JPH07152357A - データ変換方法及び装置 - Google Patents

データ変換方法及び装置

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JPH07152357A
JPH07152357A JP5321240A JP32124093A JPH07152357A JP H07152357 A JPH07152357 A JP H07152357A JP 5321240 A JP5321240 A JP 5321240A JP 32124093 A JP32124093 A JP 32124093A JP H07152357 A JPH07152357 A JP H07152357A
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JP
Japan
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data
divided
areas
vector
area
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5321240A
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English (en)
Inventor
Shuichi Ishimaru
秀一 石丸
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換データを保持する記憶領域を小容量に、
かつ変換データを格納するための記憶領域に対するアク
セスを効率的に行い得るデータ変換方法及び装置を提供
する。 【構成】 描画用のメモリ領域を複数の小領域に分割す
ると共にベクタ形式の図形データが複数の分割領域に跨
る場合にはその図形データを各分割領域の境界にて分割
しベクタ記述し直し、これら分割領域毎に別々にデータ
変換処理を行うことにより、変換データを保持する記憶
領域を比較的小さな分割領域の大きさにできることか
ら、メモリの小型化による省スペース化、コストの低廉
化が可能となり、また変換データを比較的連続したメモ
リアドレスに保存可能となることからアクセスが容易に
なり、更に前の分割領域の出力中に次の分割領域のデー
タ変換を並列に行うこともできることから処理速度が飛
躍的に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ変換方法及び装置
に関し、特にベクタ記述された1つ若しくは2つ以上の
図形データを図形描画装置に出力するべく実描画イメー
ジデータに変換するためのデータ変換方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベクタ記述された図形データを図
形描画装置に出力するべく実描画イメージデータに変換
するためには、予め用意された描画可能メモリ領域に対
して、1データ単位に描画イメージを作成し、1描画々
面分のデータが全て用意できたら図形描画装置により一
挙に変換されたデータを全て描画していた。
【0003】例えば、図4に示すように、塗りつぶしデ
ータとしての四角形ABCD、EFGHを変換する場
合、線分ABから線分CDへ向かうベクトルM1、線分
EFから線分GHへ向かうベクトルM2を想定し、この
ベクトルに沿って実描画イメージデータ(以下、ラスタ
データと記す)を作成し、描画用図形データとしてい
た。この場合のラスタデータへの変換は、図5に示すよ
うに、変換対象データ(四角形ABCD、EFGH)に
対してメモリ上の1ビットに相当するドットイメージ5
1を作成することである。ここで、符号52はドットイ
メージ51を作成する場合の解像度を示す格子点であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、描画
用メモリ領域に略等しい多大な変換作業用メモリ領域を
用意しなければならないばかりか、図4に示したように
描画データに変換する際のベクタデータの読み取り方向
によっては不連続なメモリ領域に頻繁にアクセスしなけ
ればならず、アクセス頻度自体が膨大なものとなり、従
って、非効率な変換処理を強いられるという問題があっ
た。
【0005】そこで本発明は、変換データを保持する記
憶領域を小容量に、かつ変換データを格納するための記
憶領域に対するアクセスを効率的に行い得るデータ変換
方法及び装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的は本発明に
よれば、ベクタ記述された1つ若しくは2つ以上の図形
データを変換して実描画イメージデータを作成するデー
タ変換方法であって、描画用のメモリ領域を複数の小領
域に分割すると共に前記図形データが複数の前記各分割
領域に跨る場合にはその図形データを前記各分割領域の
境界にて分割してベクタ記述し直し、その後前記各分割
領域毎に別々にデータ変換処理を行うことを特徴とする
データ変換方法、及びベクタ記述された1つ若しくは2
つ以上の図形データを変換して実描画イメージデータを
作成するためのデータ変換装置であって、前記各図形デ
ータの座標上の最小値及び最大値と描画用メモリ領域を
複数の小領域に分割するべく各分割領域のサイズとを記
憶し、かつ或る時点で扱っているカレントデータと前記
最小値及び最大値と前記各分割領域の境界とを比較する
ことにより前記図形データが複数の前記各分割領域に跨
るか否かを判別する手段と、前記図形データが複数の前
記各分割領域に跨っている場合にはその図形データを前
記各分割領域の境界にて分割してベクタ記述し直す手段
とを有し、前記各分割領域毎に別々にデータ変換処理を
行うことを特徴とするデータ変換装置を提供することに
より達成される。
【0007】
【作用】このように、描画用のメモリ領域を複数の小領
域に分割すると共にベクタ形式の図形データが複数の分
割領域に跨る場合にはその図形データを各分割領域の境
界にて分割してベクタ記述し直し、これら分割領域毎に
別々にデータ変換処理を行うことにより、変換データを
保持する記憶領域を比較的小さな分割領域の大きさにで
き、かつ変換データを比較的連続したメモリアドレスに
保存可能となることからアクセスが容易になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用されたデータ変換装
置の概略構成を示すブロック図である。この装置はイン
クリメンタル方式によりデータを演算処理するようにな
っている。バス1にデコーダ2及びμROM3を介して
外部から変換すべきベクタ記述された図形データが入力
されるようになっている。また、このバス1には演算器
4、レジスタファイル5、塗りつぶしパターンなどを記
憶するためのパターンデータメモリ6、作業用メモリ
7、領域判定回路8及びメモリアドレス生成回路9が接
続され、これらによりベクタ記述された図形データをプ
リンタ、プロッタなどの描画装置に出力するためのドッ
トイメージのラスタデータに変換するようになってい
る。
【0010】図2は、領域判定回路8の構成を示すブロ
ック図である。この回路は、各図形データの座標上の最
大値を格納(記憶)するためのレジスタ11と、現在変
換すべきデータを格納するためのレジスタ12と、後記
する各分割領域のサイズを記憶するためのレジスタ13
とを有している。また、レジスタ11及びレジスタ12
には、上記最大値と現在変換すべきデータとを比較する
コンパレータ14が接続され、レジスタ12及びレジス
タ13には、上記各分割領域のサイズと現在変換すべき
データとを比較するコンパレータ15が接続されてい
る。これらコンパレータ14、15の比較結果、即ち現
在変換すべきデータの存在する分割領域が別の分割領域
に変わったか否かの判別結果及び現在変換すべきデータ
が属する図形の終点(最大値)となったか否かの判別結
果はNANDゲート16を介してメモリアドレス生成回
路9に入力されるようになっている。尚、符号17は現
在変換すべきデータをインクリメントするための回路で
ある。
【0011】以下に、本実施例の作動要領について図3
を参照して詳細に説明する。図3は本発明によるデータ
変換方法を実現する場合の変換対象データとデータ変換
のためのメモリアクセスの概念を示すものである。本実
施例ではベクタ記述された図形データとしての四角形A
BCD、EFGHを変換する。また、幅mビット(mは
任意の整数)、長さ384ビットのマップとして描画用
のメモリ領域21(アドレス:n〜n+384m−1)
に図形が描かれているものとする。
【0012】一方、本実施例ではラスタデータを効率良
く作成するために、メモリ領域21(アドレス:n〜n
+384m−1)を複数の領域(以下、セグメントと記
す)22a(アドレス:n〜n+128m−1)、22
b(アドレス:n+128m〜n+256m−1)、2
2c(アドレス:n+256m〜n+384m−1)の
3つに分割する。即ち、レジスタ13に記憶される各セ
グメントのサイズは128mビットとなる。更に、作成
したラスタデータを効率よくメモリに書き込むために、
ベクタデータからラスタデータへの変換方向をメモリ領
域21のメモリアドレスの増分方向とする。
【0013】まず、四角形ABCDのセグメント22a
に位置する部分を変換する。このとき、四角形ABCD
がセグメント22a、22b間の境界線で分割され、四
角形ABCDのうちセグメント22aに位置する三角形
OAP(塗りつぶしでない場合には線分OAP)のみ変
換される。続けて四角形EFGHのセグメント22aに
位置する部分を変換する。このとき、四角形EFGHが
セグメント22a、22b間の境界線で分割され、セグ
メント22aに位置する三角形SFT(塗りつぶしでな
い場合には線分SFT)のみ変換される。そして、この
セグメント22aのデータのみ図示されない描画装置に
出力される。
【0014】次に、セグメント22aのデータの描画装
置への出力と同時に、セグメント22bに位置する四角
形ABCDを変換する。このとき、四角形ABCDがセ
グメント22b、22c間の境界線で分割され、四角形
ABCDのうちセグメント22bに位置する五角形OP
BRQ(塗りつぶしでない場合には線分OQと線分PB
R)のみ変換される。続けて四角形EFGHのセグメン
ト22bに位置する部分を変換する。このとき、四角形
EFGHはセグメント22cには描かれていないのでセ
グメント22bに位置する五角形STGHE(塗りつぶ
しでない場合には線分TGHES)のみ変換される。そ
して、このセグメント22bのデータが図示されない描
画装置に出力される。
【0015】次に、セグメント22bのデータの描画装
置への出力と同時に、セグメント22cに位置する四角
形ABCDを変換する。このとき、四角形ABCDのう
ちセグメント22cに位置する四角形QRCD(塗りつ
ぶしでない場合には線分RCDQ)のみ変換される。そ
して、このセグメント22cのデータが図示されない描
画装置に出力される。
【0016】このように、各セグメント毎に図形を分割
して変換し、各セグメント毎に出力することで、変換時
の作業用メモリ7の容量を小さくできると共に変換と出
力とを同時進行することができ、描画速度が向上する。
【0017】尚、本発明は上記実施例に限定されず様々
な応用が可能であることは云うまでもなく、例えば上記
実施例では描画用のメモリ領域を3つのセグメントに分
割したが、実際には変換装置の変換速度、描画装置の形
式、描画速度等に応じて最も効率の良い分割数に設定す
ると良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、描
画用のメモリ領域を複数の小領域に分割すると共にベク
タ形式の図形データが複数の分割領域に跨る場合にはそ
の図形データを各分割領域の境界にて分割しベクタ記述
し直し、これら分割領域毎に別々にデータ変換処理を行
うことにより、変換データを保持する記憶領域を比較的
小さな分割領域の大きさにできることから、メモリの小
型化による省スペース化、コストの低廉化が可能とな
り、また変換データを比較的連続したメモリアドレスに
保存可能となることからアクセスが容易になり、更に前
の分割領域の出力中に次の分割領域のデータ変換を並列
に行うこともできることから処理速度が飛躍的に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたデータ変換装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ変換装置に於ける領域判定回路の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による図形データ変換の概念図である。
【図4】従来のデータ変換方法による図形データ変換の
概念図である。
【図5】ベクタデータをラスタデータに変換したときの
ドットイメージを示す図である。
【符号の説明】 1 バス 2 デコーダ 3 μROM 4 演算器 5 レジスタファイル 6 パターンデータメモリ 7 作業用メモリ 8 領域判定回路 9 メモリアドレス生成回路 11、12、13 レジスタ 14、15 コンパレータ 16 NANDゲート 17 インクリメント回路 31 ドットイメージ 32 格子点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベクタ記述された1つ若しくは2つ以
    上の図形データを変換して実描画イメージデータを作成
    するデータ変換方法であって、 描画用のメモリ領域を複数の小領域に分割すると共に前
    記図形データが複数の前記各分割領域に跨る場合にはそ
    の図形データを前記各分割領域の境界にて分割してベク
    タ記述し直し、その後前記各分割領域毎に別々にデータ
    変換処理を行うことを特徴とするデータ変換方法。
  2. 【請求項2】 ベクタ記述された1つ若しくは2つ以
    上の図形データを変換して実描画イメージデータを作成
    するためのデータ変換装置であって、 前記各図形データの座標上の最小値及び最大値と描画用
    メモリ領域を複数の小領域に分割するべく各分割領域の
    サイズとを記憶し、かつ或る時点で扱っているカレント
    データと前記最小値及び最大値と前記各分割領域の境界
    とを比較することにより前記図形データが複数の前記各
    分割領域に跨るか否かを判別する手段と、 前記図形データが複数の前記各分割領域に跨っている場
    合にはその図形データを前記各分割領域の境界にて分割
    してベクタ記述し直す手段とを有し、 前記各分割領域毎に別々にデータ変換処理を行うことを
    特徴とするデータ変換装置。
JP5321240A 1993-11-26 1993-11-26 データ変換方法及び装置 Withdrawn JPH07152357A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003263650A (ja) * 2002-03-12 2003-09-19 Sony Corp 画像処理装置およびその方法
JP2007200118A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Canon Inc 画像形成装置及び画像処理方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130