JPS6217236B2 - - Google Patents

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JPS6217236B2
JPS6217236B2 JP54016673A JP1667379A JPS6217236B2 JP S6217236 B2 JPS6217236 B2 JP S6217236B2 JP 54016673 A JP54016673 A JP 54016673A JP 1667379 A JP1667379 A JP 1667379A JP S6217236 B2 JPS6217236 B2 JP S6217236B2
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Hitoshi Myai
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、図形処理における図形の回転、拡
大、縮小装置に関する。
図形や画像をコンピユータで取り扱う場合、入
力図形、画像のサイズ、傾き等が問題となること
が多い。紙面に記録された図形、画像を入力する
場合、フアクシミリのようにイメージスキヤナを
固定して、紙の方を移動させる方式、或いはその
逆の方式さらには、工業用テレビカメラのように
紙面、イメージスキヤナ共に固定の方式がある
が、いずれの方式にしても入力された図形、画像
は、基準となる位置とはある角度をなして傾いて
いたりサイズが不揃いであることが多い。これは
紙面上の図形、画像ばかりでなく、一般の画像、
例えばリモートセンシング画像においてもしばし
ば起こることである。しかしながら以上のような
図形、画像がデイスプレイ装置、ハードコピー装
置等に出力されるときには、サイズ合わせ、回転
補正が必要となる。文字、図形認識においてマツ
チング処理を行なうときなどはなおさらである。
このような図形の変換のうち、回転については
アフイン変換による回転方式が一般的であつた。
ここでいうアフイン変換による図形の回転とは、
次式に基づいて座標変換を行うことである。
但し、x、yは回転前座標、X、Yは回転後座
標、θは回転角を示す。
回転前2次元パターンの各ピクセル位置回転前
座標(x、y)を、(1)式に代入して回転後座標
(X、Y)を求め、回転前座標(x、y)におけ
るピクセル値を、回転後座標(X、Y)に置換す
ることにより、回転変換が行なわれる。但しこの
変換自身はアナログであるため、回転後座標
(X、Y)が共に整数値でない、即ち、格子点上
にない場合が起こる。したがつて実際の変換では
(X、Y)に最も近い格子点(X0、Y0)をあらた
めて回転後座標として、回転前座標(x、y)に
おけるピクセル値を回転後座標(X0、Y0)に置換
することにより回転が行なわれる。(1)式の詳細に
ついては、例えば広川書店刊、和田秀三氏、寺田
文行氏著による「代数学および幾何学」の137ペ
ージから138ページに述べられている。この方式
に基づく回転変換はグラフイツクデイスプレイの
1ハードウエア機能として設けられていることが
公知例として数多く存在する。実際には回転角θ
が与えられると下記の行列を演算しておき 回転前座標(x、y)が入力されると(2)式と行
列演算を行なつて回転後座標(X、Y)を逐次求
めているのがほとんどである。また計算機に入力
された図形の回転などでは同じく前記行列演算を
ソフトウエアでおこなつている。
しかしながらこの方法では2次元パターンの各
ピクセル毎に(1)式の演算をしなければならず、演
算時間が多大になることは否めなかつた。
また上記回転、拡大、縮小機能を全て備えてい
るハードウエアも公知例として存在するが、回転
回路、拡大縮小回路が夫々独立して設けられてい
る規模の大きな回路構成となつていた。
本発明の目的は、上述のような問題点を解決
し、高速変換の可能な小規模、多機能の図形の変
換装置を提供することにある。
本発明によればドツトマトリクス量子化された
任意のサイズの2次元パターンを、任意の角度回
転或いは任意の大きさに拡大、縮小変換する図形
の変換装置において、ドツトマトリクスで量子化
された2次元ドツトパターンを格納或いは読み出
す2次元パターン記憶装置と、前記2次元パター
ン記憶装置のドツト位置を指示するアドレス値を
計数する第1の行および列アドレス計数装置と外
部から入力される第1のクロツクに同期して置数
動作をする第1の行および列置数装置と、前記第
1の行および列置数装置の出力値と外部からの指
定数値とを各々加算しその加算結果を前記第1の
行および列置数装置に各々出力し、かつ行に関す
る第1の桁上げ或いは桁下げ信号および列に関す
る第1の桁上げ或いは桁下げ信号を夫々前記第1
の行および列アドレス計数装置に出力する第1の
行および列加算装置と、前記第1のクロツクの入
力数と、前記行に関する第1の桁上げ或いは桁下
げ信号と列に関する第1の桁上げ或いは桁下げ信
号の入力の、いずれかを計数し外部からの指定数
値との一致をみたら一致信号を出力する一致装置
と、前記2次元パターン記憶装置のドツト位置を
指示するアドレス値を計数し、該アドレス値を前
記一致信号に同期して前記第1の行および列アド
レス計数装置に転送する第2の行および列アドレ
ス計数装置と、前記一致信号に同期して置数動作
をする第2の行および列置数装置と、前記第2の
行および列置数装置の出力値と外部よりの指定数
値とを加算しその加算結果を前記第2の行および
列置数装置に出力し、かつ、行に関する第2の桁
上げ或いは桁下げ信号および列に関する第2の桁
上げ或いは桁下げ信号を前記第2の行および列ア
ドレス計数装置に出力する第2の行および列加算
装置から構成される図形変換装置を得ることがで
きる。
次に図面を参照して本発明の図形変換装置を詳
細に説明する。
まず第1図を用いて本発明の図形変換装置の原
理を、図形の回転、拡大、縮小、平行移動を例に
とつて順次説明する。尚原理説明にあたつて、本
発明の図形変換装置の変換対象となる変換前2次
元ドツトパターン(101,121,141の総
称)を、各々回転前2次元ドツトパターン10
1、拡大前2次元ドツトパターン121、縮小前
2次元ドツトパターン141と呼び、それが
夫々、回転前2次元パターンメモリ100、拡大
前2次元パターンメモリ120、縮小前2次元パ
ターンメモリ140に格納されていると仮定し
て、それらを模式的に第1図a、第2図a、第3
図aに示してある。また同じく変換後2次元ドツ
トパターン(201,221,241の総称)
を、各々回転後2次元ドツトパターン201、拡
大後2次元ドツトパターン221、縮小後2次元
ドツトパターン241、と呼び、それらが夫々回
転後2次元パターンメモリ200、拡大後2次元
パターンメモリ220、縮小後2次元パターンメ
モリ240に格納されていると仮定してそれらを
模式的に第1図b、第2図b、第3図bに示して
ある。また変換に際して2個のパターンメモリは
必ずしも必要ではないが、説明と理解を容易にす
るため、変換前2次元パターンメモリから2次元
ドツトパターンを決まつた規則で読み出し変換後
パターンメモリに決まつた規則で書き込む変換処
理として説明を行う。
まず第1に本発明の図形変換装置を用いた図形
の回転原理について第1図を用いて説明する。今
回転前2次元ドツトパターン101を、回転前2
次元パターンメモリ100より、読み出すための
第1の読出開始アドレス100−00および回転
後2次元ドツトパターン201を回転後2次元パ
ターンメモリに書き込むための第1の書込開始ア
ドレス200−00および回転角Tが与えられて
いるものとする。
回転前2次元ドツトパターン101を回転前2
次元パターンメモリ100より第1の読出開始ア
ドレス100−00から読み出す際、行アドレス
が一定で列アドレスが非減少に変化する方向(以
下本明細書においては主走査方向と呼び、第1図
aの例で示せば行アドレスm1が一定で、列アド
レスがn1、n1+1、…………、n1+N1と順次増加
する方向)にアドレスが発生するのではなく、行
アドレスおよび列アドレスが共に変化し、前記主
走査方向と角度Tをもつ方向にアドレスが発生
し、それに対応するドツトを順次読み出すという
操作を行なう。実際の主走査方向と角度Tをもつ
方向のアドレスは、主走査方向と角度Tをもつ傾
斜線を、回転前2次元パターンメモリ100のド
ツトマトリクスで量子化した近似傾斜線上のアド
レスを用いればよい。第1図aの例について言え
ば回転前2次元パターンメモリ100の第1の読
出開始アドレス100−00より開始された読み
出しが、100−01,100−02,………
…,,100−ON1のごとく行および列アドレス
が共に変化する近似傾斜線に基づいて行なわれ
る。
以上の操作で読出開始アドレス100−00よ
り順次読み出されるドツトデータd10,d11,……
……,dIN1を、次に第1の格納開始アドレス2
00−00より回転後2次元パターンメモリ20
0に転送ドツト毎に書き込む際、行アドレスk1
一定で、列アドレスがl1、l1+1、…………と順
次変化するアドレスに対応して格納される。
以上の操作で回転後2次元パターンメモリ20
0に書き込みが終了すると、次に回転前2次元パ
ターンメモリ100に対して新しく与えられる第
2の読出開始アドレス100−10より上記と同
様の近似傾斜線に沿つた読み出し操作が行なわ
れ、回転後2次元パターン200に対して新しく
与えられる第2の格納開始アドレス200−10
より主走査方向に書き込まれる。以下同様のこと
が第3、…………、第M1+1の読出および格納
開始アドレスについても行なわれ回転後2次元パ
ターンメモリ200上に回転後2次元ドツトパタ
ーン201が得られる。
ここで先に述べなかつた第1、…………、第
M1+1の読出および格納開始アドレスの発生原
理について説明する。第1の読出開始アドレスは
前記のとおりあらかじめ与えられている。第2、
…………、第M1+1の読出開始アドレスは列ア
ドレスn1が一定で、行アドレスがm1、m1+1、
…………、m1+M1と順次変化するような、行ア
ドレスが非減少に変化する方向(以下本明細書に
おいては副走査方向と呼ぶ)にアドレスが順次発
生するのではなく、前記主走査方向と角度Tをも
つ傾斜線に沿つたアドレス発生と同様の考え方
で、行および列アドレスが共に変化し、副走査方
向と角度Tをもつ方向にアドレスが発生される。
以上のとおり回転前2次元ドツトパターン10
1を読み出し時にアドレス制御することにより、
回転後2次元ドツトパターン201を得ることが
できる。
同じようにして回転前2次元ドツトパターン1
01を書き込み時にアドレス制御することによ
り、回転後2次元ドツトパターン201を得るこ
とができる。即ち読出および格納開始アドレス、
回転角の設定方法を同様に行ない、書込クロツク
の入力に同期して前記アドレス制御を行ないなが
ら入力データを書き込みすればよい。
次に本発明の図形変換装置を用いた図形の拡大
原理について、第2図を用いて説明する。今拡大
前2次元ドツトパターン121を拡大前2次元パ
ターンメモリ120より読み出すための第1の読
出開始アドレス120−00および、拡大後2次
元ドツトパターン221を拡大後2次元パターン
メモリ220に書き込むための第1の書込開始ア
ドレス220−00および拡大率Eが与えられて
いるものとする。
拡大前2次元ドツトパターン121を拡大前2
次元パターンメモリ120より第1の読出開始ア
ドレス120−00から読み出す際、行アドレス
が一定で、列アドレスが1ずつ増加する(第2図
aで例を示せば行アドレスm2が一定で、列アド
レスがn2、n2+1…………、n2+N2と順次増加す
る)ようにアドレスが発生するのではなく行アド
レスは一定であるが、列アドレスが非減少に変化
する(第2図a)で例を示せば、行アドレスm2
が一定で、列アドレスがn2、n2、n2+1、n2
1、n2+3、n2+3、n2+3、…………n2+N2
1、n2+N2のごとく、現在の列アドレスが1つ
前の列アドレスに比べ、同一もしくは増加する)
ようにアドレスが発生し、それに対応するドツト
データd20,d20,d21,d21,d23,d23,d21N2-1
2N2を順次読み出す操作を行なう。このように
発生される列アドレスは同一の列アドレスを何度
か連続して発生することがある。この連続回数を
拡大率Eと等しい値になるようにアドレス制御す
ることにより第1の読出開始アドレスより順次読
み出されるドツトデータはd20、…………、d20
d22、…………、d22、d23、…………、d2N2、…
………、d2N2(d2i、…………、d2iは同一ドツ
トデータがE個連続していることを示す、1≦i
≦N2)のごとくなる。これらが読み出される毎
に、拡大後2次元パターンメモリ220に、第1
の格納開始アドレス220−00より書き込みを
開始し、行アドレスk2は一定で列アドレスがl2
l2+1、…………、l2+E・N2−1のごとく順次
増加するよう発生するアドレスに対応してE・
N2−1個のドツトデータが逐次書き込まれ、拡
大前2次元パターンメモリ120の行アドレスが
m2で列アドレスがn2からn2+N2までの行ドツト
データのE倍に拡大された行ドツトデータが、拡
大後2次元パターンメモリ220の第k2行止に得
られる。
以上の操作で拡大後2次元パターンメモリ22
0に書き込みが終了すると今度は列アドレスが一
定で行アドレスが順次増加する方向にもE倍の拡
大をするため、前記の操作で拡大後2次元パター
ンメモリ220に書き込んだE・N2−1個のド
ツトデータを、第k2行からE行分繰り返して書き
込む操作を行なう。実際には第1の格納開始アド
レスの列アドレスは一定で行アドレスを順次増加
させ、Eに達するまで書き込み操作を繰り返せば
よく、拡大前2次元パターンメモリ120につい
ては第1の読出開始アドレス120−00からの
読み出しを、上記の拡大後2次元パターンメモリ
220への書き込みに同期して繰り返せばよい。
このようにして拡大前2次元パターンメモリ1
20の第m2行のN2個の連続する行ドツトデータ
の拡大操作が終了すると、次に新しく拡大前2次
元パターンメモリ120には第1の読出開始アド
レスの行アドレスに1加え、列アドレスはそのま
まにした第2の読出開始アドレス120−10
が、拡大後2次元パターンメモリ220には第1
の読出開始アドレスの行アドレスにはE倍に拡大
した関係でE加え列アドレスはそのままにした第
2の格納開始アドレス220−2Eが、夫々与え
られ、前記拡大操作が行なわれる。以下第3、…
………、第M2+1の読出開始アドレスおよび格
納開始アドレスが前記第2の読出、格納開始アド
レスと同様の操作で順次発生せられ、前記拡大操
作が行なわれると、拡大2次元パターンメモリ2
20上に拡大後2次元ドツトパターン221が得
られる。
尚拡大率Eは必ずしも整数値である必要はな
く、任意の1以上の実数値でよい。但し拡大後2
次元パターンメモリ220で量子化されるため、
その量子化誤差を含む近似拡大となる。
次に本発明の図形変換装置を用いた図形の縮小
原理について、第3図を用いて説明する。今縮小
前2次元ドツトパターン141を縮小前2次元パ
ターンメモリ140より読み出すための第1読出
開始アドレス140−00および縮小後2次元ド
ツトパターン241を拡大後2次元パターンメモ
リ240に書き込むための第1の書込開始アドレ
ス240−00および縮小率Rが与えられている
ものとする。
縮小前2次元ドツトパターン141を縮小前2
次元パターンメモリ140より、第1の読出開始
アドレス140−00から読み出す際、行アドレ
スが一定で列アドレスが1ずつ増加する(第3図
aで例を示せば行アドレスm3が一定で列アドレ
スがn3、n3+1、…………、n3+N3と順次増加す
る)ようにアドレスが発生するのではなく、行ア
ドレスは一定であるが列アドレスが非連続的に変
化する(第3図aで例を示せば行アドレスm3
一定でアドレスがn3、n3+3、n3+7、………
…、n3+N3−2、n3+N3のごとく、現在の列ア
ドレスが1つ前の列アドレスに比べ、1以上の増
加をする)ようにアドレスが発生し、それに対応
するドツトデータ、d30、d33、d37、…………、d
3N3-2、d3N3を順次読み出す操作を行なう。この
ように発生される列アドレスは、n3からはじまる
連続列アドレスn3,n3+1,…………,n3+N3
間引いていることになる。この間引き率を縮小率
Rと等しい値になるようにアドレス制御すること
により第1の読出開始アドレスより順次読み出さ
れるドツトデータは、連続ドツトデータ列d30
d31,…………,d3N3を周期1/Rでもつてサンプル したドツトデータとなる。これらが読み出される
毎に、縮小後2次元パターンメモリ240に、第
1の格納開始アドレス240−00より書き込み
を開始し、行アドレスk3は一定で列アドレスが
l3、l3+1、…………、l3+R・N3のごとく順次
増加するように発生するアドレスに対応してR・
N3−1個のドツトデータが逐次書き込まれ、縮
小前2次元パターンメモリ140の行アドレスが
m3で列アドレスがn3からn3+N3までの行ドツト
データのR倍に縮小され行ドツトデータが、縮小
後2次元パターンメモリ240の第k3行上に得ら
れる。
以上の操作で縮小後2次元パターンメモリ24
0に書き込みが終了すると、次に新しく縮小前2
次元パターンメモリ140には第2の読出開始ア
ドレスが、縮小後2次元パターンメモリ240に
は第2の格納開始アドレス240−10が夫々与
えられ、前記縮小操作が行なわれる。但し縮小前
2次元パターンメモリ140の列アドレスが一定
で行アドレスが順次増加する方向にもR倍の縮小
操作を行なうため、第2の読出開始アドレスは、
拡大操作のときのように第1の読出開始アドレス
の行アドレスに1加えたものではなく、列アドレ
スn3が一定で行アドレスがm3、m3+1、………
…、m3+M3と順次増加するアドレス列において
周期1/Rで間引いたものである。以下同様の間引き によつて第3、…………、第R・M3−1の読出
開始アドレスが発生され上記縮小操作行なわれる
と、縮小後2次元パターンメモリ240上に、縮
小後2次元ドツトパターン241が得られる。
尚縮小率Rは任意の1以上の実数値でよい。但
し間引間隔が縮小前2次元パターンメモリ140
で量子化されるため、その量子化誤差を含む近似
縮小となる。また第2、…………、第R・N3
1の格納開始アドレスの発生については、第1の
格納開始アドレス240−00の列アドレスは一
定で行アドレスを順次1ずつ増加させることによ
り得られる。
以上のとおり縮小前2次元ドツトパターン14
1を読み出し時にアドレス制御することにより、
縮小後2次元ドツトパターン241を得ることが
できる。
同じようにして縮小前2次元パターン101を
書き込み時にアドレス制御することにより、縮小
後2次元ドツトパターン201を得ることができ
る。即ち、読出および格納開始アドレス、縮小率
の設定方法を同様に行ない、書込クロツクの入力
に同期して前記アドレス制御を行ないながら入力
データを書き込みすればよい。
次に第4図に本発明の図形変換装置を実現する
ため実施例を示すブロツク図を示し、その動作に
ついて以下に説明する。第4図において、300
は2次元パターンメモリ、310は信号線切換ス
イツチ、400,430,500,530はアド
レス計数回路、410,440,510,540
はレジスタ、420,450,520,550は
加算器、600は一致回路を示す。以下の実施例
においては、アドレス計数回路として一般的にカ
ウンタ(例えばテキサスインスツルメント(株)製の
型番SN74193のカウンタ)を用いて説明している
が、初期値が置数可能で、入力クロツクに対して
1ずつカウントアツプ或いはカウントダウンした
出力を並列に出力できるものならば使用可能であ
る。例えば第4図における加算器420とレジス
タ410により示されるような外部入力を順次加
算あるいは減算する方式があり、この場合は信号
線8003に初期値を与え、信号線8001に与
えられる入力クロツクに対して桁上げあるいは桁
下げ信号を用いかつ加算器を加算あるいは減算す
るよう制御し、信号線8004に数値1を固定的
に与えておくことにより1ずつカウントアツプ或
いはカウントダウンした出力を、信号線4101
を利用して出力することができる。
まず回転動作について説明する。まず動作開始
以前にあらかじめ設定される数値データを羅列す
る。2次元パターンメモリ300には信号線30
02を介して回転前2次元ドツトパターン101
が格納されているとする。第1の行および列アド
レスカウンタ400,500には信号線800
2,9002を介して第1の読出開始行アドレス
m1および第1の読出開始列アドレスn1が夫々置
数され、同じく第2の行および列アドレスカウン
タ430,530にも信号線8005,9005
を介して第1の読出開始行アドレスm1および第
1の読出開始列アドレスn1が置数されているとす
る。また第1の行および列加算器420,520
には、信号線8004,9004を介してT=
tan-1α/γを満たす数値αおよびγが夫々入力さ れ、第2の行および列加算器450,550には
信号線8007,9007を介してT=tan-1
(−β/δ)を満たす数値δおよびβが夫々入力され ているものとする、さらに一致回路600には信
号線8500を介して読取開始アドレスから傾斜
をもつて読出される際の一本の傾斜線のドツトデ
ータ数N1+1が入力され、信号線切換決えスイ
ツチ310は310−A側に接続されているもの
とする。尚第1の行および列レジスタ410,5
10および第2の行および列レジスタ440,5
40は零が入力されているとする。
今信号線8001を介して2次元パターンメモ
リ300の読出クロツクが入力されたとする。2
次元パターンメモリ300は第1の行および列ア
ドレスカウンタ400,500の示す第1の読出
開始アドレスm1,n1を信号線4001,500
1を介して受けとり、読み出し動作を開始する。
読出しクロツクは信号線8001を介して第1の
行および列レジスタ410,510に入力され、
第1の行および列加算器420,520の出力を
信号線4203,5203を介して置数する。第
1の行加算器420は、信号線8004を介して
入力される値αと信号線4101を介して入力さ
れる現在の第1の行レジスタ410の値とを加算
し、第1の列加算器520は、信号線9004を
介して入力される値γと信号線5101を介して
入力される現在の第1の列レジスタ510の値と
を加算する。したがつて読出クロツクが第1の行
および列レジスタ410,510に入力される毎
に第1の行レジスタ410にはαずつ、第1の列
レジスタにγずつ加算されていくことになる。そ
の加算途上で、第1の行および列加算器420,
520で桁上げ或いは桁下げを生じた場合は、そ
の桁上げ信号或いは桁下げ信号を信号線420
1,5201を介して第1の行および列アドレス
カウンタ400,500に入力し+1或いは−1
計数する。以上の動作を2次元パターンに即して
説明すると、2次元パターンメモリ300におい
て読出開始アドレスm1,n1より読み出しを行な
うとき、読出クロツクが入力される毎に第1の行
および列レジスタ410,510が各々α、γず
つ更新される。読出クロツクが複数個入力されて
第1の行あるいは列加算器420,520に桁上
げが生じると桁上げ信号を出力し、その出力によ
つて第1の行あるいは列アドレスカウンタ40
0,500が更新される。以上のように行、列ア
ドレスが共に変化し、しかもその関係がT=
tan-1α/γに基づいているので、発生アドレスは主 走査方向と角度Tをなす傾斜線の上を近似的にた
どる。このようにして読出クロツクがN1+1個
入力されると一致回路600によつて信号線85
00を介して入力される値N1+1との一致がと
られ一致信号が信号線6001,6002を介し
て第2の行および列レジスタ440,540に出
力される。その結果第2の行および列加算器45
0,550の作用により、信号線8007,90
07を介して指定されている数δ、βだけ、信号
線4502,5502を介して第2の行および列
レジスタ440,540が更新される。その後第
2の行および列アドレスカウンタ430,530
の出力が、信号線4301,5301を介して第
1の行および列アドレスカウンタ400,500
に入力され、新しい読出開始アドレスからの読み
出しが開始される。前記第2の行或いは列加算器
450,550において、一致信号が複数個入力
されたため桁上げもしくは桁下げ信号が出力され
たときには、信号線4501,5501を介して
第2の行あるいは列アドレスカウンタ430,5
30に入力され桁上げもしくは桁下げ信号に応じ
て+1もしくは−1計数される。以上のように読
出開始アドレス発生においても行、列が共に変化
し、その関係がT=tan-1(−β/δ)に基づいてい るので、発生アドレスは副走査方向と角度Tをな
る傾斜線の上をたどる。
このようにして回転原理のところで述べた動作
を行なうことができる。尚書き込み時に回転を行
なう場合は2次元ドツトパターンを信号線300
2を介して書き込む際に行ない、信号線8001
に書込クロツクを通すことにより実現することが
できる。
次に拡大動作について説明する。まず動作開始
以前にあらかじめ設定される数値データを羅列す
る。2次元パターンメモリ300には信号線30
02を介して拡大前2次元ドツトパターン121
が格納されているとする。第1の行および列アド
レスカウンタ400,500には信号線800
2,9002を介して第1の読出開始行および列
アドレスm2,n2が置数され、第2の行および列
アドレスカウンタ430,530にも信号線80
05,9005を介して第1の読出開始行および
列アドレスm2,n2が置数されているとする。ま
た第1の列加算器520には信号線9004を介
して拡大率Eの逆数1/Eが入力されているものとす る。さらに第2の行加算器450には信号線80
07を介して拡大率Eの逆数1/Eが入力され、一致 回路600には信号線8500を介してE・(N2
+1)が入力されているものとする。信号線切換
えスイツチ310は310−A側に接続されてい
るとする。また残り8006,9003の信号線
からは零が各々第2の行レジスタ440、第1の
列レジスタ510に転送されているものとする。
尚第1の行レジスタ410および第1の行加算器
420第2の列レジスタ540および第2の列加
算器550については、信号線8003,800
4,9006,9007を介して各々零を初期設
定することにより事実上動作しないようにする。
今信号線8001を介して2次元パターンメモ
リ300の読出クロツクが入力されたとする。2
次元パターンメモリ300は、第1の行および列
アドレスカウンタ400,500の示す第1の読
出開始アドレスm2,n2を信号線4001,,50
01を介して受けとり、読み出し動作を開始す
る。読出クロツクは信号線8001を介して第1
の列レジスタ510に入力され、第1の列加算器
520の出力を信号線5203を介して置数す
る。また第1の列加算器520は、信号線900
4を介して入力される値1/Eと信号線5101を介 して入力される現在の第1の列レジスタ500の
値を加算する。したがつて読出クロツクが第1の
列レジスタ510に入力される毎に第1の列レジ
スタ510には1/Eずつ加算されていくことにな る。その加算途上で第1の列加算器520で桁上
げを生じた場合は、その桁下げ信号を信号線52
01を介して第1の列アドレスカウンタ500に
入力し+1計数する。以上の動作を2次元パター
ンに即して説明すると、2次元パターンメモリ3
00において読出開始アドレスm2,n2より読み
出し動作を行なうとき、読出クロツクが入力され
る毎に第1の列レジスタ510が1/Eずつ更新され る。その間第1の行および列アドレスカウンタの
値は一定であるから同一アドレスのドツトデータ
を何度も読み出すことになる。読出クロツクがE
個入力されると第1の列加算器520が桁上げ信
号を出力し第1の列アドレスカウンタ500を+
1計数するので読み出し動作は行アドレスm2
列アドレスn2+1に移動する。以上のようにして
各アドレスで重複読み出しを行ない、読出クロツ
クがE・(N2+1)個入力されると一致回路60
0によつて信号線8500を介して入力される値
E・(N2+1)との一致がとられ一致信号が信号
線6001を介して第2の行レジスタ440に出
力される。その結果第2の行加算器450の作用
により、信号線8007を介して指定されている
数1/Eだけ、信号線4502を介して第2の行レジ スタ440が更新される。
その後第2の行および列アドレスカウンタ43
0,530の出力が、信号線4301,5301
を介して第1の行および列アドレスカウンタ40
0,500に入力され新しい読出開始アドレスか
らの読み出しが開始される。前記第2の行加算器
450において、一致信号がE個入力されるまで
桁上げ信号が出力されないため、2次元パターン
の先頭の1行分のドツトデータのE倍の拡大がな
されることになる、一致信号がE個入力されると
第2の行加算器450の桁上げ信号が信号線45
01を介して第2の行アドレスカウンタ430に
入力され+1計数される。
このようにして拡大原理のところで述べた動作
を行なうことができる。
次に縮小動作について説明する。この動作は、
前記拡大動作と基本的には同様に考えられるの
で、動作開始以前にあらかじめ設定される数値デ
ータのちがいを述べるに留める。第1および第2
の行および列アドレスカウンタ400,500,
430,530に、第1の読出開始アドレス
m3,n3が置数され、第1の列加算器および第2
の行加算器520,450には縮小率Rが入力さ
れているとする。また一致回路600にはR・
(N3+1)が入力されており、信号線切換スイツ
チ310は310−B側に接続されているとす
る。したがつて2次元パターンメモリ300に対
する読出或いは書込みクロツクとして信号線80
01上のクロツクを用いず第1の行および列加算
器420,520の桁上げ或いは桁下げ信号の論
理和(OR回路320の出力)を用いていること
になり、2次元パターンメモリ300に書き込ま
れるドツトデータ或いは2次元パターンメモリ3
00から読み出されるドツトデータは間引かれる
ことになり、縮小動作となる。
以上回転、拡大、縮小動作について述べたが、
読出或いは書込データ量の制御については触れな
かつた。第4図において、一致回路600と同様
の回路を設け、あらかじめ設定しておいたデータ
量の値と、読出或いは書込みクロツクの計数値と
を比較し、一致信号を出力することにより、デー
タ転送を終了するようにすればよい。
また以上のいずれの動作においてもレジスタの
初期設定値については明言しなかつたが、各動作
は重複、或いは間引きを含むサンプリング動作で
あり、前記レジスタの初期設定値によつてサンプ
リングの開始点が異なるようにすることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、図形の回転原理を説明するためのパ
ターンメモリの模式図、第2図は図形の拡大原理
を説明するためのパターンメモリの模式図、第3
図は図形の縮小原理を説明するためのパターンメ
モリの模式図、第4図は本発明の図形変換装置を
実現するための1実施例を示すブロツク図であ
る。 図中、100,200,120,220,14
0,240……2次元パターンメモリ、101,
201,121,221,141,241……2
次元ドツトパターン、300……2次元パターン
メモリ、400,430,500,530……ア
ドレス計数回路、410,440,510,54
0……レジスタ、420,450,520,55
0……加算器、310……信号線切換えスイツ
チ、600……一致回路、3001,3002…
…出力、入力ドツトデータを通す信号線、800
1……読出要求、書込みクロツクを通す信号線、
4001,5001……行、列アドレスを通す信
号線、8002,9002,8005,900
5,4301,5301……読出、書込開始アド
レスを通す信号線、8004,8007,900
4,9007……回転角度、拡大、縮小率を指示
するパラメータを通す信号線である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドツトマトリクス量子化された任意のサイズ
    の2次元パターンを、任意の角度回転或いは任意
    の大きさに拡大、縮小変換する図形の変換装置に
    おいて、ドツトマトリクスで量子化された2次元
    ドツトパターンを格納或いは読み出す2次元パタ
    ーン記憶手段と、前記2次元パターン記憶手段の
    ドツト位置を指示するアドレス値を計数する第1
    の行および列アドレス計数手段と外部から入力さ
    れる第1のクロツクに同期して置数動作をする第
    1の行および列置数手段と、前記第1の行および
    列置数手段の出力値と外部からの指定数値とを
    各々加算しその加算結果を前記第1の行および列
    置数手段に各々出力し、かつ行に関する第1の桁
    上げ或いは桁下げ信号および列に関する第1の桁
    上げ或いは桁下げ信号を夫々前記第1の行および
    列アドレス計数手段に出力する第1の行および列
    加算手段と、前記第1のクロツクの入力数と、前
    記行に関する第1の桁上げ或いは桁下げ信号と列
    に関する第1の桁上げ或いは桁下げ信号の入力
    の、いずれかを計数し外部からの指定数値との一
    致をみたら一致信号を出力する一致手段と、前記
    2次元パターン記憶手段のドツト位置を指示する
    アドレス値を計数し、該アドレス値を前記一致信
    号に同期して前記第1の行および列アドレス計数
    手段に転送する第2の行および列アドレス計数手
    段と、前記一致信号に同期して置数動作をする第
    2の行および列置数手段と、前記第2の行および
    列置数手段の出力値と外部よりの指定数値とを加
    算しその加算結果を前記第2の行および列置数手
    段に出力し、かつ、行に関する第2の桁上げ或い
    は桁下げ信号および列に関する第2の桁上げ或い
    は桁下げ信号を前記第2の行および列アドレス計
    数手段に出力する第2の行および列加算手段から
    構成されることを特徴とする図形変換装置。
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JPS607477A (ja) * 1983-06-27 1985-01-16 ヤマハ株式会社 画像表示装置
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JPS6378277A (ja) * 1986-09-20 1988-04-08 Fujitsu Ltd 画像情報システムにおけるオ−ダ生成方式
JP2725062B2 (ja) * 1989-08-01 1998-03-09 株式会社リコー 画像処理装置

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