にお
ける判断結果は「NO」となり、ステップS24へ戻
る。
【0028】ここで、図7に示す画像データK0が受信
されると、該画像データK0は加算器15が出力するア
ドレス、すなわちメモリ3の「K+0」番地に転送され
る。上記画像データK0の転送が終了すると、DMAA
CK信号を受信するので、ステップS26で、転送バイ
ト数が格納されたカウンタを「1」だけデクリメント
し、ステップS27を経て、ステップS28へ進む。ス
テップS28では、カウンタ12を「1」だけインクリ
メントし、次いで、ステップS29で、1/4分周器1
0を「1」だけインクリメントする。次に、ステップS
30で、4バイト分の画像データの転送が終了したか否
かを判断する。この場合、4バイト分の転送が終了した
ので、ステップS30における判断結果は「YES」と
なり、ステップS31へ進む。ステップS31では、カ
ウンタ11を「1」だけインクリメントする。次に、ス
テップS32において、カウンタ12をクリアし、ステ
ップS24へ戻る。この結果、加算器15によって得ら
れるアドレスは「Y+1」となる。
【0029】ここで、次に、図7に示す画像データY1
(画素1)が受信される。この画像データY1は、加算
器15が出力するアドレス、すなわちメモリ3の「Y+
1」番地に転送される。以下、同様にして、図7に示す
画像データM1はメモリ3の「M+1」番地、画像デー
タC1はメモリ3の「C+1」番地、画像データK1はメ
モリ3の「K+1]に転送される。また、画素2に対す
る画像データY2はメモリ3の「Y+2」番地、画像デ
ータM2はメモリ3の「M+2」番地、画像データC2
メモリ3の「C+2」番地、画像データK2はメモリ3
の「K+2」番地に転送される。以下、ステップS24
〜S32を繰り返し実行し、画像データをメモリ3へ格
納していく。
【0030】そして、全ての画像データの転送が終了す
ると、すなわち、転送バイト数が格納されたカウンタが
「0」となると、ステップS27における判断結果が
「YES」となり、当該処理を終了する。上述したメモ
リ3に格納された4バイト毎のY,M,C,Kデータは
図示しないプリント部によりカラープリントされる。
【0031】このように、本第2実施例では、Y,M,
C,Kデータの4バイト(32ビット)の点順次画像デ
ータを、メモリ3の4分割された、それぞれに対応した
領域にDMA転送することができる。なお、メモリ3か
らSCSIインターフェース4を介して外部へ転送する
場合にも、同様の手順によりDMA転送すれば、4バイ
トの点順次画像データを連続して転送することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、高速なデータ転送ができ、かつ異なるデータ形式の
転送に柔軟に対応できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本第1実施例におけるDMA制御部2bのア
ドレス生成部の構成を示すブロック図である。
【図3】 本第1実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】 本第1実施例の動作を説明するための模式図
である。
【図5】 本発明の第2実施例によるDMA制御部のア
ドレス生成部の構成を示すブロック図である。
【図6】 本第2実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】 本第2実施例の動作を説明するための模式図
である。
【図8】 従来のカラー画像処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2b DMA制御部 3 メモリ 4 SCSIインターフェース 6 カウンタ(第1の計数手段) 7 1/3分周器(分周手段) 8 カウンタ(第2の計数手段) 9 加算器(加算手段) 10 1/4分周器(分周手段) 11 カウンタ(第2の計数手段) 12 カウンタ(第1の計数手段) 13a〜13b レジスタ 14 セレクタ 15 加算器(加算手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−93741(JP,A) 特開 平3−152646(JP,A) 特開 平4−153747(JP,A) 特開 平6−12254(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/14,13/28,13/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの転送サイクル毎に該データの転
    送終了を示すACK信号をカウントする第1の計数手段
    と、 前記ACK信号を1/nに分周する分周手段と、 前記分周手段の出力をカウントする第2の計数手段と、 前記第1の計数手段によるカウント値と前記第2の計数
    手段によるカウント値とを加算し、転送アドレスを算出
    する加算手段とを具備することを特徴とするDMA転送
    装置。
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